JP2000352255A - 締付け仮錠装置 - Google Patents

締付け仮錠装置

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JP2000352255A
JP2000352255A JP11165980A JP16598099A JP2000352255A JP 2000352255 A JP2000352255 A JP 2000352255A JP 11165980 A JP11165980 A JP 11165980A JP 16598099 A JP16598099 A JP 16598099A JP 2000352255 A JP2000352255 A JP 2000352255A
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fixed
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健一 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作ハンドルが歪曲変形に対して強化され、
操作者の手の平に痛覚を与えることがなく、施錠位置に
確定性のある締付け仮錠装置を提供する。 【解決手段】 一方の被緊締体10Aに固着される受金
8と、他方の被緊締体10Bに固着されるベース3と、
べ−ス3の軸受板部3aに枢軸9によって連結される操
作ハンドル1と、受金8の受溝部12と係脱する掛金5
とからなり、横断面U字状の背面カバー2を横断面U字
状の操作ハンドル1の背面凹部1cに合成横断面が箱型
をなすように嵌め入れ、ベース3軸受板部3aの根元部
分に立ち上がり壁部3bを形成し、掛金5の基端軸部5
bが施錠位置に来たとき、ベース3の軸受板部3aの根
元部分の立ち上がり壁部3bに該基端軸部5bを当接さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】 本発明は、ボックス本体と
蓋等と言った2つの被緊締体を閉鎖状態に拘束保持する
締付け仮錠装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 従来の締付け仮錠装置は、一方の被緊
締体に固着される受金と、他方の被緊締体に固着される
ベースと、べ−スの軸受板部に枢軸によって連結される
横断面U字状の操作ハンドルと、先端軸部が受金の受溝
部と係脱し、基端軸部が操作ハンドルの基端部の軸孔に
挿入される掛金とで構成されている。この締付け仮錠装
置では、一方の被緊締体を他方の被緊締体に対して閉鎖
回転させた後、掛金の先端軸部を受金の受溝部に係合さ
せ、前記枢軸を中心に操作ハンドルを押し倒し回転させ
る。掛金の基端軸部が前記枢軸と受溝部を結ぶ直線上の
位置すなわち死点位置を他方の被緊締体側に越えると、
掛金に固有の弾性による回転力の作用方向が逆転し、操
作ハンドルは倒伏方向に回転付勢される。これによって
2つの被緊締体は閉鎖状態に締付け保持される。
【0003】締付け保持の原動力は掛金自体の弾性に依
存しているため、被緊締体が大型かつ重量化すればする
程、掛金は太く設計され、掛金を介して受金や操作ハン
ドルに働く外力が強大化することになり、操作ハンドル
などの歪曲変形の原因となる。 従来の締付け仮錠装置
では、操作ハンドルは金属板を横断面U字状にプレス加
工して形成されたものであり、操作ハンドルの背面凹部
は開放されたままであるから、前記歪曲変形に対する抵
抗力には限界があった。また、締付け仮錠を解除するに
は、前記の大きな回転付勢力に抗して操作ハンドルを引
き起こし回転させなければならないのであるが、操作ハ
ンドルを握った手の平に操作ハンドルの平行側壁部のエ
ッジ部分が当たるため、操作者は相当の痛覚を感じるこ
とが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 したがって、本発明
の目的は、操作ハンドルが歪曲変形に対して強化されて
いるとともに、操作者の手の平に痛覚を与えることがな
く、また、施錠位置に確定性を持たせることができる締
付け仮錠装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 以下、添付図面中の参
照記号を用いて説明すると、本発明の締付け仮錠装置
は、一方の被緊締体10Aに固着される受金8と、他方
の被緊締体10Bに固着されるベース3と、べ−ス3の
軸受板部3aに枢軸4によって連結される横断面U字状
の操作ハンドル1と、操作ハンドル1の背面凹部1cに
嵌め込まれ、操作ハンドル1に固着される横断面U字状
の背面カバ−2と、先端軸部5aが受金8の受溝部12
と係脱し、基端軸部5bが操作ハンドル1の基端部の軸
孔13に挿入される掛金5とからなる。そして、背面カ
バー2と操作ハンドル1の合成横断面が箱型をなすよう
に背面カバー2を嵌め入れ、ベース3の軸受板部3a,
3bの根元部分に立ち上がり壁部3c,3dを形成し、
掛金5の基端軸部5bが枢軸4と受溝部12を結ぶ直線
Lを被緊締体10B側に越えた施錠位置に来たとき、該
基端軸部5bを前記立ち上がり壁部3bに当接させる。
【0006】このように構成された締付け仮錠装置で
は、一方の被緊締体10Aを他方の被緊締体10Bに対
して閉鎖回転させたあと、掛金5の先端軸部5aを受金
8の受溝部12に係合させる。そして、前記枢軸4を中
心に操作ハンドル1を押し倒し回転させると、掛金5の
基端軸部5bが被緊締体10Bに近づく方向に移動す
る。掛金5の基端軸部5bが掛金5の先端軸部5aと枢
軸4結ぶ直線Lを被緊締体10B側に越えて、ベース3
の前記立ち上がり壁部3c,3dに当接したとき、掛金
5の固有の弾性による回転力は操作ハンドル1を被緊締
体10Bにさらに向かわせる方向に作用する。これによ
って、2つの被緊締体10A,10Bは互いに閉鎖状態
に締め付け施錠される。
【0007】この締付け施錠を解除するには、操作ハン
ドル1と被緊締体10Bの間に残されている空間に手を
差し入れて操作ハンドル1を背面カバー2と一緒に握
り、枢軸4を中心に操作ハンドル1を引き起こし回転さ
せれば良い。操作ハンドル1の引き起こし回転につれ
て、掛金5の基端軸部5bが被緊締体10Bから離れて
いき、該基端軸部5bが前記直線Lを被緊締体10Bの
反対側に越えると、掛金5の固有の弾性による回転力は
逆転し、操作ハンドル1は被緊締体10Bよりさらに離
れる方向に回転付勢される。このあと、掛金5の先端軸
部5aを受金8の受溝部12から外すことによって、2
つの被緊締体10A,10Bを分離開放することができ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】 図1から図3示した実施例の締
付け仮錠装置は、ベース3と受金8が同一平面上に配置
して使用される、平面取付け型のものである。受金8の
左右一対の平行壁部8a,8bの基端折曲げ部8c,8
dには4つの固着用透孔11が設けられ、受金8は該透
孔11を通るボルト等の固着具9によって被緊締体10
Aに固着される。ベース3の中央主版部分には2個の固
着用透孔16が形成され、ベース3は該透孔16を通る
ボルト等の固着具17によって被緊締体10Bに固着さ
れている。
【0009】操作ハンドル1の左右一対の平行壁部1
a,1bには軸孔15が横断方向に形成されており、ベ
ース3の左右一対の軸受板部3a,3bには軸孔14が
横断方向に形成されている。これら軸孔に挿通された枢
軸4の先端部は、座金7を介して抜脱不能に加締め固定
されている。背面カバー2の左右一対の平行壁部2a,
2bは操作ハンドル1の平行壁部1a,1bと重なるよ
うにして操作ハンドル1の背面凹部1cに嵌め込まれ、
これら平行壁部を貫通するリベット等の固着具6によっ
て操作ハンドル1に固着されている。
【0010】掛金5は金属棒を矩形状に折曲加工したも
のであり、操作ハンドル1の平行壁部1a,1bの軸孔
13から基端軸部5bが外れないように内側に圧縮変形
されている。背面カバー2は金属やプラスチック等の各
種素材で作製され、ゴムなどの表面被覆材が適宜に施さ
れ、使用者の選択に応じて背面カバー2が適宜交換され
る。
【0011】図4と図5示した実施例の締付け仮錠装置
は、ベース3と受金8が互いに直角な面に配置して使用
される、直角取付け型のものである。
【0012】
【発明の効果】 以上のように本発明の締付け仮錠装置
では、横断面U字状の背面カバ−2を操作ハンドル1の
背面凹部1cに操作ハンドル1との合成横断面が箱型を
なすように嵌め入れて固着具6で固着してあるため、掛
金7の引張力による歪曲変形に対して強化され、堅牢性
が大幅に向上している。また、操作者の要望に応じて背
面カバー2の材質や表面被覆を変更することによって、
触感の異なる操作ハンドルを簡単に提供することができ
る。
【0013】また、操作者の手の平には背面カバー2の
平坦な主体板部分が当たり、操作ハンドル1の平行壁板
部のエッジ部分だけが直接当たることがないので、掛金
5が強力化して操作ハンドル1の引き上げ回転時の操作
力が大きくなっても、操作者の手の平に痛覚を与えるこ
とがない。
【0014】さらにまた、掛金5の基端軸部5bが枢軸
9と受溝部12を結ぶ直線Lを被緊締体10B側に越え
た施錠位置に来たとき、該基端軸部5bがベース3の立
ち上がり壁部3c,3dに当接するため、施錠位置に確
定性が与えられるとともに、操作ハンドル1と被緊締体
10Bの間に操作者の手を差し入れるための余裕空間が
常に確保されることになり、操作性が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る平面取付け型の締付
け仮錠装置の施錠状態における正面図である。
【図2】 図1の締付け仮錠装置の底面図である。
【図3】 図1のA−A線断面図である。
【図4】 本発明の別の実施例に係る直角取付け型の締
付け仮錠装置の施錠状態における底面図である。
【図5】 図4の締付け仮錠装置の中央縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 操作ハンドル 2 背面カバ− 3 べ−ス 4 枢軸 5 掛金 6 固着具 7 座金 8 受金 9 固着具 10A 被緊締体 10B 被緊締体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の被緊締体10Aに固着される受金
    8と、他方の被緊締体10Bに固着されるベース3と、
    べ−ス3の軸受板部3aに枢軸4によって連結される横
    断面U字状の操作ハンドル1と、操作ハンドル1の背面
    凹部1cに嵌め込まれ、操作ハンドル1に固着される横
    断面U字状の背面カバ−2と、先端軸部5aが受金8の
    受溝部12と係脱し、基端軸部5bが操作ハンドル1の
    基端部の軸孔13に挿入される掛金5とからなり、背面
    カバー2と操作ハンドル1の合成横断面が箱型をなすよ
    うに背面カバー2を嵌め入れ、ベース3の軸受板部3
    a,3bの根元部分に立ち上がり壁部3c,3dを形成
    し、掛金5の基端軸部5bが枢軸4と受溝部12を結ぶ
    直線Lを被緊締体10B側に越えた施錠位置に来たと
    き、該基端軸部5bが前記立ち上がり壁部3bに当接す
    るようにした締付け仮錠装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020171885A (ja) * 2019-04-10 2020-10-22 東西化学産業株式会社 異物除去装置

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