JP2000352010A - 路面用ペイント塗布装置 - Google Patents

路面用ペイント塗布装置

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JP2000352010A
JP2000352010A JP11165661A JP16566199A JP2000352010A JP 2000352010 A JP2000352010 A JP 2000352010A JP 11165661 A JP11165661 A JP 11165661A JP 16566199 A JP16566199 A JP 16566199A JP 2000352010 A JP2000352010 A JP 2000352010A
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Japan
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road surface
paint
receiving plate
surface paint
vehicle
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JP11165661A
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English (en)
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Minoru Taniyama
實 谷山
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Daia Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受板上に受けられた路面用ペイントを自動的
に除去し、連続的な塗布作業を可能とする路面用ペイン
ト塗布装置を提供する。 【解決手段】 遮断装置160により、路面用ペイント
92がペイント放出装置100へ供給されているときは
その受板162が開放位置とされるが、その供給が停止
されると受板162が遮断位置とされてその供給の停止
後にも放出される路面用ペイント92が受板162に受
けられるので、路面30に描かれたラインの端部が鮮明
となる。また、ヒータ(加熱装置)182によってその
受板162が加熱されることにより、その受板162上
に受けられた路面用ペイント92の流動性が保持される
ので、たとえば受板162が開放位置とされて略垂直と
されると、受板162上に受けられた路面用ペイント9
2が路面30上に落下してその受板162から路面用ペ
イント92が除去される。したがって、受板162上に
受けられた路面用ペイント92が自動的に除去され、連
続的な塗布作業が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続回転させられ
る円筒状回転体に供給された流動性の路面用ペイントを
その遠心力により路面に向かって飛散させることにより
路面上に塗布する路面用ペイント塗布装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】道路標識や区画線、文字などの路面ライ
ンを路面上に描く際には、樹脂、フィラー(充填剤)、
および顔料から成る所定のペイントを路面上に塗布して
ラインを描く路面用ペイント塗布装置が使用されてい
る。このような路面用ペイント塗布装置の一種に、連続
回転する円筒状回転体に供給される流動性の路面用ペイ
ントを遠心力を利用して細粒化し路面に向かって放出す
るペイント放出装置を備えて該路面上を走行する車両に
設けられ、該車両の走行に伴ってその路面上に路面用ペ
イントを塗布する離間式の路面用ペイント塗布装置があ
る。このような離間式の路面用ペイント塗布装置では、
路面用ペイントを飛散させることにより路面に塗布する
ため、表面の凹凸が大きい透水性舗装道路上などにおい
ても路面ラインが好適に描かれ得る利点があるが、上記
円筒状回転体に流動性の路面用ペイントを供給する流量
制御弁を閉じても、所定時間の間はその流量制御弁の出
口や円筒状回転体に付着した流動体ペイントが飛散する
ので、路面に描かれたラインの端部が不鮮明となる不都
合があった。
【0003】これに対し、受板をペイント放出装置の放
出口下部の遮断位置とその放出口から離れた開放位置と
に位置させる遮断装置を設け、路面用ペイントがペイン
ト放出装置に供給されてその路面用ペイントが放出され
ている時には受板を開放位置に位置させるが、路面用ペ
イントのペイント放出装置に供給が停止されると、直ち
に受板を遮断位置とすることにより路面に描かれたライ
ンの端部が鮮明となるようにすることなどが考えられ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように遮断装置を設けた路面用ペイント塗布装置におい
ては、受板上に付着して固化した路面用ペイントが堆積
すると、その除去が必要となり、塗布作業を停止させて
受板上に堆積した路面用ペイントを除去する作業が頻繁
に必要となり、塗布作業の能率が低下するという欠点が
あった。
【0005】本発明は以上の事情を背景として為された
もので、その目的とするところは、受板上に受けられた
路面用ペイントを自動的に除去し、連続的な塗布作業を
可能とする路面用ペイント塗布装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、連続回転する円筒状
回転体に供給される流動性の路面用ペイントを遠心力を
利用して細粒化し路面に向かって放出するペイント放出
装置を備えてその路面上を走行する車両に設けられ、そ
の車両の走行に伴って路面上に路面用ペイントを塗布す
る路面用ペイント塗布装置であって、(a) 前記ペイント
放出装置の放出口を遮断する受板と、その受板をその放
出口と路面との間の放射経路を遮断する遮断位置とその
放射経路を開く開放位置との間で駆動する受板駆動装置
とを有し、前記路面用ペイントのペイント放出装置への
供給が行われているときはその受板を開放位置とする
が、その供給が停止されると上記受板を遮断位置として
その供給の停止後に放出される路面用ペイントを受板に
受ける遮断装置と、(b) 前記受板上に受けられた前記路
面用ペイントの流動性を保持するためにその受板を加熱
する加熱装置とを、含むことにある。
【0007】
【発明の効果】このようにすれば、遮断装置により、路
面用ペイントがペイント放出装置へ供給されているとき
はその受板が開放位置とされるが、その供給が停止され
ると上記受板が遮断位置とされてその供給の停止後に放
出される路面用ペイントが受板に受けられるので、路面
に描かれたラインの端部が鮮明となる一方、加熱装置に
よってその受板が加熱されることにより、その受板上に
受けられた路面用ペイントの流動性が保持されるので、
たとえば次の塗布作業開始時などにおいて受板が開放位
置とされて略垂直とされると、受板上に受けられた路面
用ペイントが路面上に落下してその受板から路面用ペイ
ントが除去される。したがって、受板上に受けられた路
面用ペイントが自動的に除去され、連続的な塗布作業が
可能となる。
【0008】
【発明の他の態様】ここで、好適には、前記受板に設け
られ、その受板上に受けられた路面用ペイントに向かっ
て気体を噴射することによりその路面用ペイントを一方
向へ飛散させる気体噴射装置と、前記ペイント放出装置
に設けられ、その気体噴射装置からの気体の噴射によっ
て飛散した路面用ペイントを受けて捕集するペイント捕
集容器とがさらに備えられる。このようにすれば、受板
が水平な状態であっても、作業者による除去作業を要す
ることなく、受板上に受けられた路面用ペイントが積極
的に除去される。
【0009】また、好適には、前記遮断装置の受板は、
前記ペイント放出装置の放出口と路面との間で略水平と
なる姿勢とされる遮断位置と、上記放出口の車両進行方
向側において略垂直となる姿勢とされる開放位置との間
で回動させられるものである。このようにすれば、受板
が開放位置とされたとき、その受板に受けられた路面用
ペイントの落下位置は路面上のラインの上或いはそのラ
インが描かれる場所の上となる利点がある。
【0010】また、好適には、前記加熱装置は、前記受
板上に受けられた路面用ペイントが溶解或いは液化させ
られる温度にその受板を加熱し且つ保持するものであ
る。このようにすれば、受板上に受けられた前記路面用
ペイントの流動性が好適に保持される。
【0011】
【発明の好適な実施の形態】以下、本発明の一実施例を
図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の一実
施例である路面用ペイント塗布装置10が装着された車
両12の側面図であり、図2はその車両12の平面図で
ある。本実施例の車両12は、図示しない原動機と荷台
14とを備え、運転者によって走行操作される所謂トラ
ックである。
【0012】上記車両12の荷台14上には、発電機1
6、コンプレッサ18、LPガスボンベ20、光をその
入射方向に向かって反射させるための小球状ガラスであ
るビーズを貯留するビーズタンク22、接着剤などとし
て機能する液状樹脂であるプライマを貯留するプライマ
ータンク24、路面用ペイントを溶解するための溶解釜
26、溶解された路面用ペイントをその流動性を保持す
るために保温する保温タンク28がそれぞれ設けられて
いる。それら溶解釜26および保温タンク28には、上
記LPガスボンベ20から供給されるLPガスを燃焼さ
せる図示しないガスバーナが熱源として設けられてい
る。上記車両12の荷台14の下であって車両12の運
転席側すなわち進行方向に向かって右側には、路面用ペ
イントの塗布に先立って圧縮空気を用いて路面30上を
清掃するためのエアブラシ32、路面用ペイントの塗布
に先立って路面30上にプライマを吹きつけるプライマ
ガン34、予め路面30上に引かれている目標線を撮像
するためのテレビカメラ36、38、路面用ペイント塗
布装置10、塗布された直後の路面用ペイント上に固着
するためにビーズを吹きつけるビーズガン40、車両1
2の走行速度を検出するための走行速度検出装置42
が、車両の前部から後部に向かって順次設けられてい
る。
【0013】図3は、上記路面用ペイント塗布装置10
を車両12の進行方向に対して交差する方向であって好
適には進行方向に対して略直角を成す方向に移動可能な
状態で支持し且つその方向に駆動することにより、収納
位置と塗布位置とのいずれかに位置させるとともに目標
線に沿って逐次位置決めするために車両12に設けられ
た位置決め駆動装置46を示している。この位置決め駆
動装置46は、横根太48を介して荷台14を支持する
シャーシフレーム50上に固定された1対の案内装置5
2と、その案内装置52によって車両12の進行方向に
対して略直角を成す方向であって水平方向に案内される
1対のレール54と、1対の固定ビーム56を介して上
記シャーシフレーム50に固定されるとともに、上記1
対のレール54の基端部に作動的に連結されてそれら1
対のレール54を駆動する駆動装置58と、上記1対の
レール54の中間部を摺動可能にそれぞれ把持する2対
の案内装置60を有し、その1対のレール54によって
荷台14の下側に位置する収納位置から荷台14の外側
の作業位置まで案内される移動部材62と、1対のレー
ル54のうちの運転席側のレール54に固設され、上記
移動部材62を収納位置と作業位置との間で移動させる
駆動シリンダ64とを備えている。図3は移動部材62
が収納位置に位置している状態を示している。また、図
3の2点鎖線は荷台14の外側位置を示している。
【0014】上記駆動装置58は、上記1対の固定ビー
ム56の先端部を相互に連結する連結板66に固設され
た駆動モータ68と、その連結板66に一端部が回転可
能に支持され且つ他端部が1対のレール54の基端部を
相互に連結する連結部材69に螺合されたねじ軸70
と、駆動モータ68の出力軸およびねじ軸70を作動的
に連結して回転力を伝動する伝動ベルト72とを備えた
ものである。また、上記移動フレーム62には、図4に
示すように、路面用ペイント塗布装置10が固定される
1対の支持ブラケット74と、その1対の支持ブラケッ
ト74を上下方向すなわち垂直方向に移動させて路面用
ペイント塗布装置10を上昇位置すなわち非作業位置と
下降位置すなわち作業位置とに位置させるための2対の
上下シリンダ76とを備えている。
【0015】そして、上記移動部材62とレール54と
の間には、それらの水平方向の相対移動を阻止するため
の水平方向掛止装置78が設けられている。この水平方
向掛止装置78は、レール54に固定された部材80に
おいてそのレール54に直交する水平な1軸まわりに回
動可能に取付られたフック82と、移動部材62におい
て上記水平な1軸まわりに平行な方向へ突設された掛止
めピン84とを備え、路面用ペイント塗布装置10が収
納位置に位置させられているときにフック82が掛止め
ピン84に引っかけられることによりその路面用ペイン
ト塗布装置10のレール54に平行な移動が阻止される
ようになっている。また、上記移動部材62と支持ブラ
ケット74との間にはそれらの垂直方向の相対移動を阻
止するための垂直方向掛止装置86が設けられている。
この垂直方向掛止装置86は、移動部材62においてそ
のレール54に直交する水平な1軸まわりに回動可能に
取付られたフック88と、支持ブラケット74において
上記水平な1軸まわりに平行な方向に固設された掛止め
ピン90とを備え、路面用ペイント塗布装置10が上昇
位置に位置させられているときにフック88が掛止めピ
ン90に引っかけられることによりその路面用ペイント
塗布装置10の上下方向の移動が阻止されるようになっ
ている。
【0016】図4の路面用ペイント塗布装置10はその
側面を示しており、図5はその路面用ペイント塗布装置
10の平面を示しており、図6は、その路面用ペイント
塗布装置10の上部に設けられたペイント受部材89や
ペイント貯留容器96の上半分を取り除いた路面用ペイ
ント塗布装置10の下半分の車両進行方向に平行な縦断
面を示している。このペイント塗布装置10は、全体と
して縦長の矩形状を成しており、前記支持ブラケット7
4に固定される1対の取付ブラケット91を備えてい
る。ペイント塗布装置10は、保温タンク28に設けら
れた自動開閉扉228および案内樋94を介して流下さ
せられ且つペイント受部材89により受けられた流動性
の路面用ペイント92を所定量受け入れるホッパ状のペ
イント貯留容器96と、そのペイント貯留容器96内に
貯留されたペイント92の液面を検出するレベルセンサ
97と、路面ラインの幅方向の長手形状を備えた放出口
121を通して上記ペイント貯留容器96内に貯留され
た流動性の路面用ペイント92を路面30に向かって放
出するペイント放出装置100と、上記ペイント貯留容
器96とペイント放出装置100との間に設けられ、そ
のペイント貯留容器96内からペイント放出装置100
へ供給される路面用ペイント92の流量を制御するため
の流量制御弁102とを備えている。
【0017】上記ペイント貯留容器96の下部には車両
の進行方向に略直交する方向に延びる長手状開口104
が形成されており、その開口を囲むようにペイント貯留
容器96の下部に固設されたフランジ106が流量制御
弁102のバルブボデー108の上面に固定されてい
る。このバルブボデー108には、上記長手状開口10
4から下方へ向かって貫通する通路110と、その通路
110の中間に設けられてその通路110内を流動する
ペイント92の流通面積を変化させるために軸方向に延
び且つ直径方向に貫通する長手状貫通穴112を備えた
円柱状の回転弁子114とがその軸まわりの回転可能に
設けられている。すなわち、流量制御弁102は所謂ロ
ータリバルブと同様に構成されている。
【0018】上記バルブボデー108の下面には、ペイ
ント放出装置100の本体116が固定されている。こ
の本体116内には、前記車両の進行方向に略直交する
方向すなわち長手状貫通穴112或いは回転弁子114
の長手方向に平行な状態で水平方向に所定間隔を隔てた
1対の円柱状回転体118、120がその軸まわりの回
転が可能に設けられている。上記流量制御弁102を通
過したペイント92がそれら1対の円柱状回転体11
8、120の間に落下させられるように、本体116と
バルブボデー108との相対位置が設定されている。こ
れら円柱状回転体118、120はペイント92を塗布
するための塗布ロールとして機能するものであって、そ
れらのうちの少なくとも一方は、ローレットのような多
数の凹凸或いは外周歯が外周面に形成された円柱体、或
いは多数本の繊維がブラシ状に外周面に植設された円柱
体から構成され、本体116の放出口121を通して多
数の細粒化されたペイント92が下方すなわち路面30
に向かって射出されるようになっている。上記長手状貫
通穴112は、路面30に描くべきラインの幅寸法(例
えば150mm程度)と略同等の長手寸法を備えてお
り、また、上記1対の円柱状回転体118、120およ
び放出口121は、そのラインの幅方向の長手状であっ
て上記長手状貫通穴112よりも十分に大きいが上記ラ
インの幅寸法に略対応した長さ寸法に設定されている。
【0019】図6のVII-VII 視断面、すなわち路面用ペ
イント塗布装置10の車両進行方向に直交する縦断面で
ある図7、および図6のVIII-VIII 視断面、すなわち路
面用ペイント塗布装置10の円柱状回転体118、12
0の回転軸心を通る水平断面である図8に示すように、
上記円柱状回転体118、120の両端部は、バルブボ
デー108および本体116の端面に固定された1対の
側板122、124を貫通させられるとともに、その側
板122、124に固設された支持板126、128に
よりベアリング130を介してそれぞれ支持されてい
る。これにより、円柱状回転体118、120は、その
外周面と本体116との間に僅かな隙間が形成された状
態で回転可能に支持されている。これら円柱状回転体1
18、120の一端部には、相互に噛み合う1対の歯車
132、134が固定されるとともに、一方の円柱状回
転体120の一端部には、駆動モータ136の出力軸に
設けられたプーリ138とともに伝動ベルト140が巻
き掛けられるプーリ142が固定されており、その駆動
モータ136によって円柱状回転体118、120が図
6の矢印に示す回転方向へ比較的高速で回転駆動される
ようになっている。これにより、1対の円柱状回転体1
18、120の間に落下させられたペイント92は、細
粒化された状態で本体116の放出口121を通して図
6の破線の矢印に沿って路面30に向かって射出され
る。
【0020】図7に示すように、前記流量制御弁102
の回転弁子114の一端部には、円弧状の外周歯を備え
たセクター146が固定されるとともに、そのセクター
146の外周歯には、ロータリエンコーダ148の出力
軸に形成された外周歯が噛み合わされている。このロー
タリエンコーダ148は、流量制御弁102の開度すな
わち流量制御弁102の回転弁子114の角度位置を検
出する角度位置センサとして機能している。また、図4
にも示すように、上記流量制御弁102の回転弁子11
4の他端部にはレバー150が固定されており、油圧シ
リンダ152の出力ロッドに固定された回動連結部材1
54がそのレバー150に回動可能に連結されている。
これにより、流量制御弁102の回転弁子114が所望
の角度へ駆動されるようになっている。
【0021】図9および図10は、流量制御弁102を
閉じた後でもペイント放出装置100から路面30へ向
かって放出されるペイント92を遮断するために1対の
側板122、124に設けられた遮断装置160を説明
する図であって、図9は車両の側面側から見た図であっ
て幅方向の中央に位置する切断面を表す断面図、図10
は車両の運転席側から見た正面図である。
【0022】上記遮断装置160は、車両12の進行方
向に直角であって略水平な回動軸心まわりに1対の側板
122、124により回動可能に支持されて前記放出口
121から路面30に向かうペイント92の放出口12
1を遮蔽する略水平な遮蔽位置すなわち放出口121と
路面30との間の放射経路を遮断する遮断位置とその放
出口121すなわち放射経路を開放する開放位置との間
で回動させられる矩形状すなわち長手状の受板162
と、圧縮空気を駆動エネルギとしてその受板162を遮
断位置と開放位置とへ駆動する受板駆動装置として機能
する回動アクチュエータ164とを有し、路面用ペイン
ト92のペイント放出装置100すなわち円筒状回転体
118、120への供給が行われているときは上記受板
162を放出口121と路面30との間の放射経路を開
くための略垂直な開放位置とするが、その供給が停止さ
れると受板162を放出口121と路面30との間の放
射経路を遮断するための略水平な遮断位置としてその供
給停止後においても放出される路面用ペイント92を受
板162を用いて受けることにより、路面30への放出
を遮断する。図9の実線は遮断位置を示し、2点鎖線は
開放位置を示している。上記受板162は、その開放位
置において放出口121の車両進行方向側すなわち前進
方向側に位置させられている。
【0023】上記受板162は、上記回動軸心まわりに
回動可能に1対の側板122および124に設けられた
板状アーム166および管状アーム168を長手方向の
両端部に備えている。上記板状アーム166は、側板1
22に固定された回動アクチュエータ164の出力軸と
カップリング部材170を介して連結されており、上記
管状アーム168は、側板124に固定された連結ピン
172にその軸心まわりの回動可能に嵌合された嵌合部
材174に固定されている。上記連結ピン172に接続
された空気配管176は、その連結ピン172および嵌
合部材174を介して管状アーム168に常時連通させ
られている。
【0024】上記受板162には、その受面180に受
けたペイント92をその流動性が失われない温度すなわ
ち溶解或いは液化させられる温度まで加熱保持してそれ
を固着させないようにするためのヒータ182が埋設さ
れている。すなわち、受板162は、ヒータ182を挟
むように重ねられた1対の金属板184、186から構
成されている。また、矩形状の受板162において、そ
の長手方向すなわち車両の幅方向の両端部には上方に向
かって折り曲げられ所定高さの流止部188が設けら
れ、受板162の剛性が高められると同時に受面180
に受けられた流動性のペイント92が受板162の長手
方向の端部から溢れ出ないようにされている。
【0025】また、上記受板162の受面180には、
エルボ190を介して管状アーム168に連通させられ
たノズル管192が放出口121よりも車両の前方側す
なわち運転席側の位置において受板162の長手方向に
平行となるように固設されている。このノズル管192
には、破線の矢印に示すような受面180に平行な方向
に向かって空気配管176から供給された圧縮空気を噴
射する複数のノズル穴194が設けられており、受面1
80に受けられたペイント92が車両後方側へ向かって
すなわち放出口121よりも車両後進側に位置するよう
に1対の側板122および124に設けられたペイント
捕集容器196の開口内へ向かって吹き飛ばされるよう
になっている。本実施例では、上記ノズル管192が気
体噴射装置を構成している。
【0026】図4に示すように、上記ペイント捕集容器
196は、水平方向であって車両12の前方側の一端に
開口を備えた容器状を成して、車両12の前進方向に向
かう方向すなわち遮断位置にある受板162に向かう方
向に開口し、その開口の中心の高さがその遮断位置にあ
る受板162と同様となる状態で1対の側板122およ
び124に設けられている。これにより、上記受面18
0から吹き飛ばされたペイント92がそのペイント捕集
容器196内に捕集され、そこで堆積されるようになっ
ている。このペイント捕集容器196は加熱されておら
ず、捕集されたペイント92はペイント捕集容器196
の内壁面に固着するので、そのペイント捕集容器196
内には比較的大量のペイント92が堆積されるようにな
っている。
【0027】前記走行速度検出装置42は、図11に詳
しく示すように、上下フレーム200により回転可能に
支持され、その上下フレーム200が下降位置に位置さ
せられているときに路面30に接地して回転させられる
回転輪202と、上記上下フレーム200に固定された
ハウジング204内に設けられ、カップリング206を
介して回転輪202の車軸208と連結されたロータリ
エンコーダ210とを備えている。そのロータリエンコ
ーダ210から出力されるパルス信号の周期或いは周波
数は、車両12の走行速度Vを表している。
【0028】図12は、上記路面用ペイント塗布装置1
0に設けられた制御装置の要部を説明する図である。図
12において、テレビカメラ36、38から出力された
目標線の位置を表す信号、レベルセンサ97から出力さ
れた液面検出信号、塗布厚設定器218から出力された
目標塗布厚みを表す信号、走行速度検出装置42から出
力された車両12の実際の走行速度Vを表す信号、角度
位置センサ148から出力された流量制御弁102の回
転弁子114の回転角度位置すなわち弁開度を表す信号
が、電子制御装置220にそれぞれ供給されるようにな
っている。その電子制御装置220はCPU、ROM、
RAM、入出力インターフェースなどを備えた所謂マイ
クロコンピュータであって、CPUはRAMの一時記憶
機能を利用しつつ予めROMに記憶されたプログラムに
従って入力信号を処理し、駆動モータ68、受板回動制
御弁222、噴射制御弁224、油圧シリンダ152を
作動させるための開閉制御弁226、自動開閉扉228
を制御する。
【0029】以上のように構成された本実施例の路面用
ペイント塗布装置10においては、塗布作業開始に先立
って水平方向掛止装置78および垂直方向掛止装置86
が解かれ且つ図示しない操作釦が操作されると、図示し
ない切換弁が作動させられて駆動シリンダ64が突き出
され、路面用ペイント塗布装置10が荷台14の下の収
納位置から荷台14の外の塗布位置に移動させられると
ともに、他の切換弁が作動させられて2対の上下シリン
ダ76が突き出され、路面用ペイント塗布装置10が上
昇位置すなわち非作業位置から下降位置すなわち作業位
置へ移動させられる。また、受板162がヒータ182
によりペイント92の溶融温度或いは軟化温度以上の温
度に加熱され且つ保持される。そして、電子制御装置2
20は、自動開閉扉228を制御することにより、保温
タンク28内に貯留されていたペイント92を案内樋9
4を介して流下させ、ペイント貯留容器96内において
予め設定された一定の液面となるようにペイント92の
供給を自動的に制御する。すなわち、レベルセンサ97
により予め設定されたペイント92の液面が予め設定さ
れた一定の液面に保持されるように保温タンク28の自
動開閉扉228を開閉制御する。これにより、少なくと
も塗布作業中においてぺイント貯留容器96内のペイン
ト92の液面が常時一定に保持される。したがって、上
記電子制御装置220は、液面制御装置としても機能し
ている。
【0030】そして、図示しない塗布開始釦が操作され
ると、上記電子制御装置220は、駆動モータ136に
よって1対の円柱状回転体118、120を連続回転さ
せるとともに、走行速度検出装置42からの信号により
車両12の前進が判定されると、開閉制御弁226を制
御して油圧シリンダ152により流量制御弁102を開
放させるとともに、受板回動制御弁222を制御して回
動アクチュエータ164によりそれまで遮断位置にあっ
た受板162を図9の2点鎖線に示す開放位置へ回動さ
せる。これにより、1対の円柱状回転体118、120
の間に落下させられたペイント92は、細粒化された状
態で本体116の放出口121を通して図12の破線の
矢印に沿って射出され、路面30に塗布される。
【0031】また、上記電子制御装置220は、図示し
ない塗布終了釦が操作されるか、或いはテレビカメラ3
6、38によって路面30上の目標線の終了位置が検知
されて塗布の終了が判断されると、開閉制御弁226を
制御して油圧シリンダ152により流量制御弁102を
閉じさせるとともに、受板回動制御弁222を制御して
回動アクチュエータ164によりそれまで開放位置にあ
った受板162を図9の実線に示す遮断位置へ回動させ
ると同時に、噴射制御弁224を制御してノズル管19
2のノズル穴194から図9の破線に示す矢印に示すよ
うに圧縮空気を噴射させる。これにより、流量制御弁1
02を閉じた後でも流量制御弁102の出口や1対の円
柱状回転体118、120などに付着したペイント92
がペイント放出装置120から路面30へ向かって放出
されることが受板162により遮断されるので、路面3
0上に塗布されたペイント92によって描かれる道路標
識、区画線、文字などの路面ラインの端部がきれいにす
なわちシャープに形成される。また、受面180に受け
られたペイント92はヒータ182による加熱によって
固化或いは固着せず、ノズル管192からの圧縮空気の
噴射により車両後方側へ向かって吹き飛ばされてペイン
ト捕集容器196内に受けられてそこで堆積させられ
る。
【0032】さらに、電子制御装置220は、前記のよ
うにペイント92が路面30に塗布される車両12の走
行中において、その路面30上に塗布されるペイント9
2の厚みが塗布厚設定器218において予め設定された
厚みTとなるように、たとえば図13に示す予め記憶さ
れた関係から走行速度検出装置42により検出された実
際の車両走行速度Vに基づいて流量制御弁102を制御
する。図13は、車速Vに拘らず予め設定した一定の塗
布厚みTが得られるようにするための関係であって、設
定厚みTをパラメータとする車速Vと流量制御弁102
の弁開度との関係を示している。上記流量制御弁102
は、たとえば図14に示すような特性を備えており、上
記図13に示す関係は予め実験的に求められる。なお、
電子制御装置220は、図13に示す予め記憶された関
係から実際の走行速度Vに基づいて決定された回転弁子
114の回転角度位置となるまで油圧シリンダ152を
駆動することにより、流量制御弁102の開度を制御す
る。
【0033】上述のように、本実施例によれば、遮断装
置160により、路面用ペイント92がペイント放出装
置100の円筒状回転体118、120へ供給されてい
るときはその受板162が開放位置とされるが、その供
給が停止されると受板162が遮断位置とされてその供
給の停止後にも放出される路面用ペイント92が受板1
62に受けられるので、路面30に描かれたラインの端
部が鮮明となる。また、ヒータ(加熱装置)182によ
ってその受板162が加熱されることにより、その受板
162上に受けられた路面用ペイント92の流動性が保
持されるので、受板162が開放位置とされて略垂直と
されると、受板162上に受けられた路面用ペイント9
2が路面30上に落下してその受板162から路面用ペ
イント92が除去される。したがって、受板162上に
受けられた路面用ペイント92が自動的に除去され、連
続的な塗布作業が可能となる。
【0034】また、本実施例によれば、受板162に設
けられ、その受板162上に受けられた路面用ペイント
92に向かって気体を噴射することによりその路面用ペ
イント92を一方向へ飛散させるノズル管(気体噴射装
置)192と、ペイント放出装置100に設けられ、そ
のノズル管192からの気体の噴射によって飛散した路
面用ペイント92を受けて捕集するペイント捕集容器1
96とがさらに備えられる。このようにすれば、受板1
62が遮断位置において水平な状態であっても、たとえ
ば受板162をその開放位置として略垂直とすると、受
板162上の路面用ペイント92が路面30上に落下さ
せられるので、作業者による除去作業を要することな
く、受板162上に受けられた路面用ペイントが積極的
に除去される。
【0035】また、本実施例によれば、遮断装置160
の受板162は、ペイント放出装置100の放出口12
1と路面30との間で略水平となる姿勢とされる遮断位
置と、上記放出口121の車両進行方向側において略垂
直となる姿勢とされる開放位置との間で回動させられる
ものであるので、受板162が開放位置とされたとき、
その受板162に受けられた路面用ペイント92の落下
位置は路面30上にラインが描かれる場所の上となり、
落下した路面用ペイント92は路面30上のラインと重
ねられる利点がある。
【0036】また、本実施例によれば、ヒータ(加熱装
置)182は、受板162上に受けられた路面用ペイン
ト92が溶解或いは液化させられる温度にその受板16
2を加熱し且つ保持するものであるので、受板160上
に受けられた路面用ペイント92の流動性が好適に保持
される。
【0037】以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明したが、これはあくまでも一実施形態であり、
本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更,改良を加
えたその他の態様においても適用される。
【0038】例えば、前述の実施例において、遮断装置
160は、開放位置における受板162がペイント放出
装置100の放出口121よりも車両前進方向側の位置
となるように構成されていたが、車両後進方向側の位置
となるように構成されてもよい。このようにしても、受
板162に受けられた路面用ペイント92の落下位置は
路面30上にラインが描かれる場所の上に落下させられ
るので、落下した路面用ペイント92は路面30上のラ
インと重ねられる利点がある。なお、この場合のペイン
ト捕集容器196は、放出口121よりも車両前進方向
側に位置するように設けられる。
【0039】また、前述の実施例において、遮断装置1
60は、1対の側板122、124に設けられていた
が、ペイント放出装置100に設けられていてもよい。
要するに、ペイント放出装置100の放出口121を遮
断する受板162と、その受板162を放出口121と
路面30との間の放射経路を遮断する遮断位置とその放
射経路を開く開放位置との間で駆動する回動アクチュエ
ータ(受板駆動装置)164とを有し、路面用ペイント
92のペイント放出装置100への供給が行われている
ときは受板162を開放位置とするが、その供給が停止
されると受板162を遮断位置としてその供給の停止後
にもある程度放出される路面用ペイント92を受板16
2に受けるようにするものであればよいのである。
【0040】また、前述の実施例の遮断装置160は、
受板162が略水平な遮断位置と略垂直な開放位置とに
回動させられるように構成されていたが、受板162が
略水平な遮断位置と略水平な開放位置とに平行移動させ
られるように構成されていてもよい。
【0041】また、前述の実施例において、ペイント貯
留容器96、ペイント放出装置100、流量制御弁10
2の寸法形状、相対位置、一体或いは分離などの相対結
合構造、内部構成は、その機能が同じであれば種々の異
なるものが用いられものであり、特にペイントの種類や
塗布条件などに応じて適宜変更され得る。また、前述の
実施例において、路面用ペイント塗布装置10が装備さ
れる車両12は、原動機を用いて自走可能な所謂トラッ
クであったが、被牽引車両など自動しない車両であって
も差し支えない。
【0042】上述したのはあくまでも本発明の一実施例
であり、本発明はその他の態様においても適用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である路面用ペイント塗布装
置およびそれが搭載された車両を示す側面図である。
【図2】図1の車両を示す平面図である。
【図3】図1の路面用ペイント塗布装置を車両の進行方
向に対して交差する方向に移動可能な状態で支持し且つ
駆動することにより位置決めする位置決め駆動装置46
を示す平面図である。
【図4】図1の車両に設けられた路面用ペイント塗布装
置を拡大して説明する図である。
【図5】図4の路面用ペイント塗布装置を説明する平面
図である。
【図6】図4の路面用ペイント塗布装置の下半部におけ
る、車両の進行方向に平行な縦断面を示す図である。
【図7】図6のVII-VII 視断面を示す図である。
【図8】図6のVIII-VIII 視断面を示す図である。
【図9】図4の路面用ペイント塗布装置の下端部に設け
られた遮断装置を示す断面図である。
【図10】図4の路面用ペイント塗布装置の下端部に設
けられた遮断装置を示す正面図である。
【図11】図1の車両に設けられた走行速度検出装置を
説明する断面図である。
【図12】図4の路面用ペイント塗布装置に設けられた
制御装置の構成を説明するブロック線図である。
【図13】路面上のペイントの厚みを予め設定された一
定値に制御するために図1の電子制御装置に予め記憶さ
れた関係を説明する図である。
【図14】図4の路面用ペイント塗布装置に設けられた
流量制御弁の特性を示す図である。
【符号の説明】
10:路面用ペイント塗布装置 30:路面 92:路面用ペイント 100:ペイント放出装置 121:放出口 160:遮断装置 162:受板 182:ヒータ(加熱装置) 192:ノズル管(気体噴射装置) 196:ペイント捕集容器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続回転する円筒状回転体に供給される
    流動性の路面用ペイントを遠心力を利用して細粒化し路
    面に向かって放出するペイント放出装置を備えて該路面
    上を走行する車両に設けられ、該車両の走行に伴って該
    路面上に路面用ペイントを塗布する路面用ペイント塗布
    装置であって、 前記ペイント放出装置の放出口を遮断する受板と、その
    受板を該放出口と路面との間の放射経路を遮断する遮断
    位置と該放射経路を開く開放位置との間で駆動する受板
    駆動装置とを有し、前記路面用ペイントのペイント放出
    装置への供給が行われているときは該受板を開放位置と
    するが、該供給が停止されると該受板を遮断位置として
    該供給の停止後に放出される路面用ペイントを該受板に
    受ける遮断装置と、 前記受板上に受けられた前記路面用ペイントの流動性を
    保持するために該受板を加熱する加熱装置と、 を、含むことを特徴とする路面用ペイント塗布装置。
  2. 【請求項2】 前記受板に設けられ、該受板上に受けら
    れた路面用ペイントに向かって気体を噴射することによ
    り該路面用ペイントを一方向へ飛散させる気体噴射装置
    と、前記ペイント放出装置に設けられ、該気体噴射装置
    からの気体の噴射によって飛散した路面用ペイントを受
    けて捕集するペイント捕集容器とをさらに備えたもので
    ある請求項1の路面用ペイント塗布装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010100989A (ja) * 2008-10-21 2010-05-06 Shingo Kizai Co Ltd 路面用ペイント塗布装置
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