JP2000350501A - トラクタ - Google Patents
トラクタInfo
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- JP2000350501A JP2000350501A JP11163487A JP16348799A JP2000350501A JP 2000350501 A JP2000350501 A JP 2000350501A JP 11163487 A JP11163487 A JP 11163487A JP 16348799 A JP16348799 A JP 16348799A JP 2000350501 A JP2000350501 A JP 2000350501A
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- JP
- Japan
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- turning
- tractor
- control
- automatically
- depth setting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Mechanical Control Devices (AREA)
- Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
Abstract
昇制御スイッチと、旋回時上昇制御をON/OFFする
旋回時上昇制御スイッチとを備えるトラクタにおいて、
両上昇制御スイッチの操作性を向上させる。 【解決手段】 後進時上昇制御スイッチ24および旋回
時上昇制御スイッチ25を、操作頻度が高いポジション
レバー11と耕深設定ボリューム19との間に並列状に
配置する。
Description
旋回時に作業部を自動的に上昇させる機能を備えたトラ
クタの技術分野に属するものである。
体後進に伴う作業部の破損を防止すべく、機体後進時に
作業部を自動的に上昇させる後進時上昇制御機能や、機
体旋回毎の作業部上昇操作を軽減すべく、機体旋回時に
作業部を自動的に上昇させる旋回時上昇制御機能を備え
るものがある。
制御機能は、作業条件に応じて解除できるようにするこ
とが望ましいため、各上昇制御機能をON/OFFする
ためのスイッチを設けることが提案されるが、このスイ
ッチの配置が適切でない場合には、操作性が低下するこ
とは勿論のこと、各上昇制御機能のON/OFF状態を
容易に確認できない不都合がある。
情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作
されたものであって、ポジションレバーで設定された設
定高さを保つように作業部を自動的に昇降させるポジシ
ョン制御手段と、耕深設定具で設定された設定深さを保
つように作業部を自動的に昇降させる耕深自動制御手段
と、機体後進時に作業部を自動的に上昇させる後進時上
昇制御手段と、機体旋回時に作業部を自動的に上昇させ
る旋回時上昇制御手段とを備えるトラクタであって、該
トラクタの運転席側方に、ポジションレバーおよび耕深
設定具が前後方向に直列状に配置された操作パネルを設
けると共に、該操作パネルに、後進時上昇制御をON/
OFFする後進時上昇制御スイッチと、旋回時上昇制御
をON/OFFする旋回時上昇制御スイッチとを設ける
にあたり、両上昇制御スイッチを、ポジションレバーと
耕深設定具との間に並列状に配置したことを特徴とする
ものである。つまり、操作頻度の高いポジションレバー
と耕深設定具との間に両上昇制御スイッチを並列状に配
置したため、両上昇制御スイッチの操作性を向上させる
ことができる許りでなく、両上昇制御スイッチの位置確
認やON/OFF状態の確認も容易にすることができ
る。また、操作パネルの耕深設定具後方位置に、左右方
向に所定間隔を存して並列する複数の操作具列を配置す
るにあたり、該複数の操作具列を前後方向に位置をずら
して配置したことを特徴とするものである。つまり、左
右に隣接する操作具同志の間隔を可及的に広くして操作
性の向上を計ることができる許りでなく、外側列の操作
具を見やすくして操作位置の確認も容易にすることがで
きる。
を図面に基づいて説明する。図面において、1はトラク
タの走行機体であって、該走行機体1の後部には、昇降
リンク機構2を介してロータリ等の作業機3が装着され
ている。そして、作業機3は、左右一対のリフトロッド
4を介して昇降リンク機構2を吊持するリフトアーム5
(リフトシリンダ6)の油圧作動に基づいて昇降する一
方、左右何れかのリフトロッド4に介設されるリフトロ
ッドシリンダ7の油圧作動に基づいて左右傾斜するが、
これらの基本構成は何れも従来通りである。
あって、該制御部8は、所謂マイクロコンピュータ(M
PU、ROM、RAM等を含む)を用いて構成されてお
り、その入力側には、リフトアーム5の上下揺動角を検
出するリフトアームセンサ9、リフトロッドシリンダ7
の作動長さを検出するリフトロッドセンサ10、ポジシ
ョンレバー11の操作位置を検出するポジションセンサ
12、リヤカバー3aの揺動角に基づいて作業機3の耕
深を検出する耕深センサ13、走行機体1の左右傾斜を
検出する傾斜センサ14、機体後進操作を検出する後進
検出センサ15、ステアリングホイール16の切れ角に
基づいて機体旋回操作を検出する旋回検出センサ17、
耕深自動制御および傾斜自動制御のON−OFF操作具
を兼ねる自動切換スイッチ18、耕深自動制御の目標耕
深設定操作具である耕深設定ボリューム19、傾斜自動
制御の目標傾斜設定操作具である傾斜設定ボリューム2
0、作業機3の上げ高さ設定操作具である上げ高さ設定
ボリューム21、制御モード切換操作具であるモード切
換スイッチ(作業機切換スイッチ)22、リフトアーム
手動操作具であるリフトアーム手動スイッチ23、後進
時上昇制御のON−OFF操作具である後進時上昇制御
スイッチ24、旋回時上昇制御のON/OFF操作具で
ある旋回時上昇制御スイッチ25等が所定の入力インタ
フェース回路を介して接続される一方、出力側には、リ
フトアーム用電磁油圧バルブ26の上昇用ソレノイド2
6aおよび下降用ソレノイド26b、リフトロッド用電
磁油圧バルブ27の伸長用ソレノイド27aおよび縮小
用ソレノイド27b、前輪増速クラッチ用電磁油圧バル
ブ28の前輪増速用ソレノイド28a等が所定の出力イ
ンタフェース回路を介して接続されている。
11で設定された設定高さを保つように作業機3を自動
的に昇降させるポジション制御、耕深設定ボリューム1
9で設定された設定深さを保つように作業機3を自動的
に昇降させる耕深自動制御、傾斜設定ボリューム20で
設定された設定傾斜を保つように作業機3を自動的に左
右傾斜させる傾斜自動制御、旋回操作時に前輪回転を増
速させる旋回時前輪増速制御、機体旋回時に作業機3を
自動的に上昇させる旋回時上昇制御、機体後進時に作業
機3を自動的に上昇させる後進時上昇制御等の制御プロ
グラムを備えている。
いて配設される操作パネルであって、該操作パネル29
の前側(前下り円弧部)には、前記ポジションレバー1
1が前後方向揺動操作自在に配設されると共に、その後
方直列位置には、所定の間隔を存して耕深設定ボリュー
ム19が配設されている。つまり、操作頻度の高いポジ
ションレバー11および耕深設定ボリューム19は、運
転席30に着座したオペレータが操作し易い前側位置に
優先的に配置されているが、さらに、ポジションレバー
11と耕深設定ボリューム19との間には、後進時上昇
制御スイッチ24および旋回時上昇制御スイッチ25が
左右並列状に配設されている。従って、操作頻度の高い
ポジションレバー11および耕深設定ボリューム19の
操作エリア内に両上昇制御スイッチ24、25を集中的
に配置することができ、その結果、両上昇制御スイッチ
24、25の操作性を向上させることができる許りでな
く、前を見たまま両上昇制御スイッチ24、25の位置
確認をしたり、ON/OFF操作することが可能にな
り、しかも、その位置はオペレータが目視し易い位置で
あるため、両上昇制御スイッチ24、25のON/OF
F状態も容易に確認することが可能になる。尚、前記各
上昇制御スイッチ24、25は、モニタランプが組み込
まれた自動復帰型スイッチであり、スイッチ操作毎にO
N/OFFが反転すると共に、ON/OFF状態をモニ
タランプで確認することができるようになっている。
定ボリューム19の後方位置は、一段低い平坦面に形成
されると共に、前述した自動切換スイッチ18、傾斜設
定ボリューム20、上げ高さ設定ボリューム21、モー
ド切換スイッチ22およびリフトアーム手動スイッチ2
3が開閉自在なカバー31で覆蓋自在に配設されるが、
前記傾斜設定ボリューム20、上げ高さ設定ボリューム
21およびリフトアーム手動スイッチ23は、操作パネ
ル29の後部外側に直列状に配置されて外側操作具列を
構成する一方、自動切換スイッチ18およびモード切換
スイッチ22は、操作パネル29の後部内側に直列状に
配置されて内側操作具列を構成している。つまり、耕深
設定ボリューム19の後方位置に複数の操作具を配置す
るにあたり、左右方向に所定間隔を存して並列する一対
の操作具列を構成しているが、左右一対の操作具列は前
後方向に位置をずらして配置されているため、左右に隣
接する操作具同志の間隔を可及的に広くして操作性の向
上を計ることができると共に、外側列の操作具を見やす
くして操作位置も容易に確認することができるようにな
っている。
ションレバー11で設定された設定高さを保つように作
業機3を自動的に昇降させるポジション制御機能と、耕
深設定ボリューム19で設定された設定深さを保つよう
に作業機3を自動的に昇降させる耕深自動制御機能と、
機体後進時に作業機3を自動的に上昇させる後進時上昇
制御機能と、機体旋回時に作業機3を自動的に上昇させ
る旋回時上昇制御機能とを備えるものであるが、運転席
30の側方に、ポジションレバー11および耕深設定ボ
リューム19が前後方向に直列状に配置された操作パネ
ル29を設けると共に、該操作パネル29に、後進時上
昇制御をON/OFFする後進時上昇制御スイッチ24
と、旋回時上昇制御をON/OFFする旋回時上昇制御
スイッチ25とを設けるにあたり、両上昇制御スイッチ
24、25を、操作頻度が高いポジションレバー11と
耕深設定ボリューム19との間に並列状に配置したた
め、両上昇制御スイッチ24、25の操作性を向上させ
ることができる許りでなく、両上昇制御スイッチ24、
25の位置確認やON/OFF状態の確認も容易にする
ことができる。
リューム19の後方位置に、左右方向に所定間隔を存し
て並列する一対の操作具列を配置するにあたり、該一対
の操作具列を前後方向に位置をずらして配置したため、
左右に隣接する操作具同志の間隔を可及的に広くして操
作性の向上を計ることができる許りでなく、外側列の操
作具を見やすくして操作位置の確認も容易にすることが
できる。
Claims (2)
- 【請求項1】 ポジションレバーで設定された設定高さ
を保つように作業部を自動的に昇降させるポジション制
御手段と、耕深設定具で設定された設定深さを保つよう
に作業部を自動的に昇降させる耕深自動制御手段と、機
体後進時に作業部を自動的に上昇させる後進時上昇制御
手段と、機体旋回時に作業部を自動的に上昇させる旋回
時上昇制御手段とを備えるトラクタであって、該トラク
タの運転席側方に、ポジションレバーおよび耕深設定具
が前後方向に直列状に配置された操作パネルを設けると
共に、該操作パネルに、後進時上昇制御をON/OFF
する後進時上昇制御スイッチと、旋回時上昇制御をON
/OFFする旋回時上昇制御スイッチとを設けるにあた
り、両上昇制御スイッチを、ポジションレバーと耕深設
定具との間に並列状に配置したことを特徴とするトラク
タ。 - 【請求項2】 請求項1において、操作パネルの耕深設
定具後方位置に、左右方向に所定間隔を存して並列する
複数の操作具列を配置するにあたり、該複数の操作具列
を前後方向に位置をずらして配置したことを特徴とする
トラクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11163487A JP2000350501A (ja) | 1999-06-10 | 1999-06-10 | トラクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11163487A JP2000350501A (ja) | 1999-06-10 | 1999-06-10 | トラクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000350501A true JP2000350501A (ja) | 2000-12-19 |
Family
ID=15774809
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11163487A Pending JP2000350501A (ja) | 1999-06-10 | 1999-06-10 | トラクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000350501A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200460552Y1 (ko) | 2009-04-28 | 2012-06-27 | 대한민국 | 콤바인 운전 제어 장치 |
-
1999
- 1999-06-10 JP JP11163487A patent/JP2000350501A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200460552Y1 (ko) | 2009-04-28 | 2012-06-27 | 대한민국 | 콤바인 운전 제어 장치 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041112 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041118 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050111 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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