JP2000350195A - 航空機の仮想窓形成装置 - Google Patents
航空機の仮想窓形成装置Info
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- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B64—AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
- B64D—EQUIPMENT FOR FITTING IN OR TO AIRCRAFT; FLIGHT SUITS; PARACHUTES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF POWER PLANTS OR PROPULSION TRANSMISSIONS IN AIRCRAFT
- B64D47/00—Equipment not otherwise provided for
- B64D47/08—Arrangements of cameras
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B64—AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
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- B64D11/00—Passenger or crew accommodation; Flight-deck installations not otherwise provided for
- B64D11/0015—Arrangements for entertainment or communications, e.g. radio, television
-
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- B64D11/0015—Arrangements for entertainment or communications, e.g. radio, television
- B64D11/00155—Individual entertainment or communication system remote controls therefor, located in or connected to seat components, e.g. to seat back or arm rest
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】窓を廃止するが、窓外を見たい乗客の希望に応
える。 【解決手段】機体に取り付けられるカメラ2により撮影
された映像を機体の内側面に投影する。その投影のため
には、投影機が用いられる。投影機により投影される投
影領域は、窓に匹敵し、仮想窓が形成される。過去に撮
影した映像を位置対応で再生することは可能である。
える。 【解決手段】機体に取り付けられるカメラ2により撮影
された映像を機体の内側面に投影する。その投影のため
には、投影機が用いられる。投影機により投影される投
影領域は、窓に匹敵し、仮想窓が形成される。過去に撮
影した映像を位置対応で再生することは可能である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、航空機の窓に関
し、窓を形成しないで窓があることを要望する乗客に応
えるための工夫に関する。
し、窓を形成しないで窓があることを要望する乗客に応
えるための工夫に関する。
【0002】
【従来の技術】航空機の全質量の軽減化は、極めて重要
な技術的課題である。従来、機体の筐体壁に設けられて
いる多数の客室窓は、その軽減化に逆行している。図2
に示されるように、円筒状筐体壁101に楕円形に切り
欠き102を形成しそこに窓ガラス103を装着してい
る。切り欠き102の近辺領域の複雑な構造の筐体壁の
応力レベルは、一般部分に比較して著しく高くなる。そ
の対策として、切り欠き102の周縁に補強枠104を
とりつけその部位の強度を高めている。更に、補強枠1
04の周縁には、ケミカルシーリング/機械切削のよう
な処理が必要である。更に、その周辺の筐体壁部分10
5は、その板厚が厚く形成されている。このような複雑
な構造の結果、機体の全重量の増大を招き、製造コスト
の低減を阻止している。なお付記すれば、客室窓から外
側を見ることができる乗客の割合は低く、また、窓から
入る太陽光を嫌がる乗客が多く、ブラインドが降ろされ
ていることが多い。
な技術的課題である。従来、機体の筐体壁に設けられて
いる多数の客室窓は、その軽減化に逆行している。図2
に示されるように、円筒状筐体壁101に楕円形に切り
欠き102を形成しそこに窓ガラス103を装着してい
る。切り欠き102の近辺領域の複雑な構造の筐体壁の
応力レベルは、一般部分に比較して著しく高くなる。そ
の対策として、切り欠き102の周縁に補強枠104を
とりつけその部位の強度を高めている。更に、補強枠1
04の周縁には、ケミカルシーリング/機械切削のよう
な処理が必要である。更に、その周辺の筐体壁部分10
5は、その板厚が厚く形成されている。このような複雑
な構造の結果、機体の全重量の増大を招き、製造コスト
の低減を阻止している。なお付記すれば、客室窓から外
側を見ることができる乗客の割合は低く、また、窓から
入る太陽光を嫌がる乗客が多く、ブラインドが降ろされ
ていることが多い。
【0003】客室窓は原則的には廃止されるべきであ
る。その代わりに、仮想窓が設けられることが好まし
い。その仮想窓は現実的であることが好ましい。
る。その代わりに、仮想窓が設けられることが好まし
い。その仮想窓は現実的であることが好ましい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、客室
窓を原則的には廃止し又は削減することにより機体重量
を軽減し、窓外を見たいという一部の乗客の要望にも応
えることができる航空機の仮想窓形成装置を提供するこ
とにある。
窓を原則的には廃止し又は削減することにより機体重量
を軽減し、窓外を見たいという一部の乗客の要望にも応
えることができる航空機の仮想窓形成装置を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】その課題を解決するため
の手段が、下記のように表現される。その表現中の請求
項対応の技術的事項には、括弧()つきで、番号、記号
等が添記されている。その番号、記号等は、請求項対応
の技術的事項と実施の複数・形態のうちの少なくとも1
つの形態の技術的事項との一致・対応関係を明白にして
いるが、その請求項対応の技術的事項が実施の形態の技
術的事項に限定されることを示すためのものではない。
の手段が、下記のように表現される。その表現中の請求
項対応の技術的事項には、括弧()つきで、番号、記号
等が添記されている。その番号、記号等は、請求項対応
の技術的事項と実施の複数・形態のうちの少なくとも1
つの形態の技術的事項との一致・対応関係を明白にして
いるが、その請求項対応の技術的事項が実施の形態の技
術的事項に限定されることを示すためのものではない。
【0006】本発明による航空機の仮想窓形成装置は、
機体に取り付けられるカメラ(2)と、カメラ(2)に
より撮影された映像を機体の内側面に投影するための投
影機(5)とからなる。投影機により投影される投影領
域は、窓に匹敵する。その映像が投影される機体の壁に
は窓は現実には設けられていない。
機体に取り付けられるカメラ(2)と、カメラ(2)に
より撮影された映像を機体の内側面に投影するための投
影機(5)とからなる。投影機により投影される投影領
域は、窓に匹敵する。その映像が投影される機体の壁に
は窓は現実には設けられていない。
【0007】そのような映像は、機体(1)の運動に対
応して変化する動画である。機体(1)の運動に対応し
て変化する動画は、航行中の機体(1)に固定されたカ
メラ(2)により撮影される映像である。そのような動
画は、実質的にリアルタイムで投影される。映像を一旦
記録した記録画像を瞬時後に投影することは、実質的に
リアルタイムの投影に相当する。
応して変化する動画である。機体(1)の運動に対応し
て変化する動画は、航行中の機体(1)に固定されたカ
メラ(2)により撮影される映像である。そのような動
画は、実質的にリアルタイムで投影される。映像を一旦
記録した記録画像を瞬時後に投影することは、実質的に
リアルタイムの投影に相当する。
【0008】光学的な投影機に代えて、壁掛けTVの表
示画面が機体の内面に貼り付けられる。その貼付のため
に機体の壁にリベットのようなものは用いない。
示画面が機体の内面に貼り付けられる。その貼付のため
に機体の壁にリベットのようなものは用いない。
【0009】映像を記録するための記録装置を設けるこ
とは好ましい。この場合、投影機(6)により投影され
る映像は、記録装置に一旦記録された映像である。過去
に写して記録した映像は、現在航行中の機体(1)から
見える映像に概ね同じであるように投影され得る。映像
に位置データを対応させることにより、現在航行中の機
体から見えるはずの景色を再現することができる。
とは好ましい。この場合、投影機(6)により投影され
る映像は、記録装置に一旦記録された映像である。過去
に写して記録した映像は、現在航行中の機体(1)から
見える映像に概ね同じであるように投影され得る。映像
に位置データを対応させることにより、現在航行中の機
体から見えるはずの景色を再現することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図に一致対応して、本発明による
航空機の仮想窓形成装置の実施の形態は、旅客機の円筒
状の筐体にビデオカメラが設けられている。そのビデオ
カメラ2は、図1に示されるように、機体である筐体1
の外側面3に取り付けられている。筐体2の内側の天井
部4に、投影機5が設置されている。
航空機の仮想窓形成装置の実施の形態は、旅客機の円筒
状の筐体にビデオカメラが設けられている。そのビデオ
カメラ2は、図1に示されるように、機体である筐体1
の外側面3に取り付けられている。筐体2の内側の天井
部4に、投影機5が設置されている。
【0011】投影機5は、機体の概ねの中心領域(横方
向に関して)に配置されている。投影機5は、2つの投
影光学系6を横方向に概ね左右対称に備えている。投影
機5は、筐体1の左右の筐体壁にビデオカメラ2が撮影
した映像を投影する。この投影により、筐体1に仮想窓
7が生成される。
向に関して)に配置されている。投影機5は、2つの投
影光学系6を横方向に概ね左右対称に備えている。投影
機5は、筐体1の左右の筐体壁にビデオカメラ2が撮影
した映像を投影する。この投影により、筐体1に仮想窓
7が生成される。
【0012】筐体壁に映写される映像は、リアルタイム
である必要はなく、現在時刻に対してマイナス又はプラ
ス時刻で再生することができる。その場合は、そのマイ
ナス又はプラス時刻を画面にスーパーインポーズする。
同じコースを通る旅客機では、過去に撮影した映像をそ
の時刻対応で再生することは、乗客に対するサービスで
ある。その場合にも、その旨を表示することが好まし
い。そのような場合は、航空機が雲の中に入ったような
場合である。このような場合、過去に撮影した映像を現
実のものであるかのように再現することができる。その
ような再現は、映像とその映像が撮影された位置データ
を対応させて記録装置に記録しておくことにより実現す
ることができる。
である必要はなく、現在時刻に対してマイナス又はプラ
ス時刻で再生することができる。その場合は、そのマイ
ナス又はプラス時刻を画面にスーパーインポーズする。
同じコースを通る旅客機では、過去に撮影した映像をそ
の時刻対応で再生することは、乗客に対するサービスで
ある。その場合にも、その旨を表示することが好まし
い。そのような場合は、航空機が雲の中に入ったような
場合である。このような場合、過去に撮影した映像を現
実のものであるかのように再現することができる。その
ような再現は、映像とその映像が撮影された位置データ
を対応させて記録装置に記録しておくことにより実現す
ることができる。
【0013】投影機に代えて、機体の内面から突出しな
い映像表示画面を用いることは好ましい。機体の内面か
ら突出しない映像表示画面とは、いわゆる壁掛けTVの
表示画面であり、プラズマ・ディスプレイ、液晶表示画
面のような慣用手段が用いられ得る。
い映像表示画面を用いることは好ましい。機体の内面か
ら突出しない映像表示画面とは、いわゆる壁掛けTVの
表示画面であり、プラズマ・ディスプレイ、液晶表示画
面のような慣用手段が用いられ得る。
【0014】従来は窓から下方を覗き込む必要があった
が、視野角の制限から開放されて、筐体壁から遠方の座
席の乗客も外部の景色を楽しむことができる。
が、視野角の制限から開放されて、筐体壁から遠方の座
席の乗客も外部の景色を楽しむことができる。
【0015】
【発明の効果】本発明による航空機の仮想窓形成装置
は、航空機の重量の低減と製造コストの削減を同時に達
成することができる。
は、航空機の重量の低減と製造コストの削減を同時に達
成することができる。
【図1】図1は、本発明による航空機の仮想窓形成装置
の実施の形態を示す射軸投影図である。
の実施の形態を示す射軸投影図である。
【図2】図2は、公知の窓の構造を示す正面図である。
1…機体 2…カメラ 5…投影機 6…投影機
Claims (6)
- 【請求項1】機体に取り付けられるカメラと、 前記カメラにより撮影された映像を機体の内側面に投影
するための投影機とからなり、 前記映像が投影される所には窓が設けられていない航空
機の仮想窓形成装置。 - 【請求項2】請求項1において、 前記映像は、前記機体の運動に対応して変化する動画で
ある航空機の仮想窓形成装置。 - 【請求項3】請求項2において、 前記動画はリアルタイムで投影される航空機の仮想窓形
成装置。 - 【請求項4】請求項2において、更に、 前記映像を記録するための記録装置からなり前記投影機
により投影される映像は、前記記録装置に記録された映
像であり、 前記映像は現在航行中の前記機体から見える映像に概ね
同じである航空機の仮想窓形成装置。 - 【請求項5】請求項4において、 前記映像は前記機体の位置データに対応して記録されて
いる航空機の仮想窓形成装置。 - 【請求項6】機体に取り付けられるカメラと、 前記カメラにより撮影された映像を機体の内側面に再生
するための再生機とからなり、 前記映像が投影される所には窓が設けられておらず、 前記再生機は、壁掛けTV表示画面である航空機の仮想
窓形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11157613A JP2000350195A (ja) | 1999-06-04 | 1999-06-04 | 航空機の仮想窓形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11157613A JP2000350195A (ja) | 1999-06-04 | 1999-06-04 | 航空機の仮想窓形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000350195A true JP2000350195A (ja) | 2000-12-15 |
Family
ID=15653566
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11157613A Withdrawn JP2000350195A (ja) | 1999-06-04 | 1999-06-04 | 航空機の仮想窓形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000350195A (ja) |
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1999
- 1999-06-04 JP JP11157613A patent/JP2000350195A/ja not_active Withdrawn
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