JP2000350183A - 撮像装置遠隔制御システム - Google Patents

撮像装置遠隔制御システム

Info

Publication number
JP2000350183A
JP2000350183A JP11156413A JP15641399A JP2000350183A JP 2000350183 A JP2000350183 A JP 2000350183A JP 11156413 A JP11156413 A JP 11156413A JP 15641399 A JP15641399 A JP 15641399A JP 2000350183 A JP2000350183 A JP 2000350183A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
video
time information
remote control
image
camera
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11156413A
Other languages
English (en)
Inventor
Akisuke Shikakura
明祐 鹿倉
Hiroshi Takizawa
滝沢  浩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP11156413A priority Critical patent/JP2000350183A/ja
Publication of JP2000350183A publication Critical patent/JP2000350183A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝送遅延による操作と映像の不一致を解消す
る。 【解決手段】 MPEGエンコーダ14は、カメラ10
の出力映像信号をMPEG方式で圧縮し、入力映像周期
に同期した画像表示時刻情報を付加して送出する。エン
コーダ14は、画像表示時刻情報を制御装置32にも印
加する。装置32は、エンコーダ14からの時刻情報に
従いカメラ10及び雲台12の被制御情報をメモリに記
憶する。エンコーダ14の出力は、変調器16、マイク
ロ波送信機18、マイクロ波受信機20及び復調器22
を介してMPEGデコーダ24に入力する。デコーダ2
4は映像信号を復元し映像モニタ26に印加する。デコ
ーダ24は画像表示時刻情報を遠隔操作装置28に供給
する。装置28は、通常は操作情報を制御装置32に送
信するが、操作停止を検出すると、デコーダ24からの
時刻情報を制御装置32に伝送すると共に、デコーダ2
4に一定期間のフリーズ信号を供給する。制御装置32
は装置28からの時刻情報に従い、その時刻に対応する
被制御情報にカメラ10及び雲台12を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像装置を遠隔制
御する遠隔制御システムに関し、より具体的には、遠隔
地の気象及び交通情報の画像伝送並びに放送中継に使用
する撮像装置を遠隔制御する遠隔制御システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】衛星通信、地上マイクロ波回線、光ファ
イバ網及び携帯電話等の種々の信号通信手段の普及発展
により、遠隔地に撮像装置を配置し、その撮影方向、焦
点距離及びズームなどを遠隔操作する遠隔制御システム
がひろく使用されるようになった。動画伝送方式として
は、MPEG方式に代表される動画圧縮が一般的に使用
される。
【0003】撮影画像をMPEG方式で圧縮し、地上マ
イクロ波を伝送媒体として伝送し、遠隔操作用に電話回
線を使用する従来の遠隔制御システムの概略構成ブロッ
ク図を図8に示す。
【0004】カメラ210は、カメラ210の撮影方向
を水平方向及び垂直方向に変更する雲台212上に載置
されている。カメラ210の撮影画像は、MPEGエン
コーダ214によりMPEG方式で圧縮される。変調器
216はMPEGエンコーダ214の出力をディジタル
変調し、その出力はマイクロ波送信機218により受信
側のマイクロ波受信機220に送信される。マイクロ波
受信機220で受信された信号は、ディジタル復調器2
22で復調される。MPEGデコーダ224は、復調器
222から出力される圧縮画像データをMPEG伸長
し、復元された映像信号を映像モニタ226に印加す
る。これにより、カメラ210の撮影画像が映像モニタ
226の画面上に表示される。
【0005】映像受信側では、操作者が、映像モニタ2
26に表示される映像を見ながら、遠隔操作装置228
によりカメラ210の撮影方向、合焦距離、ズーム及び
露出などを操作する。その操作信号は電話回線230を
介して映像送信側の制御装置232に伝送される。制御
装置232は、遠隔操作装置228からの操作信号に従
い、雲台212を駆動して撮影方向を制御し、カメラ2
10のズーム、撮影レンズ及び絞りを制御してその撮影
倍率、合焦距離及び露出を制御する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】画像データの圧縮及び
伸長には数フレーム分の時間を必要とする。これに、映
像情報の伝送と、操作信号の伝送の時間が加わり、カメ
ラ210の出力映像と映像モニタ226での表示映像に
は遅延が生ずる。従って、操作者が映像モニタ226の
表示映像を見て、適当と判断して操作を止めても、実際
には、操作停止から一定時間、経過した点でカメラ21
0が停止することになる。
【0007】図9は、カメラ210をパン操作したとき
の、カメラ210の出力映像と映像モニタ226での表
示映像の変化例を示す。操作停止から、実際に、映像モ
ニタ226の表示映像が停止するまでの時間をTdとす
ると、Tdは以下の式で与えられる。すなわち、 Td=Tcd+Tvt+Tct 但し、Tcdは、MPEGエンコーダ214及びMPE
Gデコーダ224による圧縮伸長の処理時間、Tvtは
画像伝送に要する時間、Tctは、遠隔操作信号の伝送
に要する時間をそれぞれ示す。
【0008】このように、カメラ210の出力映像と、
カメラ210から離れた地点の映像モニタ226の表示
映像に無視できない遅延がある場合、その遅延時間を見
越して操作を行う必要があり、慣れない人には操作が難
しい。また、衛星回線のように伝送遅延時間が大きく、
Tvtが無視できない回線では、遅延時間が著しく増大
し、操作者の意図通りにカメラ210を操作することが
一層困難になる。例えば、同じ操作を繰り返すようなこ
とが多くなり、不自然又は見にくい映像になってしま
う。
【0009】本発明は、遠隔地の撮像装置をより容易に
遠隔操作できる撮像装置遠隔制御システムを提示するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る撮像装置遠
隔制御システムは、撮像装置、当該撮像装置を制御する
と共に、当該撮像装置の所定期間の被制御状態を記憶す
る制御装置、及び、当該撮像装置の出力映像に時刻情報
を付加して送出する送信処理装置を具備する映像送信装
置と、当該制御装置に操作情報を送信する遠隔操作装
置、映像モニタ、及び、当該映像送信装置からの映像情
報を受信処理し、受信した時刻情報を当該遠隔操作装置
に、映像信号を当該映像モニタにそれぞれ供給する受信
処理装置を具備する映像受信装置とからなる撮像装置遠
隔制御システムであって、当該遠隔操作装置は、操作の
停止を検出する操作停止検出手段を具備し、操作の停止
の検出に応じて、当該受信処理装置からの時刻情報を当
該制御装置に送信し、当該制御装置は、当該遠隔操作装
置からの当該時刻情報に応じて、当該時刻情報の示す時
刻における当該撮像装置の被制御状態に当該撮像装置を
制御することを特徴とする。
【0011】このような構成により、伝送された時刻情
報を元に、受信地において最適とした映像に対応する映
像送信側の被制御状態に、映像送信側の撮像装置を自動
復帰させることができる。これにより、遠隔操作時の遅
延時間による違和感を排除した自然な操作性を実現する
ことが可能となる。
【0012】遠隔操作装置は、操作の停止に応じて、所
定フリーズ期間のフリーズ信号を当該受信処理手段に供
給し、当該受信処理手段は、当該フリーズ信号に応じ
て、当該映像モニタへの映像をフリーズする。これによ
り、映像の遅れを画面上に表出させないようにでき、そ
の場での操作と同様の操作感が得られる。
【0013】所定フリーズ期間を、映像送信装置におけ
る映像入力から映像受信装置における映像表示までの時
間の2倍以上とすることで、フリーズ解除後に受信側で
表示される映像は、操作者が意図した状態に復した撮像
装置からの映像となり、操作停止後にそのまま動き続け
る映像だけでなく、撮像装置の状態が元へ戻る期間の映
像も表示しないことが可能となる。これにより、操作上
の違和感が一段と解消され、操作性が向上する。
【0014】遠隔操作装置が、当該フリーズ信号を出力
する間、操作を無効化する手段を具備することで、フリ
ーズ期間中の操作による遅れた映像の変化を無くすこと
ができる。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳
細に説明する。
【0016】10はカメラ、12は、カメラ10の撮影
方向を水平方向及び垂直方向に変更する雲台、14はカ
メラ10の出力映像信号をMPEG方式で圧縮するMP
EGエンコーダ、16は、MPEGエンコーダ14の出
力をディジタル変調する変調器、18は、変調器16の
出力をマイクロ波に変換して送出するマイクロ波送信
機、20はマイクロ波送信器18から出力されるマイク
ロ波を受信するマイクロ波受信機、22は、マイクロ波
受信機20で受信された信号をディジタル復調するディ
ジタル復調器、24は復調器22から出力される圧縮画
像データをMPEG伸長し、映像信号を復元するMPE
Gデコーダ、26は復元された映像信号を画像表示する
映像モニタである。
【0017】28は映像受信側で操作者が操作する遠隔
操作装置、30は遠隔操作装置28の操作信号を映像送
信側に伝送する伝送回線(例えば、公衆電話回線)、3
2は、伝送回線30を介して受信する遠隔操作装置28
からの操作信号に従って雲台12による撮影方向及びカ
メラ10のズーム、合焦距離及び絞りを制御する制御装
置、34はカメラ10の撮影方向を検出して制御装置3
2に通知する方位センサである。なお、カメラ10は現
在のズーム値、合焦距離及び絞り値を示す情報を制御装
置32に通知する。
【0018】本実施例の動作を説明する。MPEGエン
コーダ14は、カメラ10から出力される映像信号をM
PEG方式で圧縮する。MPEGエンコーダ14はま
た、入力映像信号周期に同期する発振器を具備し、その
出力をカウントして、入力映像周期に同期した画像基準
時刻情報を生成し、入力映像信号の符号化単位毎(例え
ば、1フレーム単位)にその画像基準時刻情報に対応す
る画像表示時刻情報を生成する。そして、MPEGエン
コーダ14は、その画像表示時刻情報を符号化単位で対
応させて圧縮画像データに付加してパケット化し、更に
伝送に必要なデータを付加して所定の伝送フォーマット
にする。MPEGエンコーダ14は、生成した画像表示
時刻情報を制御装置32にも印加する。
【0019】MPEGエンコーダ14により伝送フォー
マット化されたストリームデータは、変調器16により
変調され、マイクロ波送信機18によりマイクロ波受信
機20に向けて送信される。マイクロ波受信機20はマ
イクロ波送信機18からのマイクロ波を受信し、復調器
22はマイクロ波受信機20の出力をディジタル復調
し、MPEGデコーダ24に供給する。
【0020】MPEGデコーダ24は、復調器22の出
力から画像データを伸長して映像信号を復元し、映像モ
ニタ26に印加する。これにより、カメラ10の撮影映
像が映像モニタ26の画面上に表示される。MPEGデ
コーダ24はまた、映像情報と一緒に伝送された画像表
示時刻情報を遠隔操作装置28に供給する。MPEGデ
コーダ24はまた、詳細は後述するが、遠隔操作装置2
8からフリーズ信号を受信した場合には、映像信号出力
段にあるフレームメモリへの書き込み動作を停止し、同
一フレームの映像データを繰り返し、映像モニタ26に
出力し続ける。いわゆるフリーズ状態又は動作になる。
【0021】図2は、遠隔操作装置28の概略構成ブロ
ック図を示す。40はカメラ10の移動方向(水平方向
及び垂直方向)を指示するジョイスティックであり、位
置検出装置42は、ジョイスティック40のその操作位
置(方向及び量)を検出し、操作情報としてデータ変調
器44に印加する。ストップ検出器46は、ジョイステ
ィック40の操作停止を検出し、その検出信号を時刻情
報保持装置48、フリーズ信号発生装置50及びデータ
変調器44に印加する。時刻情報保持装置48は、スト
ップ検出器46からのストップ検出信号に応じて、MP
EGデコーダ24からの時刻情報を取り込み、保持す
る。
【0022】フリーズ信号発生装置50は、ストップ検
出器46からのストップ検出信号に応じて、映像モニタ
26の表示画面のフリーズを指示するフリーズ信号を発
生する。このフリーズ信号が、MPEGデコーダ24に
印加される。フリーズ信号の出力期間Tfは、フリーズ
期間設定装置54により任意に設定可能である。但し、
Tfは2×Td以上である。
【0023】受信側の操作者は、映像モニタ26の画面
上の映像を見ながら、遠隔操作装置28のジョイスティ
ック40を操作する。そして、映像モニタ26の画面上
で意図した映像が得られたとき、操作を止める(通常
は、ジョイスティック40のレバーを中央の中立位置で
解放する)。このとき、ストップ検出器46は、ジョイ
スティック40の操作位置を検出する位置検出器42の
出力からジョイスティック40の停止を検出し、ストッ
プ検出信号をデータ変調器44、時刻情報保持装置48
及びフリーズ信号発生装置50に供給する。時刻情報保
持装置48は、MPEGデコーダ24から連続的に供給
されている時刻情報を、このストップ検出信号に応じて
取り込み、保持する。これにより、操作者が操作を停止
した時点の表示画像を映像送信側が送出した時刻を知る
ことができる。時刻情報保持装置48は、取り込んだ時
刻情報を有効時刻情報としてデータ変調器44に供給す
る。
【0024】データ変調器44は、通常は、位置検出装
置42からのジョイスティック40の操作位置情報をデ
ータ変調して制御装置32に送信するが、ストップ検出
器46からのストップ検出信号に応じて、時刻情報保持
装置48からの有効時刻情報をデータ変調して制御装置
32に送信する。
【0025】フリーズ信号発生装置50は、ストップ検
出器46からのストップ検出信号に応じて、フリーズ期
間設定装置54により設定された期間Tf(≧2×T
d)、フリーズ信号を発生し、MPEGデコーダ24に
供給する。MPEGデコーダ24は、このフリーズ信号
に応じて、出力段のフレームメモリの書き換えを禁止す
る。これにより、MPEGデコーダ24は、同じ映像信
号を繰り返し映像モニタ26に供給する。映像モニタ2
6の画面上の映像は、操作者が遠隔操作装置28の操作
を止めたときから、フリーズ期間Tfだけ、静止するこ
とになり、伝送遅延の影響を操作者に感じさせずに済
む。すなわち、操作停止後も映像が動き続けるという違
和感が解消される。
【0026】制御装置32は、遠隔操作装置28からの
操作情報に従って、カメラ10の撮影方向、ズーム、合
焦距離及び絞りを制御する。図3は、制御装置32の概
略構成ブロック図を示す。制御装置32は、遠隔操作装
置28からの制御情報を復調するデータ復調器56と、
カメラ10及び雲台12を直接、制御する制御器58
と、カメラ10及び雲台12の被制御情報を記憶するメ
モリ60と、メモリ60の書き込み・読み出しアドレス
を発生するアドレス発生回路62とからなる。
【0027】データ復調器56は、遠隔操作装置28か
らの制御情報を復調し、復調したデータ列からの識別符
号によって操作情報か時刻情報かを判定し、操作情報を
制御器58に、有効な時刻情報をアドレス発生同路62
に供給する。データ復調器56はまた、識別符号の判定
結果から、書き込み(W)/読み出し(R)制御信号を
メモリ60とアドレス発生回路62に、制御装置32の
制御信号出力を切り換える切換え信号を制御器58にそ
れぞれ供給する。
【0028】アドレス発生回路62は、データ復調器5
6からのW/R制御信号に従い、MPEGエンコーダ1
4から供給される画像表示時刻情報を基準としてメモリ
60の書き込みアドレスを発生し、データ復調器56か
らの時刻情報を基準として読み出しアドレスを発生す
る。メモリ60は、アドレス発生回路62の発生するア
ドレスと、データ復調器56からのW/R制御信号に従
い、カメラ10及びセンサ34からの被制御データを記
憶し、記憶する被制御データを制御器58に読み出す。
【0029】すなわち、制御装置32が、遠隔操作装置
28から操作情報を受信しているときには、アドレス発
生回路62はMPEGエンコーダ14からの時刻情報に
従ってアドレス(書き込みアドレス)を発生し、メモリ
60は、アドレス発生回路62からのアドレス(書き込
みアドレス)とデータ復調器56からの書き込み制御信
号に従い、カメラ10及びセンサ34からの状態情報を
記憶する。これは換言すれば、メモリ60は、ある入力
映像が圧縮符号化される直前の時刻、つまり、カメラ1
0がある映像を取り込み映像信号として出力する時刻
の、カメラ10の被制御状態を、過去の所定時間分だけ
記憶することになる。
【0030】他方、制御装置32が遠隔操作装置28か
ら有効時刻情報を受信すると、アドレス発生回路62は
データ復調器56からの時刻情報に従ってアドレス(読
み出しアドレス)を発生し、メモリ60は、アドレス発
生回路62からのアドレス(読み出しアドレス)とデー
タ復調器56からの読み出し制御信号に従い、有効時刻
情報に対応する時刻の被制御データを制御器58に読み
出す。
【0031】制御器58は、データ復調器56からの切
換え信号に従い、遠隔操作装置44から操作情報を受信
しているときには、データ復調器56からの操作情報を
カメラ10及び雲台12を直接制御する制御データに変
換して、カメラ10及び雲台12に供給し、遠隔操作装
置44から有効時刻情報を受信したときには、メモリ6
0から読み出された被制御状態にカメラ10及び雲台1
2を制御するような制御データをカメラ10及び雲台1
2に供給する。これにより、カメラ10及び雲台12
は、ジョイスティック40が停止したときに映像モニタ
26に表示される映像をカメラ10が出力しているとき
の、カメラ10及び雲台12の被制御状態に戻される。
【0032】フリーズ期間Tfを2×Td以上とした理
由は次の通りである。すなわち、上述のように、映像受
信側で選択された映像をカメラ10が出力したときのカ
メラ10及び雲台12の状態に戻す時間としてTdとほ
ぼ同等な時間を必要とし、更に、それが映像受信側に伝
送され表示されるまでにTdの時間がかかる。従って、
最低限、2×Tdだけ、表示映像をフリーズしないと、
カメラ10及び雲台12がジョイスティック40の停止
時の被制御位置に戻る前に、表示映像のフリーズが解消
されてしまい、表示映像が不自然に動いてしまうからで
ある。本実施例のようにフリーズ期間Tfを設定するこ
とで、フリーズ解除後に受信側で表示される映像は、操
作者が意図した状態に復した後のカメラ10の映像とな
り、操作停止後にそのまま動き続ける映像でないだけで
なく、カメラ10及び雲台12が元の被制御位置に戻る
途中の映像でもない。
【0033】メモリ60は、画像情報の符号化復号化及
び伝送並びに操作情報の伝送に伴う時間分の過去の被制
御情報を記憶できればよいので、そのメモリ容量は極わ
ずかでよい。アドレス発生回路62は、例えば、画像表
示時刻情報の下位ビットを参照してメモリ60の書き込
みアドレスを発生すればよい。
【0034】図4は、遠隔操作装置28の別の構成例の
概略構成ブロック図を示す。70はカメラ10の移動方
向(水平方向及び垂直方向)を指示するジョイスティッ
クであり、位置検出装置72は、ジョイスティック70
のその操作位置(方向及び量)を検出し、操作情報とし
て操作加工器74に出力する。操作加工器74は、詳細
は後述するが、フリーズ信号が発生されていないときに
は、位置検出装置72の出力(操作情報)をそのまま出
力し、フリーズ信号が発生されている間は、位置検出装
置72の出力に関わらず、操作停止を示す情報を代わっ
て出力する。操作加工器74の出力はデータ変調器76
とストップ検出器78に印加される。ストップ検出器7
8は、操作加工器74の出力から、ジョイスティック7
0の操作状態から操作停止状態への変化を検出し、その
変化に応じてストップ検出信号を時刻情報保持装置8
0、フリーズ信号発生装置82及びデータ変調器76に
印加する。時刻情報保持装置80は時刻情報保持装置4
8と同様に、ストップ検出器78からのストップ検出信
号に応じて、MPEGデコーダ24からの時刻情報を取
り込み、保持する。
【0035】フリーズ信号発生装置82はフリーズ信号
発生装置50と同様に、ストップ検出器78からのスト
ップ検出信号に応じて、映像モニタ26の表示画面のフ
リーズを指示するフリーズ信号を発生する。このフリー
ズ信号が、MPEGデコーダ24と操作加工器74に印
加される。フリーズ信号の出力期間Tfは、フリーズ期
間設定装置84により任意に設定可能であり、先の例と
同様に、2×Td以上である。
【0036】図4に示す遠隔操作装置28を使用したと
きの動作を説明する。受信側の操作者は、映像モニタ2
6の画面上の映像を見ながら、遠隔操作装置28のジョ
イスティック70を操作する。そして、映像モニタ26
の画面上で意図した映像が得られたとき、操作を止める
(通常は、ジョイスティック70のレバーを中央の中立
位置で解放する)。このとき、操作加工器74は、位置
検出装置72の出力をそのままデータ変調器76及びス
トップ検出器78に供給する状態に有り、ストップ検出
器46は、操作加工器74の操作情報出力からジョイス
ティック70の停止を検出し、ストップ検出信号をデー
タ変調器76、時刻情報保持装置80及びフリーズ信号
発生装置82に供給する。時刻情報保持装置80は、M
PEGデコーダ24から連続的に供給されている時刻情
報を、このストップ検出信号に応じて取り込み、保持す
る。これにより、操作者が操作を停止した時点の表示画
像を映像送信側が送出した時刻を知ることができる。時
刻情報保持装置80は、取り込んだ時刻情報を有効時刻
情報としてデータ変調器76に供給する。
【0037】データ変調器76は、データ変調器44と
同様に動作する。即ち、通常は、操作加工器74からの
ジョイスティック40の操作位置情報をデータ変調して
制御装置32に送信するが、ストップ検出器46からの
ストップ検出信号に応じて、時刻情報保持装置80から
の有効時刻情報をデータ変調して制御装置32に送信す
る。
【0038】フリーズ信号発生装置82は、ストップ検
出器78からのストップ検出信号に応じて、フリーズ期
間設定装置84により設定された期間Tf(≧2×T
d)、フリーズ信号を発生し、MPEGデコーダ24及
び操作加工器74に供給する。MPEGデコーダ24
は、このフリーズ信号に応じて、出力段のフレームメモ
リの書き換えを禁止する。これにより、MPEGデコー
ダ24は、同じ映像信号を繰り返し映像モニタ26に供
給する。映像モニタ26の画面上の映像は、操作者が遠
隔操作装置28の操作を止めたときから、フリーズ期間
Tfだけ、静止することになり、伝送遅延の影響を操作
者に感じさせずに済む。すなわち、操作停止後も映像が
動き続けるという違和感が解消される。
【0039】フリーズ信号発生装置82がフリーズ信号
を発生すると、操作加工器74は、位置検出装置72か
ら入力する操作情報を全て無効とし、操作停止状態に相
当する信号をデータ変調器76及びストップ検出器78
に出力する。そして、所定時間Tf経過した後にフリー
ズ信号が解除されると、操作加工器74は、位置検出装
置72から入力する操作情報をそのまま、データ変調器
76及びストップ検出器78に出力する。
【0040】即ち、図4に示す遠隔操作装置28では、
一旦、ジョイスティック70の操作が停止すると、Tf
期間だけ、表示画面をフリーズし、そのフリーズ中のジ
ョイスティック70の操作も無効とする。換言すると、
映像送信側でカメラ10及び雲台12を操作停止時点の
被制御位置に戻すまでの間に発生し得る遠隔操作を無効
にしている。これにより、画面と操作の関係を正しく対
応つけることができる。
【0041】図5は、本発明の第2実施例の概略構成ブ
ロック図を示す。本実施例では、受信側のモニタ画面を
フリーズさせない点が、基本的に、図1に示す実施例と
異なる。
【0042】110はカメラ、112は、カメラ110
の撮影方向を水平方向及び垂直方向に変更する雲台、1
14はカメラ110の出力映像信号をMPEG方式で圧
縮するMPEGエンコーダ、116は、MPEGエンコ
ーダ114の出力をディジタル変調する変調器、118
は、変調器116の出力をマイクロ波に変換して送出す
るマイクロ波送信機、120はマイクロ波送信器118
から出力されるマイクロ波を受信するマイクロ波受信
機、122は、マイクロ波受信機120で受信された信
号をディジタル復調するディジタル復調器、124は復
調器122から出力される圧縮画像データをMPEG伸
長し、映像信号を復元するMPEGデコーダ、126は
復元された映像信号を画像表示する映像モニタである。
【0043】128は映像受信側で操作者が操作する遠
隔操作装置、130は遠隔操作装置128の操作信号を
映像送信側に伝送する伝送回線(例えば、公衆電話回
線)、132は、伝送回線130を介して受信する遠隔
操作装置128からの操作信号に従って雲台112によ
る撮影方向及びカメラ110のズーム、合焦距離及び絞
りを制御する制御装置、134はカメラ110の撮影方
向を検出して制御装置132に通知する方位センサであ
る。なお、カメラ110は現在のズーム値、合焦距離及
び絞り値を示す情報を制御装置132に通知する。
【0044】本実施例の動作を説明する。MPEGエン
コーダ114は、カメラ110から出力される映像信号
をMPEG方式で圧縮する。MPEGエンコーダ114
はまた、入力映像信号周期に同期する発振器を具備し、
その出力をカウントして、入力映像周期に同期した画像
基準時刻情報を生成し、入力映像信号の符号化単位毎
(例えば、1フレーム単位)にその画像基準時刻情報に
対応する画像表示時刻情報を生成する。そして、MPE
Gエンコーダ114は、その画像表示時刻情報を符号化
単位で対応させて圧縮画像データに付加してパケット化
し、更に伝送に必要なデータを付加して所定の伝送フォ
ーマットにする。MPEGエンコーダ114は、生成し
た画像表示時刻情報を制御装置132にも印加する。
【0045】MPEGエンコーダ114により伝送フォ
ーマット化されたストリームデータは、変調器116に
より変調され、マイクロ波送信機118によりマイクロ
波受信機120に向けて送信される。マイクロ波受信機
120はマイクロ波送信機118からのマイクロ波を受
信し、復調器122はマイクロ波受信機120の出力を
ディジタル復調し、MPEGデコーダ124に供給す
る。
【0046】MPEGデコーダ124は、復調器122
の出力から画像データを伸長して映像信号を復元し、映
像モニタ126に印加する。これにより、カメラ110
の撮影映像が映像モニタ126の画面上に表示される。
MPEGデコーダ124はまた、映像情報と一緒に伝送
された画像表示時刻情報を遠隔操作装置128に供給す
る。
【0047】図6は、遠隔操作装置128の概略構成ブ
ロック図を示す。140はカメラ110の移動方向(水
平方向及び垂直方向)を指示するジョイスティックであ
り、位置検出装置142は、ジョイスティック140の
その操作位置(方向及び量)を検出し、操作情報として
データ変調器144に印加する。ストップ検出器146
は、ジョイスティック140の操作停止を検出し、その
検出信号をデータ変調器144及び時刻情報保持装置1
48に印加する。時刻情報保持装置148は、ストップ
検出器146からのストップ検出信号に応じて、MPE
Gデコーダ24からの時刻情報を取り込み、保持する。
【0048】受信側の操作者は、映像モニタ126の画
面上の映像を見ながら、遠隔操作装置128のジョイス
ティック140を操作する。そして、映像モニタ126
の画面上で意図した映像が得られたとき、操作を止める
(通常は、ジョイスティック140のレバーを中央の中
立位置で解放する)。このとき、ストップ検出器146
は、ジョイスティック140の操作位置を検出する位置
検出器142の出力からジョイスティック140の停止
を検出し、ストップ検出信号をデータ変調器144及び
時刻情報保持装置148に供給する。時刻情報保持装置
148は、MPEGデコーダ124から連続的に供給さ
れている時刻情報を、このストップ検出信号に応じて取
り込み、保持する。これにより、操作者が操作を停止し
た時点の表示画像を映像送信側が送出した時刻を知るこ
とができる。時刻情報保持装置148は、取り込んだ時
刻情報を有効時刻情報としてデータ変調器144に供給
する。
【0049】データ変調器144は、通常は、位置検出
装置142からのジョイスティック140の操作位置情
報をデータ変調して制御装置132に送信するが、スト
ップ検出器146からのストップ検出信号に応じて、時
刻情報保持装置148からの有効時刻情報をデータ変調
して制御装置132に送信する。
【0050】制御装置132は、遠隔操作装置128か
らの操作情報に従って、カメラ110の撮影方向、ズー
ム、合焦距離及び絞りを制御する。図7は、制御装置1
32の概略構成ブロック図を示す。制御装置132は、
遠隔操作装置128からの制御情報を復調するデータ復
調器156と、カメラ110及び雲台112を直接、制
御する制御器158と、カメラ110及び雲台112の
被制御情報を記憶するメモリ160と、メモリ160の
書き込み・読み出しアドレスを発生するアドレス発生回
路162とからなる。制御装置132の構成及び作用
は、制御装置32と同じである。
【0051】データ復調器156は、遠隔操作装置12
8からの制御情報を復調し、復調したデータ列からの識
別符号によって操作情報か時刻情報かを判定し、操作情
報を制御器158に、有効な時刻情報をアドレス発生同
路162に供給する。データ復調器156はまた、識別
符号の判定結果から、書き込み(W)/読み出し(R)
制御信号をメモリ160とアドレス発生回路162に、
制御装置132の制御信号出力を切り換える切換え信号
を制御器158それぞれ供給する。
【0052】アドレス発生回路162は、データ復調器
156からのW/R制御信号に従い、MPEGエンコー
ダ114から供給される画像表示時刻情報を基準として
メモリ160の書き込みアドレスを発生し、データ復調
器156からの時刻情報を基準として読み出しアドレス
を発生する。メモリ160は、アドレス発生回路162
の発生するアドレスと、データ復調器156からのW/
R制御信号に従い、カメラ110及びセンサ134から
の被制御データを記憶し、記憶する被制御データを制御
器158に読み出す。
【0053】すなわち、制御装置132が、遠隔操作装
置128から操作情報を受信しているときには、アドレ
ス発生回路162はMPEGエンコーダ114からの時
刻情報に従ってアドレス(書き込みアドレス)を発生
し、メモリ160は、アドレス発生回路162からのア
ドレス(書き込みアドレス)とデータ復調器156から
の書き込み制御信号に従い、カメラ110及びセンサ1
34からの状態情報を記憶する。これは換言すれば、メ
モリ160は、ある入力映像が圧縮符号化される直前の
時刻、つまり、カメラ110がある映像を取り込み映像
信号として出力する時刻の、カメラ110の被制御状態
を、過去の所定時間分だけ記憶することになる。
【0054】他方、制御装置132が遠隔操作装置12
8から有効時刻情報を受信すると、アドレス発生回路1
62はデータ復調器156からの時刻情報に従ってアド
レス(読み出しアドレス)を発生し、メモリ160は、
アドレス発生回路162からのアドレス(読み出しアド
レス)とデータ復調器156からの読み出し制御信号に
従い、有効時刻情報に対応する時刻の被制御データを制
御器158に読み出す。
【0055】制御器158は、データ復調器156から
の切換え信号に従い、遠隔操作装置144から操作情報
を受信しているときには、データ復調器156からの操
作情報をカメラ110及び雲台112を直接制御する制
御データに変換して、カメラ110及び雲台112に供
給し、遠隔操作装置144から有効時刻情報を受信した
ときには、メモリ160から読み出された被制御状態に
カメラ110及び雲台112を制御するような制御デー
タをカメラ110及び雲台112に供給する。これによ
り、カメラ110及び雲台112は、ジョイスティック
140が停止したときに映像モニタ126に表示される
映像をカメラ110が出力しているときの、カメラ11
0及び雲台112の被制御状態に戻される。
【0056】メモリ160は、メモリ60と同様に、画
像情報の符号化復号化及び伝送並びに操作情報の伝送に
伴う時間分の過去の被制御情報を記憶できればよいの
で、そのメモリ容量は極わずかでよい。アドレス発生回
路162は、例えば、画像表示時刻情報の下位ビットを
参照してメモリ160の書き込みアドレスを発生すれば
よい。
【0057】このようにして、制御装置132は、遠隔
操作装置128からの操作情報及び有効時刻情報に従
い、操作情報に対しては、その操作内容でカメラ110
及び雲台112を制御し、有効時刻情報に対して、その
有効時刻情報の示す過去の時刻における被制御状態にカ
メラ110及び雲台112を制御する。これにより、映
像モニタ126の画面上の映像は、一旦はオーバーシュ
ートするものの、最終的に遠隔操作装置128の操作を
止めたときの映像に復帰して静止する。
【0058】画像圧縮方式としてMPEG方式を採用
し、画像時刻情報としてMPEG方式でのPCR、画像
表示時刻としてPTSを使用する実施例を説明した。し
かし、本発明はこれに限定されない。画像時刻情報をタ
イムベースとしてもよい。PCR及びPTSは共に、M
PEG方式を使用する映像伝送システムでは映像に同期
して容易に取り出すことができる。
【0059】データストリーム中に含まれる送信側の映
像入力時の時刻情報が、映像信号に同期しているとして
説明したが、時刻情報が周波数的に映像信号に同期して
いなくてもよい。伝送媒体として画像データ伝送に地上
マイクロ回線を使用し、操作情報及び時刻情報の伝送に
公衆電話回線を用いた例を説明したが、双方向にデータ
を伝送できる如何なる伝送媒体及び伝送形式も利用可能
であることはいうまでもない。
【0060】撮像装置の制御対象としてカメラの方向調
整を例に説明したが、レンズの焦点距離合わせ及びズー
ム比調整なども同様の構成で遠隔制御可能であることも
また、明らかである。
【0061】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、撮像地点の映像取り込み時刻を受
信地点での復号映像から知ることができ、その時刻情報
を送信地点に返送することにより、操作停止時点の被制
御状態に映像送信側を自動復帰させることができる。即
ち、受信側の表示映像を操作停止時点の映像に自動的に
戻すことができる。これにより、遠隔操作の操作感が格
段に向上し、遠隔操作につきものの、符号化及び伝送遅
延に起因する操作上の不都合を完全に解消できる。ま
た、操作停止に応じてモニタ表示をフリーズすること
で、画面上と操作装置の操作とを対応させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例の概略構成ブロック図で
ある。
【図2】 遠隔操作装置28の概略構成ブロック図であ
る。
【図3】 制御装置32の概略構成ブロック図である。
【図4】 遠隔操作装置28の別の構成例の概略構成ブ
ロック図である。
【図5】 本発明の第2実施例の概略構成ブロック図で
ある。
【図6】 遠隔操作装置128の概略構成ブロック図で
ある。
【図7】 制御装置132の概略構成ブロック図であ
る。
【図8】 従来例の概略構成ブロック図である。
【図9】 従来例におけるカメラ出力画像と表示画像の
対比例である。
【符号の説明】
10:カメラ 12:雲台 14:MPEGエンコーダ 16:変調器 18:マイクロ波送信機 20:マイクロ波受信機 22:ディジタル復調器 24:MPEGデコーダ 26:映像モニタ 28:遠隔操作装置 30:伝送回線 32:制御装置 34:方位センサ 40:ジョイスティック 42:位置検出装置 44:データ変調器 46:ストップ検出器 48:時刻情報保持装置 50:フリーズ信号発生装置 54:フリーズ期間設定装置 56:データ復調器 58:制御器 60:メモリ 62:アドレス発生回路 70:ジョイスティック 72:位置検出装置 74:操作加工器 76:データ変調器 78:ストップ検出器 80:時刻情報保持装置 82:フリーズ信号発生装置 84:フリーズ期間設定装置 110:カメラ 112:雲台 114:MPEGエンコーダ 116:変調器 118:マイクロ波送信機 120:マイクロ波受信機 122:ディジタル復調器 124:MPEGデコーダ 126:映像モニタ 128:遠隔操作装置 130:伝送回線 132:制御装置 134:方位センサ 140:ジョイスティック 142:位置検出装置 144:データ変調器 146:ストップ検出器 148:時刻情報保持装置 156:データ復調器 160:メモリ 162:アドレス発生回路 210:カメラ 212:雲台 214:MPEGエンコーダ 216:変調器 218:マイクロ波送信機 220:マイクロ波受信機 222:ディジタル復調器 224:MPEGデコーダ 226:映像モニタ 228:遠隔操作装置 230:電話回線 232:制御装置
フロントページの続き Fターム(参考) 5C022 AA01 AB02 AB22 AB36 AB62 AB65 AC27 AC69 AC74 AC75 CA00 5C054 AA05 CA04 CC05 CD04 CF06 CG04 CH03 DA09 EC06 EG06 FA07 FA09 FE21 FF02 GB11 HA01 5C064 BA07 BB05 BC10 BD02 BD08

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像装置、当該撮像装置を制御すると共
    に、当該撮像装置の所定期間の被制御状態を記憶する制
    御装置、及び、当該撮像装置の出力映像に時刻情報を付
    加して送出する送信処理装置を具備する映像送信装置
    と、 当該制御装置に操作情報を送信する遠隔操作装置、映像
    モニタ、及び、当該映像送信装置からの映像情報を受信
    処理し、受信した時刻情報を当該遠隔操作装置に、映像
    信号を当該映像モニタにそれぞれ供給する受信処理装置
    を具備する映像受信装置とからなる撮像装置遠隔制御シ
    ステムであって、 当該遠隔操作装置は、操作の停止を検出する操作停止検
    出手段を具備し、操作の停止の検出に応じて、当該受信
    処理装置からの時刻情報を当該制御装置に送信し、 当該制御装置は、当該遠隔操作装置からの当該時刻情報
    に応じて、当該時刻情報の示す時刻における当該撮像装
    置の被制御状態に当該撮像装置を制御することを特徴と
    する撮像装置遠隔制御システム。
  2. 【請求項2】 当該送信処理装置は、MPEG圧縮方式
    で映像情報を圧縮する手段を有し、当該受信処理手段
    は、MPEG圧縮データを伸長する手段を有する請求項
    1に記載の撮像装置遠隔制御システム。
  3. 【請求項3】 当該制御装置は、当該送信処理装置で付
    加される時刻情報に従い、当該撮像装置の当該被制御状
    態を記憶するメモリを具備する請求項1に記載の撮像装
    置遠隔制御システム。
  4. 【請求項4】 当該遠隔操作装置は、操作の停止に応じ
    て、所定フリーズ期間のフリーズ信号を当該受信処理手
    段に供給し、当該受信処理手段は、当該フリーズ信号に
    応じて、当該映像モニタへの映像をフリーズする請求項
    1に記載の撮像装置遠隔制御システム。
  5. 【請求項5】 当該所定フリーズ期間が、当該映像送信
    装置における映像入力から当該映像受信装置における映
    像表示までの時間の2倍以上である請求項1に記載の撮
    像装置遠隔制御システム。
  6. 【請求項6】 当該遠隔操作装置は、当該フリーズ信号
    を出力する間、操作を無効化する手段を具備する請求項
    4に記載の撮像装置遠隔制御システム。
  7. 【請求項7】 前記時刻情報が画像基準時刻情報である
    請求項1に記載の撮像装置遠隔制御システム。
  8. 【請求項8】 前記時刻情報が、画像入力時を基準とす
    る符号化単位毎の画像表示時刻情報である請求項1に記
    載の撮像装置遠隔制御システム。
JP11156413A 1999-06-03 1999-06-03 撮像装置遠隔制御システム Withdrawn JP2000350183A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11156413A JP2000350183A (ja) 1999-06-03 1999-06-03 撮像装置遠隔制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11156413A JP2000350183A (ja) 1999-06-03 1999-06-03 撮像装置遠隔制御システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000350183A true JP2000350183A (ja) 2000-12-15

Family

ID=15627216

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11156413A Withdrawn JP2000350183A (ja) 1999-06-03 1999-06-03 撮像装置遠隔制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000350183A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1536651A1 (en) * 2002-07-19 2005-06-01 Sony Corporation Encoding device, encoding method, decoding device, and decoding method
CN113660471A (zh) * 2021-08-25 2021-11-16 北京知道创宇信息技术股份有限公司 一种图像采集系统、方法及电子设备

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1536651A1 (en) * 2002-07-19 2005-06-01 Sony Corporation Encoding device, encoding method, decoding device, and decoding method
EP1536651A4 (en) * 2002-07-19 2010-12-29 Sony Corp ENCODING DEVICE, ENCODING METHOD, DECODING DEVICE, AND DECODING METHOD
US8228988B2 (en) 2002-07-19 2012-07-24 Sony Corporation Encoding device, encoding method, decoding device, and decoding method
US8259799B2 (en) 2002-07-19 2012-09-04 Sony Corporation Encoding device, encoding method, decoding device, and decoding method
CN113660471A (zh) * 2021-08-25 2021-11-16 北京知道创宇信息技术股份有限公司 一种图像采集系统、方法及电子设备
CN113660471B (zh) * 2021-08-25 2023-11-28 北京知道创宇信息技术股份有限公司 一种图像采集系统、方法及电子设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0968606B1 (en) Method for still picture transmission and display
CA2226324C (en) Video surveillance system using camera control parameters to optimize motion vector processing
JP2010074382A (ja) 監視カメラシステムおよび監視映像生成方法
JP3917506B2 (ja) 映像信号記録送信装置および監視システムならびに監視装置
WO2008035657A1 (en) Monitor video accumulation system
JP2007088771A (ja) 映像圧縮送信装置および映像圧縮方法
JP2000350183A (ja) 撮像装置遠隔制御システム
JP2002174840A (ja) プリセット監視装置
JPH0730888A (ja) 動画像送信装置及び動画像受信装置
JP2000165846A (ja) 映像監視システム
JP3774521B2 (ja) カメラ制御システム、カメラサーバ、カメラ操作装置、及びカメラ操作情報の表示制御方法
JPH08149345A (ja) カメラシステム
JP2004007066A (ja) 画像伝送装置
JPH0937232A (ja) 遠隔画像監視装置
JP2003284051A (ja) 映像伝送システム及び映像伝送制御方法
JP3608288B2 (ja) 監視カメラシステム
JP2006246051A (ja) 映像送信システム、映像送信方法、及びカメラ装置
JPH08331434A (ja) ビデオカメラ装置およびビデオカメラ遠隔制御装置
JP2003209810A (ja) 動画像伝送装置
JP2729060B2 (ja) 静止画伝送方法
JP2002185956A (ja) 遠隔監視システム装置
JP2002077843A (ja) テレビ会議用動画像転送装置、動画像復元装置および動画像交換装置
JP4406517B2 (ja) 画像表示制御方法及びそのシステム及びそれを構成する装置
JPH099233A (ja) 画像伝送装置および電子会議装置ならびにカメラのファーエンドコントロール装置
JP2004248223A (ja) カメラの遠隔制御システム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060905