JP2000349321A - 薄膜太陽電池とその製造方法 - Google Patents

薄膜太陽電池とその製造方法

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JP2000349321A JP11161801A JP16180199A JP2000349321A JP 2000349321 A JP2000349321 A JP 2000349321A JP 11161801 A JP11161801 A JP 11161801A JP 16180199 A JP16180199 A JP 16180199A JP 2000349321 A JP2000349321 A JP 2000349321A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】i層に微結晶シリコンを含有するアモルファス
シリコン膜を用いたpin太陽電池の変換効率の向上を
図る。 【解決手段】発電層のi層内の結晶分率が、膜厚方向で
制御された分布を持つようにする。長波長側では微結晶
太陽電池に近い分光感度を示し、短波長側ではアモルフ
ァスシリコン膜太陽電池に近い分光感度を示して、微結
晶太陽電池とアモルファスシリコン膜太陽電池との両者
の長所を兼ね備えた薄膜太陽電池とすることができる。
結晶分率の膜厚方向の分布を制御する方法としては、シ
ラン濃度、プラズマ発生用出力、結晶化阻害ガス等があ
り、いずれも制御の容易な手段である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、微結晶シリコンを
含有するアモルファスシリコン薄膜(以下半結晶化アモ
ルファスシリコン膜と称し、アモルファスシリコンをa
−Siと記す)を発電層とする薄膜太陽電池およびその
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、半結晶化a−Si膜を発電層と
する従来型の薄膜太陽電池の断面図である。6は、その
上に薄膜太陽電池を形成するガラス基板である。5は例
えば銀の下部電極であり、その上にa−Si膜のn層
4、半結晶化a−Si膜のi層3、a−Si膜のp層2
からなるpin構造が形成されている。1は例えば酸化
インジウム錫(以下ITOと記す)の透明な上部電極で
ある。
【0003】発電層である半結晶化a−Si膜のi層3
は、完全に結晶化しているわけではなく、正しくは微結
晶シリコンを含有するa−Si膜である。半結晶化a−
Si膜中の微結晶相の混合比を結晶分率と呼ぶことにす
る。
【0004】半結晶化a−Si膜のi層3の成膜は、従
来一定の成膜条件下でおこなわれ、特に成膜途中で変え
ることはおこなっておらず、その過程での結晶分率が注
目されることはなかった。
【0005】なお、特開昭62−132372号公報に
おいて東等により、p側から受光するpin型のa−S
i太陽電池で、a−Siのi層と微結晶シリコンのn層
との間に、完全に微結晶化したi層を設けた例が開示さ
れ、それによって分光感度が向上するとされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】半結晶化a−Si膜
は、含まれる結晶成分により、a−Si膜より長波長光
感度と電気的特性に優れる。しかし、可視光領域、特に
短波長側での吸収係数が小さく、この領域での光吸収特
性がa−Si膜より劣っている。
【0007】本発明の第一の目的は、結晶シリコン膜と
a−Si膜との長所を兼ね備えた薄膜太陽電池を提供す
ることにある。また、半結晶化a−Si膜をi層に使用
する場合には、その成長初期に核発生プロセスを伴うた
め、ドーピング層との界面構造の制御が難しかった。例
えば下地のnドーピング層がa−Si膜で、i層が微結
晶シリコン膜の場合、その界面での結晶分率の制御等が
難しかった。
【0008】本発明の第二の目的は、この部分での核発
生プロセスを制御し、半結晶化a−Si膜の結晶分率の
制御等を容易にすることにある。更に、下部の電極層と
接するドーピング層の結晶性は、この部分での界面付着
力強度に大きく影響を与える。特に、ドーピング層に結
晶性の高い微結晶シリコン膜を使用する場合には、付着
力に問題が有った。本発明の第三の目的は、そのような
場合にこの部分での付着力強度を強化することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め本発明は、半結晶化a−Si膜からなる発電層を有す
るpin型薄膜太陽電池において、発電層の結晶分率が
膜厚方向で制御された分布を有するものする。
【0010】a−Siと微結晶シリコンの光学的特性と
して、その吸収係数を比較すると、短波長光に対しては
a−Siが、長波長光に対しては微結晶シリコンが、高
い値を有している。また、電気的特性、特にキャリアの
移動度に関しては、微結晶シリコンの方がa−Siより
優れている。 このアモルファスおよび微結晶の両方の
相の混合比を、膜厚方向で変化させ、微結晶シリコンの
長波長光感度特性および電気伝導特性、a−Siの短波
長光感度特性といった、微結晶シリコンとa−Siの長
所を共に活用して、太陽電池の変換効率を向上させるこ
とができる。
【0011】特に発電層であるi層内の結晶分率が、膜
厚方向で制御されていると良い。i層が最も厚く、キャ
リアの移動度も重要であるので、その層内の結晶分率の
分布の制御が重要である。
【0012】半結晶化a−Si膜のi層の下地となるド
ーピング層内の結晶分率が、電極界面側から微結晶を含
有するi層界面側にかけて、膜厚方向で制御された分布
を有しているとなお良い。
【0013】半結晶化a−Si膜のi層の下地となるド
ーピング層の界面側の結晶分率を高めることにより、こ
の部分での発電層の成長初期領域の制御が容易になる。
また、電極へのドーピング層を含む発電層の付着力は、
a−Siの方が微結晶シリコンより優れている。このた
め、電極と接し、i層の下地となるドーピング層の膜厚
方向に結晶分率を変化させることにより、i層成長初期
を制御し、かつ、電極への発電層の付着力を向上させる
ことが可能となる。
【0014】複数個の薄膜太陽電池を直列に積層したタ
ンデム太陽電池において、i層またはドーピング層内の
結晶分率が膜厚方向で制御された分布を有する太陽電池
を、少なくとも一個有するものでも良い。直列接続した
太陽電池でも上と同じ作用により、高効率の出力電圧が
得られる。
【0015】半結晶化a−Si膜太陽電池と直列接続す
る薄膜太陽電池としては、a−Si、a−Siゲルマニ
ウム、a−Siカーバイド、a−Siナイトライド、a
−Siオキサイドを発電層とする太陽電池などがよい。
そしてそれらの太陽電池をトップ側にし、半結晶化a−
Si膜太陽電池をボトム側とすると良い。
【0016】それらの太陽電池はワイドギャップ太陽電
池であるのでトップ側にし、長波長側で吸収の良い半結
晶化a−Si膜太陽電池をボトム側とすると、変換効率
が向上する。半結晶化a−Si膜太陽電池と微結晶シリ
コン太陽電池とを直列接続しても良いし、微結晶シリコ
ンアロイ太陽電池を直列接続することもできる。そのよ
うにすれば、高い出力電圧が得られる。
【0017】i層内の結晶分率がドーピングn層からp
層にかけて、次第に増大することが良く、一時停滞して
いても良い。後掲の実施例欄で記述するようにそのよう
にすれば、高効率の薄膜太陽電池とすることができる。
【0018】i層またはドーピング層内の結晶分率を、
膜厚方向で制御する方法としては、例えば、モノシラ
ン、ジシラン、ジクロロシラン(以下それぞれSi
4 、Si 2 6 、SiH2 Cl2 と記す)などのシラ
ン系原料ガスの水素希釈率を変化させる方法、プラズマ
発生用の電源出力を変化させる方法、炭酸ガス、酸素、
窒素、メタン、アセチレン、ゲルマン、亜酸化窒素、フ
ォスフィン、ジボラン(以下それぞれCO2 、O2 、N
2 、CH4 、C22 、GeH4 、N2 O、PH3 、B
26 と記す)等の結晶化を阻害するガスの混合比を変
化させる方法、基板温度を変化させる方法、成膜室内圧
力を変化させる方法等を取ることができる。後掲の実施
例欄で記述するように上記のいずれの方法によっても、
結晶分率を制御することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】[実施例1]図2は、本発明によ
り膜厚方向に結晶分率を制御された分布を有する半結晶
化a−Si膜の発電層を有する実施例1の半結晶化a−
Si太陽電池の断面図である。6は、その上に薄膜太陽
電池を形成するガラス基板である。5は例えば銀の下部
電極であり、その上にa−Si膜のn層4、結晶分率に
分布を有する半結晶化a−Si膜のi層13、a−Si
膜のp層2からなるpin構造が形成されている。1は
ITOの上部電極である。
【0020】各層の厚さは、例えば下部電極5が100
nm、n層4が50nm、i層13が2μm 、p層2が20
nm、上部電極1が70nmである。発電層であるi層13
は、アモルファスおよび微結晶の結晶分率を、膜厚方向
で変化させた半結晶化a−Si膜である。
【0021】図3(a)は、i層内の膜厚方向での結晶
化率を制御する際のプログラム図、図3(b)は、シラ
ン濃度[SiH4 /(SiH4 +H2 )]と結晶分率と
の関係を示す特性図、図3(c)は、成膜した半結晶化
a−Si膜の結晶分率分布図である。
【0022】図3(b)によれば、シラン濃度を高くす
るほど、結晶分率は低下している。但し、その特性には
膜厚依存性があり、膜厚が厚くなるほど、全体に結晶化
し易くなっている。
【0023】従って、図3(a)のように、シラン濃度
を始め低く、途中で高く、その後また低くすることによ
って、図3(c)のような結晶分率を有する薄膜太陽電
池が得られた。
【0024】図1は、実施例1の結晶分率を制御された
分布を有する半結晶化a−Si太陽電池の分光感度特性
図である(実線)。縦軸は収率、横軸は波長である。比
較例としてa−Si太陽電池(一点鎖線)、および従来
の微結晶シリコン太陽電池(点線)の分光感度特性をも
示した。
【0025】本実施例1の半結晶化a−Si太陽電池
は、長波長側でa−Si太陽電池より光を良く吸収し、
短波長側では従来の微結晶シリコン太陽電池より高い分
光感度特性が得られていることがわかる。
【0026】特開昭62−132372号公報において
東等により、p側から受光するpin型のa−Si太陽
電池で、a−Siのi層と微結晶シリコンのn層との間
に、完全に微結晶化したi層を設けた例が開示され、そ
れによって分光感度が向上するとされている。
【0027】本発明は、微結晶を含むa−Si太陽電池
であること、i層全体にわたって結晶分率を制御するこ
と、むしろpin構造のp層に近くなる程結晶分率を高
くすること、完全に微結晶化はしていないことなどの点
で、上記の発明とは異なるものである。
【0028】[実施例2]半結晶化a−Si太陽電池の
結晶分率を制御するには、シラン濃度[SiH4/(S
iH4 +H2 )]以外に、成膜時のプラズマ電源の出力
を変えることによっても可能である。
【0029】図4(a)は、その方法でのi層内の膜厚
方向での結晶分率を制御する際のプログラム図、図4
(b)は、電源出力と結晶分率との関係を示す特性図、
図4(c)は、成膜した微結晶シリコン膜の結晶分率分
布図である。
【0030】図4(b)によれば、電源出力を高くする
ほど、結晶分率は向上している。但しこの場合も、その
特性には膜厚依存性があり、この場合は膜厚が厚くなる
ほど、全体に結晶化し難くなっている。
【0031】従って、図4(a)のように、電源出力を
始め高く、それから次第に低くすることによって、図4
(c)のような結晶分率を有する薄膜太陽電池が得られ
た。本実施例2の半結晶化a−Si太陽電池は、実施例
1の半結晶化a−Si太陽電池とほぼ同じ分光感度特性
を示した。
【0032】[実施例3]半結晶化a−Si太陽電池の
結晶分率を制御する方法としては、シラン濃度[SiH
4 /(SiH4 +H2 )]と、成膜時の電源出力とを変
えることも勿論できる。
【0033】図5は、シラン濃度[SiH4 /(SiH
4 +H2 )]と成膜時の電源出力とを変えたときの結晶
分率の特性図である。但し約1μm 成膜時のものであ
る。この図に示すように、堆積した膜中の結晶分率を変
化させることが可能である。シラン濃度が低く、電源出
力の高い部分では結晶分率が高くなり、シラン濃度が高
い領域では、結晶分率が低くなっており、相対的にアモ
ルファス成分が増えることになる。この図を参考にすれ
ば、シラン濃度と電源出力と二つの変数を利用できるの
で成膜の自由度が増し、所望の結晶分率をもつ半結晶化
a−Si膜が容易に得られ、より高性能な太陽電池の製
造に役立つ。
【0034】[実施例4]半結晶化a−Si太陽電池の
結晶分率を制御するもう一つの方法として、例えばCO
2 のような結晶化を阻害するガスを加える方法がある。
図6(a)は、i層内の膜厚方向での結晶分率を制御す
る際のプログラム図、図6(b)は、結晶化を阻害する
ガス濃度と結晶分率との関係を示す特性図、図6(c)
は、成膜した微結晶シリコン膜の結晶分率分布図であ
る。
【0035】図6(b)によれば、結晶化を阻害するガ
ス濃度が高くなるほど、結晶分率は低下している。但
し、その特性には膜厚依存性があり、膜厚が厚くなるほ
ど、全体に結晶化し易くなっている。
【0036】従って、図6(a)のように、結晶化を阻
害するガス濃度を始め低く、その後次第に増すことによ
って、結晶化阻害ガス分圧の低い部分では結晶分率が高
くなり、分圧が高い部分では、結晶分率が低くなり、図
6(c)のような結晶分率を有する薄膜太陽電池が得ら
れた。
【0037】本実施例4の半結晶化a−Si太陽電池
は、実施例1、2の薄膜太陽電池とほぼ同じ分光感度特
性を示した。結晶化を阻害するガスとしては、他にO
2 、N2 、CH4 、C22 、GeH 4 、N2 O、PH
3 、B26 などがある。
【0038】[実施例5]同一条件で微結晶を含有する
i層を形成しても、結晶分率は、膜厚方向で一定にはな
らない。これは、微結晶膜成長初期の結晶核生成プロセ
ス、および、その後の結晶成長プロセスが存在するから
である。これは、前述の膜厚方向の結晶分率制御とは異
なるものであり、微結晶シリコンの成長モードにより、
結果として現れる膜厚方向での結晶率分布である。この
微結晶膜の成長初期に、いかに結晶核を生成させるか
は、微結晶i層を含有する太陽電池の界面制御には重要
である。
【0039】i層の成長初期に、効果的に結晶成長を起
こさせるためには、その下部にあるドーピング層に、結
晶核あるいは結晶成長サイトを形成すればよい。これ
は、i層と接するドーピング層界面部を、良質な微結晶
構造にさせておくことにより達成できる。ただし、ドー
ピング層は、電気的特性、光学的特性等の制約が大きい
ため、ドーピング層内の結晶分率も制御することで、太
陽電池特性を改善することが必要となる。
【0040】ドーピング層内の膜厚方向の結晶分率制御
も、i層と同様であり、水素希釈率、結晶化阻害ガスの
導入量、圧力、基板温度、電源出力等を変化させること
で達成できる。
【0041】図8は、結晶分率の膜厚方向制御を行った
ドーピング層を用いた半結晶化a−Si太陽電池の断面
図である。6は、その上に薄膜太陽電池を形成するガラ
ス基板である。5は例えば銀の下部電極であり、その上
に結晶分率を制御された分布を有する半結晶化a−Si
膜のn層14、同じく結晶分率を制御された半結晶化a
−Si膜のi層13、a−Si膜のp層2からなるpi
n構造が形成されている。1はITOの上部電極であ
る。
【0042】本実施例5の半結晶化a−Si太陽電池で
は、実施例1〜4の薄膜太陽電池より5% 程、分光感度
特性が向上しただけでなく、付着力強化による耐候性も
向上した。
【0043】[実施例6]結晶分率の膜厚方向制御を行
ったドーピング層あるいは(および)発電層より構成さ
れる微結晶シリコン太陽電池を、二層あるいは三層積層
したタンデム太陽電池に適用することもできる。
【0044】図9は、二層積層した積層型太陽電池も断
面図である。6は、その上に薄膜太陽電池を形成するガ
ラス基板である。5は例えば銀の下部電極であり、その
上にa−Si膜のn層4、結晶分率を制御された半結晶
a−Si膜のi層13、a−Si膜のp層2からなるp
in構造、その上にa−Si膜のn層24、i層23、
a−Si膜のp層22からなるpin構造が形成されて
いる。1はITOの上部電極である。
【0045】ボトム側の半結晶a−Si太陽電池の各層
は実施例1と同じ厚さであり、トップ側のa−Si太陽
電池の各層の厚さは、n層24が20nm、i層23が3
00nm、p層22が20nmである。
【0046】半結晶a−Si太陽電池は、特にa−Si
と比較して、800nm以上の長波長光に対する感度が高
いため、ミドルセルあるいはボトムセルとして利用する
と良い。本実施例6の半結晶a−Si太陽電池では、従
来のタンデム太陽電池に比べ10% 程、分光感度特性が
向上した。
【0047】二層あるいは三層積層のタンデム太陽電池
として、半結晶a−Si太陽電池と組み合わせるi層2
3用の材料としては、a−Si、a−Siゲルマニウ
ム、a−Siカーバイド、a−Siナイトライド、a−
Siオキサイド、微結晶シリコンあるいはシリコンアロ
イの微結晶などが考えられる。この他、結晶分率を制御
する方法としては、実施例1〜4に挙げた方法の他に、
基板温度、圧力等により制御することも可能であった。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、微
結晶を含有するa−Si膜、半結晶化a−Si膜のpi
n型薄膜太陽電池において、発電層のi層内、またはi
層の下地となるドーピング層内の結晶分率を、膜厚方向
で制御することにより、長波長側では微結晶太陽電池に
近い分光感度を示し、短波長側ではa−Si膜太陽電池
に近い分光感度を示す、すなわち微結晶太陽電池とa−
Si膜太陽電池との両者の長所を兼ね備えた薄膜太陽電
池とすることができる。半結晶化a−Si膜の結晶分率
の制御方法としては、シラン濃度、プラズマ発生用出
力、結晶化阻害ガス等があり、いずれも制御の容易な手
段である。
【0049】本発明は、薄膜太陽電池の高効率化をもた
らし、その普及、発展のために大きく貢献するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例1の半結晶化a−Si太陽電池お
よび比較例の分光特性図
【図2】本発明実施例1の半結晶化a−Si太陽電池の
断面図
【図3】(a)は本発明実施例1の半結晶化a−Si太
陽電池製造時のシラン濃度プログラム図、(b)は結晶
分率とシラン濃度との関係を示す特性図、(c)は本発
明実施例1の半結晶化a−Si太陽電池のi層内の結晶
分率分布図
【図4】(a)は本発明実施例2の半結晶化a−Si太
陽電池製造時の電源出力プログラム図、(b)は結晶分
率と電源出力との関係を示す特性図、(c)は本発明実
施例2の半結晶化a−Si太陽電池のi層内の結晶分率
分布図
【図5】結晶分率とシラン濃度、電源出力との関係を示
す特性図
【図6】(a)は本発明実施例4の半結晶化a−Si太
陽電池製造時の結晶化阻害ガス導入量プログラム図、
(b)は結晶分率と結晶化阻害ガス導入量との関係を示
す特性図、(c)は本発明実施例4の半結晶化a−Si
太陽電池のi層内の結晶分率分布図
【図7】本発明実施例5の半結晶化a−Si太陽電池の
断面図
【図8】本発明実施例6の半結晶化a−Si太陽電池の
断面図
【図9】従来の半結晶化a−Si太陽電池の断面図
【符号の説明】
1 上部電極 2、22 a−Sip層 3 半結晶化a−Sii層 4、24 a−Sin層 5 下部電極 6 ガラス基板 13 膜厚方向に結晶分率制御した半結晶化a−
Sii層 14 膜厚方向に結晶分率制御した半結晶化a−
Sin層 23 a−Sii層

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半結晶化アモルファスシリコン膜からなる
    発電層を有するpin型薄膜太陽電池において、発電層
    の結晶分率が膜厚方向で制御された分布を有することを
    特徴とする薄膜太陽電池。
  2. 【請求項2】発電層の内i層の結晶分率が、膜厚方向で
    制御された分布を有することを特徴とする請求項1記載
    の薄膜太陽電池。
  3. 【請求項3】半結晶化アモルファスシリコン膜のi層の
    下地となるドーピング層内の結晶分率が、電極界面側か
    らi層界面側にかけて、膜厚方向で制御された分布を有
    することを特徴とする請求項2に記載の薄膜太陽電池。
  4. 【請求項4】複数個の薄膜太陽電池を直列に積層した積
    層型太陽電池において、i層またはドーピング層内の結
    晶分率が膜厚方向で制御された分布を有する太陽電池
    を、少なくとも一個有することを特徴とする請求項1な
    いし3のいずれかに記載の薄膜太陽電池。
  5. 【請求項5】半結晶化アモルファスシリコン太陽電池と
    アモルファスシリコン太陽電池とを直列接続したことを
    特徴とする請求項4記載の薄膜太陽電池。
  6. 【請求項6】半結晶化アモルファスシリコン太陽電池と
    アモルファスシリコンゲルマニウム太陽電池とを直列接
    続したことを特徴とする請求項4記載の薄膜太陽電池。
  7. 【請求項7】半結晶化アモルファスシリコン太陽電池と
    アモルファスシリコンカーバイド太陽電池とを直列接続
    したことを特徴とする請求項4記載の薄膜太陽電池。
  8. 【請求項8】半結晶化アモルファスシリコン太陽電池と
    アモルファスシリコンナイトライド太陽電池とを直列接
    続したことを特徴とする請求項4記載の薄膜太陽電池。
  9. 【請求項9】半結晶化アモルファスシリコン太陽電池と
    アモルファスシリコンオキサイド太陽電池とを直列接続
    したことを特徴とする請求項4記載の薄膜太陽電池。
  10. 【請求項10】半結晶化アモルファスシリコン太陽電池
    をボトム側とすることを特徴とする請求項5ないし9の
    いずれかに記載の薄膜太陽電池。
  11. 【請求項11】半結晶化アモルファスシリコン太陽電池
    と微結晶シリコン太陽電池とを直列接続したことを特徴
    とする請求項4記載の薄膜太陽電池。
  12. 【請求項12】半結晶化アモルファスシリコン太陽電池
    と微結晶シリコンアロイ太陽電池とを直列接続したこと
    を特徴とする請求項4記載の薄膜太陽電池。
  13. 【請求項13】i層内の結晶分率がドーピングn層から
    p層にかけて、次第に増大することを特徴とする請求項
    1ないし12のいずれかに記載の薄膜太陽電池。
  14. 【請求項14】i層内の結晶分率のドーピングn層から
    p層にかけての増大が、一時停滞していることを特徴と
    する請求項13に記載の薄膜太陽電池。
  15. 【請求項15】半結晶化アモルファスシリコン膜のi層
    またはドーピング層内の結晶分率が、膜厚方向で制御さ
    れた分布を有するpin型薄膜太陽電池の製造方法にお
    いて、成膜時に供給するシラン系原料(例えば、モノシ
    ラン、ジシラン、ジクロロシランなど、以下それぞれS
    iH4 、Si2 6 、SiH2 Cl2と記す)ガスの水
    素希釈率を変化させることにより、膜厚方向での結晶分
    率の制御をおこなうことを特徴とする薄膜太陽電池の製
    造方法。
  16. 【請求項16】半結晶化アモルファスシリコン膜のi層
    またはドーピング層内の結晶分率が、膜厚方向で制御さ
    れた分布を有するpin型薄膜太陽電池の製造方法にお
    いて、成膜時のプラズマ発生用電源の出力を変化させる
    ことにより、膜厚方向での結晶分率の制御をおこなうこ
    とを特徴とする薄膜太陽電池の製造方法。
  17. 【請求項17】半結晶化アモルファスシリコン膜のi層
    またはドーピング層内の結晶分率が、膜厚方向で制御さ
    れた分布を有するpin型薄膜太陽電池の製造方法にお
    いて、成膜時に供給ガスに混入させる、結晶化を阻害す
    るガスの混合比を変化させることにより膜厚方向での結
    晶分率の制御をおこなうことを特徴とする薄膜太陽電池
    の製造方法。
  18. 【請求項18】結晶化を阻害するガスとして、炭酸ガ
    ス、酸素、窒素、メタン、アセチレン、ゲルマン、亜酸
    化窒素、フォスフィン、ジボランCO2 、O2、N2
    CH4 、C22 、GeH4 、N2 O、PH3 、B2
    6 のいずれかを用いることを特徴とする請求項15に記
    載の薄膜太陽電池の製造方法。
  19. 【請求項19】半結晶化アモルファスシリコン膜のi層
    またはドーピング層内の結晶分率が、膜厚方向で制御さ
    れたpin型薄膜太陽電池の製造方法において、成膜時
    に基板温度を変化させることにより、膜厚方向での結晶
    分率の制御をおこなうことを特徴とする薄膜太陽電池の
    製造方法。
  20. 【請求項20】半結晶化アモルファスシリコン膜のi層
    またはドーピング層内の結晶分率が、膜厚方向で制御さ
    れたpin型薄膜太陽電池の製造方法において、成膜時
    に成膜室内圧力を変化させることによりi層内の膜厚方
    向での結晶分率の制御をおこなうことを特徴とする薄膜
    太陽電池の製造方法。
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