JP2000349321A - 薄膜太陽電池とその製造方法 - Google Patents
薄膜太陽電池とその製造方法Info
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Abstract
シリコン膜を用いたpin太陽電池の変換効率の向上を
図る。 【解決手段】発電層のi層内の結晶分率が、膜厚方向で
制御された分布を持つようにする。長波長側では微結晶
太陽電池に近い分光感度を示し、短波長側ではアモルフ
ァスシリコン膜太陽電池に近い分光感度を示して、微結
晶太陽電池とアモルファスシリコン膜太陽電池との両者
の長所を兼ね備えた薄膜太陽電池とすることができる。
結晶分率の膜厚方向の分布を制御する方法としては、シ
ラン濃度、プラズマ発生用出力、結晶化阻害ガス等があ
り、いずれも制御の容易な手段である。
Description
含有するアモルファスシリコン薄膜(以下半結晶化アモ
ルファスシリコン膜と称し、アモルファスシリコンをa
−Siと記す)を発電層とする薄膜太陽電池およびその
製造方法に関する。
する従来型の薄膜太陽電池の断面図である。6は、その
上に薄膜太陽電池を形成するガラス基板である。5は例
えば銀の下部電極であり、その上にa−Si膜のn層
4、半結晶化a−Si膜のi層3、a−Si膜のp層2
からなるpin構造が形成されている。1は例えば酸化
インジウム錫(以下ITOと記す)の透明な上部電極で
ある。
は、完全に結晶化しているわけではなく、正しくは微結
晶シリコンを含有するa−Si膜である。半結晶化a−
Si膜中の微結晶相の混合比を結晶分率と呼ぶことにす
る。
来一定の成膜条件下でおこなわれ、特に成膜途中で変え
ることはおこなっておらず、その過程での結晶分率が注
目されることはなかった。
おいて東等により、p側から受光するpin型のa−S
i太陽電池で、a−Siのi層と微結晶シリコンのn層
との間に、完全に微結晶化したi層を設けた例が開示さ
れ、それによって分光感度が向上するとされている。
は、含まれる結晶成分により、a−Si膜より長波長光
感度と電気的特性に優れる。しかし、可視光領域、特に
短波長側での吸収係数が小さく、この領域での光吸収特
性がa−Si膜より劣っている。
a−Si膜との長所を兼ね備えた薄膜太陽電池を提供す
ることにある。また、半結晶化a−Si膜をi層に使用
する場合には、その成長初期に核発生プロセスを伴うた
め、ドーピング層との界面構造の制御が難しかった。例
えば下地のnドーピング層がa−Si膜で、i層が微結
晶シリコン膜の場合、その界面での結晶分率の制御等が
難しかった。
生プロセスを制御し、半結晶化a−Si膜の結晶分率の
制御等を容易にすることにある。更に、下部の電極層と
接するドーピング層の結晶性は、この部分での界面付着
力強度に大きく影響を与える。特に、ドーピング層に結
晶性の高い微結晶シリコン膜を使用する場合には、付着
力に問題が有った。本発明の第三の目的は、そのような
場合にこの部分での付着力強度を強化することにある。
め本発明は、半結晶化a−Si膜からなる発電層を有す
るpin型薄膜太陽電池において、発電層の結晶分率が
膜厚方向で制御された分布を有するものする。
して、その吸収係数を比較すると、短波長光に対しては
a−Siが、長波長光に対しては微結晶シリコンが、高
い値を有している。また、電気的特性、特にキャリアの
移動度に関しては、微結晶シリコンの方がa−Siより
優れている。 このアモルファスおよび微結晶の両方の
相の混合比を、膜厚方向で変化させ、微結晶シリコンの
長波長光感度特性および電気伝導特性、a−Siの短波
長光感度特性といった、微結晶シリコンとa−Siの長
所を共に活用して、太陽電池の変換効率を向上させるこ
とができる。
厚方向で制御されていると良い。i層が最も厚く、キャ
リアの移動度も重要であるので、その層内の結晶分率の
分布の制御が重要である。
ーピング層内の結晶分率が、電極界面側から微結晶を含
有するi層界面側にかけて、膜厚方向で制御された分布
を有しているとなお良い。
ーピング層の界面側の結晶分率を高めることにより、こ
の部分での発電層の成長初期領域の制御が容易になる。
また、電極へのドーピング層を含む発電層の付着力は、
a−Siの方が微結晶シリコンより優れている。このた
め、電極と接し、i層の下地となるドーピング層の膜厚
方向に結晶分率を変化させることにより、i層成長初期
を制御し、かつ、電極への発電層の付着力を向上させる
ことが可能となる。
ンデム太陽電池において、i層またはドーピング層内の
結晶分率が膜厚方向で制御された分布を有する太陽電池
を、少なくとも一個有するものでも良い。直列接続した
太陽電池でも上と同じ作用により、高効率の出力電圧が
得られる。
る薄膜太陽電池としては、a−Si、a−Siゲルマニ
ウム、a−Siカーバイド、a−Siナイトライド、a
−Siオキサイドを発電層とする太陽電池などがよい。
そしてそれらの太陽電池をトップ側にし、半結晶化a−
Si膜太陽電池をボトム側とすると良い。
池であるのでトップ側にし、長波長側で吸収の良い半結
晶化a−Si膜太陽電池をボトム側とすると、変換効率
が向上する。半結晶化a−Si膜太陽電池と微結晶シリ
コン太陽電池とを直列接続しても良いし、微結晶シリコ
ンアロイ太陽電池を直列接続することもできる。そのよ
うにすれば、高い出力電圧が得られる。
層にかけて、次第に増大することが良く、一時停滞して
いても良い。後掲の実施例欄で記述するようにそのよう
にすれば、高効率の薄膜太陽電池とすることができる。
膜厚方向で制御する方法としては、例えば、モノシラ
ン、ジシラン、ジクロロシラン(以下それぞれSi
H4 、Si 2 H6 、SiH2 Cl2 と記す)などのシラ
ン系原料ガスの水素希釈率を変化させる方法、プラズマ
発生用の電源出力を変化させる方法、炭酸ガス、酸素、
窒素、メタン、アセチレン、ゲルマン、亜酸化窒素、フ
ォスフィン、ジボラン(以下それぞれCO2 、O2 、N
2 、CH4 、C2 H2 、GeH4 、N2 O、PH3 、B
2 H6 と記す)等の結晶化を阻害するガスの混合比を変
化させる方法、基板温度を変化させる方法、成膜室内圧
力を変化させる方法等を取ることができる。後掲の実施
例欄で記述するように上記のいずれの方法によっても、
結晶分率を制御することができる。
り膜厚方向に結晶分率を制御された分布を有する半結晶
化a−Si膜の発電層を有する実施例1の半結晶化a−
Si太陽電池の断面図である。6は、その上に薄膜太陽
電池を形成するガラス基板である。5は例えば銀の下部
電極であり、その上にa−Si膜のn層4、結晶分率に
分布を有する半結晶化a−Si膜のi層13、a−Si
膜のp層2からなるpin構造が形成されている。1は
ITOの上部電極である。
nm、n層4が50nm、i層13が2μm 、p層2が20
nm、上部電極1が70nmである。発電層であるi層13
は、アモルファスおよび微結晶の結晶分率を、膜厚方向
で変化させた半結晶化a−Si膜である。
化率を制御する際のプログラム図、図3(b)は、シラ
ン濃度[SiH4 /(SiH4 +H2 )]と結晶分率と
の関係を示す特性図、図3(c)は、成膜した半結晶化
a−Si膜の結晶分率分布図である。
るほど、結晶分率は低下している。但し、その特性には
膜厚依存性があり、膜厚が厚くなるほど、全体に結晶化
し易くなっている。
を始め低く、途中で高く、その後また低くすることによ
って、図3(c)のような結晶分率を有する薄膜太陽電
池が得られた。
分布を有する半結晶化a−Si太陽電池の分光感度特性
図である(実線)。縦軸は収率、横軸は波長である。比
較例としてa−Si太陽電池(一点鎖線)、および従来
の微結晶シリコン太陽電池(点線)の分光感度特性をも
示した。
は、長波長側でa−Si太陽電池より光を良く吸収し、
短波長側では従来の微結晶シリコン太陽電池より高い分
光感度特性が得られていることがわかる。
東等により、p側から受光するpin型のa−Si太陽
電池で、a−Siのi層と微結晶シリコンのn層との間
に、完全に微結晶化したi層を設けた例が開示され、そ
れによって分光感度が向上するとされている。
であること、i層全体にわたって結晶分率を制御するこ
と、むしろpin構造のp層に近くなる程結晶分率を高
くすること、完全に微結晶化はしていないことなどの点
で、上記の発明とは異なるものである。
結晶分率を制御するには、シラン濃度[SiH4/(S
iH4 +H2 )]以外に、成膜時のプラズマ電源の出力
を変えることによっても可能である。
方向での結晶分率を制御する際のプログラム図、図4
(b)は、電源出力と結晶分率との関係を示す特性図、
図4(c)は、成膜した微結晶シリコン膜の結晶分率分
布図である。
ほど、結晶分率は向上している。但しこの場合も、その
特性には膜厚依存性があり、この場合は膜厚が厚くなる
ほど、全体に結晶化し難くなっている。
始め高く、それから次第に低くすることによって、図4
(c)のような結晶分率を有する薄膜太陽電池が得られ
た。本実施例2の半結晶化a−Si太陽電池は、実施例
1の半結晶化a−Si太陽電池とほぼ同じ分光感度特性
を示した。
結晶分率を制御する方法としては、シラン濃度[SiH
4 /(SiH4 +H2 )]と、成膜時の電源出力とを変
えることも勿論できる。
4 +H2 )]と成膜時の電源出力とを変えたときの結晶
分率の特性図である。但し約1μm 成膜時のものであ
る。この図に示すように、堆積した膜中の結晶分率を変
化させることが可能である。シラン濃度が低く、電源出
力の高い部分では結晶分率が高くなり、シラン濃度が高
い領域では、結晶分率が低くなっており、相対的にアモ
ルファス成分が増えることになる。この図を参考にすれ
ば、シラン濃度と電源出力と二つの変数を利用できるの
で成膜の自由度が増し、所望の結晶分率をもつ半結晶化
a−Si膜が容易に得られ、より高性能な太陽電池の製
造に役立つ。
結晶分率を制御するもう一つの方法として、例えばCO
2 のような結晶化を阻害するガスを加える方法がある。
図6(a)は、i層内の膜厚方向での結晶分率を制御す
る際のプログラム図、図6(b)は、結晶化を阻害する
ガス濃度と結晶分率との関係を示す特性図、図6(c)
は、成膜した微結晶シリコン膜の結晶分率分布図であ
る。
ス濃度が高くなるほど、結晶分率は低下している。但
し、その特性には膜厚依存性があり、膜厚が厚くなるほ
ど、全体に結晶化し易くなっている。
害するガス濃度を始め低く、その後次第に増すことによ
って、結晶化阻害ガス分圧の低い部分では結晶分率が高
くなり、分圧が高い部分では、結晶分率が低くなり、図
6(c)のような結晶分率を有する薄膜太陽電池が得ら
れた。
は、実施例1、2の薄膜太陽電池とほぼ同じ分光感度特
性を示した。結晶化を阻害するガスとしては、他にO
2 、N2 、CH4 、C2 H2 、GeH 4 、N2 O、PH
3 、B2 H6 などがある。
i層を形成しても、結晶分率は、膜厚方向で一定にはな
らない。これは、微結晶膜成長初期の結晶核生成プロセ
ス、および、その後の結晶成長プロセスが存在するから
である。これは、前述の膜厚方向の結晶分率制御とは異
なるものであり、微結晶シリコンの成長モードにより、
結果として現れる膜厚方向での結晶率分布である。この
微結晶膜の成長初期に、いかに結晶核を生成させるか
は、微結晶i層を含有する太陽電池の界面制御には重要
である。
こさせるためには、その下部にあるドーピング層に、結
晶核あるいは結晶成長サイトを形成すればよい。これ
は、i層と接するドーピング層界面部を、良質な微結晶
構造にさせておくことにより達成できる。ただし、ドー
ピング層は、電気的特性、光学的特性等の制約が大きい
ため、ドーピング層内の結晶分率も制御することで、太
陽電池特性を改善することが必要となる。
も、i層と同様であり、水素希釈率、結晶化阻害ガスの
導入量、圧力、基板温度、電源出力等を変化させること
で達成できる。
ドーピング層を用いた半結晶化a−Si太陽電池の断面
図である。6は、その上に薄膜太陽電池を形成するガラ
ス基板である。5は例えば銀の下部電極であり、その上
に結晶分率を制御された分布を有する半結晶化a−Si
膜のn層14、同じく結晶分率を制御された半結晶化a
−Si膜のi層13、a−Si膜のp層2からなるpi
n構造が形成されている。1はITOの上部電極であ
る。
は、実施例1〜4の薄膜太陽電池より5% 程、分光感度
特性が向上しただけでなく、付着力強化による耐候性も
向上した。
ったドーピング層あるいは(および)発電層より構成さ
れる微結晶シリコン太陽電池を、二層あるいは三層積層
したタンデム太陽電池に適用することもできる。
面図である。6は、その上に薄膜太陽電池を形成するガ
ラス基板である。5は例えば銀の下部電極であり、その
上にa−Si膜のn層4、結晶分率を制御された半結晶
a−Si膜のi層13、a−Si膜のp層2からなるp
in構造、その上にa−Si膜のn層24、i層23、
a−Si膜のp層22からなるpin構造が形成されて
いる。1はITOの上部電極である。
は実施例1と同じ厚さであり、トップ側のa−Si太陽
電池の各層の厚さは、n層24が20nm、i層23が3
00nm、p層22が20nmである。
と比較して、800nm以上の長波長光に対する感度が高
いため、ミドルセルあるいはボトムセルとして利用する
と良い。本実施例6の半結晶a−Si太陽電池では、従
来のタンデム太陽電池に比べ10% 程、分光感度特性が
向上した。
として、半結晶a−Si太陽電池と組み合わせるi層2
3用の材料としては、a−Si、a−Siゲルマニウ
ム、a−Siカーバイド、a−Siナイトライド、a−
Siオキサイド、微結晶シリコンあるいはシリコンアロ
イの微結晶などが考えられる。この他、結晶分率を制御
する方法としては、実施例1〜4に挙げた方法の他に、
基板温度、圧力等により制御することも可能であった。
結晶を含有するa−Si膜、半結晶化a−Si膜のpi
n型薄膜太陽電池において、発電層のi層内、またはi
層の下地となるドーピング層内の結晶分率を、膜厚方向
で制御することにより、長波長側では微結晶太陽電池に
近い分光感度を示し、短波長側ではa−Si膜太陽電池
に近い分光感度を示す、すなわち微結晶太陽電池とa−
Si膜太陽電池との両者の長所を兼ね備えた薄膜太陽電
池とすることができる。半結晶化a−Si膜の結晶分率
の制御方法としては、シラン濃度、プラズマ発生用出
力、結晶化阻害ガス等があり、いずれも制御の容易な手
段である。
らし、その普及、発展のために大きく貢献するものであ
る。
よび比較例の分光特性図
断面図
陽電池製造時のシラン濃度プログラム図、(b)は結晶
分率とシラン濃度との関係を示す特性図、(c)は本発
明実施例1の半結晶化a−Si太陽電池のi層内の結晶
分率分布図
陽電池製造時の電源出力プログラム図、(b)は結晶分
率と電源出力との関係を示す特性図、(c)は本発明実
施例2の半結晶化a−Si太陽電池のi層内の結晶分率
分布図
す特性図
陽電池製造時の結晶化阻害ガス導入量プログラム図、
(b)は結晶分率と結晶化阻害ガス導入量との関係を示
す特性図、(c)は本発明実施例4の半結晶化a−Si
太陽電池のi層内の結晶分率分布図
断面図
断面図
Sii層 14 膜厚方向に結晶分率制御した半結晶化a−
Sin層 23 a−Sii層
Claims (20)
- 【請求項1】半結晶化アモルファスシリコン膜からなる
発電層を有するpin型薄膜太陽電池において、発電層
の結晶分率が膜厚方向で制御された分布を有することを
特徴とする薄膜太陽電池。 - 【請求項2】発電層の内i層の結晶分率が、膜厚方向で
制御された分布を有することを特徴とする請求項1記載
の薄膜太陽電池。 - 【請求項3】半結晶化アモルファスシリコン膜のi層の
下地となるドーピング層内の結晶分率が、電極界面側か
らi層界面側にかけて、膜厚方向で制御された分布を有
することを特徴とする請求項2に記載の薄膜太陽電池。 - 【請求項4】複数個の薄膜太陽電池を直列に積層した積
層型太陽電池において、i層またはドーピング層内の結
晶分率が膜厚方向で制御された分布を有する太陽電池
を、少なくとも一個有することを特徴とする請求項1な
いし3のいずれかに記載の薄膜太陽電池。 - 【請求項5】半結晶化アモルファスシリコン太陽電池と
アモルファスシリコン太陽電池とを直列接続したことを
特徴とする請求項4記載の薄膜太陽電池。 - 【請求項6】半結晶化アモルファスシリコン太陽電池と
アモルファスシリコンゲルマニウム太陽電池とを直列接
続したことを特徴とする請求項4記載の薄膜太陽電池。 - 【請求項7】半結晶化アモルファスシリコン太陽電池と
アモルファスシリコンカーバイド太陽電池とを直列接続
したことを特徴とする請求項4記載の薄膜太陽電池。 - 【請求項8】半結晶化アモルファスシリコン太陽電池と
アモルファスシリコンナイトライド太陽電池とを直列接
続したことを特徴とする請求項4記載の薄膜太陽電池。 - 【請求項9】半結晶化アモルファスシリコン太陽電池と
アモルファスシリコンオキサイド太陽電池とを直列接続
したことを特徴とする請求項4記載の薄膜太陽電池。 - 【請求項10】半結晶化アモルファスシリコン太陽電池
をボトム側とすることを特徴とする請求項5ないし9の
いずれかに記載の薄膜太陽電池。 - 【請求項11】半結晶化アモルファスシリコン太陽電池
と微結晶シリコン太陽電池とを直列接続したことを特徴
とする請求項4記載の薄膜太陽電池。 - 【請求項12】半結晶化アモルファスシリコン太陽電池
と微結晶シリコンアロイ太陽電池とを直列接続したこと
を特徴とする請求項4記載の薄膜太陽電池。 - 【請求項13】i層内の結晶分率がドーピングn層から
p層にかけて、次第に増大することを特徴とする請求項
1ないし12のいずれかに記載の薄膜太陽電池。 - 【請求項14】i層内の結晶分率のドーピングn層から
p層にかけての増大が、一時停滞していることを特徴と
する請求項13に記載の薄膜太陽電池。 - 【請求項15】半結晶化アモルファスシリコン膜のi層
またはドーピング層内の結晶分率が、膜厚方向で制御さ
れた分布を有するpin型薄膜太陽電池の製造方法にお
いて、成膜時に供給するシラン系原料(例えば、モノシ
ラン、ジシラン、ジクロロシランなど、以下それぞれS
iH4 、Si2 H6 、SiH2 Cl2と記す)ガスの水
素希釈率を変化させることにより、膜厚方向での結晶分
率の制御をおこなうことを特徴とする薄膜太陽電池の製
造方法。 - 【請求項16】半結晶化アモルファスシリコン膜のi層
またはドーピング層内の結晶分率が、膜厚方向で制御さ
れた分布を有するpin型薄膜太陽電池の製造方法にお
いて、成膜時のプラズマ発生用電源の出力を変化させる
ことにより、膜厚方向での結晶分率の制御をおこなうこ
とを特徴とする薄膜太陽電池の製造方法。 - 【請求項17】半結晶化アモルファスシリコン膜のi層
またはドーピング層内の結晶分率が、膜厚方向で制御さ
れた分布を有するpin型薄膜太陽電池の製造方法にお
いて、成膜時に供給ガスに混入させる、結晶化を阻害す
るガスの混合比を変化させることにより膜厚方向での結
晶分率の制御をおこなうことを特徴とする薄膜太陽電池
の製造方法。 - 【請求項18】結晶化を阻害するガスとして、炭酸ガ
ス、酸素、窒素、メタン、アセチレン、ゲルマン、亜酸
化窒素、フォスフィン、ジボランCO2 、O2、N2 、
CH4 、C2 H2 、GeH4 、N2 O、PH3 、B2 H
6 のいずれかを用いることを特徴とする請求項15に記
載の薄膜太陽電池の製造方法。 - 【請求項19】半結晶化アモルファスシリコン膜のi層
またはドーピング層内の結晶分率が、膜厚方向で制御さ
れたpin型薄膜太陽電池の製造方法において、成膜時
に基板温度を変化させることにより、膜厚方向での結晶
分率の制御をおこなうことを特徴とする薄膜太陽電池の
製造方法。 - 【請求項20】半結晶化アモルファスシリコン膜のi層
またはドーピング層内の結晶分率が、膜厚方向で制御さ
れたpin型薄膜太陽電池の製造方法において、成膜時
に成膜室内圧力を変化させることによりi層内の膜厚方
向での結晶分率の制御をおこなうことを特徴とする薄膜
太陽電池の製造方法。
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