JP2000348931A - 電磁アクチュエータ - Google Patents

電磁アクチュエータ

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JP2000348931A
JP2000348931A JP11161178A JP16117899A JP2000348931A JP 2000348931 A JP2000348931 A JP 2000348931A JP 11161178 A JP11161178 A JP 11161178A JP 16117899 A JP16117899 A JP 16117899A JP 2000348931 A JP2000348931 A JP 2000348931A
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coil
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center hole
thrust
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Masanori Kaizuka
塚 正 範 貝
Riyuushirou Kaneko
子 隆司郎 金
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SMC Corp
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F7/00Magnets
    • H01F7/06Electromagnets; Actuators including electromagnets
    • H01F7/08Electromagnets; Actuators including electromagnets with armatures
    • H01F7/16Rectilinearly-movable armatures
    • H01F7/1607Armatures entering the winding
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
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    • H01F7/08Electromagnets; Actuators including electromagnets with armatures
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 最大ストローク位置において最大の推力が得
られるストロークの大きい電磁アクチュエータを、構造
が簡単で製造が容易なものとして提供する。 【解決手段】 この電磁アクチュエータは、電磁コイル
1と、その周囲に配した磁気フレーム3と、コイル1の
中心孔4に摺動自在の可動鉄心5と、コイル中心孔4の
一端側において磁気フレーム3に連結された第1スリー
ブ6と、該中心孔4の他端側において磁気フレーム3に
連結された第2スリーブ7とを備える。第2スリーブ7
は、第1スリーブ6と軸線方向に間隔(A+C)を置い
て、可動鉄心5が上記最大ストローク位置にあるとき
に、第1スリーブ6との対向端が可動鉄心5に近接する
位置まで延びているが、実質的にそれに外嵌することが
なく、微小距離Aだけ離間する位置まで延設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁コイルに通電
することによりその中心孔に挿通した可動鉄心を該中心
孔の軸線方向に動作させる電磁アクチュエータに関する
ものであり、特に通電による始動時に大きな推力を得る
ことができるストロークの大きい電磁アクチュエータに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】電磁コイルに通電することによりその中
心孔に挿通した可動鉄心を該中心孔の軸線方向に駆動す
るようにした電磁アクチュエータは広く知られている
が、図6に点線で示すように、通電による始動時の推力
は小さく、始動後にそれが次第に増大するのが通例であ
る。
【0003】しかしながら、例えば、製造ラインにおけ
る各種機器や部材の動作(ローラーコンベア上での押出
し、シューターでの突出など)に際し、何らかの駆動指
示の信号が出力されたときに、可及的速やかにその信号
に応答する動作、例えば、物体の押出し動作等を遂行さ
せる必要がある場合は少なくない。そして、このような
動作を速やかに行わせる場合には、起動のために比較的
大きな力を必要とし、例えば、ある程度の重量のある物
体を押出したり、運動する部材を起動させたりするのに
は、それらの起動のための力が必要になり、これに対
し、一旦起動した後には慣性力によって動作が継続され
るため、大きな力を必要としないことが多い。そのた
め、始動時の推力を大きくして動作の応答性の改善を行
うことが、各種製造ラインにおける処理時間を短縮し、
生産性を向上させることになる。もちろん、このような
製造ラインの問題だけに限らず、駆動指示の信号が出力
されたときに、可及的速やかに応答動作を行わせる必要
性は、種々の技術分野において存在することである。
【0004】しかるに、従来の電磁アクチュエータは、
上述したように通電による始動時の推力が小さく、この
ような要求には適していないものであり、電磁アクチュ
エータが上記要求を満たすためには、その始動時におけ
る推力を十分に大きくすることが必要になる。但し、始
動時の推力を極端に大きくして、その推力を作用させる
物体を破壊することがあってはならず、そのため、始動
時における推力を十分に大きくしながらも、その推力を
ある程度調整できることも必要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
問題を解消するためになされたもので、その技術的課題
は、最大ストローク位置付近において最大の推力が得ら
れるようにしたストロークの大きい電磁アクチュエータ
を提供することにある。本発明の他の技術的課題は、最
大ストローク位置付近において最大の推力を得ながら
も、その推力をある程度調整可能にした電磁アクチュエ
ータを提供することにある。また、本発明の他の技術的
課題は、上述した電磁アクチュエータを構造が簡単で製
造が容易なものとして提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の電磁アクチュエータは、電磁コイルと、そ
の周囲に配した磁性材料からなる磁気フレームと、上記
コイルの中心孔に挿通されて該中心孔の軸線方向に摺動
自在の可動鉄心とを備えた電磁アクチュエータであっ
て、磁性材料により形成して上記コイル中心孔の一端側
において磁気フレームに連結され、可動鉄心が最大スト
ローク位置にあるときの該可動鉄心の周囲に位置する第
1スリーブと、磁性材料により形成して上記コイル中心
孔の他端側において磁気フレームに連結され、上記第1
スリーブと軸線方向に間隔を置いて設置されて、第1ス
リーブとの対向端が、上記最大ストローク位置にある可
動鉄心に近接する位置まで延びているが、実質的にその
可動鉄心に外嵌することがない位置まで延設した第2ス
リーブとを備えたことを特徴とするものである。
【0007】上記構成を有する電磁アクチュエータは、
可動鉄心が最大ストローク位置にある状態でその電磁コ
イルに通電すると、該コイルの周囲に磁束が発生する
が、第1スリーブと第2スリーブとの間に軸線方向の間
隔があるので、この間では磁束が可動鉄心内を通り、そ
の際、第2スリーブにおける第1スリーブとの対向端が
可動鉄心に近接する位置まで延びているので、その部分
を磁束が高密度で通過することにより、第2スリーブと
可動鉄心との間に大きな軸線方向の電磁吸引力が作用
し、したがって、可動鉄心において通電による始動時に
最大の推力を得ることができる。
【0008】可動鉄心が移動を開始して、その一部が第
2スリーブ内に嵌入すると、第2スリーブと可動鉄心間
での磁束の放射方向成分が増大し、それらの間で軸線方
向に作用していた電磁吸引力の方向が次第に上記推力と
直交する放射方向に向くようになり、この力は第2スリ
ーブと可動鉄心とが重なる面積に比例して増大するた
め、可動鉄心の移動量に応じて上記推力が次第に減少す
ることになる。しかしながら、上述した始動時における
最大の推力により対象物を駆動を開始できるので、所期
の目的は達成される。
【0009】上記電磁アクチュエータにおいては、可動
鉄心の第2スリーブ側の角部を、始動時における推力調
整のために欠落させることができ、それによって、最大
ストローク位置付近において最大の推力を得ながらも、
その推力をある程度調整することができる。また、電磁
コイルを捲回したボビンによって第1スリーブと第2ス
リーブを同心に接合し、あるいは、第1スリーブと第2
スリーブ内に非磁性材料からなる案内管を嵌挿してそれ
らを同心に接合することができ、それにより、可動鉄心
を安定的に動作させることができる。さらに、上記電磁
アクチュエータにおいては、第1スリーブ及び/または
第2スリーブを、磁性材料からなる平板の捲回により形
成することができ、これにより、電磁アクチュエータを
構造が簡単で製造が容易なものとして提供することが可
能になる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る電磁アクチ
ュエータの第1実施例を示している。この電磁アクチュ
エータは、ボビン2に捲回した電磁コイル1と、そのコ
イルの周囲に配した磁性材料からなる磁気フレーム3
と、上記コイル1の中心孔4に挿通されて該中心孔の軸
線方向に摺動自在の可動鉄心5と、上記磁気フレーム3
に連結された第1スリーブ6及び第2スリーブ7とを、
主たる構成要素として備えている。
【0011】上記電磁コイル1の周囲に配した磁性材料
からなる磁気フレーム3は、その外周部11aの一端に
コイル中心孔4側に向けて折曲された折曲部11bを有
するフレーム本体11と、該フレーム本体11における
上記折曲部11bとは反対側の端部に固定したプレート
12とによって、コイル1の外側周囲における磁路を構
成するものである。
【0012】また、第1スリーブ6は、磁性材料により
形成して上記コイル1の中心孔4の一端側、すなわち、
磁気フレーム3における上記プレート12側において当
該磁気フレーム3に連結している。この第1スリーブ6
は、可動鉄心5が図1に示す最大ストローク位置にある
ときの該可動鉄心5の周囲に位置させ、さらに具体的に
は、磁気フレーム3の一部を構成するプレート12の内
端からコイル1の中心孔4内に延び、上記最大ストロー
ク位置にある可動鉄心5の端面よりも距離Cだけ手前で
終わるように構成している。
【0013】一方、上記第2スリーブ7は、磁性材料に
より形成して上記コイル中心孔4の他端側、すなわち、
フレーム本体11における上記折曲部11b側に連結し
ている。この第2スリーブ7は、その端部が第1スリー
ブ6と軸線方向に間隔(距離A+C)を置き、可動鉄心
5が上記図1の最大ストローク位置にあるときに、第1
スリーブ6との対向端が可動鉄心5に近接する位置まで
延びているが、実質的にそれに外嵌することがなく、微
小距離Aだけ離間する位置まで延設したものである。こ
の位置は、コイル1への通電時に、最大ストローク位置
にある可動鉄心5との間に大きな軸線方向の電磁吸引力
を作用させる位置であることが必要であり、場合によっ
ては上記距離Aが実質的に0になることもある。なお、
可動鉄心5のストロークを大きくするため、通常は、第
2スリーブ7の長さが第1スリーブ6のそれよりも大に
なるように形成される。
【0014】上記第1スリーブ6と第2スリーブ7と
は、それらの内部を可動鉄心5が高速で移動するため、
同心に配置する必要がある。そのため、上記電磁コイル
1を捲回したボビン2の内周面に、上記第1スリーブ6
と第2スリーブ7との間の間隔(A+C)を設定するた
めの凸部15を設けると共に、その凸部15の両側に、
第1スリーブ6及び第2スリーブ7が嵌り込む凹段部1
6,17を設け、これらの凹段部16,17に、上記第
1スリーブ6と第2スリーブ7を密に嵌め合わせること
により、両スリーブ6,7が同心でそれらの内面が滑ら
かに連結されるように接合している。
【0015】上記可動鉄心5には、その周囲に、第1ス
リーブ6や第2スリーブ7の内部における可動鉄心5の
摺動を円滑化するための所要数のガイドリング18を嵌
着している。このガイドリング18は、少なくともその
2個が常にコイルの中心孔4に嵌入していることが望ま
れる。さらに、上記可動鉄心5の一端には、発生した推
力を伝達するための非磁性材料製の押し棒20を突出さ
せて、その先端にキャップ21を被着し、また、可動鉄
心5の他端には、コイル1への通電によって可動鉄心5
が駆動されたときに、第1スリーブ6の外端に形成した
受け座24に当接させることにより可動鉄心5の停止位
置を設定するクッション部材22を、止め輪23によっ
て保持させている。上記押し棒20は、可動鉄心5に対
して圧入あるいは溶接等の手段で固定することができ、
その先端のキャップ21は、使用目的に応じて、合成樹
脂、ゴムあるいは金属等により形成することができ、そ
れを押し棒20の先端に圧入、係止、あるいは溶着等の
手段により被着することができる。
【0016】上記構成を有する電磁アクチュエータは、
可動鉄心5が図1の最大ストローク位置にある状態でそ
の電磁コイル1に通電すると、該コイル1の周囲に磁束
が発生するが、第1スリーブ6と第2スリーブ7との間
に軸線方向の間隔(A+C)があるので、この間では磁
束が可動鉄心5内を通り、その際、第2スリーブ7にお
ける第1スリーブ6との対向端が可動鉄心5に近接する
位置まで延びているので、その部分を磁束が高密度で通
過することにより、第2スリーブ7と可動鉄心5との間
に大きな軸線方向の電磁吸引力が作用し、したがって、
可動鉄心5において通電による始動時に最大の推力を得
ることができる。
【0017】可動鉄心5が移動を開始して、距離Aだけ
移動した後にその一部が第2スリーブ7内に嵌入する
と、該第2スリーブ7と可動鉄心5間での磁束の放射方
向成分が増大し、それらの間で軸線方向に作用していた
電磁吸引力の方向が次第に上記推力と直交する放射方向
に向くようになり、この力は第2スリーブ7と可動鉄心
5とが重なる面積に比例して増大するため、可動鉄心5
の移動量に応じて上記推力が次第に減少することにな
る。そして、可動鉄心5は、ストロークBだけ駆動され
た後、クッション部材22が第1スリーブ6の受け座2
4に当接することにより停止する。この可動鉄心5の動
きは、それに連結した押し棒20により取り出される。
【0018】図6においては、上記実施例における可動
鉄心のストロークと推力との関係を一般的な電磁アクチ
ュエータとの比較において模式的に示している。一般的
な電磁アクチュエータでは、点線で示すように、通電に
よる始動時の推力が小さく、始動後にそれが次第に増大
するが、上記実施例の電磁アクチュエータでは、同図中
に実線で示すように、上述した始動時近辺における推力
を最大にして大きな起動力で対象物を駆動することがで
き、その後の推力が低下するが、前述した課題は解決す
ることができる。
【0019】上記電磁アクチュエータの好ましい実施形
態として、図1の構造例において、ストロークB≧10
mm、A=0〜5mm、C≧2mm、及び[第1スリー
ブの長さ]<[第2スリーブの長さ]を挙げることがで
きる。但し、これらの数値は如何なる意味においても本
発明の限定条件となるものではない。
【0020】図2及び図3は、本発明に係る電磁アクチ
ュエータの第2及び第3実施例を示している。これらの
実施例の電磁アクチュエータは、可動鉄心5A及び5B
の構成を除いて、図1の第1実施例の場合と実質的に同
様な構成を備えるものであるから、その相違部分のみに
ついて以下に説明し、第1実施例と共通する主要部分に
ついて図中に同一の符号を付して、それらの説明を省略
する。
【0021】図2に示す上記可動鉄心5Aは、第2スリ
ーブ7側の角部を、始動時における推力調整のために欠
落させ、テーパ状の欠落部25Aを設けたもので、それ
によって、最大ストローク位置付近において最大の推力
を得ながらも、その推力を欠落部25Aの欠落程度によ
って調整することができる。一方、図3に示す可動鉄心
5Bも、同様に第2スリーブ7側の角部に推力調整のた
めの欠落部25Bを設けているが、この欠落部25Bは
段落状に形成している。そのため、推力をその欠落程度
によって調整することができるが、図2の実施例の場合
とは異なる態様で推力の変化を調整することができる。
なお、可動鉄心における上記欠落部は、図2及び図3に
例示した構造ばかりでなく、推力調整に適した各種形状
にすることができる。
【0022】図4は、本発明に係る電磁アクチュエータ
の第4実施例の構成を示すもので、第1スリーブ6と第
2スリーブ7内に非磁性材料からなる案内管26を嵌挿
し、それによって上記第1スリーブ6及び第2スリーブ
7を同心に接合している。この案内管26を用いる場合
には、第1スリーブ6及び第2スリーブ7の外端部に予
め屈曲部6a,7aを形成しておき、これらの屈曲部6
a,7aが磁気フレーム3の外端に当接するまで、第1
スリーブ6及び第2スリーブ7をコイル1の中心孔4に
嵌装したうえで、両スリーブ6,7内に案内管26を挿
入し、この案内管26の両端に外側に屈曲する屈曲部2
6aを形成することにより、両スリーブ6,7を案内管
26と共に所要の位置に簡単に固定することができる。
なお、コイルの中心孔4内への案内管26の固定に際
し、その一端に予め屈曲部26aを形成しておくことも
できる。
【0023】このような案内管26を用いる場合には、
単一の案内管26内を可動鉄心5が摺動するので、必ず
しも、第1乃至第3実施例のように、可動鉄心5にガイ
ドリング18を設けて摺動の円滑化を図る必要はなく、
可動鉄心5を案内管26内において直接的に摺動させる
適宜構造とすることができる。しかも、案内管26とし
ては、可動鉄心5の摺動に適した材料を用いることがで
きる。なお、上記第4実施例のその他の構成及び作用
は、前述した第1実施例の場合と変わるところがないの
で、同一または相当部分に同一の符号を付してそれらの
説明を省略する。
【0024】また、上記各実施例の電磁アクチュエータ
において、第1スリーブ6及び第2スリーブ7は、図5
に示すように、磁性材料からなる方形の板28を円筒状
に捲回することにより形成することができる。この場
合、捲回した板28の両端接合部は連結する必要がな
く、隙間29があっても差し支えない。上記第4実施例
において用いている案内管26についても、同様に、非
磁性材料からなる方形の板を円筒状に捲回して形成する
ことができ、この場合にも、捲回した板の両端接合部を
連結する必要はなく、隙間があっても差し支えない。
【0025】
【発明の効果】以上に詳述した本発明の電磁アクチュエ
ータによれば、最大ストローク位置において最大の推力
が得られるようにしたストロークの大きい電磁アクチュ
エータを、また、最大ストローク位置付近において最大
の推力を得ながらも、その推力をある程度調整可能にし
た電磁アクチュエータを得ることができ、しかも、上記
電磁アクチュエータを構造が簡単で製造が容易なものと
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電磁アクチュエータの第1実施例
を示す断面図である。
【図2】本発明に係る電磁アクチュエータの第2実施例
を示す断面図である。
【図3】本発明に係る電磁アクチュエータの第3実施例
を示す断面図である。
【図4】本発明に係る電磁アクチュエータの第4実施例
を示す断面図である。
【図5】第1及び第2スリーブの構成例を示す斜視図で
ある。
【図6】ストロークと推力の関係を示す説明図である。
【符号の説明】
1 電磁コイル 2 ボビン 3 磁気フレーム 4 中心孔 5,5A,5B 可動鉄心 6 第1スリーブ 7 第2スリーブ 25A,25B 欠落部 26 案内管 28 板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電磁コイルと、その周囲に配した磁性材料
    からなる磁気フレームと、上記コイルの中心孔に挿通さ
    れて該中心孔の軸線方向に摺動自在の可動鉄心とを備え
    た電磁アクチュエータであって、 磁性材料により形成して上記コイル中心孔の一端側にお
    いて磁気フレームに連結され、可動鉄心が最大ストロー
    ク位置にあるときの該可動鉄心の周囲に位置する第1ス
    リーブと、 磁性材料により形成して上記コイル中心孔の他端側にお
    いて磁気フレームに連結され、上記第1スリーブと軸線
    方向に間隔を置いて設置されて、第1スリーブとの対向
    端が、上記最大ストローク位置にある可動鉄心に近接す
    る位置まで延びているが、実質的にその可動鉄心に外嵌
    することがない位置まで延設した第2スリーブと、を備
    えたことを特徴とする電磁アクチュエータ。
  2. 【請求項2】可動鉄心の第2スリーブ側の角部を、始動
    時における推力調整のために欠落させたことを特徴とす
    る請求項1に記載の電磁アクチュエータ。
  3. 【請求項3】電磁コイルを捲回したボビンによって第1
    スリーブと第2スリーブを同心に接合したことを特徴と
    する請求項1または2に記載の電磁アクチュエータ。
  4. 【請求項4】第1スリーブと第2スリーブ内に非磁性材
    料からなる案内管を嵌挿したことを特徴とする請求項1
    または2に記載の電磁アクチュエータ。
  5. 【請求項5】第1スリーブ及び/または第2スリーブ
    を、磁性材料からなる板の捲回により形成したことを特
    徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の電磁アク
    チュエータ。
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