JPS6025859Y2 - ソレノイド - Google Patents

ソレノイド

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Publication number
JPS6025859Y2
JPS6025859Y2 JP12864681U JP12864681U JPS6025859Y2 JP S6025859 Y2 JPS6025859 Y2 JP S6025859Y2 JP 12864681 U JP12864681 U JP 12864681U JP 12864681 U JP12864681 U JP 12864681U JP S6025859 Y2 JPS6025859 Y2 JP S6025859Y2
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JP
Japan
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bobbin
magnetic
plunger
solenoid
operating force
Prior art date
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Expired
Application number
JP12864681U
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English (en)
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JPS5834706U (ja
Inventor
重信 上岡
Original Assignee
株式会社広業社通信機器製作所
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はフラットな動作力が得られるソレノイドに関
するものである。
ソレノイドは直線的な動作力を直接得られるため各分野
に多く用いられている。
ところで、ソレノイドはプランジャの動作ストロークが
小さくなるにしたがい急激にに動作力が増大するような
特性を有するのが一般的であるが、用途によってはフラ
ットな動作力を要求されることがある。
そこで、従来このようなフラットな動作力を有するソレ
ノイドとして第1図に示すように励磁コイル1を巻装し
た筒状ボビン2の中空部にギャップ3を介して非磁性体
パイプ4を設けるとともにこのパイプ4中に可動鉄心5
および固定鉄心6を接離自在に設け、且つ可動鉄心5の
動作ストロークに対応する上記ギャップ3に沿って磁性
体リング7を所定間隔をおいて介挿し、可動鉄心5の移
動にともなう磁性体リング7の作用によりフラットな動
作力を期待したものがある。
ところが、このものはボビン2と非磁性体パイプ4の間
にギャップ4を形成しているためソレノイドの有効容積
内に占めるギャップが多く、このため、これが原因で起
磁力の損失が大きくなり、動作力を低下してしまうおそ
れがあった。
そこで、上記ギャップ4を極力小さくすることが重要で
あるが、このようにすると磁性体リング7の厚さ寸法を
大きくできないため磁気飽和が生じ易くフラットの動作
力を得るための磁性体リング7の効果が充分期待できな
い欠点があった。
つまり、第1図に示すものはギャップ4の影響により動
作力の低下を招くばかりか、磁性体リング7に充分の効
果が期待できず、フラットな動作力を安定して得られな
いのが現状である。
この考案は上記欠点を除去するためになされたもので、
励磁コイルを巻装するボビンに磁性体部材を所定間隔を
おいて配設することによりフラットな動作力を安定して
得られるソレノイドを提供することを目的とする。
以下、この考案の一実施例を図面に従い説明する。
第2図において、11は筒状ボビンで、このボビン11
周面の軸方向に沿って磁性体部材例えば磁性体リング1
2を所定間隔をおいて配設し、これら磁性体リング12
の上から励磁コイル13を巻装している。
ボビン11の両端に磁性体端板14,15を設けている
これら端板14,15は夫々ボビン11の開口に連通ず
る透孔141,151を有している。
また、励磁コイル13の周囲に継鉄16を設けている。
この継鉄16は両端部を上記端板14.15に磁気的に
接続している。
ボビン11の中空部に一方開口図示例では端板14の透
孔141よりプランジャ17を可動自在に挿通ずる。
この場合、プランジャ17は先端部を例えば截頭円錐部
171に形成している。
また、プランジャ17の上記截頭円錐部171を除<・
IJ″効長さ寸法り、とボビン11および端板14.1
5の総和寸法りとの関係を Ll ”’ L2 にしている。
次に、このものの作用を説明する。
いま、プランジャ17が図示状態にあるものとする。
この状態で、励磁コイル13を励磁するとプランジャ1
7は図示左方向に移動を始めるが、まず、移動方向で最
も近い磁性体リング12との間の吸引力により動作力を
増しつつ移動する。
そして、このリング12に達すると今度は次の磁性体リ
ング12との間で吸引力が作用して更に移動し、以下同
様にして順次磁性体リング12との間の吸引力によりそ
の都度動作力を増しながら移動し端板15に達した状態
で動作を完了する。
この場合のプランジャ17の動作ストロークに対する動
作力の関係は第3図に示すようになり、フラットな動作
力が得られることになる。
従って、このような構成によると励磁コイルを巻装する
ボビンに磁性体リングを設けるようにしているので、従
来のボビンと非磁性体パイプの間にギャップを設け、こ
のギャップに磁性体リングを配設したものに比べ起磁力
の損失につながる不要なギャップを全て除去することが
でき、動作力の低下を確実に防止できる。
しかも、磁性体リングは厚さ寸法に制限を受けることな
く磁気飽和しない程度の充分寸法にできるので磁性体リ
ングの効果を充分期待でき、これにより安定したフラッ
トな動作力を得られる。
また、磁性体リングに充分の厚さ寸法を得られることは
プランジャとの間の吸引力を増加することもできるので
動作力の増大を図ることもできる。
更に磁性体リングはボビンの軸方向全般にわたって所定
間隔おいて配設されるのでプランジャの動作ストローク
を極めて大きくとることができる。
更にまたボビンの両端は開口しているのでプランジャを
どちらから挿入しても同じ動作が得られ、それだけ使用
範囲の拡大を図ることができる。
なお、この考案は上記実施例にのみ限定されず要旨を変
更しない範囲で適宜変形して実施できる。
例えば上述では磁性体部材として磁性体リングを用いた
が、リング状以外のものを用いることもできる。
また上述ではボビン11の両端を開口しているが、プラ
ンジャ17が挿入される開口と反対側の開口端に第4図
に示すような円錐状凹部181を有する固定鉄心18を
嵌合するようにしてもよい。
このようにすればプランジャ17が固定鉄心18に吸着
される直前の動作力を急激に高めることができる。
更に、上述ではプランジャ17先端部に截頭円錐部17
1を形成したが、第5図に示すようにプランジャ17の
先端に円錐状の凹部172を形成してもよい。
また上述では磁性体リング12をボビン11の軸方向全
般にわたって配設したが勿論一部分のみに配設してもよ
い。
以上述べたようにこの考案によればフラットな動作力を
安定して得られるソレノイドを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のソレノイドの一例を示す概略的構成図、
第2図はこの考案の一実施例を示す概略的構成図、第3
図は同実施例を説明するための特性図、第4図はこの考
案の他実施例に用いられる固定鉄心の断面図、第5図は
この考案の他実施例に用いられるプランジャの断面図で
ある。 1.13・・・・・・励磁コイル、2.11・・・・・
・ボビン、3・・・・・・ギャップ、4・・曲パイプ、
5・・・・・・可動鉄心、6,18・・・・・・固定鉄
心、7,12・・・・・・磁性体リング、14,15・
・・・・・端板、16・・・・・・継鉄、17・・・・
・・プランジャ、171・・・・・・截頭円錐部、17
2・・・・・・凹部。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)筒状ボビンと、このボビン周面の軸方向に沿って
    所定間隔をおいて配設された磁性体部材と、この磁性体
    部材の上から上記ボビンに巻装された励磁コイルと、上
    記ボビンの中空部に可動自在に挿通されたプランジャと
    を具備したことを特徴とするソレノイド。
  2. (2)上記磁性体部材は磁性体リングからなることを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載のソレノイ
    ド。
  3. (3)上記磁性体部材は上記ボビンの軸方向全般にわた
    って配設されたことを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項又は第2項記載のソレノイド。
JP12864681U 1981-08-29 1981-08-29 ソレノイド Expired JPS6025859Y2 (ja)

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JP12864681U JPS6025859Y2 (ja) 1981-08-29 1981-08-29 ソレノイド

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JP12864681U JPS6025859Y2 (ja) 1981-08-29 1981-08-29 ソレノイド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5834706U JPS5834706U (ja) 1983-03-07
JPS6025859Y2 true JPS6025859Y2 (ja) 1985-08-03

Family

ID=29922334

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JPS5834706U (ja) 1983-03-07

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