JP2000348894A - X線装置用電力供給方法及び装置 - Google Patents

X線装置用電力供給方法及び装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来と同レベルのノイズ対策と高調波対策を
維持した上で、X線装置用の電力供給装置のトータルコ
ストの低減と装置全体の小型化を図ること。 【解決手段】 少なくとも透視運転と、該透視運転時に
比べて大きな電力を必要とする撮影運転とを行うX線装
置への電力供給方法において、透視運転時には実質的に
商用交流電源から透視用電力をX線管に供給し、撮影運
転時には実質的に蓄電池から撮影用電力を前記X線管に
供給することを特徴とするX線装置用電力供給方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は,病院などで使用され
るX線撮影用のX線装置に電力を供給する方法及び電源
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】 近年、スイッチング電源に対するVC
CIなどのノイズ規制、通産省による入力高調波規制が
厳しくなり、これらの対策費用はスイッチング電源のコ
ストの中で占める割合が大きくなってきた。この問題
は、特に標準的な32kW,50kW,80kW,10
0kWなど大容量のX線装置用電源で顕著である。
【0003】 この理由は、これらX線装置用電源が透
視と撮影の二つの態様で運転され、連続運転の透視運転
時に必要とされる透視用電力は小さいにもかかわらず、
短時間運転の撮影時に必要とされる撮影用電力は透視用
電力に比べてはるかに大きく、この大きな撮影用電力に
合わせて伝導・放射ノイズ対策、及び入力高調波対策回
路を大容量、大型化させねばならず、したがって、その
費用は相当なものとなる。例えば、50kWのX線装置
用電源では、ノイズ対策のためのノイズフィルタ、高調
波対策のための力率改善回路の通過電力は、X線電源内
のインバータ回路などの変換効率を考慮して、約60k
VAであり、大型化し、高価格となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 本発明は、X線装置
用電源が透視と撮影の二つの態様で運転されることに着
目し、小さい透視用電力は従来通り力率改善回路を通し
て負荷であるX線管に供給し、大電力ではあるが短時間
供給でよい撮影用電力は蓄電池から供給することによ
り、従来と同レベルのノイズ対策と高調波対策を維持し
た上で、トータルコストの低減と装置全体の小型化を図
ることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 前述の課題を解決する
ために、第1の発明は、少なくとも透視運転と、この透
視運転時に比べて大きな電力を必要とする撮影運転とを
行うX線装置への電力供給方法において、透視運転時に
は実質的に商用交流電源から透視用電力をX線管に供給
し、撮影運転時には実質的に蓄電池から撮影用電力を前
記X線管に供給することを特徴とするX線装置用電力供
給方法を提供するものである。
【0006】 前述の課題を解決するために、第2の発
明は、透視運転時には透視用電力を、また撮影運転には
該透視用電力に比べて大きな容量の撮影用電力を選択的
に供給し得るX線装置用電力供給装置において、商用交
流電源からの交流入力電力をノイズフィルタ回路、整流
回路、及び力率改善回路からなる低電圧側電源回路を通
して蓄電池に供給してこれを充電し、撮影運転時には前
記蓄電池からの電力をインバータ回路、高電圧トラン
ス、及び高電圧整流回路からなる高電圧側電源回路を通
して所定の高電圧・大電力に変換し、この高電圧・大電
力を撮影用電力としてX線管に供給し、透視運転時には
商用交流電源からの交流入力電力を前記低電圧側電源回
路及び前記高電圧側電源回路を通して所定の高電圧・小
電力に変換して、この高電圧・小電力を透視用電力とし
てX線管に供給することを特徴とするX線装置用電力供
給装置を提供するものである。
【0007】 前述の課題を解決するために、第3の発
明は、請求項2において、前記低電圧側電源回路の最大
通過電力容量を透視用電力にほぼ等しい電力ないしその
2倍程度の範囲内としたことを特徴とするX線装置用電
力供給装置を提供するものである。
【0008】 前述の課題を解決するために、第4の発
明は、請求項2又は請求項3において、前記力率改善回
路は前記蓄電池の充電回路をも兼ねることを特徴とする
X線装置用電力供給装置を提供するものである。
【0009】 前述の課題を解決するために、第5の発
明は、請求項2又は請求項3において、前記力率改善回
路と前記蓄電池との間に充電回路を備えたことを特徴と
するX線装置用電力供給装置を提供するものである。
【0010】
【発明を実施するための形態】 先ず、実施例を説明す
る前に、本発明の基本的な考え方と構成について簡単に
説明する。例えば、50kWのX線装置用電源の実際の
使用状態は、撮影時には50kW(150kV/320
mAから80kV/630mAの範囲)と非常に大出力
であるが、0.1秒程度の短時間である。一方,透視時
には500W(125kV/4mA)が通常最大定格で
あり、連続運転である。このように、X線装置用電源に
は撮影時に短時間ではあるが大電力出力が要求され、透
視時には連続運転で小電力出力が要求される。
【0011】 本発明はこれに着目し、蓄電池を備え、
商用交流電源から従来に比べて大幅に小さい容量の交流
入力電力をノイズフィルタ回路、整流回路、力率改善回
路などからなる低電圧電源側回路を通して蓄電池に供給
しながら、透視時には更にインバータ回路、高電圧トラ
ンス、高電圧整流回路からなる高電圧側電源回路を通し
て直流高電圧に変換し、この直流高電圧を透視用電力と
してX線管に供給する。他方、撮影時にはこの蓄電池か
ら前記高電圧側電源回路を通して大電力の撮影電力を短
時間X線管に供給するものである。
【0012】 このようにすることにより、前記低電圧
側電源回路の通過電力容量は、このX線装置の透視定格
容量にほぼ等しい電力ないしその2倍程度に選定できる
から、ノイズフィルタ回路、整流回路、力率改善回路か
らなる低電圧側電源回路を大幅に小容量化でき、伝導ノ
イズ対策、入力高調波対策、コスト低減対策を容易に実
施することが可能となる。
【0013】 次に、図1により本発明の一実施例の5
0kWX線装置用電源について説明する。1は例えば単
相AC200Vの商用交流電源、2はノイズフィルタ回
路、3は整流回路、4は力率改善回路、5は充電回路で
あり、これらで低電圧側電源回路6を構成する。7は新
たに付加した蓄電池、8は高電圧発生用のインバータ回
路、9は高電圧トランス、10は高電圧整流回路であ
り、8〜10は高電圧側電源回路11を構成する。12
はX線管のフィラメント加熱用インバータ回路、13は
フィラメントトランスで、これらでフィラメント加熱回
路14を構成する。15は負荷となるX線管である。
【0014】 商用交流電源1から入力された単相AC
200Vは力率改善回路3、インバータ回路4、充電回
路5などから発生されるスイッチングノイズを減衰させ
るノイズフィルタ回路2を通して、整流回路3と力率改
善回路4により入力交流電流を正弦波に保ちながら直流
電圧に変換される。この直流電圧は充電回路5により所
定の電圧などにされ、蓄電池7を充電する。インバータ
回路8は直流電圧を高周波交流電圧に変換し、この高周
波交流電圧は高電圧トランス9で昇圧され、さらに高電
圧整流回路10で正負極の直流高電圧に変換される。こ
の直流高電圧はX線管15に加えられ、同時にフィラメ
ント加熱用インバータ回路12とフィラメントトランス
13でX線管15のフィラメントを加熱することにより
X線が発生される。
【0015】 以上の構成要素、ノイズフィルタ回路
2、整流回路3、力率改善回路4、充電回路5、蓄電池
7、インバータ回路8、高電圧トランス9、高電圧整流
回路10、フィラメント加熱用インバータ12、フィラ
メントトランス13はすべて従来周知の回路または要素
であり、それらの詳細については説明を省く。ただし、
充電回路5は蓄電池電圧を検出し、蓄電池電圧が設定値
以下では例えば定電流もしくは制限された電流で充電
し、設定値に達したら、充電停止または微少電流で浮動
充電する機能を有している。この機能を持つ制御回路は
従来技術で構成でき、説明を省略する。
【0016】 この実施例では、ノイズフィルタ回路
2、整流回路3、力率改善回路4、充電回路5の処理電
力をほぼ透視定格ないしその2倍程度、例えば50kW
のX線装置では、連続運転の透視電力500Wに対応し
た700W程度に、フィラメント加熱電力として通常透
視で連続50W程度と、透視中にも蓄電池7を浮動充電
するための数100Wの能力を付加した1kWとする。
蓄電池電圧を120Vとすると、充電回路5は約9アン
ペアの定電流充電能力とする。透視時には、商用電源電
力で高電圧発生回路11とフィラメント加熱回路14を
動作させながら、余剰電流で蓄電池7を浮動充電する。
【0017】 一方、撮影時には、インバータ回路8を
撮影運転で動作させ、撮影電力の大部分50kW(効率
90%として460A)を蓄電池7から供給する。撮影
時、フィラメント加熱電力は短時間100W程度であ
り、大部分が高電圧発生用電力であるので、無視でき
る。蓄電池7は前記電流容量のものを選定する。充電回
路5は電流容量が9アンペアの能力のため撮影時にはほ
とんど機能しない。充電回路5は基本的に常時運転させ
るのが望ましいが、場合によっては、撮影時の動作デュ
ーテイサイクルが小さいのでインバータ回路8が動作す
る期間のみ力率改善回路4、充電回路5を停止させるこ
とも可能である。
【0018】 この構成により、ノイズフィルタ回路
2、力率改善回路4は撮影定格50kW の数%以下の1
kWと小容量化でき、従来の50kWの電力容量をもつ
ノイズフィルタ回路、力率改善回路に比べて大幅に小型
化、低コスト化が容易となる。ただし、本発明では蓄電
池を必要とするため、装置のコストアップ要因となる
が、近年の蓄電池技術の進歩により、電気自動車用など
の低コストで小型高性能な蓄電池が開発されており、ト
ータルコストとしては十分に低減できる。
【0019】 図2は本発明の他の実施例を示し、1石
型昇圧チョッパ構成の力率改善回路4で蓄電池7を直接
充電するシンプルな構成とした。ノイズフィルタ回路2
はコモンモードチョークコイル21とコンデンサ22〜
25の組み合せの通常の1段のLCフィルタである。ノ
イズ対策を厳重にするために、2段としてもよい。整流
回路3はブリッジ整流回路である。
【0020】 充電回路をも兼ねる力率改善回路4は、
低周波チョークコイル41とスイッチング用FET42
とフライホイールダイオード43とから構成される周知
の1石型昇圧チョッパ回路である。制御回路44は力率
改善用のIC45, 例えば東芝TA8310、又はマイ
クロリニア社のML4812などを使用する。46、4
7は蓄電池電圧検出抵抗、48は充電電流検出抵抗、4
9はスイッチング用FET42のソース電流検出抵抗で
ある。高電圧発生用のインバータ回路8はFET51〜
54で構成されるブリッジ型である。
【0021】 高電圧トランス9と高電圧整流回路10
は一例として、センタタップアース型の一般的なX線用
高電圧整流回路であり、フィルタコンデンサ101,1
02を出力に接続している。フィラメント加熱インバー
タ回路12はFET121,122で構成されるプッシ
ュプル回路とセンタタップトランス13からなる。この
フィラメントトランス13の1次、2次間の耐圧は、X
線管に加わる直流高電圧の1/2以上必要である。な
お、昇圧チョッパ型の力率改善回路4の出力は交流電源
電圧の最大波高値より高いことが必要なので、AC22
0Vの交流入力電圧では蓄電池電圧を360V程度、A
C110Vの入力電圧では蓄電池電圧を180V程度に
選定するのが望ましい。
【0022】 次に動作を説明する。電圧検出抵抗4
6,47で検出された蓄電池電圧の検出電圧と基準電圧
442がコンパレータ443で比較される。蓄電池7の
充電電圧が設定値以下のときには、オープンコレクタ型
のコンパレータ443の出力はオープンである。力率改
善回路4の出力電流、蓄電池充電電流は充電電流検出抵
抗48で検出され、IC45内部の誤差増幅器452に
よりその基準電圧451と比較される。また、交流全波
整流電圧を入力電圧検出抵抗444で交流全波電流とし
て検出する。この交流全波電流は誤差増幅器452の出
力電圧である誤差信号と乗算器453で乗算される。し
たがって、乗算器453の出力MPXOUTは誤差信号
を入力全波整流電圧で変調した変調電圧となる。
【0023】 この変調電圧とソース電流検出抵抗49
の電圧との差が電流エラーアンプ454の入力となる。
この電流エラーアンプ454の出力がPWMコンパレー
タ455の一端に入力され、他端に三角波発振器456
からの三角波波形が入力され,コンパレータ455はこ
れらを比較してPWM信号を出力する。このPWM信号
はFET駆動回路457を通してFET42のゲートに
加えられ、閉ループ制御により電流エラーアンプ454
は電流検出抵抗49の電圧降下が乗算器出力と同じにな
るように、すなわち入力電流が正弦波となるように、P
WM変調されたゲート信号がFET42に印加される。
つまり、力率改善回路4は、入力電流を入力電圧の正弦
波波形に相似させながら、充電電流を定電流に制御す
る。
【0024】 次に、蓄電池7の充電が進み、蓄電池電
圧が設定値以上に上昇すると、コンパレータ443の出
力はオンになり、乗算器453の出力MPXOUTを短
絡して電流エラーアンプ454の一方の入力をゼロにす
る。なお、抵抗445は出力MPXOUTの短絡保護用
である。この結果、電流エラーアンプ454はPWM信
号をゼロに絞り、FET42はオフを続け、充電停止す
る。そして、撮影時の運転により蓄電池7が放電して充
電電圧が再び低下すると、再度、コンパレータ443が
オフし、充電を開始する。この充電、充電停止を頻繁に
繰り返すと、AC入力電流が頻繁にオンオフして望まし
くないので、コンパレータ443に抵抗446と447
でコンパレータ出力から入力に正帰還を与え、ヒステリ
シスを設けている。例えば、175Vと185Vの範囲
でコンパレータ443をオンオフさせる。
【0025】 この実施例においても前記実施例と同様
に、撮影時にX線管が短時間大きな撮影電力を要求する
と、短時間ならば大電力を供給できる蓄電池7からその
ほとんどを供給し、透視時には透視電力よりもある程度
大きい電力供給能力をもつ低電圧側電源回路から透視電
力をX線管に供給し、その剰余電力で蓄電池を充電す
る。なお、透視時でも撮影時においても蓄電池7が設定
値以上に充電されている場合には、力率改善回路4はほ
ぼ透視電力に等しい電力を供給するよう制御される。
【0026】 図3は本発明に適用できる他の力率改善
回路の例であり、交流電源1側に接続したインダクタン
ス31とスイッチ素子であるIGBT32, 33、ダイ
オード34,35との動作により、整流と力率改善を行
うと共に、蓄電池7の充電を行う。
【0027】 図4も本発明に適用できる他の力率改善
回路の例であり、インダクタンス41とスイッチ素子で
あるIGBT42,43,44,45との動作により整
流と力率改善を行うと共に、蓄電池7の充電を行う。以
上の力率改善回路はいずれも直流電圧が入力交流電圧よ
り高くなる昇圧型であるが、図5は直流電圧を入力交流
電圧よりも低くすることもできる降圧型で、3相交流を
入力とする力率改善回路の例であり、IGBT51、5
2、53、54、55、56、これらIGBTのそれぞ
れと直列に接続された逆流阻止用ダイオード57、5
8、59、60、61,62からなる。
【0028】 このような構成の力率改善回路におい
て、1組のIGBT,例ええ51,56のオンにより交
流入力電圧がフライホイールダイオード63とチョーク
64に加えられ、それらのオン時間を制御することによ
り充電電流が制御される。これらの回路は周知であり、
詳しい動作説明は省略するが、比較的簡単に大容量化が
可能な構成である。
【0029】 力率改善回路などの形式、構成は他にも
多く周知であり、本発明では以上述べた力率改善回路な
どの他に、周知の構成のものも用いることができ、実施
例に限定されない。
【0030】 なお、従来、蓄電池を使用したX線装置
は公知であるが、移動(携帯)用、停電対策用など蓄電
池から電力を供給するときには交流入力電源は実質的に
X線装置から切り離されている。したがって、この構成
のものは蓄電池だけで比較的短い期間運転することを前
提にしている。この点、本発明は以上の説明から明らか
なように停電対策用ではなく、停電対策としても利用可
能であるが、基本的には入力交流電源が常時接続されて
いる正常時の運転を前提としており、従来の電力供給方
式とはまったく別のものである。
【0031】
【発明の効果】 以上述べたように本発明によれば,定
格電圧の1〜2%以下のノイズ対策と高調波対策を維持
した上で、X線装置用の電力供給装置のトータルコスト
の低減と装置全体の小型化を図ることができ、実用上の
効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るX線装置への電力供給方法及び
それを実現す電源の一実施例を説明するための図であ
る。
【図2】 本発明に係る別の実施例を示す図である。
【図3】 本発明に用いられる力率改善回路の一例を示
す図である。
【図4】 本発明に用いられる力率改善回路の別の一例
を示す図である。
【図5】 本発明に用いられる力率改善回路の別の一例
を示す図である。
【符号の説明】
1・・・商用交流電源 10・・・高電圧整流回
路 2・・・ノイズフィルタ 11・・・高電圧側電源
回路 3・・・整流回路 12・・・フィラメント
加熱インバータ回路 4・・・力率改善回路 13・・・フィラメント
トランス 5・・・充電回路 14・・・フィラメント
加熱回路 6・・・低電圧側電源回路 15・・・X線管 7・・・蓄電池 44・・・制御回路 8・・・インバータ回路 45・・・IC 9・・・高電圧トランス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02M 7/12 H02M 7/12 P 5H006 H05G 1/30 H05G 1/30 A Fターム(参考) 4C092 AA01 AB27 AB30 AC01 BB02 BB06 BB35 4C093 AA01 CA06 CA32 EE14 FA15 FA43 5G003 AA01 BA01 CC07 DA07 GB03 GB06 5G015 GA02 GA06 JA11 JA21 JA47 JA52 5G066 HA19 HB09 JA03 JB03 5H006 AA02 BB00 CA02 CA07 CB01 DA02 DA04 DC02 DC05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも透視運転と、該透視運転時に
    比べて大きな電力を必要とする撮影運転とを行うX線装
    置への電力供給方法において、透視運転時には実質的に
    商用交流電源から透視用電力をX線管に供給し、撮影運
    転時には実質的に蓄電池から撮影用電力を前記X線管に
    供給することを特徴とするX線装置用電力供給方法。
  2. 【請求項2】 透視運転時には透視用電力を、また撮影
    運転には該透視用電力に比べて大きな容量の撮影用電力
    を供給し得るX線装置用電力供給装置において、商用交
    流電源からの交流入力電力をノイズフィルタ回路、整流
    回路、及び力率改善回路からなる低電圧側電源回路を通
    して蓄電池に供給してこれを充電し、前記撮影運転時に
    は前記蓄電池からの電力をインバータ回路、高電圧トラ
    ンス、及び高電圧整流回路からなる高電圧側電源回路を
    通して所定の高電圧・大電力に変換し、この高電圧・大
    電力を前記撮影用電力としてX線管に供給し、前記透視
    運転時には商用交流電源からの交流入力電力を前記低電
    圧側電源回路及び前記高電圧側電源回路を通して所定の
    高電圧・小電力に変換して、この高電圧・小電力を前記
    透視用電力として前記X線管に供給することを特徴とす
    るX線装置用電力供給装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記低電圧側電源回
    路の最大通過電力容量を前記透視用電力にほぼ等しい電
    力ないしその2倍程度の範囲内としたことを特徴とする
    X線装置用電力供給装置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は請求項3において、前記力
    率改善回路は前記蓄電池の充電回路をも兼ねることを特
    徴とするX線装置用電力供給装置。
  5. 【請求項5】 請求項2又は請求項3において、前記力
    率改善回路と前記蓄電池との間に充電回路を備えたこと
    を特徴とするX線装置用電力供給装置。
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