JP2000348874A - 照明装置 - Google Patents

照明装置

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JP2000348874A
JP2000348874A JP15311699A JP15311699A JP2000348874A JP 2000348874 A JP2000348874 A JP 2000348874A JP 15311699 A JP15311699 A JP 15311699A JP 15311699 A JP15311699 A JP 15311699A JP 2000348874 A JP2000348874 A JP 2000348874A
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brightness
lighting device
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JP15311699A
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Inventor
Michiko Kamoi
美稚子 鴨井
Junichi Kato
潤一 加藤
Shinji Matsuda
真二 松田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
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Abstract

(57)【要約】 【課題】管理値の余裕幅を可変できて、使用環境や用途
に応じた快適な照明が得られる照明装置を提供すること
にある。 【解決手段】制御部4のマイクロコンピュータ4aが一
定時間内の明るさセンサ3の出力値の平均値を算出して
その平均値を出力値を目標値Sとして記憶する。またマ
イクロコンピュータ4aはこの記憶された目標値Sを基
に明るさの管理値の余裕幅の+方向の余裕幅Suと−方
向の余裕幅Slを想定し、夫々の余裕幅Su,Slを所
定の式で求めて設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、明るさ検出手段を
用いて照明エリアの被照射面の照度(明るさ)を略一定
照度に保つように光源の光出力をフィードバック制御す
る照明装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】照明エリアの被照射面からの反射光を明
るさ検出手段である明るさセンサで検出し、その明るさ
センサが検出する照度が予め設定してある目標値になる
ようにフィードバック制御する照明装置が特開平8−1
95282号に見られるように従来からある。この従来
装置は、反射率の異なるものが被照射面に侵入したきた
場合に、明るさセンサが検出する照度があるレベル範囲
を出るまでは、光源の光出力の増減を行わないようにす
るために一定の余裕幅を持たせた管理値を設定してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一定の
余裕幅の管理値を設定している従来装置では、低照度下
のときと、高照度下のときではその耐環境性の実力値が
異なっていた。そのため用途や使用環境にそくした快適
な照明が得られないという問題があった。
【0004】本発明は、上記の点に鑑みて為されたもの
で、その目的とするところは、管理値の余裕幅を可変で
きて、使用環境や用途に応じた快適な照明が得られる照
明装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明では、光源と、光源の光出力を制御す
る制御部と、光源の被照射面の明るさを検出する明るさ
検出手段とを備え、制御部は明るさ検出手段で検出され
る明るさが目標値で保たれるように光源の光出力をフィ
ードバック制御するともに、該フィードバック制御を、
明るさ検出手段で検出する明るさが目標値に対して明る
さの管理値として設定する余裕幅の範囲を出たときに行
う照明装置において、管理値の余裕幅を可変する可変手
段を備えたことを特徴とする。
【0006】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、可変手段は設定される目標値に応じて管理値の余
裕幅を変化させる手段であることを特徴とする。
【0007】請求項3の発明では、請求項1の発明にお
いて、可変手段は少なくとも目標値が所定の明るさ以下
の場合に、目標値に応じて管理値の余裕幅を変化させる
手段であることを特徴とする。
【0008】請求項4の発明では、請求項1の発明にお
いて、可変手段は少なくとも目標値が所定の明るさ以上
の場合に、目標値に応じて管理値の余裕幅を変化させる
手段であることを特徴とする。
【0009】請求項5の発明では、請求項1乃至4の何
れかの発明において、可変手段は目標値に対して管理値
の余裕幅の+方向の余裕幅と、−方向の余裕幅とを、目
標値に第1の係数を乗じるとともに第2の係数を加算し
て求める演算機能を備え、該演算機能は+方向、−方向
の余裕幅を求める際に、第1の係数、第2の係数のそれ
ぞれの値を目標値若しくは使用する明るさ検出手段の感
度に応じた値に変えることを特徴とする。
【0010】請求項6の発明では、請求項1の発明にお
いて、可変手段は上記目標値を決定するときに照明エリ
アの光の入射量に応じて管理値の余裕幅を変化させる手
段であることを特徴とする。
【0011】請求項7の発明では、請求項1の発明にお
いて、上記可変手段は上記目標値を決定するときに照明
エリアに入射する光の内制御しない外光成分を除いた光
の入射量に応じて管理値の余裕幅を変化させる手段であ
ることを特徴とする。
【0012】請求項8の発明では、請求項1の発明にお
いて、明るさ検出手段が異なる感度に切り換え可能で、
可変手段は目標値を決定するときに明るさ検出手段の感
度毎に管理値の余裕幅を決定することを特徴とする。
【0013】請求項9の発明では、請求項1の発明にお
いて、可変手段は、明るさ検出手段の検出する明るさと
目標値との差が大きいときに管理値の余裕幅を狭く、差
が小さいときには管理値の余裕幅を広げるように変化さ
せることを特徴とする。
【0014】請求項10の発明では、請求項1の発明に
おいて、変化手段は、外部トリガに応じて管理値の余裕
幅を変化させることを特徴とする。
【0015】請求項11の発明では、請求項10の発明
において、外部トリガが時刻や時間に対応する信号であ
ることを特徴とする。
【0016】請求項12の発明では、請求項10の発明
において、外部トリガが、明るさ検出手段の検出する明
るさの大きさであることを特徴とする。
【0017】請求項13の発明では、請求項10の発明
において、外部トリガが、照明エリアに入射する外光或
いは昼光を検出する明るさ検出手段の検出外光量である
ことを特徴とする。
【0018】請求項14の発明では、請求項10の発明
において、外部トリガが、照明エリアに設けた人感セン
サの検出信号であることを特徴とする。
【0019】請求項15の発明では、請求項10の発明
において、外部トリガが、スイッチやリモコンスイッチ
等の操作部からの信号であることを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明を実施形態により説明す
る。
【0021】(実施形態1)図1は本実施形態の装置の
構成を示しており、この装置は蛍光ランプのような光源
1と、この光源1の点灯と調光とを行う安定器等からな
る調光点灯装置2と、光源1の被照射面の反射光量を検
出する明るさセンサ3と、この明るさセンサ3からの出
力に基づいて被照射面の照度を判定するとともに、判定
した照度に基づいて被照射面の照度が略一定(予め設定
される目標値)となるように調光点灯装置2に対してP
WM形式の調光信号をトランジスタQを通じて出力する
マイクロコンピュータ4aからなる制御部4で構成さ
れ、明るさセンサ3は照明エリアの天井などに配設され
る。尚図1中5は操作部、STはスタータである。
【0022】次に本装置の動作を詳説する。
【0023】まず目標値となる明るさを決定するため
に、設置環境下でマイクロコンピュータ4aに付設した
操作部5の操作により目標設定動作モードで装置を動作
させ、マイクロコンピュータ4aの制御の下で光源1か
らの光出力を調整して一定に保ちたい明るさを作り、そ
のときに明るさセンサ3に入射する反射光量に応じた明
るさセンサ3の出力値Sを目標値としてマイクロコンピ
ュータ4a内蔵のメモリ部(図示せず)に記憶させる。
この場合例えばマイクロコンピュータ4aが一定時間内
の明るさセンサ3の出力値の平均値を算出してその平均
値を出力値S(以下目標値Sと言う)として記憶する。
またマイクロコンピュータ4aはこの記憶された目標値
Sを基に明るさの管理値の余裕幅を下記の式により演算
する。
【0024】まず目標値Sに対して+方向の余裕幅Su
と−方向の余裕幅Slを想定し、夫々の余裕幅Su,S
lを下記の式により求める。
【0025】Su=x1・S+y1 Sl=x2・S+y2 ここで係数x1、x2には下記の何れかの関係を持たせ
る。
【0026】1)x1≧x2又はx1≦x2 2)x1=x2=0(Su=y1,Sl=y2) また係数y1、y2には、下記の何れかの関係を持たせ
る。
【0027】3)y1≧y2又はy1≦y2 4)y1=y2=0 5)Su,Slを演算する際に目標値である目標値Sの
大きさ(所定値L1未満時,L1以上L2未満のとき、
L2以上の時等)に応じて1)〜4)の使い分けや、x
1,x2,y1,y2の値を変える。
【0028】また明るさセンサ3の感度〜に応じて
1)〜5)の使い分けやx1,x2,y1,y2の値を
変える処理を行う。
【0029】図2はマイクロコンピュータ4aが上記の
条件に基づいて演算した例を示している。
【0030】つまり同図(a)は、目標値Sが、L1未
満の場合にはSu,Slを共に小さくして幅狭な一定の
余裕幅を設定し、L1以上の場合にはSu,Slを大き
くして幅広な一定の余裕幅を設定する演算処理を行う場
合を示す。
【0031】また同図(b)は目標値Sが、L1未満の
場合にはSu,Slを目標値Sが小さい程段々と小さく
して余裕幅を段々と狭くし、目標値SがL1以上の場合
にはSu,Slを大きくして幅広な一定の余裕幅を設定
する演算処理を行う場合を示す。
【0032】同図(c)は目標値Sが、L2未満の場合
にはSu,Slを共に小さくして幅狭な一定の余裕幅を
設定し、目標値SがL2以上の場合にはSu,Slを大
きくして幅広な一定の余裕幅を設定する演算処理を行う
場合を示す。
【0033】同図(d)は目標値Sが、L2未満の場合
にはSu,Slを小さくして幅狭な一定の余裕幅を設定
し、目標値SがL2以上の場合には目標値Sが大きい程
Su,Slを段々と大きくして余裕幅を段々と広くする
演算処理を行う場合を示す。
【0034】同図(e)は目標値Sが、L1未満の場合
にはSu,Slを共に小さくして幅狭な一定の余裕幅を
設定し、目標値SがL1以上でL2未満の場合にはS
u,Slを大きくして幅広な一定の余裕幅を設定し、更
に目標値SがL2以上の場合にはSu,Slを更に大き
くしたより幅広な一定の余裕幅を設定する演算処理を行
う場合を示す。
【0035】同図(f)は目標値Sが、L1未満の場合
にはSu,Slを目標値Sが小さい程段々と小さくして
余裕幅を段々と狭くし、目標値SがL1以上でL2未満
の場合にはSu,Slを大きくして幅広な一定の余裕幅
を設定し、更に目標値SがL2以上の場合には目標値S
が大きい程Su,Slを段々と更に大きくして余裕幅を
段々と広くする演算処理を行う場合を示す。
【0036】同図(g)はSuの大きさを目標値Sの大
きさにかかわらず一定とし、一方Slを目標値SがL1
未満の場合には小さく、また目標値SがL1以上でL2
未満の場合にはやや大きく、また目標値SがL2以上の
場合には更に大きくして余裕幅を夫々設定する演算処理
を行う場合を示す。
【0037】同図(h)はSlの大きさを目標値Sの大
きさにかかわらず一定とし、一方Suを目標値SがL1
未満の場合には小さく、また目標値SがL1以上でL2
未満の場合にはやや大きく、また目標値SがL2以上の
場合には更に大きくして余裕幅を夫々設定する演算処理
を行う場合を示す。
【0038】同図(i)は使用する明るさセンサ3の感
度〜により対応した一定の余裕幅を設定する演算処
理行う場合を示す。また同図(j)は使用する明るさセ
ンサ3の感度〜により対応した余裕幅を設定する演
算処理行う場合を示し、この場合余裕幅を段々と広くす
るように設定している。
【0039】このように本実施形態では設定する目標値
Sに応じて管理値の余裕幅を設定することにより、目標
値Sに合った快適な照明が行えることになる。
【0040】(実施形態2)本実施形態は実施形態1と
同じ構成の装置を用いたもので、図3に示すフローチャ
ートに基づいてマイクロコンピュータ4aが目標値Sに
応じた余裕幅を設定変更するものである。装置の構成は
実施形態1と同じであるから図1を参照することにす
る。
【0041】次に本実施形態における装置の動作を説明
する。
【0042】まず目標値Sとなる明るさを決定する方法
は実施形態1と同じであるので説明は省略する。そして
マイクロコンピュータ4aは記憶された目標値Sを基に
明るさの管理値の余裕幅を図3のフローチャートに基づ
いて決定する。
【0043】ここで管理値の余裕幅の上限側をSu、下
限側をSlとするとともに明るさセンサ3の感度をか
らの3種類とする。
【0044】ここで各感度1〜感度3に夫々3つの感度
に対応した目標値Sの大きさを区分する比較する比較値
α1〜α3,β1〜β3を設定し、目標値Sを明るさセ
ンサ3の感度に応じて対応する比較値により区分してそ
の区分に応じたSu及びSlを決定するのである。
【0045】ここでSu、Slは Su=fn(S,Xn)=an・S+Xn Sl=fn(S,Xn)=bn・S−Xn (但しn=1,2,3…、an、bn、Xnは係数)で
決定される。
【0046】ここで本実施形態では、比較値α1〜α3
が共に等しく、また比較値β1〜βが共に等しいものと
する。
【0047】従って本実施形態では記憶された目標値S
がα1(〜α3)より小さい、α1(〜α3)以上でβ
1(〜β3)以下、又はβ1(〜β3)より大きいかを
マイクロコンピュータ4aが判定して、その判定結果に
より目標値Sに対応した管理値のSu、Slを決定して
設定する。
【0048】このように本実施形態では目標値Sを決定
すると、それに応じた管理値の余裕幅を求めて設定する
ことになり、目標値Sに適した管理値の余裕幅を決める
ことができることになる。
【0049】図3で示すX1とX2はX1≧X2とし、
X3とX4はX3≧X4とし、X5とX6はX5≧X6
とし、X7とX8はX7≧X8とし、X9とX10はX
9≧X10とし、X11とX12はX11≧X12と
し、X13とX14はX13≧X14とし、X15とX
16はX15≧X16とし、X17とX18はX17≧
X18としてある。
【0050】またX1=X3=X5、X7=X9=X1
1、X13=X15=X17である。これらは0であっ
ても良い。
【0051】さらまたX2=X4=X6、X8=X10
=X12、X14=X16=X18である。これらは0
であっても良い。
【0052】またさらに各感度条件毎にa,bの値は異
なり、a≧bの関係を持たせている.a=b=0であっ
ても良い。
【0053】勿論センサ感度による区別を無くすと、図
4に示すようなフローチャートによる余裕幅決定が為さ
れる。
【0054】また目標値Sによる区別を無くすと、図5
に示すようなフローチャートにより余裕幅決定が為され
る。
【0055】(実施形態3)本実施形態は実施形態1と
同じ構成の装置を用いたもので、マイクロコンピュータ
4aが目標値Sと明るさセンサ3の出力値に応じた余裕
幅を図6に示すように設定変更機能を有するものであ
る。装置の構成は実施形態1と同じであるから図1を参
照することにする。
【0056】つまり明るさセンサ3の出力値S’が目標
値Sから図6(a)に示すようにA1と明るい方に大き
く離れている場合には、マイクロコンピュータ3aは目
標値Sから+方向の余裕幅を目標値Sから+aとし、−
方向の余裕幅を−bと設定する。
【0057】また明るさセンサ3の出力値S’が目標値
Sから図6(b)に示すようにA2と明るい方に更に大
きく離れている場合には、マイクロコンピュータ3aは
目標値Sから+方向の余裕幅を目標値Sから+cとし、
−方向の余裕幅を−dと設定する。この場合aとc、b
とdの関係はa≧c、b≧dの関係を持たせている。
【0058】更に明るさセンサ3の出力値S’が目標値
Sから図6(c)に示すようにB1と暗い方に大きく離
れている場合には、マイクロコンピュータ3aは目標値
Sから+方向の余裕幅を目標値Sから+eとし、−方向
の余裕幅を−fと設定する。
【0059】また明るさセンサ3の出力値S’が目標値
Sから図6(d)に示すようにB2と暗い方に更に大き
く離れている場合には、マイクロコンピュータ3aは目
標値Sから+方向の余裕幅を目標値Sから+gとし、−
方向の余裕幅を−hと設定する。この場合eとg、fと
hの関係はe≧g、f≧hの関係を持たせている。
【0060】またA1/B1≦a/e、A1/B1≦b
/f、A2/B2≦c/g、A2/B2≦d/hの関係
がある。
【0061】また目標値Sに近い状態で動作している状
態が一定時間以上継続しているときには、図6(e)に
示すように+方向にi、−方向−jと余裕幅を広くする
ように設定する。このi,jは目標値の分散幅に応じて
変化させ、目標値Sの絶対値が大きければそれに応じて
変化率を大きくするようにマイクロコンピュータ4aの
処理プログラムを設定してある。 (実施形態4)図7は本実施形態の装置の構成を示して
おり、本実施形態は、明るさセンサ3で被照射面からの
反射光量を受光してその出力値が目標値に一定となるよ
うにフィードバック制御する構成に加えて、外部に設け
たスケージュール管理手段6からのスケージュール信号
を受けると、マイクロコンピュータ4aが管理値の余裕
幅を変更する処理も行うようにしたものである。
【0062】つまり日中は被照射面の利用が活発であ
り、反射率の異なる物体などの侵入が多いため、その影
響による光源1の光出力の揺らぎを生じる恐れがある。
それを防ぐため、目標値から余裕幅の上限値までの幅を
広く設定し、夕方など昼光のレベルが急激に下がること
を想定して下限値までの幅を狭くするように、スケージ
ュール信号に応じて余裕幅を可変するようになってい
る。例えばオフィス等の就業時間帯に対応するスケジュ
ール信号が入力している間はマイクロコンピュータ4a
は管理値の余裕幅を広く設定し、終業時間に対応するス
ケージュール信号が入力すると、余裕幅を狭めに変更設
定するのである。
【0063】このように本実施形態では時間(時刻)に
よって変化する使用環境に応じて管理値の余裕幅を変更
して最適な照明を行うことができる。
【0064】(実施形態5)図8は本実施形態の装置の
構成を示しており、本実施形態は、明るさセンサ3で被
照射面からの反射光量を受光してその出力値が目標値に
一定となるようにフィードバック制御する構成に加え
て、照明エリアに入光する外光(昼光)量を検出する明
るさセンサ7を別に設け、マイクロコンピュータ4aに
該明るさセンサ7からの出力を受けて、その値に応じて
管理値の余裕幅を変更設定する機能を持たせたものであ
る。
【0065】つまり、外光量が多いときは、外光が少な
くなったときに備えて余裕幅を狭くし、外光量が一定以
下になれば、目標値から余裕幅の上限値までの幅を多く
してできる限り、被照射面の反射量の変化に追随しない
ようにするのである。
【0066】このように本実施形態では、外光の影響を
受けないように管理値の余裕幅を変更して最適な照明を
行うことができる。
【0067】(実施形態6)図9は本実施形態の装置の
構成を示しており、本実施形態は、明るさセンサ3で被
照射面からの反射光量を受光してその出力値が目標値に
一定となるようにフィードバック制御する構成に加え
て、照明エリアの人の動きを検出するような人感センサ
8を設け、この人感センサ8が人の動きを検出している
ときには被照射面の明るさが明るくなるように目標値S
を変更設定する機能と、管理値の余裕幅を人感センサ8
の検出により変更設定する機能とをマイクロコンピュー
タ4aに持たせている。
【0068】つまり、人の動きが頻繁でなく、人感セン
サ8が人の動きを検出しない間は、マイクロコンピュー
タ4aは、設定目標値Sを低くすると共に、管理値の余
裕幅を広く或いは人が検出されなくなってから徐々に広
くなるように余裕幅を変更設定する。これにより人が頻
繁に動かず、被照射面の反射率が異なる状態で何らかの
作業を始めたときには、余り明るさが変化しない。逆に
人の動きが頻繁に検出しているときには、設定目標値S
を大きくするとともに、余裕幅を上下広めに設定変更
し、これにより人が頻繁に動いている時には被照射面の
反射率が異なる物体の行き来が多くてもそれに反応せず
に明るさを一定に保つことができる。
【0069】このように本実施形態では、人の動きに影
響を受けないように目標値及び管理値の余裕幅を変更し
て最適な照明を行うことができる。
【0070】(実施形態7)図10は本実施形態の装置
の構成を示しており、本実施形態は、明るさセンサ3で
被照射面からの反射光量を受光してその出力値が目標値
に一定となるようにフィードバック制御する構成に加え
て、管理値の余裕幅を赤外線リモコンなどの送信器から
なる設定器9から命令を赤外線リモコンの受信部10を
通じてマイクロコンピュータ4aに与えることにより、
任意に管理値の余裕幅を変更設定できる機能を備えたも
のである。
【0071】つまり使用用途によって、耐環境性(反射
率の変化による照度変化)が強く無ければならない場合
と、外光などを利用する際には、その変化に光源1の光
出力を俊敏に反応させたい場合がある。
【0072】各々の使用用途で、要求される動作が満た
されない場合、前者の場合には、受信部10へ設定器9
から管理値の余裕幅を広くする命令を送信し、また後者
の場合には、余裕幅を狭くするような命令を送信する。
【0073】これにより命令を受けたマイクロコンピュ
ータ4aは管理値の余裕幅を命令に応じて変更設定し、
使用用途に合わせるのである。
【0074】図11は本実施形態での設定器9からの命
令C1…に応じた余裕幅の設定変更を示すもので、命令
C1…毎に余裕幅の変更幅が異なり、また目標値Sが大
きく程当該目標値Sからの+方向の幅Su及び−方向の
幅Slの変更値が大きくなるようにマイクロコンピュー
タ4aは余裕幅を設定変更する。図中Su1…,Sl1
…は命令C1…に対応する。
【0075】このように本実施形態では、使用用途に応
じた管理値の余裕幅を設定器9から命令をマイクロコン
ピュータ4aに与えることで任意に設定でき、使用用途
に対応した管理値の余裕幅により最適な照明を行うこと
ができる。
【0076】
【発明の効果】請求項1の発明は、光源と、光源の光出
力を制御する制御部と、光源の被照射面の明るさを検出
する明るさ検出手段とを備え、制御部は明るさ検出手段
で検出される明るさが目標値で保たれるように光源の光
出力をフィードバック制御するともに、該フィードバッ
ク制御を、明るさ検出手段で検出する明るさが目標値に
対して明るさの管理値として設定する余裕幅の範囲を出
たときに行う照明装置において、管理値の余裕幅を可変
する可変手段を備えたので、使用環境、使用用途に応じ
た管理値の余裕幅を可変設定することができ、それらに
そくした快適な照明が得られるという効果がある。
【0077】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、可変手段は設定される目標値に応じて管理値の余裕
幅を変化させる手段であるので、目標値に合った余裕幅
の設定ができる。
【0078】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、可変手段は少なくとも目標値が所定の明るさ以下の
場合に、目標値に応じて管理値の余裕幅を変化させる手
段であるので、目標値が暗い場合に合った余裕幅の設定
ができる。
【0079】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、可変手段は少なくとも目標値が所定の明るさ以上の
場合に、目標値に応じて管理値の余裕幅を変化させる手
段であるので、目標値が明るい場合に合った余裕幅の設
定ができる。
【0080】請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れ
かの発明において、可変手段は目標値に対して管理値の
余裕幅の+方向の余裕幅と、−方向の余裕幅とを、目標
値に第1の係数を乗じるとともに第2の係数を加算して
求める演算機能を備え、該演算機能は+方向、−方向の
余裕幅を求める際に、第1の係数、第2の係数のそれぞ
れの値を目標値若しくは使用する明るさ検出手段の感度
に応じた値に変えるので、目標値に合った下限幅、上限
幅を持つ余裕幅を自動的に設定することができる。
【0081】請求項6の発明は、請求項1の発明におい
て、可変手段は上記目標値を決定するときに照明エリア
の光の入射量に応じて管理値の余裕幅を変化させる手段
であるので、照明エリアの明かるさに追随した余裕幅を
自動的に設定できる。
【0082】請求項7の発明は、請求項1の発明におい
て、上記可変手段は上記目標値を決定するときに照明エ
リアに入射する光の内制御しない外光成分を除いた光の
入射量に応じて管理値の余裕幅を変化させる手段である
ので、照明エリアの光源による明るさに追随した余裕幅
を自動的に設定できる。
【0083】請求項8の発明は、請求項1の発明におい
て、明るさ検出手段が異なる感度に切り換え可能で、可
変手段は目標値を決定するときに明るさ検出手段の感度
毎に管理値の余裕幅を決定するので、感度に応じた余裕
幅の設定ができる。
【0084】請求項9の発明は、請求項1の発明におい
て、可変手段は、明るさ検出手段の検出する明るさと目
標値との差が大きいときに管理値の余裕幅を狭く、差が
小さいときには管理値の余裕幅を広げるように変化させ
るので、耐環境性に優れた余裕幅を設定できる。
【0085】請求項11の発明は、請求項1の発明にお
いて、変化手段は、外部トリガに応じて管理値の余裕幅
を変化させるので、外部要因により余裕幅を設定でき
る。
【0086】特に請求項11の発明では、請求項10の
発明において、外部トリガが時刻や時間に対応する信号
であるので、使用環境の時間的変化に応じた余裕幅の設
定ができ、請求項12の発明は、請求項10の発明にお
いて、外部トリガが、明るさ検出手段の検出する明るさ
の大きさであるので、照明エリアの明るさ変化に応じた
余裕幅の設定ができ、また請求項13の発明は、請求項
10の発明において、外部トリガが、照明エリアに入射
する外光或いは昼光を検出する明るさ検出手段の検出光
量であるので、光源以外の光の変化に応じた余裕幅の設
定ができる。
【0087】請求項14の発明は、請求項10の発明に
おいて、外部トリガが、照明エリアに設けた人感センサ
の検出信号であるので、照明エリアの人の動きに応じた
余裕幅の設定ができる。
【0088】請求項15の発明は、請求項10の発明に
おいて、外部トリガが、スイッチやリモコンスイッチ等
の操作部からの信号であるので、使用用途や使用環境に
応じて任意に余裕幅の設定ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の回路構成図である。
【図2】同上の余裕幅設定の説明図である。
【図3】本発明の実施形態2の余裕幅設定動作を示すフ
ローチャートである。
【図4】同上の別の余裕幅設定動作を示すフローチャー
トである。
【図5】同上の他の余裕幅設定動作を示すフローチャー
トである。
【図6】本発明の実施形態3の余裕幅設定の説明図であ
る。
【図7】本発明の実施例4の回路構成図である。
【図8】本発明の実施例5の回路構成図である。
【図9】本発明の実施例6の回路構成図である。
【図10】本発明の実施例7の回路構成図である。
【図11】同上の余裕幅設定の説明図である。
【符号の説明】
1 光源 2 調光点灯装置 3 光検知部 4 制御部 4a マイクロコンピュータ 5 操作部 Q トランジスタ ST スタータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松田 真二 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 3K073 AA14 AA57 AA81 AA82 AA85 BA25 BA27 BA28 CA05 CF01 CG42 CH01 CH21 CM07

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源と、光源の光出力を制御する制御部
    と、光源の被照射面の明るさを検出する明るさ検出手段
    とを備え、制御部は明るさ検出手段で検出される明るさ
    が目標値で保たれるように光源の光出力をフィードバッ
    ク制御するともに、該フィードバック制御を、明るさ検
    出手段で検出する明るさが目標値に対して明るさの管理
    値として設定する余裕幅の範囲を出たときに行う照明装
    置において、管理値の余裕幅を可変する可変手段を備え
    たことを特徴とする照明装置。
  2. 【請求項2】可変手段は設定される目標値に応じて管理
    値の余裕幅を変化させる手段であることを特徴とする照
    明装置。
  3. 【請求項3】可変手段は少なくとも目標値が所定の明る
    さ以下の場合に、目標値に応じて管理値の余裕幅を変化
    させる手段であることを特徴とする請求項1記載の照明
    装置。
  4. 【請求項4】可変手段は少なくとも目標値が所定の明る
    さ以上の場合に、目標値に応じて管理値の余裕幅を変化
    させる手段であることを特徴とする請求項1記載の照明
    装置。
  5. 【請求項5】可変手段は目標値に対して管理値の余裕幅
    の+方向の余裕幅と、−方向の余裕幅とを、目標値に第
    1の係数を乗じるとともに第2の係数を加算して求める
    演算機能を備え、該演算機能は+方向、−方向の余裕幅
    を求める際に、第1の係数、第2の係数のそれぞれの値
    を目標値若しくは使用する明るさ検出手段の感度に応じ
    た値に変えることを特徴とする請求項1乃至4の何れか
    記載の照明装置。
  6. 【請求項6】可変手段は上記目標値を決定するときに照
    明エリアの光の入射量に応じて管理値の余裕幅を変化さ
    せる手段であることを特徴とする請求項1記載の照明装
    置。
  7. 【請求項7】上記可変手段は上記目標値を決定するとき
    に照明エリアに入射する光の内制御しない外光成分を除
    いた光の入射量に応じて管理値の余裕幅を変化させる手
    段であることを特徴とする請求項1記載の照明装置。
  8. 【請求項8】明るさ検出手段が異なる感度に切り換え可
    能で、可変手段は目標値を決定するときに明るさ検出手
    段の感度毎に管理値の余裕幅を決定することを特徴とす
    る請求項1記載の照明装置。
  9. 【請求項9】可変手段は、明るさ検出手段の検出する明
    るさと目標値との差が大きいときに管理値の余裕幅を狭
    く、差が小さいときには管理値の余裕幅を広げるように
    変化させることを特徴とする請求項1記載の照明装置。
  10. 【請求項10】変化手段は、外部トリガに応じて管理値
    の余裕幅を変化させることを特徴とする請求項1記載の
    照明装置。
  11. 【請求項11】外部トリガが時刻や時間に対応する信号
    であることを特徴とする請求項10記載の照明装置。
  12. 【請求項12】外部トリガが、明るさ検出手段の検出す
    る明るさの大きさであることを特徴とする請求項10記
    載の照明装置。
  13. 【請求項13】外部トリガが、照明エリアに入射する外
    光或いは昼光を検出する明るさ検出手段の検出外光量で
    あることを特徴とする請求項10記載の照明装置。
  14. 【請求項14】外部トリガが、照明エリアに設けた人感
    センサの検出信号であることを特徴とする請求項10記
    載の照明装置。
  15. 【請求項15】外部トリガが、スイッチやリモコンスイ
    ッチ等の操作部からの信号であることを特徴とする請求
    項10記載の照明装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002367788A (ja) * 2001-06-11 2002-12-20 Toshiba Lighting & Technology Corp 照明制御装置及びそれを用いた照明制御システム
US9888541B2 (en) 2016-03-10 2018-02-06 Ricoh Company, Ltd. Device control system, information processing apparatus, and non-transitory recording medium

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