JP2000348318A - 記録ディスク駆動装置 - Google Patents

記録ディスク駆動装置

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JP2000348318A
JP2000348318A JP11160408A JP16040899A JP2000348318A JP 2000348318 A JP2000348318 A JP 2000348318A JP 11160408 A JP11160408 A JP 11160408A JP 16040899 A JP16040899 A JP 16040899A JP 2000348318 A JP2000348318 A JP 2000348318A
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suspensions
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recording
head slider
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JP11160408A
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Ryuichi Onda
隆一 恩田
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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    • G11—INFORMATION STORAGE
    • G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/4806—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed specially adapted for disk drive assemblies, e.g. assembly prior to operation, hard or flexible disk drives
    • G11B5/4826—Mounting, aligning or attachment of the transducer head relative to the arm assembly, e.g. slider holding members, gimbals, adhesive
    • G—PHYSICS
    • G11—INFORMATION STORAGE
    • G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/40—Protective measures on heads, e.g. against excessive temperature 

Abstract

(57)【要約】 【課題】 サスペンションの反り返りに起因する記録デ
ィスクやヘッドスライダに搭載のヘッド素子の損傷を極
力低減させることが可能な記録ディスク駆動装置を提供
する。 【解決手段】 サスペンション２１ａ〜２１ｄの先端に
支持されるヘッドスライダ２２ａ〜２２ｄの背後に所定
の間隔をおいて弾性部材３０、３１、３２、３４は配置
される。大きな衝撃が加えられてサスペンションが反り
返ると、サスペンションの先端は弾性部材に受け止めら
れる。ヘッドスライダの変位は強制的に規制され、反り
返りの変形によってサスペンションに蓄積される弾性エ
ネルギは抑制される。こうして抑制された弾性エネルギ
に基づきサスペンションで反り返りの反動が引き起こさ
れれば、ヘッドスライダと記録ディスクとの衝突による
損傷は極力回避されることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、弾性変形可能なサ
スペンションの先端に支持され、記録媒体に向き合うヘ
ッドスライダを備える記録ディスク駆動装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】ハードディスク駆動装置（ＨＤＤ）を始
めとする記録ディスク駆動装置は、広く、ノートブック
パソコンその他の携帯型電子機器に搭載される。こうし
て記録ディスク駆動装置の携帯性が高められるに従っ
て、記録ディスク駆動装置に対する耐衝撃性の要求は日
増しに高まっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】例えばいわゆるＣＳＳ
（コンタクトスタートストップ）のハードディスク駆動
装置（ＨＤＤ）では、磁気ディスクの停止時に、サスペ
ンションの先端に支持される磁気ヘッドスライダが磁気
ディスクの表面に押し付けられる。こうして磁気ヘッド
スライダが磁気ディスクに接触する間にＨＤＤの落下な
どに起因してＨＤＤに大きな衝撃が加わると、サスペン
ションは反り返り、その結果、磁気ヘッドスライダは磁
気ディスクから離れる方向に変位する。こうしてサスペ
ンションに弾性エネルギが蓄積された後、反り返りの反
動を通じて磁気ヘッドスライダが磁気ディスクに強く叩
きつけられると、磁気ディスクの表面や、磁気ヘッドス
ライダに搭載された電磁変換素子は損傷を受けてしま
う。
【０００４】本発明は、上記実状に鑑みてなされたもの
で、サスペンションの反り返りに起因する記録ディスク
やヘッドスライダに搭載のヘッド素子の損傷を極力低減
させることが可能な記録ディスク駆動装置を提供するこ
とを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば、弾性変形可能なサスペンションの
先端に支持されるヘッドスライダと、記録ディスクに向
き合うヘッドスライダの背後に所定の間隔をおいて配置
される弾性部材とを備えることを特徴とする記録ディス
ク駆動装置が提供される。
【０００６】かかる記録ディスク駆動装置に大きな衝撃
が加えられると、サスペンションは記録ディスクから遠
ざかる方向に反り返る。このとき、サスペンションの先
端やその先端に支持されるヘッドスライダは弾性部材に
受け止められる。したがって、ヘッドスライダの変位は
強制的に規制され、その結果、反り返りの変形によって
サスペンションに蓄積される弾性エネルギは抑制され
る。こうして抑制された弾性エネルギに基づきサスペン
ションで反り返りの反動が引き起こされれば、ヘッドス
ライダと記録ディスクとの衝突による損傷は極力回避さ
れることができる。記録ディスク駆動装置の耐衝撃性は
高められることができる。
【０００７】しかも、サスペンションの反り返り時にサ
スペンションの先端やヘッドスライダが弾性部材に衝突
すると、衝突のエネルギは弾性部材に十分に吸収されて
しまう。したがって、ヘッドスライダは、弾性部材から
強い勢いで跳ね返されることはない。その結果、記録デ
ィスクに対するヘッドスライダの衝突は一層弱められる
ことができる。
【０００８】弾性部材は、例えば、少なくとも前記ヘッ
ドスライダおよび記録ディスクを収容する筐体に取り付
けられてもよい。こうした弾性部材によれば、筐体の内
面に向き合う記録ディスクに対して配置されるヘッドス
ライダの耐衝撃性は高められることができる。筐体に
は、ヘッドスライダの背後に向かって突き出て、弾性部
材を支持する突部が設けられてもよい。
【０００９】また、記録ディスク駆動装置は、記録ディ
スクが装着される回転軸と、回転軸からディスク半径方
向に突き出たフランジと、回転軸の先端に固定されてフ
ランジとの間に前記記録ディスクを挟み込むクランプと
をさらに備えてもよい。この場合には、前述の弾性部材
はクランプに固着されればよい。こうした弾性部材によ
れば、例えば筐体を閉鎖するカバーに向き合う記録ディ
スクに対して配置されるヘッドスライダの耐衝撃性は高
められることができる。しかも、カバーに弾性部材が取
り付けられる場合に比べて、寸法公差の影響をできる限
り排除することができると同時に、カバーに比べて剛性
の高いクランプによって確実にサスペンションの先端や
ヘッドスライダを受け止めることが可能となる。
【００１０】さらに、記録ディスク駆動装置は、２枚以
上の記録ディスクが装着されるスピンドルモータと、記
録ディスク同士の間に配置されて、前記弾性部材が固着
されるスペーサとをさらに備えてもよい。かかる構成に
よれば、記録ディスク同士の間で簡単に弾性部材を配置
することが可能となる。
【００１１】以上のような弾性部材は、ハードディスク
駆動装置（ＨＤＤ）を始めとする磁気ディスク駆動装置
やその他の記録ディスク駆動装置に採用されることがで
きる。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しつつ本発
明の実施形態を説明する。
【００１３】図１は記録媒体駆動装置の一具体例として
のハードディスク駆動装置（ＨＤＤ）１０の内部構造を
示す。このＨＤＤ１０の筐体１１には、スピンドルモー
タ１２に装着される少なくとも１枚（好ましくは複数
枚）の円盤形記録媒体すなわち磁気ディスク１３と、磁
気ディスク１３の各ディスク面に向き合う磁気ヘッド１
４とが収容される。周知のとおり、磁気ヘッド１４は、
支軸１５回りで揺動するキャリッジアーム１６の先端に
固定される。磁気ディスク１３に対する情報の書き込み
や読み出しにあたっては、磁気回路から構成されるアク
チュエータ１７によってキャリッジアーム１６が揺動駆
動され、その結果、磁気ヘッド１４は磁気ディスク１３
の半径方向に移動する。
【００１４】例えば図２から明らかなように、各磁気ヘ
ッド１４は、剛体のキャリッジアーム１６の先端に片持
ち支持されて弾性変形可能なサスペンション２１ａ〜２
１ｄと、このサスペンション２１ａ〜２１ｄの先端に支
持される浮上ヘッドスライダ２２ａ〜２２ｄとを備え
る。サスペンション２１ａ〜２１ｄは例えば金属製の板
ばねから構成されればよい。こうしたサスペンション２
１ａ〜２１ｄは、無負荷時に浮上ヘッドスライダ２２ａ
〜２２ｄを磁気ディスク１３の表面に押し付ける。
【００１５】浮上ヘッドスライダ２２ａ〜２２ｄには、
磁気ディスク１３に対向する媒体対向面に先端を臨ませ
るヘッド素子としての例えば電磁変換素子（図示せず）
が搭載される。前述のキャリッジアーム１６の揺動を通
じて、浮上ヘッドスライダ２２ａ〜２２ｄの電磁変換素
子は磁気ディスク１３上の所望の記録トラックに位置決
めされる。筐体１１の内部空間はカバー２３によって閉
鎖される。
【００１６】磁気ディスク１３はスピンドルモータ１２
の回転軸２４に装着される。回転軸２４の下端には、デ
ィスク半径方向に突き出た環状のフランジ２５が形成さ
れる。その一方で、回転軸２４の先端には、フランジ２
５との間に磁気ディスク１３を挟み込む円板形のクラン
プ２６が固定される。ここでは、磁気ディスク１３同士
の間に、磁気ディスク１３同士の間隔を一定に保持する
スペーサ２７が配置される。クランプ２６やスペーサ２
７は例えば金属製やセラミック製の剛体から構成されれ
ばよい。
【００１７】本発明の第１実施形態に係る衝撃抑制機構
は、クランプ２６に形成されて回転軸２４の円周方向に
延びる環状の鍔２８と、スペーサ２７に形成されて、同
様に回転軸２４の円周方向に延びる環状の鍔２９とを備
える。これらの鍔２８、２９には、所定の間隔をおいて
磁気ディスク１３の各表面に対向する弾性部材３０、３
１、３２が固着される。弾性部材３０、３１、３２には
例えば天然ゴムや合成樹脂製エラストマなどが用いられ
ればよい。弾性部材３０、３１、３２の固着には例えば
接着剤が用いられればよい。鍔２８は、金属製平板素材
からクランプ２６が打ち抜かれる際に同時に形成されれ
ばよく、鍔２９は、例えば機械加工によってスペーサ２
７から削り出されればよい。
【００１８】加えて、衝撃抑制機構は、筐体１１の底面
から突出し、回転軸２４の周囲で回転軸２４の円周方向
に延びる突部３３を備える。この突部３３の頂上面に
は、前述と同様に弾性部材３４が固着される。突部３３
は例えば筐体１１の鋳造時に同時に形成されればよい。
【００１９】例えばＣＳＳ（コンタクトスタートストッ
プ）のＨＤＤ１０では、ＨＤＤ１０の不作動時すなわち
磁気ディスク１３の静止時に、浮上ヘッドスライダ２２
ａ〜２２ｄは、磁気ディスク１３の最内側位置（最も回
転軸２４に接近した位置）で磁気ディスク１３の表面に
押し付けられる。このとき、磁気ディスク１３に向き合
う各浮上ヘッドスライダ２２ａ〜２２ｄの背後には所定
の間隔をおいて弾性部材３０、３１、３２、３４が配置
される。
【００２０】磁気ディスク１３が回転すると、磁気ディ
スク１３の表面に気流が発生し、この気流が浮上ヘッド
スライダ２２ａ〜２２ｄの浮力を生む。浮上ヘッドスラ
イダ２２ａ〜２２ｄは磁気ディスク１３の表面から浮上
する。その後、キャリッジアーム１６が揺動し、浮上ヘ
ッドスライダ２２ａ〜２２ｄは磁気ディスク１３上の所
望の記録トラック上に位置決めされる。浮上ヘッドスラ
イダ２２ａ〜２２ｄに搭載された電磁変換素子は、磁気
ディスク１３に接触せずに、磁気ディスク１３に対して
情報を記録したり、磁気ディスク１３から情報を読み取
ったりする。各弾性部材３０、３１、３２、３４と磁気
ディスク１３の表面との間隔は、こういった浮上中に浮
上ヘッドスライダ２２ａ〜２２ｄが接触しない程度（例
えば２００μｍ〜５００μｍ程度）に設定されればよ
い。
【００２１】ここで、例えば磁気ディスク１３の静止時
にＨＤＤ１０に大きな衝撃が作用する場面を想定する。
特に、図２に示されるように、回転軸２４の軸方向に大
きな衝撃３６が加えられると、２番目および４番目のサ
スペンション２１ｂ、２１ｄは磁気ディスク１３から遠
ざかるように反り返る。その結果、サスペンション２１
ｂ、２１ｄ先端の浮上ヘッドスライダ２２ｂ、２２ｄは
磁気ディスク１３の表面から遠ざけられる方向に変位す
る。
【００２２】サスペンション２１ｂ、２１ｄが反り返る
と、サスペンション２１ｂ、２１ｄの先端は、浮上ヘッ
ドスライダ２２ｂ、２２ｄの背後に配置された弾性部材
３１、３４に各々衝突する。浮上ヘッドスライダ２２
ｂ、２２ｄの変位は強制的に規制される。サスペンショ
ン２１ｂ、２１ｄに蓄積される弾性エネルギは極力抑制
される。こうして抑制された弾性エネルギに基づきサス
ペンション２１ｂ、２１ｄで反り返りの反動が引き起こ
されれば、磁気ディスク１３と浮上ヘッドスライダ２２
ｂ、２２ｄとの衝突によって損傷が生じることは極力回
避されることができる。
【００２３】しかも、サスペンション２１ｂ、２１ｄの
先端が弾性部材３１、３４に衝突すると、衝突のエネル
ギは弾性部材３１、３４に十分に吸収されてしまう。し
たがって、鍔２９や突部３３に当たって浮上ヘッドスラ
イダ２２ｂ、２２ｄが勢いよく跳ね返されることは回避
されることができる。したがって、鍔２９や突部３３に
直接に浮上ヘッドスライダ２２ｂ、２２ｄが跳ね返され
る場合に比べて、磁気ディスク１３に対する浮上ヘッド
スライダ２２ｂ、２２ｄの衝突は弱められることができ
る。なお、１番目および３番目のサスペンション２１
ａ、２１ｃには反り返りは引き起こされず、浮上ヘッド
スライダ２２ａ、２２ｃの衝突はほとんど発生しない。
【００２４】ＨＤＤ１０に前述とは反対方向から大きな
衝撃３７が加えられると、１番目および３番目のサスペ
ンション２１ａ、２１ｃに反り返りが引き起こされる。
しかしながら、このときでも、サスペンション２１ａ、
２１ｃの先端は弾性部材３０、３２に衝突し、サスペン
ション２１ａ、２１ｃの反り返りに起因する弾性エネル
ギの蓄積は極力抑制される。したがって、サスペンショ
ン２１ａ、２１ｃの復元力に応じて磁気ディスク１３と
浮上ヘッドスライダ２２ａ、２２ｃとの衝突によって損
傷が生じることは極力回避されることができる。このと
き、前述と同様に、２番目および４番目のサスペンショ
ン２１ｂ、２１ｄには反り返りは引き起こされない。
【００２５】以上のようなＨＤＤ１０では、弾性部材３
０、３１、３２は環状に形成されることから、磁気ディ
スク１３がどういった回転位置で静止しても、浮上ヘッ
ドスライダ２２ａ、２２ｂ、２２ｃの背後には弾性部材
３０、３１、３２が配置されることができる。その一方
で、突部３３や弾性部材３４は、必ずしも環状に形成さ
れる必要はなく、磁気ディスク１３の静止時に浮上ヘッ
ドスライダ２２ｄの背後に配置されるように形成されれ
ば十分である。
【００２６】図３は本発明の第２実施形態に係る衝撃抑
制機構の構造を概略的に示す。この第２実施形態では、
浮上ヘッドスライダ２２ａの背後に配置される弾性部材
３０は、前述のようにクランプ２６に形成された鍔２８
に固着されるのではなく、カバー２３に一体に形成され
る突部３８の頂上面に固着される。この突部３８の働き
によれば、カバー２３に直接に弾性部材３０が固着され
る場合に比べて、弾性部材３０の厚みは抑制されること
ができる。一般に、均一な大きさに弾性部材３０を作り
出すことは難しく、弾性部材３０の薄肉化は寸法ばらつ
きの抑制に寄与することができる。突部３８は、金属製
平板素材からカバー２３が打ち抜かれると同時に形成さ
れればよい。この第２実施形態では、前述の突部３３や
弾性部材３４と同様に、突部３８や弾性部材３０は必ず
しも環状に形成される必要はなく、磁気ディスク１３の
静止時に浮上ヘッドスライダ２２ａの背後に配置される
ように形成されれば十分である。ここでは、前述の第１
実施形態と同一の機能や効果を発揮する構成には同一の
参照符号が付され、その詳細な説明は省略される。
【００２７】図４は本発明の第３実施形態に係る衝撃抑
制機構の構造を概略的に示す。この第３実施形態では、
浮上ヘッドスライダ２２ｂ、２２ｃの背後に配置される
弾性部材３１、３２は、前述のようにスペーサ２７に一
体に形成された鍔２９に固着されるのではなく、キャリ
ッジアーム１６から浮上ヘッドスライダ２２ｂ、２２ｃ
の背後に延びるサブアーム３９の先端に固着される。こ
うしたサブアーム３９は、例えば鋳造時にキャリッジア
ーム１６の先端に一体に形成されればよい。こうしたサ
ブアーム３９によれば、キャリッジアーム１６の揺動に
拘わらず常に浮上ヘッドスライダ２２ｂ、２２ｃの背後
に弾性部材３１、３２を保持することが可能となる。た
だし、こうしたサブアーム３９は、弾性部材３１、３２
に対して形成されることができるだけでなく、弾性部材
３０、３４に対して形成されてもよい。ここでは、前述
の第１および第２実施形態と同一の機能や効果を発揮す
る構成には同一の参照符号が付され、その詳細な説明は
省略される。
【００２８】図５は本発明の第４実施形態に係る衝撃抑
制機構の構造を概略的に示す。この第４実施形態では、
浮上ヘッドスライダ２２ｂ、２２ｃの背後に配置される
弾性部材３１、３２は、前述のようにスペーサ２７に一
体に形成された鍔２９やサブアーム３９に固着されるの
ではなく、背中合わせに隣接する浮上ヘッドスライダ２
２ｂ、２２ｃに各々固着される。弾性部材３１、３２
は、浮上ヘッドスライダ２２ｂ、２２ｃの背面でサスペ
ンション２１ｂ、２１ｃに固着されてもよく、サスペン
ション２１ｂ、２１ｃに当てられてサスペンション２１
ｂ、２１ｃの剛性を向上させる当て板４０、４１に固着
されてもよい。こうした構成によれば、鍔２９やサブア
ーム３９を付加することなく、既存のＨＤＤに衝撃抑制
機構を簡単に適用することが可能となる。なお、前述の
第１〜第３実施形態と同一の機能や効果を発揮する構成
には同一の参照符号が付され、その詳細な説明は省略さ
れる。
【００２９】なお、磁気ヘッド１４は、前述のように浮
上ヘッドスライダ２２ａ〜２２ｄを必ずしも備える必要
はなく、接触式のヘッドスライダを備えていてもよい。
また、本発明に係る弾性部材３０、３１、３２、３４
は、以上のようにＣＳＳのＨＤＤ１０に採用されること
ができるだけでなく、その他の形態に係るＨＤＤや同種
の記録ディスク駆動装置に採用されることができる。
【００３０】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、耐衝撃性
が高められた記録ディスク駆動装置が提供されることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 ハードディスク駆動装置（ＨＤＤ）の構成を
概略的に示す平面図である。
【図２】 本発明の第１実施形態に係る衝撃抑制機構を
概略的に示すＨＤＤの一部拡大断面図である。
【図３】 本発明の第２実施形態に係る衝撃抑制機構を
概略的に示すＨＤＤの一部拡大断面図である。
【図４】 本発明の第３実施形態に係る衝撃抑制機構を
概略的に示すＨＤＤの一部拡大断面図である。
【図５】 本発明の第４実施形態に係る衝撃抑制機構を
概略的に示すＨＤＤの一部拡大断面図である。
【符号の説明】
１０ 記録ディスク駆動装置（記録媒体駆動装置）とし
てのハードディスク駆動装置、１１ 筐体、１２ スピ
ンドルモータ、１３ 記録ディスクとしての磁気ディス
ク、２１ａ〜２１ｄ サスペンション、２２ａ〜２２ｄ
浮上ヘッドスライダ、２３ カバー、２４ 回転軸、
２５ フランジ、２６ クランプ、２７スペーサ、３
０，３１，３２，３４ 弾性部材。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 弾性変形可能なサスペンションの先端に
    支持されるヘッドスライダと、記録ディスクに向き合う
    ヘッドスライダの背後に所定の間隔をおいて配置される
    弾性部材とを備えることを特徴とする記録ディスク駆動
    装置。
  2. 【請求項２】 請求項１に記載の記録ディスク駆動装置
    において、前記弾性部材は、少なくとも前記ヘッドスラ
    イダおよび記録ディスクを収容する筐体に取り付けられ
    ることを特徴とする記録ディスク駆動装置。
  3. 【請求項３】 請求項２に記載の記録ディスク駆動装置
    において、前記筐体には、頂上面に前記弾性部材が固着
    される突部が一体に形成されることを特徴とする記録デ
    ィスク駆動装置。
  4. 【請求項４】 請求項１に記載の記録ディスク駆動装置
    において、前記記録ディスクが装着される回転軸と、回
    転軸からディスク半径方向に突き出たフランジと、回転
    軸の先端に固定されてフランジとの間に前記記録ディス
    クを挟み込むクランプとをさらに備え、前記弾性部材は
    クランプに固着されることを特徴とする記録ディスク駆
    動装置。
  5. 【請求項５】 請求項１に記載の記録ディスク駆動装置
    において、２枚以上の前記記録ディスクが装着されるス
    ピンドルモータと、記録ディスク同士の間に配置され
    て、前記弾性部材が固着されるスペーサとをさらに備え
    ることを特徴とする記録ディスク駆動装置。
JP11160408A 1999-06-08 1999-06-08 記録ディスク駆動装置 Pending JP2000348318A (ja)

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