JP2000347218A - 半導体表示装置およびその駆動方法 - Google Patents
半導体表示装置およびその駆動方法Info
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- JP2000347218A JP2000347218A JP24524899A JP24524899A JP2000347218A JP 2000347218 A JP2000347218 A JP 2000347218A JP 24524899 A JP24524899 A JP 24524899A JP 24524899 A JP24524899 A JP 24524899A JP 2000347218 A JP2000347218 A JP 2000347218A
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Abstract
平解像度の向上を実現すること。 【解決手段】 本願発明によると、基準クロック信号が
一定周期で周波数変調された変調クロック信号をアクテ
ィブマトリクス型半導体表示装置の駆動回路またはパッ
シブマトリクス型半導体表示装置の駆動回路に供給する
ことにより、この変調クロック信号に基づいてサンプリ
ングされるビデオ信号(画像信号)のサンプリング近傍
の信号情報(エッジの有無、近さ)を半導体表示装置の
該当する画素に濃淡情報として書き込むことができる。
この本願発明の駆動方法は、このような濃淡情報によっ
て、結果的に表示の見え方として解像度が上がったよう
に見える現象(視覚のMach現象およびCraik−
O'Brien現象)を利用するものである。
Description
の駆動方法を用いた表示装置に関する。本願発明は、特
に、絶縁基板上に作製される薄膜トランジスタ(TF
T)を有するアクティブマトリクス型半導体表示装置の
駆動方法に関する。また、その駆動方法を用いたアクテ
ィブマトリクス型半導体表示装置に関する。アクティブ
マトリクス型半導体表示装置の中でも、特に、アクティ
ブマトリクス型液晶表示装置に関する。また、本願発明
は、パッシブマトリクス型液晶表示装置にも応用でき
る。
成し、薄膜トランジスタ(TFT)を作製する技術が急
速に発達してきている。その理由は、アクティブマトリ
クス型液晶表示装置(液晶パネル)の需要が高まってき
たことによる。
マトリクス状に配置された数十〜数百万個もの画素領域
にそれぞれ画素TFTが配置され(この回路をアクティ
ブマトリクス回路という)、各画素領域にある画素電極
に出入りする電荷を画素TFTのスイッチング機能によ
り制御するものである。
ス基板上に形成されたアモルファスシリコンを用いた薄
膜トランジスタが用いられる。
基板上に形成された多結晶シリコン膜を用いた薄膜トラ
ンジスタを有するアクティブマトリクス型液晶表示装置
が実現されている。この場合、画素TFTを駆動する周
辺駆動回路も、アクティブマトリクス回路と同一基板上
に作製することができる。
ることにより、ガラス基板上に多結晶シリコン膜を形成
し、薄膜トランジスタを作製する技術も知られている。
この技術を利用すると、同一ガラス基板上にアクティブ
マトリクス回路と周辺駆動回路とを集積化することがで
きる。
置がパーソナルコンピュータの表示装置として多用され
てきている。しかも、ノート型のパーソナルコンピュー
タに用いられるだけでなく、デスクトップ型のパーソナ
ルコンピュータにも大画面のアクティブマトリクス型液
晶表示装置が用いられるようになってきた。
アクティブマトリクス型液晶表示装置を用いたプロジェ
クター装置が注目を浴びてきている。中でも、より高解
像度の映像が表示できるハイビジョン用プロジェクター
装置が注目を浴びてきている。
タやプロジェクター装置にはCRTが用いられている。
しかし、CRTを用いた場合には、画面のサイズおよび
解像度の要求に従って、消費電力、装置の体積、重量な
どの問題が大きくなってきた。そこで、上述のアクティ
ブマトリクス型液晶表示装置は、従来主として用いられ
てきたCRTにとって替わるものとされてきた。しか
し、従来のアクティブマトリクス型液晶表示装置では、
同等の解像度の表示を行った場合においても、CRTと
比較して水平解像度が悪いという点が指摘されてきた。
映像を図20に示す。一方、図21に従来のアクティブ
マトリクス型液晶表示装置を用いたリア型プロジェクタ
ー装置の解像度測定用のチャートの映像を示す。CRT
およびアクティブマトリクス型液晶表示装置とも、解像
度はSXGA(1240×1024画素)のものを用い
た。両者の映像を比較すると、図21に示されている従
来のアクティブマトリクス型液晶表示装置を用いたリア
型プロジェクター装置の映像は、図20に示されるCR
Tの映像に比べて、水平解像度が悪くなっていることが
わかる(矢印で示す箇所)。
型液晶表示装置では、同規格のCRTと比較して水平解
像度が悪くなってしまい、CRTの様な高画質な映像を
再現することが難しい。
は、アクティブマトリクス型液晶表示装置に比べて画質
が劣るとされているが、パッシブマトリクス型液晶表示
装置は、構造が簡単で安価であるという点で、種々の分
野で需要が有る。しかし、現在のパッシブマトリクス型
液晶表示装置は、アクティブマトリクス型液晶表示装置
と張り合えるだけの画質を達成することはできていな
い。
てなされたものであり、新規な駆動方法を用いることに
よってアクティブマトリクス型半導体表示装置の水平解
像度の向上を実現することを目的とする。また、新規な
駆動方法をパッシブマトリクスに用いることによって、
パッシブマトリクス型液晶表示装置の画質の向上を実現
することを目的とする。
定周期で周波数変調された変調クロック信号をアクティ
ブマトリクス型半導体表示装置の駆動回路またはパッシ
ブマトリクス型半導体表示装置の駆動回路に供給するこ
とにより、この変調クロック信号に基づいてサンプリン
グされるビデオ信号(画像信号)のサンプリング近傍の
信号情報(エッジの有無、近さ)を半導体表示装置の該
当する画素に濃淡情報として書き込むことができる。こ
の本願発明の駆動方法は、このような濃淡情報によっ
て、結果的に表示の見え方として解像度が上がったよう
に見える現象(視覚のMach現象およびCraik−
O' Brien現象)を利用するものである。
方法およびその駆動方法を用いた半導体表示装置の構成
について記載する。
置の駆動方法は、基準クロック信号を周波数変調し変調
クロック信号を得るステップと、前記変調クロック信号
に基づいて画像信号をサンプリングするステップと、サ
ンプリングされた前記画像信号を対応する画素に供給し
画像を得るステップと、を有している。
置の駆動方法は、基準クロック信号を周波数変調し変調
クロック信号を得るステップと、前記変調クロック信号
に基づいてアナログ画像信号をサンプリングしD/A変
換しデジタル画像信号を得るステップと、前記デジタル
画像信号をデジタル信号処理した後、前記基準クロック
信号に基づいてA/D変換し改良アナログ画像信号を得
るステップと、前記改良アナログ画像信号を対応する画
素に供給し画像を得るステップと、を有している。
置の駆動方法は、基準クロック信号を周波数変調し変調
クロック信号を得るステップと、前記基準クロック信号
に基づいてアナログ画像信号をサンプリングしD/A変
換しデジタル画像信号を得るステップと、前記デジタル
画像信号をデジタル信号処理した後、前記変調クロック
信号に基づいてA/D変換し改良アナログ画像信号を得
るステップと、前記改良アナログ画像信号を対応する画
素に供給し画像を得るステップと、を有している。
置の駆動方法によると、前記変調クロック信号は、前記
基準クロック信号の周波数をガウス型のヒストグラムに
基づいてシフトさせることによって得られる様にしても
良い。
置の駆動方法によると、前記変調クロック信号は、前記
基準クロック信号の周波数をランダムにシフトさせるこ
とによって得られる様にしても良い。
置の駆動方法によると、前記変調クロック信号は、前記
基準クロック信号の周波数を正弦波的にシフトさせるこ
とによって得られる様にしても良い。
置の駆動方法によると、前記変調クロック信号は、前記
基準クロック信号の周波数を三角波的にシフトさせるこ
とによって得られる様にしても良い。
置は、マトリクス状に配置された複数の薄膜トランジス
タを有するアクティブマトリクス回路と、前記アクティ
ブマトリクス回路を駆動するソース信号線側駆動回路お
よびゲイト信号線側駆動回路と、を有する半導体表示装
置であって、前記ソース信号線駆動回路には、基準クロ
ック信号が周波数変調された変調クロック信号が入力さ
れ、前記ゲイト信号線側駆動回路には、固定クロック信
号が入力されることを特徴としている。
置は、マトリクス状に配置された複数の薄膜トランジス
タを有するアクティブマトリクス回路と、前記アクティ
ブマトリクス回路を駆動するソース信号線側駆動回路お
よびゲイト信号線側駆動回路と、を有する半導体表示装
置であって、前記ソース信号線駆動回路には、基準クロ
ック信号が周波数変調された変調クロック信号が入力さ
れ、前記ゲイト信号線側駆動回路には、前記変調クロッ
ク信号とは周波数のシフト量または周波数の変調方法が
異なる変調クロック信号が入力されることを特徴として
いる。
装置は、パッシブマトリクス回路を有する半導体表示装
置であって、前記パッシブマトリクス回路の信号電極に
は、基準クロック信号が周波数変調された変調クロック
信号に基づいてサンプリングされた画像信号が入力さ
れ、前記パッシブマトリクス回路の走査電極には、固定
クロック信号が入力されることを特徴としている。
装置は、パッシブマトリクス回路を有する半導体表示装
置であって、前記パッシブマトリクス回路の信号電極に
は、基準クロック信号が周波数変調された変調クロック
信号に基づいてサンプリングされた画像信号が入力さ
れ、前記パッシブマトリクス回路の走査電極には、前記
変調クロック信号とは周波数のシフト量または周波数の
変調方法が異なる変調クロック信号が入力されることを
特徴としている。
装置によると、前記変調クロック信号は、前記基準クロ
ック信号の周波数をガウス型のヒストグラムに基づいて
シフトさせることによって得られる様にしても良い。
装置によると、前記変調クロック信号は、前記基準クロ
ック信号の周波数をランダムにシフトさせることによっ
て得られる様にしても良い。
装置によると、前記変調クロック信号は、前記基準クロ
ック信号の周波数を正弦波的にシフトさせることによっ
て得られる様にしても良い。
装置によると、前記変調クロック信号は、前記基準クロ
ック信号の周波数を三角波的にシフトさせることによっ
て得られる様にしても良い。
る。まず図1を参照する。図1には、本願発明を説明す
るための源画像のビデオ信号への変換の様子が示されて
いる。「A」という源画像がラインL1〜L14でビデ
オ信号化されている。なお図1では、「A」という源画
像は白色のバックグラウンドに黒色で示されており、源
画像「A」は濃淡がなく一様な明るさを有するものであ
るとする。源画像のラインL1〜L14のそれぞれに対
応したビデオ信号は、sig.1〜sig.14で示さ
れる。
「A」に基づく各ラインのビデオ信号sig.1〜si
g.14を従来の基準クロック信号によってサンプリン
グし、アクティブマトリクス型半導体表示装置の画面に
表示した様子を示している。なお、ビデオ信号から引き
出されている破線と画面表示の各ラインL' 1〜L' 1
4を示す破線との交点をほぼ中心として示されている□
が、アクティブマトリクス型半導体表示装置の各画素で
あるとする。
によってサンプリングされる。ここでは、ビデオ信号は
基準クロック信号のパルスの立ち上がり時と立ち下がり
時にサンプリングされる。サンプリングされたビデオ信
号によって半導体表示装置の各画素に画像情報が書き込
まれ、画面全体として映像が表示される。画面表示にお
いて、黒表示されている画素が画像情報が書き込まれた
画素である。このように、アクティブマトリクス型半導
体表示装置においては、画素に書き込まれた画像情報の
集合として画像が得られる。一般に、このような画像情
報の書き込みが1秒間に30回〜60回行われることに
よって、アクティブマトリクス型半導体表示装置の画面
表示が行われている。
変調クロック信号について説明する。基準クロック信号
が一定の周波数で動作するのに対して、変調クロック信
号はある一定の周期でクロック信号の周波数が変化(シ
フト)しているクロックを言う。つまり、変調クロック
信号とは周波数変調されているクロック信号を言う。な
お、変調クロック信号については、文献" Freque
ncy modulation of System
Clocks for EMI Reduction"
(Hewlett−Packard Journal、
August1997、P101〜P106)に詳し
い。但し、上述の文献においては、集積回路の分野にお
いて、変調クロック信号を用いることによってクロック
信号のEMI(electromagnetic in
terference;電磁障害)を低減することが記
載されているだけである。
る基準クロック信号を周波数変調して得られる如何なる
変調クロック信号をも用いることができる。従って、上
述の文献等の方法以外の如何なる方法による変調クロッ
ク信号をも用いることができる。
変調クロック信号を用いて本願発明の駆動方法を説明す
る。まず図4を参照する。図4(A)には、基準クロッ
ク信号とある一定の周期で周波数変調された変調クロッ
ク信号とが示されている。ここでは、変調クロック信号
の周波数の変化を時間軸におけるパルスの立ち上がり時
または立ち下がり時の変位として説明する。まず、基準
クロック信号のパルスのホールド期間TH (パルスの立
ち上がり時から立ち下がり時までの期間またはパルスの
立ち下がり時から立ち上がり時までの期間)を5等分し
て考え、このホールド期間TH を5等分した期間をtと
する(TH =5t)。そして、基準クロック信号のパル
スを基準として、パルスの立ち上がり時およひ立ち下が
り時の時間的な変位を考える。ここで挙げる例において
は、パルスの立ち上がり時または立ち下がり時の時間的
な変位は、図4(B)に示す様に、基準クロックパルス
の立ち上がり時または立ち下がり時を基準として、0→
+t→−t→0→+2t→0→−2t→0→+t→−t
→0→+t→・・・と変化している。ここで「+t」と
は時間tだけ進んで変位することを表し、「0」とは変
位しないことを表し、また「−t」とは時間tだけ遅れ
て変位することを表している。これらの時間的な変位は
図4(C)に示されるガウス型のヒストグラムに従って
いる。このようにして、ここで挙げた変調クロック信号
は基準クロック信号のパルスの立ち上がり時および立ち
下がり時を基準として、時間±2tまたは±tだけ変位
することによって得られる。また、変調クロック信号の
1周期は5パルスである。
号の周波数を100%とすると、約+67%〜約−29
%の周波数シフトが生じている。
よび図23には、本願発明の駆動方法の変調クロック信
号による各ラインのビデオ信号のサンプリングおよびラ
インL''1〜L''14による画面表示が示されている。
図3では、前述の図4で説明した変調クロック信号を用
いた。また各ラインのビデオ信号は前述の図1に示すも
のを用いた。なおリファレンスの為、基準クロック信号
も図中に示されている。なお、図3と図23とは同じ図
であるが、画面表示の各画素の濃淡が説明の便宜上図2
3では除去されている。
g.14は、変調クロック信号のパルスの立ち上がり時
および立ち下がり時にサンプリングされ、対応する画素
に画像情報として書き込まれる。
オ信号sig.1〜sig.14は変調クロック信号1
のパルスタイミングでサンプリングされ、対応する画素
に画像情報が書き込まれる。次に、2フレーム目には、
各ラインのビデオ信号sig.1〜sig.14は変調
クロック信号2のパルスタイミングでサンプリングさ
れ、対応する画素に画像情報が書き込まれる。変調クロ
ック信号1と変調クロック信号2は、1/10周期だけ
ずれている。さらに、3フレーム目には、各ラインのビ
デオ信号sig.1〜sig.14は変調クロック信号
3のパルスタイミングでサンプリングされ、対応する画
素に画像情報が書き込まれる。なお変調クロック信号2
と変調クロック信号3は、1/10周期だけずれてい
る。このようにして、1〜10フレーム目までのビデオ
信号のサンプリングおよび対応する画素への画像情報の
書き込みが順に行われる。
時の画面表示が図3の下部に、ラインL''1〜L''14
の表示として示されている。なお、図3および図23の
各画素には、それぞれ1、2、3、7、9および10と
いう数字が記載されている。これらの数字は、10フレ
ーム書き込まれる間に、その画素には何回画像情報が書
き込まれたか(例えば、1ならば1回、7ならば7回、
10ならば10回)が示されている。この画面表示例か
ら理解される様に、本願発明の変調クロック信号を用い
た駆動方法においては、従来の基準クロックを用いた駆
動方法と比較して、画像の輪郭部では、10フレームの
うち画像情報が書き込まれないフレームが存在する。よ
って、このことが濃淡情報として画素で表現されること
になる。このように画像の輪郭部に濃淡情報を有する画
像は、上述の視覚のMach現象およびCraik−
O' Brien現象によって、観測者には表示の見え方
として解像度が上がったように見える。
期および周波数シフトの量などは、任意に設定したもの
を用いることができる。例えば、周波数シフトの量が時
間軸に対して正弦波的または三角波的に変化する変調ク
ロック信号や、周波数シフトの量が時間軸に対して全く
ランダムに変化する変調クロック信号なども用いること
ができる。
駆動方法およびその駆動方法を用いた半導体装置の具体
例について説明する。ただし、本願発明は、以下の実施
例に限定されるわけではない。
示装置の駆動方法を用いることのできる半導体表示装置
として、アクティブマトリクス型液晶表示装置を例にと
って説明する。
クティブマトリクス型液晶表示装置の概略構成図が示さ
れている。501はソース信号線側駆動回路であり、変
調クロック、スタートパルス等が入力される。502は
ゲイト信号線側駆動回路であり、固定クロック、スター
トパルス等が入力される。本願明細書では、固定クロッ
クとは、基準クロック信号を基にして一定の周波数で動
作するクロック信号を言う。503はアクティブマトリ
クス回路であり、ゲイト信号線507およびソース信号
線508の交点のそれぞれにマトリクス状に配置された
画素を有する。それぞれの画素は薄膜トランジスタ50
4を有する。また、薄膜トランジスタのドレイン電極に
は画素電極(図示せず)および補助容量506が接続さ
れている。また、505はアクティブマトリクス回路と
対向基板(図示せず)との間に挟持された液晶である。
また、509はビデオ信号線であり、外部からビデオ信
号が入力される。なお、本実施例のアクティブマトリク
ス型液晶表示装置は、横1280×縦1024画素を有
しており、ハイビジョンに対応している。
のアクティブマトリクス型液晶表示装置のソース信号線
側駆動回路の回路構成図が示されている。600はシフ
トレジスタ回路である。シフトレジスタ回路600は、
インバータ601、クロックドインバータ602および
NAND回路603等を有する。なお、図6において
は、クロックドインバータを動作させるためのクロック
信号は1つしか入力されていないように図示されている
が、実際の回路構成においては、前記クロック信号の反
転信号も入力されるようになっている。604はレベル
シフタ回路であり、605はアナログスイッチ回路であ
る。レベルシフタ回路604の回路構成は図7に示され
る。
クロック信号(m−CLK)、変調クロック信号の反転
信号(m−CLKb)、スタートパルス(SP)、およ
び左右走査切り替え信号(SL/R)が入力される。
調クロックの反転信号、スタートパルス(SP)および
左右走査切り替え信号によってシフトレジスタ回路が動
作し、左右走査切り替え信号がSL/RにHiが入力さ
れる時、ビデオ信号をサンプリングする信号が、左から
右に向かって順にNAND回路から出力される。本実施
例のソース信号線側駆動回路によると、上述の発明の実
施の形態で説明したように、変調クロックパルスの立ち
上がり時および立ち下がり時にビデオ信号をサンプリン
グする信号が順に出力される。ビデオ信号をサンプリン
グする信号は、レベルシフタ回路によってその電圧レベ
ルが高電圧側にシフトし、アナログスイッチ605に入
力される。アナログスイッチ605は、前記サンプリン
グ信号の入力によって、ビデオ信号線から供給されるビ
デオ信号をサンプリングし、ソース信号線(S1〜S4
〜S1280(図示せず))に供給する。ソース信号線
に供給されたビデオ信号は、対応する画素の薄膜トラン
ジスタにビデオ信号を供給する。
としては、IC WORKS社製のW42C31−09
等が挙げられる。
型液晶表示装置のゲイト信号線側駆動回路の回路構成に
ついても説明する。図8を参照する。800はシフトレ
ジスタ回路である。シフトレジスタ回路800は、イン
バータ回路、クロックドインバータ回路およびNAND
回路等を有する。レベルシフタ回路の回路構成は図7に
示される回路と同様である。
タートパルスによってシフトレジスタ回路が動作し、ゲ
イト信号線を選択するための信号が、左から右に向かっ
て順にNAND回路から出力される。
トリクス型液晶表示装置の作製方法例を以下に説明す
る。本実施例では、絶縁表面を有する基板上に複数のT
FTを形成し、画素マトリクス回路、駆動回路、および
ロジック回路等をモノリシックに構成する例を図9〜図
12に示す。なお、本実施例では、画素マトリクス回路
の1つの画素と、他の回路(駆動回路、ロジック回路
等)の基本回路であるCMOS回路とが同時に形成され
る様子を示す。また、本実施例では、CMOS回路にお
いてはPチャネル型TFTとNチャネル型TFTとがそ
れぞれ1つのゲイト電極を備えている場合について、そ
の作製工程を説明するが、ダブルゲイト型やトリプルゲ
イト型のような複数のゲイト電極を備えたTFTによる
CMOS回路をも同様に作製することができる。また、
本実施例では、画素TFTにおいてはダブルゲイトのN
チャネル型TFTが用いられているが、シングルゲイ
ト、トリプルゲイト等のTFTも用いることができる。
有する基板として石英基板901を準備する。石英基板
の代わりに熱酸化膜を形成したシリコン基板を用いるこ
ともできる。石英基板上に一旦非晶質シリコン膜を形成
し、それを完全に熱酸化して絶縁膜とする様な方法をと
っても良い。さらに、絶縁膜として窒化珪素膜を形成し
た石英基板、セラミックス基板またはシリコン基板を用
いても良い。次に、下地膜901を形成する。本実施例
では、下地膜901には酸化シリコン(SiO 2 )が用
いられた。次に、非晶質シリコン膜903を形成する。
非晶質シリコン膜903は、最終的な膜厚(熱酸化後の
膜減りを考慮した膜厚)が10〜75nm(好ましくは
15〜45nm)となる様に調節する。
して膜中の不純物濃度の管理を徹底的に行うことが重要
である。本実施例の場合、非晶質シリコン膜903中で
は、後の結晶化を阻害する不純物であるC(炭素)およ
びN(窒素)の濃度はいずれも5×1018atoms/
cm3 未満(代表的には5×1017atoms/cm 3
以下、好ましくは2×1017atoms/cm3 以
下)、O(酸素)は1.5×1019atoms/cm3
未満(代表的には1×1018atoms/cm3 以下、
好ましくは5×1017atoms/cm3 以下)となる
様に管理する。なぜならば各不純物がこれ以上の濃度で
存在すると、後の結晶化の際に悪影響を及ぼし、結晶化
後の膜質を低下させる原因となるからである。本明細書
中において膜中の上記の不純物元素濃度は、SIMS
(質量2次イオン分析)の測定結果における最小値で定
義される。
圧熱CVD炉は定期的にドライクリーニングを行い、成
膜室の清浄化を図っておくことが望ましい。ドライクリ
ーニングは、200〜400℃程度に加熱した炉内に1
00〜300sccmのClF3 (フッ化塩素)ガスを
流し、熱分解によって生成したフッ素によって成膜室の
クリーニングを行えば良い。
00℃とし、ClF3 ガスの流量を300sccmとし
た場合、約2μm厚の付着物(主にシリコンを主成分す
る)を4時間で完全に除去することができる。
度も非常に重要なパラメータであり、水素含有量を低く
抑えた方が結晶性の良い膜が得られる様である。そのた
め、非晶質シリコン膜903の成膜は減圧熱CVD法で
あることが好ましい。なお、成膜条件を最適化すること
でプラズマCVD法を用いることも可能である。
程を行う。結晶化の手段としては特開平7−13065
2号公報記載の技術を用いる。同公報の実施例1および
実施例2のどちらの手段でも良いが、本実施例では、同
公報の実施例2に記載した技術内容(特開平8−783
29号公報に詳しい)を利用するのが好ましい。
は、まず触媒元素の添加領域を選択するマスク絶縁膜9
04を150nmに形成する。マスク絶縁膜904は触
媒元素を添加するために複数箇所の開口部を有してい
る。この開口部の位置によって結晶領域の位置を決定す
ることができる(図9(B))。
を助長する触媒元素としてニッケル(Ni)を含有した
溶液(Ni酢酸塩エタノール溶液)905をスピンコー
ト法により塗布する。なお、触媒元素としてはニッケル
以外にも、コバルト(Co)、鉄(Fe)、パラジウム
(Pd)、ゲルマニウム(Ge)、白金(Pt)、銅
(Cu)、金(Au)等を用いることができる(図9
(B))。
トマスクを利用したイオン注入法またはプラズマドーピ
ング法を用いることもできる。この場合、添加領域の占
有面積の低減、後述する横成長領域の成長距離の制御が
容易となるので、微細化した回路を構成する際に有効な
技術となる。
450℃で1時間程度の水素出しの後、不活性雰囲気、
水素雰囲気または酸素雰囲気中において500〜960
℃(代表的には550〜650℃)の温度で4〜24時
間の加熱処理を加えて非晶質シリコン膜903の結晶化
を行う。本実施例では窒素雰囲気で570℃で14時間
の加熱処理を行う。
は、ニッケルを添加した領域906で発生した核から優
先的に進行し、基板901の基板面に対してほぼ平行に
成長した多結晶シリコン膜からなる結晶領域907が形
成される。この結晶領域907を横成長領域と呼ぶ。横
成長領域は比較的揃った状態で個々の結晶が集合してい
るため、全体的な結晶性に優れるという利点がある。
i酢酸溶液を非晶質シリコン膜の前面に塗布し結晶化さ
せることもできる。
ゲッタリングプロセスを行う。まず、リンイオンのドー
ピングを選択的に行う。マスク絶縁膜904が形成され
た状態で、リンのドーピングを行う。すると、多結晶シ
リコン膜のマスク絶縁膜904で覆われていない部分9
08のみに、リンがドーピングされる(これらの領域を
リン添加領域908と呼ぶ)。このとき、ドーピングの
加速電圧と、酸化膜で成るマスクの厚さを最適化し、リ
ンがマスク絶縁膜904を突き抜けないようにする。こ
のマスク絶縁膜904は、必ずしも酸化膜でなくてもよ
いが、酸化膜は活性層に直接触れても汚染の原因になら
ないので都合がよい。
015ions/cm2 程度とすると良い。本実施例で
は、5×1014ions/cm2 のドーズをイオンドー
ピング装置を用いて行った。
keVとした。10keVの加速電圧であれば、リンは
150nmのマスク絶縁膜をほとんど通過することがで
きない。
窒素雰囲気にて1〜12時間(本実施例では12時間)
熱アニールし、ニッケル元素のゲッタリングを行った。
こうすることによって、図9(E)において矢印で示さ
れるように、ニッケルがリンに吸い寄せられることにな
る。600度の温度のもとでは、リン原子は膜中をほと
んど動かないが、ニッケル原子は数100μm程度また
はそれ以上の距離を移動することができる。このことか
らリンがニッケルのゲッタリングに最も適した元素の1
つであることが理解できる。
ン膜をパターニングする工程を説明する。このとき、リ
ンの添加領域908、すなわちニッケルがゲッタリング
された領域が残らないようにする。このようにして、ニ
ッケル元素をほとんど含まない多結晶シリコン膜の活性
層909〜911が得られた。得られた多結晶シリコン
膜の活性層909〜911が後にTFTの活性層とな
る。
911を形成したら、その上にシリコンを含む絶縁膜で
なるゲイト絶縁膜912を70nmに成膜する。そし
て、酸化性雰囲気において、800〜1100℃(好ま
しくは950〜1050℃)で加熱処理を行い、活性層
909〜911とゲイト絶縁膜912の界面に熱酸化膜
(図示せず)を形成する。
加熱処理(触媒元素のゲッタリングプロセス)を、この
段階で行っても良い。その場合、加熱処理は処理雰囲気
中にハロゲン元素を含ませ、ハロゲン元素による触媒元
素のゲッタリング効果を利用する。なお、ハロゲン元素
によるゲッタリング効果を十分に得るためには、上記加
熱処理を700℃を超える温度で行なうことが好まし
い。この温度以下では処理雰囲気中のハロゲン化合物の
分解が困難となり、ゲッタリング効果が得られなくなる
恐れがある。また、この場合ハロゲン元素を含むガスと
して、代表的にはHCl、HF、NF3 、HBr、Cl
2 、ClF3 、BCl2 、F2 、Br2 等のハロゲンを
含む化合物から選ばれた一種または複数種のものを用い
ることができる。この工程においては、例えばHClを
用いた場合、活性層中のニッケルが塩素の作用によりゲ
ッタリングされ、揮発性の塩化ニッケルとなって大気中
へ離脱して除去されると考えられる。また、ハロゲン元
素を用いて触媒元素のゲッタリングプロセスを行う場
合、触媒元素のゲッタリングプロセスを、マスク絶縁膜
904を除去した後、活性層をパターンニングする前に
行なってもよい。また、触媒元素のゲッタリングプロセ
スを、活性層をパターンニングした後に行なってもよ
い。また、いずれのゲッタリングプロセスを組み合わせ
て行なってもよい。
する金属膜を成膜し、パターニングによって後のゲイト
電極の原型を形成する。本実施例では2wt%のスカン
ジウムを含有したアルミニウム膜を用いる。
加した多結晶シリコン膜によってゲイト電極を形成して
も良い。
の技術により多孔性陽極酸化膜913〜920、無孔性
陽極酸化膜921〜924およびゲイト電極925〜9
28を形成する(図10(B))。
ら、次にゲイト電極925〜928および多孔性陽極酸
化膜913〜920をマスクとしてゲイト絶縁膜912
をエッチングする。そして、多孔性陽極酸化膜913〜
920を除去し、図10(C)の状態を得る。なお、図
10(C)において929〜931で示されるのは加工
後のゲイト絶縁膜である。
を付与する不純物元素の添加工程を行う。不純物元素と
してはNチャネル型ならばP(リン)またはAs(砒
素)、P型ならばB(ボロン)またはGa(ガリウム)
を用いれば良い。
ネル型のTFTを形成するための不純物添加をそれぞれ
2回の工程に分けて行う。
ための不純物添加を行う。まず、1回目の不純物添加
(本実施例ではP(リン)を用いる)を高加速電圧80
keV程度で行い、 n- 領域を形成する。このn- 領域
は、Pイオン濃度が1×1018atoms/cm3 〜1
×1019atoms/cm3 となるように調節する。
10keV程度で行い、n+ 領域を形成する。この時
は、 加速電圧が低いので、ゲイト絶縁膜がマスクとして
機能する。また、このn+ 領域は、シート抵抗が500
Ω以下(好ましくは300Ω以下)となるように調節す
る。
るNチャネル型TFTのソース領域およびドレイン領域
932および933、低濃度不純物領域936、チャネ
ル形成領域939が形成される。また、画素TFTを構
成するNチャネル型TFTのソース領域およびドレイン
領域934および935、低濃度不純物領域937、チ
ャネル形成領域940および914が確定する(図11
(A))。
S回路を構成するPチャネル型TFTの活性層は、Nチ
ャネル型TFTの活性層と同じ構成となっている。
ネル型TFTを覆ってレジストマスク942を設け、P
型を付与する不純物イオン(本実施例ではボロンを用い
る)の添加を行う。
2回に分けて行うが、Nチャネル型をPチャネル型に反
転させる必要があるため、前述のPイオンの添加濃度の
数倍程度の濃度のB(ボロン)イオンを添加する。
ル型TFTのソース領域およびドレイン領域943およ
び944、低濃度不純物領域945、チャネル形成領域
946が形成される(図11(B))。
加した多結晶シリコン膜によってゲイト電極を形成した
場合は、低濃度不純物の形成には公知のサイドウォール
構造を用いれば良い。
ール、ランプアニール等の組み合わせによって不純物イ
オンの活性化を行う。それと同時に添加工程で受けた活
性層の損傷も修復される。
絶縁膜947として酸化シリコン膜と窒化シリコン膜と
の積層膜を形成し、コンタクトホールを形成した後、ソ
ース電極およびドレイン電極948〜952を形成す
る。なお、第1層間絶縁膜947として有機性樹脂膜を
用いることもできる。
らなる第2層間絶縁膜953を0.5〜3μmの厚さに
形成する。有機性樹脂膜としては、ポリイミド、アクリ
ル、ポリイミドアミド等が用いられる。有機性樹脂膜の
利点は、成膜方法が簡単である点、容易に膜厚を厚くで
きる点、比誘電率が低いので寄生容量を低減できる点、
平坦性に優れている点などが挙げられる。なお、上述し
た以外の有機性樹脂膜を用いることもできる。
チングし、画素TFTのドレイン電極952の上部に第
2層間絶縁膜を挟んでブラックマトリクス954を形成
する。本実施例では、ブラックマトリクス954にはT
i(チタン)が用いられた。なお、本実施例では、画素
TFTとブラックマスクとの間で補助容量が形成され
る。
ホールを形成し、画素電極956を120nmの厚さに
形成する。なお、本実施例は透過型のアクティブマトリ
クス液晶表示装置の例であるため、画素電極956を構
成する導電膜としてITO等の透明導電膜を用いる。
1〜2時間加熱し、素子全体の水素化を行うことで膜中
(特に活性層中)のダングリングボンド(不対結合手)
を補償する。以上の工程を経て同一基板上にCMOS回
路および画素マトリクス回路を有するアクティブマトリ
クス基板が完成する。
ティブマトリクス基板をもとに、アクティブマトリクス
型液晶表示装置を作製する工程を説明する。
ス基板に配向膜957を形成する。本実施例では、配向
膜957にはポリイミドを用いた。次に、対向基板を用
意する。対向基板は、ガラス基板958、透明導電膜か
ら成る対向電極959、配向膜960とで構成される。
ド膜を用いた。なお、配向膜形成後、ラビング処理を施
した。なお、本実施例では、配向膜に比較的大きなプレ
チル角を持つようなポリイミドを用いた。
クス基板と対向基板とを公知のセル組み工程によって、
シール材やスペーサ(共に図示せず)などを介して貼り
合わせる。その後、両基板の間に液晶961を注入し、
封止剤(図示せず)によって完全に封止する。本実施例
では、液晶961にネマチック液晶を用いた。
のアクティブマトリクス型液晶表示装置が完成する。
膜の結晶化の方法の代わりに、レーザー光(代表的には
エキシマレーザー光)によって、非晶質シリコン膜の結
晶化を行ってもよい。
することができるアクティブマトリクス型液晶表示装置
の例として、逆スタガ型のTFTを用いた例を示す。
のアクティブマトリクス型液晶表示装置を構成する逆ス
タガ型のNチャネル型TFTの断面図が示されている。
なお、図13には、1つのNチャネル型TFTしか図示
しないが、実施例1のように、Pチャネル型TFTとN
チャネル型TFTとによってCMOS回路を構成するこ
ともできるのは言うまでもない。また、同様の構成によ
り画素TFTを構成できることも言うまでもない。
たようなものが用いられる。1302は酸化シリコン膜
である。1303はゲイト電極である。1304はゲイ
ト絶縁膜である。1305、1306、1307および
1308は、多結晶シリコン膜から成る活性層である。
この活性層の作製にあたっては、実施例1で説明した非
晶質シリコン膜の多結晶化と同様の方法が用いられた。
またレーザー光(好ましくは線状レーザー光または面状
レーザー光)によって、非晶質シリコン膜を結晶化させ
る方法をとっても良い。なお、1305はソース領域、
1306はドレイン領域、1307は低濃度不純物領域
(LDD領域)、1308はチャネル形成領域である。
1309はチャネル保護膜であり、1310は層間絶縁
膜である。1311および1312はそれぞれ、ソース
電極、ドレイン電極である。
逆スタガ型のTFTによってアクティブマトリクス型液
晶表示装置が構成された場合について説明する。
のアクティブマトリクス型液晶表示装置を構成する逆ス
タガ型のNチャネル型TFTの断面図が示されている。
ここでも、1つのNチャネル型TFTしか図示しない
が、実施例1のように、Pチャネル型TFTとNチャネ
ル型TFTとによってCMOS回路を構成することもで
きるのは言うまでもない。また、同様の構成により画素
TFTを構成できることも言うまでもない。
たようなものが用いられる。1402は酸化シリコン膜
である。1403はゲイト電極である。1404はベン
ゾジクロブテン(BCB)膜であり、その上面が平坦化
される。1405は窒化シリコン膜である。BCB膜と
窒化シリコン膜とでゲイト絶縁膜を構成する。140
6、1407、1408および1409は、多結晶シリ
コン膜から成る活性層である。この活性層の作製にあた
っては、実施例1で説明した非晶質シリコン膜の多結晶
化と同様の方法が用いられた。またレーザー光(好まし
くは線状レーザー光または面状レーザー光)によって、
非晶質シリコン膜を結晶化させる方法をとっても良い。
なお、1406はソース領域、1407はドレイン領
域、1408は低濃度不純物領域(LDD領域)、14
09はチャネル形成領域である。1410はチャネル保
護膜であり、1411は層間絶縁膜である。1412お
よび1413はそれぞれ、ソース電極、ドレイン電極で
ある。
ン膜とで構成されるゲイト絶縁膜が平坦化されているの
で、その上に成膜される非晶質シリコン膜も平坦なもの
になる。よって、非晶質シリコン膜を多結晶化する際
に、従来の逆スタガ型のTFTよりも均一な多結晶シリ
コン膜を得ることができる。
24画素)の高解像度規格に対応したアクティブマトリ
クス型液晶表示装置に、VGA(640×480画素)
やSVGA(800×600画素)等の低解像度規格に
対応した画像信号を表示するフォーマット変換のための
駆動方法について説明する。図17には、本実施例で行
う表示の概念図が示されている。なお、本願発明の駆動
方法によると、SXGA以外の高解像度規格に対応した
アクティブマトリクス型液晶表示装置にも、その解像度
規格よりも低い解像度規格に対応した画像信号を表示す
ることができる。
画素)のアクティブマトリクス型液晶表示装置に、VG
A(640×480画素)に対応した画像信号を表示す
る場合を考える。本実施例の駆動方法においては、変調
クロック信号をソース信号線側駆動回路だけでなく、ゲ
イト信号線側駆動回路にも供給する。図18に、本実施
例のアクティブマトリクス型液晶表示装置の概略構成図
を示す。1801はソース信号線側駆動回路であり、変
調クロック信号、スタートパルス等が入力される。18
02はゲイト信号線側駆動回路であり、変調クロック信
号、スタートパルス等が入力される。1803はアクテ
ィブマトリクス回路であり、ゲイト信号線1807およ
びソース信号線1808の交点のそれぞれにマトリクス
状に配置された画素を有する。それぞれの画素は薄膜ト
ランジスタ1804を有する。また、薄膜トランジスタ
のドレイン電極には画素電極(図示せず)および補助容
量1806が接続されている。また、1805はアクテ
ィブマトリクス回路と対向基板(図示せず)との間に挟
持された液晶である。また、1809はビデオ信号線で
あり、外部からビデオ信号が入力される。
に示す本願発明の駆動方法によるアクティブマトリクス
型液晶表示装置の画面表示をフレームごとに順に示した
ものである。本実施例では、水平方向の画像のサイズを
変換するためにソース信号線側駆動回路に入力される変
調クロック信号の周波数を1/2に低くすることによっ
て行う(周波数伸長)。また、ゲイト信号線側駆動回路
においては、入力される変調クロック信号の周波数を1
/2とし、2ライン同時選択し、垂直方向の画面のサイ
ズを変換するとともに、変調クロック信号の周波数のシ
フトによって、ある確率で3ライン同時選択も行う。こ
うすることによって、周波数を低くするだけでは完全に
行うことのできない画面サイズの変換を完全に行うこと
ができる。
レーム目、・・・、nフレーム目において、それぞれ3
ライン同時書き込みのタイミングが異なっている。この
3ライン同時書き込みのタイミングを変調クロック信号
の周波数のシフトによって制御することによって、完全
なフォーマット変換(例えばアスペクト比4:3からア
スペクト比16:9)が実現される。
ト信号線側駆動回路に変調クロックを入力し、画面のフ
ォーマット変換を行う場合には、画面の中央部の画像の
書き込みには固定クロックを用い、画面の中央部から端
部に行くに連れて周波数伸長により、または変調クロッ
クにより画像のサイズを変換してもよい。
アクティブマトリクス型液晶表示装置に変調クロック信
号を用いた場合について説明する。本実施例のアクティ
ブマトリクス型液晶表示装置においては、外部から供給
されるハイビジョン信号やNTSC信号等のアナログ画
像信号はA/D変換(アナログ/デジタル変換)されデ
ジタル画像信号化される。このA/D変換の際のアナロ
グ画像信号のサンプリングを変調クロック信号を用いる
ことによって行う。デジタル画像信号は、ガンマ補正や
アパーチャーコントロール等のデジタル信号処理が施さ
れ、固定クロックによってD/A変換(デジタル/アナ
ログ変換)され、改良アナログ画像信号に変換される。
改良アナログ画像信号は、対応する画素に書き込まれ
る。こうすることによって、画像信号のデジタル信号処
理を行うことができ、かつ上述の発明の実施の形態や実
施例で説明したように、観測者には見かけ上解像度が上
がったように観測される。
ては以下の様な方法がある。外部から供給されるハイビ
ジョン信号やNTSC信号等のアナログ画像信号が固定
クロック信号によるサンプリングタイミングでA/D変
換されデジタル画像信号化される。デジタル画像信号
は、ガンマ補正やアパーチャーコントロール等のデジタ
ル信号処理が施され、変調クロックによってD/A変換
され、改良アナログ画像信号に変換される。改良アナロ
グ画像信号は、対応する画素に書き込まれる。こうする
ことによって、画像信号のデジタル信号処理を行うこと
ができ、かつ上述の発明の実施の形態や実施例で説明し
たように、観測者には見かけ上解像度が上がったように
観測される。また、この駆動方法において、A/D変換
時のサンプリングを変調クロック信号によって行っても
良い。
ック信号による駆動方法をパッシブマトリクス型液晶表
示装置に用いた場合について説明する。
におけるパッシブマトリクス型液晶表示装置の概略構成
図が示されている。2201は信号電極駆動回路であ
り、外部からビデオ信号および変調クロック信号が入力
される。2202は走査電極駆動回路であり、外部から
固定クロック信号が入力される。2203はパッシブマ
トリクス回路であり、帯状の信号電極2206および帯
状の走査電極2205が互いに直角をなすようにマトリ
クス電極構造を有しており、これらの電極の間に液晶2
204が挟まれている。
入力され、発明の実施の形態で述べたように、変調クロ
ック信号によってビデオ信号がサンプリングされA/D
変換され、デジタル画像信号がビデオメモリに一時的に
記憶される。その後、デジタル信号処理が施されても良
い。そして、デジタル画像信号が、固定クロック信号に
よってD/A変換され、対応する信号電極2206に画
像情報が書き込まれる。また、走査電極には固定クロッ
ク信号が入力され、走査電極2205に走査信号を供給
する。
装置においても、画像の輪郭部に濃淡情報を有している
ので、上述の実施例のアクティブマトリクス型液晶表示
装置において得られる効果と同等の効果を得ることがで
きる。
晶表示装置においても、上記実施例4で説明した変調ク
ロックを用いたフォーマット変換方法を実行することが
できる。この場合、走査電極駆動回路にも変調クロック
を入力する。
表示装置またはパッシブマトリクス型液晶表示装置にお
いては、ネマチック液晶を用いたTNモードが表示モー
ドとして用いられているが、他の表示モードをも用いる
ことができる。
電性液晶または強誘電性液晶を用いて、アクティブマト
リクス型液晶表示装置を構成してもよい。
d Driving Scheme of Polymer-Stabilized Monostable
FLCD Exhibiting Fast Response Time and High Contra
st Ratio with Gray-Scale Capability" by H. Furue e
t al.や、1997, SID DIGEST,841, "A Full-Color Thres
holdless Antiferroelectric LCD Exhibiting WideView
ing Angle with Fast Response Time" by T. Yoshida e
t al.や、1996, J.Mater. Chem. 6(4), 671-673, "Thre
sholdless antiferroelectricity in liquid crystals
and its application to displays" by S. Inui et al.
や、米国特許第5594569 号に開示された液晶を用いるこ
とが可能である。
を反強誘電性液晶という。反強誘電性液晶を有する混合
液晶には、電場に対して透過率が連続的に変化する電気
光学応答特性を示す、無しきい値反強誘電性混合液晶と
呼ばれるものがある。この無しきい値反強誘電性混合液
晶は、V字型の電気光学応答特性を示すものがあり、そ
の駆動電圧が約±2.5V程度(セル厚約1μm〜2μ
m)のものも見出されている。
きい値反強誘電性混合液晶の印加電圧に対する光透過率
の特性を示す例を図29に示す。図29に示すグラフの
縦軸は透過率(任意単位)、横軸は印加電圧である。な
お、アクティブマトリクス型液晶表示装置の入射側の偏
光板の透過軸は、アクティブマトリクス型液晶表示装置
のラビング方向にほぼ一致する無しきい値反強誘電性混
合液晶のスメクティック層の法線方向とほぼ平行に設定
されている。また、出射側の偏光板の透過軸は、入射側
の偏光板の透過軸に対してほぼ直角(クロスニコル)に
設定されている。
きい値反強誘電性混合液晶を用いると、低電圧駆動かつ
階調表示が可能となることがわかる。
電性混合液晶を本願発明の駆動回路を有するアクティブ
マトリクス型液晶表示装置に用いた場合には、画像信号
のサンプリング回路の電源電圧を、例えば、5V〜8V
程度に抑えることが可能となる。よって、ドライバの動
作電源電圧を下げることができ、アクティブマトリクス
型液晶表示装置の低消費電力化および高信頼性が実現で
きる。
値反強誘電性混合液晶を用いることは、比較的LDD領
域(低濃度不純物領域)の幅が小さなTFT(例えば、
0nm〜500nmまたは0nm〜200nm)を用い
る場合においても有効である。
液晶は自発分極が大きく、液晶自体の誘電率が高い。こ
のため、無しきい値反強誘電性混合液晶をアクティブマ
トリクス型液晶表示装置に用いる場合には、画素に比較
的大きな保持容量が必要となってくる。よって、自発分
極が小さな無しきい値反強誘電性混合液晶を用いるのが
好ましい。
合液晶を用いることによって低電圧駆動が実現されるの
で、アクティブマトリクス型液晶表示装置の低消費電力
が実現される。
有する液晶であれば、いかなるものも本願発明の駆動回
路を用いたアクティブマトリクス型液晶表示装置の表示
媒体として用いることができる。
ィブマトリクス型半導体表示装置には、印加電圧に応答
して光学的特性が変調され得るその他のいかなる表示媒
体を用いてもよい。例えば、エレクトロルミネセンス素
子などを用いても良い。
置のアクティブマトリクス回路に用いられるアクティブ
素子には、TFTの他MIM素子等が用いられても良
い。
トリクス型半導体表示装置またはパッシブマトリクス型
半導体表示装置には様々な用途がある。本実施例では、
本願発明の駆動回路を用いたアクティブマトリクス型半
導体表示装置またはパッシブマトリクス型半導体表示装
置(半導体表示装置と呼ぶ)を組み込んだ半導体装置に
ついて説明する。
ラ、スチルカメラ、プロジェクター、ヘッドマウントデ
ィスプレイ、カーナビゲーション、パーソナルコンピュ
ータ、携帯情報端末(モバイルコンピュータ、携帯電話
など)などが挙げられる。それらの一例を図15、図1
6および図30に示す。
であり、本体1501、半導体表示装置1502(代表
的には液晶表示装置)、光源1503、光学系150
4、スクリーン1505で構成されている。なお、図1
5(A)には、半導体表示装置を1つ組み込んだフロン
トプロジェクターが示されているが、半導体表示装置を
3個(R、G、Bの光にそれぞれ対応させる)組み込ん
ことによって、より高解像度・高精細のフロント型プロ
ジェクタを実現することができる。
り、1506は本体、1507は液晶表示装置であり、
1508は光源であり、1509はリフレクター、15
10はスクリーンである。なお、図15(B)には、半
導体表示装置を3個(R、G、Bの光にそれぞれ対応さ
せる)組み込んだリア型プロジェクタが示されている。
01、音声出力部1602、音声入力部1603、半導
体表示装置1604、操作スイッチ1605、アンテナ
1606で構成される。
1607、半導体表示装置1608、音声入力部160
9、操作スイッチ1610、バッテリー1611、受像
部1612で構成される。
り、本体1613、カメラ部1614、受像部161
5、操作スイッチ1616、半導体表示装置1617で
構成される。
イであり、本体1618、半導体表示装置1619、バ
ンド部1620で構成される。
スプレイであり、半導体表示装置1621、バンド部1
622で構成される。
あり、本体1701、画像入力部1702、半導体表示
装置1703、キーボード1704で構成される。
あり、本体1705、半導体表示装置1706、アーム
部1707で構成される。
媒体(以下、記録媒体と呼ぶ)を用いるプレーヤーであ
り、本体1708、半導体表示装置1709、スピーカ
部1710、記録媒体1711、操作スイッチ1712
で構成される。
体1713、半導体表示装置1714、接眼部171
5、操作スイッチ1716、受像部(図示しない)で構
成される。
であり、本発明の半導体表示装置が組み込まれた光学エ
ンジン2601、スクリーン2602で構成される。
り、本体2701、本発明の半導体表示装置が組み込ま
れた光学エンジン2702、ミラー2703、スクリー
ン2704で構成される。
図31(B)中における表示装置2601、2702の
構造の一例を示した図である。表示装置2601、27
02は、光源光学系2801、ミラー2802、280
4〜2806、ダイクロイックミラー2803、プリズ
ム2807、液晶表示装置2808、位相差板280
9、投射光学系2810で構成される。投射光学系28
10は、投射レンズを含む光学系で構成される。本実施
例は三板式の例を示したが、特に限定されず、例えば単
板式であってもよい。また、図31(C)中において矢
印で示した光路に実施者が適宜、光学レンズや、偏光機
能を有するフィルムや、位相差を調節するためのフィル
ム、IRフィルム等の光学系を設けてもよい。
おける光源光学系2801の構造の一例を示した図であ
る。本実施例では、光源光学系2801は、リフレクタ
ー2811、光源2812、レンズアレイ2813、2
814、偏光変換素子2815、集光レンズ2816で
構成される。なお、図31(D)に示した光源光学系は
一例であって特に限定されない。例えば、光源光学系に
実施者が適宜、光学レンズや、偏光機能を有するフィル
ムや、位相差を調節するフィルム、IRフィルム等の光
学系を設けてもよい。
広く、あらゆる分野の電子機器に適用することが可能で
ある。また、本実施例の電子機器は実施例1〜7のどの
ような組み合わせからなる構成を用いても実現すること
ができる。
いて説明したアクティブマトリクス型液晶表示装置とは
別の作製方法の例について説明する。なお、本実施例の
アクティブマトリクス型液晶表示装置は、実施例1〜8
のアクティブマトリクス型液晶表示装置として用いられ
得る。
01上に酸化シリコン膜5002でなる下地膜を200
nm厚に形成した。下地膜は窒化シリコン膜を積層しても
良いし、窒化シリコン膜のみであっても良い。
厚のアモルファスシリコン膜(非晶質シリコン膜)をプ
ラズマCVD法により形成し、脱水素処理後、エキシマ
レーザーアニールを行ってポリシリコン膜(結晶質シリ
コン膜または多結晶シリコン膜)を形成した。
術または熱結晶化技術を用いれば良い。本実施例ではパ
ルス発振型のKrFエキシマレーザーを線状に加工してア
モルファスシリコン膜の結晶化を行った。
シリコン膜としてレーザーアニールで結晶化してポリシ
リコン膜を得たが、初期膜として微結晶シリコン膜を用
いても構わないし、直接ポリシリコン膜を成膜しても良
い。勿論、成膜したポリシリコン膜にレーザーアニール
を行っても良い。また、レーザーアニールの代わりにフ
ァーネスアニールを行っても良い。
ターニングして島状のシリコン層からなる活性層500
3、5004を形成した。
酸化シリコン膜でなるゲート絶縁膜5005を形成し、
その上にタンタルと窒化タンタルの積層構造でなるゲー
ト配線(ゲート電極を含む)5006、5007を形成
した(図24(A))。
した。勿論、酸化シリコン膜以外に酸化シリコン膜と窒
化シリコン膜との積層構造や酸化窒化シリコン膜を用い
ても構わない。また、ゲート配線5006、5007は
他の金属を用いることもできるが、後の工程においてシ
リコンとのエッチング選択比の高い材料が望ましい。
ら、1回目のリンドープ工程(リンの添加工程)を行っ
た。ここではゲート絶縁膜5005を通して添加するた
め、加速電圧は80KeVと高めに設定した。また、こう
して形成された第1不純物領域5008、5009は長
さ(幅)が0.5μm、リン濃度が1×1017atoms/cm3
となるようにドーズ量を調節した。この時のリン濃度を
(n−)で表すことにする。なお、リンの代わりに砒素
を用いても良かった。
はゲート配線5006、5007をマスクとして自己整
合的に形成された。この時、ゲート配線5006、50
07の直下には真性な結晶質シリコン層が残り、チャネ
ル形成領域5010、5011が形成された。ただし、
実際には多少ゲート配線の内側に回り込んで添加される
分もあるため、ゲート配線5006、5007と第1不
純物領域5008、5009とがオーバーラップするよ
うな構造となった(図24(B))。
うようにして0.1〜1μm(代表的には0.2〜0.
3μm)の厚さの非晶質シリコン層を形成し、異方性エ
ッチングを行うことによりサイドウォール5012、5
013を形成した。サイドウォール5012、5013
の幅(ゲート配線の側壁からみた厚さ)は0.2μmと
した(図24(C))。
て不純物を何も添加しないものを用いるため、真性なシ
リコン層でなるサイドウォールが形成された。
のリンドープ工程を行った。この場合も1回目と同様に
加速電圧を80KeVとした。また、今回形成された第2
不純物領域5014、5015にはリンが1×1018at
oms/cm3の濃度で含まれるようにドーズ量を調節した。
この時のリン濃度を(n)で表すことにする。
ではサイドウォール5012、5013の真下のみに第
1不純物領域5008、5009が残る。この第1不純
物領域5008および5009は1stLDD領域として
機能することになる。
ール5012、5013にもリンが添加された。実際に
は加速電圧が高いためリンの濃度プロファイルのテール
(裾)がサイドウォール内部に及ぶような状態でリンが
分布していた。このリンでサイドウォールの抵抗成分を
調節することもできる反面、リンの濃度分布が極端にば
らつくと第2不純物領域5014に印加されるゲート電
圧が素子毎に変動する要因ともなりかねないのでドーピ
ング時は精密な制御が必要である。
ク5016とPTFTの全部を覆うレジストマスク50
17を形成した。そして、この状態でゲート絶縁膜50
05をドライエッチングして加工されたゲート絶縁膜5
018を形成した(図24(E))。
ォール5012よりも外側に突出している部分の長さ
(ゲート絶縁膜5018が第2不純物領域5014に接
している部分の長さ)が、第2不純物領域5014の長
さ(幅)を決定した。従って、レジストマスク5016
のマスク合わせは精度良く行うことが必要であった。
のリンドープ工程を行った。今回は露出した活性層にリ
ンを添加することになるため、加速電圧を10KeVと低
めに設定した。なお、こうして形成された第3不純物領
域5019にはリンが5×1020atoms/cm3の濃度で含
まれるようにドーズ量を調節した。この時のリン濃度を
(n+)で表すことにする(図25(A))。
び5017によって遮蔽された部分にはリンが添加され
ないため、その部分には第2不純物領域5014および
5015がそのまま残る。従って、第2不純物領域50
14が画定した。また同時に、第3不純物領域5019
が画定した。
領域として機能し、第3不純物領域5019はソース領
域又はドレイン領域として機能することになる。
を除去し、新たにNTFT全部を覆うレジストマスク5
021を形成した。そして、まずPTFTのサイドウォ
ール5013を除去し、さらにゲート絶縁膜5005を
ドライエッチングしてゲート配線5007と同形状のゲ
ート絶縁膜5022を形成した(図25(B))。
ドープ工程(ボロンの添加工程)を行った。ここでは加
速電圧を10KeVとし、形成された第4不純物領域50
23に3×1020atoms/cm3の濃度でボロンが含まれる
ようにドーズ量を調節した。この時のボロン濃度を(p
++)で表すことにする(図25(C))。
側に回り込んで添加されたため、チャネル形成領域50
11はゲート配線5007の内側に形成された。また、
この工程ではPTFT側に形成されていた第1不純物領
域5009及び第2不純物領域5015をボロンで反転
させてP型にしている。従って、実際にはもともと第1
不純物領域だった部分と第2不純物領域だった部分とで
抵抗値が変化するが、十分高い濃度でボロンを添加して
いるので問題とはならない。
画定する。第4不純物領域5023はゲート配線500
7をマスクとして完全に自己整合的に形成され、ソース
領域又はドレイン領域として機能する。本実施例ではP
TFTに対してLDD領域もオフセット領域も形成して
いないが、PTFTはもともと信頼性が高いので問題は
なく、却ってLDD領域等を設けない方がオン電流を稼
ぐことができるので都合が良い場合もある。
うに、NTFTの活性層にはチャネル形成領域、第1不
純物領域、第2不純物領域及び第3不純物領域が形成さ
れ、PTFTの活性層にはチャネル形成領域及び第4不
純物領域のみが形成される。
れたら、第1層間絶縁膜5024を1μmの厚さに形成
した。第1層間絶縁膜5024としては酸化シリコン
膜、窒化シリコン膜、酸化窒化シリコン膜、有機樹脂膜
またはそれらの積層膜を用いることができる。本実施例
ではアクリル樹脂膜を採用した。
属材料でなるソース配線5025、5026及びドレイ
ン配線5027を形成した。本実施例ではチタンを含む
アルミニウム膜をチタンで挟み込んだ構造の三層配線を
用いた。
B(ベンゾシクロブテン)と呼ばれる樹脂膜を用いた場
合、平坦性が高まると同時に、配線材料として銅を用い
ることが可能となる。銅は配線抵抗が低いため、配線材
料として非常に有効である。
成したら、パッシベーション膜として50nm厚の窒化シ
リコン膜5028を形成した。さらにその上には保護膜
として第2層間絶縁膜5029を形成した。この第2層
間絶縁膜5029としては前記第1層間絶縁膜5024
と同様の材料を用いることが可能である。本実施例では
50nm厚の酸化シリコン膜上にアクリル樹脂膜を積層し
た構造を採用した。
示すような構造のCMOS回路が完成した。本実施例に
よって形成されたCMOS回路は、NTFTが優れた信
頼性を有するため、回路全体として信頼性が大幅に控向
上した。また、本実施例のような構造とすると、NTF
TとPTFTとの特性バランス(電気特性のバランス)
が優れたものとなった。
よって構成され得る。
クトホールを開口し、画素TFTのドレイン電極に接続
した画素電極を形成する。そして、第3層間膜を形成
し、配向膜を形成する。また、必要に応じてブラックマ
トリクスを形成してもよい。
ガラス基板、透明導電膜から成る対向電極、配向膜とで
構成される。
ド膜を用いた。なお、配向膜形成後、ラビング処理を施
した。なお、本実施例では、配向膜に比較的大きなプレ
チル角を持つようなポリイミドを用いた。
クス基板と対向基板とを公知のセル組み工程によって、
シール材やスペーサなどを介して貼り合わせる。その
後、両基板の間に液晶を注入し、封止剤によって完全に
封止する。本実施例では、液晶にネマチック液晶を用い
た。
液晶表示装置が完成する。
なる結晶質半導体膜を、触媒元素を用いた熱結晶化法に
より形成する例を示す。触媒元素を用いる場合、本出願
人による特開平7−130652号公報、特開平8−7
8329号公報に記載された技術を用いることが好まし
い。
術を本願発明に適用する場合の例を図26に示す。まず
シリコン基板6001上に熱酸化法により酸化シリコン
膜6002を設け、その上にアモルファスシリコン膜6
003を形成した。さらに、重量換算で10ppmのニッ
ケルを含む酢酸ニッケル塩溶液を塗布してニッケル含有
層6004を形成した(図26(A))。
後、500〜650℃で4〜12時間(本実施例では5
50℃8時間)の熱処理を行い、ポリシリコン膜600
5を形成した。こうして得られたポリシリコン膜600
5は非常に優れた結晶性を有した(図26(B))。
ングして活性層とし、実施例9と同様の工程を経てTF
Tを作製した。
ル(Ni)以外にも、ゲルマニウム(Ge)、鉄(Fe)、パ
ラジウム(Pd)、錫(Sn)、鉛(Pb)、コバルト(C
o)、白金(Pt)、銅(Cu)、金(Au)といった元素を
用いても良い。
は実施例9において説明したアクティブマトリクス型液
晶表示装置とは別の作製方法の例について説明する。な
お、本実施例のアクティブマトリクス型液晶表示装置
は、実施例1〜8のアクティブマトリクス型液晶表示装
置として用いられ得る。
7001には、例えばコーニング社の1737ガラス基
板に代表される無アルカリガラス基板を用いた。そし
て、基板7001のTFTが形成される表面に、酸化珪
素で成る下地膜7002を200nmの厚さに形成し
た。下地膜7002は、さらに窒化珪素膜を積層させて
も良いし、窒化珪素膜のみであっても良い。
の厚さで、非晶質珪素膜をプラズマCVD法で形成し
た。非晶質珪素膜の含有水素量にもよるが、好ましくは
400〜500℃に加熱して脱水素処理を行い、非晶質
珪素膜の含有水素量を5atm%以下として、結晶化の工
程を行って結晶性珪素膜とした。
化技術または熱結晶化の技術を用いれば良い。本実施例
では、パルス発振型のKrFエキシマレーザー光を線状
に集光して非晶質珪素膜に照射して、結晶性珪素膜とし
た。なお、この結晶化の工程は、上述の実施例1または
実施例10で説明した方法を用いても良い。
して用いたが、初期膜として微結晶珪素膜を用いても構
わないし、直接結晶性珪素膜を成膜しても良い。
ニングして、島状の半導体層7003、7004、70
05を形成した。
05を覆って、酸化珪素または窒化珪素を主成分とする
ゲート絶縁膜7006を形成した。ここではプラズマC
VD法で窒化酸化珪素膜を100nmの厚さに形成し
た。そして、図27では説明しないが、ゲート絶縁膜7
006の表面に第1のゲート電極を構成する、第1の導
電膜としてタンタル(Ta)を10〜200nm、例え
ば50nmさらに第2の導電膜としてアルミニウム(A
l)を100〜1000nm、例えば200nmの厚さ
でスパッタ法で形成した。そして、公知のパターニング
技術により、第1のゲート電極を構成する第1の導電膜
7007、7008、7009、7010と、第2の導
電膜の7012、7013、7014、7015が形成
された。
として、アルミニウムを用いる場合には、純アルミニウ
ムを用いても良いし、チタン、珪素、スカンジウムから
選ばれた元素が0.1〜5atm%添加されたアルミニウ
ム合金を用いても良い。また銅を用いる場合には、図示
しないが、ゲート絶縁膜7006の表面に窒化珪素膜を
設けておくと好ましい。
成するnチャネル型TFTのドレイン側に付加容量部を
設ける構造となっている。このとき、第1のゲート電極
と同じ材料で付加容量部の配線電極7011、7016
が形成される。
れたら、1回目のn型不純物を添加する工程を行った。
結晶性半導体材料に対してn型を付与する不純物元素と
しては、リン(P)、砒素(As)、アンチモン(S
b)などが知られているが、ここでは、リンを用い、フ
ォスフィン(PH3)を用いたイオンドープ法で行っ
た。この工程では、ゲート絶縁膜7006を通してその
下の半導体層にリンを添加するために、加速電圧は80
keVと高めに設定した。また、こうして形成された不
純物領域は、後に示すnチャネル型TFTの第1の不純
物領域7034、7042を形成するもので、LDD領
域として機能するものである。従ってこの領域のリンの
濃度は、1×1016〜1×1019atms/cm3の範囲にする
のが好ましく、ここでは1×1018atms/cm3とした。
は、レーザーアニール法や、熱処理により活性化させる
必要があった。この工程は、ソース・ドレイン領域を形
成する不純物添加の工程のあと実施しても良いが、この
段階でレーザーアニール法により活性化させることは効
果的であった。
第1の導電膜7007、7008、7009、7010
と第2の導電膜7012、7013、7014、701
5はリンの添加に対してマスクとして機能した。その結
果ゲート絶縁膜を介して存在する半導体層の第1のゲー
ト電極の真下の領域には、まったく、あるいは殆どリン
が添加されなかった。そして、図27(B)に示すよう
に、リンが添加された低濃度不純物領域7017、70
18、7019、7020、7021、7022、70
23が形成された。
チャネル型TFTを形成する領域をレジストマスク70
24、7025で覆って、pチャネル型TFTが形成さ
れる領域のみに、p型を付与する不純物添加の工程を行
った。p型を付与する不純物元素としては、ボロン
(B)、アルミニウム(Al)、ガリウム(Ga)、が
知られているが、ここではボロンをその不純物元素とし
て、イオンドープ法でジボラン(B2H6)を用いて添加
した。ここでも加速電圧を80keVとして、2×10
20atms/cm3の濃度にボロンを添加した。そして、図27
(C)に示すようにボロンが高濃度に添加された領域7
026、7027が形成された。この領域は後にpチャ
ネル型TFTのソース・ドレイン領域となる。
5を除去した後、第2のゲート電極を形成する工程を行
った。ここでは、第2のゲート電極の材料にタンタル
(Ta)を用い、100〜1000nm、例えば200
nmの厚さに形成した。そして、公知の技術によりパタ
ーニングを行い、第2のゲート電極7028、702
9、7030、7031が形成された。この時、第2の
ゲート電極の長さは5μmとなるようにパターニングし
た。結果として、第2のゲート電極は、第1のゲート電
極の両側にそれぞれ1.5μmの長さでゲート絶縁膜と
接する領域が形成された。
ャネル型TFTのドレイン側に保持容量部が設けられる
が、この保持容量部の電極7032は第2のゲート電極
と同時に形成された。
29、7030、7031をマスクとして、2回目のn
型を付与する不純物元素を添加する工程を行った。ここ
では同様に、フォスフィン(PH3)を用いたイオンド
ープ法で行った。この工程でも、ゲート絶縁膜7006
を通してその下の半導体層にリンを添加するために、加
速電圧は80keVと高めに設定した。そして、ここで
リンが添加される領域は、nチャネル型TFTでソース
領域7035、7043、及びドレイン領域7036、
7047として機能させるため、この領域のリンの濃度
は、1×1019〜1×1021atms/cm3とするのが好まし
く、ここでは1×1020atms/cm3とした。
7035、7043、及びドレイン領域7036、70
47を覆うゲート絶縁膜を除去して、その領域の半導体
層を露出させ、直接リンを添加しても良い。この工程を
加えると、イオンドープ法の加速電圧を10keVまで
下げることができ、また、効率良くリンを添加すること
ができた。
039とドレイン領域7040にも同じ濃度でリンが添
加されるが、前の工程でその2倍の濃度でボロンが添加
されているため、導電型は反転せず、pチャネル型TF
Tの動作上何ら問題はなかった。
型を付与する不純物元素は、このままでは活性化せず有
効に作用しないので、活性化の工程を行う必要があっ
た。この工程は、電気加熱炉を用いた熱アニール法や、
前述のエキシマレーザーを用いたレーザーアニール法
や、ハロゲンランプを用いたラピットサーマルアニール
法(RTA法)で行うことができた。
550℃、2時間の加熱処理をして活性化を行った。本
実施例では、第1のゲート電極を構成する第2の導電膜
にアルミニウムを用いたが、タンタルで形成された第1
の導電膜と大2のゲート電極がアルミニウムを覆って形
成されているため、タンタルがブロッキング層として機
能して、アルミニウム原子が他の領域に拡散することを
防ぐことができた。また、レーザーアニール法では、パ
ルス発振型のKrFエキシマレーザー光を線状に集光し
て照射することにより活性化が行われた。また、レーザ
ーアニール法を実施した後に熱アニール法を実施する
と、さらに良い結果が得られた。またこの工程は、イオ
ンドーピングによって結晶性が破壊された領域をアニー
ルする効果も兼ね備えていて、その領域の結晶性を改善
することもできた。
ート電極と、その第1のゲート電極を覆って第2のゲー
ト電極を設けられ、nチャネル型TFTでは、第2のゲ
ート電極の両側にソース領域とドレイン領域が形成され
た。また、ゲート絶縁膜を介して半導体層に設けられた
第1の不純物領域と、第2のゲート電極がゲート絶縁膜
に接している領域とが、重なって設けられた構造が自己
整合的に形成された。一方、pチャネル型TFTでは、
ソース領域とドレイン領域の一部が第2のゲート電極と
オーバーラップして形成されているが、実使用上何ら問
題はなかった。
層間絶縁膜7049を1000nmの厚さに形成した。
第1の層間絶縁膜7049としては、酸化珪素膜、窒化
珪素膜、酸化窒化珪素膜、有機樹脂膜、およびそれらの
積層膜をもちいることができる。本実施例では、図示し
ないが、最初に窒化珪素膜を50nm形成し、さらに酸
化珪素膜を950nm形成した2層構造とした。
ーニングでそれぞれのTFTのソース領域と、ドレイン
領域にコンタクトホールが形成された。そして、ソース
電極7050、7052、7053とドレイン電極70
51、7054が形成した。図示していないが、本実施
例ではこの電極を、チタン膜を100nm、チタンを含
むアルミニウム膜300nm、チタン膜150nmをス
パッタ法で連続して形成した3層構造の膜を、パターニ
ングして形成した。
7001上にCMOS回路と、アクティブマトリクス回
路が形成された。また、アクティブマトリクス回路のn
チャネル型TFTのドレイン側には、付加容量部が同時
に形成された。以上のようにして、アクティブマトリク
ス基板が作製された。
て同一の基板に作製されたCMOS回路と、アクティブ
マトリクス回路をもとに、アクティブマトリクス型液晶
表示装置を作製する工程を説明する。最初に、図27
(E)の状態の基板に対して、ソース電極7050、7
052、7053とドレイン電極7051、7054
と、第1の層間絶縁膜7045を覆ってパッシベーショ
ン膜7055を形成した。パッシベーション膜7055
は、窒化珪素膜で50nmの厚さで形成した。さらに、
有機樹脂からなる第2の層間絶縁膜7056を約100
0nmの厚さに形成した。有機樹脂膜としては、ポリイ
ミド、アクリル、ポリイミドアミド等を使用することが
できる。有機性樹脂膜を用いることの利点は、成膜方法
が簡単である点や、比誘電率が低いので、寄生容量を低
減できる点、平坦性に優れる点などが上げられる。なお
上述した以外の有機性樹脂膜を用いることもできる。こ
こでは、基板に塗布後、熱重合するタイプのポリイミド
を用い、300℃で焼成して形成した。
域の一部に、遮光層7057を形成した。遮光層705
7は金属膜や顔料を含ませた有機樹脂膜で形成すれば良
いものである。ここでは、チタンをスパッタ法で形成し
た。
絶縁膜7058を形成する。この第3の層間絶縁膜70
58は、第2の層間絶縁膜7056と同様に、有機樹脂
膜を用いて形成すると良い。そして、第2の層間絶縁膜
7056と第3の層間絶縁膜7058とにドレイン電極
7054に達するコンタクトホールを形成し、画素電極
7059を形成した。画素電極7059は、透過型液晶
表示装置とする場合には透明導電膜を用い、反射型の液
晶表示装置とする場合には金属膜を用いれば良い。ここ
では透過型の液晶表示装置とするために、酸化インジウ
ム・スズ(ITO)膜を100nmの厚さにスパッタ法
で形成し、画素電極7055を形成した。
膜7060を形成する。通常液晶表示素子の配向膜には
ポリイミド樹脂が多く用いられている。対向側の基板7
071には、対向電極7072と、配向膜7073とを
形成した。配向膜は形成された後、ラビング処理を施し
て液晶分子がある一定のプレチルト角を持って平行配向
するようにした。
回路と、CMOS回路が形成された基板と対向基板と
を、公知のセル組み工程によってシール材やスペーサ
(共に図示せず)などを介して貼りあわせる。その後、
両基板の間に液晶材料7074を注入し、封止剤(図示
せず)によって完全に封止した。よって図28(B)に
示すアクティブマトリクス型液晶表示装置が完成した。
周波数変調された変調クロック信号をアクティブマトリ
クス型半導体表示装置またはパッシブマトリクス型半導
体表示装置の駆動回路に供給することにより、この変調
クロック信号に基づいてサンプリングされるビデオ信号
のサンプリング近傍の信号情報(エッジの有無、近さ)
を半導体表示装置の該当する画素に濃淡情報として書き
込むことができる。この本願発明の駆動方法によると、
視覚のMach現象およびCraik−O' Brien
現象によって、結果的に表示の見え方として解像度が上
がったように見える。って、従来の駆動方法によるアク
ティブマトリクス型半導体表示装置およびパッシブマト
リクス型半導体表示装置よりも、それぞれ実質的に解像
度が向上し、良好な画像を提供することができる。
像度規格に対応したアクティブマトリクス型半導体表示
装置に、低解像度規格の信号に対応した画像信号を良好
に表示することができる。
である。
よってサンプリングした場合のアクティブマトリクス型
半導体表示装置の画面表示例である。
駆動方法によってサンプリングした場合のアクティブマ
トリクス型半導体表示装置の画面表示例である。
表示装置の概略構成図である。
表示装置のソース信号線側駆動回路の回路図である。
表示装置のソース信号線側駆動回路およびゲイト信号線
側駆動回路に用いられるレベルシフタの回路図である。
表示装置のゲイト信号線側駆動回路の回路図である。
表示装置の作製工程例を示す図である。
晶表示装置の作製工程例を示す図である。
晶表示装置の作製工程例を示す図である。
晶表示装置の作製工程例を示す図である。
晶表示装置を構成する逆スタガ型のTFTの断面図であ
る。
晶表示装置を構成する逆スタガ型のTFTの断面図であ
る。
トリクス型液晶表示装置をフロント型プロジェクターお
よびリア型プロジェクターに組み込んだ例である。
トリクス型液晶表示装置を組み込んだ半導体装置の例で
ある。
型半導体表示装置に低解像度の映像を表示する概念図で
ある。
晶表示装置の概略構成図である。
晶表示装置の表示例である。
像の写真図である。
置を組み込んだリア型プロジェクターによる解像度測定
用のチャートの映像の写真図である。
表示装置の概略構成図である。
る駆動方法によってサンプリングした場合のアクティブ
マトリクス型半導体表示装置の画面表示例である。
晶表示装置の作製工程例を示す図である。
晶表示装置の作製工程例を示す図である。
液晶表示装置の作製工程例を示す図である。
液晶表示装置の作製工程例を示す図である。
液晶表示装置の作製工程例を示す図である。
−透過率特性を示すグラフである。
トリクス型液晶表示装置を組み込んだ半導体装置の例で
ある。
トリクス型液晶表示装置を組み込んだ半導体装置の例で
ある。
Claims (15)
- 【請求項1】基準クロック信号を周波数変調し変調クロ
ック信号を得るステップと、 前記変調クロック信号に基づいて画像信号をサンプリン
グするステップと、 サンプリングされた前記画像信号を対応する画素に供給
し画像を得るステップと、を有する半導体表示装置の駆
動方法。 - 【請求項2】基準クロック信号を周波数変調し変調クロ
ック信号を得るステップと、 前記変調クロック信号に基づいてアナログ画像信号をサ
ンプリングしD/A変換しデジタル画像信号を得るステ
ップと、 前記デジタル画像信号をデジタル信号処理した後、前記
基準クロック信号に基づいてA/D変換し改良アナログ
画像信号を得るステップと、 前記改良アナログ画像信号を対応する画素に供給し画像
を得るステップと、を有する半導体表示装置の駆動方
法。 - 【請求項3】基準クロック信号を周波数変調し変調クロ
ック信号を得るステップと、 前記基準クロック信号に基づいてアナログ画像信号をサ
ンプリングしD/A変換しデジタル画像信号を得るステ
ップと、 前記デジタル画像信号をデジタル信号処理した後、前記
変調クロック信号に基づいてA/D変換し改良アナログ
画像信号を得るステップと、 前記改良アナログ画像信号を対応する画素に供給し画像
を得るステップと、を有する半導体表示装置の駆動方
法。 - 【請求項4】前記変調クロック信号は、前記基準クロッ
ク信号の周波数をガウス型のヒストグラムに基づいてシ
フトさせることによって得られることを特徴とする請求
項1乃至3のいずれか一に記載の半導体表示装置の駆動
方法。 - 【請求項5】前記変調クロック信号は、前記基準クロッ
ク信号の周波数をランダムにシフトさせることによって
得られることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一
に記載の半導体表示装置の駆動方法。 - 【請求項6】前記変調クロック信号は、前記基準クロッ
ク信号の周波数を正弦波的にシフトさせることによって
得られることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一
に記載の半導体表示装置の駆動方法。 - 【請求項7】前記変調クロック信号は、前記基準クロッ
ク信号の周波数を三角波的にシフトさせることによって
得られることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一
に記載の半導体表示装置の駆動方法。 - 【請求項8】マトリクス状に配置された複数の薄膜トラ
ンジスタを有するアクティブマトリクス回路と、 前記アクティブマトリクス回路を駆動するソース信号線
側駆動回路およびゲイト信号線側駆動回路と、を有する
半導体表示装置であって、 前記ソース信号線駆動回路には、基準クロック信号が周
波数変調された変調クロック信号が入力され、前記ゲイ
ト信号線側駆動回路には、固定クロック信号が入力され
ることを特徴とする半導体表示装置。 - 【請求項9】マトリクス状に配置された複数の薄膜トラ
ンジスタを有するアクティブマトリクス回路と、 前記アクティブマトリクス回路を駆動するソース信号線
側駆動回路およびゲイト信号線側駆動回路と、を有する
半導体表示装置であって、 前記ソース信号線駆動回路には、基準クロック信号が周
波数変調された変調クロック信号が入力され、前記ゲイ
ト信号線側駆動回路には、前記変調クロック信号とは周
波数のシフト量または周波数の変調方法が異なる変調ク
ロック信号が入力されることを特徴とする半導体表示装
置。 - 【請求項10】パッシブマトリクス回路を有する半導体
表示装置であって、 前記パッシブマトリクス回路の信号電極には、基準クロ
ック信号が周波数変調された変調クロック信号に基づい
てサンプリングされた画像信号が入力され、 前記パッシブマトリクス回路の走査電極には、固定クロ
ック信号が入力されることを特徴とする半導体表示装
置。 - 【請求項11】パッシブマトリクス回路を有する半導体
表示装置であって、 前記パッシブマトリクス回路の信号電極には、基準クロ
ック信号が周波数変調された変調クロック信号に基づい
てサンプリングされた画像信号が入力され、 前記パッシブマトリクス回路の走査電極には、前記変調
クロック信号とは周波数のシフト量または周波数の変調
方法が異なる変調クロック信号が入力されることを特徴
とする半導体表示装置。 - 【請求項12】前記変調クロック信号は、前記基準クロ
ック信号の周波数をガウス型のヒストグラムに基づいて
シフトさせることによって得られることを特徴とする請
求項8乃至11のいずれか一に記載の半導体表示装置。 - 【請求項13】前記変調クロック信号は、前記基準クロ
ック信号の周波数をランダムにシフトさせることによっ
て得られることを特徴とする請求項8乃至11のいずれ
か一に記載の半導体表示装置。 - 【請求項14】前記変調クロック信号は、前記基準クロ
ック信号の周波数を正弦波的にシフトさせることによっ
て得られることを特徴とする請求項8乃至11のいずれ
か一に記載の半導体表示装置。 - 【請求項15】前記変調クロック信号は、前記基準クロ
ック信号の周波数を三角波的にシフトさせることによっ
て得られることを特徴とする請求項8乃至11のいずれ
か一に記載の半導体表示装置。
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