JP2000346906A - 電源ユニット、半導体デバイス試験装置、及び半導体デバイス試験方法 - Google Patents

電源ユニット、半導体デバイス試験装置、及び半導体デバイス試験方法

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JP2000346906A
JP2000346906A JP2000073200A JP2000073200A JP2000346906A JP 2000346906 A JP2000346906 A JP 2000346906A JP 2000073200 A JP2000073200 A JP 2000073200A JP 2000073200 A JP2000073200 A JP 2000073200A JP 2000346906 A JP2000346906 A JP 2000346906A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低ノイズ電圧を供給する電源ユニットを含む
半導体デバイス試験装置を提供する。 【解決手段】 電源ユニット30は、交流電源220か
ら供給される交流電圧を直流電圧VDD、VSS(VD
D>VSS)に変換してデバイス接続部90に差し込ま
れた半導体デバイス200に直流電圧を供給するAC/
DC電源40と、AC/DC電源40と半導体デバイス
200との間においてVDDとVSSとを接続して直流
電圧を充電し又は放電するコンデンサC1と、コンデン
サC1とAC/DC電源40とを接続し又は遮断する入
力スイッチSW1aと、コンデンサC1と半導体デバイ
ス200とを接続し又は遮断する出力スイッチSW1b
とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体デバイス試
験装置に関し、特に低ノイズの直流電圧を出力する電源
ユニットを備えた半導体デバイス試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は、従来の電源ユニット30を示す
ブロック図である。図に示される通り、従来の電源ユニ
ット30はAC/DC電源40とコンデンサC1とを有
する。AC/DC電源40は、交流電源220から交流
電圧を受け取って直流電圧VDD、VSS(VDD>V
SS)に変換し、半導体デバイス試験装置のデバイス接
続部90に差し込まれた半導体デバイス200に直流電
圧を供給する。コンデンサC1は、AC/DC電源40
と半導体デバイス200との間において、VDDとVS
Sとを接続し、AC/DC電源40から供給される直流
電圧を充電し又は放電する。コンデンサC1は小型かつ
大容量であり、VDDとVSSとの間に接続することに
より、AC/DC電源40から供給される直流電圧に含
まれるノイズを低減させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体デバイス
試験装置においては、AC/DC電源40としてスイッ
チング電源やドロッパ電源が用いられていた。スイッチ
ング電源の利点は小型で変換効率が良い点であり、ドロ
ッパ電源の利点は出力する電圧のノイズが小さい点であ
る。試験の対象となる半導体デバイス200の種類や試
験の内容によっては、半導体デバイス200に低ノイズ
電圧を供給することが要求される場合がある。例えば、
半導体デバイス200としてアナログ回路、特にビデオ
回路等の高速アナログ回路を試験する場合、供給される
電圧にノイズが含まれるとそのノイズが試験に影響し、
試験の正確性が損なわれる。このため、低ノイズ電圧の
供給が要求されるアナログ回路等の試験においては、低
ノイズ電圧を出力するドロッパ電源が用いられる場合が
ある。
【0004】しかし、ドロッパ電源においては不要な電
力を熱として放熱するので変換効率が悪く、しかも放熱
器が大きいという問題があった。一方、スイッチング電
源は小型で変換効率が良いが、電源内に発振器があり常
に発振しているためスイッチングノイズが発生してしま
い、低ノイズ電圧の供給が要求される試験に用いるのは
困難であった。このため、小型で変換効率の良いスイッ
チング電源を用いつつ、低ノイズ電圧を供給することが
望まれていた。
【0005】そこで本発明は、上記の課題を解決するこ
とのできる半導体デバイス試験装置、電源ユニット及び
半導体デバイス試験方法を提供することを目的とする。
この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴
の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の
さらなる有利な具体例を規定する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の第1の形態によれば、電気部品へ電圧を供
給する電源ユニットであって、電気部品に直流電圧を与
える直流電源と、直流電源と電気部品との間において、
直流電圧を充電するコンデンサと、コンデンサと直流電
源とを接続し又は遮断する入力スイッチと、入力スイッ
チをオンにしてコンデンサを充電し、入力スイッチをオ
フにしてコンデンサに充電された電力を電気部品に提供
させるスイッチング制御部とを備える。
【0007】本発明の第2の形態によれば、半導体デバ
イスを試験する半導体デバイス試験装置であって、半導
体デバイスが差し込まれ、差し込まれた半導体デバイス
に入力信号パターンを印加するデバイス接続部と、デバ
イス接続部に差し込まれた半導体デバイスに直流電圧を
供給する直流電源と、直流電源と半導体デバイスとの間
において、直流電圧を充電し又は放電するコンデンサ
と、コンデンサと直流電源とを接続し又は遮断する入力
スイッチと、入力スイッチをオンにしてコンデンサへ直
流電圧を充電させる手段と、入力スイッチをオフにして
コンデンサに充電された直流電圧を半導体デバイスへ供
給させる手段とを有するスイッチング制御部と、スイッ
チング制御部が入力スイッチをオフにし出力スイッチを
オンにしたときに入力信号パターンを半導体デバイスへ
供給する手段を有するパターン発生器とを備える。
【0008】コンデンサと半導体デバイスとを接続し又
は遮断する出力スイッチを更に備え、スイッチング制御
部は、出力スイッチをオフにし入力スイッチをオンにし
てコンデンサへ直流電圧を充電させる手段と、出力スイ
ッチをオンにし入力スイッチをオフにしてコンデンサに
充電された直流電圧を半導体デバイスへ供給させる手段
とを有してもよい。
【0009】パターン発生器は、スイッチング制御部が
出力スイッチと入力スイッチとをオンにしたときに入力
信号パターンを半導体デバイスへ供給する手段をさらに
有し、スイッチング制御部は、入力信号パターンが半導
体デバイスへ供給されているときに入力スイッチを一時
的にオフにする手段をさらに有してもよい。直流電源と
半導体デバイスとの間において並列に設けられ、直流電
圧を充電する複数のコンデンサと、複数のコンデンサと
半導体デバイスとをそれぞれ接続し又は遮断する複数の
出力スイッチとをさらに備える。
【0010】スイッチング制御部は、複数の出力スイッ
チのうちいずれか一つをオンにし、オンにした出力スイ
ッチを介して半導体デバイスへコンデンサに充電された
直流電圧を供給させる間、他の出力スイッチをオフにす
る手段をさらに有してもよい。
【0011】複数のコンデンサと直流電源とをそれぞれ
接続し又は遮断する複数の入力スイッチを更に備え、ス
イッチング制御部は、複数の入力スイッチのうちいずれ
か一つをオンにし、オンにした入力スイッチを介して直
流電源からコンデンサへ直流電圧を充電させる間、他の
入力スイッチをオフにする手段をさらに有してもよい。
【0012】入力スイッチと出力スイッチとコンデンサ
とを、半導体デバイス試験装置から取り外して交換が可
能となるように設けてもよい。直流電源は、交流電源か
ら供給される交流電圧を直流電圧に変換するAC/DC
電源であってもよい。
【0013】本発明の第3の形態によれば、半導体デバ
イス試験装置を用いて半導体デバイスを試験する半導体
デバイス試験方法であって、直流電圧をコンデンサに充
電する充電段階と、コンデンサへの直流電圧の供給を遮
断し、コンデンサに充電された直流電圧を半導体デバイ
スへ供給しつつ、半導体デバイスに入力信号パターンを
印加して半導体デバイスを試験する試験段階とを備え
る。
【0014】充電段階は、直流電圧を第一及び第二のコ
ンデンサに充電し、試験段階は、第一のコンデンサへの
直流電圧の供給を遮断し、第一のコンデンサに充電され
た直流電圧を半導体デバイスへ供給しつつ、半導体デバ
イスに入力信号パターンを印加して半導体デバイスを試
験し、半導体デバイスへの入力信号パターンの印加を停
止する停止段階と、コンデンサに充電された直流電圧の
半導体デバイスへの供給を遮断する遮断段階と、半導体
デバイスを他の半導体デバイスに取り替える取替段階
と、取替段階の後、第二のコンデンサに充電された直流
電圧を半導体デバイスへ供給させるために第二のコンデ
ンサを半導体デバイスに接続する接続段階を更に備えて
もよい。接続段階の後に第一のコンデンサへの直流電圧
の充電を再開するとともに、半導体デバイスへの入力信
号パターンの印加を再開する再開段階を更に備えてもよ
い。
【0015】直流電圧の第一及び第二のコンデンサへの
供給をそれぞれ接続し又は遮断する第一及び第二の入力
スイッチと、第一及び第二のコンデンサに充電された直
流電圧の半導体デバイスへの供給をぞれぞれ接続し又は
遮断する第一及び第二の出力スイッチとをさらに備え、
遮断段階は、第一の出力スイッチをオフにすることによ
り、第一のコンデンサに充電された直流電圧の半導体デ
バイスへの供給を遮断し、接続段階は、第二の出力スイ
ッチをオンにし、かつ、第二の入力スイッチをオフにす
ることにより、第二のコンデンサに充電された直流電圧
を半導体デバイスへ供給し、再開段階は、第一の入力ス
イッチをオンにすることにより、第一のコンデンサへの
直流電圧の充電を再開してもよい。
【0016】試験段階が開始される前に、充電された第
一又は第二のコンデンサの電圧を測定する第一の測定段
階と、試験段階が終了した後、第一又は第二のコンデン
サの電圧を測定する第二の測定段階と、第一の測定段階
において測定された第一又は第二のコンデンサの電圧と
第二の測定段階において測定された第一又は第二のコン
デンサの電圧との差に基づいて、半導体デバイスの電流
消費量を算出する第一の算出段階と、第一の測定段階と
試験段階と第二の測定段階と第一の算出段階とを繰り返
し、半導体デバイスの平均電流消費量を算出する第二の
算出段階とをさらに備えてもよい。
【0017】充電された第一又は第二のコンデンサの電
圧を測定する測定段階と、測定段階において測定された
第一又は第二のコンデンサの電圧が所定の基準電圧に達
しない場合に第一及び第二のコンデンサを他のコンデン
サに交換する段階とをさらに備えてもよい。
【0018】本発明のさらに他の形態においては、前記
試験段階が開始される前に、充電された前記第一又は第
二のコンデンサの電圧を測定する第一の測定段階と、前
記試験段階が終了した後、前記第一又は第二のコンデン
サの電圧を測定する第二の測定段階と、前記第一の測定
段階において測定された前記第一又は第二のコンデンサ
の電圧と前記第二の測定段階において測定された前記第
一又は第二のコンデンサの電圧との差に基づいて、前記
半導体デバイスの電流消費量を算出する第一の算出段階
と、前記第一の測定段階と前記試験段階と前記第二の測
定段階と前記第一の算出段階とを繰り返し、前記半導体
デバイスの平均電流消費量を算出する第二の算出段階と
をさらに備える。
【0019】本発明のさらに他の形態においては、充電
された前記第一又は第二のコンデンサの電圧を測定する
測定段階と、前記測定段階において測定された前記第一
又は第二のコンデンサの電圧が所定の基準電圧に達しな
い場合に前記第一及び第二のコンデンサを他のコンデン
サに交換する段階とをさらに備える。
【0020】なお上記の発明の概要は、本発明の必要な
特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群の
サブコンビネーションもまた発明となりうる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を通じて
本発明を説明するが、以下の実施形態は請求の範囲に係
る発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説
明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段
に必須であるとは限らない。
【0022】以下、第一の実施形態について説明する。
図2は、本実施形態の半導体デバイス試験装置100の
全体構成を示すブロック図である。図に示される通り、
半導体デバイス試験装置100は、パターン発生器10
と基準クロック発生器80とタイミング発生器82と波
形整形器84と電源ユニット30とデバイス接続部90
と比較器92と不良解析メモリ部110とを備える。こ
の半導体デバイス試験装置100は、メモリデバイスや
ロジックIC等の半導体デバイス200の試験に用いら
れる。
【0023】パターン発生器10は、試験対象たる半導
体デバイス200に印加する入力信号パターンと、入力
信号パターンを印加したときに半導体デバイス200か
ら出力されるべき期待値信号パターンとを所定の制御シ
ーケンスに従って発生させる。基準クロック発生器80
は、パターン発生器10とタイミング発生器82とにそ
れぞれ基準クロック信号を出力する。タイミング発生器
82は、半導体デバイス200へ入力信号パターンを印
加するタイミングを制御するタイミング信号を、基準ク
ロック信号に基づき様々なタイミングで発生させる。
【0024】波形整形器84は、入力信号パターンの波
形を半導体デバイス200の特性に適合するようにタイ
ミング信号に基づいて整形し、また、タイミング信号に
基づいて半導体デバイス200への入力信号パターンの
印加を制御する。パターン発生器10から基準クロック
発生器80へクロック制御信号が出力されると、基準ク
ロック発生器80からタイミング発生器82への基準ク
ロック信号の出力が停止されるとともに、タイミング発
生器82によるタイミング信号の出力も停止される。そ
して、波形整形器84の制御により入力信号パターンの
半導体デバイス200への印加が停止される。
【0025】デバイス接続部90には半導体デバイス2
00が差し込まれ、波形整形器84に整形された入力信
号パターンを受け取ってこれを半導体デバイス200の
入力ピンに印加する。半導体デバイス200は、パッケ
ージに格納されていてもウエハの状態であっても良い。
またデバイス接続部90は、パッケージに格納された半
導体デバイス200を差し込むソケットであっても、ウ
エハ上に設けられた端子に直接接触するプローブピンや
バンプであっても良い。入力信号パターンのうち、パタ
ーンデータ部分は半導体デバイス200のデータ入力ピ
ンに、制御信号部分は半導体デバイス200の制御ピン
に、アドレス信号部分は半導体デバイス200のアドレ
スピンに、それぞれ入力される。デバイス接続部90
は、半導体デバイス200の出力ピンから出力信号パタ
ーンを受け取ってこれを出力する。
【0026】電源ユニット30は、交流電源220から
交流電圧を受け取って直流電圧に変換し、デバイス接続
部90に差し込まれた半導体デバイス200に直流電圧
を供給する。なお、本実施形態における電源ユニット3
0は、半導体デバイス試験装置100において半導体デ
バイス200へ直流電圧を供給するために用いられてい
るが、電源ユニット30の用途はこれに限られず、電圧
供給によって駆動する他の電気部品へ直流電圧を供給す
ることもできる。
【0027】比較器92は排他的論理和回路を有し、出
力信号パターンと期待値信号パターンとを受け取ってこ
れらをタイミング発生器82が出力したタイミング信号
に基づいて論理比較し、一致しなかった(フェイルとな
った)場合に不良解析メモリ部110へフェイル信号を
出力する。
【0028】フェイル信号は不良解析メモリ部110に
格納され、格納されたフェイル信号に基づいて半導体デ
バイス200のどの箇所が不良箇所であるかが解析され
る。また、半導体デバイス試験装置100の各部は制御
装置210によって制御される。
【0029】図3は、本実施形態の電源ユニット30を
示すブロック図である。図に示される通り、電源ユニッ
ト30はAC/DC電源40と充電部50とスイッチン
グ制御部60とを有する。本実施形態においては、AC
/DC電源40としてスイッチング電源が用いられる。
【0030】充電部50は、コンデンサC1と入力スイ
ッチSW1aと出力スイッチSW1bとを含む。AC/
DC電源40は、交流電源220から交流電圧を受け取
って直流電圧VDD、VSS(VDD>VSS)に変換
し、デバイス接続部90に差し込まれた半導体デバイス
200に直流電圧を供給する。コンデンサC1は、AC
/DC電源40とデバイス接続部90に差し込まれた半
導体デバイス200との間において、VDDとVSSと
を接続し、AC/DC電源40から供給される直流電圧
を充電し又は放電する。
【0031】コンデンサC1は小型かつ大容量であり、
VDDとVSSとを接続することにより、AC/DC電
源40から供給される直流電圧に含まれるノイズを低減
させる。本実施形態では容量5000Fのコンデンサを
用いる。容量C=5000F、電源端子における許容降
下電圧の大きさΔV=0.01V、供給電流I=1Aと
し供給期間をtとすると、端子の降下電圧はΔV=(I
*t)/Cとなるので、t=(ΔV*C)/I=(0.
01V*5000F)/1A=50sとなる。即ち、コ
ンデンサC1から半導体デバイス200へ約50秒間連
続的に直流電圧を供給することができる。
【0032】入力スイッチSW1aは、AC/DC電源
40とコンデンサC1とを接続し又は遮断する。本実施
形態においては、コンデンサC1のVDD側及びVSS
側のいずれも入力スイッチSW1aによってAC/DC
電源40と接続され又は遮断される。
【0033】出力スイッチSW1bは、半導体デバイス
200とコンデンサC1とを接続し又は遮断する。本実
施形態においては、コンデンサC1のVDD側及びVS
S側のいずれも出力スイッチSW1bによって半導体デ
バイス200と接続され又は遮断される。
【0034】本実施形態では、出力スイッチSW1bは
電源ユニット30内において半導体デバイス200とコ
ンデンサC1との間を接続し又は遮断するように設けら
れている。これに代えて、出力スイッチSW1bをデバ
イス接続部90内に設ける構成としてもよく、試験対象
たる半導体デバイス200の取り替え時に半導体デバイ
ス200への直流電圧の供給を遮断できる構成であれば
よい。
【0035】スイッチング制御部60は、充電部50に
含まれる入力スイッチSW1a及び出力スイッチSW1
bのオン、オフの切替を制御する。入力スイッチSW1
a及び出力スイッチSW1bは、スイッチのオン、オフ
に伴うスパイクが生じることを防ぐため、抵抗値を徐々
に変化させてゆっくりとオン、オフにする構成としても
よい。
【0036】出力スイッチSW1b及び入力スイッチS
W1aをいずれもオンにすると、コンデンサC1及び半
導体デバイス200がいずれもAC/DC電源40に接
続され、AC/DC電源40からコンデンサC1及び半
導体デバイス200の双方に直流電圧が供給される。こ
の場合、AC/DC電源40から供給される直流電圧は
コンデンサC1によりノイズが低減されて半導体デバイ
ス200に供給される。
【0037】出力スイッチSW1bをオフにして入力ス
イッチSW1aをオンにすると、コンデンサC1と半導
体デバイス200とが遮断され、コンデンサC1とAC
/DC電源40とが接続される。AC/DC電源40か
らコンデンサC1に直流電圧が供給されてコンデンサC
1に充電される。
【0038】出力スイッチSW1bをオンにして入力ス
イッチSW1aをオフにすると、コンデンサC1とAC
/DC電源40とが遮断され、コンデンサC1と半導体
デバイス200とが接続されて、コンデンサC1に充電
された直流電圧が半導体デバイス200へ供給される。
充電されたコンデンサC1から半導体デバイス200へ
供給する直流電圧は、AC/DC電源40から半導体デ
バイス200へ供給する電圧に比べて、より一層ノイズ
が少ない。例えば、半導体デバイスとしてアナログ回
路、特にビデオ回路等の高速アナログ回路を試験する場
合、供給される電圧にノイズが含まれるとそのノイズが
試験に影響し、試験の正確性が損なわれる。従って、ア
ナログ回路等の半導体デバイス200を試験する場合に
はコンデンサC1に充電された直流電圧を供給するのが
好ましい。
【0039】充電された状態でのコンデンサC1の電圧
を測定し、コンデンサC1に充電された直流電圧を半導
体デバイス200へ供給した後、再びコンデンサC1の
電圧を測定する。電圧供給前の電圧と電圧供給後の電圧
との差から半導体デバイス200の電流消費量を算出す
ることができる。この電流消費量を各試験ごとに繰り返
し測定して平均を算出すれば平均電流消費量が求まる。
【0040】コンデンサC1は充放電を繰り返すうちに
次第に劣化していくため、劣化して使用に適さなくなっ
たコンデンサC1を電源ユニット30から取り外して交
換できるように、充電部50を交換可能に設ける。コン
デンサC1と入力スイッチSW1aと出力スイッチSW
1bとをそれぞれ別個に交換可能に設ける構成としても
よい。コンデンサC1が使用に適するか否かは、充電さ
れたコンデンサC1の電圧を測定し、測定値が基準電圧
を超えるか否かによって判断する。基準電圧は、半導体
デバイス試験においてコンデンサC1から半導体デバイ
ス200へ電圧供給するのに必要な大きさであり、半導
体デバイス200へ連続的に電圧供給すべき時間(試験
時間)に基づいて定まる。
【0041】以下、第二の実施形態について説明する。
本実施形態は、第一の実施形態と比べて電源ユニット3
0の構成のみが異なる。図4は、本実施形態の電源ユニ
ット30を示すブロック図である。図に示される通り、
電源ユニット30はAC/DC電源40と充電部50と
スイッチング制御部60とDC/DCコンバータ70と
を有する。本実施形態においては、AC/DC電源40
としてスイッチング電源が用いられる。
【0042】充電部50は、コンデンサC1、C2と入
力スイッチSW1a、SW2aと出力スイッチSW1
b、SW2bとを含む。AC/DC電源40は、交流電
源220から交流電圧を受け取って直流電圧に変換し
て、デバイス接続部90に差し込まれた半導体デバイス
200に直流電圧を供給する。コンデンサC1、C2
は、AC/DC電源40とデバイス接続部90に差し込
まれた半導体デバイス200との間において、VDDと
VSSとを並列に接続する。これによりコンデンサC
1、C2には、直流電圧が充電され又は放電される。
【0043】コンデンサC1、C2は小型かつ大容量で
あり、VDDとVSSとを接続することにより、AC/
DC電源40から供給される直流電圧に含まれるノイズ
を低減させる。コンデンサC1、C2は、図3における
コンデンサC1と同様、半導体デバイス200へそれぞ
れ約50秒間連続的に電圧を供給することができる。
【0044】入力スイッチSW1aは、AC/DC電源
40とコンデンサC1とを接続し又は遮断する。入力ス
イッチSW2aは、AC/DC電源40とコンデンサC
2とを接続し又は遮断する。本実施形態においては、コ
ンデンサC1のVDD側及びVSS側のいずれも入力ス
イッチSW1aによってAC/DC電源40と接続され
又は遮断される。コンデンサC2のVDD側及びVSS
側のいずれも入力スイッチSW2aによってAC/DC
電源40と接続され又は遮断される。
【0045】出力スイッチSW1bは、半導体デバイス
200とコンデンサC1とを接続し又は遮断する。出力
スイッチSW2bは、半導体デバイス200とコンデン
サC2とを接続し又は遮断する。本実施形態において
は、コンデンサC1のVDD側及びVSS側のいずれも
出力スイッチSW1bによって半導体デバイス200と
接続され又は遮断される。コンデンサC2のVDD側及
びVSS側のいずれも出力スイッチSW2bによって半
導体デバイス200と接続され又は遮断される。スイッ
チング制御部60は、充電部50に含まれる入力スイッ
チSW1a、SW2a及び出力スイッチSW1b、SW
2bのオン、オフの切替を制御する。入力スイッチSW
1a、SW2a及び出力スイッチSW1b、SW2b
は、スイッチのオン、オフに伴うスパイクが生じること
を防ぐため、抵抗値を徐々に変化させてゆっくりとオ
ン、オフにする構成としてもよい。
【0046】なお、本実施形態における充電部50は、
入力スイッチ及び出力スイッチをそれぞれ2つずつ備え
るが、入力スイッチ及び出力スイッチをそれぞれ3つ以
上ずつ備える構成としてもよい。
【0047】出力スイッチSW1b及び入力スイッチS
W1aをいずれもオンにすると、コンデンサC1及び半
導体デバイス200がいずれもAC/DC電源40に接
続される。そして、AC/DC電源40からコンデンサ
C1及び半導体デバイス200の双方に直流電圧が供給
される。出力スイッチSW2b及び入力スイッチSW2
aをいずれもオンにすると、コンデンサC2及び半導体
デバイス200がいずれもAC/DC電源40に接続さ
れる。そして、AC/DC電源40からコンデンサC2
及び半導体デバイス200の双方に直流電圧が供給され
る。AC/DC電源40から供給される直流電圧はコン
デンサC1又はコンデンサC2によりノイズが低減され
て半導体デバイス200に供給される。
【0048】出力スイッチSW1bをオフにして入力ス
イッチSW1aをオンにすると、コンデンサC1と半導
体デバイス200とが遮断され、コンデンサC1とAC
/DC電源40とが接続される。AC/DC電源40か
らコンデンサC1に直流電圧が供給されてコンデンサC
1に充電される。出力スイッチSW2bをオフにして入
力スイッチSW2aをオンにすると、コンデンサC2と
半導体デバイス200とが遮断され、コンデンサC2と
AC/DC電源40とが接続される。AC/DC電源4
0からコンデンサC2に直流電圧が供給されてコンデン
サC2に充電される。
【0049】出力スイッチSW1bをオンにして入力ス
イッチSW1aをオフにすると、コンデンサC1とAC
/DC電源40とが遮断され、コンデンサC1と半導体
デバイス200とが接続される。そして、コンデンサC
1に充電された直流電圧が半導体デバイス200へ供給
される。出力スイッチSW2bをオンにして入力スイッ
チSW2aをオフにすると、コンデンサC2とAC/D
C電源40とが遮断され、コンデンサC2と半導体デバ
イス200とが接続される。そして、コンデンサC2に
充電された直流電圧が半導体デバイス200へ供給され
る。
【0050】充電されたコンデンサC1又はコンデンサ
C2から半導体デバイス200へ供給する直流電圧は、
AC/DC電源40から半導体デバイス200へ供給す
る直流電圧に比べて、より一層ノイズが少ない。従っ
て、アナログ回路等の半導体デバイス200を試験する
場合にはコンデンサC1又はC2に充電された直流電圧
を供給するのが好ましい。
【0051】コンデンサC1に充電された直流電圧を半
導体デバイス200へ供給してその間コンデンサC2を
充電する。所定の時間経過後、コンデンサC2に充電さ
れた直流電圧を半導体デバイス200へ供給してその間
コンデンサC1を充電する。このようにコンデンサC1
とコンデンサC2とをそれぞれ交互に電圧供給させ又は
充電させることにより、継続的に半導体デバイス200
へ直流電圧を供給する。
【0052】なお、他の実施形態において、コンデン
サ、入力スイッチ及び出力スイッチをそれぞれ3つ以上
ずつ備える構成とした場合には、いずれか一つのコンデ
ンサに充電された直流電圧が半導体デバイス200へ供
給されるようにスイッチング制御部60が各出力スイッ
チを制御する。そしてその間、他のコンデンサが充電さ
れるようにスイッチング制御部60が各入力スイッチを
制御する。
【0053】充電された状態でのコンデンサC1又はコ
ンデンサC2の電圧を測定し、コンデンサC1又はコン
デンサC2に充電された直流電圧を半導体デバイス20
0へ供給した後、再びコンデンサC1又はコンデンサC
2の電圧を測定する。電圧供給前の電圧と電圧供給後の
電圧との差から半導体デバイス200の電流消費量を算
出することができる。この電流消費量を各試験ごとに繰
り返し測定して平均を算出すれば平均電流消費量が求ま
る。
【0054】コンデンサC1は充放電を繰り返すうちに
次第に劣化していくため、劣化して使用に適さなくなっ
たコンデンサC1を電源ユニット30から取り外して交
換できるように、充電部50を交換可能に設ける。コン
デンサC1と入力スイッチSW1aと出力スイッチSW
1bとを一組で、又は、コンデンサC2と入力スイッチ
SW2aと出力スイッチSW2bとを一組で、それぞれ
交換可能に設ける構成としてもよい。また、コンデンサ
C1、C2と入力スイッチSW1a、SW2aと出力ス
イッチSW1b、SW2bとをそれぞれ別個に交換可能
に設ける構成としてもよい。コンデンサC1、C2が使
用に適するか否かは、図3におけるコンデンサC1と同
様に、充電されたコンデンサC1、C2の電圧を測定
し、試験時間に基づいて定まる基準電圧を測定値が超え
るか否かによって判断する。
【0055】DC/DCコンバータ70は、試験が済ん
だ半導体デバイス200を他の半導体デバイス200と
取り替える前に、試験が済んだ半導体デバイス200の
周辺に設けられたコンデンサに残存する電荷を取り除
く。
【0056】図5は、半導体デバイス試験における充電
部50の動作を示すタイムチャートである。試験開始前
の試験停止状態(S100)においては、入力スイッチ
SW1a、出力スイッチSW1b及び入力スイッチSW
2aをオンにし、出力スイッチSW2bをオフにする。
この状態では、AC/DC電源40から半導体デバイス
200へ直流電圧が供給されるとともに、AC/DC電
源40から供給される直流電圧がコンデンサC1、C2
に充電される。次に、第一の試験期間(S102)に入
る前に、入力スイッチSW1aをオフにしてコンデンサ
C1とAC/DC電源40とを遮断し、コンデンサC1
に充電された直流電圧を半導体デバイス200へ供給す
る(S100a)。
【0057】入力スイッチSW1a、SW2a及び出力
スイッチSW1b、スイッチのオン、オフに伴うスパイ
クが生じることを防ぐため、抵抗値を徐々に変化させて
ゆっくりとオン、オフにする構成としてもよい。但し、
本実施形態においては、各スイッチの切替は試験期間
(S102、S106、S110)以外の期間に行われ
るため、切替によってスパイクが生じても各試験には影
響を与えない。
【0058】第一の試験期間(S102)においては、
コンデンサC1に充電された直流電圧を半導体デバイス
200へ供給しつつ、パターン発生器10がデバイス接
続部90へ入力信号パターンを供給する。これにより半
導体デバイス200へ入力信号パターンが印加され、半
導体デバイス200が試験される。第一の試験(S10
2)の所要時間は数秒から数十秒である。従って、コン
デンサC1は直流電圧を約50秒間供給できるので電源
として十分である。
【0059】第一の試験(S102)が終了するとき、
試験が済んだ半導体デバイス200を他の半導体デバイ
ス200に取り替える等の目的で、半導体デバイス20
0への入力信号パターンの印加を停止する。これにより
試験が一時的に停止される(S104)。一時停止期間
は数秒である。この一時停止の期間内に出力スイッチS
W1bをオフにし、コンデンサC1に充電された直流電
圧の半導体デバイス200への供給を遮断する(S10
4a)。遮断した後、試験が済んだ半導体デバイス20
0を他の半導体デバイス200に取り替える等の処理を
行う(S104b)。
【0060】半導体デバイス200を取り替える等の処
理の後、出力スイッチSW2bをオンにして(S104
c)、AC/DC電源40から半導体デバイス200へ
直流電圧を供給する。そして、入力スイッチSW2aを
オフにして(S104d)、コンデンサC2に充電され
た直流電圧を半導体デバイス200へ供給する。その
後、入力スイッチSW1aをオンにし(S104e)、
AC/DC電源40からコンデンサC1に直流電圧を供
給してコンデンサC1を再充電する。
【0061】本実施形態では、出力スイッチSW2bを
オンにする前に、コンデンサC1とコンデンサC2との
短絡を防ぐために予め出力スイッチSW1bをオフにす
る。短絡により、充電したコンデンサから放電したコン
デンサへ電荷が移動してしまうと、次の試験で半導体デ
バイス200へ十分な電圧を供給できなくなるからであ
る。出力スイッチSW1bをオンにする前にも同様に予
め出力スイッチSW2bをオフにする。
【0062】入力スイッチSW1aをオンにする前に
も、出力スイッチSW1b、SW2bと同様、コンデン
サC1とコンデンサC2との短絡を防ぐために予め入力
スイッチSW2aをオフにする。入力スイッチSW2a
をオンにする前にも同様に予め入力スイッチSW1aを
オフにする。
【0063】本実施形態では、先に出力スイッチSW2
bをオンにしてから入力スイッチSW2aをオフにして
いるが、先に入力スイッチSW2aをオフにしてから出
力スイッチSW2bをオンにしてもよい。この場合、出
力スイッチSW2bをオンにしたときからコンデンサC
2に充電された電圧が降下する。
【0064】本実施形態では、第二の試験(S106)
を開始する前に入力スイッチSW1aをオンにしている
が(S104e)、第二の試験(S106)を開始して
から入力スイッチSW1aをオンにしてもよい。この場
合、コンデンサC1を再充電するのに十分な時間が確保
されていればよい。
【0065】第二の試験期間(S106)においては、
コンデンサC2に充電された直流電圧を半導体デバイス
200へ供給しつつ、パターン発生器10がデバイス接
続部90へ入力信号パターンを供給する。これにより半
導体デバイス200へ力信号パターンが印加され、半導
体デバイス200が試験される。第二の試験(S10
2)の所要時間は、第一の試験と同様に数秒から数十秒
である。従って、コンデンサC2は直流電圧を約50秒
間供給できるので電源として十分である。
【0066】第二の試験(S106)が終了するとき、
試験が済んだ半導体デバイス200を他の半導体デバイ
ス200に取り替える等の目的で再び試験は一時停止さ
れる(S108)。この一時停止期間においては、第一
の試験の試験停止期間(S104)と同様、出力スイッ
チSW2bをオフにし(S108a)、試験が済んだ半
導体デバイス200を他の半導体デバイス200に取り
替える(S108b)。その後、出力スイッチSW1b
をオンにし(S108c)、入力スイッチSW1aをオ
フにし(S108d)、入力スイッチSW2aをオンに
する(S108e)。これにより、コンデンサC1に充
電された直流電圧が半導体デバイス200へ供給され
る。そして、AC/DC電源40から直流電圧がコンデ
ンサC2に供給され充電される。
【0067】続いて行われる第三の試験(S110)が
終了するときに試験は停止状態となる(S112)。そ
して、入力スイッチSW1aをオンにして(S112
a)、AC/DC電源40からコンデンサC1とコンデ
ンサC2とに直流電圧を供給し充電する。
【0068】本実施形態では、第一の試験(S102)
から第三の試験(S110)までの間に、二度の一時停
止期間(S104、S108)がある。これら一時停止
期間において試験対象たる半導体デバイス200を取り
替える場合、半導体デバイス200へ電圧供給する必要
がない。そこで、一時停止期間に電源を他の電源に切り
替えることとし、短時間しか電圧供給できない電源であ
っても複数の電源を切り替えて使用することにより継続
的に電圧供給している。
【0069】図6は、試験期間内に低ノイズ指定期間を
含む半導体デバイス試験における充電部50の動作を示
すタイムチャートである。本実施形態では、通常時はA
C/DC電源40から半導体デバイス200へ直流電圧
を供給する。そして、特に低ノイズ電圧を供給する必要
がある試験のときだけコンデンサC1又はコンデンサC
2に充電された直流電圧を半導体デバイス200へ供給
する。低ノイズ電圧を供給する必要があるか否かは試験
対象や試験内容による。例えば、ロジックICを試験す
る場合、ビデオ回路等のアナログ回路の部分を試験する
場合(アナログ試験)にだけ低ノイズ電圧を供給すれば
よい。アナログ回路以外の部分を試験する場合には、A
C/DC電源40から電圧を供給すればよい。第一の試
験(S202)、第二の試験(S208)、及び、第三
の試験(S214)のうち、低ノイズ電圧を供給する必
要があるのはそれぞれS204、S210及びS216
の期間(低ノイズ指定期間)である。
【0070】試験開始前の試験停止状態(S200)に
おいては、入力スイッチSW1a、出力スイッチSW1
b及び入力スイッチSW2aをオンにし、出力スイッチ
SW2bをオフにする。この状態では、AC/DC電源
40から半導体デバイス200へ直流電圧が供給される
とともに、AC/DC電源40から供給される直流電圧
がコンデンサC1、C2に充電される。
【0071】第一の試験期間(S202)においては、
AC/DC電源40から半導体デバイス200へ直流電
圧を供給しつつ、パターン発生器10がデバイス接続部
90へ入力信号パターンを供給する。これにより半導体
デバイス200へ入力信号パターンが印加され、半導体
デバイス200が試験される。低ノイズ指定期間(S2
04)においては、半導体デバイス200へAC/DC
電源40から直流電圧を供給するのではなく、半導体デ
バイス200へコンデンサC1に充電された直流電圧を
供給する必要がある。従って、少なくとも低ノイズ指定
期間に入る前に入力スイッチSW1aをオフにし(S2
02a)、AC/DC電源40から半導体デバイス20
0への直流電圧の供給を遮断する。これにより、コンデ
ンサC1から半導体デバイス200へ低ノイズ電圧が供
給される。
【0072】低ノイズ指定期間(S204)において
は、コンデンサC1から半導体デバイス200へ低ノイ
ズ電圧を供給しつつ、パターン発生器10がデバイス接
続部90へ入力信号パターンを供給する。これにより半
導体デバイス200へ入力信号パターンが印加され、半
導体デバイス200が試験される。アナログ試験をする
低ノイズ指定期間(S204)の所要時間は、少なくと
も第一の試験期間よりも短く、数秒から数十秒以内であ
る。従って、コンデンサC1は直流電圧を約50秒間供
給できるので電源として十分である。
【0073】アナログ試験が終了して低ノイズ指定期間
(S204)が経過した後は、再び入力スイッチSW1
aをオンにしてAC/DC電源40からコンデンサC1
と半導体デバイス200とに直流電圧を供給する(S2
02b)。コンデンサC1にもAC/DC電源40から
直流電圧が供給されるので低ノイズ指定期間(S20
4)で電圧降下した分充電される。
【0074】低ノイズ指定期間(S204)の後で入力
スイッチSW1aをオンにするとき、入力スイッチSW
2aも同時にオンになっているため、コンデンサC1と
コンデンサC2とが短絡される。しかし、低ノイズ指定
期間(S204)が短時間であればコンデンサC1の電
圧降下も小さいため、短絡によって生じるスパイクも小
さい。従って、スパイクが試験に与える影響は小さいと
考えられるが、さらにスパイクを小さくするために抵抗
値を徐々に変化させて入力スイッチSW1aをゆっくり
とオンにする構成が望ましい。
【0075】第一の試験(S202)が終了するとき、
試験が済んだ半導体デバイス200を他の半導体デバイ
ス200に取り替える等の目的で、半導体デバイス20
0への入力信号パターンの印加を停止する。これにより
試験が一時的に停止される(S206)。一時停止の期
間内に出力スイッチSW1bをオフにして(S206
a)、AC/DC電源40から半導体デバイス200へ
の直流電圧の供給を遮断する。遮断している間に半導体
デバイス200を他の半導体デバイス200に取り替え
る(S206b)。取り替えた後、少なくとも第二の試
験(S208)を開始する前に出力スイッチSW2bを
オンにして(S206c)、再びAC/DC電源40か
ら半導体デバイス200へ直流電圧を供給する。
【0076】第二の試験(S208)においても、第一
の試験(S202)と同様に、低ノイズ指定期間(S2
10)にだけ低ノイズ電圧が半導体デバイス200に供
給されればよい。それ以外の期間においては、AC/D
C電源40から半導体デバイス200へ直流電圧を供給
する。少なくとも低ノイズ指定期間(S210)に入る
前に入力スイッチSW2aをオフにする(S208
a)。これにより、AC/DC電源40から半導体デバ
イス200への直流電圧の供給が遮断され、コンデンサ
C2から半導体デバイス200へ低ノイズ電圧が供給さ
れる。低ノイズ指定期間においては、アナログ試験が行
われる。低ノイズ指定期間(S210)が経過した後、
再び入力スイッチSW2aをオンにして(S208
b)、AC/DC電源40から半導体デバイス200へ
直流電圧を供給する。
【0077】その後の試験一時停止期間(S212)で
は、S206と同様、出力スイッチSW2bをオフにし
(S212a)、半導体デバイス200を他の半導体デ
バイス200と取り替える(S212b)。少なくとも
第三の試験(S214)を開始する前に出力スイッチS
W1bをオンにする(S212c)。第三の試験(S2
14)では第一の試験(S202)及び第二の試験(S
208)と同様、低ノイズ試験期間(S216)にだけ
低ノイズ電圧をコンデンサC1から半導体デバイス20
0へ供給すべく、入力スイッチSW1aを低ノイズ指定
期間の前にオフにする(S214a)。低ノイズ指定期
間経過後は入力スイッチSW1aをオンにする(S21
4b)。第三の試験(S214)が終了して試験は停止
状態となる(S218)。
【0078】本実施形態では、入力スイッチSW1a、
SW2aの切替により、AC/DC電源40から半導体
デバイス200への直流電圧の供給を遮断する。これに
より、低ノイズ指定期間にだけコンデンサC1又はコン
デンサC2に充電された低ノイズの直流電圧を半導体デ
バイス200へ供給することができる。
【0079】以上のように、本実施形態によれば、AC
/DC電源40とコンデンサC1とを入力スイッチSW
1aによって遮断し、コンデンサC1と半導体デバイス
200とを出力スイッチSW1bによって接続すること
により、コンデンサC1に充電された低ノイズの直流電
圧を半導体デバイス200へ供給することができる。ま
た、AC/DC電源40とコンデンサC2とを入力スイ
ッチSW2aによって遮断し、コンデンサC2と半導体
デバイス200とを出力スイッチSW2bによって接続
することにより、コンデンサC2に充電された低ノイズ
の直流電圧を半導体デバイス200へ供給することがで
きる。
【0080】また、本実施形態によれば、入力スイッチ
SW1a、SW2a、及び、出力スイッチSW1b、S
W2bの切替によりコンデンサC1及びコンデンサC2
のいずれか一方から半導体デバイス200へ電圧供給し
て他方を充電する。そして、コンデンサC1及びコンデ
ンサC2がそれぞれ電圧供給と充電とを交互に繰り返す
ことから、コンデンサC1及びコンデンサC2のいずれ
かから半導体デバイス200へ低ノイズの直流電圧を継
続的に供給することができる。
【0081】また、本実施形態によれば、入力スイッチ
SW1a又は入力スイッチSW2aの切替によりAC/
DC電源40と半導体デバイス200とを一時的に遮断
できることから、半導体デバイス200へ供給する直流
電圧を、試験期間中において一時的に低ノイズの直流電
圧へ切り替えることができる。
【0082】また、本実施形態によれば、コンデンサC
1又はコンデンサC2の電圧を、電圧供給前と電圧供給
後とにそれぞれ測定して比較することによって、半導体
デバイス200による平均電流消費量を算出することが
できる。
【0083】また、本実施形態によれば、充電されたコ
ンデンサC1又はコンデンサC2の電圧を測定して使用
に適さないと判断された場合に、他のコンデンサに交換
することができる。
【0084】以上、本発明を実施の形態を用いて説明し
たが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範
囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又
は改良を加えることができることが当業者に明らかであ
る。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術
的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から
明らかである。
【発明の効果】上記説明から明らかなように、本発明に
よれば電源ユニットがコンデンサと入力スイッチと出力
スイッチとを備え、入力スイッチと出力スイッチとを切
り替えることにより低ノイズの直流電圧を半導体デバイ
スに供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の電源ユニットを示すブロック図である。
【図2】半導体デバイス試験装置100の全体構成を示
すブロック図である。
【図3】第一の実施形態の電源ユニット30を示すブロ
ック図である。
【図4】第二の実施形態の電源ユニット30を示すブロ
ック図である。
【図5】半導体デバイス試験における充電部50の動作
を示すタイムチャートである。
【図6】試験期間内に低ノイズ指定期間を含む半導体デ
バイス試験における充電部50の動作を示すタイムチャ
ートである。
【符号の説明】
10 パターン発生器 20 波形整形器 30 電源ユニット 40 AC/DC電源 50 充電部 60 スイッチング制御部 90 デバイス接続部 100 半導体デバイス試験装置 110 不良解析メモリ部 200 半導体デバイス 210 制御装置 220 交流電源

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気部品へ電圧を供給する電源ユニット
    であって、 前記電気部品に直流電圧を与える直流電源と、 前記直流電源と前記電気部品との間において、前記直流
    電圧を充電するコンデンサと、 前記コンデンサと前記直流電源とを接続し又は遮断する
    入力スイッチと、 前記入力スイッチをオンにして前記コンデンサを充電
    し、前記入力スイッチをオフにして前記コンデンサに充
    電された電力を前記電気部品に提供させるスイッチング
    制御部とを備えることを特徴とする電源ユニット。
  2. 【請求項2】 前記コンデンサと前記電気部品とを接続
    し又は遮断する出力スイッチを更に備え、 前記スイッチング制御部は、前記出力スイッチをオフに
    し前記入力スイッチをオンにして前記コンデンサへ前記
    直流電圧を充電させる手段と、前記出力スイッチをオン
    にし前記入力スイッチをオフにして前記コンデンサに充
    電された前記直流電圧を前記電気部品へ供給させる手段
    とを有することを特徴とする請求項1に記載の電源ユニ
    ット。
  3. 【請求項3】 前記スイッチング制御部は、 前記出力スイッチと前記入力スイッチとをオンにして前
    記直流電源から前記コンデンサ及び前記電気部品に前記
    直流電圧を供給させる手段と、 前記出力スイッチをオンにしているときに前記入力スイ
    ッチを一時的にオフにすることにより、前記直流電源か
    ら前記コンデンサ及び前記電気部品への前記直流電圧の
    供給を一時的に遮断する手段とをさらに有することを特
    徴とする請求項2に記載の電源ユニット。
  4. 【請求項4】 前記直流電源と前記電気部品との間に設
    けられ、前記直流電圧を充電する、並列に設けられた複
    数の前記コンデンサと、 複数の前記コンデンサと前記電気部品とをそれぞれ接続
    し又は遮断する複数の前記出力スイッチとをさらに備
    え、 前記スイッチング制御部は、複数の前記出力スイッチの
    一つをオンにし、オンにした前記出力スイッチを介して
    前記電気部品へ前記コンデンサに充電された前記直流電
    圧を供給させる間、他の前記出力スイッチをオフにする
    手段をさらに有することを特徴とする請求項2又は3に
    記載の電源ユニット。
  5. 【請求項5】 複数の前記コンデンサと前記直流電源
    とをそれぞれ接続し又は遮断する複数の前記入力スイッ
    チを更に備え、 前記スイッチング制御部は、複数の前記入力スイッチの
    うちいずれか一つをオンにし、オンにした前記入力スイ
    ッチを介して前記直流電源から前記コンデンサへ前記直
    流電圧を充電させる間、他の前記入力スイッチをオフに
    する手段をさらに有することを特徴とする請求項4に記
    載の電源ユニット。
  6. 【請求項6】 前記入力スイッチと前記出力スイッチと
    前記コンデンサとを、前記電源ユニットから取り外して
    交換が可能となるように設けることを特徴とする請求項
    2乃至5のいずれかに記載の電源ユニット。
  7. 【請求項7】 前記直流電源は、交流電源から供給され
    る交流電圧を直流電圧に変換するAC/DC電源である
    ことを特徴とする請求項1に記載の電源ユニット。
  8. 【請求項8】 半導体デバイスを試験する半導体デバイ
    ス試験装置であって、 前記半導体デバイスに接続詞、接続された前記半導体デ
    バイスに入力信号パターンを印加するデバイス接続部
    と、 前記デバイス接続部に接続した前記半導体デバイスに直
    流電圧を供給する直流電源と、 前記直流電源と前記半導体デバイスとの間において、前
    記直流電圧を充電し又は放電するコンデンサと、 前記コンデンサと前記直流電源とを接続し又は遮断する
    入力スイッチと、 前記入力スイッチをオンにして前記コンデンサへ前記直
    流電圧を充電させる手段と、前記入力スイッチをオフに
    して前記コンデンサに充電された前記直流電圧を前記半
    導体デバイスへ供給させる手段とを有するスイッチング
    制御部と、 前記スイッチング制御部が前記入力スイッチをオフにし
    前記出力スイッチをオンにしたときに前記入力信号パタ
    ーンを前記半導体デバイスへ供給する手段を有するパタ
    ーン発生器と、を備えることを特徴とする半導体デバイ
    ス試験装置。
  9. 【請求項9】 前記コンデンサと前記半導体デバイスと
    を接続し又は遮断する出力スイッチを更に備え、 前記スイッチング制御部は、前記出力スイッチをオフに
    し前記入力スイッチをオンにして前記コンデンサへ前記
    直流電圧を充電させる手段と、前記出力スイッチをオン
    にし前記入力スイッチをオフにして前記コンデンサに充
    電された前記直流電圧を前記半導体デバイスへ供給させ
    る手段とを有することを特徴とする請求項8に記載の半
    導体デバイス試験装置。
  10. 【請求項10】 前記パターン発生器は、前記スイッチ
    ング制御部が前記出力スイッチと前記入力スイッチとを
    オンにしたときに前記入力信号パターンを前記半導体デ
    バイスへ供給する手段をさらに有し、 前記スイッチング制御部は、前記入力信号パターンが前
    記半導体デバイスへ供給されているときに前記入力スイ
    ッチを一時的にオフにする手段をさらに有することを特
    徴とする請求項9に記載の半導体デバイス試験装置。
  11. 【請求項11】 前記直流電源と前記半導体デバイスと
    の間において並列に設けられ、前記直流電圧を充電する
    複数の前記コンデンサと、 複数の前記コンデンサと前記半導体デバイスとをそれぞ
    れ接続し又は遮断する複数の前記出力スイッチとをさら
    に備え、 前記スイッチング制御部は、複数の前記出力スイッチの
    うちいずれか一つをオンにし、オンにした前記出力スイ
    ッチを介して前記半導体デバイスへ前記コンデンサに充
    電された前記直流電圧を供給させる間、他の前記出力ス
    イッチをオフにする手段をさらに有することを特徴とす
    る請求項9又は10に記載の半導体デバイス試験装置。
  12. 【請求項12】 複数の前記コンデンサと前記直流電源
    とをそれぞれ接続し又は遮断する複数の前記入力スイッ
    チを更に備え、 前記スイッチング制御部は、複数の前記入力スイッチの
    うちいずれか一つをオンにし、オンにした前記入力スイ
    ッチを介して前記直流電源から前記コンデンサへ前記直
    流電圧を充電させる間、他の前記入力スイッチをオフに
    する手段をさらに有することを特徴とする請求項11に
    記載の半導体デバイス試験装置。
  13. 【請求項13】 前記入力スイッチと前記出力スイッチ
    と前記コンデンサとを、前記半導体デバイス試験装置か
    ら取り外して交換が可能となるように設けることを特徴
    とする請求項9乃至12のいずれかに記載の半導体デバ
    イス試験装置。
  14. 【請求項14】 前記直流電源は、交流電源から供給さ
    れる交流電圧を直流電圧に変換するAC/DC電源であ
    ることを特徴とする請求項8に記載の半導体デバイス装
    置。
  15. 【請求項15】 半導体デバイス試験装置を用いて半導
    体デバイスを試験する半導体デバイス試験方法であっ
    て、 直流電圧をコンデンサに充電する充電段階と、 前記コンデンサへの前記直流電圧の供給を遮断し、前記
    コンデンサに充電された前記直流電圧を前記半導体デバ
    イスへ供給しつつ、前記半導体デバイスに入力信号パタ
    ーンを印加して前記半導体デバイスを試験する試験段階
    と、を備えることを特徴とする半導体デバイス試験方
    法。
  16. 【請求項16】 前記充電段階は、前記直流電圧を第一
    及び第二のコンデンサに充電し、 前記試験段階は、前記第一のコンデンサへの前記直流電
    圧の供給を遮断し、前記第一のコンデンサに充電された
    前記直流電圧を前記半導体デバイスへ供給しつつ、前記
    半導体デバイスに前記入力信号パターンを印加して前記
    半導体デバイスを試験し、 前記半導体デバイスへの前記入力信号パターンの印加を
    停止する停止段階と、 前記コンデンサに充電された前記直流電圧の前記半導体
    デバイスへの供給を遮断する遮断段階と、 前記半導体デバイスを他の半導体デバイスに取り替える
    取替段階と、 前記取替段階の後、前記第二のコンデンサに充電された
    前記直流電圧を前記半導体デバイスへ供給させるために
    前記第二のコンデンサを前記半導体デバイスに接続する
    接続段階を更に備えたことを特徴とする請求項15に記
    載の半導体デバイス試験方法。
  17. 【請求項17】 前記接続段階の後に前記第一のコンデ
    ンサへの前記直流電圧の充電を再開するとともに、前記
    半導体デバイスへの前記入力信号パターンの印加を再開
    する再開段階を更に備えたことを特徴とする請求項16
    に記載の半導体デバイス試験方法。
  18. 【請求項18】 前記直流電圧の前記第一及び第二のコ
    ンデンサへの供給をそれぞれ接続し又は遮断する第一及
    び第二の入力スイッチと、前記第一及び第二のコンデン
    サに充電された前記直流電圧の前記半導体デバイスへの
    供給をぞれぞれ接続し又は遮断する第一及び第二の出力
    スイッチとをさらに備え、 前記遮断段階は、前記第一の出力スイッチをオフにする
    ことにより、前記第一のコンデンサに充電された前記直
    流電圧の前記半導体デバイスへの供給を遮断し、 前記接続段階は、前記第二の出力スイッチをオンにし、
    かつ、前記第二の入力スイッチをオフにすることによ
    り、前記第二のコンデンサに充電された前記直流電圧を
    前記半導体デバイスへ供給し、 前記再開段階は、前記第一の入力スイッチをオンにする
    ことにより、前記第一のコンデンサへの前記直流電圧の
    充電を再開することを特徴とする請求項16に記載の半
    導体デバイス試験方法。
  19. 【請求項19】 前記試験段階が開始される前に、充電
    された前記第一又は第二のコンデンサの電圧を測定する
    第一の測定段階と、 前記試験段階が終了した後、前記第一又は第二のコンデ
    ンサの電圧を測定する第二の測定段階と、 前記第一の測定段階において測定された前記第一又は第
    二のコンデンサの電圧と前記第二の測定段階において測
    定された前記第一又は第二のコンデンサの電圧との差に
    基づいて、前記半導体デバイスの電流消費量を算出する
    第一の算出段階と、 前記第一の測定段階と前記試験段階と前記第二の測定段
    階と前記第一の算出段階とを繰り返し、前記半導体デバ
    イスの平均電流消費量を算出する第二の算出段階とをさ
    らに備えることを特徴とする請求項16又は18に記載
    の半導体デバイス試験方法。
  20. 【請求項20】 充電された前記第一又は第二のコンデ
    ンサの電圧を測定する測定段階と、 前記測定段階において測定された前記第一又は第二のコ
    ンデンサの電圧が所定の基準電圧に達しない場合に前記
    第一及び第二のコンデンサを他のコンデンサに交換する
    段階とをさらに備えることを特徴とする請求項16又は
    18に記載の半導体デバイス試験方法。
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