JP2000346297A - ガスメータ用配管部材 - Google Patents

ガスメータ用配管部材

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JP2000346297A
JP2000346297A JP11163565A JP16356599A JP2000346297A JP 2000346297 A JP2000346297 A JP 2000346297A JP 11163565 A JP11163565 A JP 11163565A JP 16356599 A JP16356599 A JP 16356599A JP 2000346297 A JP2000346297 A JP 2000346297A
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L1/00Laying or reclaiming pipes; Repairing or joining pipes on or under water

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pipeline Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【技術課題】 ガスメータ用配管部材において、部品点
数を少なくしてコストの低減と取り付け手数及び時間の
減縮を図る。 【解決手段】 ガスメータ用配管部材1は、立ち上げら
れたガス供給管に対する入側接続口4を下向きに形成
し、この入側接続口4から流入したガスが上昇したあと
正面側に向かって流れ、更に左方に折れてガス栓5内を
経由して鉛直方向に流れてガスメータ19の入側口金20に
対する接続口6に到るガス流入通路3を形成して成る入側
配管部材2と、ガスメータ19の出側口金20aに対する接続
口9を下向きに形成し、この接続口9から流入したガスが
上昇したあと、右方向に折れてガス導管接続口10に到る
ガス流出通路8を形成すると共に左方に向けて突出させ
て連結桿11を形成し、この連結桿11を前記入側配管部材
2の右側に形成した連結穴12内に嵌合させて入側配管部
材2と一体化される出側配管部材7とから成る。これをガ
スメータ19の入側口金20と出側口金20aに取り付けたあ
と、取付金具21を用いてパイプシャフト内に固定した支
持バー25に取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、狭い空間にガス配
管、水道配管、電力ケーブル管等が収められている集合
住宅のパイプシャフト内にガスメータを取り付ける際に
特に便利なガスメータ用配管部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パイプシャフト内においてガスメータが
占有できる面積や位置には制約が非常に多く、またガス
メータは基本的には正面を向くように取り付けておくこ
とが必要である。
【0003】このような観点から、パイプシャフト内に
おいてガスメータの取り付けが出来るように工夫した支
持金具の提案がある。例えば、本件出願人は、パイプシ
ャフト内において取付金具を用いて左右あるいは向きを
位置調整自在に形成したガスメータ支持金具を特許第2
927353号として登録を受けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公知例に
おいては、金具類の部品点数が多いことから、コストが
高くつき、取付工数も増して工事に時間がかかるという
問題もある。
【0005】本発明は斯る点に鑑みて提案されるもので
あって、その第1の目的は、狭い面積内においてガスメ
ータの取付を行うことができるガスメータ用配管部材を
提供することである。更に、第2の目的は、部品点数を
少なくしてコストの低減と取り付け手数及び時間の減縮
を図るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明においては、ガスメータ用配
管部材において、立ち上げられたガス供給管に対する入
側接続口を下向きに形成し、この入側接続口から流入し
たガスが上昇したあと正面側に向かって流れ、更に左方
に折れてガス栓内を経由して鉛直方向に流れてガスメー
タの入側口金接続口に到るガス流入通路を形成して成る
入側配管部材と、前記ガスメータの出側口金接続口を下
向きに形成し、この出側口金接続口から流入したガスが
上昇したあと、右方向に折れてガス導管接続口に到るガ
ス流出通路を形成すると共に左方に向けて連結桿を突出
させ、この連結桿を前記入側配管部材の右側に形成した
連結穴内に嵌合させて入側配管部材と一体化される出側
配管部材と、から成ることを特徴とするものである。
【0007】更に、請求項2に記載の発明においては、
請求項1に記載の発明において、入側配管部材と出側配
管部材の上面にねじ孔を形成し、このねじ孔を利用して
入側配管部材と出側配管部材上に固定金具を取り付ける
と共に、この固定金具を利用してガスメータ用配管部材
をガスメータの支持金具に取り付けることが出来るよう
に構成したことを特徴とするものである。
【0008】更に、請求項3に記載の発明においては、
請求項1又は2に記載の発明において、入側配管部材の
ガス栓の開閉ハンドルは正面側に向けて取り付けられ、
出側配管部材のガス流出通路から正面側に向けて試験口
が形成されていると共にガス導管接続口は上下方向に分
岐して形成されていることを特徴とするものである。
【0009】更に、請求項4に記載の発明においては、
請求項1又は2又は3に記載の発明において、ガスメー
タの入側と出側口金が下部に設けられている場合の配管
部材として、入側配管部材の入側接続口及び出側配管部
材の出側接続口が上向きに形成されていることを特徴と
するものである。
【0010】
【作用】入側配管部材と出側配管部材は、あらかじめ連
結穴内に連結桿を嵌合することにより一体化し、これに
ガスメータの入側口金と出側口金を夫々接続する。又、
ガスメータ配管部材の上部には取付金具をビス止めし、
この取付金具をパイプシャフト内に水平に固定された支
持バー(C型チャンネル)に取り付けて固定することに
より、ガスメータの位置を定める。
【0011】なお、必要な場合には、ガスの入側配管と
やはり前記支持バーと同じようにパイプシャフト内に横
架した支持バーに固定することにより、安定を図るよう
にする。
【0012】
【実施例】図1〜図4に基づいて本発明に係るガスメー
タ用配管部材の実施例を詳述する。符号の1は配管部材
であって、この配管部材1は、立ち上げられたガス供給
管に対する入側接続口4を下向きに形成し、この入側接
続口4から流入したガスが上昇したあと正面側に向かっ
て流れ、更に左方に折れてガス栓5内を経由して鉛直方
向に流れてガスメータの入側口金に対する接続口6に到
るガス流入通路3を形成して成る入側配管部材2と、ガ
スメータの出側口金に対する接続口9を下向きに形成
し、この接続口9から流入したガスが上昇したあと、右
方向に折れてガス導管接続口10に到るガス流出通路8
を形成すると共に左方に向けて突出させて連結桿11を
形成し、この連結桿11を前記入側配管部材2の右側に
形成した連結穴12内に嵌合させて入側配管部材2と一
体化される出側配管部材7とから成る。
【0013】又、入側配管部材2の接続口4にはガスメ
ータ側の入側口金に形成したねじに螺合する入側ユニオ
ン13が取り付けられていると共に、出側配管部材7の
接続口9にはガスメータ側の出側口金に形成したねじに
螺合する出側ユニオン13aが取り付けられている。
又、入側配管部材2のガス栓5は、正面側に向けて開閉
用のハンドル5aが取り付けられていて、このガス栓5
の入口5bは、入側配管部材2に対してニップル14を
用いて接合されている。
【0014】又、前記入側配管部材2の上面と出側配管
部材7の上面には、ねじ孔15,15aが形成されてい
る。又、出側配管部材7において、出側ガス流出通路8
においてその一部には、正面側に向けて試験口(パージ
口)16が形成してあり、この試験口16にはプラグ1
7が着脱自在に取り付けられている。
【0015】又、ガス導管接続口10は上下に分岐され
ていて、このガス導管接続口10には、フレキ管を接続
金具を用いて接続するためのねじ10aが設けてある。
図中18は入側配管部材2に出側配管部材7を連結した
ときに、連結穴12内の連結桿11を固定するビスであ
る。
【0016】上記構成から成るガスメータ用配管部材1
の使用例を図4〜図10に基づいて説明する。先ず、図
4、図5はパイプシャフト内の設置例であって、ガスメ
ータ19の入側口金20に配管部材1の入側ユニオン1
3を接続し、出側口金20aの出側ユニオン13aを接
続することによって、配管部材1をガスメータ19上に
取り付ける。
【0017】更に、配管部材1の上部にねじ孔15,1
5aを利用してL型の取付金具21を取り付けたのち、
配管部材1の入側接続口4に入側立ち上り管22を接続
し、その上で前記取付金具21をパイプシャフト内にお
いて両端を留め金具24により固定した水平状の支持バ
ー(C型チャンネル)25に当て板26とボルト27を
用いて固定し、最後に立ち上り管22を前記支持バー2
5と同じようにパイプシャフト内において両端を留め金
具29により固定された水平状の支持バー(C型チャン
ネル)28にバンド30を用いて固定する。図中31は
ガス供給フレキ管、32,32aは前記配管部材1側の
ガス導管接続口10に対して上下方向に延長するように
して金具33により接続されたガス器具に到るフレキ管
である。
【0018】図6はパイプシャフトではなく、地中から
立ち上げたガス供給管としての鋼管35上に配管部材1
を接続し、これにガスメータ19を取り付けた例であっ
て、この取り付け例は、パイプシャフトではなく、屋外
取付の例である。この使用例からも判るように、本発明
に係る配管部材1はパイプシャフト内での使用に主眼を
置いているが、それ以外に使用しても良い。図6におい
て、36は鋼管35を建物の壁にビス34により固定し
ているバンド金具である。
【0019】図7は二世帯住宅など一戸に複数のガスメ
ータが必要な場合の設置例であって、取り付け方法は上
記図4〜図6と同じであるが、下部のガス供給立ち上げ
管22に分岐管37を取り付けてこれから分岐フレキ管
38を上方に延長して接続金具39、エルボ管40によ
り上部のガス供給立ち上り管22に結んだ例である。
【0020】図8はガスメータ19を並列させて取り付
けた例であって、取り付け方法等は図7の場合と同じで
ある。
【0021】図9、図10はガスメータ19の入側口金
20と出側口金20aとが下付けの例であって、この下
付けの場合には、配管部材1において、入側接続口4及
び接続口9が上向きに形成形成されたものを使用する。
この配管部材1の実施例は請求項4に対応する。
【0022】
【発明の効果】本発明に係るガスメータ用配管部材は以
上のように、入側のガス配管がガスメータの背後の中央
に来るように構成したことにより、配管スペースを横方
向(巾方向)において減少させることができる。又、配
管部材は、入側と出側に分岐し、連結穴と連結桿を用い
て一体化するように構成したことにより、この連結部を
微量回転させたり引き離したりすることにより、位置の
微調整ができる。又、本発明は、入側配管部材とガス栓
をニップルを用いて接続したことにより、この部分でガ
スメータ側の入側口金と位置合わせを行うことが可能で
ある。又、本発明の配管部材は、入側と出側に分れ、更
にガス栓(元栓)及び試験口も一体化されているため、
部品点数が少なくなり、コストの低減と取り付け手数及
び時間を削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る配管部材の平面図。
【図2】本発明に係る配管部材の正面図。
【図3】A−A′線断面図。
【図4】本発明に係る配管部材を用いてガスメータをパ
イプシャフト内に取り付けた例の正面図。
【図5】本発明に係る配管部材を用いてガスメータをパ
イプシャフト内に取り付けた例の側面図。
【図6】地上に立ち上げた入側ガス配管(鋼管)にガス
メータを取り付けた例の説明図。
【図7】二世帯住宅用にガスメータを上下に取り付けた
例の説明図。
【図8】二世帯住宅用にガスメータを並列に取り付けた
例の説明図。
【図9】ガスの入側と出側口金が下部に設けられている
ガスメータの取り付け例の正面図。
【図10】ガスの入側と出側口金が下部に設けられてい
るガスメータの取り付け例の側面図。
【符号の説明】
1 配管部材 2 入側配管部材 5 ガス栓 7 出側配管部材 9 接続口 10 ガス導管接続口 19 ガスメータ 20 入側口金 20a 出側口金 25,28 支持バー
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年5月29日(2000.5.2
9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 ガスメータ用配管部材
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、狭い空間にガス配
管、水道配管、電力ケーブル管等が収められている集合
住宅のパイプシャフト内にガスメータを取り付ける際に
特に便利なガスメータ用配管部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パイプシャフト内においてガスメータが
占有できる面積や位置には制約が非常に多く、またガス
メータは基本的には正面を向くように取り付けておくこ
とが必要である。
【0003】このような観点から、パイプシャフト内に
おいてガスメータの取り付けが出来るように工夫した支
持金具の提案がある。例えば、本件出願人は、パイプシ
ャフト内において取付金具を用いて左右あるいは向きを
位置調整自在に形成したガスメータ支持金具を特許第2
927353号として登録を受けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公知例に
おいては、金具類の部品点数が多いことから、コストが
高くつき、取付工数も増して工事に時間がかかるという
問題もある。
【0005】本発明は斯る点に鑑みて提案されるもので
あって、その第1の目的は、狭い面積内においてガスメ
ータの取付を行うことができるガスメータ用配管部材を
提供することである。更に、第2の目的は、部品点数を
少なくしてコストの低減と取り付け手数及び時間の減縮
を図るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明においては、ガスメータ用配
管部材において、垂直方向に向けて立ち上げられたガス
供給管の上端に対して接続される入側接続口を下端に形
成し、この入側接続口から垂直方向に向けて垂直ガス流
入路を形成し、更にこの垂直ガス流入路の上端を正面方
向に90°折り曲げて水平ガス流入路を形成すると共に
更にこの水平ガス流入路の先端を正面側からみて左方向
に90°折り曲げて水平な左向きガス流入路を形成し、
この左向きガス流入路の先端にガス栓取付口を形成し、
更に前記左向きガス流入路と反対方向であって、前記水
平ガス流入路の右側に出側配管部材取付口を形成して成
る入側配管部材と、前記ガス栓取付口から流入したガス
が鉛直方向に折れて流れ、この鉛直方向に向いたガス流
路の下端にガスメータの入側口金が接続される入側ユニ
オンナットが取り付けられているガス栓と、前記出側配
管部材接続口に対して取り付けられていて下端にガスメ
ータの出側口金が接続される出側ユニオンナットが取り
付けられていると共にこの出側ユニオンナットから流入
したガスが垂直方向に上昇した後、上端で右方向に90
°水平方向に折り曲った後、ガス導管接続口に至るガス
流出路が形成されていると共に、前記出側ユニオンナッ
トから上昇したガスが右方向に90°折れる部分の正面
側に向けて、プラグで閉塞されている試験口が設けられ
ている出側配管部材と、から成ることを特徴とするもの
である。
【0007】更に、請求項2に記載の発明においては、
請求項1に記載の発明において、入側配管部材と出側配
管部材の上面にねじ孔を形成し、このねじ孔を利用して
入側配管部材と出側配管部材上に固定金具を取り付ける
と共に、この固定金具を利用してガスメータ用配管部材
をガスメータの支持金具に取り付けることが出来るよう
に構成したことを特徴とするものである。
【0008】更に、請求項3に記載の発明においては、
請求項1又は2に記載の発明において、入側配管部材の
ガス栓の開閉ハンドルは正面側に向けて取り付けられ、
出側配管部材のガス流出通路から正面側に向けて試験口
が形成されていると共にガス導管接続口は上下方向に分
岐して形成されていることを特徴とするものである。
【0009】更に、請求項4に記載の発明においては、
請求項1又は2又は3に記載の発明において、ガスメー
タの入側と出側口金が下部に設けられている場合の配管
部材として、入側配管部材の入側接続口及び出側配管部
材の出側接続口が上向きに形成されていることを特徴と
するものである。
【0010】
【作用】入側配管部材内に流入したガスは、入側ガス流
入路を経由してガス栓内を通り、入側ユニオンナットか
らガスメータの入側口金を経由してガスメータ内に入
る。計量されたガスは、出側ユニオンナットを経由して
出側配管部材内に入り、ガス導管接続口からガス器具等
に至る。又、ガスメータ配管部材の上部には取付金具を
ビス止めし、この取付金具をパイプシャフト内に水平に
固定された支持バー(C型チャンネル)に取り付けて固
定することにより、ガスメータの取付位置を定める。
【0011】なお、必要な場合には、ガスの入側配管
前記支持バーと同じようにパイプシャフト内に横架した
支持バーに固定することにより、安定を図るようにす
る。
【0012】
【実施例】図1〜図4に基づいて本発明に係るガスメー
タ用配管部材の実施例を詳述する。符号の1は配管部材
であって、この配管部材1は、立ち上げられたガス供給
管に対する入側接続口4を下向きに形成し、この入側接
続口4から流入したガスが上昇したあと正面側に向かっ
て流れ、更に左方に折れてガス栓5内を経由して鉛直方
向に流れてガスメータの入側口金に対する接続口6に到
るガス流入路3を形成して成る入側配管部材2と、ガス
メータの出側口金に対する接続口9を下向きに形成し、
この接続口9から流入したガスが上昇したあと、右方向
に折れてガス導管接続口10に到るガス流出路8を形成
すると共に左方に向けて突出させて連結桿11を形成
し、この連結桿11を前記入側配管部材2の右側に形成
した出側配管部材取付口12内に嵌合させて入側配管部
材2と一体化される出側配管部材7とから成る。
【0013】又、入側配管部材2の接続口4にはガスメ
ータ側の入側口金に形成したねじに螺合する入側ユニオ
ナット13が取り付けられていると共に、出側配管部
材7の接続口9にはガスメータ側の出側口金に形成した
ねじに螺合する出側ユニオンナット13aが取り付けら
れている。又、入側配管部材2のガス栓5は、正面側に
向けて開閉用のハンドル5aが取り付けられていて、こ
のガス栓5の入口5bは、入側配管部材2に対してニッ
プル14を用いて接合されている。
【0014】又、前記入側配管部材2の上面と出側配管
部材7の上面には、ねじ孔15,15aが形成されてい
る。又、出側配管部材7において、出側ガス流出通路8
においてその一部には、正面側に向けて試験口(パージ
口)16が形成してあり、この試験口16にはプラグ1
7が着脱自在に取り付けられている。
【0015】又、ガス導管接続口10は上下に分岐され
ていて、このガス導管接続口10には、フレキ管を接続
金具を用いて接続するためのねじ10aが設けてある。
図中18は入側配管部材2に出側配管部材7を連結した
ときに、取付口12内に嵌合した連結桿11を固定して
るビスである。
【0016】上記構成から成るガスメータ用配管部材1
の使用例を図4〜図10に基づいて説明する。先ず、図
4、図5はパイプシャフト内の設置例であって、ガスメ
ータ19の入側口金20に配管部材1の入側ユニオン
ット13を接続し、出側口金20aの出側ユニオンナッ
13aを接続することによって、配管部材1をガスメ
ータ19上に取り付ける。
【0017】更に、配管部材1の上部にねじ孔15,1
5aを利用してL型の取付金具21を取り付けたのち、
配管部材1の入側接続口4に入側立ち上り管22を接続
し、その上で前記取付金具21をパイプシャフト内にお
いて両端を留め金具24により固定した水平状の支持バ
ー(C型チャンネル)25に当て板26とボルト27を
用いて固定し、最後に立ち上り管22を前記支持バー2
5と同じようにパイプシャフト内において両端を留め金
具29により固定された水平状の支持バー(C型チャン
ネル)28にバンド30を用いて固定する。図中31は
ガス供給フレキ管、32,32aは前記配管部材1側の
ガス導管接続口10に対して上下方向に延長するように
して金具33により接続されたガス器具に到るフレキ管
である。
【0018】図6はパイプシャフトではなく、地中から
立ち上げたガス供給管としての鋼管35上に配管部材1
を接続し、これにガスメータ19を取り付けた例であっ
て、この取り付け例は、パイプシャフトではなく、屋外
取付の例である。この使用例からも判るように、本発明
に係る配管部材1はパイプシャフト内での使用に主眼を
置いているが、それ以外に使用しても良い。図6におい
て、36は鋼管35を建物の壁にビス34により固定し
ているバンド金具である。
【0019】図7は二世帯住宅など一戸に複数のガスメ
ータが必要な場合の設置例であって、取り付け方法は上
記図4〜図6と同じであるが、下部のガス供給立ち上げ
管22に分岐管37を取り付けてこれから分岐フレキ管
38を上方に延長して接続金具39、エルボ管40によ
り上部のガス供給立ち上り管22に結んだ例である。
【0020】図8はガスメータ19を並列させて取り付
けた例であって、取り付け方法等は図7の場合と同じで
ある。
【0021】図9、図10はガスメータ19の入側口金
20と出側口金20aとが下付けの例であって、この下
付けの場合には、配管部材1において、入側接続口4及
び接続口9が上向きに形成形成されたものを使用する。
この配管部材1の実施例は請求項4に対応する。
【0022】
【発明の効果】本発明に係るガスメータ用配管部材は以
上のように、入側のガス配管がガスメータの背後の中央
に来るように構成したことにより、配管スペースを横方
向(巾方向)において減少させることができる。又、配
管部材は、入側と出側に分岐し、連結穴と連結桿を用い
て一体化するように構成したことにより、この連結部を
微量回転させたり引き離したりすることにより、位置の
微調整ができる。又、本発明は、入側配管部材とガス栓
をニップルを用いて接続したことにより、この部分でガ
スメータ側の入側口金と位置合わせを行うことが可能で
ある。又、本発明の配管部材は、入側と出側に分れ、更
にガス栓(元栓)及び試験口も一体化されているため、
部品点数が少なくなり、コストの低減と取り付け手数及
び時間を削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る配管部材の平面図。
【図2】本発明に係る配管部材の正面図。
【図3】A−A′線断面図。
【図4】本発明に係る配管部材を用いてガスメータをパ
イプシャフト内に取り付けた例の正面図。
【図5】本発明に係る配管部材を用いてガスメータをパ
イプシャフト内に取り付けた例の側面図。
【図6】地上に立ち上げた入側ガス配管(鋼管)にガス
メータを取り付けた例の説明図。
【図7】二世帯住宅用にガスメータを上下に取り付けた
例の説明図。
【図8】二世帯住宅用にガスメータを並列に取り付けた
例の説明図。
【図9】ガスの入側と出側口金が下部に設けられている
ガスメータの取り付け例の正面図。
【図10】ガスの入側と出側口金が下部に設けられてい
るガスメータの取り付け例の側面図。
【符号の説明】 1 配管部材 2 入側配管部材 5 ガス栓 7 出側配管部材 9 接続口 10 ガス導管接続口 19 ガスメータ 20 入側口金 20a 出側口金 25,28 支持バー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 立ち上げられたガス供給管に対する入側
    接続口を下向きに形成し、この入側接続口から流入した
    ガスが上昇したあと正面側に向かって流れ、更に左方に
    折れてガス栓内を経由して鉛直方向に流れてガスメータ
    の入側口金接続口に到るガス流入通路を形成して成る入
    側配管部材と、 前記ガスメータの出側口金接続口を下向きに形成し、こ
    の出側口金接続口から流入したガスが上昇したあと、右
    方向に折れてガス導管接続口に到るガス流出通路を形成
    すると共に左方に向けて連結桿を突出させ、この連結桿
    を前記入側配管部材の右側に形成した連結穴内に嵌合さ
    せて入側配管部材と一体化される出側配管部材と、 から成るガスメータ用配管部材。
  2. 【請求項2】 入側配管部材と出側配管部材の上面にね
    じ孔を形成し、このねじ孔を利用して入側配管部材と出
    側配管部材上に固定金具を取り付けると共に、この固定
    金具を利用してガスメータ用配管部材をガスメータの支
    持金具に取り付けることが出来るように構成して成る請
    求項1記載のガスメータ用配管部材。
  3. 【請求項3】 入側配管部材のガス栓の開閉ハンドルは
    正面側に向けて取り付けられ、出側配管部材のガス流出
    通路から正面側に向けて試験口が形成されていると共に
    ガス導管接続口は上下方向に分岐して形成されているこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載のガスメータ用配管
    部材。
  4. 【請求項4】 ガスメータの入側と出側口金が下部に設
    けられている場合の配管部材として、入側配管部材の入
    側接続口及び出側配管部材の出側接続口が上向きに形成
    されていることを特徴とする請求項1又は2又は3記載
    のガスメータ用配管部材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014001586A (ja) * 2012-06-20 2014-01-09 Asahi Kasei Homes Co 二世帯住宅のリフォーム方法

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