JP2000346192A - 電気車両の変速制御装置 - Google Patents

電気車両の変速制御装置

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JP2000346192A
JP2000346192A JP11156980A JP15698099A JP2000346192A JP 2000346192 A JP2000346192 A JP 2000346192A JP 11156980 A JP11156980 A JP 11156980A JP 15698099 A JP15698099 A JP 15698099A JP 2000346192 A JP2000346192 A JP 2000346192A
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gear
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rotation speed
target
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JP11156980A
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Shinji Fujiwara
慎二 藤原
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Mitsubishi Electric Corp
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  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 目標モータ回転数を道路の状態に対して適正
に設定することにより、走行路の状態の如何を問わず的
確に変速動作を実行する。 【解決手段】 変速比の異なる2つ以上のギヤ比と中立
位置とを有する変速機2と、この変速機2と差動歯車3
とを介して車輪4を駆動するモータ1と、変速制御行程
を判定してモータ1の制御手段にモータのトルク制御を
実行させると共に、変速機2にギヤ切換指令を出力する
制御行程判定手段14と、車速からモータの目標回転数
を演算する目標モータ回転数演算手段13と、車速の変
化率とギヤ切換指令からギヤ結合までの時間遅れとから
目標モータ回転数演算手段13の出力を補正する目標モ
ータ回転数補正手段18と、変速機2のギヤ比を変える
とき、目標モータ回転数補正手段18により補正された
目標モータ回転数に合致させるようにモータ1の回転数
を制御するモータ制御手段9とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、モータにより車
輪を駆動する電気車両の変速機構の制御装置に関し、特
に、ギヤ比を変えるとき、走行により車輪に駆動される
ギヤとモータに駆動されるギヤとの回転同期を得るため
のものである。
【0002】
【従来の技術】図4ないし図8は、従来の電気車両の変
速制御装置を説明するためのもので、図4は電気車両の
構成例を示す説明図、図5は電気車両の制御装置のブロ
ック図、図6は制御装置の動作を説明するフローチャー
ト、図7および図8は制御装置の動作を説明するタイム
チャートである。図4において、1は車両の動力源であ
るモータ、2は高速ギヤ比Hと低速ギヤ比Lと中立位置
Ntとのギヤ位置を有し、モータ1の回転をギヤ比を変
えて変速し伝達すると共に、ギヤ位置をギヤ位置信号G
として出力する変速装置、3は変速装置2の回転出力を
車輪4に伝達する差動歯車、5はモータ1の回転数を検
出し、回転信号PGを出力する回転センサ、6は車速を
検出して車速信号Pを出力する車速センサ、7は、ドラ
イバーのアクセル操作に基づく走行トルク指令と、シフ
ト操作に基づくギヤ位置指令と、変速装置2のギヤ位置
信号Gと、回転センサ5の回転信号PGと、車速センサ
6の車速信号Pとを入力して演算し、ギヤ切換手段8と
モータ制御手段9とにギヤ切換指令Gmとトルク指令値
Tとを出力する制御装置である。
【0003】制御装置7の構成は図5のブロック図に示
す通りである。10はシフト指令演算手段であり、ドラ
イバーのアクセル操作に基づく走行トルク指令とシフト
操作に基づくギヤ位置指令とが入力され、ドライバーの
指定するギヤ位置に、または、車速と走行トルク指令と
による適正なギヤ位置を演算してシフト指令SFTを出
力する。車速演算手段11は車速センサ6からの車速信
号Pを入力し、車速V(km/h)の値を演算して出力
する。モータ回転数演算手段12は回転センサ5からの
回転信号PGを入力し、モータ1の回転数N(rpm)
の値を演算して出力する。目標モータ回転数演算手段1
3は、シフト指令SFTと車速Vとを入力し、シフト指
令SFTに対応する変速装置2の減速比Grを演算する
と共に、予め記憶されている車輪4の半径r(m)から
車速Vに対応する目標モータ回転数Nm(rpm)を Nm=V・Gr・1000/2πr・60 として演算し出力する。
【0004】制御行程判定手段14は、シフト指令SF
Tとモータの回転数Nと目標モータ回転数Nmとを入力
し、ギヤ切換手段8にギヤ切換指令Gmを出力すると共
に、ギヤ位置切換の制御行程を判定してこの判定に基づ
きトルク指令演算手段15に行程制御信号を出力する。
この制御行程は、後述するタイムチャートにて説明する
ように、4つの行程で構成され、第一の行程でギヤを中
立位置にしてモータ1と車輪4とを切り離し、第二の行
程でモータ1につながるギヤの回転と車輪4につながる
ギヤの回転とを同期させ、第三の行程で指令されたギヤ
に切換えてモータ1と車輪4とを結合し、第四の行程で
ドライバーのアクセル操作によるトルク指令値にモータ
1の出力トルクを合致させる。トルク指令演算手段15
は、モータの回転数Nと目標モータ回転数Nmと制御行
程判定手段14の出力する行程制御信号とを入力し、制
御行程に応じて指令するトルク値を演算し、モータ制御
手段9にトルク指令値Tを出力する。
【0005】このような構成を持つ制御装置7の制御の
流れは図6のフローチャートに示す通りであり、制御の
内容は図7のタイムチャートに示す通りである。なお、
この動作例は、図4の変速装置2を操作して高速ギヤ比
Hから低速ギヤ比Lに切り換える場合を示し、また、図
7の時間軸に付与した時間t1、t2などの数字は上記
の制御行程の第一行程、第二行程などに対応させてい
る。まず、図7の時間軸t1でシフト指令演算手段10
からシフト指令SFTが出力されると、ステップ601
にて制御行程判定手段14からトルク指令演算手段15
に行程制御信号が与えられ、トルク指令演算手段15が
モータ制御手段9に対してトルク指令値T→0を出力
し、モータ1のトルクを漸減させる。モータ1のトルク
が充分低下した時点のステップ602において、制御行
程判定手段14からギヤ切換手段8にギヤ切換指令Gm
が出力され、変速装置2のギヤ位置が高速ギヤ比Hから
中立位置Ntにシフトされる。
【0006】ステップ603にてギヤ位置が中立位置N
tにあることが確認された後、図7の時間軸t2でステ
ップ604に進み、目標モータ回転数演算手段13がシ
フト指令SFTと車速Vとを入力して目標モータ回転数
Nmを演算する。ステップ605ではトルク指令演算手
段15がこの目標モータ回転数Nmの入力と行程制御信
号とによりトルク指令値Tを出力し、モータ1の回転数
Nが目標モータ回転数Nmになるように制御する。ステ
ップ606ではモータ1の回転数Nと目標モータ回転数
Nmとが比較され、その差の絶対値が所定値Aより小さ
くなったかどうかを判定し、この条件が満足されなけれ
ばステップ604に戻り、目標モータ回転数Nmを再演
算してトルク指令演算手段15がモータ制御手段9にト
ルク指令値Tを再出力する。
【0007】モータ1の回転数Nと目標モータ回転数N
mとの差が所定値Aより小さくなったと判断されると図
7の時間軸t3でステップ607に進み、ステップ60
7では行程制御信号によりトルク指令演算手段15がト
ルク指令値T→0を出力してモータ1のトルクを0にす
ると共に、ステップ608にて制御行程判定手段14が
ギヤ切換指令Gmを出力し、ギヤを低速ギヤ比Lにシフ
トする。ステップ608の前にステップ607が設置さ
れ、モータ1のトルクを0にするのはギヤ切換時の衝撃
を少なくすると共に、ギヤ切換を容易とするためであ
る。ステップ609でギヤ位置Lへの切換が完了すると
ステップ610に進み、モータ1の回転数Nと目標モー
タ回転数Nmとの比較が行われ、その差の絶対値が所定
値B以上であればステップ601に戻って再び制御を繰
り返し、NmとNとの差が所定値B以下であればステッ
プ611に進み、図7の時間軸t4にて行程制御信号に
よりトルク指令演算手段15がトルク指令値Tを出力し
てモータ1のトルクをドライバーの操作に基づくトルク
Trqに設定し、変速の制御行程を終了する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の電気車両の変速
制御装置は以上のように動作するが、車両が勾配のある
道路などを走行中においては変速動作途中の車速の変化
が定常状態とは異なるため、変速動作が円滑に進展しな
いことがあった。図8はこのような状態を示したもの
で、時間軸t1aにてシフト指令SFTが出され、時間
軸t2aにてモータ1の回転数Nが目標モータ回転数N
mになるように駆動され、時間軸t3aでギヤ位置をL
にシフトするが、図6に示したステップ608で制御行
程判定手段14がギヤ切換指令Gmを出力してからギヤ
のシフトが完了までには機械的応答遅れ時間があるた
め、勾配のある道路などではこの遅れ時間の間に車速が
定常状態とは大きく変わってしまい、モータ1の回転数
Nと目標モータ回転数Nmとの間に差が生じてステップ
610で所定値Bを満足せず、時間軸t1bにてステッ
プ601に戻って再動作を行うことになる。そして、車
速の変化が定常状態とは大きく変わっている限り再動作
も同様な結果となり、図の時間軸t1c、t1dにても
再動作が繰り返される結果、変速動作に時間がかかり、
場合によっては変速動作が終了しないこともあり得た。
【0009】この発明は、このような課題を解決するた
めになされたものであって、目標モータ回転数を道路の
状態に対して適正に設定することにより、走行路の状態
の如何を問わず的確に変速動作を実行することが可能な
電気車両の変速制御装置を得ることを目的とするもので
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる電気車
両の変速制御装置は、変速比の異なる少なくとも2つ以
上のギヤ比と中立位置とを有する変速機と、この変速機
と差動歯車とを介して車輪を駆動するモータと、変速制
御行程を判定してモータの制御手段にモータのトルク制
御を実行させると共に、変速機にギヤ切換指令を出力す
る制御行程判定手段と、車速を検出して車速からモータ
の目標回転数を演算する目標モータ回転数演算手段と、
車速の変化率とギヤ切換指令からギヤ結合までの時間遅
れとから目標モータ回転数演算手段の出力を補正する目
標モータ回転数補正手段と、変速機を操作してギヤ比を
変えるとき、目標モータ回転数補正手段により補正され
た目標モータ回転数に合致させるようにモータの回転数
を制御するモータ制御手段とを備えるようにしたもので
ある。
【0011】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1ないし図3
は、この発明の実施の形態1の電気車両の変速制御装置
を説明するためのもので、図1は制御装置の構成を示す
ブロック図、図2は制御装置の動作を説明するためのフ
ローチャート、図3は制御装置の動作を説明するための
タイムチャートであり、図中、上記の従来例と同一部分
には同一符号を付与すると共に、電気車両の構成は従来
例の図4を使用する。この発明の実施の形態1の電気車
両の変速制御装置では、制御装置21が図1に示す通
り、シフト指令演算手段10と、車速演算手段11と、
モータ回転数演算手段12と、目標モータ回転数演算手
段13と、制御行程判定手段14と、トルク指令演算手
段15と、車速変化率演算手段16と、機械的応答遅れ
設定手段17と、目標モータ回転数補正量演算手段18
と、乗算器19および加算機20とで構成されている。
【0012】このように構成されたこの発明の実施の形
態1の電気車両の変速制御装置において、シフト指令演
算手段10と、車速演算手段11と、モータ回転数演算
手段12と、目標モータ回転数演算手段13と、制御行
程判定手段14と、トルク指令演算手段15との動作は
上記従来例と同様である。車速変化率演算手段16は車
速演算手段11の出力である車速V(km/h)を入力
し、その時間当たりの変化量、つまり微分値dV/dt
を演算して出力する。機械的応答遅れ設定手段17はギ
ヤ切換指令Gmが与えれてからギヤシフトが完了するま
での時間δLを記憶あるいは演算して出力するもので、
予め測定値を記憶させたり、装置の時定数がマップや関
数で与えられ、演算して出力するように設定させたりす
るものである。
【0013】目標モータ回転数補正量演算手段18は、
車速変化率演算手段16の出力である車速の変化率dV
/dtと、機械的応答遅れ設定手段17の出力である応
答遅れ時間δLとを乗算器19で乗算した値、すなわ
ち、車速変化量δVと、シフト指令演算手段10の出力
であるシフト指令SFTとを入力し、シフト指令SFT
に対応する減速比Grを演算すると共に、予め記憶され
ている車輪4の半径r(m)から応答遅れ時間δLの間
に発生する回転数の変化量δN(rpm)、すなわち、
目標モータ回転数Nmの補正量を δN=δV・Gr・1000/2πr・60 として演算し出力する。この出力δNは加算機20で目
標モータ回転数演算手段13の出力Nmと加算され、補
正後の目標モータ回転数fNm(以下補正後の目標値と
称す)として制御行程判定手段14とトルク指令演算手
段15とに入力される。
【0014】このような構成を持つ制御装置21の制御
の流れは図2のフローチャートおよび図3のタイムチャ
ートに示す通りである。また、従来例と同様に動作例
は、図4のギヤ比が高速ギヤ比Hから低速ギヤ比Lに切
り換わる場合を示し、また、図3の時間軸に付与した時
間t1、t2などの数字は制御行程の第一行程、第二行
程などに対応させている。まず、図3の時間軸t1でシ
フト指令演算手段10からシフト指令SFTが出力され
ると、ステップ201にて制御行程判定手段14からト
ルク指令演算手段15に行程制御信号が与えられ、トル
ク指令演算手段15がモータ制御手段9にトルク指令値
T→0を出力してモータ1のトルクを漸減させ、トルク
値が充分低下した時点でステップ202に進み、制御行
程判定手段14からギヤ切換手段8にギヤ位置指令Gm
が出力され、変速装置2のギヤ位置が高速ギヤ比Hから
中立位置Ntにシフトされる。
【0015】ステップ203にてギヤ位置が中立位置N
tへのシフトが完了すると、図3の時間軸t2でステッ
プ204に進み、目標モータ回転数演算手段13がシフ
ト指令SFTと車速Vとを入力して目標モータ回転数N
mを演算すると共に、目標モータ回転数補正量演算手段
18が車速Vの時間当たりの変化量dV/dtと機械的
応答遅れ時間δLとの乗算結果である車速変化量δV
と、シフト指令SFTとを入力して目標モータ回転数補
正量δNを演算し、このNmとδNとが加算機20で加
算されて補正後の目標値fNmとして制御行程判定手段
14とトルク指令演算手段15とに入力される。ステッ
プ205ではトルク指令演算手段15がこの補正後の目
標値fNmの入力と行程制御信号とを受け、トルク指令
値Tを出力してモータ1の回転数Nが補正後の目標値f
Nmになるように制御する。
【0016】ステップ206ではモータ1の回転数Nと
ステップ204で演算された補正後の目標値fNmとの
差の絶対値|fNm−N|が所定値Aより小さくなった
かどうかを判定し、この条件が満足されなければ再度ス
テップ204に戻ってモータ1の回転数Nが補正後の目
標値fNmになるように制御を繰り返し、条件が満足さ
れておれば図3の時間軸t3でステップ207に進む。
ステップ207では行程制御信号によりトルク指令演算
手段15がトルク指令値T→0を出力してモータ1のト
ルクを0にすると共に、ステップ208で制御行程判定
手段14がギヤ切換指令Gmを出力してギヤを中立位置
Ntから低速ギヤ比Lにシフトする。
【0017】ステップ209でギヤ切換が完了し、ギヤ
変更が確認されるとステップ210に進み、モータ1の
回転数Nと補正後の目標値fNmとの比較を行い、両者
の差の絶対値が所定値B以上ならばステップ201に戻
って再制御し、所定値B未満であればステップ211に
進み、図3の時間軸t4にてトルク指令演算手段15が
行程制御信号によりモータ1のトルクをドライバーの操
作に基づくトルクTrqに設定して変速の制御行程を終
了する。なお、ここでのステップ208からステップ2
09の完了までが機械的応答遅れ時間δLに相当するも
のである。
【0018】この発明の実施の形態1の電気車両の変速
制御装置では以上のように、車速Vの時間当たりの変化
量dV/dtと機械的応答遅れ時間δLとを演算または
設定し、目標モータ回転数補正量δNを演算して目標モ
ータ回転数Nmに加算補正するようにしたので、図3の
タイムチャートに示すように、車速の変化に対する目標
モータ回転数の設定に正確さが向上し、ギヤ結合時の回
転同期が正確に得られ、ステップ210におけるfNm
とNとの差の絶対値が所定値Bより大きいことによるス
テップ201への戻りを極めて少なくすることができ
る。
【0019】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明による
電気車両の変速制御装置は、変速動作中において、道路
条件により変化する車速の変化率を検出し、変速動作の
時間遅れの間に発生する車速の変化量に相当する車輪側
のギヤの回転数変化を演算し、この回転数変化を補正量
として目標モータ回転数を補正するようにしたので、道
路条件の如何を問わず回転同期の正確さが向上し、制御
の繰り返し回数が減少して、あるいは、制御を繰り返す
ことなく短時間で変速動作の完了が可能な電気車両の変
速制御装置を得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の電気車両の変速制
御装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1の電気車両の変速制
御装置の動作を説明するフローチャートである。
【図3】 この発明の実施の形態1の電気車両の変速制
御装置の動作説明図である。
【図4】 電気車両の構成例を示す説明図である。
【図5】 従来の電気車両の変速制御装置の構成を示す
ブロック図である。
【図6】 従来の電気車両の変速制御装置の動作を説明
するフローチャートである。
【図7】 従来の電気車両の変速制御装置の動作説明図
である。
【図8】 従来の電気車両の変速制御装置の動作説明図
である。
【符号の説明】 1 モータ、2 変速装置、5 回転センサ、6 車速
センサ、8 ギヤ切換手段、9 モータ制御手段、10
シフト指令演算手段、11 車速演算手段、12 モ
ータ回転数演算手段、13 目標モータ回転数演算手
段、14 制御行程判定手段、15 トルク指令演算手
段、16 車速変化率演算手段、17 機械的応答遅れ
設定手段、18目標モータ回転数補正量演算手段、19
乗算器、20 加算機、21 制御装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D041 AA66 AB00 AC01 AC15 AC16 AD01 AD31 AD51 AE02 AE32 AE33 AF00 AF01 AF09 3G093 AA04 AA05 AA07 AB00 BA15 CB00 DB01 DB05 DB11 EB00 EB03 FA07 FA12 FB04 3J052 AA01 CA11 EA10 FB33 GC13 GC23 GC43 GC44 GC46 GC51 GC72 HA01 KA09 LA01 5H115 PG04 PU01 QN03 QN15 RB08 SE03 SE08 TB01

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変速比の異なる少なくとも2つ以上のギ
    ヤ比と中立位置とを有する変速機、この変速機と差動歯
    車とを介して車輪を駆動するモータ、変速制御行程を判
    定して前記モータの制御手段にモータのトルク制御を実
    行させると共に、前記変速機にギヤ切換指令を出力する
    制御行程判定手段、車速を検出して車速から前記モータ
    の目標回転数を演算する目標モータ回転数演算手段、車
    速の変化率とギヤ切換指令からギヤ結合までの時間遅れ
    とから前記目標モータ回転数演算手段の出力を補正する
    目標モータ回転数補正手段、前記変速機を操作してギヤ
    比を変えるとき、前記目標モータ回転数補正手段により
    補正された目標モータ回転数に合致させるように前記モ
    ータの回転数を制御するモータ制御手段を備えたことを
    特徴とする電気車両の変速制御装置。
JP11156980A 1999-06-03 1999-06-03 電気車両の変速制御装置 Pending JP2000346192A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008074186A1 (fr) * 2006-12-19 2008-06-26 Byd Company Limited Mécanisme d'entranement pour véhicule électrique et son procédé de passage de rapport
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