JP2000346040A - ケーブルの端末を固定するためのケーブル固定装置 - Google Patents

ケーブルの端末を固定するためのケーブル固定装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブラケットに対して軸方向のガタツキがな
く、且つ大きな操作力を必要とせず、簡単に取り付ける
ことのできるケーブル固定装置を提供すること。 【解決手段】 ケーブル固定装置のスペーサ手段4は、
一組のスペーサ部材5と両スペーサ部材5に弾力を付与
するスプリング6とから成り、一組のスペーサ部材5が
互いの傾斜面5aと平行に相対移動することにより、軸
方向の厚みを増減できる。スプリング6は、互いの傾斜
面5aと平行に且つスペーサ手段4の軸方向の厚みが増
大する方向へ各スペーサ部材5に対して弾力を付与して
いる。このスペーサ手段4は、ブラケット2に組み付け
られたソケット部3に対し所定の位置まで挿入した後、
スプリング6の弾力によってスペーサ手段4の軸方向の
厚みを増大させ、ブラケット2とスペーサ部材5との間
に生じる摩擦力によって固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケーブルの端末を
ブラケットに固定するためのケーブル固定装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来技術として、例えば図6に示すケー
ブル固定装置が公知である。このケーブル固定装置は、
ケーブル100の端末に取り付けられたソケット110
をブラケット120に固定するもので、図6に示すよう
に、ブラケット120にはソケット110の端部が挿通
できる大きさの丸孔121が形成され、ソケット110
にはブラケット120に当接する段差面111と、クリ
ップ130を差し込むための溝部112とが形成されて
いる。固定方法を説明すると、図7に示すように、ソケ
ット110の端部側をブラケット120の丸孔121に
挿通してソケット110の段差面111をブラケット1
20に当接させ、ソケット110の溝部112にクリッ
プ130を差し込み、そのクリップ130の弾力によっ
てソケット110をブラケット120に固定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のケー
ブル固定装置は、クリップ130の弾力によって各部材
間(ブラケット120とソケット110との間、ブラケ
ット120とクリップ130との間、クリップ130と
ソケット110との間)に摩擦力を発生させ、その摩擦
力によりクリップ130の脱落を防止してソケット11
0をブラケット120に固定している。従って、ブラケ
ット120及びソケット110に対してクリップ130
が容易に脱落できない程度に大きな摩擦力を発生させる
必要があるため、クリップ130には或る程度の厚みと
剛性を持たせてある。このため、クリップ130をソケ
ット110の溝部112に差し込む際には、ハンマー等
でクリップ130を打ち込む必要があり、手作業により
クリップ130を簡単に取り付けることができないた
め、作業性が悪いという問題があった。本発明は、上記
事情に基づいて成されたもので、その目的は、ブラケッ
トに対して軸方向のガタツキがなく、且つ大きな操作力
を必要とせず、簡単に取り付けることができるケーブル
固定装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】(請求項1の手段)ブラ
ケットとの間にくさび状の空間を形成し、このくさび状
の空間に弾性体の弾力を利用してスペーサ部材が押し込
まれている。この場合、くさび状の空間にスペーサ部材
が押し込まれることにより、ブラケットに対するケーブ
ル固定装置の軸方向のガタツキを無くすことができる。
また、くさび状の空間へスペーサ部材を押し込む力が小
さくても、くさび効果によってスペーサ部材とブラケッ
トとの間に生じる摩擦力を大きくできるので、スペーサ
部材をハンマー等で打ち込む必要はなく、弾性体(例え
ばスプリング、ゴム、板ばね等)の弾力を利用して簡単
に取り付けることが可能である。
【0005】(請求項2の手段)請求項1に記載したケ
ーブル固定装置において、ケーブルの端末に固定され、
軸方向に所定の間隔を隔てて対向する係止面と傾斜面を
有するソケット部と、ブラケットに係止面を当接させた
状態で、ブラケットと傾斜面との間に生じるくさび状の
空間に挿入されるスペーサ部材と、このスペーサ部材を
くさび状の空間に押し込む弾力を発生する弾性体とを備
え、ブラケットにソケット部の係止面を当接させた状態
で、ブラケットと傾斜面との間に生じるくさび状の空間
にスペーサ部材が挿入され、弾性体によりスペーサ部材
が傾斜面に沿ってくさび状の空間へ押し込まれ、スペー
サ部材と係止面との間にブラケットを挟持している。こ
の構成により、請求項1の手段に記載した作用及び効果
が得られる。
【0006】(請求項3の手段)ケーブルの端末をブラ
ケットに固定するためのケーブル固定装置であって、ケ
ーブルの端末に固定され、ブラケットと軸方向に対向す
る保持面を形成するソケット部と、互いの傾斜面と平行
に相対移動することで軸方向の厚みを調節できる一組の
スペーサ部材、及び軸方向の厚みが増大する方向へ一組
のスペーサ部材に対して弾力を付与する弾性体を備えた
スペーサ手段とを有し、ソケット部の保持面とブラケッ
トとの間に形成される空間にスペーサ手段が挿入されて
いる。
【0007】この場合、ソケット部の保持面とブラケッ
トとの間に形成される空間にスペーサ手段が挿入され、
そのスペーサ手段の軸方向の厚みが増大することによ
り、ブラケットに対するケーブル固定装置の軸方向のガ
タツキを無くすことができる。また、弾性体の弾力に抗
してスペーサ手段の厚みを縮小した状態でソケット部の
保持面とブラケットとの間に形成される空間にスペーサ
手段を挿入できるので、スペーサ手段をハンマー等で打
ち込む必要はなく、スペーサ手段の取り付けを小さな力
で容易に行うことができる。
【0008】(請求項4の手段)請求項3に記載したケ
ーブル固定装置において、ソケット部は、保持面と軸方
向に所定の間隔を隔てて対向する係止面を有し、ブラケ
ットにソケット部の係止面を当接させた状態で、ブラケ
ットとソケット部の保持面との間に生じる空間にスペー
サ手段が挿入され、このスペーサ手段とソケット部の係
止面との間にブラケットを挟持している。この構成によ
り、請求項3の手段に記載した作用及び効果が得られ
る。
【0009】(請求項5の手段)請求項2〜4に記載し
たケーブル固定装置において、傾斜面は、ケーブルの操
作方向に対して80度以上の傾斜角度を有している。こ
の場合、ケーブルを操作する力が傾斜面と平行に働く分
力を小さくできるので、ケーブルを操作した時に弾性体
の弾力に抗してスペーサ部材が脱落することを防止でき
る。従って、弾性体には、ケーブルの操作力より大きな
荷重(弾力)を与える必要はなく、ケーブルの操作力に
対してブラケットとスペーサ部材との間に摩擦力を付与
できる程度の荷重が得られれば良い。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。 (第1実施例)図1はケーブル固定装置の取付工程を示
す工程図である。本実施例のケーブル1は、例えば車両
用のシフトコントロールケーブル、スロットルケーブ
ル、足踏み式パーキングブレーキ用ケーブル等に用いら
れるもので、アウタケーブル1aとインナケーブル1b
を有している。
【0011】アウタケーブル1aは、例えば樹脂製で筒
状に設けられ、両端部が下述のケーブル固定装置を介し
てそれぞれ車両のブラケット2(図2参照)に固定され
る。インナケーブル1bは、アウタケーブル1aの内周
に摺動自在に挿通され、一端が駆動手段(例えばプッシ
ュロッド、プッシュボタン、レバー等)に連結され、他
端が従動手段(例えばリンクレバー、カムレバー等)に
連結されて、駆動手段の操作力を従動手段に伝達する。
ブラケット2は、例えば略一定の厚みを有する鉄板から
成り、ケーブル固定装置を組み付けるための開口部2a
を有している(図2参照)。
【0012】ケーブル固定装置は、図2に示すように、
アウタケーブル1aの端部に取り付けられるソケット部
3と、このソケット部3をブラケット2に固定するため
のスペーサ手段4とを備える。ソケット部3は、内部を
ケーブル1が挿通する円筒体に設けられ、この円筒体の
外周にフランジ部3A、小径円筒部3B、大径円筒部3
Cを有している。フランジ部3Aは、ソケット部3の軸
方向一端側に設けられ、フランジ部3Aの内側端面(小
径円筒部3B側の端面)がブラケット2に係止する係止
面3aとなっている。小径円筒部3Bは、フランジ部3
Aと大径円筒部3Cとの間に設けられ、フランジ部3A
及び大径円筒部3Cより外径が小さく、軸方向にブラケ
ット2とスペーサ手段4を挿入できるだけの長さを有し
ている。大径円筒部3Cは、アウタケーブル1aの取付
け部を構成するとともに、大径円筒部3Cの内側端面
(小径円筒部3B側の端面)がブラケット2との間にス
ペーサ手段4を保持する保持面3b(図1参照)となっ
ている。
【0013】スペーサ手段4は、一組のスペーサ部材5
と両スペーサ部材5に弾力を付与するスプリング6(図
1参照)とから成る。一組のスペーサ部材5は、その平
面形状が略同形状(略コの字形)に設けられ、図1に示
すように、それぞれ厚み方向の一端側の面(以下傾斜面
5aと呼ぶ)が他端側の面(以下背面5bと呼ぶ)に対
し所定の角度(例えば5度)傾斜して設けられ、その傾
斜面5aを向かい合わせて、互いの傾斜面5aと平行に
相対移動できるように組み合わされている。従って、こ
の一組のスペーサ部材5は互いの傾斜面5aと平行に相
対移動することにより、軸方向の厚み(互いの背面5b
間の距離)を増減できる。スプリング6は、図1に示す
ように、両スペーサ部材5の間に配されて、互いの傾斜
面5aと平行に、且つスペーサ手段4の軸方向の厚みが
増大する方向へ各スペーサ部材5に対して弾力を付与し
ている。
【0014】次に、ケーブル固定装置をブラケット2に
固定する方法について、図1を参照しながら説明する。
先ず、図1(a)に示すように、ブラケット2の開口部
2aにソケット部3の小径円筒部3Bを挿入し、ソケッ
ト部3の係止面3aをブラケット2に当接させる。続い
て、図1(b)に示すように、ブラケット2とソケット
部3の保持面3bとの間に生じる空間にスペーサ手段4
を挿入する。この時、スペーサ手段4は、スプリング6
を押し縮めて両スペーサ部材5を相対移動させ、軸方向
の厚みがブラケット2とソケット部3の保持面3bとの
間隔より若干小さくなるように保持しながら前記空間に
挿入される。
【0015】ソケット部3に対しスペーサ手段4を所定
の位置まで挿入した後、図1(c)に示すように、スプ
リング6の弾力によってスペーサ手段4の軸方向の厚み
を増大させ、ブラケット2とスペーサ部材5との間に生
じる摩擦力によってスペーサ手段4を固定する。なお、
アウタケーブル1aは、ケーブル固定装置をブラケット
2に固定する前に予めソケット部3に取り付けても良い
し、ケーブル固定装置をブラケット2に固定してからソ
ケット部3に取り付けても良い。
【0016】(第1実施例の効果)本実施例では、ブラ
ケット2とソケット部3の保持面3bとの間に形成され
る空間にスペーサ手段4を挿入した後、一組のスペーサ
部材5の相対移動によってスペーサ手段4の軸方向の厚
みを増大させることにより、ブラケット2に対するケー
ブル固定装置の軸方向のガタツキを無くすことができ
る。また、スペーサ手段4は、一組のスペーサ部材5の
傾斜面5aが背面5bに対して5度程度、つまりケーブ
ル1の操作方向に対して85度の傾斜角度を有してい
る。この場合、ケーブル1を操作する力が傾斜面5aと
平行に働く分力を小さくできるので、ケーブル1を操作
した時にスプリング6の弾力に抗してスペーサ部材5が
移動することを防止できる。
【0017】従って、スペーサ手段4に使用されるスプ
リング6は、ケーブル1の操作力(例えば10〜20kg
f )より大きな荷重(弾力)を有する必要はなく、スペ
ーサ手段4とブラケット2との隙間を埋めるために一組
のスペーサ部材5を傾斜面5aと平行に相対移動させる
ことができる程度の荷重(例えば2kgf 程度)を有して
いれば良い。これにより、スペーサ手段4をブラケット
2とソケット部3の保持面3bとの間に形成される空間
に挿入する際には、容易にスプリング6の弾力に抗して
スペーサ手段4の厚みを縮小した状態を保つことができ
るので、スペーサ手段4をハンマー等で打ち込む必要は
なく、作業者が手作業でスペーサ手段4を上記の空間に
挿入することができる。
【0018】また、スペーサ手段4は、一組のスペーサ
部材5に対し軸方向の厚みが増大する方向にスプリング
6の弾力が常時付与されているので、樹脂製品であるス
ペーサ部材5がクーリプ現象を生じる場合でも、ブラケ
ット2とスペーサ部材5との間に隙間が生じることはな
く、ブラケット2に対するガタツキを自動的に吸収でき
る。
【0019】(第2実施例)本実施例のケーブル固定装
置は、図3に示すように、ソケット部3に対するブラケ
ット2とスペーサ手段4との配置を第1実施例と逆にし
たものである。従って、ソケット部3は、大径円筒部3
Cの内側端面がブラケット2に係止する係止面3aであ
り、フランジ部3Aの内側端面がブラケット2との間に
スペーサ手段4を保持する保持面3bとなる。本実施例
の場合でも、第1実施例と同様の固定方法でケーブル固
定装置をブラケット2に固定することができ、且つ第1
実施例と同様の作用及び効果を得ることができる。
【0020】(第3実施例)本実施例は、スペーサ手段
4の何方か一方のスペーサ部材5Aをソケット部3と一
体に設けた場合の一例を示す。一方のスペーサ部材5A
をソケット部3と一体化したものを図4に示す。また、
他方のスペーサ部材5Bの形状を図5に示す。本実施例
のケーブル固定装置は、ソケット部3のフランジ部3A
の内側端面にブラケット2を当てた状態で、そのブラケ
ット2と一方のスペーサ部材5Aとの間に形成されるく
さび状の空間に他方のスペーサ部材5Bを挿入し、一方
のスペーサ部材5Aと他方のスペーサ部材5Bとの間に
配置したスプリング(図示しない)により他方のスペー
サ部材5Bをくさび状の空間に押し込む構成である。こ
れにより第1実施例と同様の作用及び効果を得ることが
できる。
【0021】また、他方のスペーサ部材5Bをソケット
部3のフランジ部3Aに隣接してソケット部3と一体に
設けても良い(図示しない)。この場合、ソケット部3
の大径円筒部3Cの内側端面にブラケット2を当てた状
態で、そのブラケット2と他方のスペーサ部材5Bとの
間に形成されるくさび状の空間に一方のスペーサ部材5
Aを挿入し、一方のスペーサ部材5Aと他方のスペーサ
部材5Bとの間に配置したスプリング(図示しない)に
より一方のスペーサ部材5Aをくさび状の空間に押し込
むことで、上記の場合と同様の作用及び効果を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ケーブル固定装置の取付工程を示す工程図であ
る。
【図2】ケーブル固定装置とブラケットの斜視図であ
る。
【図3】ケーブル固定装置をブラケットに固定した状態
を示す図面である。
【図4】一方のスペーサ部材を一体化したソケット部の
形状を示す図面である。
【図5】他方のスペーサ部材の形状を示す図面である。
【図6】従来のケーブル固定方法を示す斜視図である。
【図7】従来のケーブル固定装置をブラケットに固定し
た状態を示す図面である。
【符号の説明】
1 ケーブル 2 ブラケット 3 ソケット部 3a 係止面 3b 保持面 4 スペーサ手段 5 スペーサ部材 5a 傾斜面 6 スプリング(弾性体)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーブルの端末をブラケットに固定するた
    めのケーブル固定装置であって、 前記ブラケットとの間にくさび状の空間を形成し、この
    くさび状の空間に弾性体の弾力を利用してスペーサ部材
    が押し込まれていることを特徴とするケーブル固定装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載したケーブル固定装置にお
    いて、 前記ケーブルの端末に固定され、軸方向に所定の間隔を
    隔てて対向する係止面と傾斜面を有するソケット部と、 前記ブラケットに前記係止面を当接させた状態で、前記
    ブラケットと前記傾斜面との間に生じるくさび状の空間
    に挿入される前記スペーサ部材と、 このスペーサ部材を前記くさび状の空間に押し込む弾力
    を発生する弾性体とを備え、 前記ブラケットに前記ソケット部の係止面を当接させた
    状態で、前記ブラケットと前記傾斜面との間に生じる前
    記くさび状の空間に前記スペーサ部材が挿入され、前記
    弾性体により前記スペーサ部材が前記傾斜面に沿って前
    記くさび状の空間へ押し込まれ、前記スペーサ部材と前
    記係止面との間に前記ブラケットを挟持していることを
    特徴とするケーブル固定装置。
  3. 【請求項3】ケーブルの端末をブラケットに固定するた
    めのケーブル固定装置であって、 前記ケーブルの端末に固定され、前記ブラケットと軸方
    向に対向する保持面を形成するソケット部と、 互いの傾斜面と平行に相対移動することで軸方向の厚み
    を調節できる一組のスペーサ部材、及び前記軸方向の厚
    みが増大する方向へ前記一組のスペーサ部材に対して弾
    力を付与する弾性体を備えたスペーサ手段とを有し、 前記ソケット部の保持面と前記ブラケットとの間に形成
    される空間に前記スペーサ手段が挿入されていることを
    特徴とするケーブル固定装置。
  4. 【請求項4】請求項3に記載したケーブル固定装置にお
    いて、 前記ソケット部は、前記保持面と軸方向に所定の間隔を
    隔てて対向する係止面を有し、 前記ブラケットに前記ソケット部の係止面を当接させた
    状態で、前記ブラケットと前記ソケット部の保持面との
    間に生じる空間に前記スペーサ手段が挿入され、このス
    ペーサ手段と前記ソケット部の係止面との間に前記ブラ
    ケットを挟持していることを特徴とするケーブル固定装
    置。
  5. 【請求項5】請求項2〜4に記載したケーブル固定装置
    において、 前記傾斜面は、前記ケーブルの操作方向に対して80度
    以上の傾斜角度を有していることを特徴とするケーブル
    固定装置。
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