JP2000345663A - 防水構造及びその施工方法 - Google Patents

防水構造及びその施工方法

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JP2000345663A
JP2000345663A JP11158045A JP15804599A JP2000345663A JP 2000345663 A JP2000345663 A JP 2000345663A JP 11158045 A JP11158045 A JP 11158045A JP 15804599 A JP15804599 A JP 15804599A JP 2000345663 A JP2000345663 A JP 2000345663A
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waterproof sheet
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fixing plate
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Kenji Yamazaki
健二 山崎
Sadao Inoue
貞夫 井上
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Bando Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水の進入を防止でき、下地と防水シートとの
固定が堅固であり、しかも施工コストが安い防水構造及
びその施工方法を提供することをその目的とするもので
ある。 【解決手段】 下地2と、下地2の上面を覆うように敷
設されるエラストマー材料製の防水シート6と、防水シ
ート6と下地2との間に局所的に配設されるエラストマ
ー材料製の接合シート26と、接合シート26と防水シ
ート6との間に配設されて接合シート26の上面の一部
を覆い、且つ下地2に固定されることによって接合シー
ト26を固定する固定板22とを備えており、接合シー
ト26の上面のうち固定板22に覆われていない部分が
防水シート6の下面と接合されている防水構造である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリート下地
等の防水構造及びその施工方法に関するものであり、よ
り詳細には下地の上面がゴム、合成樹脂等の防水シート
によって覆われて構成された防水構造及びその施工方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ビルディングの屋上のコンクリート下地
には、雨水の浸入を防止する目的で、下地の上面にゴ
ム、合成樹脂等のエラストマー材料からなる防水シート
が敷設されることがある。防水シートは風によって捲れ
上がったり、その上をメンテナンスの作業者が歩行して
シワが発生したりするのを防止するため、下地に固定さ
れる必要がある。固定に際し、下地と防水シートとが全
面的に接合されることもあるが、局所的に接合される簡
便な方法が採用されることも多い。特に下地が濡れてい
る場合、局所的な接合方法であれば下地の乾燥等の前処
理も局所のみで足りるので、施工労力が軽減される。図
5及び図6に、従来の一般的な防水構造を示す。
【0003】図5は、防水シート50が局所的に下地5
2に固定された従来の防水構造が示された断面図であ
る。この防水構造では、コンクリートの下地52上にポ
リ塩化ビニル等のエラストマー材料からなる防水シート
50が敷設されている。防水シート50の上面には、円
盤形であって金属製の固定板54が所定間隔で多数個配
設されている。なお、図5では1つの固定板54のみが
示されている。防水シート50は、固定板54及び防水
シート50を貫通して下地に至るボルト56によって、
下地52に固定されている。防水シート50のうち固定
板54が配設されていない部分は、単に下地52上に載
置されているのみで、下地52と固定されてはいない。
すなわち、防水シート50と下地52との固定は局所的
である。ボルト56の貫通によって、防水シート50に
は貫通孔58が形成されている。防水シート50の上方
には固定板54を含む部分に、ポリ塩化ビニル等のエラ
ストマー材料からなるキャップ60が配設されている。
キャップ60の下面が防水シート50の上面と接合され
て接合部62が形成されており、これにより水が防水シ
ート50の下方へ進入するのが防止される。
【0004】図6に示される、防水シート50自体が貫
通孔を有さない防水構造も知られている。この防水構造
では、コンクリートの下地52上にポリ塩化ビニル等の
エラストマー材料からなる防水シート50が敷設されて
いる。下地52の上面には、円盤形の固定板64が所定
間隔で多数個配設されている。なお、図6では1つの固
定板64のみが示されている。この固定板64は、固定
板64を貫通して下地52に至るボルト58によって下
地に固定されている。固定板64は金属板66と被覆層
68とからなっており、この被覆層68はポリ塩化ビニ
ル等のエラストマー材料で構成されている。被覆層68
はあらかじめ(例えば工場段階で)溶融エラストマー材
料に金属板66を浸漬する等の手段により、金属板66
に接合されている。被覆層68の上面と防水シート50
の下面とは、熱融着又は溶着によって接合されている。
熱融着の場合は、防水シート50の敷設に際して、被覆
層68の上面とこの被覆層68に接する防水シート50
の下面とを同時に加熱溶融させた後圧着し、温度低下と
ともに固化することによって接合が達成される。溶着の
場合は、防水シート50敷設に際して、防水シート50
の下面及び被覆層68の上面に溶着剤を塗布し、溶融さ
せた後圧着し、溶着剤の揮発とともに固化することによ
って接合が達成される。このようにして防水シート50
は、被覆層68及び金属板66を介して下地52と局所
的に固定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の防水構造に
あっては以下に示す問題がある。すなわち、 (1)図5の防水構造では、ボルト56を打ち込む際の
粉塵が防水シート50の上面に飛散して接合部62に介
在し、キャップ60と防水シート50との接着強度を低
下させてしまうことがある。接合を確実とするには粉塵
の除去作業が必要であり、手間がかかる。またこの防水
構造では、キャップ60がその厚み分だけ防水シート5
0から突出しているので、屋上でメンテナンス作業を行
う作業者が躓いてしまうことがある。また、キャップ6
0の存在は外観的にも好ましいものではない。さらに、
防水シート50は貫通孔58を有しているので、何らか
の要因でキャップ60の下面と防水シート50の上面と
が剥離を起こすと、剥離部分から水がキャップ60の下
方に進入し、さらに貫通孔58を通じて防水シート50
の下側に進入してしまうという問題がある。
【0006】(2)図6の防水構造には以下の問題があ
る。この防水構造において固定板64は、被覆層68の
エラストマー材料と金属板66の金属材料という、いわ
ば異質な物質同士が接合されたものである。従って両者
の接着強度が不十分となりやすい。このため、被覆層6
8が金属板66から剥離して、防水シート50が下地5
2に固定されなくなってしまうことがある。特に近年、
環境保護の観点より防水シート50及び被覆層68の材
質がポリ塩化ビニルからポリオレフィン系エラストマー
へと置き換わりつつあり、このポリオレフィン系エラス
トマーは金属と接着しにくいものであることから、被覆
層68の剥離の問題が顕在化しつつある。さらに、被覆
層68の上面と防水シート50の下面とが熱融着される
場合は、加熱によって被覆層68と金属板66との界面
状態が変化してしまうことがある。このため、被覆層6
8と金属板66との接着強度にばらつきが生じやすく、
被覆層68の金属板66からの剥離が特に生じやすくな
ってしまうという問題がある。しかも、この防水構造の
固定板64は前述のようにあらかじめ金属板66に被覆
層68が接合されたものであるため高価である。従っ
て、この固定板64が用いられた防水構造の施工コスト
が上昇してしまうという問題もある。
【0007】本発明はこれらの問題に鑑みてなされたも
のであり、水の進入を防止でき、下地と防水シートとの
固定が堅固であり、しかも施工コストが安い防水構造及
びその施工方法を提供することをその目的とするもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めになされた発明は、(A)下地と、(B)この下地の
上面を覆うように敷設されるエラストマー材料製の防水
シートと、(C)この防水シートと下地との間に局所的
に配設されるエラストマー材料製の接合シートと、
(D)この接合シートと防水シートとの間に配設されて
接合シートの上面の一部を覆い、且つ下地に固定される
ことによって接合シートを固定する固定板とを備えてお
り、接合シートの上面のうち固定板に覆われていない部
分が防水シートの下面と接合されている防水構造、であ
る(請求項1)。
【0009】また、上記の問題を解決するためになされ
た発明は、下地の上面に局所的にエラストマー材料製の
接合シートを配設する工程、この接合シートの上面に接
合シートの一部を覆う固定板を配設する工程、接合シー
ト及び固定板を貫通して下地に至る固定部材にて接合シ
ート及び固定板を下地に固定する工程、防水シートを下
地上に敷設する工程並びに接合シートの上面のうち固定
板に覆われていない部分を防水シートの下面と接合する
工程を含む防水構造の施工方法、である(請求項5)。
【0010】本発明によれば、防水シートが貫通孔を有
する必要がないので、貫通孔を通じた水の進入が防止さ
れる。また、防水シートは接合シートと接合されること
によって下地と局所的に固定され、この防水シートと接
合シートとは共にエラストマー材料製であるので、異質
な物質同士の接合箇所がなく、両者の接着強度が大き
い。従って、防水シートの下地との固定が堅固となる。
さらに、この防水構造では固定板は例えば金属材料単体
で構成され得るので、前述の従来の防水構造のような金
属板にあらかじめ被覆層が形成された固定板は必要な
く、施工コストが低減される。
【0011】本発明において、防水シートの主要ポリマ
ーと接合シートの主要ポリマーとが同種類であれば、防
水シートと接合シートとの接着強度がさらに高まる(請
求項2)。ここで、「防水シートの主要ポリマーと接合
シートの主要ポリマーとが同種類」とは、例えば防水シ
ートの主要ポリマーと接合シートの主要ポリマーとが共
にポリ塩化ビニルであったり、共にポリプロピレンであ
ったり、共に天然ゴムである場合を意味する。ポリマー
には通常分子量分布、軟化点等が相違する種々のグレー
ドが存在するが、このグレードが異なる場合であって
も、本発明では「同種類」と称される。もちろん、グレ
ードまで完全に同一のポリマーで防水シートと接合シー
トとが形成されるのがより好ましい。
【0012】本発明において、防水シート及び接合シー
トの主要ポリマーがポリオレフィン系エラストマーであ
れば、両者が同種類の材料であるため接着強度が高くな
るとともに、防水シートが引き剥がされて焼却処分され
る場合でも、ダイオキシン等の有害物質が発生しないの
で好ましい(請求項3)。本発明の防水構造では金属材
料とエラストマー材料とが接合される箇所がないので、
金属材料との接合が困難なポリオレフィン系エラストマ
ーが使用されても不都合は生じない。
【0013】また本発明において、上記固定板及び接合
シートを円盤状に形成し、固定板の直径を20〜100
mm、接合シートの直径を固定板の直径より10〜10
0mm大きくするとよい(請求項4)。このように、固
定板及び接合シートを角部がない円盤状にすることで、
防水シートに対して局部的な応力が作用することを低減
でき、防水シートの耐久性を向上できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施形態を詳説する。
【0015】図1は本発明の一実施形態にかかる防水構
造の一部が示された平面図であり、図2は図1のII−II
線に沿った断面図である。
【0016】この防水構造では、コンクリート等の下地
2の上に第一防水シート4、第二防水シート6及び第三
防水シート8が敷設されている。第一防水シート4の上
面の左端4L近傍には、押さえ板10が載置されてい
る。固定部材12が、押さえ板10及び第一防水シート
4の左端4L近傍を貫通して下地2に至っており、この
押さえ板10及び固定部材12によって第一防水シート
4の左端4L近傍が下地2に固定されている。同様に、
第二防水シート6の左端6L近傍も、下地2に固定され
ている。第二防水シート6の右端6R近傍は第一防水シ
ート4の左端4L近傍に重なっており、その右端6R直
近の下面は、第一防水シート4の上面と接合されて接合
部14を形成している。接合は、熱融着又は溶着によっ
て行われている。この接合によって、第一防水シート4
と第二防水シート6との重なり部分16の水密が達成さ
れている。同様に、第二防水シート6と第三防水シート
8との重なり部分16の水密も達成されている。
【0017】第二防水シート6の幅方向(図1における
左右方向)中央には、後述する固定箇所18(図1では
3カ所が示されている)が、第二防水シート6の長手方
向に所定間隔で形成されている。この固定箇所18によ
って、第二防水シート6が局所的に下地2に固定されて
いる。図示されていないが、第一防水シート4及び第二
防水シート6も、第一防水シート4と同様、固定箇所1
8によって局所的に下地2に固定されている。この防水
構造では3枚の防水シート4、6、8が敷設されている
が、用いられる防水シート4、6、8の枚数は、防水シ
ート4、6、8の幅や下地2の面積に応じて増減され得
る。単一の防水シート4、6、8が用いられる場合は、
重なり部分16は生じず、また、押さえ板10も省かれ
る。
【0018】図3は、図1の防水構造の固定箇所18近
傍が示された部分切り欠き平面図であり、図4はその分
解断面図である。この固定箇所18は、下地2、第二防
水シート6(以下、単に「防水シート6」ともいう)、
接合シート20、固定板22及び固定部材12から構成
されている。下地2には穴24が穿設されている。固定
板22及び接合シート20を貫通して穴24に挿入され
る固定部材12によって、接合シート20が下地2に固
定されている。接合シート20の上面のうち固定板22
と重なっていない部分(図3において両矢印Wで示され
る幅を有する環状部分)が防水シート6の下面と接合さ
れて接合部26(図2参照)が形成されており、これに
よって防水シート6が下地2に局所的に固定されてい
る。
【0019】防水シート6は、ゴム、合成樹脂等のエラ
ストマー材料から形成されている。ゴムとしては、それ
は天然ゴムであっても各種合成ゴムであってもよい。合
成樹脂としては熱可塑性エラストマーが好ましく、例え
ばポリプロピレンやポリエチレンなどのポリオレフィン
系、塩化ビニル系、ポリエステル系、ポリアミド系、ポ
リウレタン系等が挙げられる。特に、使用後の焼却処分
によってもダイオキシン等の有害物質が発生しないポリ
オレフィン系エラストマーが好適である。なお熱可塑性
エラストマーが用いられる場合は、熱融着によって防水
シート6が接合シート20に接合することが好ましい。
また、防水シート6は、強度を大きく、寸法変化を小さ
くするため、補強芯材を埋設又は片面に積層させて用い
られることが多く、その補強芯材としてはガラス繊維又
はアラミド繊維からなる帆布又は網状体が好ましい。
【0020】防水シート6の厚みは特には限定されない
が、通常は1.0mm以上3.0mm以下とされてい
る。防水シート6の全体形状は幅1.2m程度の長尺状
であり、通常は製造工場で巻き取られて施工現場に運搬
され、ここで所定寸法に裁断されて下地2上に敷設され
る。なお、上述の防水シート6に関する説明は防水シー
トを代表して記載したものであり、防水シート4及び8
も同様である。
【0021】固定板22は円盤形のものであり、その直
径は20mm以上100mm以下とされている。固定板
22の中央には固定部材12が貫通するための貫通孔3
0が形成されており、また、固定部材12のフランジ部
32と嵌合する凹部34が形成されている。固定板22
は、金属等の硬質材料から形成されている。
【0022】接合シート20も円盤形に形成され、その
直径は固定板22の直径より10mm以上100mm以
下大きくされている。このため、固定板22と接合シー
ト20とが重ね合わされても、接合シート20の上面の
一部は固定板22に覆われていない。この固定板22に
覆われていない部分が、前述のように防水シート6と接
合される。また接合シート20の中央には、固定部材1
2が貫通するための貫通孔が形成されている。
【0023】接合シート20の厚みは、1.0mm以上
3.0mm以下が好ましい。厚みが上記範囲未満である
と、防水シート6との接着強度が不十分となってしまう
ことがある。逆に、厚みが上記範囲を超えると、固定箇
所18の盛り上がりが大きくなってしまうことがある。
接合シート20は、ゴム、合成樹脂等のエラストマー材
料から形成されている。すなわち、防水シート6と接合
シート20との接合部26はエラストマー材料同士の接
合によって形成されており、接着強度が大きい。接着強
度の観点から、接合シート20のエラストマー材料が防
水シート6のエラストマー材料と同種類であるのがより
好ましい。
【0024】固定部材12は、ネジ36とこのネジ36
の先端に装着されたプラグ38とから構成されている。
プラグ38には外向きかつ上方へ傾斜するストッパー4
0が形成されており、このストッパー40が穴24の内
周壁に係合することによって固定部材12の脱落が防止
される。
【0025】次に、図3及び図4を参照しつつ、本発明
の防水構造の施工方法を説明する。まず、下地2に穴2
4を穿設する。次に、貫通孔28が穴24の真上となる
ように接合シート20を下地2上に配設し、貫通孔30
が穴24の真上となるように固定板22を接合シート2
0上に配設する。次に、固定部材12を穴24に挿入
し、接合シート20及び固定板22を下地2に固定す
る。その後、防水シート6を下地2上に敷設し、上方か
ら加熱することによって防水シート6と接合シート20
とを熱融着させる。こうして固定箇所18が形成され、
この固定箇所18によって防水シート6が局所的に下地
2に固定される。防水シート6には貫通孔が形成されて
いないので、防水シート6の水密が維持される。なお、
熱融着ではなく溶着によって、接合部26を形成しても
よい。
【0026】なお、本発明の防水構造は上記実施形態に
限定されるものではなく、例えば接合シート20の形状
は矩形等であってもかまわない。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の防水構造
は水の進入を防止することができ、また、下地と防水シ
ートとの固定を堅固とすることができる。また、本発明
の施工方法は、防水構造の施工コストを低減することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る防水構造の一部が示
された平面図である。
【図2】図1のII−II線に沿った断面図である。
【図3】図1の防水構造の固定箇所近傍が示された部分
切り欠き平面図である。
【図4】図1の防水構造の固定箇所近傍が示された分解
断面図である。
【図5】従来の防水構造が示された断面図である。
【図6】従来の他の防水構造が示された断面図である。
【符号の説明】
2・・・下地 4・・・第一防水シート 6・・・第二防水シート(防水シート) 8・・・第三防水シート 10・・・押さえ板 12・・・固定部材 14・・・接合部 16・・・重なり部分 18・・・固定箇所 20・・・接合シート 22・・・固定板 24・・・穴 26・・・接合部 28・・・貫通孔 30・・・貫通孔 32・・・フランジ部 34・・・凹部 36・・・ネジ 38・・・プラグ 40・・・ストッパー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)下地と、(B)この下地の上面を
    覆うように敷設されるエラストマー材料製の防水シート
    と、(C)この防水シートと下地との間に局所的に配設
    されるエラストマー材料製の接合シートと、(D)この
    接合シートと防水シートとの間に配設されて接合シート
    の上面の一部を覆い、且つ下地に固定されることによっ
    て接合シートを固定する固定板とを備えており、接合シ
    ートの上面のうち固定板に覆われていない部分が防水シ
    ートの下面と接合されている防水構造。
  2. 【請求項2】 上記防水シートの主要ポリマーと接合シ
    ートの主要ポリマーとが同種類である請求項1に記載の
    防水構造。
  3. 【請求項3】 上記防水シート及び接合シートの主要ポ
    リマーがポリオレフィン系エラストマーである請求項2
    に記載の防水構造。
  4. 【請求項4】 上記固定板及び接合シートが円盤状であ
    り、固定板の直径が20〜100mmで、接合シートの
    直径が固定板の直径より10〜100mm大きい請求項
    1、請求項2又は請求項3に記載の防水構造。
  5. 【請求項5】 下地の上面に局所的にエラストマー材料
    製の接合シートを配設する工程、この接合シートの上面
    に接合シートの一部を覆う固定板を配設する工程、接合
    シート及び固定板を貫通して下地に至る固定部材にて接
    合シート及び固定板を下地に固定する工程、防水シート
    を下地上に敷設する工程並びに接合シートの上面のうち
    固定板に覆われていない部分を防水シートの下面と接合
    する工程を含む防水構造の施工方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014208949A (ja) * 2013-04-16 2014-11-06 トヨタホーム株式会社 防水シートの敷設構造及び防水シートの敷設方法
JP2015113638A (ja) * 2013-12-12 2015-06-22 ロンシール工業株式会社 防水シートの固定構造

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