JP2000344859A - 導電性ペースト - Google Patents
導電性ペーストInfo
- Publication number
- JP2000344859A JP2000344859A JP11159026A JP15902699A JP2000344859A JP 2000344859 A JP2000344859 A JP 2000344859A JP 11159026 A JP11159026 A JP 11159026A JP 15902699 A JP15902699 A JP 15902699A JP 2000344859 A JP2000344859 A JP 2000344859A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- epoxy resin
- conductive
- glycidylamine
- conductive paste
- paste
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L24/00—Arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies; Methods or apparatus related thereto
- H01L24/01—Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
- H01L24/26—Layer connectors, e.g. plate connectors, solder or adhesive layers; Manufacturing methods related thereto
- H01L24/28—Structure, shape, material or disposition of the layer connectors prior to the connecting process
- H01L24/29—Structure, shape, material or disposition of the layer connectors prior to the connecting process of an individual layer connector
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2924/00—Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
- H01L2924/10—Details of semiconductor or other solid state devices to be connected
- H01L2924/102—Material of the semiconductor or solid state bodies
- H01L2924/1025—Semiconducting materials
- H01L2924/10251—Elemental semiconductors, i.e. Group IV
- H01L2924/10253—Silicon [Si]
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2924/00—Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
- H01L2924/15—Details of package parts other than the semiconductor or other solid state devices to be connected
- H01L2924/181—Encapsulation
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Epoxy Resins (AREA)
- Die Bonding (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 半導体装置の信頼性向上に寄与できる、高接
着強度をもち恒温恒湿条件での放置に耐える信頼性の高
い導電性ペーストを提供しようとするものである。 【解決手段】 (A)(a)グリシジルオキシ基を含む
グリシジルアミン型エポキシ樹脂を単独、又は上記
(a)のグリシジルアミン型エポキシ樹脂と(b)ビス
フェノールFグリシジルエーテルなどの他種類のエポキ
シ樹脂との混合物、(B)触媒としてイミダゾールおよ
び(C)銀粉末など導電性粉末を必須成分としてなるこ
とを特徴とする導電性ペーストである。
着強度をもち恒温恒湿条件での放置に耐える信頼性の高
い導電性ペーストを提供しようとするものである。 【解決手段】 (A)(a)グリシジルオキシ基を含む
グリシジルアミン型エポキシ樹脂を単独、又は上記
(a)のグリシジルアミン型エポキシ樹脂と(b)ビス
フェノールFグリシジルエーテルなどの他種類のエポキ
シ樹脂との混合物、(B)触媒としてイミダゾールおよ
び(C)銀粉末など導電性粉末を必須成分としてなるこ
とを特徴とする導電性ペーストである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置組立て
におけるチップマウントや各種電子部品類の接着等に使
用され、高接着力を有する導電性ペーストに関する。
におけるチップマウントや各種電子部品類の接着等に使
用され、高接着力を有する導電性ペーストに関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置において、金属薄板(リード
フレーム)や樹脂基板等の上の所定の部分に、IC、L
SI等の半導体チップを搭載する工程は、素子の長期信
頼性に影響を与える重要な工程の一つである。従来から
この搭載方法として、低融点の合金(半田)を用いてろ
う付けする方法、樹脂ペーストを使用する方法等があ
る。
フレーム)や樹脂基板等の上の所定の部分に、IC、L
SI等の半導体チップを搭載する工程は、素子の長期信
頼性に影響を与える重要な工程の一つである。従来から
この搭載方法として、低融点の合金(半田)を用いてろ
う付けする方法、樹脂ペーストを使用する方法等があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、半田を使用す
る方法は、一部実用化されているが、半田や半田ボール
が飛散して電極等に付着し、腐食断線の原因となる可能
性が指摘されている。
る方法は、一部実用化されているが、半田や半田ボール
が飛散して電極等に付着し、腐食断線の原因となる可能
性が指摘されている。
【0004】また、従来の樹脂ペーストを使用した場合
には、素子の長期信頼性に欠陥があり、その要因とし
て、半導体チップ近傍を発生源とするモールド樹脂の剥
離やクラックが問題となっている。これらは、チップ搭
載に使用した導電性ペーストのチップもしくは基板から
の剥離がきっかけとなってできると考えられる。
には、素子の長期信頼性に欠陥があり、その要因とし
て、半導体チップ近傍を発生源とするモールド樹脂の剥
離やクラックが問題となっている。これらは、チップ搭
載に使用した導電性ペーストのチップもしくは基板から
の剥離がきっかけとなってできると考えられる。
【0005】本発明の目的は、上記の事情に鑑みてなさ
れたもので、半導体装置の信頼性向上に寄与できる、高
接着強度をもち恒温恒湿条件での放置に耐える信頼性の
高い導電性ペーストを提供しようとするものである。
れたもので、半導体装置の信頼性向上に寄与できる、高
接着強度をもち恒温恒湿条件での放置に耐える信頼性の
高い導電性ペーストを提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の目的
を達成しようと鋭意研究を重ねた結果、グリシジルアミ
ン型エポキシ樹脂単独、あるいは該型エポキシ樹脂と他
種類のエポキシ樹脂とを所定量配合することによって、
上記高接着強度、高信頼性の目的が達成できることを見
いだし、本発明を完成したものである。
を達成しようと鋭意研究を重ねた結果、グリシジルアミ
ン型エポキシ樹脂単独、あるいは該型エポキシ樹脂と他
種類のエポキシ樹脂とを所定量配合することによって、
上記高接着強度、高信頼性の目的が達成できることを見
いだし、本発明を完成したものである。
【0007】即ち、本発明は、 (A)(a)次の一般式で示されるグリシジルアミン型
エポキシ樹脂を単独、又は上記(a)のグリシジルアミ
ン型エポキシ樹脂と(b)他種類のエポキシ樹脂との混
合物、
エポキシ樹脂を単独、又は上記(a)のグリシジルアミ
ン型エポキシ樹脂と(b)他種類のエポキシ樹脂との混
合物、
【化2】 (但し、式中、Rはメチル基または水素原子を、nは0
〜5の整数を、それぞれ表す) (B)触媒としてイミダゾールおよび (C)導電性粉末を必須成分としてなることを特徴とす
る導電性ペーストである。
〜5の整数を、それぞれ表す) (B)触媒としてイミダゾールおよび (C)導電性粉末を必須成分としてなることを特徴とす
る導電性ペーストである。
【0008】以下、本発明を詳細に説明する。
【0009】本発明に用いる(A)樹脂成分は化2で示
される(a)グリシジルアミン型エポキシ樹脂単独、ま
たは(a)グリシジルアミン型エポキシ樹脂と(b)他
種類のエポキシ樹脂との混合物である。
される(a)グリシジルアミン型エポキシ樹脂単独、ま
たは(a)グリシジルアミン型エポキシ樹脂と(b)他
種類のエポキシ樹脂との混合物である。
【0010】化2で示される(a)グリシジルアミン型
エポキシ樹脂としては、エピコート630(油化シェル
エポキシ社製、商品名)などが挙げられる。また、
(b)他種類のエポキシ樹脂としては、1分子中に2個
以上のエポキシ基を有するものであれば特に制限はな
く、具体的には例えば、ビスフェノールAグリシジルエ
ーテル型、ビスフェノールFグリシジルエーテル型、フ
ェノールノボラック型エポキシ樹脂、脂環式エポキシ樹
脂、グリシジルエステル型エポキシ樹脂等が挙げられ
る。
エポキシ樹脂としては、エピコート630(油化シェル
エポキシ社製、商品名)などが挙げられる。また、
(b)他種類のエポキシ樹脂としては、1分子中に2個
以上のエポキシ基を有するものであれば特に制限はな
く、具体的には例えば、ビスフェノールAグリシジルエ
ーテル型、ビスフェノールFグリシジルエーテル型、フ
ェノールノボラック型エポキシ樹脂、脂環式エポキシ樹
脂、グリシジルエステル型エポキシ樹脂等が挙げられ
る。
【0011】(A)樹脂成分を構成する(a)、(b)
成分の配合割合は、a/b=50/50〜100/0重
量部であることが望ましい。(a)のグリシジルアミン
型エポキシ樹脂が50重量部未満であると、接着力の向
上が期待できないので好ましくない。
成分の配合割合は、a/b=50/50〜100/0重
量部であることが望ましい。(a)のグリシジルアミン
型エポキシ樹脂が50重量部未満であると、接着力の向
上が期待できないので好ましくない。
【0012】本発明に用いる(B)触媒としてのイミダ
ゾールは、イミダゾール系の化合物であれば特に制限は
されない。具体的なものとして例えば、2E4MZ−C
N(四国化成工業株式会社、商品名)が挙げられる。
ゾールは、イミダゾール系の化合物であれば特に制限は
されない。具体的なものとして例えば、2E4MZ−C
N(四国化成工業株式会社、商品名)が挙げられる。
【0013】本発明に用いる導電性粉末としては、例え
ば、銀粉末、銅粉末、ニッケル粉末等の金属粉末および
カーボン等を好適に用いることができる。これらは単独
又は2種類以上混合して使用することができる。また、
導電性を有する粉末であれば、金属粉末に限定されるこ
とではなく、例えば、表面のみに金属層を備えた粉末で
もよい。また、導電性粉末の形状について特に限定する
ものではないが、その粒径については、50μm以下と
することが好ましい。導電性粉末の粒径が50μmを超
えると、導電性が不安定になる。なお、ここにおける粒
径とは、同一の体積からなる球の直径として定義してい
る。
ば、銀粉末、銅粉末、ニッケル粉末等の金属粉末および
カーボン等を好適に用いることができる。これらは単独
又は2種類以上混合して使用することができる。また、
導電性を有する粉末であれば、金属粉末に限定されるこ
とではなく、例えば、表面のみに金属層を備えた粉末で
もよい。また、導電性粉末の形状について特に限定する
ものではないが、その粒径については、50μm以下と
することが好ましい。導電性粉末の粒径が50μmを超
えると、導電性が不安定になる。なお、ここにおける粒
径とは、同一の体積からなる球の直径として定義してい
る。
【0014】導電性粉末の配合割合は、導電性ペースト
中の樹脂成分(A)および導電性粉末(C)の合計量を
100重量部とした場合、(A)/(C)=40/60
〜5/95(重量部)の範囲とすることが望ましい。
(C)の導電性粉末の割合が60重量部未満である場合
には十分な導電性を得ることが困難になり、95重量部
を超えた場合には作業性や密着性が低下するので好まし
くない。
中の樹脂成分(A)および導電性粉末(C)の合計量を
100重量部とした場合、(A)/(C)=40/60
〜5/95(重量部)の範囲とすることが望ましい。
(C)の導電性粉末の割合が60重量部未満である場合
には十分な導電性を得ることが困難になり、95重量部
を超えた場合には作業性や密着性が低下するので好まし
くない。
【0015】また、本発明において、例えば導電性ペー
ストの粘度を調整するための溶剤、エポキシ基の開環重
合に対する反応性を備えた希釈剤、消泡剤、カップリン
グ剤およびその他の各種の添加剤を必要に応じて配合す
ることができる。
ストの粘度を調整するための溶剤、エポキシ基の開環重
合に対する反応性を備えた希釈剤、消泡剤、カップリン
グ剤およびその他の各種の添加剤を必要に応じて配合す
ることができる。
【0016】溶剤としては、酢酸セロソルブ、エチルセ
ロソルブ、ブチルセロソルブ、ブチルセロソルブアセテ
ート、ブチルカルビトールアセテート、ジエチレングリ
コールジメチルエーテル、ジアセトンアルコール、N−
メチルピロリドン、ジメチルホルムアミド、γ−ブチル
ラクトン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジドン等
を挙げることができ、これらは単独もしくは2種以上混
合して使用することができる。
ロソルブ、ブチルセロソルブ、ブチルセロソルブアセテ
ート、ブチルカルビトールアセテート、ジエチレングリ
コールジメチルエーテル、ジアセトンアルコール、N−
メチルピロリドン、ジメチルホルムアミド、γ−ブチル
ラクトン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジドン等
を挙げることができ、これらは単独もしくは2種以上混
合して使用することができる。
【0017】さらに希釈剤としては、n−ブチルグリシ
ジルエーテル、アリルグリシジルエーテル、2−エチル
ヘキシルグリシジルエーテル、スチレンオキサイド、フ
ェニルグリシジルエーテル、クレジルグリシジルエーテ
ル、p−sec−ブチルフェニルグリシジルエーテル、
グリシジルメタクリレート、t−ブチルフェニルグリシ
ジルエーテル、ジグリシジルエーテル、(ポリ)エチレ
ングリコールジグリシジルエーテル、(ポリ)プロピレ
ングリコールジグリシジルエーテル、ブタンジオールジ
グリシジルエーテル、トリメチロールプロパントリグリ
シジルエーテル、1,6−ヘキサンジオールジグリシジ
ルエーテル等を挙げることができ、これらは単独もしく
は2種以上混合して使用することができる。
ジルエーテル、アリルグリシジルエーテル、2−エチル
ヘキシルグリシジルエーテル、スチレンオキサイド、フ
ェニルグリシジルエーテル、クレジルグリシジルエーテ
ル、p−sec−ブチルフェニルグリシジルエーテル、
グリシジルメタクリレート、t−ブチルフェニルグリシ
ジルエーテル、ジグリシジルエーテル、(ポリ)エチレ
ングリコールジグリシジルエーテル、(ポリ)プロピレ
ングリコールジグリシジルエーテル、ブタンジオールジ
グリシジルエーテル、トリメチロールプロパントリグリ
シジルエーテル、1,6−ヘキサンジオールジグリシジ
ルエーテル等を挙げることができ、これらは単独もしく
は2種以上混合して使用することができる。
【0018】さらに、カップリング剤としては、例え
ば、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシランやγ
−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン等を挙げ
ることができる。
ば、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシランやγ
−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン等を挙げ
ることができる。
【0019】本発明に係わる導電性ペーストは、上記し
た各成分を十分混合した後、さらに、ディスパース、ニ
ーダー又は3本ロールミル等により混練処理を行い、そ
の後減圧脱泡することにより容易に得ることかできる。
こうして得られた導電性ペーストは、半導体装置の製造
や各種電子部品類等の接着に好適に用いることができ
る。例えば、半導体装置の製造に用いる場合には、導電
性ペーストをシリンジ等に充填した後、ディスペンサを
用いて金属薄板や樹脂基板上に吐出し、導電性ペースト
を介して半導体素子を金属薄板や樹脂基板上にマウント
し、加熱によりペーストを硬化させる。なお、本発明に
係わる導電性ペーストを硬化するにあたっては、通常、
120℃〜200℃で1h〜2hの間加熱することによ
り実施される。
た各成分を十分混合した後、さらに、ディスパース、ニ
ーダー又は3本ロールミル等により混練処理を行い、そ
の後減圧脱泡することにより容易に得ることかできる。
こうして得られた導電性ペーストは、半導体装置の製造
や各種電子部品類等の接着に好適に用いることができ
る。例えば、半導体装置の製造に用いる場合には、導電
性ペーストをシリンジ等に充填した後、ディスペンサを
用いて金属薄板や樹脂基板上に吐出し、導電性ペースト
を介して半導体素子を金属薄板や樹脂基板上にマウント
し、加熱によりペーストを硬化させる。なお、本発明に
係わる導電性ペーストを硬化するにあたっては、通常、
120℃〜200℃で1h〜2hの間加熱することによ
り実施される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に本発明を実施例によって具
体的に説明するが、本発明はこれらの実施例によって限
定されるものではない。なお、以下の実施例において
「部」とは特に説明のない限り「重量部」を表す。
体的に説明するが、本発明はこれらの実施例によって限
定されるものではない。なお、以下の実施例において
「部」とは特に説明のない限り「重量部」を表す。
【0021】実施例1 グリシジルアミン型エポキシ樹脂としてエピコート#6
30(油化シェルエポキシ社製、商品名)100部、イ
ミダゾールとして2E4MZ−CN(四国化成工業株式
会社、商品名)2部、ジシアンジアミドとしてDICY
7(油化シェルエポキシ社製、商品名)5部、銀粉末5
80部、希釈剤60部を十分に混合した後、さらに3本
ロールで混練して、導電性ペーストを得た。
30(油化シェルエポキシ社製、商品名)100部、イ
ミダゾールとして2E4MZ−CN(四国化成工業株式
会社、商品名)2部、ジシアンジアミドとしてDICY
7(油化シェルエポキシ社製、商品名)5部、銀粉末5
80部、希釈剤60部を十分に混合した後、さらに3本
ロールで混練して、導電性ペーストを得た。
【0022】実施例2 グリシジルアミン型エポキシ樹脂としてエピコート#6
30(油化シェルエポキシ社製、商品名)80部、ビス
フェノールFグリシジルエーテルYL983U(油化シ
ェルエポキシ社製、商品名)20部、イミダゾールとし
て2E4MZ−CN(四国化成工業株式会社、商品名)
2部、ジシアンジアミドとしてDICY7(油化シェル
エポキシ社製、商品名)5部、銀粉末580部、希釈剤
60部を十分に混合した後、さらに3本ロールで混練し
て、導電性ペーストを得た。
30(油化シェルエポキシ社製、商品名)80部、ビス
フェノールFグリシジルエーテルYL983U(油化シ
ェルエポキシ社製、商品名)20部、イミダゾールとし
て2E4MZ−CN(四国化成工業株式会社、商品名)
2部、ジシアンジアミドとしてDICY7(油化シェル
エポキシ社製、商品名)5部、銀粉末580部、希釈剤
60部を十分に混合した後、さらに3本ロールで混練し
て、導電性ペーストを得た。
【0023】比較例 エポキシ樹脂をベースとした無溶剤型導電性ペースト
(半導体用)を準備した。なお、該無溶剤型導電性ペー
ストは、ジシアンジアミドを硬化剤およびイミダゾール
系の促進剤を含有したものである。
(半導体用)を準備した。なお、該無溶剤型導電性ペー
ストは、ジシアンジアミドを硬化剤およびイミダゾール
系の促進剤を含有したものである。
【0024】実施例1、2および比較例により得られた
各導電性ペーストを用いて半導体チップと樹脂基板とを
接着硬化させ、接着強度について試験を行ったのでその
結果を表1に示す。本発明の顕著な効果が確認された。
各導電性ペーストを用いて半導体チップと樹脂基板とを
接着硬化させ、接着強度について試験を行ったのでその
結果を表1に示す。本発明の顕著な効果が確認された。
【0025】なお、これらの特性試験は以下の条件で実
験した。接着強度は、樹脂基板上に導電性ペーストを介
して2mm角のシリコンチップを配置し、150℃に熱
したオーブンで1時間硬化させてサンプルとした。恒温
恒湿槽での放置のないサンプルは、そのまま常温時(2
5℃)と加熱時(240℃)に剥離させることにより測
定した。また、恒温恒湿槽での放置をするサンプルは、
85℃,85RH%の恒温恒湿条件に168時間放置し
た後、同様に常温時と加熱時に剥離させることにより測
定した。
験した。接着強度は、樹脂基板上に導電性ペーストを介
して2mm角のシリコンチップを配置し、150℃に熱
したオーブンで1時間硬化させてサンプルとした。恒温
恒湿槽での放置のないサンプルは、そのまま常温時(2
5℃)と加熱時(240℃)に剥離させることにより測
定した。また、恒温恒湿槽での放置をするサンプルは、
85℃,85RH%の恒温恒湿条件に168時間放置し
た後、同様に常温時と加熱時に剥離させることにより測
定した。
【0026】
【表1】
【0027】
【発明の効果】以上の説明および表1から明らかなよう
に、本発明の導電性ペーストによれば、従来の導電性ペ
ーストと比べ高接着強度の導電性ペーストを提供するこ
とができる。さらに、本発明の導電性ペーストによれ
ば、上述した特性を示すことから例えば、半導体装置の
製造に適応することとなり、信頼性の高い半導体装置を
製造することが可能になる。
に、本発明の導電性ペーストによれば、従来の導電性ペ
ーストと比べ高接着強度の導電性ペーストを提供するこ
とができる。さらに、本発明の導電性ペーストによれ
ば、上述した特性を示すことから例えば、半導体装置の
製造に適応することとなり、信頼性の高い半導体装置を
製造することが可能になる。
Claims (1)
- 【請求項1】 (A)(a)次の一般式で示されるグリ
シジルアミン型エポキシ樹脂を単独、又は上記(a)の
グリシジルアミン型エポキシ樹脂と(b)他種類のエポ
キシ樹脂との混合物、 【化1】 (但し、式中、Rはメチル基または水素原子を、nは0
〜5の整数を、それぞれ表す) (B)触媒としてイミダゾールおよび (C)導電性粉末を必須成分としてなることを特徴とす
る導電性ペースト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11159026A JP2000344859A (ja) | 1999-06-07 | 1999-06-07 | 導電性ペースト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11159026A JP2000344859A (ja) | 1999-06-07 | 1999-06-07 | 導電性ペースト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000344859A true JP2000344859A (ja) | 2000-12-12 |
Family
ID=15684644
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11159026A Pending JP2000344859A (ja) | 1999-06-07 | 1999-06-07 | 導電性ペースト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000344859A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005247896A (ja) * | 2004-03-01 | 2005-09-15 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 樹脂組成物及び樹脂組成物を使用して作製した半導体装置 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0520919A (ja) * | 1991-07-14 | 1993-01-29 | Sony Chem Corp | 導電ペースト |
JPH06157718A (ja) * | 1992-11-26 | 1994-06-07 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | 注型用エポキシ樹脂組成物及び同樹脂注型品 |
JPH0931161A (ja) * | 1995-07-19 | 1997-02-04 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 液状エポキシ樹脂組成物 |
JPH11222549A (ja) * | 1998-02-06 | 1999-08-17 | Ngk Spark Plug Co Ltd | スルーホール充填用ペースト |
JP2000080149A (ja) * | 1998-09-03 | 2000-03-21 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 半導体用樹脂ペースト |
JP2000186261A (ja) * | 1998-12-21 | 2000-07-04 | Hitachi Chem Co Ltd | 銅フレーム用接着剤、半導体パッケージ及び半導体パッケージの製造法 |
-
1999
- 1999-06-07 JP JP11159026A patent/JP2000344859A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0520919A (ja) * | 1991-07-14 | 1993-01-29 | Sony Chem Corp | 導電ペースト |
JPH06157718A (ja) * | 1992-11-26 | 1994-06-07 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | 注型用エポキシ樹脂組成物及び同樹脂注型品 |
JPH0931161A (ja) * | 1995-07-19 | 1997-02-04 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 液状エポキシ樹脂組成物 |
JPH11222549A (ja) * | 1998-02-06 | 1999-08-17 | Ngk Spark Plug Co Ltd | スルーホール充填用ペースト |
JP2000080149A (ja) * | 1998-09-03 | 2000-03-21 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 半導体用樹脂ペースト |
JP2000186261A (ja) * | 1998-12-21 | 2000-07-04 | Hitachi Chem Co Ltd | 銅フレーム用接着剤、半導体パッケージ及び半導体パッケージの製造法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005247896A (ja) * | 2004-03-01 | 2005-09-15 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 樹脂組成物及び樹脂組成物を使用して作製した半導体装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0611842B2 (ja) | 導電性樹脂ペースト | |
JPH1166953A (ja) | 導電性接着剤およびその使用方法 | |
JP2983816B2 (ja) | 導電性樹脂ペースト | |
JP2006120665A (ja) | 銀とカーボンナノチューブを含む導電性樹脂ペースト組成物およびこれを用いた半導体装置 | |
JP5122892B2 (ja) | 発光ダイオード用ダイボンディングペーストの製造方法 | |
JP2002128866A (ja) | 導電性ペースト | |
JP2009177003A (ja) | 接着剤組成物、並びに、半導体装置およびその製造方法 | |
JP2004359830A (ja) | 導電性接着剤組成物 | |
JPH10237157A (ja) | 液状樹脂組成物および該液状樹脂組成物を使用して作製した半導体装置 | |
JP2000344859A (ja) | 導電性ペースト | |
JP2002226675A (ja) | 絶縁性ペースト | |
JP3685591B2 (ja) | 導電性ペースト | |
JP2006073811A (ja) | ダイボンディングペースト | |
JP3695226B2 (ja) | 一液熱硬化型樹脂組成物 | |
JP2001214041A (ja) | 絶縁性ペースト | |
JP2005317491A (ja) | 導電ペーストおよびそれを用いた電子部品搭載基板 | |
JP2002212492A (ja) | 導電性塗料 | |
JPH10121012A (ja) | 導電性樹脂ペースト及びこれを用いて製造された半導体装置 | |
JP5311871B2 (ja) | 導電性接着剤組成物 | |
JP3589569B2 (ja) | 導電性ペースト | |
JP2001089735A (ja) | 電子デバイス用接着剤 | |
JP4543460B2 (ja) | 導電性樹脂ペースト及びこれを用いた半導体装置 | |
JP2004087268A (ja) | 導電性ペースト | |
JP3348131B2 (ja) | 化合物半導体装置 | |
JP2000173344A (ja) | 導電性ペースト |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050721 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050726 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051227 |