JP2000344461A - 立坑内における吊荷下の危険表示・監視装置 - Google Patents

立坑内における吊荷下の危険表示・監視装置

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JP2000344461A JP11157063A JP15706399A JP2000344461A JP 2000344461 A JP2000344461 A JP 2000344461A JP 11157063 A JP11157063 A JP 11157063A JP 15706399 A JP15706399 A JP 15706399A JP 2000344461 A JP2000344461 A JP 2000344461A
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寿次 大塚
Yoshiyuki Oshino
善之 押野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 立坑内の夜間作業についてクレーンの吊荷下
に作業員が入るのを防止するための危険表示・監視装置
を提供すること。 【解決手段】 立坑1内にスポットライト装置12と撮
像装置13Aとを設置しておき、座標検出部14で検出
した橋型クレーン2の吊荷位置を示すX−Y座標データ
Dに従って吊荷位置直下の下床1Bをスポットライト装
置12によって照射すると共に撮像装置13によってス
ポットライト装置12で照射された部分を撮像し、モニ
ターテレビ13Bによって監視するようにした。これに
より吊荷Lが移動してもその直下をスポットライトで追
尾して作業者に吊荷Lの直下位置を確実に認識させるこ
とができ、且つ、テレビで吊荷Lの直下位置の様子を監
視することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、立坑内の夜間作業
においてクレーンの吊荷下に作業員が入るのを有効に防
止できるようにした、立坑内における吊荷下の安全を図
るための危険表示・監視装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】クレーンの吊荷下に作業員が立ち入るこ
とは重大災害につながる危険行為であり、今までもこれ
が立坑内での人身事故発生の要因の一つとなっている。
このような事故を防止するため、従来においては、クレ
ーンが荷を吊る際にクレーンの吊荷フックに警報装置を
付け、作業員に吊荷の接近を警報音にて知らせ、吊荷下
に作業員が立ち入らないようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の方法では、夜間の場合作業員がクレーンの吊荷を確認
しづらく且つ周囲の騒音によって警報音が聞こえにくい
等の理由により、吊荷が接近してくるのに気付かない場
合が多々生じている。さらに、警報ブザーを鳴らさなか
ったり、作業員が吊荷の下であることを認識しているに
も拘わらず自ずから吊荷下に入ったりすることもあるの
で、従来の方法によっては、吊荷下に作業員が入ること
を確実に防止することは困難であった。
【0004】本発明の目的は、したがって、従来技術に
おける上述の問題点を解決することができるようにし
た、立坑内における吊荷下の安全を図るための危険表示
・監視装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明によれば、立坑の夜間作業においてクレーン
の吊荷下におりる作業員の安全を図るための危険表示・
監視装置であって、前記立坑内の下床の所望の場所を照
明することができるスポットライト装置と、前記立坑内
の下床の所望の場所を監視するためのカメラ装置と、前
記クレーンの吊荷位置の座標データを得るための座標デ
ータ出力手段と、前記座標データに応答し前記立坑内の
下床のうち前記吊荷位置に相応した部分を照射するよう
前記スポットライト装置の照射方向を制御するための第
1制御手段と、前記座標データに応答し前記スポットラ
イト装置によって照射される下床部分を監視できるよう
前記カメラ装置の撮影方向を制御するための第2制御手
段とを備えて成る装置が提案される。
【0006】スポットライト装置は座標データに応答し
て第1制御手段により吊荷の直下の立坑内の下床を照射
し、カメラ装置は座標データに応答して撮影方向が制御
され、スポットライト装置によって照射された下床をカ
メラ装置によって監視することができる。したがって、
吊荷が移動しても、常に吊荷直下の下床にスポットライ
トをあて、作業者に吊荷の直下となる領域を夜間でもは
っきりと認識させることができ、且つ、吊荷直下の様子
をカメラ装置によって監視することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態の一例につき詳細に説明する。
【0008】図1は、本発明による危険表示・監視装置
が設置される立坑、及びこの立坑内に荷降ろしし、又は
立坑内が荷揚げをするための橋型クレーンを示す図であ
り、図2は図1の橋型クレーンの立面図である。
【0009】図1及び図2を参照すると、1は地盤に掘
られた立坑で、立坑1の入口近くに橋型クレーン2が設
置されている。橋型クレーン2は、立坑1内への荷の揚
げ降ろしを行うための公知の構成のものであり、立坑1
を挟むようにして配設された一対のレール2A、2B上
をガイド2C、2Dによって移動レール2Eがレール2
A、2Bの軸方向(Y軸方向)に移動可能となってい
る。移動レール2Eの下面には、鋼車2Fが移動レール
2Eの軸方向(X軸方向)に沿って移動自在に取り付け
られている。
【00010】橋型クレーン2は以上のように構成され
ているので、鋼車2Fに取り付けられているフック2G
に荷を吊るして立坑1内の下床の所望の位置へ吊り降ろ
したり、又は荷を吊り揚げたりすることができる。
【00011】図3は、立坑1内の吊荷下に作業員が立
ち入るのを防止するための、本発明による危険表示・監
視装置の実施の形態の一例を示す構成図である。
【00012】危険表示・監視装置11は、立坑1の下
床にスポットライトをあてるためのスポットライト装置
12と、立坑1の下床の様子を監視するためのカメラ装
置13とを有している。カメラ装置13は、下床の様子
を撮影するための撮像装置13Aと、撮像装置13Aか
らの撮像信号Gに基づき監視画像を表示するためのモニ
ターテレビ13Bから成っている。
【00013】図4に示されるように、スポットライト
装置12及び撮像装置13Aは立坑1の壁面1Aに取り
付けられ、スポットライト装置12は下床1Bを直径約
1m程度の範囲で照らし出すと共に、下床1Bの任意の
部分を選んで照射できる首振り機構が(図示せず)が設
けられている。一方、撮像装置13Aは、下床1Bのう
ちスポットライト装置12により照らし出された部分を
撮影することができるよう、スポットライト装置12と
同様に首振り機構(図示せず)を備えている。
【00014】図3に戻ると、符号14は、橋型クレー
ン2のフック2Gの位置を示すX−Y座標データを得る
ための座標検出部であり、本実施の形態では、橋型クレ
ーン2のクレーン制御装置2Hから移動レール2E及び
鋼車2Fの位置を示す位置信号SE、SFを受け取り、
フック2Gのその時々の位置を示すX−Y座標データD
を出力する構成となっている。
【00015】X−Y座標データDは照明位置制御部1
5に入力され、照明位置制御部15は、スポットライト
装置12からのスポットライトが下床1BのうちX−Y
座標データDによって示される吊荷直下部分にあたるよ
う、スポットライト装置12の首振り機構を制御する。
したがって、クレーン制御装置2Hによってフック2G
が立坑1の上方で移動すると、スポットライト装置12
のスポットライトがフック2Gの座標を追い掛け、吊荷
下の直径約1m程度の円形の領域がスポットライト装置
12のスポットライトによって照射される。
【00016】X−Y座標データDは、また、カメラ位
置制御部16にも入力されており、カメラ位置制御部1
6は、撮像装置13Aがスポットライト装置12で照射
されている下床1Bの領域を撮影するよう、カメラ装置
13の首振り機構を制御する。
【00017】危険表示・監視装置11は以上のように
構成されているので、図4において、吊荷Lが図示の位
置にあると、スポットライト装置12は吊荷Lの直下の
下床の直径約1m程の円形の領域をスポットライトで照
らし出し、この領域を撮像装置13Aによって撮影する
ことができる。撮像装置13Aからの撮像信号Gは、図
示しない管理室内に設置されるモニターテレビ13Bに
入力され、モニターテレビ13Bにより吊荷Lの直下の
下床1Bの状況を監視することができる。
【00018】このように、立坑1の下床1Bのうち、
吊荷Lの直下の部分がスポットライト装置12によって
照射されるので、立坑1内の作業者はこれによって吊荷
Lの直下の領域を容易に認識することができる。この結
果、騒音等のために作業員が吊荷Lの直下にいることに
気付かないという事態を確実に回避することができ、作
業員の安全を確保するのに役立つ。さらに、カメラ装置
13によって吊荷Lの直下の状況を別の場所で容易に監
視できるので、吊荷Lの直下に作業員が立ち入った場
合、警告音を出すなどして作業員を吊荷Lの直下から立
ち退かせ、作業の安全確保をより一層確実に図ることが
できる。
【00019】
【発明の効果】本発明によれば、立坑の下床のうち、吊
荷の直下の部分がスポットライト装置によって照射され
るので、立坑内の作業者はこれによって吊荷の直下の領
域を容易に認識することができる。この結果、騒音等の
ために作業員が吊荷の直下にいることに気付かないとい
う事態を確実に回避することができ、作業員の安全を確
保するのに役立つ。さらに、カメラ装置によって吊荷の
直下の状況を別の場所で容易に監視できるので、吊荷の
直下に作業員が立ち入った場合、警告音を出すなどして
作業員を吊荷の直下から立ち退かせ、作業の安全確保を
より一層確実に図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による危険表示・監視装置が設置される
立坑付近の様子を橋型クレーンと共に示す図。
【図2】図1に示した橋型クレーンの立面図。
【図3】本発明による危険表示・監視装置の実施の形態
の一例を示す構成図。
【図4】図3に示した危険表示・監視装置を立坑に設置
して使用している状態を説明するための説明図。
【符号の説明】
1 立坑 2 橋型クレーン 2E 移動レール 2F 鋼車 2G フック 11 危険表示・監視装置 12 スポットライト装置 13 カメラ装置 13A 撮像装置 13B モニターテレビ 14 座標検出部 15 照明位置制御部 16 カメラ位置制御部 D X−Y座標データ G 撮像信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 立坑の夜間作業においてクレーンの吊荷
    下におりる作業員の安全を図るための危険表示・監視装
    置であって、 前記立坑内の下床の所望の場所を照明することができる
    スポットライト装置と、 前記立坑内の下床の所望の場所を監視するためのカメラ
    装置と、 前記クレーンの吊荷位置の座標データを得るための座標
    データ出力手段と、 前記座標データに応答し前記立坑内の下床のうち前記吊
    荷位置に相応した部分を照射するよう前記スポットライ
    ト装置の照射方向を制御するための第1制御手段と、 前記座標データに応答し前記スポットライト装置によっ
    て照射される下床部分を監視できるよう前記カメラ装置
    の撮影方向を制御するための第2制御手段とを備えて成
    ることを特徴とする立坑内における吊荷下の危険表示・
    監視装置。
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