JP2000344341A - 無人搬送車 - Google Patents

無人搬送車

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JP2000344341A
JP2000344341A JP11157450A JP15745099A JP2000344341A JP 2000344341 A JP2000344341 A JP 2000344341A JP 11157450 A JP11157450 A JP 11157450A JP 15745099 A JP15745099 A JP 15745099A JP 2000344341 A JP2000344341 A JP 2000344341A
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JP
Japan
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roller
auxiliary roller
link arm
auxiliary
guided vehicle
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Pending
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JP11157450A
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English (en)
Inventor
Hidekazu Rokkaku
英一 六角
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Nippon Yusoki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Yusoki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】補助ローラの箇所で荷物が停止したりすること
なく、地上ステーションへ確実に荷物を移送できる無人
搬送車を提供すること。 【解決手段】モータによって駆動される搬送ローラ3
と、地上ステーションと無人搬送車との間に介在される
補助ローラ4とをベルト5のような伝達機構で連結し、
搬送ローラ3の駆動力を補助ローラ4に伝達するように
して、補助ローラ4に回転力を与えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、組立ライン等の現
場において地上ステーションとの間で荷物の移送を行な
う無人搬送車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は、無人搬送車と地上ステーション
との間で荷物を移送するシステムを示した概略図であ
る。図において、51は無人搬送車、52はこの無人搬
送車51の上部に所定間隔で複数個配列された搬送ロー
ラ、53は搬送ローラ52の回転によって移送される荷
物、54は荷物53を受取る地上ステーション、55は
この地上ステーション54の上部に所定間隔で複数個配
列された搬送ローラである。
【0003】無人搬送車51は、床に埋設されている誘
導磁石(図示省略)などによりガイドされて走行し、地
上ステーション54の位置で自動的に停止するように制
御される。無人搬送車51が図6のような地上ステーシ
ョン54に横付けされる位置で停止すると、搬送ローラ
52がモータ(図示省略)によって駆動され回転する。
これによって、搬送ローラ52の上に載置されている荷
物53は地上ステーション54の方へ移送され、地上ス
テーション54の搬送ローラ55に受け渡されて、搬送
ローラ55の回転とともに目的の場所へ搬送されてゆ
く。
【0004】ところで、無人搬送車51は衝突を回避す
るために、地上ステーション54と一定の距離を置いて
停止する。このため無人搬送車51から地上ステーショ
ン54へ荷物53が受け渡される際に、荷物53が両者
の間に落ち込むおそれがある。そこで、図6に示したよ
うに、無人搬送車51と地上ステーション54との間に
補助ローラ56を介在させ、荷物53の移送が円滑に行
われるようにしている。
【0005】この補助ローラ56は無人搬送車51側に
設けられるものであって、荷物を移送しない通常時は無
人搬送車51の本体に収納されており、荷物の移送時に
無人搬送車51と地上ステーション54との間に介在す
るように変位する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
無人搬送車においては、上記補助ローラ56は駆動力が
付与されていないフリーローラであった。このため、荷
物53の移送中において補助ローラ56が抵抗となって
荷物53が途中で停止したり、斜めに傾いてしまったり
することがあり、円滑な移送の妨げとなっていた。
【0007】本発明は上記のような問題点を解決するも
のであって、地上ステーションへ荷物を確実に移送でき
る無人搬送車を提供することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、搬送ローラと補助ローラとを伝達機構で連
結し、搬送ローラの駆動力を補助ローラに伝達するよう
にしたものである。
【0009】このようにすることで、補助ローラは駆動
力が付与されて回転するので、荷物は補助ローラによっ
て抵抗を受けることがなくなり、確実に地上ステーショ
ン側へ搬送される。
【0010】本発明においては、補助ローラは通常時に
おいて収納位置にあり、移送時において搬送ローラと地
上ステーションのローラとの間に位置するように変位可
能に設けることができる。また、伝達機構としては、た
とえばベルトを用いることができる。そしてこの場合、
補助ローラを変位させる機構として平行リンク機構を用
いることが、ベルトの離脱を防止する点からは好まし
い。さらに、補助ローラを収納位置において位置決めし
て保持するためのロック機構を設けることが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につき、
図を参照しながら説明する。図3は本発明の実施形態の
概略構成を示す図である。図において、3と31〜35
は無人搬送車100に設けられた搬送ローラ、4は搬送
ローラ3と地上ステーションのローラ(図示省略)との
間に介在される補助ローラ、5は搬送ローラ3と補助ロ
ーラ4との間に懸架された伝達機構としてのベルト、2
1は補助ローラ4を収納位置(2点鎖線)と移送位置
(実線)とに変位させるための後述するリンクアームで
ある。なお、無人搬送車100によって荷物を地上ステ
ーションへ移送するシステムは、図6に示したものと同
じである。
【0012】搬送ローラ3は最端部の搬送ローラであっ
て、モータM1により駆動されて回転する。モータM1
による駆動力は、ベルト5を介して補助ローラ4に伝達
され、補助ローラ4はこの駆動力を受けて回転する。す
なわち、補助ローラ4は搬送ローラとして機能する。こ
のため、荷物が補助ローラ4から受ける抵抗はきわめて
小さくなり、荷物は停止したりすることなく円滑に移送
される。
【0013】搬送ローラ31〜35のうち、搬送ローラ
32はモータM2によって駆動され、搬送ローラ33は
モータM3によって駆動され、搬送ローラ35はモータ
M4によって駆動される。また、搬送ローラ31、34
はフリーローラである。これらの搬送ローラ3〜35の
互いに隣接するローラは、ベルト36〜40によってそ
れぞれ連結されており、これによってフリーローラ3
1、34にも駆動力が与えられるようになっている。
【0014】図1および図2は、搬送ローラ3と補助ロ
ーラ4の部分の詳細な構造を示す図であって、図1は平
面図、図2は正面図である。図において、1はベース、
2はフレーム、3は搬送ローラ、4は補助ローラであっ
て、搬送ローラ3の回転軸6にはプーリ8が設けられて
いる。また、補助ローラ4の回転軸7にはプーリ9が設
けられており、これらのプーリ8、9間に前述のベルト
5が懸架されている。なお、図1、図2は補助ローラ4
が図3の実線位置にある状態を表している。
【0015】10は後述するリンク機構(図4)を駆動
するための電動シリンダで、図示しないモータにより駆
動される。11は電動シリンダ10の動作によって進退
する円柱のロッドであり、その先端部には小径部12が
形成されている。この小径部12は一対のリンクアーム
14の間に挿入されて、ピン27によりリンクアーム1
4と連結されており、リンクアーム14はリンク棒13
と連結されている。15は後述する平行リンク機構の一
要素をなすリンクアームである。
【0016】16は補助ローラ4の収納位置と移送位置
を規制するためのストッパ、17はストッパ16と一体
に設けられたホルダ、18はこのホルダ17に弾性的に
保持されて補助ローラ4を収納位置において位置決めし
てロックするためのボール、19はボール18の嵌合す
る凹部20が形成されたアームである。ホルダ17、ボ
ール18、アーム19および凹部20によってロック機
構が構成される。
【0017】21は後述する平行リンク機構を構成する
リンクアームであって、補助ローラ4の回転軸7を支持
している。22はリンク棒で、リンク機構の動作によっ
てリンクアーム21を昇降させる。23はリンク軸で、
リンクアーム15とリンクアーム21を連結している。
24はリンクアームで、平行リンク機構を構成するリン
クアーム15およびリンクアーム25を連結している。
26はリンク軸で、リンクアーム21とリンクアーム2
5とを連結している。29はリンク棒13をフレーム2
に回動自在に支持する支持軸である。
【0018】次に図4を参照して、平行リンク機構の動
作について説明する。図4において、リンクアーム1
4、15、21、25により平行リンク機構が構成され
ている。図の実線は補助ローラ4が移送位置にあるとき
の状態を示し、2点鎖線は補助ローラ4が収納位置にあ
るときの状態を示している。
【0019】補助ローラ4が実線位置にある状態から電
動シリンダ10が作動してロッド11が図の左方向へ伸
延すると、ロッド11と連結ピン27(図2)により連
結されているリンクアーム14が左方向へ移動し、これ
に伴ってリンクアーム14に結合されているリンク棒1
3(図1)が回動する。この回動とともに、リンク棒1
3に結合されているリンクアーム15が、支持軸29を
中心として図4の2点鎖線の位置まで時計回り方向へ回
動する。
【0020】この結果、リンクアーム15とリンク軸2
3により連結されているリンク棒22(図2)を介し
て、リンクアーム21は斜め右上方向へ2点鎖線の位置
まで平行移動する。このとき、リンクアーム25はリン
クアーム21に引張られて、軸28を中心として2点鎖
線の位置まで時計回り方向へ回動する。
【0021】このようにして、平行リンク機構が作動す
る結果、リンクアーム21に支持されている補助ローラ
4は図4の2点鎖線の位置、すなわち収納位置まで移動
する。ここで、補助ローラ4が実線位置から2点鎖線位
置まで移動するにあたって、平行リンク機構の作用によ
り、補助ローラ4の回転軸7は搬送ローラ3の回転軸6
を中心とする円弧上を移動する。したがって、回転軸6
と回転軸7との距離は一定に保持され、これによってベ
ルト5が離脱するのを防止することができる。
【0022】また、補助ローラ4が実線位置にあるとき
は、図5に示すように、リンク棒13に連結されたスト
ッパ16が実線の位置にあって、プレート39に取り付
けられたボルトとナットとからなる調整部材36に当接
し、補助ローラ4の移送位置が規制される。一方、補助
ローラ4が収納位置まで移動すると、ストッパ16は2
点鎖線の位置まで移動し、ボルトとナットとからなる調
整部材37に当接し、補助ローラ4の収納位置が規制さ
れる。これらの調整部材36、37を調整することによ
り、補助ローラ4の移送位置、収納位置での高さを調節
することができる。
【0023】また、補助ローラ4が収納位置へ移動した
場合、図5のようにストッパ16の移動とともにホルダ
17に保持されているボール18も移動し、図1および
図2に示したアーム19の凹部20へ嵌合する。ボール
18はホルダ17の内部に設けたバネ(図示省略)によ
り外方への付勢力を与えられて保持されており、このた
めボール18は弾性的に凹部20と嵌合し、これによっ
て補助ローラ4は収納位置においてがたつかないように
位置決めしてロックされる。
【0024】本発明は上述した実施形態のみに限定され
るものではなく、他にも種々の形態を採用することがで
きる。たとえば上記実施形態では、搬送ローラ3から補
助ローラ4に駆動力を伝達するための伝達機構としてベ
ルト5を用いたが、ベルトに代えてギヤ等によって伝達
機構を構成することもできる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、搬送ローラの駆動力を
補助ローラに伝達する構成としたことにより、補助ロー
ラを搬送ローラとして機能させることができるので、荷
物の移送途中において抵抗となる箇所がなくなり、補助
ローラの回転によって荷物を確実に地上ステーションへ
移送することができる。
【0026】また、補助ローラを変位させる手段として
平行リンク機構を用いることで、補助ローラの回転軸と
搬送ローラの回転軸との距離が常に一定に保持され、ベ
ルトの離脱を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の要部を示す平面図である。
【図2】本発明の実施形態の要部を示す正面図である。
【図3】本発明の実施形態の概略構成を示す図である。
【図4】平行リンク機構を示す図である。
【図5】ストッパ部分を示す図である。
【図6】無人搬送車と地上ステーションとの間で荷物を
移送するシステムを示した概略図である。
【符号の説明】
3 搬送ローラ 4 補助ローラ 5 ベルト(伝達機構) 10 電動シリンダ 11 ロッド 14 リンクアーム 15 リンクアーム 16 ストッパ 17 ホルダ 18 ボール 19 アーム 20 凹部 21 リンクアーム 25 リンクアーム 100 無人走行車

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】地上ステーションとの間で荷物の移送を行
    なう無人搬送車であって、前記荷物を移送するための搬
    送ローラと、移送時に前記搬送ローラと地上ステーショ
    ンのローラとの間に介在される補助ローラとを備え、前
    記搬送ローラと補助ローラとを伝達機構で連結して搬送
    ローラの駆動力を補助ローラに伝達するよう構成したこ
    とを特徴とする無人搬送車。
  2. 【請求項2】補助ローラは通常時において収納位置にあ
    り、移送時において搬送ローラと地上ステーションのロ
    ーラとの間に位置するように変位可能に設けられている
    請求項1に記載の無人搬送車。
  3. 【請求項3】伝達機構は、最端部の搬送ローラと補助ロ
    ーラとの間に懸架されたベルトである請求項2に記載の
    無人搬送車。
  4. 【請求項4】補助ローラの回転軸と最端部の搬送ローラ
    の回転軸との距離を一定に保持しつつ補助ローラを変位
    させる平行リンク機構を設けた請求項3に記載の無人搬
    送車。
  5. 【請求項5】補助ローラを収納位置において位置決めし
    て保持するためのロック機構を設けた請求項2、3また
    は4に記載の無人搬送車。
JP11157450A 1999-06-04 1999-06-04 無人搬送車 Pending JP2000344341A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102514924A (zh) * 2011-12-30 2012-06-27 张家港市环宇制药设备有限公司 带自动定位装置的转盘

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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A131 Notification of reasons for refusal

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Effective date: 20050526

A02 Decision of refusal

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