JP2000344032A - グリルカバー構造 - Google Patents

グリルカバー構造

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JP2000344032A
JP2000344032A JP11160996A JP16099699A JP2000344032A JP 2000344032 A JP2000344032 A JP 2000344032A JP 11160996 A JP11160996 A JP 11160996A JP 16099699 A JP16099699 A JP 16099699A JP 2000344032 A JP2000344032 A JP 2000344032A
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grill
cover
color layer
color
radiator
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JP11160996A
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Tatsuro Mori
達朗 森
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】レーダー波の散乱を抑制しつつ、外観品質を向
上させることが出来るグリルカバー構造を提供する。 【解決手段】収納開口部10aには、カバー体15が嵌
合されている。カバー体15は、平板面部16が、透明
の平板基材26及び、フイルム部材27によって主に構
成されている。フイルム部材27では、平板基材26の
裏面側に取り付けられる透明樹脂シート28がベース部
材として用いられている。透明樹脂シート28上には、
グリルカバー正面部の裏面側一部に位置して、所定の間
隔をおいて形成される所定幅の黒色層29,29と、こ
の黒色層29,29の上に重ね塗りされ横桟部8及び縦
桟部9と略同一色となるように、インジウム蒸着によっ
て形成されるグリル色層31とが設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主に車載用ミリ
波レーダーなどに利用される車載アンテナのカバー体取
付構造に関するものであり、特にラジエータグリルに車
載アンテナを配置する場合のラジエータグリルへのカバ
ー体取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の車載用レンズアンテナとしては、
図9に示すようなものが知られている(特開平8−13
9514号公報等参照)。
【0003】このような車両1では、車体前部2に設け
られたポリプロピレン等の樹脂製の車両用バンパ3と同
一素材からなる誘導体レンズ4が一体に形成されてい
る。この誘導体レンズ4は、この車両用バンパ3の裏面
側からレンズ形状を呈するように隆起されて、この誘導
体レンズ4の焦点近傍の対向位置に、一次放射器5が設
けられている。
【0004】次に、この従来例の作用について説明す
る。
【0005】この従来例では、車両用バンパ3に一体に
設けられた樹脂製の誘導体レンズ4を用いて車載用レン
ズアンテナが構成されているので、前記誘導体レンズ4
の焦点近傍の対向位置に、一次放射器5を装着するだけ
で、簡易な構造の車載用レンズアンテナが提供される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の車両1では、車載用アンテナとしてミリ波レ
ーダー等をラジエータグリル後方に配置する場合には、
レーダー波の散乱を防止するため、桟材等が複数延設さ
れているラジエータグリルに開口部を形成し、この開口
部に設置されたミリ波レーダーの前方位置に、更にカバ
ー体を設けて、このミリ波レーダーを保護する必要が生
じる。
【0007】このようなカバー体を設けた車両1前部で
は、複数の横桟材が延設されたラジエータグリルに孔が
開いているような外観となるので、外観品質を良好なも
のとすることが困難であった。
【0008】しかも、このカバー体の前記ミリ波レーダ
ーの前方位置では、レーダー波の散乱を抑制するため、
前記カバー体の形状を略平板状としなければならず、更
に、外観品質を良好なものとすることが困難であった。
【0009】そこで、本発明の目的は、上記の問題点を
解消し、レーダー波の散乱を抑制しつつ、外観品質を向
上させることが出来るグリルカバー構造を提供すること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載された発明では、車両の前端開口部
に設けられ、桟部によって格子状に形成されたラジエー
タグリルに取り付けられたグリルカバー構造において、
透明の平板基材で形成されたグリルカバー正面部の裏面
側一部に黒色層を形成し、その上からラジエータグリル
の桟部と略同一色のグリル色層を設け、該グリル色層
は、後面側を平滑面とする厚みに形成したグリルカバー
構造を特徴としている。
【0011】このように構成された請求項1記載のもの
では、グリル色層の後面側が平滑面とする厚みに形成さ
れているので、レーダー波の散乱が抑制される。
【0012】また、前記グリルカバー正面部の裏面側一
部に黒色層が形成され、該黒色層の間からラジエータグ
リルの桟部と略同一色のグリル色層が見えるので、車外
側からは、統一感を有する模様として視認される。この
ため、外観品質も良好である。
【0013】また、請求項2に記載されたものでは、前
記グリル色層は、前記ラジエータグリルの桟部がグリル
カバーと突き当たる位置から、桟部の幅と略同一幅で略
同一方向に延びる疑似グリル桟部を形成する請求項1記
載のグリルカバー構造を特徴としている。
【0014】このように構成された請求項2記載のもの
では、前記グリル色層には、前記ラジエータグリルの桟
部がグリルカバーと突き当たる位置から、桟部の幅と略
同一幅で略同一方向に延びる疑似グリル桟部が形成され
ているので、桟部と略連続する疑似桟部として視認され
る。このため、更に、外観品質も良好である。
【0015】そして、請求項3に記載されたものでは、
前記ラジエータグリルの桟部が、金属光輝色で着色され
ると共に、前記グリルカバーのグリル色層は、インジウ
ム蒸着によって形成される請求項1又は2記載のグリル
カバー構造を特徴としている。
【0016】このように構成された請求項3記載のもの
では、インジウム蒸着によって形成されるグリル色層
は、ミリ波レーダーを遮断,散乱させにくい。例えば、
ミリ波レーダーの前方位置に該インジウム蒸着によって
形成されたグリル色層を有する前記グリルカバーを装着
して、前記ミリ波レーダーの遮断,散乱を抑制して、し
かも、周囲の前記ラジエータグリルの桟部を、前記イン
ジウム蒸着によって得られる色彩に近似した金属光輝色
で着色することにより、連続感を得ることが出来、外観
品質を向上させることが出来る。
【0017】更に、請求項4に記載されたものでは、イ
ンジウム蒸着によって形成された前記グリル色層上に、
更に、第二の黒色層を設ける請求項3記載のグリルカバ
ー構造を特徴としている。
【0018】このように構成された請求項4記載のもの
では、第二の黒色層が、インジウム蒸着によって形成さ
れた前記グリル色層上に、更に設けられているので、前
記インジウム蒸着部分の金属光輝発色性が向上する。
【0019】また、請求項5に記載されたものでは、前
記黒色層と前記グリル色層とが、透明のフィルム部材上
に形成され、該フィルム部材をグリルカバー裏面側に取
付けた請求項1乃至4記載のグリルカバー構造を特徴と
している。
【0020】このように構成された請求項5記載のもの
では、予めグリルカバー裏面側に取り付けられる透明の
フィルム部材上に前記黒色層と前記グリル色層とが形成
されているので、グリルカバーの裏面側に、取付に用い
られるフランジ等が立設されていて様々な形状を呈して
いても、前記フィルム部材を該グリルカバーに取り付け
ることにより、容易に着色を行える。
【0021】更に、請求項6に記載されたものでは、前
記黒色層と前記グリル色層が形成された前記フィルム部
材は、グリルカバー成型時にインサート成形される請求
項5記載のグリルカバー構造を特徴としている。
【0022】このように構成された請求項6記載のもの
では、グリルカバー成型時にフィルム部材が、インサー
ト成型されるので、該フィルム部材を前記グリルカバー
裏面側に貼設する作業が不要となる。このため、少ない
製造工程で、ミリ波レーダーを反射又は散乱させる虞の
無い着色されたグリルカバーを提供する事が出来る。
【0023】
【発明の実施の形態1】以下、本発明の具体的な実施の
形態1について、図示例と共に説明する。
【0024】図1乃至図8は、この発明の実施の形態1
を示すものである。なお、前記従来例と同一乃至均等な
部分については同一符号を付して説明する。
【0025】まず、構成を説明すると、この実施の形態
1の車両のグリルカバー構造では、車両6の前端開口部
7には、複数の横桟材8a,8b…からなる横桟部8及
び縦桟材9a,縦壁部9b,9cからなる縦桟部9によ
って格子状に形成されたラジエータグリル10が設けら
れている。このうち、横桟材8bには、車両正面視で、
厚みを呈する庇部8cが水平方向に沿って延設されてい
る。
【0026】これらのラジエータグリル10の縦,横桟
部8,9は、クロムメッキされ金属光輝色で着色されて
いる。
【0027】このラジエータグリル10は、上枠部11
及び下枠部12の左,右両端縁間が左,右側枠部13,
13によって連結されると共に、車幅方向中央部に中央
エンブレム取付ステイ13aが、前記横,縦桟部8,9
の周縁と一体となるように樹脂製材料で構成されてい
る。
【0028】このラジエータグリル10には、車載用ア
ンテナとしてのミリ波レーダー14を収納する収納開口
部10aが、車両正面視右側に略方形形状を呈するよう
に形成されている。
【0029】また、この収納開口部10a側端部に面す
る前記横桟部8の各横桟材8a,8bの端縁部8d,8
eには、前記ラジエータグリル10の前面側に切欠部8
f,8gが設けられている。
【0030】この収納開口部10aには、カバー体15
が嵌合されている。このカバー体15は、主に、車両前
面に位置する略平板状の平板面部16と、この平板面部
16の周囲に位置して前記ラジエータグリル10の横桟
部8に対向して車内側に立設される左,右フランジ部1
7及び、前記上,下縁部に形成されて、上,下枠部1
1,12に対して、Jナット19,19を介して固定さ
れる上,下取付フランジ部20,21が設けられてい
る。
【0031】このカバー体15の前記左,右フランジ部
17,18には、各々前記切欠部8f,8gに対してラ
ジエータグリル10の前面側から係合する係合部22,
23が設けられている。
【0032】この係合部22,23は、上下方向に所定
間隔をおいて車両側面視で、両後端縁を所定角度で開く
ことにより、前記端縁部8d,8e挿入時にガイド可能
とする略凹字状を呈して形成されている。
【0033】また、この実施の形態1では、前記係合部
22,23と前記切欠部8f,8gとが係合された状態
で、図6に示すように、前記各桟部8,9の前端部8
h,8iと前記カバー体15の前面16aとが、車両前
後方向で略面一となるように形成されている。
【0034】更に、この実施の形態1では、前記収納開
口部10aの近傍位置では、前記縦桟部9の縦桟材9
a,9a及び縦壁部9c,9cが前記横桟部8a,8b
間に架設されている。
【0035】そして、前記平板面部16は、図5に示す
ように、透明の樹脂製材料で形成される平板基材26及
び、フイルム部材27によって主に構成されている。
【0036】このうち、前記フイルム部材27は、前記
平板基材26の裏面側に取り付けられる透明樹脂シート
28がベース部材として用いられている。この透明樹脂
シート28上には、グリルカバー正面部の裏面側一部に
位置して、所定の間隔をおいて形成される所定幅の黒色
層29,29と、この黒色層29,29の上に重ね塗り
される透明ベースコート30及びグリル色層31が設け
られている。このグリル色層31は、透明樹脂シート2
8側から順に、透明ベースコート層、インジウム蒸着
層、トップコート層の3層から成り前記横桟部8及び縦
桟部9と略同一色となるように、構成されている。
【0037】このグリル色層31は、後面側を平滑面3
1aとする厚みに形成されている。
【0038】そして、これらの前記グリル色層31は、
前記ラジエータグリル10の横桟部8の横桟材8b,8
cが、このカバー体15と突き当たる位置から、横桟材
8b,8cの上下方向幅と略同一幅で、略同一方向に延
びる疑似グリル桟部108a,108b,108cとし
て、車外側から前記黒色層29,29間に視認できるよ
うに、形成されている。
【0039】また、下枠体12近傍に位置する疑似グリ
ル桟部108cには、前記黒色層29によって形成され
た文字列108dが印刷されている。
【0040】このうち、前記疑似グリル桟部108aの
上下方向の幅は、前記横桟材8aの上下方向の幅と略同
一幅を呈するように構成されている。
【0041】また、前記疑似グリル桟部108b,10
8c及び文字列108dの上,下方向の幅は、前記横桟
材8b,8bの上下方向の幅と略同一幅を呈するように
構成されている。
【0042】更に、この実施の形態1では、このインジ
ウム蒸着によって形成された前記グリル色層31上に
は、更に、第二の黒色層32が設けられている。
【0043】次に、この実施の形態1の作用について説
明する。
【0044】まず、前記黒色層29,29と前記グリル
色層31とが形成された前記フィルム部材27は、図6
に示すようにグリルカバー成型時に、前記カバー体15
の平板面部16相当部分である平板基材26の裏面側1
5aにインサート成形される。
【0045】このため、フィルム部材27を前記グリル
カバーのカバー体15裏面側15aに貼設する作業が不
要となる。このため、少ない製造工程でカバー体15を
構成できる。
【0046】次に、前記カバー体15を前記収納開口部
10aに車両前方から挿入して収納させると、図6に示
すように、前記カバー体15の前記左,右フランジ部1
7,18に設けられた各係合部22,23に対して、前
記横桟部8の前記収納部側端部のうち、前記ラジエータ
グリル10の前面側に設けられた切欠部8f,8gが各
々係合される。
【0047】更に、前記カバー体15の上,下取付フラ
ンジ部20,21に取付ボルト24,25を挿通して、
前記上枠体11及び下枠体12に設けられた前記Jナッ
ト19に螺着させることにより、前記カバー体15がラ
ジエータグリル10に装着される。そして、これらのラ
ジエータグリル10が、前記車両6の前端開口部7に取
り付けられる。
【0048】このため、例えば、図1に示すようにミリ
波レーダー14をラジエータグリル10内に装着する場
合でも、収納開口部10aが、前記水平方向に延設され
る横桟部8を途中で切り欠いたような孔が形成されるこ
とがない。
【0049】このカバー体15では、グリル色層31の
後面側が平滑面31aとする厚みに形成されているの
で、レーダー波の散乱が抑制される。
【0050】また、前記グリルカバー正面部を構成する
平板基材26の裏面側一部に黒色層29,29が形成さ
れ、これらの黒色層29,29の間からラジエータグリ
ル10の横桟部8と略同一色のグリル色層31,31が
見えるので、車外側からは、統一感を有する模様として
視認される。このため、外観品質も良好である。
【0051】また、前記グリル色層31,31には、前
記ラジエータグリル10の横桟部8の横桟材8a,8b
の端縁部8d,8eがカバー体15の前記左,右フラン
ジ部17,18と突き当てられる位置から、各横桟材8
a,8bの上下方向幅と略同一上下方向幅で略同一水平
方向に延びる疑似グリル桟部108a,108b,10
8cが形成されているので、桟部と略連続する疑似桟部
として、車外側から視認される。このため、更に、外観
品質も良好である。
【0052】そして、前記インジウム蒸着によって形成
されるグリル色層31は、ミリ波レーダーを遮断,散乱
させにくい。例えば、この実施の形態1のように、ミリ
波レーダー14の前方位置にインジウム蒸着によって形
成されたグリル色層31を有する前記カバー体15を装
着しているので、クロム或いはアルミニュウムによるメ
ッキ、又はこれらの粉末を含有した塗料に比して、前記
ミリ波レーダー14の遮断,散乱が抑制される。
【0053】しかも、周囲の前記ラジエータグリル10
の縦,横桟部8,9が、前記インジウム蒸着によって得
られる色彩に近似した金属光輝色でメッキ着色されてい
るため、連続感を得ることが出来、外観品質を向上させ
ることが出来る。
【0054】更に、この実施の形態1では、第二の黒色
層32が、インジウム蒸着によって形成された前記グリ
ル色層31上に、更に設けられているので、前記インジ
ウム蒸着部分の金属光輝発色性が向上して、前記縦,横
桟部8,9のメッキ色に近似する。
【0055】また、予めグリルカバー裏面側15aに取
り付けられる透明のフィルム部材27上に前記黒色層2
9,29と前記グリル色層31とが形成されているの
で、取付けに用いられる上,下取付フランジ20,21
等がカバー体の裏面側に立設されていて様々な形状を呈
していても、前記フィルム部材27をこのカバー体15
に取り付けることにより、容易に着色を行える。
【0056】しかも、この実施の形態1では、前記横桟
部8の横桟材8aの上下方向幅が、庇部8cを有するこ
とにより幅広となる横桟材8bの上下方向幅と相違して
いても、容易に黒色印刷によって形成される黒色層2
9,29間の間隔を印刷時に各々適応させることが出来
る。
【0057】以上、この発明の実施の形態1を図面によ
り詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態1に
限らず、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更
等があってもこの発明に含まれる。
【0058】例えば、前記実施の形態1では、インジウ
ム蒸着によって形成された前記グリル色層31上には、
更に、第二の黒色層32が設けられているが、特にこれ
に限らず、例えば、前記第二の黒色層32を省略しても
よく、又は前記グリル色層31上に透明トップコートを
施しても良い。
【0059】また、前記実施の形態1では、前記フィル
ム部材27が、グリルカバー成型時に、前記カバー体1
5の平板面部16相当部分である平板基材26の裏面側
15aにインサート成形されるように構成されている
が、特にこれに限らず、例えば、成形後のカバー体15
の裏面側15aにこのフィルム部材27を貼設してもよ
い。
【0060】更に、車載用アンテナとしてのミリ波レー
ダー14を収納する収納開口部10aが、車両正面視右
側に略方形形状を呈するように形成されているが、特に
これに限らず、例えば、車両正面視左側に、略円形形状
を呈するように前記収納開口部10aを形成する等、収
納部の形状,数量,ラジエータグリル10の材質等が、
特にこの実施の形態1に限定されるものではなく、前記
カバー体15を収納可能であればよいことは当然であ
る。
【0061】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1記載
の発明によれば、グリル色層の後面側が平滑面とする厚
みに形成されているので、レーダー波の散乱が抑制され
る。
【0062】また、前記グリルカバー正面部の裏面側一
部に黒色層が形成され、該黒色層の間からラジエータグ
リルの桟部と略同一色のグリル色層が見えるので、車外
側からは、統一感を有する模様として視認される。この
ため、外観品質も良好である。
【0063】また、請求項2に記載されたものでは、前
記グリル色層には、前記ラジエータグリルの桟部がグリ
ルカバーと突き当たる位置から、桟部の幅と略同一幅で
略同一方向に延びる疑似グリル桟部が形成されているの
で、桟部と略連続する疑似桟部として視認される。この
ため、更に、外観品質も良好である。
【0064】そして、請求項3に記載されたものでは、
インジウム蒸着によって形成されるグリル色層は、ミリ
波レーダーを遮断,散乱させにくい。例えば、ミリ波レ
ーダーの前方位置に該インジウム蒸着によって形成され
たグリル色層を有する前記グリルカバーを装着して、前
記ミリ波レーダーの遮断,散乱を抑制して、しかも、周
囲の前記ラジエータグリルの桟部を、前記インジウム蒸
着によって得られる色彩に近似した金属光輝色で着色す
ることにより、連続感を得ることが出来、外観品質を向
上させることが出来る。
【0065】更に、請求項4に記載されたものでは、第
二の黒色層が、インジウム蒸着によって形成された前記
グリル色層上に、更に設けられているので、前記インジ
ウム蒸着部分の金属光輝発色性が向上する。
【0066】また、請求項5に記載されたものでは、予
めグリルカバー裏面側に取り付けられる透明のフィルム
部材上に前記黒色層と前記グリル色層とが形成されてい
るので、グリルカバーの裏面側に、取付に用いられるフ
ランジ等が立設されていて様々な形状を呈していても、
前記フィルム部材を該グリルカバーに取り付けることに
より、容易に着色を行える。
【0067】更に、請求項6に記載されたものでは、グ
リルカバー成型時にフィルム部材が、インサート成型さ
れるので、該フィルム部材を前記グリルカバー裏面側に
貼設する作業が不要となる。このため、少ない製造工程
で、ミリ波レーダーを反射又は散乱させる虞の無い着色
されたグリルカバーを提供する事が出来る、という実用
上有益な効果を発揮し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のグリルカバー構造で、
車両前部の構成を説明する斜視図である。
【図2】実施の形態1のグリルカバー構造で、ラジエー
タグリルの正面図である。
【図3】実施の形態1のグリルカバー構造で、図2中A
−A線に沿った位置での断面図である。
【図4】実施の形態1のグリルカバー構造で、図2中B
−B線に沿った位置での断面図である。
【図5】実施の形態1のグリルカバー構造で、図2中C
−C線に沿った位置での拡大断面図である。
【図6】実施の形態1のグリルカバー構造で、インサー
ト成型時の様子を説明する模式図である。
【図7】実施の形態1のグリルカバー構造を車両中央位
置から側方部へ向けて見た位置での側面図である。
【図8】実施の形態1のラジエータグリルへのカバー体
取付構造で、カバー体をラジエータグリルに取付ける様
子を説明する部分拡大斜視図である。
【図9】従来例の車載用レンズアンテナの取付構造で、
バンパ裏面側の分解斜視図である。
【符号の説明】
6 車両 7 前端開口部 8 横桟部 10 ラジエータグリル 15 カバー体 15a 裏面側 16 平板面部 16a 前面 26 平板基材 27 フィルム部材 28 透明樹脂シート 29 黒色層 31 グリル色層 31a (裏面側の)平滑面 32 (第2の)黒色層 108a,108b,108c 疑似グリル桟部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の前端開口部に設けられ、桟部によっ
    て格子状に形成されたラジエータグリルに取り付けられ
    たグリルカバー構造において、 透明の平板基材で形成されたグリルカバー正面部の裏面
    側一部に黒色層を形成し、その上からラジエータグリル
    の桟部と略同一色のグリル色層を設け、該グリル色層
    は、後面側を平滑面とする厚みに形成したことを特徴と
    するグリルカバー構造。
  2. 【請求項2】前記グリル色層は、前記ラジエータグリル
    の桟部がグリルカバーと突き当たる位置から、桟部の幅
    と略同一幅で略同一方向に延びる疑似グリル桟部を形成
    することを特徴とする請求項1記載のグリルカバー構
    造。
  3. 【請求項3】前記ラジエータグリルの桟部が、金属光輝
    色で着色されると共に、前記グリルカバーのグリル色層
    は、インジウム蒸着によって形成されることを特徴とす
    る請求項1又は2記載のグリルカバー構造。
  4. 【請求項4】インジウム蒸着によって形成された前記グ
    リル色層上に、更に、第二の黒色層を設けることを特徴
    とする請求項3記載のグリルカバー構造。
  5. 【請求項5】前記黒色層と前記グリル色層とが、透明の
    フィルム部材上に形成され、該フィルム部材をグリルカ
    バー裏面側に取付けたことを特徴とする請求項1乃至4
    記載のグリルカバー構造。
  6. 【請求項6】前記黒色層と前記グリル色層が形成された
    前記フィルム部材は、グリルカバー成型時にインサート
    成形されることを特徴とする請求項5記載のグリルカバ
    ー構造。
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