JP2000343812A - インクジェット記録用紙 - Google Patents

インクジェット記録用紙

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JP2000343812A
JP2000343812A JP11160926A JP16092699A JP2000343812A JP 2000343812 A JP2000343812 A JP 2000343812A JP 11160926 A JP11160926 A JP 11160926A JP 16092699 A JP16092699 A JP 16092699A JP 2000343812 A JP2000343812 A JP 2000343812A
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Japan
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layer
ink
group
ultraviolet absorbent
jet recording
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JP11160926A
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Keiji Obayashi
啓治 大林
Osamu Hatano
治 波多野
Masaru Tsuchiya
勝 土屋
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Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクジェットで記録された画像の光褪色性
を特定の紫外線吸収剤を用いることで改良し、優れたイ
ンクジェット記録用紙を提供する。 【解決手段】 1.下記一般式(1)で表される紫外線
吸収剤を含有することを特徴とするインクジェット記録
用紙。 【化1】 2.支持体の同一の側に少なくとも2層のインク吸収層
を有し、支持体から最も遠いインク吸収層以外のインク
吸収層に前記一般式(1)で表される紫外線吸収剤を含
有することを特徴とするインクジェット記録用紙。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真画質に匹敵す
るインクジェット記録用紙に関し、特に光褪色性の改善
されたインクジェット記録用紙に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のインクジェット記録の飛躍的な技
術革新に伴い、プリント品質は銀塩写真で得られるプリ
ントに匹敵しつつある。インクジェット記録で得られる
プリント品質はプリンター、インク、インクジェット記
録用紙(以下、単に記録用紙ともいう)の3つに依存す
るが、画質面の観点からは、前2者の最近の技術革新が
大きく、記録用紙の差が最終的なプリント品質に対する
寄与度が大きくなっている。
【0003】しかし一方で、得られる画像の耐久性の観
点からは、特に光褪色性は必ずしも満足のいくレベルに
あるとは言えない。
【0004】これはインクジェットで記録された色素画
像は一般に分子状にインク吸収層に存在するために、疎
水性高沸点有機溶媒に保護されている銀塩写真形成され
る色素に対してより酸素の影響を受けやすいことが大き
な原因であると推定される。
【0005】従来から、この問題を改良するために種々
の手段が提案されている。
【0006】特開昭57−74192号、同57−87
989号および同60−72785号には酸化防止剤と
して種々の化合物を含有するインクジェット記録用紙
が、特開昭57−74193号には紫外線吸収剤を含有
させたインクジェット記録用紙が、特開昭61−154
989号にはヒドラジド類を添加することが、特開昭6
1−146591号にはヒンダードアミン系酸化防止剤
が、特開昭61−177279号には含窒素複素環メル
カプト系化合物が、特開平1−115677号および同
1−36479号にはチオエーテル系酸化防止剤が、特
開平1−36480号には特定構造のヒンダードフェノ
ール系酸化防止剤が、特開平3−13376号にはヒン
ダードフェノール系酸化防止剤とヒンダードアミン系酸
化防止剤を併用することが、特開平7−195824号
および同8−150773号にはアスコルビン酸類を添
加することが、特開平7−149037号には硫酸亜鉛
を添加することが、特開平7−314882号にはチオ
シアン酸塩類などを含むことが、特開平7−31488
3号にはチオ尿素誘導体などを含むことが、特開平7−
276790号および同8−108617号には糖類を
含むことが、特開平8−118791号にはリン酸系酸
化防止剤が、特開平8−300807号には亜硝酸塩、
亜硫酸塩、チオ硫酸塩などが、また、特開平9−267
544号にはヒドロキシルアミン誘導体が記載されてい
る。
【0007】一般的に色素の光褪色は酸素が関与するケ
ースが多く、通常上記のような酸化防止剤的な化合物が
光褪色防止の目的で用いられるが、光褪色に対しては紫
外線の影響がある場合もあり、この紫外線を吸収する化
合物をインクジェット記録用紙中に使用することも従来
から知られている。
【0008】そのような例として、例えば、特開昭57
−74193号、同57−87988号、同61−24
2871号及び同62−261476号等に記載されて
いる。このような紫外線吸収剤を使用することによりあ
る程度は光褪色を防止することはできるが、その効果は
限られたものであった。
【0009】紫外線吸収剤により紫外線をカットして色
素の光褪色を効率的に防止するためには、紫外線吸収剤
は色素が存在する位置より上部(すなわち支持体から離
れた層)に存在することが最も効果的であり、少なくと
も色素と同じ層内に存在することが必要になる。
【0010】しかしながら、インクジェットで記録した
場合、通常染料は濃度低下を最小限にするためにインク
吸収層の上層(支持体から離れた側)に染着されやす
く、表面から紫外線を受けた場合に、紫外線吸収剤をイ
ンク吸収層中に添加しても色素が染着される上層部分に
存在するものは僅かしかないため、紫外線吸収剤による
褪色防止効果は非常に限られたものであった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明が解決
しようとする課題は、インクジェットで記録された画像
の光褪色性を特定の紫外線吸収剤を用いることで改良
し、優れたインクジェット記録用紙を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記、本発明が解決しよ
うとする課題は、下記の構成により達成される。
【0013】1.下記一般式(1)で表される紫外線吸
収剤を含有することを特徴とするインクジェット記録用
紙。
【0014】
【化2】
【0015】式中、R1、R2はそれぞれ水素原子、アル
キル基、アルコキシ基、ハロゲン原子を表し、R3は水
素原子、アルキル基を表す。R4はフェノール骨格に直
結する炭素原子が1級または2級であって炭素原子数が
5〜20個のアルキル基を表す。
【0016】2.支持体の同一の側に少なくとも2層の
インク吸収層を有し、支持体から最も遠いインク吸収層
以外のインク吸収層に前記一般式(1)で表される紫外
線吸収剤を含有することを特徴とするインクジェット記
録用紙。
【0017】即ち、従来は紫外線吸収剤の効果は限られ
たものであったが、本発明者はインクジェットで記録し
た色素画像の光褪色性を紫外線吸収剤で改良する目的で
種々検討した結果、特定の紫外線吸収剤を使用すること
により有効な褪色防止効果を見出すことが出来た。
【0018】以下本発明を詳細に説明する。
【0019】前記一般式(1)で表される紫外線吸収剤
が特に褪色防止効果が大きい理由は明確ではないが、フ
ェノール骨格の水酸基の立体障害性が低いためによりフ
ェノール性を帯びており、このフェノール性水酸基が色
素分子に対してより配向し易いために画像色素により接
近しているためではないかと推定される。
【0020】なお、この時、インクが含有する高沸点有
機溶媒(ジエチレングリコール、グリセリン等)が紫外
線吸収剤のインク吸収層中での溶解を加速しているもの
と推定される。
【0021】一般式(1)において、R1、R2はそれぞ
れ水素原子、アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原子
を表し、R3は水素原子、アルキル基を表す。R4はフェ
ノール骨格に直結する炭素原子が1級または2級であっ
て炭素原子数が5〜20個のアルキル基を表す。
【0022】R1、R2で表されるアルキル基、アルコキ
シ基としては炭素数1〜30のものが好ましく、又、こ
れらアルキル基、アルコキシ基は更に置換基を有しても
良い。アルキル基、アルコキシ基の具体例としては、例
えばメチル基、エチル基、イソプロピル基、ブチル基、
(t)ブチル基、(s)ブチル基、アミル基、(s)ア
ミル基、(t)アミル基、メトキシ基、エトキシ基、オ
クチルオキシ基等が挙げられる。
【0023】R3で表されるアルキル基としては上記
1、R2のアルキル基と同義である。
【0024】R4のフェノール骨格に直結する炭素原子
が1級または2級であって炭素原子数が5〜20個のア
ルキル基の具体例としては、メチル基、エチル基、イソ
プロピル基、ブチル基、(s)ブチル基、アミル基、
(s)アミル基、2−エチルヘキシル基等が挙げられ
る。これらアルキル基は更に置換基を有しても良い。
【0025】以下に一般式(1)で表される紫外線吸収
剤の具体例を示すが本発明はこれらに限定されるもので
はない。
【0026】
【化3】
【0027】
【化4】
【0028】
【化5】
【0029】上記紫外線吸収剤は単独で用いても2種以
上を併用する事もできる。また、一般式(1)で表され
る紫外線吸収剤以外の紫外線吸収剤と共に併用すること
もできる。この場合、紫外線吸収剤の総量の30重量%
以上が好ましく、特に50重量%以上が一般式(1)で
表される紫外線吸収剤であることが好ましい。
【0030】上記紫外線吸収剤の使用量は、記録用紙1
2当たり通常0.01〜5g、好ましくは0.05〜
2g、特に好ましくは0.1〜1gである。
【0031】上記紫外線吸収剤は一般に疎水性であり、
親水性バインダー水溶液中に乳化分散して得られる油滴
としてインク吸収層中に添加するのが好ましい。
【0032】この場合、各種の疎水性化合物を本発明の
紫外線吸収剤と共に乳化分散する事が出来る。そのよう
な疎水性化合物としては、フタル酸エステル類(ジ−2
−エチルヘキシルフタレートなど)、リン酸エステル類
(トリクレジルフォスフェートなど)、アミド類(N,
N−ジエチルラウリルアミドなど)、一般式(1)以外
の紫外線吸収剤、各種の疎水性酸化防止剤等が挙げられ
る。
【0033】紫外線吸収剤の乳化分散液は、必要に応じ
て併用される他の疎水性化合物および酢酸エチルやメチ
ルエチルケトンなどの低沸点有機溶媒と共に溶解し、こ
の溶液を界面活性剤(ノニオン、カチオン、アニオンな
ど)と親水性バインダー(ゼラチン、ポリビニルアルコ
ール、ポリビニルピロリドンなど)を含有する水溶液中
に添加混合し、超音波ホモジナイザー、高圧ホモジナイ
ザー、高速ホモジナイザーなどにより乳化分散すること
で得ることが出来る。
【0034】本発明の紫外線吸収剤は、公知の各種の酸
化防止剤と併用することが好ましい。そのような酸化防
止剤として好ましい酸化防止剤は、フェノール系酸化防
止剤、フェノールアルキルエーテル系酸化防止剤、ヒン
ダードアミン系酸化防止剤、ヒドロキシルアミン系酸化
防止剤、アスコルビン酸系酸化防止剤が挙げられる。
【0035】フェノール系酸化防止剤は、フェノール誘
導体のオルト位の少なくとも一方がアルキル基で置換さ
れたフェノール類でありこのアルキル基は好ましくは2
級アルキル基または3級アルキル基である。
【0036】フェノール系酸化防止剤の具体例を以下に
示す。
【0037】
【化6】
【0038】
【化7】
【0039】
【化8】
【0040】
【化9】
【0041】フェノールアルキルエーテル系酸化防止剤
は、フェノール類またはジヒドロキシベンゼン骨格を有
する化合物のフェノール性水酸基の少なくとも一つをア
ルキル基でエーテル結合させた化合物であり、具体的に
は以下の化合物が挙げられる。
【0042】
【化10】
【0043】ヒンダードアミン系酸化防止剤は好ましく
は下記一般式(2)で表される。
【0044】
【化11】
【0045】一般式(2)において、R5は水素原子、
アルキル基、アルケニル基、アシル基を表し、アルキル
基は更に置換基を有して良く、R6、R7、R8およびR9
はそれぞれ水素原子、メチル基またはエチル基を表す。
10およびR11は水素原子またはメチル基を表す。Xは
−O−、−N(RA)−または−C(RB)(RC)−を
表し、RA、RBおよびRCはそれぞれ水素原子または置
換基を表す。
【0046】一般式(2)で表される化合物の具体例を
以下に示す。
【0047】
【化12】
【0048】
【化13】
【0049】
【化14】
【0050】ヒドロキシルアミン系酸化防止剤は該ヒド
ロキシルアミンの窒素原子が置換された化合物であり、
具体例としては以下の化合物が挙げられる。
【0051】
【化15】
【0052】
【化16】
【0053】アスコルビン酸系酸化防止剤はアスコルビ
ン酸やアスコルビン酸パルミテート、アスコルビン酸ジ
パルミテートなどが挙げられる。
【0054】次に、支持体上に設けられるインク吸収層
について説明する。インク吸収層は支持体の片面のみ有
っても良いが、両面に設けても良い。この時両面に設け
られるインク吸収層は同じもので有っても良く異なって
いても良い。
【0055】インク吸収層は前述のごとく、大きく膨潤
層型インク吸収層と空隙型インク吸収層に分けられる。
【0056】膨潤型インク吸収層は、インク溶媒に対し
て膨潤性がある親水性ポリマーから主として構成され
る。そのような親水性ポリマーとしては、ゼラチン(ア
ルカリ処理ゼラチン、酸処理ゼラチン、アミノ機をフェ
ニルイソシアネートや無水フタル酸等で封鎖した誘導体
ゼラチンなど)、ポリビニルアルコール(平均重合度が
300〜4000、ケン化度が80〜99.5%が好ま
しい)、ポリビニルピロリドン、ポリエチオレンオキシ
ド、ヒドロキシルエチルセルロース、寒天、プルラン、
デキストラン、アクリル酸、カルボキシメチルセルロー
ス、カゼイン、アルギン酸等が挙げられ、2種類以上を
併用することもできる。
【0057】膨潤型インク吸収層には親水性ポリマーの
膨潤性に影響を与えない範囲で無機微粒子や有機微粒子
等の微粒子を含有させても良いが親水性バインダーに対
して通常100重量%以下である。
【0058】膨潤層に設けられる親水性ポリマーの使用
量は記録用紙1m2当たり通常3〜20g、好ましくは
5〜15gである。
【0059】空隙型インク吸収層は無機微粒子と少量の
親水性ポリマーを含有する空隙層を有することが好まし
い。
【0060】このような無機微粒子の例としては、軽質
炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウム、炭酸マグネシウ
ム、カオリン、クレー、タルク、硫酸カルシウム、硫酸
バリウム、二酸化チタン、酸化亜鉛、水酸化亜鉛、硫化
亜鉛、炭酸亜鉛、ハイドロタルサイト、珪酸アルミニウ
ム、ケイソウ土、珪酸カルシウム、珪酸マグネシウム、
合成非晶質シリカ、コロイダルシリカ、アルミナ、コロ
イダルアルミナ、擬ベーマイト、水酸化アルミニウム、
リトポン、ゼオライト、水酸化マグネシウム等の白色無
機顔料等を挙げることが出来る。
【0061】その様な無機微粒子は、1次粒子のまま用
いても、また、2次凝集粒子を形成した状態で使用する
こともできる。
【0062】本発明においては、特に微細な空隙が形成
出来る観点より、シリカまたは擬ベーマイトが好まし
く、特に平均粒径が100nm以下の気相法により合成
されたシリカ、コロイダルシリカおよび擬ベーマイトが
好ましい。
【0063】無機微粒子の平均粒径は、粒子そのものあ
るいは空隙層の断面や表面を電子顕微鏡で観察し、10
0個の任意の粒子の粒径を求めてその単純平均値(個数
平均)として求められる。ここで個々の粒径はその投影
面積に等しい円を仮定したときの直径で表したものであ
る。
【0064】空隙層に用いられる親水性ポリマ−として
は、膨潤型インク吸収層で用いられる親水性ポリマーと
同様のものが用いられるが、好ましい親水性ポリマーは
ポリビニルアルコールである。
【0065】本発明で用いられるポリビニルアルコール
には、ポリ酢酸ビニルを加水分解して得られる通常のポ
リビニルアルコールの他に、末端をカチオン変性したポ
リビニルアルコールやアニオン性基を有するアニオン変
性ポリビニルアルコール等の変性ポリビニルアルコール
も含まれる。
【0066】酢酸ビニルを加水分解して得られるポリビ
ニルアルコールは平均重合度が300以上のものが好ま
しく用いられ、特に平均重合度が1000〜5000の
ものが好ましく用いられる。
【0067】ケン化度は70〜100%のものが好まし
く、80〜99.5%のものが特に好ましい。
【0068】カチオン変性ポリビニルアルコールとして
は、例えば特開昭61−10483号に記載されている
ような、第1〜3級アミノ基や第4級アンモニウム基を
上記ポリビニルアルコールの主鎖または側鎖中に有する
ポリビニルアルコールであり、カチオン性基を有するエ
チレン性不飽和単量体と酢酸ビニルとの共重合体をケン
化することにより得られる。
【0069】カチオン性基を有するエチレン性不飽和単
量体としては、例えばトリメチル−(2−アクリルアミ
ド−2,2−ジメチルエチル)アンモニウムクロライ
ド、トリメチル−(3−アクリルアミド−3,3−ジメ
チル)アンモニウムクロライド、N−ビニルイミダゾー
ル、N−ビニル−2−メチルイミダゾール、N−(3−
ジメチルアミノプロピル)メタクリルアミド、ヒドロキ
シルエチルトリメチルアンモニウムクロライド、トリメ
チル−(3−メタクリルアミドプロピル)アンモニウム
クロライド、N−(1,1−ジメチル−3−ジメチルア
ミノプロピル)アクリルアミド等が挙げられる。
【0070】カチオン変性ポリビニルアルコールのカチ
オン変性基含有単量体の比率は、酢酸ビニルに対して
0.1〜10モル%、好ましくは0.2〜5モル%であ
る。
【0071】アニオン変性ポリビニルアルコールは例え
ば、特開平1−206088号公報に記載されているよ
うなアニオン性基を有するポリビニルアルコール、特開
昭61−237681号、および同63−307979
号公報に記載されているような、ビニルアルコールと水
溶性基を有するビニル化合物との共重合体及び特開平7
−285265号公報に記載されているような水溶性基
を有する変性ポリビニルアルコールが挙げられる。
【0072】また、ノニオン変性ポリビニルアルコール
としては、例えば、特開平7−9758号公報に記載さ
れているようなポリアルキレンオキサイド基をビニルア
ルコールの一部に付加したポリビニルアルコール誘導
体、特開平8−25795号公報に記載された疎水性基
を有するビニル化合物とビニルアルコールとのブロック
共重合体等が挙げられる。
【0073】ポリビニルアルコールは重合度や変性の種
類違いなど2種類以上を併用することもできる。
【0074】上記無機微粒子の使用量は、記録用紙1m
2当たり3〜50gであることが好ましく、特に5〜3
0gが好ましい。また、親水性ポリマー使用量は記録用
紙1m2当たり0.5〜10gであることが好ましく、
特に1〜5gであることが好ましい。また、無機微粒子
の親水性ポリマーに対する比率は通常重量比で3〜10
である。
【0075】また、上記空隙層中には皮膜の造膜性を改
善し、また皮膜の強度を高めるために、ほう酸またはそ
の塩が含有される。ほう酸またはその塩としては、硼素
原子を中心原子とする酸素酸およびその塩のことを示
し、具体的にはオルトほう酸、メタほう酸、次ほう酸、
四ほう酸、五ほう酸およびそれらの塩が含まれる。
【0076】ホウ酸またはその塩の使用量は、塗布液の
無機微粒子や親水性ポリマーの量により広範に変わり得
るが、親水性ポリマーに対して通常1〜60重量%、好
ましくは5〜40重量%である。
【0077】本発明においては、インク吸収速度は速く
画像のムラが少なく、また親水性ポリマーの使用量が比
較的少ないためにカールの発生が比較的少ないことから
インク吸収層として空隙層であるのが好ましい。
【0078】また、本発明の効果、すなわち褪色防止効
果は親水性バインダーの使用量が少ない空隙型インク吸
収層で効果が大きい。
【0079】この理由は明確ではないが、親水性バイン
ダーが多いインク吸収層の場合には、上記疎水性紫外線
吸収剤が比較的バインダー中に安定化して存在するため
に皮膜中で比較的均一に分布するためではないかと推定
される。
【0080】本発明のインクジェット記録用紙のインク
吸収層が2層以上有する多層式である場合、本発明の紫
外線吸収剤は支持体から最も離れた層(最上層)に添加
するよりも、該層より下層に添加する方が高濃度が得ら
れ好ましい。
【0081】即ち、紫外線吸収剤分散液を最上層に添加
すると、インク吸収層中に残存するインク溶媒により皮
膜が失透して濃度低下を起こすことが懸念されるからで
ある。
【0082】かかる点からは紫外線吸収剤分散液は最上
層以外の層に添加する事が好ましいが、褪色防止目的に
おいては、最上層に添加しても、該層より下層に添加し
ても十分な効果が得られるのである。
【0083】本発明のインクジェット記録用紙のインク
吸収層には上記以外の各種の添加剤を添加することが出
来る。
【0084】中でもカチオン媒染剤は印字後の耐水性や
耐湿性を改良するために好ましい。
【0085】カチオン媒染剤としては第1級〜第3級ア
ミノ基および第4級アンモニウム塩基を有するポリマー
媒染剤が用いられるが、経時での変色や耐光性の劣化が
少ないこと、染料の媒染能が充分高いことなどから、第
4級アンモニウム塩基を有するポリマー媒染剤が好まし
い。
【0086】好ましいポリマー媒染剤は上記第4級アン
モニウム塩基を有するモノマーの単独重合体やその他の
モノマーとの共重合体または縮重合体として得られる。
【0087】上記以外に、例えば、アニオン、カチオン
または非イオンの各種界面活性剤、特開昭59−429
93号公報、同59−52689号公報、同62−28
0069号公報、同61−242871号公報および特
開平4−219266号公報等に記載されている蛍光増
白剤、消泡剤、ジエチレングリコール等の潤滑剤、防腐
剤、増粘剤、帯電防止剤、マット剤等の公知の各種添加
剤を含有させることもできる。
【0088】本発明のインクジェット録用紙の支持体と
しては、従来知られている公知の支持体を使用すること
が出来るが、特に支持体が非吸水性である場合に、本発
明の化合物を使用したときに褪色防止効果が大きい。
【0089】支持体が非吸水性である場合にインク溶媒
もインク吸収層中に残存して紫外線吸収剤の移動を容易
にさせるためと考えられる。
【0090】非吸水性支持体としては、例えばそれぞれ
透明又は白色のポリエステルフィルム、ポリプロピレン
フィルム及びポリ塩化ビニルフィルム、原紙の両面をポ
リオレフィン樹脂で被覆した紙支持体が挙げられるが特
に後者が最も好ましい。
【0091】支持体は厚みが80〜300μm、特に1
00〜250μmのものが好ましい。
【0092】支持体上にインク吸収層を塗布するに当た
っては、表面と塗布層との間の接着強度を大きくする等
の目的で、支持体にコロナ放電処理や下引処理等を行う
ことが好ましい。
【0093】本発明のインクジェット記録用紙のインク
吸収層を有する側と反対側にははカール防止や印字直後
に重ね合わせた際のくっつきやインク転写を更に向上さ
せるために種々の種類のバック層を設けることができ
る。
【0094】バック層の構成は支持体の種類や厚み、表
面層側の構成や厚みによっても変わるが一般には親水性
バインダーや疎水性バインダーが用いられる。バック層
の厚みは通常は0.1〜10μmの範囲である。
【0095】また、バック層には他の記録用紙とのくっ
つき防止、筆記性改良、さらにはインクジェット記録装
置内での搬送性改良のために表面を粗面化できる。この
目的で好ましく用いられるのは粒径が2〜20μmの有
機または無機の微粒子である。
【0096】これらのバック層は予め設けていても良
く、本発明の塗布組成物を塗布した後で設けてもよい。
【0097】インク吸収層の塗布方式としては、ロール
コーティング法、ロッドバーコーティング法、エアナイ
フコーティング法、スプレーコーティング法、カーテン
塗布方法あるいは米国特許第2,681,294号公報
記載のホッパーを使用するエクストルージョンコート法
が好ましく用いられる。
【0098】乾燥は、通常0〜80℃の範囲で乾燥する
ことが好ましい。両面をポリオレフィン樹脂で被覆した
紙支持体を使用する場合には80℃を越えなければポリ
オレフィン樹脂が軟化して搬送を困難にしたり記録層表
面の光沢にムラが出たりする懸念は起こらない。好まし
い乾燥温度は0〜70℃である。
【0099】
【実施例】以下に本発明を実施例を挙げて具体的に説明
するが、本発明の実施態様はこれらに限定されるもので
はない。なお、実施例中で「%」は特に断りのない限り
絶乾重量%を示す。
【0100】実施例1 含水率が6重量%の坪量170g/m2の写真用原紙の
裏面に押し出し塗布法により密度が0.92の低密度ポ
リエチレンを30μmの厚さで塗布した。ついで表側に
アナターゼ型酸化チタン5.5重量%含有する密度が
0.92の低密度ポリエチレンを35μmの厚さで押し
出し塗布法で塗布して両面をポリエチレンで被覆した支
持体を作製した。
【0101】表側にコロナ放電を行いゼラチン下引き層
を0.3g/m2、裏面にもコロナ放電を行った後ラテ
ックス層を厚みが0.2g/m2に成るように塗布し
た。
【0102】次に、表側に下記の組成の塗布液を湿潤膜
厚が140μmに成るように塗布した。
【0103】 塗布液処方:塗布液1L当たりの組成 酸処理ゼラチン 38.5g ポリビニルピロリドン(ルビスコールK−90) 6.2g ポリビニルアルコール(クラレ株式会社製:PVA205) 32.3g ポリエチレンオキサイド(平均分子量≒15万) 8.9g アクリル酸系ラテックス(*) 11.2g カチオン性ポリマー(P−1) 6.2g 界面活性剤−1(*) 0.5g 紫外線吸収剤分散液(表1に記載) (*)アクリル酸系ラテックス:第一工業株式会社製 AE803 (*)界面活性剤−1:トリイソプロピルナフタレンスルホン酸ナトリウム
【0104】
【化17】
【0105】紫外線吸収剤分散液は、12gの紫外線吸
収剤と8gのジイソデシルフタレートを30mlの酢酸
エチルに加熱溶解した液を7重量%の酸処理ゼラチン水
溶液(サポニンを10重量%、カチオン性ポリマーP−
1を3重量%含有する)の80mlに添加し、超音波ホ
モジナイザーで乳化分散し酢酸エチルを減圧除去した後
全量を120mlに仕上げて用いた。
【0106】塗布はそれぞれの塗布液を40℃でスライ
ドホッパーで塗布を行い、塗布直後に0℃に保たれた冷
却ゾーンで20秒間冷却した後、20〜30℃の風で6
0秒間、45℃の風で60秒間、50℃の風で60秒間
順次乾燥して記録用紙を得た。
【0107】得られた各記録用紙について以下の方法で
光褪色性を評価した。
【0108】セイコーエプソン株式会社製のインクジェ
ットプリンター・PM−750Cで、Y、M、Cのウェ
ッジ画像をプリントした。
【0109】ついで、それぞれをスガ試験機株式会社製
の退光試験機でキセノンランプを用いて、100時間光
照射し、初期濃度1.0における色素残存率を調べた。
【0110】色素残存率(%)=100×〔(光照射後
の濃度)/初期濃度(=1.0)〕 得られた結果を表1に示す。
【0111】
【表1】
【0112】
【化18】
【0113】本発明の紫外線吸収剤を使用した記録用紙
2〜5は紫外線吸収剤を使用していない比較の記録用紙
1に比べ褪色防止効果に優れていることが分かる。
【0114】また、従来公知の紫外線吸収剤(比較UV
−1、比較UV−2、比較UV−3)を使用した比較の
記録用紙6〜8では充分な褪色防止効果が得られないこ
とが分かる。
【0115】実施例2 「酸化チタン分散液−1の調製」平均粒径が約0.25
μmの酸化チタン20kg(石原産業製:W−10)を
pH=7.5のトリポリリン酸ナトリウムを150g、
ポリビニルアルコール(クラレ株式会社製:PVA23
5)500g、カチオン性ポリマー(p−1)の150
gおよびサンノブコ株式会社消泡剤・SN381を10
gを含有する水溶液90Lに添加し高圧ホモジナイザー
(三和工業株式会社性)で分散したあと全量を100L
に仕上げて均一な酸化チタン分散液−1を得た。
【0116】「シリカ分散液−1の調製」1次粒子の平
均粒径が約0.007μmの気相法シリカ(日本アエロ
ジル工業株式会社製:A300)125kgを、三田村
理研工業株式会社製のジェットストリーム・インダクタ
ーミキサーTDSを用いて、硝酸でpH=2.5に調整
した620Lの純水中に室温で吸引分散した後、全量を
694Lに純水で仕上げた。
【0117】「シリカ分散液−2の調製」カチオン性ポ
リマー(P−1)を1.29kg、エタノール4.2
L、n−プロパノール1.5Lを含有する水溶液(pH
=2.3)18Lに、シリカ分散液−1の69.4Lを
撹拌しながら添加し、ついで、ホウ酸260gとホウ砂
230gを含有する水溶液7.0Lを添加し、前記の消
泡剤SN381を1g添加した。
【0118】この混合液を三和工業株式会社製高圧ホモ
ジナイザーで分散し、全量を純水で97Lに仕上げてシ
リカ分散液−2を調製した。
【0119】「塗布液の調製」第1層、第2層、第3層
の塗布液を以下の手順で調製した。
【0120】第1層用塗布液:シリカ分散液−2の60
0mlに40℃で撹拌しながら、以下の添加剤を順次混
合した。
【0121】ポリビニルアルコール(クラレ工業株式
会社製:PVA203)の10%水溶液:0.6ml ポリビニルアルコール(クラレ工業株式会社製:PV
A235)の5%水溶液:260ml 紫外線吸収剤分散液:30ml 酸化チタン分散液−1:33ml 第一工業株式会社製:ラテックスエマルジョン・AE
−803:18ml 純水で全量を1000mlに仕上げる。
【0122】第2層用塗布液:シリカ分散液−2の64
0mlに40℃で撹拌しながら、以下の添加剤を順次混
合した。
【0123】ポリビニルアルコール(クラレ工業株式
会社製:PVA203)の10%水溶液:0.6ml ポリビニルアルコール(クラレ工業株式会社製:PV
A235)の5%水溶液:260ml 紫外線吸収剤分散液:30ml 純水で全量を1000mlに仕上げる。
【0124】第3層用塗布液:シリカ分散液−2の65
0mlに40℃で撹拌しながら、以下の添加剤を順次混
合した。
【0125】ポリビニルアルコール(クラレ工業株式
会社製:PVA203)の10%水溶液:0.6ml ポリビニルアルコール(クラレ工業株式会社製:PV
A235)の5%水溶液:270ml シリコン分散液(東レ・ダウコーニング・シリコーン
株式会社製・BY−22−839):3.5ml サポニン50%水溶液:4ml 純水で全量を1000mlに仕上げる。
【0126】上記のようにして得られた塗布液を、下記
のフィルターで濾過した。
【0127】第1層と第2層:東洋濾紙株式会社製TC
P10で2段 第3層:東洋濾紙株式会社製TCP30で2段 ついで実施例1で使用したポリオレフィンで両面を被覆
した支持体に、第1層(50μm)、第2層(100μ
m)、第3層(50μm)の順になるように各層を塗布
した。かっこ内はそれぞれの湿潤膜厚を示し、第1層〜
第3層は同時塗布した。
【0128】塗布はそれぞれの塗布液を40℃で3層式
スライドホッパーで塗布を行い、塗布直後に0℃に保た
れた冷却ゾーンで20秒間冷却した後、20〜30℃の
風で60秒間、45℃の風で60秒間、50℃の風で6
0秒間順次乾燥して記録用紙を得た。
【0129】紫外線吸収剤分散液は実施例1と同じ処方
・分散条件で分散して用いた。
【0130】第1層および第2層が含有する紫外線吸収
剤の量は記録用紙1m2当たりそれぞれ0.15gおよ
び0.3g(合計0.45g)である。得られた記録用
紙は次いで実施例1と同様に耐光性を評価した。また、
最高濃度はマゼンタの最高反射濃度を測定した。尚、最
高濃度の測定は、セイコーエプソン(株)製のインクジ
ェットプリンターPM−750Cを用いて、マゼンタの
最高濃度が得られる条件で印字し、その最高反射濃度を
測定して、これを最高濃度とした。表2にその結果を示
す。
【0131】
【表2】
【0132】実施例1と同様、本発明の紫外線吸収剤を
使用した記録用紙12〜15は紫外線吸収剤を使用しな
い比較の記録用紙11や比較紫外線吸収剤を使用した比
較の録用紙16〜18より優れた耐光性を示すことがわ
かる。
【0133】実施例3 実施例2の記録用紙12〜18において、紫外線吸収剤
分散液を第1層と第2層に添加する代わりに第2層と第
3層に添加した以外は実施例2と同様にして記録用紙2
2〜28を作製した。第3層への添加量は第1層と同じ
塗布液1L当たり30ml加えた。
【0134】実施例2と同様にして得られた記録用紙を
評価した。結果を表3に示す。
【0135】
【表3】
【0136】表3に示す結果から紫外線吸収剤を第2層
と第3層に添加しても、実施例2の記録用紙12〜18
とほぼ同等の耐光性が得られることがわかる。但し、最
高濃度が低下するために、多層式の場合には最上層以外
の層に紫外線吸収剤を添加するのが好ましいことがわか
る。
【0137】
【発明の効果】実施例で実証した如く、本発明によるイ
ンクジェット記録用紙は、インクジェットで記録された
画像の光褪色性を特定の紫外線吸収剤を用いることで改
良し、優れた効果を有する。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(1)で表される紫外線吸収
    剤を含有することを特徴とするインクジェット記録用
    紙。 【化1】 〔式中、R1、R2はそれぞれ水素原子、アルキル基、ア
    ルコキシ基、ハロゲン原子を表し、R3は水素原子、ア
    ルキル基を表す。R4はフェノール骨格に直結する炭素
    原子が1級または2級であって炭素原子数が5〜20個
    のアルキル基を表す。〕
  2. 【請求項2】 支持体の同一の側に少なくとも2層のイ
    ンク吸収層を有し、支持体から最も遠いインク吸収層以
    外のインク吸収層に前記一般式(1)で表される紫外線
    吸収剤を含有することを特徴とするインクジェット記録
    用紙。
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