JP2000343742A - デジタルプリンタ - Google Patents
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Abstract
定に保てるデジタルプリンタの提供。 【解決手段】 各階調毎に、印字を行う画素の数をカウ
ントする手段5−1、5−2と、このカウント手段のカ
ウント値に応じて全画素をいくつかのグループに分割す
る手段9−1、9−2、12−1、12−2、13−
1、13−2と、このグループ分割数を決定する手段1
0−1、10−2、11−1、11−2とを有し、グル
ープ内の印字画素数が、各グループとも、同時印字画素
数として予め規定した数と同一になるようにグループ分
けの範囲、及びグループ分割数を各階調毎に可変とし、
各階調における印字動作時において、1ラインの内で同
時に印字を行う画素を、グループ単位に限定し、複数回
に分けて各階調の印字を行う。
Description
タを得て、これを記録紙に印刷するデジタルプリンタに
関る。
をデジタルデータにより記述した静止画像データをホス
トコンピュータ等(以下、ホストと称す)から受け取
り、これをライン毎に順次印刷し、最終的に1枚の静止
画像を記録紙上に得るものである。この種のデジタルプ
リンタでは、印字を行う際、主に電力容量を抑制する目
的で1ライン中の全印字画素を同時通電せずに、複数回
に分割して印字する場合がある。すなわち、この場合、
同時に通電される画素数を制限しているので、必要な電
流供給量が一定値以下に制限され、この結果、電源部に
要求される電力容量を押さえる事ができ、サイズ、コス
ト等の面で有利となる。
信号処理回路のブロック図を示す。また、図10に階調
数Lのときの各信号の動作を表すタイミングチャートを
示す。印字データを分割する手段としてはさまざまな方
法が考えられるが、以下に述べる例ではデータマスク信
号を用いてヘッドへの画像データをマスクする方法を示
す。また、一例としてここでは分割数は4とする。ま
ず、デジタルプリンタによる印字が開始されると、画像
データを保持しているホストから画像データが1ライン
ずつ順次信号処理回路部へ転送される。送られてきた1
ライン分の画像データはメモリコントローラ2の制御信
号に従い、ラインメモリ1に記憶される。1ライン分の
記憶が終了すると、メモリコントローラ2はラインメモ
リ1からのデータ読み出しの制御を始め、ラインの先頭
画素のデータから順番に一画素づつデータをレベルコン
パレータ3へ送り出す。この読み出し動作は、ラインの
最後の画素の読み出しが終了すると再び先頭画素からの
読み出しを開始する。以降、印字階調数分の回数だけ、
ラインデータの読み出しを繰り返す。
ら読み出される画素データと共に、レベルカウンタ21か
らの階調データが入力される。このレベルカウンタ21は
ラインメモリ1からのラインデータ読み出しが開始され
ると共に、カウント値0からカウントを開始し、分割数
カウンタ24からのカウント終了信号が入力される毎に
1づつカウントアップする。そして、カウント値が印字
階調数の値に達するまでカウントアップを続ける。レベ
ルコンパレータ3では、ラインメモリ1からの画像データ
と、レべルカウント値を比較し、[画像データ値>レべ
ルカウント値]が成り立つ場合は1(Highレベル信
号)を出力し、現在のレべルカウント値が示す階調数に
おいて、その画素は印字画素となる。上記式が成り立た
ない場合は0(Lowレベル信号)を出力し、印字画素
とならない事となる。このレベルコンパレータ3からの
出力はANDゲート13を通りサーマルヘッドへ向かって
印字データとなる。上記分割数カウンタ24でのカウント
値は、各階調印字の開始のたびに0にリセットされる。
ラインデータの読み出し期間で1づつカウントアップ
し、0から3までカウントして今の階調の印字が終了す
る。そして、次の階調の印字開始で再び0にリセットさ
れる。カウント値はデータマスク選択部23へ入力され
る。また、分割数カウンタ24はカウントが終了して次
の階調に移るたびに、カウント終了の信号をレベルカウ
ンタ21へ送り、レベルカウンタ21をカウントアップさせ
る。
に示すデータマスク0〜3に示す通り、ライン読み出し
期間を丁度4当分するように、4つのデータマスク信号
を生成する。各データマスクは、データマスク選択部23
へ入力され、ここで分割数カウンタ24のカウント値に
応じて1つのマスク信号が選択される。選択されたマス
ク信号は、レベルコンパレータ3からの画素データと共
にANDゲート13へ入力される。図10ではデータマス
ク0が選択された場合を示している。以上の様にして、
各階調毎に4回のライン印字が行われ、各回では異なる
データマスクが選択され、レベルコンパレータ3からの
画像データがANDゲート13にてマスクされるため、ラ
インを構成する印字画素が各階調において複数の組に時
分割されてサーマルヘッドへ転送される事となる。
出しが全印字階調にわたって終了すると、ラインデータ
のサーマルヘッドへの1ライン分のデータ転送が終了し
たことになる。メモリコントローラ2は引き続き、ホス
トからの第2ラインのデータのラインメモリ1への書き
込み、続いて読み出しを行う。図9に示す信号処理回路
部は同様の信号処理を行ってサーマルヘッドへ画像デー
タを転送し続ける。同様にして、第3ライン、第4ライ
ン・・・と順次読み出し書き込みを繰り返し、全ライン
データを処理し終わって、1画面分の画像データの処理
を終了する。カラー印字の場合は、この動作を3画面分
繰り返し、イエロー、マゼンタ、シアンの印刷三原色分
の印字を行って、カラー画像を得る。
要を示す。サーマルヘッドは1ラインドット数×1bi
tのレジスタREよりなるレジスタ群を2本持ってい
る。第1レジスタ群 31 の各レジスタREはサーマルヘ
ッドSHの各発熱体35に対応しており、レジスタREの
保持値によって発熱体35の通電をONにするかOFFに
するかが決定される。サーマルヘッドSHは、ANDゲ
ート13(図9参照)からの1ビット幅のシリアルの画
像データを受け取り、シフトレジスタの構成をした第1
レジスタ群 31 に順次蓄積していく。1ライン分のデー
タの蓄積が完了すると、図示しないサーマルヘッド制御
部からのレジスタセット信号により第1レジスタ群 31
のデータは第2レジスタ群 32 に移される。次に、第2
レジスタ群32のデータ値に応じて発熱体35が通電され、
分割印字1回分の印字が行われる。同時に第1レジスタ
群 31 へ、次の1ライン分のデータの書き込みが行われ
る。通電時間は、図示しないサーマルヘッド制御部から
の通電パルス幅制御信号のパルス幅によって制御され、
第2レジスタ群 32 の各レジスタの真偽値と、通電パル
ス幅制御信号とを各ANDゲート33にてAND演算し
た信号が通電スイッチ素子34に入力され、この入力値
が真のときに発熱体35の通電が行われる構成となってい
る。
としているが、特公昭62−58584号公報に示され
る技術では、ラインを複数の区間に分割し、印字画素数
の総計に応じて、同時に通電する区画数を可変とする制
御方法が示されている。この制御方法では、分割数を動
的に変化させるため、分割数を常時一定値に固定する前
記の印字方法に比べ、印字速度が高速化される利点があ
る。
うな従来の分割印字方法では1ラインの印字画素を複数
に分割し、時間をずらせて印字を行うようにしているた
め、同時通電ドット数を制限し、単位時間当たりの消費
電力を押さえることにより、電力容量を抑制することが
できる。しかしながら、この方法は同時通電画素数を一
定値以下に制限することはできるが、各階調毎の印字ド
ット数を、完全に一定値に保つようにしているのではな
く、画像データの内容によって同時通電画素数は常に変
動する。その結果、サーマルヘッドを駆動する電源は、
同時通電画素数の変化による負荷変動を受けて出力電圧
の変動を生じる。この電圧の変動が印字濃度に影響を及
ぼし、画質の劣化を生じるという問題があった。
す制御方法では、消費電力を押さえることのほかに、分
割数を常時一定とする方式に比べて、印字速度を高速化
する効果が述べられているが、通電画素数を分割区間単
位でしか制御できないので、やはり同時通電画素数にば
らつきが発生し、高速化のためには効率が悪いといえ
る。本発明は、以上のような問題点に着目し、これを有
効に解決すべく創案されたものであり、その目的は、同
時通電画素数を特別の場合を除いて常に一定に保つこと
ができるデジタルプリンタを提供することにある。
は、各画素が多階調のデータを持ったデジタル画像デー
タを受け取り、これをラインヘッドによって階調毎にイ
ンクの転写の有無を制御する事で、多階調の濃度差を持
つ印字画素からなるラインを記録紙上に得、ラインヘッ
ドの走査によって複数のラインを記録紙上に記録する事
によって画像を印字するデジタルプリンタにおいて、各
階調毎に、印字を行う画素の数をカウントする手段と、
このカウント手段のカウント値に応じて全画素をいくつ
かのグループに分割する手段と、このグループ分割数を
決定する手段とを有し、前記グループ内の印字画素数
が、各グループとも、同時印字画素数として予め規定し
た数と同一になるようにグループ分けの範囲、及びグル
ープ分割数を各階調毎に可変とし、各階調における印字
動作時において、1ラインの内で同時に印字を行う画素
を、前記グループ単位に限定し、複数回に分けて各階調
の印字を行なうようにしたものである。これにより、特
別の場合を除いて同時通電画素数を常に一定に保つこと
が可能となる。
Lの印字を行う際に、グループ分けの結果、グループ内
の印字画素数があらかじめ同時印字画素数として規定し
た数Nに満たない数mであるグループが生じた場合、階
調L+1の印字を行う、前記グループに含まれる画素と
は異なる位置の画素の内のN−m個の画素を選択し、前
記グループの画素印字時に同時に印字する事で、印字画
素数の合計値が同時印字画素数の規定値Nに常に等しく
保つ機能を有するようにしてもよい。更には、請求項3
に規定するように、階調数Lの印字を行う際に、前記グ
ループ分けの結果、グループ内の印字画素数があらかじ
め同時印字画素数として規定した数Nに満たない数mで
あるグループが生じた場合、階調L+1の印字を行う、
グループに含まれる画素とは異なる位置の画素であると
いう条件に合致した画素を選択し、前記条件に合致する
画素の数がN−m個に満たない場合、前記条件に合致す
る画素数が最大限になるように画素を選択し、これら選
択画素を、グループの画素印字時に同時に印字する事
で、印字画素数の合計値が同時印字画素数の規定値Nに
最大限近づくようにする機能を有するようにしてもよ
い。
リンタの一実施例を添付図面に基づいて詳述する。図1
は本発明のデジタルプリンタの信号処理系を示すブロッ
ク図、図2は印字開始から終了までのラインメモリの書
き込み、読み出し動作を説明する概念図、図3は印字動
作の進行に伴う印字画素のブロック化及び印字位置の変
化を説明する説明図、図4はリミットカウンタフラグが
発生した場合の、印字動作の進行に伴う印字画素のブロ
ック化及び印字位置の変化を説明する説明図、図5はリ
ミットカウンタフラグが発生しない場合の、データ制御
ブロック内の各信号の動作詳細を説明するタイミングチ
ャート、図6は図5のタイミングチャートの一部の期間
を拡大した図、図7はリミットカウンタフラグが発生し
た場合の、データ制御ブロック内の各信号の動作詳細を
説明するタイミングチャート、図8は図7のタイミング
チャートの一部の期間を拡大した図である。
ot、分割印字時の同時通電画素数(規定数)を128
dot、各画素の階調数を256階調の場合を例にとっ
て説明する。また、先に説明した従来の構成図と同一部
分については同一符号を付して説明する。図示するよう
に、このデジタルプリンタの信号処理系は、画像データ
の256階調(レベル)の内、偶数レベルの画像データ
について制御を行なうAブロック(偶数レベルデータ制
御部)と奇数レベルの画像データについて制御を行なう
Bブロック(奇数レベルデータ制御部)とを有してお
り、両A、Bブロックは全く同じブロック構造になされ
ている。ここで、各階調毎に、印字を行う画素の数をカ
ウントする手段としてはブロック5−1、5−2により
形成され、このカウント手段のカウント値に応じて全画
素をいくつかのグループに分割する手段としてはブロッ
ク9−1、9−2、12−1、12−2、13−1、1
3−2により形成され、またこのグループ分割数を決定
する手段としてはブロック10−1、10−2、11−
1、11−2により形成される。以下に具体的に説明す
る。まず、ラインメモリ1は、画像データのホストから
送られる画像データの1ライン分を記憶する容量、すな
わち8bit×512dotの容量を持つ。レベルカウ
ンタ4−1、4−2は階調レベル値のカウントを行う。
Aブロック内のレベルカウンタ4−1のカウント値は偶
数、Bブロック内のレベルカウンタ4−2のカウント値
は奇数値であり、双方とも+2カウントである。カウン
トアップは、後述する互いに別のブロックからの分割カ
ウントコンパレータフラグによって行われる。
それぞれレベルカウンタ4−1、4−2からの階調数と
画像データとの比較を行う。[階調数<画像データ]と
なったとき、真=Highレベル信号、それ以外の場合
は偽=Lowレベル信号を出力する。この“真”信号
が、各階調における印字データの元となる。各印字ドッ
トカウンタ5−1、5−2は、それぞれのレベルコンパ
レータ3−1、3−2の比較結果が“真”となったデー
タの数をカウントする。カウント値が同時通電画素規定
値(例えば128)に等しくなると、印字ドットカウン
トフラグを発生し、次にレベルカウンタ4−1、4−2
から“真”を受け取った時にはカウント値を1に戻し
て、さらにカウントを続ける。
タマスク生成部9−1、9−2によって、通電ドット数
を規定値(例えば128)とするためのデータマスクが
作られる。また、この印字ドットカウントフラグは、後
述のリミットカウンタ7−1、7−2のカウント値を0
にリセットする。上記印字ドットカウンタ5−1、5−
2は、それぞれのロード値を保持する印字ドットカウン
タロード値レジスタ6−1、6−2を持つ。それぞれの
レジスタ6−1、6−2は、互いに別ブロック(例え
ば、Aブロックに対するBブロック)にあるそれぞれの
印字ドットカウンタ5−2、5−1のカウント値を、互
いに別ブロックにある分割数カウントコンパレータ11
−2、11−1の発生する、フラグ(後述する分割カウ
ントコンパレータフラグFA、FB)のタイミングで記
憶、保持する。各カウンタ5−1、5−2へのレジスタ
値のロードは各休止期間において毎回発生する、図示し
ない全体のタイミングを制御する制御ブロックからのカ
ウント値ロードフラグのタイミング(図6及び図8にお
いて[レジスタからロード]と表記されたタイミング)
で行われる。上記分割カウントコンパレータフラグも休
止期間に発生するが、ロードのタイミングはこれに先行
する。
ドットカウント値をセット、ロードする事により、偶数
階調から奇数階調へ、あるいは奇数階調から偶数階調へ
処理が移るときに、互いに別ブロックからの現在のドッ
トカウント数を引き継いで、継続処理を行う事ができ
る。上記リミットカウンタ7−1、7−2は、印字、非
印字を含めたドット数が、1ラインのドット数(例えば
512ドット)を超えたか否かを判定し、リミットカウ
ンタフラグを発生し、またカウント値を0にリセットす
る。更に、このリミットカウンタフラグは、印字ドット
カウンタフラグと同様にデータマスク生成部9−1、9
−2に送られ、データマスクを作成する際のフラグとし
て使用されると共に、印字ドットカウンタ5−1、5−
2のカウント値のリセットを行う。
数を超えた場合、すなわち印字ドット数が同時通電画素
規定値(例えば128)に達して印字ドットカウンタフ
ラグによってリミットカウンタ7−1、7−2がリセッ
トされる前に、リミットカウンタ7−1、7−2の値が
1ラインのドット数に等しい値に達した場合、それ以降
に読み出されるドットのデータは、レベルコンパレータ
3−1、3−2において、現在のレベルカウンタ4−
1、4−2が示している階調数より1多い階調数と比較
すべきドットのデータである。このため、1ラインのド
ット数を超えた後のレベルコンパレータ3−1、3−2
からの出力は、すべて誤ったデータである。上記リミッ
トカウンタフラグは、この誤データをマスクするため
に、データマスク生成部9−1、9−2によって印字ド
ットカウンタフラグと共にマスク生成の制御を行う。
場合は、ヘッド1ライン分のドット数における印字ドッ
ト数が、同時通電画素規定値(例えば128)を下回る
事になる。この時には、同時通電ドット数は規定値(例
えば128)を下回る事になり、この場合、通電電力も
一定値より少なくなり、消費電力の一定性は一時的に守
られない。上記各リミットカウンタ7−1、7−2は、
印字ドットカウンタ5−1、5−2と同様に、それぞれ
ロード値を保持するリミットカウンタロード値レジスタ
8−1、8−2を持っている。各レジスタ8−1、8−
2は、互いに別ブロックにあるリミットカウンタ7−
2、7−1のカウント値を、互いに別ブロックにある分
割数カウントコンパレータ11−2、11−1の発生す
るフラグ(後述する分割カウントコンパレータフラグ)
のタイミングで記憶、保持する。各リミットカウンタ7
−1、7−2へのレジスタ値のロードは休止期間におい
て毎回発生するカウント値ロードフラグのタイミングで
行われる。分割カウントコンパレータフラグも休止期間
に発生するが、ロードのタイミングはこれに先行する。
ットカウンタ7−1、7−2のカウンタ値をセット、ロ
ードする事により、偶数階調から奇数階調へ、あるいは
奇数階調から偶数階調へ処理が移るときに、別ブロック
からの現在のリミットカウント数を引き継いで、継続処
理を行う事ができる。上記各データマスク生成部9−
1、9−2はそれぞれの印字ドットカウンタ5−1、5
−2からのフラグ、及びそれぞれのリミットカウンタ7
−1、7−2からのフラグによって、それぞれに内蔵す
る分割数判定カウンタ9−1A、9−2Aによって各階
調毎に分割数を決定すると共に、データマスク信号を複
数本同時に生成する。また、決定した分割数の値をそれ
ぞれの分割数カウントコンパレータ11−1、11−2
へ出力する。上記分割数判定カウンタ9−1A、9−2
Aは各休止期間内で毎回0にリセットされる。
は、それぞれの分割数カウンタ10−1、10−2のカ
ウント値によって各データマスク選択部12−1、12
−2で1つが選択され、各ANDゲート13−1、13
−2によってデータをマスクする。ただし、分割数カウ
ンタ10−1、10−2の値が5以上(最大分割数4+
1)となった場合は、1ライン読み出し期間にわたるL
ow信号を出力し、データを完全にマスクする。上記デ
ータマスク0〜4によってマスクされたAブロック、B
ブロックのデータは共にORゲート14に入力され合成
されて、印字データとしてサーマルヘッドへ送られる。
現在印字を行っているのが分割印字の何番目の分割数で
あるかをカウントする。カウントアップは、各休止期間
で行われるが、ただし、分割数判定カウンタ9−1A、
9−2Aが0にリセットされるより前に行われる。ま
た、各分割数カウンタ10−1、10−2は、互いに別
ブロックからの分割カウントコンパレートフラグFB、
FAによって0にリセットされる。各分割数カウントコ
ンパレータ11−1、11−2へは、それぞれのデータ
マスク生成部9−1、9−2からの分割数信号と共に、
分割数カウンタ10−1、10−2のカウント値が入力
され、両者が比較される。この比較の動作は、各階調毎
のデータ処理の合間にある休止期間に行われる。
生成部9−1、9−2内の分割数判定カウンタ9−1
A、9−2Aによってカウントされ、休止期間では最終
的な分割数が出力される。この比較は分割数カウンタ1
0−1、10−2のカウントアップ直後に行う。各分割
数カウントコンパレータ11−1、11−2はこの比較
の結果、[分割数=カウント値]と判定した場合、分割
カウントコンパレータフラグFA、FBを発生する。こ
の分割カウントコンパレータフラグFA、FBは、互い
に別ブロックの印字ドットカウンタ5−2、5−1及び
リミットカウンタ7−2、7−1のロード値のセットを
行う。また、互いに別ブロックの分割数カウンタ10−
2、10−1をリセットする。また、レベルカウンタ4
−2、4−1のカウントアップも行う。
尚、前述のようにこの実施例では、1ラインの画素数を
512dot、分割印字時の同時通電画素規定値を12
8dot、各画素の階調数を256階調とする。まず、
ラインメモリ1は、画像データのホストから送られる画
像データの1ライン分を記憶する容量、すなわち8bi
t×512dot の容量を持つ。図2を参照してラインメ
モリ1の動作の概要を説明すると、各ライン印字期間の
はじめに、ラインメモリ1への1ライン分の画像データ
の書き込みが行われる。この書き込みが完了すると、読
み出し期間に入る。
ける分割数の回数分だけ1ライン分のデータが順次読み
出される。以後この1ライン分のデータの読み出し期間
を、ライン読み出し期間T1とする。また、ライン読み
出し期間T1が終了後、次のライン読み出し期間を開始
するまでの間に、メモリ読み出しを行わない短い期間を
設けるが、以後これを休止期間T2とする。ライン読み
出し期間T1と休止期間T2をあわせて、階調印字周期
T3とする。この階調印字周期T3を階調数分繰り返し
行い、1ライン分の印字が終了する。その後、引き続き
次のライン印字期間のメモリ書き込み、読み出しが順次
行われる。こうして、最終ラインまでのメモリ書き込
み、読み出し動作が終了して、1画面分の画像の印字が
完了する。カラー印字の場合は、この動作を3画面分繰
り返し、イエロー、マゼンタ、シアンの印刷三原色分の
印字を行って、カラー画像を得る。
素の位置の変化の態様を示す。図中、印字動作の進行の
説明のために、ステップという表記を用いて、階調印字
周期を単位とした時間変化を示した(後述する図4で
も、同様の表記を用いた)。図1を参照して説明したよ
うに信号処理系は、同様の構成をした2つのブロックか
ら構成される。Aブロックは、偶数階調レベルのデータ
処理を行うブロックであり、Bブロックは、奇数階調レ
ベルのデータ処理を行うブロックである。現在、Aブロ
ックによって、第N階調(Nは偶数値)のデータが処理
されているとする。Aブロックでは、階調値Nと、この
ライン読み出し期間T1にラインメモリ1から順次読み
出される画像データとの比較を行い、[階調値N<画像
データ値]と判定された画素が、階調値Nにおいて印字
される画素となる。一方、印字画素数は常時カウントさ
れ、同時通電画素規定値である128dotを超えた段
階で、今の階調印字周期での印字は終了する。以降の階
調印字周期(ステップ1,2,3)でも第N階調(Nは
偶数値)のデータ処理が行われる。ここでも、ステップ
0と同様に128画素がカウントされ、印字される。こ
の図3の例では、第N階調は4分割印字された事にな
る。
での第N階調の印字画素数は128以下である。このス
テップ3では、Bブロックにおいて第N+1階調(奇数
値)のデータ処理も平行して行われている。そして、ス
テップ3においてAブロック及びBブロックによって印
字画素として処理される画素数の合計値が128dot
となるように処理される(図中斜線部)。このことによ
りステップ0から3を通して常に印字画素数は128d
otに保たれ、サーマルヘッドの通電量が一定となる。
以下同様に、ステップ4,5,6においてはBブロック
において第N+1階調(奇数値)のデータ処理が行われ
る。ステップ7ではBブロックによる第N+1階調処理
及びAブロックによる第N+2階調処理が同時に行われ
る。このようにして、常にサーマルヘッドの通電量が一
定に保たれる。
(図1参照)にてリミットカウンタフラグが発生した場
合について述べる。図4にリミットカウンタフラグが発
生した場合の印字動作の進行に伴う印字画素の位置の変
化を示す。階調数N(偶数階調)の印字では、まず図示
したステップ0においてAブロックで画像データの処理
が行われ、128dotの画素の印字が行われる。印字
画素が少ないため、ステップ0での印字範囲が1ライン
512dotの画素の大半にわたっている。ステップ1
ではAブロックにおいて128dotより少ない画素数
の印字データがサーマルヘッドへ送られるが、Bブロッ
クにおいても平行して、階調数N+1(奇数階調)の処
理が行われ、合計して128dot丁度の画素の印字が
行われる。同様に、ステップ2ではBブロックにおいて
128dotより少ない画素数の印字データがサーマル
ヘッドへ送られるが、Aブロックにおいても平行して、
階調数N+2(偶数階調)の処理が行われ、合計して1
28dot丁度の画素の印字が行われる。ステップ3で
も同様にAブロックにおいて128dotより少ない画
素数の印字データがヘッドへ送られ、Bブロックにおい
て平行して、階調数N+3(奇数階調)の処理が行われ
ているが、合計の印字画素数が128dotに達する前
にA、B両ブロックで処理された画素データ数が1ライ
ン分の512dotに達してしまい、リミットカウンタ
7−1、7−2(図1参照)よりリミットカウンタフラ
グが発生する。この為、Bブロックからの印字データは
これ以降マスクされて出力されない。結果として、ステ
ップ3での印字画素数は128dot以下となる。ステ
ップ4以降もステップ3と同様の処理となる。
〜図8も参照して説明する。まず、リミットカウンタフ
ラグが発生しない場合について述べる。図5及びその一
部の時間軸を拡大したものとして図6にそれぞれリミッ
トカウンタフラグが発生しない場合の各信号の動作の詳
細を示す。尚、図中、各信号の先頭にAまたはBの符号
を付して属するブロックを表している。まず、ある休止
期間においてBブロックの分割カウントコンパレータフ
ラグFBが発生した場合、Aブロックの分割数カウンタ
10−1が0にリセットされる。また、レベルカウンタ
4−1がカウントアップする。ここではN−2からNに
カウントアップしたと仮定する。また、印字ドットカウ
ンタ5−1の、ロード値レジスタ6−1に、Bブロック
の印字ドットカウンタ5−2の現在のカウンタ値が書き
込まれる。また、リミットカウンタ7−1の、ロード値
レジスタ8−1に、Bブロックのリミットカウンタ7−
2の現在のカウンタ値が書き込まれる。
グで、印字ドットカウンタ5−1及びリミットカウンタ
7−1のそれぞれのレジスタ6−1、8−1からのデー
タのロードが行われる。以上で休止期間が終了すると、
ライン読み出し期間に入る。印字ドットカウンタ5−1
は、レベルコンパレータ3−1から“真”値が来るたび
にカウントアップし、カウント値が同時通電画素規定値
(例えば128)に達するたびに印字ドットカウンタフ
ラグを出す。そして、次に、“真”が来たときにはカウ
ント値を1とし、以後カウントを続行する。図5及び図
6では、ライン読み出し期間内で2回印字ドットカウン
トフラグが発生した例を示す。このフラグにより、分割
数判定カウンタ9−1Aの値が2までカウントされる。
この場合、現在印字しようとしている階調での印字分割
数は3となる。また、この例ではリミットカウントフラ
グは発生しない。分割数判定カウンタ9−1Aを基に、
データマスク生成部9−1はデータマスク0〜4の計5
つのデータマスクを作る。但し分割数は3であるので、
データマスク3、4は無効となる。
数カウンタ10−1のカウント値は0であるので、レベ
ルコンパレータ3−1からの印字データはデータマスク
0によってANDゲート13にてマスクされる。マスク後
のデータは、Bブロックからの印字データ(現在Aブロ
ックのレベルカウンタ4−1が示す階調数より1少ない
階調数での、最後の分割数に当たるデータ)とORゲー
ト14により合成され、サーマルヘッドへ送られる。この
ライン読み出し期間が終了すると、再び休止期間に入
る。ここでは、Bブロックでは分割数カウントコンパレ
ータ11−2のフラグFBは発生しないため、レベルカ
ウンタ4−1の値は変化しない。また、印字ドットカウ
ンタ5−1及びリミットカウンタ7−1の、各ロード値
レジスタ6−1、8−1の値は変化せず、印字ドットカ
ウンタ5−1及びリミットカウンタ7−1には、前ライ
ン読み出し期間と同じ値がロードされる。また、分割数
カウンタ10−1が0から1にカウントアップする。
11−1では、データマスク生成部9−1の分割数判定
カウンタ9−1Aの値(2)と、分割数カウンタ10−
1の値(1)が比較される。今回は、両者が同一の値で
はないため、分割数カウントコンパレータ11−1のフ
ラグFAは発生しない。この休止期間が終了すると、再
び、ライン読み出し期間に入る。この期間でも、前ライ
ン読み出し期間と同様の動作が行われ、全く同じデータ
マスク0〜3が作られる。ただし、分割数カウンタ10
−1が0から1に変化しており、レベルコンパレータ3
−1からの印字データはデータマスク1によってAND
ゲート13−1にてマスクされる。
ックでは分割数カウントコンパレータ11−2のフラグ
FBは発生しないため、Aブロックのレベルカウンタ4
−1の値は変化しない。また、Aブロックの印字ドット
カウンタ5−1及びリミットカウンタ7−1の、各ロー
ド値レジスタ6−1、8−1の値は変化せず、この印字
ドットカウンタ5−1及びリミットカウンタ7−1に
は、前ライン読み出し期間と同じ値がロードされる。ま
た、分割数カウンタ10−1が1から2にカウントアッ
プする。この時点で、分割数カウントコンパレータ11
−1では、データマスク生成部9−1の分割数判定カウ
ンタ9−1Aの値(2)と、分割数カウンタ10−1の
値(2)が比較される。今回は、[分割数判定カウンタ
値=分割数カウンタ値]が成立し、分割数カウントコン
パレータ11−1にて分割カウントコンパレータフラグ
FAが発生しBブロックに送られる。
割数カウンタ10−2が0にリセットされる。また、B
ブロックのレベルカウンタ4−2がN−1からN+1に
カウントアップする。また、Bブロックの印字ドットカ
ウンタ5−2の、ロード値レジスタ6−2に、Aブロッ
クの印字ドットカウンタ5−1の現在のカウンタ値が書
き込まれる。また、Bブロックのリミットカウンタ7−
2の、ロード値レジスタ8−2に、Aブロックのリミッ
トカウンタ7−1の現在のカウンタ値が書き込まれる。
次に、カウント値ロードフラグのタイミングで、Bブロ
ックの印字ドットカウンタ5−2及びBブロックのリミ
ットカウンタ7−2のそれぞれに、各レジスタ6−2、
8−2からのデータのロードが行われる。
し期間においてBブロックでは、前述したAブロックに
おける分割数カウンタ10−1の値=0の時と同様の処
理が行われ、その結果、レベルカウンタ4−2のカウン
ト値N+1における、データマスク0によってマスクさ
れたデータが、Bブロックから出力される。このデータ
は、この時、Aブロックから出力されている、レベルカ
ウント=Nの、データマスク2によってマスクされたデ
ータと、ORゲート14によって合成され、サーマルヘッ
ドへ送られる。結果としてこのライン読み出し期間にお
いては、前半にはレベルカウント値N+1、分割カウン
ト値0のデータが、後半にはレベルカウント値N、分割
カウント値2のデータが現れる。そして、双方の印字デ
ータ数を合計すると、同時通電画素規定値(例えば12
8)に等しくなっている。
み出し期間においても、レベルカウンタ4−2のカウン
ト値Nの時のAブロックの動作と同様の処理が行われ
る。なお、この時、Aブロックでは、分割数カウンタ1
0−1のカウント値が5以上となっており、データは完
全にマスクされるため、[分割数判定カウンタ値=分割
数カウンタ値]となるまでは、ORゲート14に出力され
るのはBブロックからのデータのみとなる。以降、レベ
ルカウント値N+2、N+3…と進行するに従い、処理
がAブロック、Bブロック…と交互に引き継がれ、これ
が全階調の印字が終了するまで繰り返されて1ラインの
印字が終了する。この間、各ライン読み出し期間におけ
る印字ドット数の合計は、必ず同時通電画素規定値(例
えば128)に等しくなっている。
場合について、各信号の詳細を述べる。図7及び図8
に、リミットカウンタフラグが発生した場合の各信号の
動作を示す。図8は図7中の一部の時間軸を拡大したも
のである。レベルカウンタ4−1の値=Nで、ライン読
み出し期間においてAブロックでリミットカウンタ7−
1のリミットカウンタフラグが発生した場合、まず、リ
ミットカウンタ7−1のカウント値は0にリセットされ
る。また、このリミットカウンタフラグは、印字ドット
カウンタフラグと同様にデータマスク生成部9−1に送
られ、データマスクを作成する際のフラグとして使用さ
れる。また、印字ドットカウンタ5−1のカウント値を
0にリセットする。このことによって、リミットカウン
タフラグが発生した時点で新しいデータマスクが発生す
ると共に、印字ドットカウンタ5−1が0から再スター
トする。
ラグは印字ドットカウンタ5−1のフラグと同様の働き
をするが、印字ドットカウンタ5−1のフラグが同時通
電画素数を規定値になるように管理するのに対して、リ
ミットカウンタ7−1のフラグは、1ライン読み出し期
間において、印字データ数が1ラインの総画素数=51
2ドット を超えないように、データマスク、及び印字
ドットカウンタ5−1を管理する。前述したように、リ
ミットカウンタ7−1のフラグは、サーマルヘッド1ラ
イン分のドット数における印字ドット数が、同時通電画
素規定値(例えば128)に達する前に発生するため、
同時通電画素数は規定値(例えば128)を下回る事に
なる。
グが発生した場合は、ヘッド印字通電量は一定には保た
れないが、この場合に当たるのは、1ライン内の総印字
画素数が同時通電画素規定値よりも少ない場合に限ら
れ、画像のデータ内容(絵柄)にもよるが、条件が限定
されるので、従来の様な分割通電方式に比べれば濃度む
らを引き起こす機会は減少する。なお、以上の実施例で
は、サーマルヘッドへのデータ線が複数存在するブロッ
ク分割駆動を行う場合については触れなかったが、この
場合はラインメモリからのデータ読み出しを分割数にあ
わせて高速に読み出すと共に、ORゲート14の後、サー
マルヘッドへ送られる前に、データを各データ線へ時分
割で振り分ける機能を設ける事で対応できる。また、ブ
ロック分割数が多く、ラインメモリからの読み出しスピ
ードが追いつかない場合には、上記した構成の回路ブロ
ック数を更に増加して並列に持つ事で対応できる。
プリンタによれば、次のように優れた作用効果を発揮す
ることができる。リミットカウンタフラグが発生しない
限り、サーマルヘッド印字通電量を常に一定に保つこと
ができ、この変動を押さえることができる。このため、
同時通電画素数を管理し、消費電力及び電力容量を押さ
える事ができる。また、従来の方法に比べて高い精度
で、単位時間当たりの消費電力を略一定値に管理するこ
とができる。この為、ラインヘッドを駆動する電源への
負荷変動を原因とする濃度むらの発生を減少させる事が
でき、画質の劣化を防止できる。また、同時通電画素数
が常に一定に保たれる様に分割数を絶えず変化させる印
字方式のため、消費電力の最大値が一定値以下に制限さ
れた条件下において、最も効率よく印字速度を高速化す
る事ができる。
ブロック図である。
み、読み出し動作を説明する概念図である。
び印字位置の変化を説明する説明図である。
字動作の進行に伴う印字画素のブロック化及び印字位置
の変化を説明する説明図である。
データ制御ブロック内の各信号の動作詳細を説明するタ
イミングチャートである。
した図である。
ータ制御ブロック内の各信号の動作詳細を説明するタイ
ミングチャートである。
した図である。
路を示すブロック図である。
ングチャートを示す。
る。
3−2…データコンパレータ、4−1、4−2…レベル
カウンタ、5−1、5−2…印字ドットカウンタ、6−
1、6−2…印字ドットカウンタロード値レジスタ、7
−1、7−2…リミットカウンタ、8−1、8−2…リ
ミットカウンタロード値レジスタ、9−1、9−2…デ
ータマスク生成部、10−1、10−2…分割数カウン
タ、11−1、11−2…分割数カウントコンパレー
タ、12−1、12−2…データマスク選択部、13−
1、13−2…ANDゲート、14…ORゲート、31
…第1レジスタ群、32…第2レジスタ群、33…AN
Dゲート、34…通電スイッチ素子、35…発熱体
Claims (3)
- 【請求項1】 各画素が多階調のデータを持ったデジタ
ル画像データを受け取り、これをラインヘッドによって
階調毎にインクの転写の有無を制御する事で、多階調の
濃度差を持つ印字画素からなるラインを記録紙上に得、
ラインヘッドの走査によって複数のラインを記録紙上に
記録する事によって画像を印字するデジタルプリンタに
おいて、各階調毎に、印字を行う画素の数をカウントす
る手段と、このカウント手段のカウント値に応じて全画
素をいくつかのグループに分割する手段と、このグルー
プ分割数を決定する手段とを有し、前記グループ内の印
字画素数が、各グループとも、同時印字画素数として予
め規定した数と同一になるようにグループ分けの範囲、
及びグループ分割数を各階調毎に可変とし、各階調にお
ける印字動作時において、1ラインの内で同時に印字を
行う画素を、前記グループ単位に限定し、複数回に分け
て各階調の印字を行う事を特徴とするデジタルプリン
タ。 - 【請求項2】 階調数Lの印字を行う際に、グループ分
けの結果、グループ内の印字画素数があらかじめ同時印
字画素数として規定した数Nに満たない数mであるグル
ープが生じた場合、階調L+1の印字を行う、前記グル
ープに含まれる画素とは異なる位置の画素の内のN−m
個の画素を選択し、前記グループの画素印字時に同時に
印字する事で、印字画素数の合計値が同時印字画素数の
規定値Nに常に等しく保つ機能を有する事を特徴とする
請求項1記載のデジタルプリンタ。 - 【請求項3】 階調数Lの印字を行う際に、前記グルー
プ分けの結果、グループ内の印字画素数があらかじめ同
時印字画素数として規定した数Nに満たない数mである
グループが生じた場合、階調L+1の印字を行う、グル
ープに含まれる画素とは異なる位置の画素であるという
条件に合致した画素を選択し、前記条件に合致する画素
の数がN−m個に満たない場合、前記条件に合致する画
素数が最大限になるように画素を選択し、これら選択画
素を、グループの画素印字時に同時に印字する事で、印
字画素数の合計値が同時印字画素数の規定値Nに最大限
近づくようにする機能を有する事を特徴とする請求項1
記載のデジタルプリンタ。
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