JP2000343326A - チップソーのホーニング処理方法及びホーニング処理装置 - Google Patents

チップソーのホーニング処理方法及びホーニング処理装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】ホーニング処理作業の作業性を向上させると共
に、環境問題や資源の有効活用に容易に対応し、かつ液
体のリサイクルを容易に行い得るチップソーのホーニン
グ処理方法及びホーニング処理装置を提供する。 【解決手段】外周縁にチップがロー付けされたチップソ
ーをクランプし、該クランプしたチップソーを回転させ
つつその外周縁のホーニング処理部に回転ブラシを当接
させると共に、回転ブラシとホーニング処理部との当接
部に所定の液体を供給することを特徴とする。前記液体
が、少なくとも防塵油と研削材パウダーを有することを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、円板状の台金の外周縁
にチップがロウ付けされたチップソーのホーニング処理
方法及びホーニング処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、木材、草木、鋼材等の各種被切削
物を切削する場合には、図3及び図4に示すように、円
板状の台金2の外周縁に超硬チップ等のチップ3がロー
付けされてチップソー1が使用されている。そして、こ
のチップソー1の台金2へのチップ3のロー付けが、一
般的に高周波誘導加熱によって行われるため、台金2の
ロー付け部分4(図4参照)が高周波焼き入れ及び焼き
戻しされるため、該部分4の色が部分的に変色した状態
となる。そこで、この台金2の外周部を所定の幅でホー
ニング処理する必要があり、このホーニング処理部5の
処理方法としては、粒状の研削材をホーニング処理部5
に向けて所定圧で噴射するショットブラストが一般的に
使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このシ
ョットブラストによるホーニング処理にあっては、噴射
される粒状の研削材によって処理されるため、研削材自
体の減少(磨耗)度合いが大きく、研削材を頻繁に補給
する作業が必要となり、ホーニング処理作業の作業性が
劣ると共にコスト的に不利になり易いという問題点があ
った。
【0004】また、ホーニング処理時に研削材や処理に
伴う粉塵が多量に発生するため、この粉塵を集塵する機
構が必要になると共に、粉塵を完全に集塵することが現
実的に困難で、作業現場や工場周囲の環境に悪影響を与
える虞があるという問題点があった。特に、この環境問
題の解消は、ISO規格によって国際的な課題となって
いることから、その対応が望まれているのが実状であ
る。さらに、研削材を噴射するために大型のコンプレッ
サー等のエアー源を常時作動させる必要があるため、低
電力化を図ることが困難であると共に、研削材のリサイ
クルが難しく、電気や研削材等の資源の有効活用を図る
ことが難しいという問題点もあった。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてされたも
ので、請求項1又は2記載の発明の目的は、ホーニング
処理作業の作業性を向上させると共に、環境問題や資源
の有効活用に容易に対応し、かつ液体のリサイクルを容
易に行い得るチップソーのホーニング処理方法を提供す
ることにある。また、請求項3又は4記載の発明の目的
は、ホーニング処理作業の作業性を向上させると共に、
環境問題や資源の有効活用に容易に対応し、かつ液体の
リサイクルを容易に行い得るチップソーのホーニング処
理装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成すべ
く、本発明のうち請求項1記載の発明は、外周縁にチッ
プがロー付けされたチップソーをクランプし、該クラン
プしたチップソーを回転させつつその外周縁のホーニン
グ処理部に回転ブラシを当接させると共に、回転ブラシ
とホーニング処理部との当接部に所定の液体を供給する
ことを特徴とし、請求項2記載の発明は、前記液体が、
少なくとも防塵油と研削材パウダーを有することを特徴
とする。
【0007】また、請求項3記載の発明は、外周縁にチ
ップがロー付けされたチップソーをクランプすると共に
所定の回転数で回転させるチップソー回転手段と、該チ
ップソー回転手段により回転しているチップソーのホー
ニング処理部に回転ブラシを回転させつつ当接させるブ
ラシ回転手段と、該ブラシ回転手段で回転している回転
ブラシと前記チップソー回転手段で回転しているチップ
ソーのホーニング処理部との間に少なくとも防塵油と研
削材ハウダーを有する液体を供給する液体供給手段と、
を具備することを特徴とし、請求項4記載の発明は、前
記液体供給手段が、ホーニング処理に使用された液体を
リサイクルし得る如く構成されていることを特徴とす
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1及び図2は、本発明に
係わるホーニング処理装置の一実施例を示し、図1がそ
の概略構成図、図2がホーニング処理方法の一例を示す
フローチャートである。
【0009】図1において、ホーニング処理装置10
は、基本的にチップソー回転機構11、ブラシ回転機構
12、液体循環機構13及び制御機構14によって構成
されている。チップソー回転機構11は、台金2の外周
縁にチップ3がロー付けされたチップソー1を、その表
裏面側から挟持する状態でクランプする円板状のクラン
プ板15a、15bを有し、このクランプ板15a、1
5bの外周縁は、台金2の外周部の前記ホーニング処理
部5の内側に位置している。
【0010】そして、一対のクランプ板15a、15b
のうち、例えば一方のクランプ板15aが、モータ等の
駆動源を有するチップソー回転装置17に連結され、他
方のクランプ板15bが、エアーもしくは油圧式のシリ
ンダー等の駆動源を有するチップソークランプ装置16
に連結されている。そして、チップソークランプ装置1
6が作動することによって、クランプ板15bが矢印イ
の如くクランプ板15a方向に移動し、両クランプ板1
5a、15bでチップソー1を挟持すると共に、このク
ランプ状態でチップソー回転装置17が作動することに
よって、チップソー1が所定方向に回転する。
【0011】また、チップソークランプ装置16とチッ
プソー回転装置17は、シリンダー等の駆動源を有する
チップソー移動装置18に連結され、このチップソー移
動装置18が作動することによって、チップソークラン
プ装置16でクランプされ、かつチップソー回転装置1
7で回転可能なチップソー2が矢印ロの如く一対の回転
ブラシ19a、19b間に進退し得るように移動する。
【0012】前記ブラシ回転機構12は一対の回転ブラ
シ19a、19bを有し、この回転ブラシ19a、19
bは、多数のワイヤーブラシで形成されると共に、外形
形状が円形でその幅w1がチップソーのホーニング処理
部5の幅w2(図3参照)より所定寸法大きく設定され
ている。そして、この回転ブラシ19a、19bは、モ
ータ等の駆動源を有するブラシ回転装置20にそれぞれ
連結されると共に、例えば一方の回転ブラシ19bが、
シリンダー等の駆動源を有するブラシ移動装置21に連
結されている。
【0013】このブラシ移動装置21が作動することに
よって、回転ブラシ19bが矢印ハ方向に移動して、回
転ブラシ19a、19b間の間隔が所定値に設定され、
また、ブラシ回転装置20が作動することによって、回
転ブラシ19aが矢印ニ方向に回転し、回転ブラシ19
bが矢印ホ方向(矢印ニと逆方向)に回転する。
【0014】前記液体循環機構13は、ポンプ等の駆動
源や液体を濾過するフィルタ等を有する液体循環装置2
2と、液体供給ノズル23及び液体槽24等で形成され
ている。そして、液体循環装置22は液体槽24の上部
に配置された液体供給ノズル23に供給管25で連結さ
れると共に、液体槽24の底面に設けた排出孔に排出管
26を介して連結されている。
【0015】これにより、液体循環装置22が作動する
ことによって、例えば防塵油と研削材パウダーが所定の
比率で混合された液体が、供給管25を介して液体供給
ノズル23から回転ブラシ19a、19b間に供給され
ると共に、ホーニング処理に使用され液体槽24に収容
された液体が排出管26を介して戻される。この戻され
た液体は、液体循環装置22内の図示しない前記フィル
ター等によって濾過されたり適宜に分離混合され、再び
液体供給ノズル23に供給されることにより液体がリサ
イクルされる。
【0016】前記制御機構14は、例えばシーケンサー
等によって形成された制御装置27を有し、この制御装
置27には、前記チップソークランプ装置16、チップ
ソー回転装置17、チップソー移動装置18、ブラシ回
転装置20、ブラシ移動装置21及び液体循環装置22
等が接続され、制御装置27の制御信号によってこれら
の各装置の動作が制御される。
【0017】なお、以上の説明では、チップソークラン
プ装置16によって他方のクランプ板15bを移動させ
てチップソー1をクランプしたが、例えばチップソーク
ランプ装置16によって両方のクランプ板15a、15
bを移動させてチップソー1をクランプしても良く、ま
た、ブラシ移動装置21も両方の回転ブラシ19a、1
9bを移動させて、その間隔を調整するように構成する
こともできる。
【0018】次に、このホーニング処理装置10による
ホーニング処理方法の一例を図2のフローチャートに基
づいて説明する。なお、このフローチャートは、制御装
置27に予め設定したプログラムによって実行される。
先ず、プログラムが開始(S100)されると、チップ
3が台金2の外周縁にロー付けされたチップソー1を、
一方のクランプ板15aにセット(S101)する。
【0019】そして、チップソー1がクランプ板15a
にセットされると、これを制御装置27が検知してチッ
プソークランプ装置16に制御信号を出力して該装置1
6を作動させ、クランプ板15bをクランプ板15a方
向に移動させる。このクランプ板15bの移動により、
クランプ板15aにセットされているチップソー1がに
両クランプ板15a、15bで挟持されてクランプ(S
102)される。
【0020】チップソー1がクランプされると、制御装
置27からチップソー移動装置18に制御信号を出力し
て該装置18を作動させ、クランプ状態のチップソー1
を回転ブラシ19a、19b方向に移動させると共に、
制御装置27からブラシ移動装置21に制御信号を出力
して該装置21を作動させ、他方の回転ブラシ19bを
回転ブラシ19a方向に所定距離移動(S103)させ
る。
【0021】このチップソー1と回転ブラシ19bの移
動により、チップソー1のホーニング処理部5の表裏面
に回転ブラシ19a、19bが所定圧力で当接した状態
となる。この状態で、制御装置27から液体循環装置2
2に制御信号を出力して該装置22を作動させ、液体を
供給管25及び液体供給ノズル23を介して一対の回転
ブラシ19a、19b間に供給すると共に、制御装置2
7からチップソー回転装置17とブラシ回転装置20に
制御信号を出力して両装置17、20を作動させ、チッ
プソー1と回転ブラシ19a、19bを回転(S10
4)させる。
【0022】このステップS104による液体は、回転
ブラシ19a、19b間でチップソー1のホーニング処
理部5に上方から供給され、液体に含まれる研削材バウ
ダーと回転ブラシ19a、19bの先端部の回転接触に
よって、チップソー1のホーニング処理部5がホーニン
グ処理される。そして、このホーニング処理に使用され
た液体は下方にそのまま流下して液体槽24内に収容さ
れ、このホーニング時に、研磨によって発生する台金2
等の粉体は液体に混入された状態となり、従来のように
粉塵として周囲に飛散することがなくなる。また、液体
槽24に収容された液体は、排出管26を介して液体循
環装置22に戻され、該装置22で適宜に処理された後
に再び液体供給ノズル23に供給されることにより、リ
サイクルされる。
【0023】ステップS104で液体が供給されると共
にチップソー1及び回転ブラシ19a、19bが回転す
ると、所定時間経過したか否かが判断(S105)さ
れ、この判断S105で「NO」の場合、すなわち、予
め制御装置27のタイマー(図示せず)で設定したホー
ニング時間が経過していない場合は、ステップS104
に戻り該ステップS104を継続する。また、判断S1
05で「YES」の場合、すなわち、予め設定したホー
ニング時間が経過した場合は、制御装置27から液体循
環装置22、チップソー回転装置17及びブラシ回転装
置20に制御信号を出力して該装置22、17、20の
作動をそれぞれ停止させ、液体の供給を停止すると共
に、チップソー1と回転ブラシ19a、19bの回転を
停止(S106)させる。
【0024】そして、制御装置27からブラシ移動装置
21に制御信号を出力して該装置21を作動させ、回転
ブラシ19bを後退方向に移動させて源位置に復帰させ
ると共に、チップソー移動装置18に制御信号を出力し
て該装置18を作動させ、チップソー1を源位置に復帰
(S107)させる。チップソー1が源位置に復帰した
ら、制御装置27からチップソークランプ装置16に制
御信号を出力して該装置16を作動させ、クランプ板1
5bを源位置に戻してチップソー1をアンクランプ(S
108)する。
【0025】この状態でホーニング処理されたチップソ
ー1が、クランプ板15aから取り外され、制御装置2
7は、所定枚数のチップソー1がホーニング処理された
か否かを判断(S109)し、この判断S109で「N
O」の場合は、ステップS101に戻り、次のチップソ
ー1がセットされることになる。また、判断S109で
「YES」の場合は、一連のプログラムが終了(S11
0)する。
【0026】なお、以上のフローチャートは一例であっ
て、ステップS104及びステップS106で液体の供
給・停止と、チップーソー1及び回転ブラシ19a、1
9bの回転・停止を略同時に行うようにしたが、例えば
所定の時間差を持って所定の順番に作動させたり停止さ
せることもできるし、液体の停止をステップS109の
「YES」の判断後に行う(すなわち、ホーニング処理
中液体を連続供給する)ようにしても良い。この点は、
ステップS103及びステップS107についても同様
である。
【0027】このように上記実施例のホーニング処理装
置10においては、一対の回転ブラシ19a、19bを
配置し、この回転ブラシ19a、19b間に防塵油と研
削材パウダーが含有された液体を供給すると共に、チッ
プソー1をクランプして回転させつつそのホーニング処
理部5をホーニング処理するため、従来のショットブラ
スによるホーニング処理に比較してホーニング処理時間
を、例えば従来略30秒/1枚であったものを略15秒
/1枚と短縮することができる。
【0028】また、ホーニング処理に液体が使用される
と共に、この液体が液体循環装置222で循環されつつ
連続使用されるため、従来の粒状の研削材のように飛散
による研削材の量の減少が抑えられて、頻繁に研削材を
補給する必要もなくなる。さらに、チップソー1をクラ
ンプ板15aにセットするだけで、制御装置27の制御
信号で自動的にホーニング処理作業を行うことができ、
これらのことから、ホーニング処理作業の作業効率を大
幅に向上させることが可能になり、結果として安価なチ
ップソー1が得られる。
【0029】また、ホーニング処理に粒状の研削材では
なく液体が使用されるため、ホーニング処理時に粉塵が
作業現場に飛散することがなく、作業現場や工場周囲へ
の環境問題の発生を抑えることができると共に、液体の
処理装置(液体循環装置22)の構成を簡略化すること
ができ、かつ品質的にも優れたチップソー1が得られ
る。また、各装置の駆動源として、小容量のモータやシ
リンダー等を使用しているため、従来のような常時稼動
中の大型なコンプレッサー等が不要になり省電力化が図
れると共に、液体のリサイクルができるため、研削材パ
ウダー等の資源を有効活用できる。これらのことから、
現在世界的に要求されつつある環境問題等により適切に
対応し得るホーニング処理装置10を得ることが可能に
なる。
【0030】なお、上記実施例における、液体の種類は
一例であって、例えば防塵油と研削油に研削材パウダー
を含有したものを使用する等、少なくとも研削材パウダ
ーが所定比率含有された適宜の液体を使用することがで
きる。また、上記実施例における、各装置の駆動源等の
構成や各装置の配置位置関係、及び制御装置27の構成
(例えばシーケンサーに代えてマイコンを使用する)等
も一例であって、本発明の要旨の範囲内において種々変
更することができる。
【0031】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1及び2記
載の発明によれば、回転ブラシとチップソーのホーニン
グ処理部間に液体を供給し、チップソーを回転させつつ
ホーニング処理するため、ホーニング処理時間の短縮や
研削材の管理等が容易になり、ホーニング処理作業の作
業性を向上させることができると共に、粉塵の発生がな
くなり環境問題に容易に対応することができると共に、
液体のリサイクルが容易となって資源の有効活用を図る
ことができる。
【0032】また、請求項3及び4記載の発明によれ
ば、液体供給手段で回転ブラシとチップソーのホーニン
グ処理部間に液体を供給し、チップソー回転手段でチッ
プソーを回転させつつホーニング処理するため、ホーニ
ング処理時間の短縮や研削材の管理等が容易になり、ホ
ーニング処理作業の作業性を向上させることができると
共に、粉塵の発生がなくなり環境問題に容易に対応する
ことができると共に、液体のリサイクルが容易となって
資源の有効活用を図ることができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるチップソーのホーニング処理装
置の一実施例を示す概略構成図
【図2】同そのホーニング処理方法の一例を示すフロー
チャート
【図3】同チップソーの平面図
【図4】同その要部の拡大図
【符号の説明】
1 チップソー 2 台金 3 チップ 5 ホーニング処理部 10 ホーニング処理装置 11 チップソー回転機構 12 ブラシ回転機構 13 液体循環機構 14 制御機構 15a、15b クランプ板 19a、19b 回転ブラシ 23 液体供給ノズル 24 液体槽

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周縁にチップがロー付けされたチップソ
    ーをクランプし、該クランプしたチップソーを回転させ
    つつその外周縁のホーニング処理部に回転ブラシを当接
    させると共に、回転ブラシとホーニング処理部との当接
    部に所定の液体を供給することを特徴とするチップソー
    のホーニング処理方法。
  2. 【請求項2】前記液体が、少なくとも防塵油と研削材パ
    ウダーを有することを特徴とする請求項1記載のチップ
    ソーのホーニング処理方法。
  3. 【請求項3】外周縁にチップがロー付けされたチップソ
    ーをクランプすると共に所定の回転数で回転させるチッ
    プソー回転手段と、該チップソー回転手段により回転し
    ているチップソーのホーニング処理部に回転ブラシを回
    転させつつ当接させるブラシ回転手段と、該ブラシ回転
    手段で回転している回転ブラシと前記チップソー回転手
    段で回転しているチップソーのホーニング処理部との間
    に少なくとも防塵油と研削材ハウダーを有する液体を供
    給する液体供給手段と、を具備することを特徴とするチ
    ップソーのホーニング処理装置。
  4. 【請求項4】前記液体供給手段は、ホーニング処理に使
    用された液体をリサイクルし得る如く構成されているこ
    とを特徴とする請求項3記載のチップソーのホーニング
    処理装置。
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