JP2000342561A - 血管造影用x線透視撮影装置 - Google Patents
血管造影用x線透視撮影装置Info
- Publication number
- JP2000342561A JP2000342561A JP11156362A JP15636299A JP2000342561A JP 2000342561 A JP2000342561 A JP 2000342561A JP 11156362 A JP11156362 A JP 11156362A JP 15636299 A JP15636299 A JP 15636299A JP 2000342561 A JP2000342561 A JP 2000342561A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ray
- image
- imaging
- video system
- switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000002583 angiography Methods 0.000 title claims abstract description 13
- 238000002601 radiography Methods 0.000 title abstract 2
- 238000002594 fluoroscopy Methods 0.000 claims description 12
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 abstract description 33
- 239000008280 blood Substances 0.000 abstract description 2
- 210000004369 blood Anatomy 0.000 abstract description 2
- 230000017531 blood circulation Effects 0.000 description 6
- 239000002872 contrast media Substances 0.000 description 6
- 210000003141 lower extremity Anatomy 0.000 description 6
- 210000004204 blood vessel Anatomy 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 210000000702 aorta abdominal Anatomy 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 208000019901 Anxiety disease Diseases 0.000 description 1
- 101100321669 Fagopyrum esculentum FA02 gene Proteins 0.000 description 1
- 230000036506 anxiety Effects 0.000 description 1
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 238000001356 surgical procedure Methods 0.000 description 1
- 210000003462 vein Anatomy 0.000 description 1
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B6/00—Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment
- A61B6/48—Diagnostic techniques
- A61B6/481—Diagnostic techniques involving the use of contrast agents
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B6/00—Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment
- A61B6/50—Clinical applications
- A61B6/504—Clinical applications involving diagnosis of blood vessels, e.g. by angiography
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B6/00—Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment
- A61B6/54—Control of apparatus or devices for radiation diagnosis
- A61B6/548—Remote control of the apparatus or devices
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B6/00—Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment
- A61B6/46—Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment with special arrangements for interfacing with the operator or the patient
- A61B6/467—Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment with special arrangements for interfacing with the operator or the patient characterised by special input means
Abstract
(57)【要約】
【課題】 造影血流を確実に撮像することができる血管
造影用X線透視撮影装置を提供する。 【解決手段】 制御パネル10の術式選択スイッチ13
を選択し、映像系・テーブル駆動レバー11を傾けて操
作すると、映像系27とテーブル40が逆方向に移動す
る。映像系・テーブル駆動レバー11の傾きにより、制
御部9のCPU8によって映像系速度制御回路7とテー
ブル速度制御回路6からモータ1およびモータ2に駆動
電圧が供給され、その回転速度が帰還されて速度制御が
される。X線スイッチ12を押すことによりX線の曝射
が開始され、映像系27の撮像がスタートする。
造影用X線透視撮影装置を提供する。 【解決手段】 制御パネル10の術式選択スイッチ13
を選択し、映像系・テーブル駆動レバー11を傾けて操
作すると、映像系27とテーブル40が逆方向に移動す
る。映像系・テーブル駆動レバー11の傾きにより、制
御部9のCPU8によって映像系速度制御回路7とテー
ブル速度制御回路6からモータ1およびモータ2に駆動
電圧が供給され、その回転速度が帰還されて速度制御が
される。X線スイッチ12を押すことによりX線の曝射
が開始され、映像系27の撮像がスタートする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、X線TVを利用し
たX線映像系とテーブルを操作して、広い撮影範囲を速
く、血管造影するX線透視撮影台に関する。
たX線映像系とテーブルを操作して、広い撮影範囲を速
く、血管造影するX線透視撮影台に関する。
【0002】
【従来の技術】X線透視撮影台には近接操作式診断シス
テム用のものと、遠隔操作式診断システム用のものがあ
る。図4に近接操作を主としたX線透視撮影台と制御器
の診断システムを示す。このX線透視撮影台はテーブル
40に被検者を載せ、テーブル40の下部にX線管23
と被検者の前方にX線映像系(操作パネル25、速写装
置16、イメージインテンシファイアI.I.15、T
Vカメラ14で構成される)が、被検者を挟んで対向配
置されている。X線管23とX線映像系が映像系支持ア
ーム24で連結され、一体となって移動する。X線映像
系とX線管23は被検者の身長方向のY方向18と横方
向のX方向17に、手動もしくはモータ駆動で操作ハン
ドル47によって移動する。さらにX線映像系は被検者
に対して前後のZ方向19に移動し、拡大撮像を行うこ
とができる。
テム用のものと、遠隔操作式診断システム用のものがあ
る。図4に近接操作を主としたX線透視撮影台と制御器
の診断システムを示す。このX線透視撮影台はテーブル
40に被検者を載せ、テーブル40の下部にX線管23
と被検者の前方にX線映像系(操作パネル25、速写装
置16、イメージインテンシファイアI.I.15、T
Vカメラ14で構成される)が、被検者を挟んで対向配
置されている。X線管23とX線映像系が映像系支持ア
ーム24で連結され、一体となって移動する。X線映像
系とX線管23は被検者の身長方向のY方向18と横方
向のX方向17に、手動もしくはモータ駆動で操作ハン
ドル47によって移動する。さらにX線映像系は被検者
に対して前後のZ方向19に移動し、拡大撮像を行うこ
とができる。
【0003】一方、X線映像系の動きとは関係なく独立
して、テーブル40は被検者の身長方向のY方向21と
横方向のX方向20に、モータ駆動で操作パネル25の
スイッチ(図示せず)で移動する。このようにX線映像
系とテーブル40がそれぞれ被検者を挟んで相対的に独
立して移動し、被検者の関心部位にX線映像系の中心を
位置させることができる。また、被検者を水平から立位
の状態にするために、X線透視撮影台を操作パネル25
のスイッチ(図示せず)で起倒することができる。
して、テーブル40は被検者の身長方向のY方向21と
横方向のX方向20に、モータ駆動で操作パネル25の
スイッチ(図示せず)で移動する。このようにX線映像
系とテーブル40がそれぞれ被検者を挟んで相対的に独
立して移動し、被検者の関心部位にX線映像系の中心を
位置させることができる。また、被検者を水平から立位
の状態にするために、X線透視撮影台を操作パネル25
のスイッチ(図示せず)で起倒することができる。
【0004】近接操作式診断システムではX線透視撮影
台の近傍に近接モニタ46を設け、検査者は近接モニタ
46のX線像を見ながら、X線透視撮影台のそばで操作
ハンドル47を握り、操作パネル25上のスイッチを操
作して、X線映像系およびテーブル40を動かし、必要
とする被検者の関心部位にX線映像系の中心を持ってく
る。そして撮影スイッチ48を押し撮影する。
台の近傍に近接モニタ46を設け、検査者は近接モニタ
46のX線像を見ながら、X線透視撮影台のそばで操作
ハンドル47を握り、操作パネル25上のスイッチを操
作して、X線映像系およびテーブル40を動かし、必要
とする被検者の関心部位にX線映像系の中心を持ってく
る。そして撮影スイッチ48を押し撮影する。
【0005】X線管23には制御器59でX線条件が設
定され、X線高電圧装置41から高電圧が印加される。
被検者を透過したX線像は、I.I.15で捕らえられ
TVカメラ14で撮像され、A/D変換器42を介して
ディジタル信号に変換され、画像処理装置43に入力さ
れる。このX線画像は画像処理がされた後、必要により
ファイル45に保存される。画像処理がされたX線画像
はD/A変換器44を介して近接モニタ46及び制御器
59のTVモニタ26に表示される。
定され、X線高電圧装置41から高電圧が印加される。
被検者を透過したX線像は、I.I.15で捕らえられ
TVカメラ14で撮像され、A/D変換器42を介して
ディジタル信号に変換され、画像処理装置43に入力さ
れる。このX線画像は画像処理がされた後、必要により
ファイル45に保存される。画像処理がされたX線画像
はD/A変換器44を介して近接モニタ46及び制御器
59のTVモニタ26に表示される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のX線透視撮影装
置は以上のように構成されているが、X線透視撮影台の
操作ハンドル47を握り、操作パネル25のスイッチを
操作してX線映像系をY方向18に移動させ、下肢血管
など比較的広い範囲の血管造影撮影を行う場合、撮影ス
イッチ48により撮影を行いつつ、同時に操作ハンドル
を操作してX線映像系を動作させながら連続的に造影血
流を追いかけていく。このとき、特に体格の大きい成人
男性の場合には、X線映像系はおおよそ1m近い撮影範
囲が要求される。このため、撮影時にこの範囲をカバー
するために、X線撮像系には大きなストロークを持った
X線透視撮影台が必要である。
置は以上のように構成されているが、X線透視撮影台の
操作ハンドル47を握り、操作パネル25のスイッチを
操作してX線映像系をY方向18に移動させ、下肢血管
など比較的広い範囲の血管造影撮影を行う場合、撮影ス
イッチ48により撮影を行いつつ、同時に操作ハンドル
を操作してX線映像系を動作させながら連続的に造影血
流を追いかけていく。このとき、特に体格の大きい成人
男性の場合には、X線映像系はおおよそ1m近い撮影範
囲が要求される。このため、撮影時にこの範囲をカバー
するために、X線撮像系には大きなストロークを持った
X線透視撮影台が必要である。
【0007】しかしながら、X線透視撮影台をこのよう
な大きなX線映像系ストロークを持ったものにすれば、
全体を支持する構造が肥大し、装置全体のサイズが肥大
化してしまうという問題がある。また、撮影時に動作ス
イッチを切り替えて、X線映像系の動作からテーブル4
0の動作にして撮影範囲を補うとすれば、同時に撮影ス
イッチ48と操作ハンドル47とテーブル駆動スイッチ
(図示せず)の3つの操作をすることになり、煩雑な操
作が必要になる。また、被検者の全身または下肢部分の
撮影において、テーブルをステップ移動させながら断続
的にX線曝射を繰り返し、目的個所における血流の動画
を得ているが、テーブル40が血流よりも速い速度で駆
動できるように設計されていなければならない。このた
めに血流に追従するだけの移動速度で駆動することがで
きる高価で大容量の駆動モータが必要になる。上記のよ
うに下肢などの長い個所の動画撮影を、X線映像系の移
動や、テーブル40の移動のみで個々に行うことができ
るようにすると、装置自体が大型化し高価になり、広い
検査室が必要になるという問題がある。
な大きなX線映像系ストロークを持ったものにすれば、
全体を支持する構造が肥大し、装置全体のサイズが肥大
化してしまうという問題がある。また、撮影時に動作ス
イッチを切り替えて、X線映像系の動作からテーブル4
0の動作にして撮影範囲を補うとすれば、同時に撮影ス
イッチ48と操作ハンドル47とテーブル駆動スイッチ
(図示せず)の3つの操作をすることになり、煩雑な操
作が必要になる。また、被検者の全身または下肢部分の
撮影において、テーブルをステップ移動させながら断続
的にX線曝射を繰り返し、目的個所における血流の動画
を得ているが、テーブル40が血流よりも速い速度で駆
動できるように設計されていなければならない。このた
めに血流に追従するだけの移動速度で駆動することがで
きる高価で大容量の駆動モータが必要になる。上記のよ
うに下肢などの長い個所の動画撮影を、X線映像系の移
動や、テーブル40の移動のみで個々に行うことができ
るようにすると、装置自体が大型化し高価になり、広い
検査室が必要になるという問題がある。
【0008】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、X線透視撮影台のサイズがアップする
ことなく、造影血液を確実に撮像することができる血管
造影用X線透視撮影台を提供することを目的とする。
たものであって、X線透視撮影台のサイズがアップする
ことなく、造影血液を確実に撮像することができる血管
造影用X線透視撮影台を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の血管造影用X線透視撮影装置は、X線管と
イメージインテンシファイアを対向させて保持する映像
系と、被検者を搭載するテーブルと、前記映像系と前記
テーブルを駆動する駆動手段と、前記映像系および前記
テーブルの移動指示を与える移動指示手段とを有する血
管造影用X線透視撮影装置において、前記移動指示手段
の指示に基づき前記映像系と前記テーブルを同時に逆方
向かつ指示された速度で移動させるよう前記駆動手段を
制御する制御手段を備えたものである。
め、本発明の血管造影用X線透視撮影装置は、X線管と
イメージインテンシファイアを対向させて保持する映像
系と、被検者を搭載するテーブルと、前記映像系と前記
テーブルを駆動する駆動手段と、前記映像系および前記
テーブルの移動指示を与える移動指示手段とを有する血
管造影用X線透視撮影装置において、前記移動指示手段
の指示に基づき前記映像系と前記テーブルを同時に逆方
向かつ指示された速度で移動させるよう前記駆動手段を
制御する制御手段を備えたものである。
【0010】本発明の血管造影用X線透視撮影装置は上
記のように構成されており、移動指示手段、例えば、レ
バーの駆動入力によって、映像系とテーブルを同時に逆
方向かつ指定された速度で移動させることができる。こ
のため、映像系の移動ストロークとテーブルの移動スト
ロークの両方を加算した広いストロークを、一つの駆動
レバーにより、映像系とテーブルを同時に逆方向かつ可
変速度で移動させることができるので、被検者の撮影部
位を流れる造影血流を確実に追うことができる。そし
て、透視撮影台のサイズもアップすることがない。
記のように構成されており、移動指示手段、例えば、レ
バーの駆動入力によって、映像系とテーブルを同時に逆
方向かつ指定された速度で移動させることができる。こ
のため、映像系の移動ストロークとテーブルの移動スト
ロークの両方を加算した広いストロークを、一つの駆動
レバーにより、映像系とテーブルを同時に逆方向かつ可
変速度で移動させることができるので、被検者の撮影部
位を流れる造影血流を確実に追うことができる。そし
て、透視撮影台のサイズもアップすることがない。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の血管造影用X線透視撮影
装置の一実施例を図1を参照しながら説明する。本装置
は透視撮影台29の上方にI.I.(イメージインテン
シファイア)15とTVカメラ14が下方のX線管5と
一体となって被検者3を挟んで被検者3の身長方向にモ
ータ1で移動することができる映像系27と、透視撮影
台29の基台の枠上で、モータ2によって被検者3を載
せ身長方向に移動することができるテーブル40と、制
御器22にCPU8とテーブル速度制御回路6と映像系
速度制御回路7を備えた制御部9と、制御部9にコマン
ドを与えるための術式選択スイッチ13とX線スイッチ
12と映像系・テーブル駆動レバー11とを備えた制御
パネル10とから構成されている。
装置の一実施例を図1を参照しながら説明する。本装置
は透視撮影台29の上方にI.I.(イメージインテン
シファイア)15とTVカメラ14が下方のX線管5と
一体となって被検者3を挟んで被検者3の身長方向にモ
ータ1で移動することができる映像系27と、透視撮影
台29の基台の枠上で、モータ2によって被検者3を載
せ身長方向に移動することができるテーブル40と、制
御器22にCPU8とテーブル速度制御回路6と映像系
速度制御回路7を備えた制御部9と、制御部9にコマン
ドを与えるための術式選択スイッチ13とX線スイッチ
12と映像系・テーブル駆動レバー11とを備えた制御
パネル10とから構成されている。
【0012】図2に本装置の制御ブロック図を示す。一
般に頭腹部下肢血管撮影を行う時は操作者は図4に示す
透視撮影台の近傍で、操作パネル25を操作しながら行
うケースが多い。そのため本発明に係わる図1の制御器
22は操作パネル25に配置され、被検者の傍で造影剤
を静脈または動脈血管に直接注入して行われる。制御器
22の制御パネル10には、術式選択スイッチ13とO
N−OFFX線スイッチ12と映像系・テーブル駆動レ
バー11が設けられている。術式選択スイッチ13は通
常モード13a、映像系移動モード13b、映像系・テ
ーブル両移動モード13cから構成され、この3つのモ
ードから1つを選ぶことができる。通常モード13aは
従来からの使用法で、図4の操作ハンドル47をつか
み、操作パネル25を操作して映像系27(速写装置1
6、I.I.15、TVカメラ14とX線管23)をモ
ータ駆動もしくは手動操作して映像系を移動させたり、
または、テーブル40を移動させる。映像系移動モード
13bは、映像系・テーブル駆動レバー11を操作すれ
ば映像系27が被検者の身長方向にモータ駆動で移動す
る。映像系・テーブル両移動モード13cは、映像系・
テーブル駆動レバー11を操作すれば映像系27が被検
者の足方向に、同時に、テーブル40が被検者を載せた
状態で頭方向に移動する。即ち、映像系27とテーブル
40が逆方向に同時に移動する。その速度は映像系・テ
ーブル駆動レバー11の角度で調整することができる。
X線スイッチ12を押せば、通常モード13aを選択し
た場合、通常の1枚撮り曝射が行われる。映像系移動モ
ード13bを選択した場合および映像系・テーブル両移
動モード13cを選択した場合、X線スイッチ12を押
せばX線曝射が開始され、同時に、映像系の撮像も開始
され、再度押せばX線曝射はストップする。各スイッチ
及び映像系・テーブル駆動レバー11からのコマンドは
CPU8に入力され、実行されてその出力は、X線高電
圧装置41に入り、X線管5に高電圧が供給され、X線
が曝射され、また、同時に映像系速度制御回路7に入
り、映像系27を駆動するモータ1に必要な駆動電圧が
供給され、また、同時にテーブル速度制御回路6に入
り、テーブル40を駆動するモータ2に必要な駆動電圧
が供給される。そして各モータ1、2からの速度信号が
映像系/テーブル速度制御回路7、6に帰還され、モー
タ1、2は所定の速度に制御される。
般に頭腹部下肢血管撮影を行う時は操作者は図4に示す
透視撮影台の近傍で、操作パネル25を操作しながら行
うケースが多い。そのため本発明に係わる図1の制御器
22は操作パネル25に配置され、被検者の傍で造影剤
を静脈または動脈血管に直接注入して行われる。制御器
22の制御パネル10には、術式選択スイッチ13とO
N−OFFX線スイッチ12と映像系・テーブル駆動レ
バー11が設けられている。術式選択スイッチ13は通
常モード13a、映像系移動モード13b、映像系・テ
ーブル両移動モード13cから構成され、この3つのモ
ードから1つを選ぶことができる。通常モード13aは
従来からの使用法で、図4の操作ハンドル47をつか
み、操作パネル25を操作して映像系27(速写装置1
6、I.I.15、TVカメラ14とX線管23)をモ
ータ駆動もしくは手動操作して映像系を移動させたり、
または、テーブル40を移動させる。映像系移動モード
13bは、映像系・テーブル駆動レバー11を操作すれ
ば映像系27が被検者の身長方向にモータ駆動で移動す
る。映像系・テーブル両移動モード13cは、映像系・
テーブル駆動レバー11を操作すれば映像系27が被検
者の足方向に、同時に、テーブル40が被検者を載せた
状態で頭方向に移動する。即ち、映像系27とテーブル
40が逆方向に同時に移動する。その速度は映像系・テ
ーブル駆動レバー11の角度で調整することができる。
X線スイッチ12を押せば、通常モード13aを選択し
た場合、通常の1枚撮り曝射が行われる。映像系移動モ
ード13bを選択した場合および映像系・テーブル両移
動モード13cを選択した場合、X線スイッチ12を押
せばX線曝射が開始され、同時に、映像系の撮像も開始
され、再度押せばX線曝射はストップする。各スイッチ
及び映像系・テーブル駆動レバー11からのコマンドは
CPU8に入力され、実行されてその出力は、X線高電
圧装置41に入り、X線管5に高電圧が供給され、X線
が曝射され、また、同時に映像系速度制御回路7に入
り、映像系27を駆動するモータ1に必要な駆動電圧が
供給され、また、同時にテーブル速度制御回路6に入
り、テーブル40を駆動するモータ2に必要な駆動電圧
が供給される。そして各モータ1、2からの速度信号が
映像系/テーブル速度制御回路7、6に帰還され、モー
タ1、2は所定の速度に制御される。
【0013】図3に映像系27とテーブル40の披検者
3に対する相対位置を示す。本装置を使用した被検者3
の下肢血管造影の方法を説明する。下肢の撮影範囲を図
3のA点からC点までとし、スタート時に映像系27が
A点上にセットされているとする。下肢血管の造影では
腹部大動脈で造影剤をフラッシュさせるために、まず造
影剤注入器を腹部大動脈にセットする。次に制御器22
の術式選択スイッチ13の映像系・テーブル両移動モー
ド13cを選択する。そして、X線スイッチ12を押
す。X線曝射が開始され、同時に映像系の撮像がスター
トする。造影剤注入器を作動させて、造影剤を被検者3
の腹部大動脈でフラッシュ注入する。その時、近接モニ
タ46で造影剤が血管内を流れるのが観察できる。その
X線像を観察しながら、制御パネル10の映像系・テー
ブル駆動レバー11を操作し、血液の流れを追いかけ
て、映像系・テーブル駆動レバー11の駆動角度を調節
し、映像系27とテーブル40が逆方向に移動するの
で、その速度を調節して移動させながら足先のC点まで
撮像し、X線スイッチ12をOFFし、映像系・テーブ
ル駆動レバー11を離すと、映像系27とテーブル40
が停止し撮像が完了する。図3で映像系27は、A点か
らB点までL1の距離を移動し、同時にテーブル40
が、C点からB点までL2の距離移動したことになる。
(a)の状態から(b)の状態まで、合計でA点からC
点までL1+L2のストロークを撮像したことになる。
3に対する相対位置を示す。本装置を使用した被検者3
の下肢血管造影の方法を説明する。下肢の撮影範囲を図
3のA点からC点までとし、スタート時に映像系27が
A点上にセットされているとする。下肢血管の造影では
腹部大動脈で造影剤をフラッシュさせるために、まず造
影剤注入器を腹部大動脈にセットする。次に制御器22
の術式選択スイッチ13の映像系・テーブル両移動モー
ド13cを選択する。そして、X線スイッチ12を押
す。X線曝射が開始され、同時に映像系の撮像がスター
トする。造影剤注入器を作動させて、造影剤を被検者3
の腹部大動脈でフラッシュ注入する。その時、近接モニ
タ46で造影剤が血管内を流れるのが観察できる。その
X線像を観察しながら、制御パネル10の映像系・テー
ブル駆動レバー11を操作し、血液の流れを追いかけ
て、映像系・テーブル駆動レバー11の駆動角度を調節
し、映像系27とテーブル40が逆方向に移動するの
で、その速度を調節して移動させながら足先のC点まで
撮像し、X線スイッチ12をOFFし、映像系・テーブ
ル駆動レバー11を離すと、映像系27とテーブル40
が停止し撮像が完了する。図3で映像系27は、A点か
らB点までL1の距離を移動し、同時にテーブル40
が、C点からB点までL2の距離移動したことになる。
(a)の状態から(b)の状態まで、合計でA点からC
点までL1+L2のストロークを撮像したことになる。
【0014】上記の実施例では映像系速度制御回路7及
びテーブル速度制御回路6への制御信号にはCPU8を
用いたが、CPU8を設けない装置においては、電気回
路のみで、モータ駆動出力を切り替えるようにすること
もできる。
びテーブル速度制御回路6への制御信号にはCPU8を
用いたが、CPU8を設けない装置においては、電気回
路のみで、モータ駆動出力を切り替えるようにすること
もできる。
【0015】
【発明の効果】本発明の血管造影用X線透視撮影装置は
上記のように構成されており、移動指示手段の指示に基
づき、前記映像系と前記テーブルを同時に逆方向かつ指
定された速度で移動させることができる機構を備えてい
るので、両方を加算した長いストロークを、一つの駆動
レバーのみで、速度可変にしてDA画像の収集が可能で
ある。このため、被検者の撮影部位を流れる造影血流に
対して、これらの速度が変化する場合であっても映像系
を確実に追従させることが可能となる。そして装置自体
が小型化できるので、より小さな検査室に導入可能とな
る。また、移動速度も倍速するのでテーブルの移動速度
を遅くして被検者に与える不安感を軽減することができ
る。
上記のように構成されており、移動指示手段の指示に基
づき、前記映像系と前記テーブルを同時に逆方向かつ指
定された速度で移動させることができる機構を備えてい
るので、両方を加算した長いストロークを、一つの駆動
レバーのみで、速度可変にしてDA画像の収集が可能で
ある。このため、被検者の撮影部位を流れる造影血流に
対して、これらの速度が変化する場合であっても映像系
を確実に追従させることが可能となる。そして装置自体
が小型化できるので、より小さな検査室に導入可能とな
る。また、移動速度も倍速するのでテーブルの移動速度
を遅くして被検者に与える不安感を軽減することができ
る。
【図1】 本発明の血管造影用X線透視撮影装置の一実
施例を示す図である。
施例を示す図である。
【図2】 本発明の血管造影用X線透視撮影装置の映像
系とテーブルの速度制御ブロック図を示す。
系とテーブルの速度制御ブロック図を示す。
【図3】 本発明の血管造影用X線透視撮影装置の映像
系とテーブルの相対移動状態を説明するための図であ
る。
系とテーブルの相対移動状態を説明するための図であ
る。
【図4】 従来のX線透視撮影装置を示す図である。
1…モータ 2…モータ 3…被検者 4…基台 5…X線管 6…テーブル速度
制御回路 7…映像系速度制御回路 8…CPU 9…制御部 10…制御パネル 11…映像系・テーブル駆動レバー 12…X線スイッ
チ 13…術式選択スイッチ 13a…通常モー
ド 13b…映像系移動モード 13c…映像系・
テーブル両移動モード 14…TVカメラ 15…I.I. 16…速写装置 17…X方向 18…Y方向 19…Z方向 20…X方向 21…Y方向 22…制御器 23…X線管 24…映像系支持アーム 25…操作パネル 26…TVモニタ 27…映像系 28…遠隔操作パネル 29…透視撮影台 30…操作・撮影ハンドル 37…絞り操作器 38…起倒操作器 40…テーブル 41…X線高電圧装置 42…A/D変換
器 43…画像処理装置 44…D/A変換
器 45…ファイル 46…近接モニタ
ー 47…操作ハンドル 48…撮影スイッ
チ 59…制御器
制御回路 7…映像系速度制御回路 8…CPU 9…制御部 10…制御パネル 11…映像系・テーブル駆動レバー 12…X線スイッ
チ 13…術式選択スイッチ 13a…通常モー
ド 13b…映像系移動モード 13c…映像系・
テーブル両移動モード 14…TVカメラ 15…I.I. 16…速写装置 17…X方向 18…Y方向 19…Z方向 20…X方向 21…Y方向 22…制御器 23…X線管 24…映像系支持アーム 25…操作パネル 26…TVモニタ 27…映像系 28…遠隔操作パネル 29…透視撮影台 30…操作・撮影ハンドル 37…絞り操作器 38…起倒操作器 40…テーブル 41…X線高電圧装置 42…A/D変換
器 43…画像処理装置 44…D/A変換
器 45…ファイル 46…近接モニタ
ー 47…操作ハンドル 48…撮影スイッ
チ 59…制御器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒木 立哉 京都市中京区西ノ京桑原町1番地 株式会 社島津製作所内 (72)発明者 加藤 三紀彦 京都市中京区西ノ京桑原町1番地 株式会 社島津製作所内 Fターム(参考) 4C093 AA01 CA32 EA02 EB03 EC33 ED07 EE01 FA02 FA36 FA43 FA54
Claims (1)
- 【請求項1】X線管とイメージインテンシファイアを対
向させて保持する映像系と、被検者を搭載するテーブル
と、前記映像系と前記テーブルを駆動する駆動手段と、
前記映像系および前記テーブルの移動指示を与える移動
指示手段とを有する血管造影用X線透視撮影装置におい
て、前記移動指示手段の指示に基づき前記映像系と前記
テーブルを同時に逆方向かつ指示された速度で移動させ
るよう前記駆動手段を制御する制御手段を備えたことを
特徴とする血管造影用X線透視撮影装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11156362A JP2000342561A (ja) | 1999-06-03 | 1999-06-03 | 血管造影用x線透視撮影装置 |
US09/545,414 US6457858B1 (en) | 1999-06-03 | 2000-04-07 | X-ray apparatus and method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11156362A JP2000342561A (ja) | 1999-06-03 | 1999-06-03 | 血管造影用x線透視撮影装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000342561A true JP2000342561A (ja) | 2000-12-12 |
Family
ID=15626106
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11156362A Pending JP2000342561A (ja) | 1999-06-03 | 1999-06-03 | 血管造影用x線透視撮影装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6457858B1 (ja) |
JP (1) | JP2000342561A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6785578B2 (en) * | 2001-10-09 | 2004-08-31 | General Electric Company | User input device for controlling medical imaging equipment motion |
JP2006141906A (ja) * | 2004-11-25 | 2006-06-08 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | 放射線撮影装置 |
US7508909B2 (en) | 2006-04-24 | 2009-03-24 | Battelle Energy Alliance, Llc | Apparatus and method for inspecting a sealed container |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0380076B1 (en) * | 1989-01-27 | 1993-09-22 | Kabushiki Kaisha Toshiba | X-ray radiographing apparatus |
US5386453A (en) * | 1992-05-12 | 1995-01-31 | Diasonics, Inc. | Imaging and treatment apparatus having a floor-mounted guiding track |
US5541971A (en) * | 1993-09-06 | 1996-07-30 | Kabushiki Kaisha Toshiba | X-ray computerized tomography apparatus |
US5463668A (en) * | 1993-09-14 | 1995-10-31 | Kabushiki Kaisha Toshiba | X-ray diagnosis apparatus |
DE4335306A1 (de) * | 1993-10-16 | 1995-04-20 | Philips Patentverwaltung | Röntgenuntersuchungsgerät |
US5870450A (en) * | 1995-05-18 | 1999-02-09 | Continental X-Ray Corporation | Universal radiographic/fluoroscopic digital room |
US5841830A (en) * | 1997-02-19 | 1998-11-24 | Picker International, Inc. | 3D CT fluoroscopy |
US6075836A (en) * | 1997-07-03 | 2000-06-13 | University Of Rochester | Method of and system for intravenous volume tomographic digital angiography imaging |
-
1999
- 1999-06-03 JP JP11156362A patent/JP2000342561A/ja active Pending
-
2000
- 2000-04-07 US US09/545,414 patent/US6457858B1/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6457858B1 (en) | 2002-10-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3523729B2 (ja) | X線診断装置 | |
JPH10258049A (ja) | 医用診断装置の寝台制御装置 | |
JP4528426B2 (ja) | X線診断装置 | |
JP4268791B2 (ja) | X線診断装置 | |
JP3695878B2 (ja) | X線診断装置 | |
JP2011135990A (ja) | X線診断装置 | |
JP2000342561A (ja) | 血管造影用x線透視撮影装置 | |
JP2001269333A (ja) | X線撮影装置 | |
JP7458943B2 (ja) | X線透視撮影装置 | |
EP0506172B1 (en) | X-ray examination apparatus and console system suitable for use in such an X-ray examination apparatus | |
JPH10179563A (ja) | X線透視撮影装置 | |
JP5134873B2 (ja) | X線透視撮影装置 | |
JP3638353B2 (ja) | X線診断装置 | |
JP3647491B2 (ja) | X線診断装置 | |
JP2701721B2 (ja) | ディジタルアンギオグラフィ装置 | |
JP7468370B2 (ja) | X線透視撮影装置およびx線透視撮影方法 | |
JP2755128B2 (ja) | ディジタルx線撮影装置 | |
JP2000166905A (ja) | X線透視撮影台 | |
JP4137437B2 (ja) | 医用x線装置 | |
JP2001046362A (ja) | X線装置 | |
JPH08182669A (ja) | X線制御装置 | |
JPH09248298A (ja) | 画像診断表示装置 | |
JPH07313496A (ja) | X線画像処理システム | |
JPS60108800A (ja) | 位置決め装置付治療用粒子加速装置 | |
JPH06225867A (ja) | X線診断装置 |