JP2000342106A - エアポンプ - Google Patents

エアポンプ

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JP2000342106A
JP2000342106A JP11158728A JP15872899A JP2000342106A JP 2000342106 A JP2000342106 A JP 2000342106A JP 11158728 A JP11158728 A JP 11158728A JP 15872899 A JP15872899 A JP 15872899A JP 2000342106 A JP2000342106 A JP 2000342106A
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pump chamber
pump
air
air supply
diaphragm
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JP11158728A
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Hiroshi Yamada
洋 山田
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NIPPON DOUBUTSU YAKUHIN KK
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GUPPY KK
NIPPON DOUBUTSU YAKUHIN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のポンプ構造を大きく変更することな
く、或いは、駆動力を増大させることなく吐出圧の高い
新規のエアポンプ構成を提供する。また、吐出圧を増大
させても騒音や振動を抑制することができるエアポンプ
構造を実現する。 【解決手段】 ダイヤフラム15が変形してポンプ室B
の容積が増大するとき、給気管状部13aから外気が導
入され、開いた一方向弁b1を通してポンプ室B内に空
気が流入する。また、ダイヤフラム15が変形してポン
プ室Bの容積が減少するとき、開いた一方向弁b2を通
してポンプ室B内から空気が排出される。一方、ポンプ
室Bから排出された空気は、ポンプ室Aの容積が増大す
るときに開いた一方向弁a1を通してポンプ室A内に導
入される。また、ポンプ室Aの容積が減少するとき、ポ
ンプ室A内の空気は開いた一方向弁a2を通して排気管
状部12cから外部へと放出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエアポンプに係り、
特に、鑑賞魚用水槽などにおいて水槽内の水の溶存酸素
量を確保したり、エアリフト効果を用いて水流を発生さ
せたり、曝気により水を浄化したりするためにエアポン
プを用いる場合に好適なエアポンプの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、鑑賞魚用水槽においては、水槽
内に酸素を供給するために小型のエアポンプが用いられ
る。このエアポンプは、通常、可撓性のエアチューブに
よって水槽内にエアを導入するようにして用いられる。
水槽内ではエアチューブの先端から気泡をそのまま水中
に放出させたり、エアチューブを水中浄水器に接続して
水流を発生させてフィルターを通過するようにする。ま
た、ウッドストーンと呼ばれる自然木の木片を乾燥させ
たものがあるが、このウッドストーンをエアチューブの
先端にを取付け、当該ウッドストーンの木片内の細孔か
ら細かな気泡を水中に放出させるようにして、水の溶存
酸素量を増加させるとともに曝気による水の浄化作用を
期待する使用方法も知られている。
【0003】従来のエアポンプの構造としては、可撓性
のダイヤフラムと、一方向弁をそれぞれ備えた給気口及
び排気口とを備えたポンプ室をケース内部に設け、一端
が固定された動作レバーをダイヤフラムに連結し、この
動作レバーの他端に固定されたマグネットが電磁石の一
対の磁極に対向配置されるように構成したものが一般的
である。このエアポンプでは、電磁石に交流電力を供給
すると一対の磁極間に交代磁界が形成され、この交代磁
界によってマグネットとともに動作レバーが往復回動
し、動作レバーがダイヤフラムを出没状態に繰り返し変
形させるので、ダイヤフラムの変形によって給気口から
ポンプ室内へのエア導入及びポンプ室から排気口へのエ
ア導出が繰り返し行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
エアポンプは小型化、低騒音及び低振動化の要請もある
ことから、吐出圧が比較的小さいものが多く、エアチュ
ーブの先端を水槽内の水深1.5〜2.5m程度まで入
れると水圧によってエアの吐出ができなくなる。家庭向
けに製造された通常の鑑賞魚用水槽の深さは高々1m程
度であるため、現在市販されているエアポンプが使用不
能になることはほとんどない。しかしながら、一般に水
槽内の気泡放出位置の水深が深くなると気泡の吐出量が
減少し、充分な気泡量を確保できなくなる場合がある。
また、エアポンプに負荷がかかるためにエアポンプ本体
の振動や騒音が大きくなるという問題点がある。さら
に、エアチューブを水中浄水器やウッドストーンなどに
接続する場合には、浄水器やウッドストーンの通気抵抗
によって気泡量が減少し、特に、浄水器やウッドストー
ンに目詰まりが発生すると通気抵抗が増大して気泡の放
出が停止してしまう場合もある。
【0005】そこで本発明は上記問題点を解決するもの
であり、その課題は、従来のポンプ構造を大きく変更す
ることなく、或いは、駆動力を増大させることなく吐出
圧の高い新規のエアポンプ構成を提供することにある。
また、吐出圧を増大させても騒音や振動を抑制すること
ができるエアポンプ構造を実現することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のエアポンプは、それぞれが容積可変に構成さ
れ、給気口及び排気口を備えた第1ポンプ室及び第2ポ
ンプ室を有し、前記第1ポンプ室の排気口が前記第2ポ
ンプ室の給気口に連通され、前記第1ポンプ室及び前記
第2ポンプ室の容積をそれぞれ繰り返し増減させるため
の駆動手段を有することを特徴とする。
【0007】この発明によれば、第1ポンプ室の容積の
増減によって第1ポンプ室の給気口から吸入された気体
は加圧された状態で第1ポンプ室の排気口から吐出さ
れ、これが第2ポンプ室の容積の増減によって第2ポン
プ室の給気口から吸入されてさらに加圧された状態にな
って第2ポンプ室の排気口から吐出されるので、エアポ
ンプの吐出圧を高めることができる。また、第1ポンプ
室、第2ポンプ室個々の容積の増減幅を低減しても吐出
圧を確保することが可能になるので、ポンプ稼動時にお
ける振動や騒音を低減することができる。
【0008】なお、給気口は、第1ポンプ室又は第2ポ
ンプ室内へ気体を取り込むように構成され、例えば一方
向弁などを備える。排気口は、第1ポンプ室又は第2ポ
ンプ室内から気体を排出するように構成され、例えば一
方向弁などを備える。
【0009】本発明において、前記第1ポンプ室及び前
記第2ポンプ室は、少なくとも一部の壁面が可撓性を有
するダイヤフラムによってそれぞれ画成され、前記駆動
手段は一対の前記ダイヤフラムをそれぞれ変形可能に構
成され、前記駆動手段により一対の前記ダイヤフラムが
同一時点において相互に逆方向に変形するように構成さ
れていることが好ましい。この発明によれば、駆動手段
が一対のダイヤフラムを同一時点において逆方向に変形
させることにより、一対のダイヤフラムに対する駆動系
の動作方向もまた相互に逆方向になり、第1ポンプ室を
画成するダイヤフラムと第2ポンプ室を画成するダイヤ
フラムの変形方向も相互に逆方向になるので、ポンプか
ら発生する振動及び騒音を相互に打ち消し合うように構
成することができ、振動及び騒音の発生を抑制すること
ができる。
【0010】本発明において、前記第1ポンプ室と前記
第2ポンプ室とが可撓性を有するダイヤフラムによって
仕切られ、前記駆動手段は前記ダイヤフラムを変形可能
に構成され、前記駆動手段による前記ダイヤフラムの変
形によって前記第1ポンプ室の容積が増加すると前記第
2ポンプ室の容積が減少し、前記第1ポンプ室の容積が
減少すると前記第2ポンプ室の容積が増大するように構
成されていることが好ましい。この発明によれば、第1
ポンプ室と第2ポンプ室とがダイヤフラムによって仕切
られているため、ダイヤフラムを変形させることによ
り、例えば第1ポンプ室の容積を増加させると同時に第
2ポンプ室の容積を減少させることができるので、一つ
のダイヤフラムを変形させるだけで2つのポンプ室の容
積を同時に変化させることができるから、ポンプ構造を
簡単に構成することができるとともにポンプの小型化を
図ることができる。
【0011】本発明において、前記第1ポンプ室の排気
口と前記第2ポンプ室の給気口とが一体に構成されてい
ることが好ましい。この発明によれば、相互に接続され
た第1ポンプ室の排気口と第2ポンプ室の給気口とが一
体に構成されていることにより、さらにポンプ構造を簡
易に且つコンパクトに構成することができる。
【0012】本発明において、駆動手段として、前記ダ
イヤフラムに直接取り付けられた磁性体若しくはマグネ
ットと、該磁性体若しくはマグネットを駆動する電磁石
とを備えていることが好ましい。この発明によれば、ダ
イヤフラムに直接取り付けられた磁性体若しくはマグネ
ットを電磁石によって駆動するように構成されているこ
とにより、ポンプ構造を簡易化できるとともに部品点数
を低減できるので、ポンプをコンパクトに構成すること
ができる。
【0013】本発明において、前記給気口には給気方向
にのみ気体の通過を許容する一方向弁が設けられ、前記
排気口には排気方向にのみ気体の通過を許容する一方向
弁が設けられていることが好ましい。この発明によれ
ば、一方向弁によって簡単な構造で各ポンプ室を構成す
ることができる。
【0014】本発明において、前記第1ポンプ室の排気
口と前記第2ポンプ室の給気口のいずれか一方にのみ、
或いは、一体に構成された前記第1ポンプ室の排気口と
前記第2ポンプ室の給気口に、単独の前記一方向弁が設
けられていることが好ましい。この発明によれば、相互
に連通された、或いは、相互に一体化された第1ポンプ
室の排気口と第2ポンプ室の給気口とに、単独の一方向
弁が設けられていることによってポンプ構造が簡単にな
り、ポンプ構造をコンパクトに構成できる。
【0015】なお、上記各発明において、上記の磁性体
若しくはマグネットは、十分な駆動力を得るためにマグ
ネット(特に保持力の強い希土類磁石)であることが望
ましい。
【0016】また、ダイヤフラム並びに給気口及び排気
口を備えたポンプ構造を、給気口を備えたケース体の内
部に収容し、ポンプ構造の給気口をケース体の内部に開
口させ、排気口をケース体の外部に開口させることによ
って、上記構造を簡易且つコンパクトに構成することが
できる。この構造によって特に請求項3に記載した発明
を簡易構造で実現できる。このとき、ポンプ構造を収容
する上記のケース体を構成する被動体容器と、ポンプ構
造に設けられた磁性体(マグネット)に対向する磁極を
有する電磁石を収容した駆動体容器とを相互に螺合さ
せ、その螺合度合いによって磁性体(マグネット)と電
磁石の磁極との間の距離を調整可能に構成することが好
ましい。この場合には特に螺合部に沿って給気溝を設
け、この給気溝からケース体内に給気するように構成す
ることが好ましい。また、ポンプ構造においてはダイヤ
フラムの表面上に直接磁性体(マグネット)を取り付け
ることが好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
に係るエアポンプの実施形態について詳細に説明する。
以下に説明するエアポンプは鑑賞魚用水槽に用いるため
の小型のエアポンプである。
【0018】[第1実施形態] 図1には、本発明に係
るエアポンプの第1実施形態の内部構造を示す。図示し
ないケース体の内部に、合成樹脂製のポンプ基台11
と、磁性体からなり、略E字状などの形状を有する磁石
芯材21と、弾性を有し、ステンレス鋼などからなる駆
動レバー31の端部31aとがそれぞれ固定されてい
る。
【0019】ポンプ基台11の両側部には、合成樹脂な
どからなり、それぞれ略筒状構造を有するポンプ部材1
2,13がネジなどの固定手段14によって一体的に取
りつけられている。この場合、ケース体に伝わる振動や
騒音を低減するために、並びに、ポンプ室の密封性を確
保するために、ポンプ基台11に対してパッキン17を
介してポンプ部材12,13を固定することが好まし
い。ポンプ部材12と、ポンプ部材13のいずれにも合
成ゴムなどからなる可撓性のダイヤフラム15が取りつ
けられている。椀状に形成されたダイヤフラム15は、
直接若しくは連結部材16を介するなど間接的に、駆動
レバー31の端部以外の部分(例えば図示のように中央
部分)に取りつけられている。上記のポンプ部材12,
13と、ダイヤフラム15とによって左右のポンプ室
A,Bが画成される。
【0020】ポンプ部材13には、給気管状部13a、
給気口13b及び排気口13cが形成されている。給気
口13bには外部、すなわち給気管状部13a側、から
ポンプ室B内に気体を流入させることはできるが、逆に
ポンプ室Bから外部へと気体を排出することはできない
ように構成された一方向弁b1が取りつけられ、また、
排気口13cにはポンプ室Bから外部、すなわちポンプ
室A側、へと気体を排出することはできるが、逆に外部
からポンプ室Bへと気体を導入することはできないよう
に構成された一方向弁b2が取りつけられている。同様
に、ポンプ部材12には、給気口12a、排気口12b
及び排気管状部12cが形成されている。給気口12a
には外部、すなわちポンプ室B側、からポンプ室A内へ
と気体を導入することはできるが、逆にポンプ室A内か
ら外部へ気体を排出することはできないように構成され
た一方向弁a1が取りつけられ、また、排気口12bに
は、ポンプ室A内から外部、すなわち排気管状部12c
側、へと気体を排出することはできるが、逆に外部から
ポンプ室A内へと気体を導入することはできないように
構成された一方向弁a2が取りつけられている。
【0021】上記磁石芯材21は中心部(鉄心)21a
と、その両側に一対設けられた周辺部(ヨーク)21b
とを備えていることによって略E字型(全体形状が略E
字型であってもよく、あるいは、その断面が略E字型で
あって、全体形状はその断面を軸線廻りに回転させた回
転体からなる円筒状あるいは角筒状であってもよい。)
に形成され、その中心部21aにはコイル22が巻回さ
れている。そして、このコイル22に電流を流すことに
よって、中心部21aの端部に磁極21Aが形成され、
周辺部21bの端部に磁極21Bが形成される。
【0022】図示しないケース体には、振動や騒音の伝
達を低減するために上記駆動レバー31の端部31aが
合成ゴムなどからなる緩衝材32を介して固定されるこ
とが好ましい。また、駆動レバー31の他端部にはマグ
ネット33が取りつけられている。このマグネット33
の代わりに着磁されていない磁性体を用いることも可能
であるが、駆動力を大きくするためにはマグネットであ
ることが好ましい。
【0023】以上のように構成された本実施形態では、
コイル22に交流電力を供給することによって磁極21
Aと磁極21Bとの間でマグネット33が往復動作し、
これによって駆動レバー31が往復回動するので、左右
一対のダイヤフラム15はそれぞれ同期して出没動作
(すなわち相互に逆方向の変形動作)を繰り返す。その
結果、ダイヤフラム15が変形してポンプ室Bの容積が
増大するとき、給気管状部13aから外気が導入され、
開いた一方向弁b1を通してポンプ室B内に空気が流入
する。また、ダイヤフラム15が変形してポンプ室Bの
容積が減少するとき、開いた一方向弁b2を通してポン
プ室B内から空気が排出される。一方、ポンプ室Bから
排出された空気は、ポンプ室Aの容積が増大するときに
開いた一方向弁a1を通してポンプ室A内に導入され
る。また、ポンプ室Aの容積が減少するとき、ポンプ室
A内の空気は開いた一方向弁a2を通して排気管状部1
2cから外部へと放出される。
【0024】本実施形態において、ポンプ室Bにて吸
引、排出された空気は圧縮されて排気口13cと給気口
12aとの間の空間の圧力を上昇させる。そして、この
空間から給気口12aを通じて給気されるポンプ室Aで
はさらに空気が圧縮されて排気口12bから空気が排出
され、最終的に排気管状部12cから高圧のエアが吐出
される。したがって、従来よりも高い吐出圧を得ること
ができる。また、通常、高い吐出圧を得ようとしてダイ
ヤフラム15の変形量を大きくすると振動や騒音が大き
くなるが、本実施形態では、一対の駆動レバー31が同
期して反対方向に往復回動するため、振動や騒音が打ち
消される。また、高い吐出圧が必ずしも必要ない場合、
あるいは、吐出圧の上昇が従来のエアポンプより多少高
いだけで足りる場合には、個々のダイヤフラム15の変
形量を少なくすることができ、その結果、振動及び騒音
を格段に低減することができる。
【0025】次に、上記実施形態のエアポンプを用いて
実際の吐出圧と吐出量について試験を実施した。まず、
比較例1である市販のダブルポンプ1(ダイヤフラムを
有する一対のポンプ室がそれぞれ独立したエアポンプを
構成しているもの。)と、このダブルポンプ1と同じ電
磁石やマグネットを用いた実施例1である図1に示す構
造のエアポンプとについて、それぞれ水深を変えながら
吐出量を計測し、また、気泡を放出できる最大水深を調
べた。その結果を表1に示す。
【0026】
【表1】 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 吐出量(cc/分) - 最大水深(m) 水深(m) 0 0.5 1.0 1.5 2.0 - ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 比較例1(左) 1700 1620 1150 450 0 - 1.95 比較例1(右) 1590 1400 760 <300 0 - 1.74 実施例1 2530 2430 2000 1450 860 - 3.10 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【0027】上記のように、本実施形態では、従来より
も水中におけるエア吐出量が多く、しかも、水深が増大
してもエア吐出量がそれほど低下しない。また、エア放
出可能な最大水深も3mを超え、吐出圧が増大すること
が実証された。また、同様に、上記比較例1よりも大型
のダブルポンプからなる比較例2のエア放出可能な最大
水深が約3.5mであったのに対し、これと同じ駆動力
を有する実施例2のエア放出可能な最大水深は約5mと
なった。いずれにしても、実施例の方が比較例に較べて
吐出圧が高くなり、しかも吐出量も大きく、水深変化に
対しても吐出量の変化量が少ない。さらに、振動や騒音
もまた、従来のダブルポンプに較べて低くなることが判
明した。
【0028】次に、上記構造の実施例1に対して、図1
に示す一方向弁b2を除去した(取り去った)場合(実
施例2)及び図1に示す一方向弁a1を除去した(取り
去った)場合(実施例3)における、吐出量及びエアを
放出可能な最大水深とを表2に比較して示す。
【0029】
【表2】 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 吐出量(cc/分) -最大水深(m) 水深(m) 0 0.5 1.0 1.5 2.0 - ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 実施例1 2530 2430 2000 1450 860 - 3.10 実施例2 2100 2070 1700 1280 780 - 2.79 実施例3 2500 2490 1960 1400 700 - 2.65 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【0030】上記のように、4つの一方向弁を用いた実
施例1に比べて、一つずつ一方向弁を除去した実施例2
及び実施例3はいずれもエア放出可能な最大水深は低下
しているから、吐出圧のそのものは低下していると考え
られる。しかし、上記表2を見ればわかるように、実施
例1と比較して、エア吐出量に関しては実施例2及び実
施例2はいずれもほとんど低下しない。実施例2及び3
においては一方向弁b2又はa1が存在しないことによ
って通気抵抗が低下するので、吐出圧が低下しているに
も拘わらず、エア吐出量がそれほど低下しないものと考
えられる。したがって、一方のポンプ室の排気口に設け
られた弁と、この排気口に接続された、他方のポンプ室
の給気口に設けられた弁とのいずれか一方のみでも性能
に大差はないことがわかる。
【0031】[第2実施形態] 次に、本発明に係るエ
アポンプの第2実施形態について図2を参照して詳細に
説明する。この実施形態は、上記第1実施形態と基本的
に同様の機能を有する構成部分の組み合わせであり、同
一構造を有する部分には上記第1実施形態と同符号を付
し、その詳細な説明は省略する。ケース体30は図1に
は示されなかったものであるが、基本的には第1実施形
態と同様のものであり、基本的に箱型形状を備えてい
る。
【0032】ケース体30には、ポンプ部材23,24
がそれぞれ固定ねじ25によって固定されている。ポン
プ部材23,24はケース体30の内面に密着するよう
に取りつけられ、好ましくはパッキン27を介して固定
される。ポンプ部材23,24にはそれぞれダイヤフラ
ム15が取りつけられ、ダイヤフラム15とポンプ部材
23,24との間にそれぞれポンプ室B,Aが画成され
ている。ポンプ部材23には、給気管状部23a、給気
口23b、排気口23c及び排気管状部23dが形成さ
れている。給気口23b及び排気口23cには上記と同
様の一方向弁b1,b2が取りつけられている。ポンプ
部材24には、給気管状部24a、給気口24b、排気
口24c及び排気管状部24dが形成されている。給気
口24b及び排気口24cには上記と同様の一方向弁a
1,a2が取りつけられている。なお、上記の排気管状
部23dと給気管状部24aとの間にはフレキシブルチ
ューブなどからなる連結管26が接続されている。
【0033】本実施形態では、コイル22に交流電力を
流すとマグネット33を取りつけた駆動レバー31が往
復回動し、これによってダイヤフラム15が出没変形す
る。このダイヤフラム15の変形によってポンプ室Bの
容積が増加するとき、一方向弁b1が開いて給気管状部
23aから給気口23bを経てポンプ室B内に空気が流
入する。また、ポンプ室Bの容積が減少するとき、一方
向弁b2が開いてポンプ室B内から排気口23cを経て
排気管状部23dから空気が排出され、連結管26に吐
出される。同様にポンプ室Aの容積が増加するとき、一
方向弁a1が開いて連結管26に接続された給気管状部
24aから給気口24bを経てポンプ室A内に空気が流
入する。また、ポンプ室Aの容積が減少するとき、一方
向弁a2が開いて排気口24cを経て排気管状部24d
から空気が排出される。
【0034】本実施形態は以上のように動作するので、
ポンプ室Bによって加圧された空気は連結管26内に排
出され、この排出された空気はポンプ室Aに導入されて
さらに加圧され、排気管状部24dから外部へと排出さ
れる。したがって、第1実施形態と同様に高い吐出圧を
得ることができる。また、本実施形態では2つのポンプ
室が一体化されていないものの、ケース体30における
相互に対向する内面にそれぞれ背反姿勢にて固定されて
いるので、2つのポンプ室が対向姿勢に固定されている
上記第1実施形態と同様に、打ち消し効果によって振動
及び騒音の発生を低減することができる。なお、本実施
形態においても、一方向弁b2と一方向弁a1のいずれ
か一方を設けることなく構成することができる。
【0035】[第3実施形態] 次に、図3及び図4を
参照して本発明に係るエアポンプの第3実施形態につい
て詳細に説明する。この実施形態は、図3に示す駆動体
40と、被動体50とから構成される。
【0036】駆動体40は、図示点線で示す電磁石41
と、この電磁石41を収容する合成樹脂などからなる駆
動ケース42とから構成されている。電磁石41は図4
に示すように磁石芯材43の中心軸部43aにコイル4
4が巻回された構造を備えており、磁石芯材43の中心
軸部43aの先端は、後述するマグネット59に対向す
る磁極43bとなる。駆動ケース42の最下部には円盤
状のフランジ部45が形成され、その上側に円筒状部4
6が嵌合されている。円筒状部46の部分の外周面上に
は雄ネジ46aが刻設されている。また、円筒状部46
の上面にはリング状の環状溝46bが形成され、このリ
ング状の環状溝46bの所定個所から外周側へと伸び、
さらに雄ネジ46aの形成された外周面上を下方に向け
て伸び、やがてフランジ部45の表面に達するように形
成された通気溝46cが形成されている。
【0037】一方、被動体50は、合成樹脂などからな
る段付円柱状の有蓋容器51と、この有蓋容器51の内
部に収容されたポンプ体52と、ポンプ体52を密封す
るように構成された合成樹脂板などからなる閉鎖板53
とを備えている。
【0038】有蓋容器51の下部内周面には図4に示す
ように雌ネジ51aが形成され、この雌ネジ51aは上
記の雄ネジ46aに螺合するように構成されている。ま
た、有蓋容器51の段差部の内面には環状溝が形成さ
れ、この環状溝にパッキン57が収容されている。さら
に、有蓋容器51の上面には筒状の排気管状部51bが
形成され、この排気管状部51bは有蓋容器51の内外
を連通させる。
【0039】ポンプ体52は有蓋容器51の上面に形成
された孔を通して螺合する固定ネジ55によって固定さ
れたポンプ部材56と、このポンプ部材56に取りつけ
られた椀状のダイヤフラム58とから構成される。ポン
プ部材56とダイヤフラム58とによってポンプ室Cが
画成される。ダイヤフラム58は上記各実施形態とほぼ
同様のものであるが、その外面上に直接にマグネット5
9が固着されている点が異なる。ポンプ部材56には、
それぞれ一方向弁c1,c2が取りつけられた給気口5
6a及び排気口56bが形成されている。
【0040】閉鎖板53は図示例では駆動ケース42の
上面部によって下方からパッキン57に押し付けられた
状態に保持される。ただし、メンテナンス性を多少犠牲
にすれば閉鎖板53を駆動ケース42の上面若しくは有
蓋容器51の内面に固着させてもよい。いずれにしても
閉鎖板53は有蓋容器51の上部の内側空間Dを下方か
ら密封するように取りつけられている必要がある。閉鎖
板53には上記環状溝46bに対向する位置に通気孔5
3aが形成され、この通気孔53aには一方向弁54が
取りつけられている。この一方向弁54は通気溝46c
及び環状溝46bを経て導入された空気を有蓋容器51
の上部の内側空間Dへ導入可能に構成されている。
【0041】本実施形態では、コイル44に交流電力を
供給すると磁極43bから交代磁界が発生し、マグネッ
ト59が磁極43bに接離するので、ダイヤフラム58
が出没変形する。ダイヤフラム58が突出する方向(図
示下方、すなわちマグネット59が磁極43bに接近す
る方向)に変形すると、ポンプ室Cの容積が増大すると
共に上記の内側空間Dの容積は減少するので、内側空間
Dから開かれた一方向弁c1を通して給気口56aを経
て空気がポンプ室C内へ導入される。逆にダイヤフラム
58が没する方向(図示上方、すなわちマグネット59
が磁極43bから離れる方向)に変形すると、ポンプ室
Cの容積が減少するとともに内側空間Dの容積は増大す
るので、ポンプ室C内から、開かれた一方向弁c2を通
して排気口56bを経て排気管状部51bから外部へと
空気が吐出され、同時に、一方向弁54が開いて環状溝
46bから内側空間Dへと空気が導入される。
【0042】したがって、本実施形態では、ポンプ室C
と、その周りにて空気が排出されようとする際には閉鎖
される一方向弁により密封される内側空間Dとによって
空気が順次に圧縮され、排気管状部51bから吐出され
るので、ポンプ室C内に空気が導入される際に内側空間
Dの圧力が低下することがなく、従来よりも高い吐出圧
を得ることができる。ここで、内部空間Dは一方のポン
プ室として機能している。また、この場合には可撓性の
ダイヤフラムをひとつだけ用いればよく、換言すれば、
ダイヤフラムを備えたポンプ構造を給気口を備えたケー
ス体に収容するだけでよいので、構造が簡単になり、エ
アポンプを小型化することができる。また、このポンプ
構造では駆動レバーなどの駆動部材を用いる必要がない
ため、振動や騒音も低減される。
【0043】なお、本実施形態では、閉鎖板53を有蓋
容器51の内側に固定した状態とすれば、有蓋容器51
と駆動ケース42とのねじ込み深さによってマグネット
59と磁極43bとの間の距離を容易に調整し、変更す
ることができるので、エアポンプの吐出圧、振動量、騒
音量などをねじ込み深さによって容易に制御することが
できる。
【0044】尚、本発明のエアポンプは、上述の図示例
にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論であ
る。
【0045】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
第1ポンプ室の容積の増減によって第1ポンプ室の給気
口から吸入された気体は加圧された状態で第1ポンプ室
の排気口から吐出され、これが第2ポンプ室の容積の増
減によって第2ポンプ室の給気口から吸入されてさらに
加圧された状態になって第2ポンプ室の排気口から吐出
されるので、エアポンプの吐出圧を高めることができ
る。また、第1ポンプ室、第2ポンプ室個々の容積の増
減幅を低減しても吐出圧を確保することが可能になるの
で、ポンプ稼動時における振動や騒音を低減することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエアポンプの第1実施形態の内部
構造を示す概略構造断面図である。
【図2】本発明に係るエアポンプの第2実施形態の内部
構造を示す概略構造断面図である。
【図3】本発明に係るエアポンプの第3実施形態の分解
斜視図である。
【図4】第3実施形態の概略構造断面図である。
【符号の説明】
A…ポンプ室、B…ポンプ室、C…ポンプ室、D…内側
空間、a1…一方向弁、a2…一方向弁、b1…一方向
弁、b2…一方向弁、c1…一方向弁、c2…一方向
弁、11…ポンプ基台、12…ポンプ部材、12a…給
気口、12c…排気管状部、13…ポンプ部材、13a
…給気管状部、13c…排気口、15…ダイヤフラム、
21…ヨーク、21A…磁極、21B…磁極、21b…
周辺部、22…コイル、23…ポンプ部材、23a…給
気管状部、23b…給気口、23c…排気口、23d…
排気管状部、24a…給気管状部、24b…給気口、2
4c…排気口、24d…排気管状部、30…ケース体、
31…駆動レバー、31a…端部、33…マグネット、
40…駆動体、41…電磁石、42…駆動ケース、43
…磁石芯材、43a…中心軸部、43b…磁極、44…
コイル、45…フランジ部、46…円筒状部、46a…
雄ネジ、46b…環状溝、46c…通気溝、50…被動
体、51…有蓋容器、51a…雌ネジ、51b…排気管
状部、52…ポンプ体、53…閉鎖板、53a…位置に
通気孔、54…一方向弁、56…ポンプ部材、56a…
給気口、56b…排気口、57…パッキン、58…ダイ
ヤフラム、59…マグネット

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれが容積可変に構成され、給気口
    及び排気口を備えた第1ポンプ室及び第2ポンプ室を有
    し、前記第1ポンプ室の排気口が前記第2ポンプ室の給
    気口に連通され、前記第1ポンプ室及び前記第2ポンプ
    室の容積をそれぞれ繰り返し増減させるための駆動手段
    を有することを特徴とするエアポンプ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記第1ポンプ室及
    び前記第2ポンプ室は、少なくとも一部の壁面が可撓性
    を有するダイヤフラムによってそれぞれ画成され、前記
    駆動手段は一対の前記ダイヤフラムをそれぞれ変形可能
    に構成され、前記駆動手段により一対の前記ダイヤフラ
    ムが同一時点において相互に逆方向に変形するように構
    成されていることを特徴とするエアポンプ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2において、前記第
    1ポンプ室と前記第2ポンプ室とが可撓性を有するダイ
    ヤフラムによって仕切られ、前記駆動手段は前記ダイヤ
    フラムを変形可能に構成され、前記駆動手段による前記
    ダイヤフラムの変形によって前記第1ポンプ室の容積が
    増加すると前記第2ポンプ室の容積が減少し、前記第1
    ポンプ室の容積が減少すると前記第2ポンプ室の容積が
    増大するように構成されていることを特徴とするエアポ
    ンプ。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3までのいずれか1
    項において、前記第1ポンプ室の排気口と前記第2ポン
    プ室の給気口とが一体に構成されていることを特徴とす
    るエアポンプ。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4までのいずれか1
    項において、駆動手段として、前記ダイヤフラムに直接
    取り付けられた磁性体若しくはマグネットと、該磁性体
    若しくはマグネットを駆動する電磁石とを備えているこ
    とを特徴とするエアポンプ。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5までのいずれか1
    項において、前記給気口には給気方向にのみ気体の通過
    を許容する一方向弁が設けられ、前記排気口には排気方
    向にのみ気体の通過を許容する一方向弁が設けられてい
    ることを特徴とするエアポンプ。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記第1ポンプ室の
    排気口と前記第2ポンプ室の給気口のいずれか一方にの
    み、或いは、一体に構成された前記第1ポンプ室の排気
    口と前記第2ポンプ室の給気口に、単独の前記一方向弁
    が設けられていることを特徴とするエアポンプ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101900188B1 (ko) * 2017-03-15 2018-09-18 이현우 소음발생을 감소시킨 피스톤 방식의 기포 발생장치
KR101911533B1 (ko) * 2016-05-19 2018-10-25 임주생 전자기식 공기 발생기
CN108849675A (zh) * 2018-06-19 2018-11-23 惠州市新视觉实业有限公司 一种生态鱼塘自动撒料装置

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