JP2006052731A - 排気脈動減衰機構を有するリニアポンプ - Google Patents

排気脈動減衰機構を有するリニアポンプ Download PDF

Info

Publication number
JP2006052731A
JP2006052731A JP2005226184A JP2005226184A JP2006052731A JP 2006052731 A JP2006052731 A JP 2006052731A JP 2005226184 A JP2005226184 A JP 2005226184A JP 2005226184 A JP2005226184 A JP 2005226184A JP 2006052731 A JP2006052731 A JP 2006052731A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pump
diaphragm
exhaust chamber
piston
intake
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005226184A
Other languages
English (en)
Inventor
Paul J Thomas
ポール ジェイ. トーマス,
Larry H Panzer
ラリー エイチ. パンザー,
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Thomas Industries Inc
Original Assignee
Thomas Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Thomas Industries Inc filed Critical Thomas Industries Inc
Publication of JP2006052731A publication Critical patent/JP2006052731A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B11/00Equalisation of pulses, e.g. by use of air vessels; Counteracting cavitation
    • F04B11/0008Equalisation of pulses, e.g. by use of air vessels; Counteracting cavitation using accumulators
    • F04B11/0016Equalisation of pulses, e.g. by use of air vessels; Counteracting cavitation using accumulators with a fluid spring
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B35/00Piston pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by the driving means to their working members, or by combination with, or adaptation to, specific driving engines or motors, not otherwise provided for
    • F04B35/04Piston pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by the driving means to their working members, or by combination with, or adaptation to, specific driving engines or motors, not otherwise provided for the means being electric
    • F04B35/045Piston pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by the driving means to their working members, or by combination with, or adaptation to, specific driving engines or motors, not otherwise provided for the means being electric using solenoids

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Compressor (AREA)
  • Reciprocating Pumps (AREA)
  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)

Abstract

【課題】 本発明はリニアポンプに関する。
【解決手段】 電磁モータにより駆動される軸方向整列されたシリンダピストン構成を有するリニアポンプはダイアフラムによりカバーされたキャビティを規定する排気室を有する。ダイアフラムは排気チャンバーに存在する空気流の脈動を減衰させるため排気チャンバー内の圧力変動に応答してキャビティー方向に可動する。ダイアフラムは空気がダイアフラムに抗して作用するのを可能にする開口センターを有する支持リングにより凹状キャビティ上に搭載される。
【選択図】 図1

Description

本発明はポンプに関し、特に、小型リニアピストンポンプに関する。
酸素濃縮および汚水エアレーションのようなある業務用のポンプは一般的に小型であり、控えめに動作することを要求される。作用空気を適切に消音するとともに音と振動を減衰させるため大型で厚い壁のハウジングに依存することなしにポンプの動作中の振動を減少させることが重要である。ポンプの静かな動作はハウジングを防音することにより得られるが、かさばり、冷却の問題を生じる。消音器を出力部に取り付け可能であるが、ハードウエアの追加とコスト上昇を招く。
このような小型リニアポンプ/コンプレッサは多くの場合空気を圧縮するために小型シリンダ内で高速に往復運動する小型ピストン付の単一シリンダ装置である。単一ピストンの高速な動きはかなりの振動を発生する。これらの振動は多くの場合直接強固な搭載接続部を介してポンプハウジングに直接伝達される。
少ない振動でピストンの往復運動を容易にするため、バネや類似の柔軟部材により電磁モータの電機子のような駆動部材を吊ることが知られている。薄い金属製板バネのスタックはこのためによく適合する。しかしながら、複数のバネが使用される場合、ポンプのピストンドライブコンポーネントが調整された所定のバネ変化率を達成することが困難になる。(ピストン軸周囲の)角度変化および/又は互いにするバネの軸(ピストン軸)方向はバネ変化率に影響を与える。ポンプが効率良く動作するのを保証するため、所定のバネ変化率を達成し且つポンプのアセンブリを困難にするサスペンションバネの一定した方向を保証することが重要である。
他の問題はバルブヘッドの吸気と排気バルブがピストンの各ストロークで高速に開閉しなければならないことである。典型的には、薄い金属製フラッパバルブが高速に着座および非着座するバルブの能力のためこの目的に使用される。排気ポートは圧縮空気力で開くので、バルブストップがバルブを支持し弾性範囲を超えて伸びすぎるのを防止するために使用される。吸気バルブとバルブヘッド間又は排気バルブとバルブストップ間の高速接触によりトラップ音又はカタカタ音を発生する。他の問題は吸気バルブの高速な開口および閉鎖によりバルブヘッドから上流に空気流の圧力変動又は脈流を生じる。これらの空気脈流により低周波数のガラガラノイズを生じる。
小型リニアピストンポンプの設計で遭遇する他の問題は出力空気流の脈動を除去することである。流出部からの下流への空気の脈動が出力ラインの異なる長さおよび/又は直径がポンプに取り付けられる場合ポンプの共振周波数は変化することが見いだされた。ポンプの動作周波数を変えることは最終的にポンプを特定の用途に使用できなくする非効率を生じる。これがノイズおよび振動問題を悪化させる。
小型リニアポンプでの更なる根強い問題は冷却である。ノイズを減少させること、おそらく、アウトドア用途で浸水可能に又は適切にするため、これらのポンプの作用コンポーネントが多くの場合ポンプハウジング内に収められる。ポンプを使用する場合、摩擦および電磁コイル内の電流が熱を発生する。よく理解できるように、熱はポンプの効率および寿命に悪影響を与える。ポンプ動作を効率よく維持するための必要回数はハウジングを通風すること又はハウジング又は他のコンポーネントのノイズ防止特性を無効にし又は少なくとも充分に減少させるために取られる他の手段を有することを要求する。
したがって、前述の問題を解決する改良されたリニアポンプが必要とされる。
本発明はポンプからの円滑な空気流を提供するため排気チャンバー内の脈動減衰機構を有する改良されたリニアポンプである。
特に、リニアポンプはシリンダピストン構成と、ピストン軸に沿ったシリンダ内のピストンを往復運動させるため電機子を駆動するワイヤコイルを含む固定子を有する電磁石を含む。シリンダはバルブヘッドの排気ポートを介して排気チャンバーと連通する。排気チャンバーは排気チャンバーから排出する空気流の脈動を減衰させるため排気チャンバー内の圧力変動に応答して可動する減衰器を含む。
好ましい形態において、減衰器はダイアフラムであり、好ましくは、排気チャンバー内の空気がダイアフラムに抗して直接作用させる開口中心部を有するプラスチックダイアフラム支持体により円形キャビティ上に搭載されたゴムディスクである。
本発明のリニアポンプは主に単一シリンダ構成に基いて生じる排気チャンバー内の空気脈動の振幅を減少することによりより滑らかな空気流を出力する。流出部から下流への空気の脈動を減少させることにより、ポンプはポンプ流出部からの下流の付属物に対して鈍感になる。ポンプの共振周波数は出力ホース又はチューブの種々の長さおよび直径の受入範囲内で維持される。本発明のリニアポンプはより多くの用途でより効率的に動作可能である。
本発明のこれらの利点および他の利点は詳細な説明および図面から明らかになるであろう。
本発明は軸又はリニアピストンポンプを提供するものである。ここで使用される用語「ポンプ」は正圧又は負圧を与え、真空ポンプ又はコンプレッサとして作用する装置を含む。ポンプは低外部振動およびノイズで且つ流出部から下流のポンプ付属物(ライン、ホース、チューブ等)に対して敏感でない用途(しかしながら、ポンプは他の圧力で動作するように設計できる)に依存する2−30psiの好ましい動作範囲を有する小型形状因子を有する。
図1−図3を参照すると、ポンプ(全般的に、図面で符号20により参照される)はベース24、シュラウド26、および上部カバー28を含む小型ハウジング22を有する。シュラウド26は、中間にガスケット30を設けて、(ボルト23を介して)ベース24にボルト留めされ(図15参照)、カバー28はボルト69を介してシュラウド26にボルト留めされる。ベースはポンプ20を支持するため4個の足部32を有し、取り付け部34を接続するための開口部を設けている(図11参照)。シュラウド26は電気ソケット(又は電気コード)のための開口部35を有する。カバー28は、以下により詳細に説明されるように、カバー28の周辺部に沿って空気吸気通路36を規定するためシュラウド26からわずかに離間している。シュラウド26の上部とカバー28はハンドグリップ領域38を設けるため反対側に奥まって設けられる。
図3、図5−図7、および図12を参照すると、ポンプ20は空気吸気アセンブリ(全般的に40で示される)を介して吸気する。空気吸気部40は吸気バルブの高速運動により生じる吸気の脈動に伴う低いガラガラ音ノイズを減少させるように構成される。特に、空気吸気部40は、外部キャビティ50の上部境界を提供する、シュラウド26の上部、シール仕切り部44、フィルタトレイ46、フィルタ48、およびカバー28の凹部により部分的に規定された内部キャビティ42を有する。
記載されているように、シュラウド26の凹状上部は一端部(図の右端)の近くの2つの離間したオリフィス52である床部の内部キャビティ42を規定する。内部キャビティ42は内部キャビティ42の周辺壁54に対して封じる仕切り部44により上部で境界される。仕切り部44はオリフィス52に対向する内部キャビティ42の(左)端部に配置された1対の離間したオリフィス56を有する。アセンブリを容易にするため、仕切り部44は反対側の端部で他の組のオリフィス56’を含むが、仕切り部42が図に示されるように方向付けされる場合使用されない。いずれにしても、吸気は内部キャビティ42の床部内のオリフィス52に対向して配置された1組のオリフィス56(又は56’)のみを通して流れる。外部キャビティ50にフィルタ48を保持するフィルタトレイ46が仕切り部44上に置かれる。フィルタトレイ46は仕切り部44内のオリフィス56と整合する1対の開口部58を持つ底部壁を有する。小さい整合機構59はフィルタトレイ46の下面から下方に伸び、シュラウド26内の開口部61にはめ込み、フィルタトレイ46が正しい向きに組み立てられるのを保証する。フィルタ48は多くの小さい離間した立上り部60によりフィルタトレイ46の底部から離間されるように保持され、フィルタトレイ46を囲む短い周辺壁62により保持される。壁62は吸気がフィルタ48に横方向に流れるのを可能にする(開口部58と反対の)1端部で切欠部64を有する。カバー28は外部キャビティ50を規定するためフィルタ48上のシュラウド26上にはめ込まれる。カバー28の内部のリブ66はフィルタトレイ46の壁62と接触し、シュラウド26からわずかに離間したカバー28の周辺壁68の底端部を保持し、吸気が切欠部64を介して外部キャビティ50に流れる。上部カバー28とシュラウド28間の空間はカバー28の周辺に伸びる吸気通路36を形成する。カバー28、フィルタ48、フィルタトレイ46、および仕切り部44内の整合された中央開口部は組み立てを確実にするためボルト69がシュラウド26内のねじ切りされた開口部70にねじ止めされるのを可能にする。
図5、図7、図8、および図12を参照すると、シュラウド26は内部キャビティ42の床部内のオリフィス52から下方に伸びる1対の通気管72を一体的に規定する。図5に示されるように、通気管72は吸気部40からシュラウド26の内部に流れる吸気を以下に詳述するドライブアセンブリを介して且つベース24にボルト留めされたベース板82内の3つの開口部(およびガスケット30内の延長開口部84)を介して且つハウジングのベース24内の吸気チャンバー86内に取り入れる。ベース板82はボルト87によりベース24に固定される(図2および図3参照)。
図9に示されるように、吸気チャンバー86は各々が反対の方向に広域部と狭域部を有する巴状構成の排気チャンバー88を有するベース24に形成される。吸気は、図10に示されるように、吸気チャンバー86からベース板82内に吸気開口部90(およびガスケット30の関連する開口部)およびドライブアセンブリの吸気側に接続された吸気管92を介して上方に抜かれる。排気管94はベース板82の排気開口部96(とガスケット30の関連する開口部)間でドライブアセンブリの排気側に対して配管される。重要なことは、吸気管92と排気管94は振動をハウジングベース24に伝えることなく配管がドライブアセンブリの振動に応答して収縮するのを可能にするベロー構成から成ることである。吸気管92と排気管94は単にベース板82にはめ込まれ、ドライブアセンブリ内の付随のニップル部に(クランプ98を介して)留められる。
図2、図4、図5、図12、および図14を参照すると、ドライブアセンブリは一般的にバルブヘッド100、シリンダ102、ピストン104、および電磁モータ106を含み、これらはすべてピストン軸108の周りに同心円状に整合されている(図12参照)。ドライブアセンブリ全体はモータマウント部110に(ボルト109により)固定され、弾性マウント部112を介してベース板82に搭載される。4個の弾性マウント部112は拡大ヘッドとモータマウント部110内の4個の開口端スロット114内には滑動可能に嵌められた本体間に狭いネック部を有する。弾性マウント部112のわずかに拡大された底部端部はベース板82内の貫通口116にまっすぐ下方に押し込められ、モータマウント部110は弾性マウント部112により捕らえられ、ベース板82に弾性的に搭載される。弾性マウント部112は好ましくは約60のデュロメータを有するEPDMのような適切なゴムから製造され、ドライブアセンブリを確実に搭載するために充分な剛性を与え、充分な柔軟性がドライブアセンブリを振動から隔離することを可能にする。
図2、図4、および図12を主に参照すると、ドライブアセンブリは更に詳述される。バルブヘッド100は吸気側120と排気側122を規定し、各々は吸気管92と排気管94がクランプ98を介して結合するニップル部124と126を有する。バルブ板128はバルブヘッド100と合致する。バルブ板128は吸気側120を排気側122から分離するためバルブヘッド100に対して封じるダブル
D型(2分円)Oリング130のための溝を有する。バルブ板128は一般的にディスク状に形状され、(図4の仮想線で示される)1対の吸気ポート131と1対の排気ポート132を規定する。各対のポートはそれぞれ(フラッパバルブ134と135がバルブストップ(図示せず)により支持可能な)薄い金属製フラッパバルブ134および135によりカバーされる。吸気ポート131と排気ポート132はバルブヘッド100の関連する側と他のOリング136でシールされるバルブ板128の後部の別の溝にはめ込まれるシリンダ102の内部と連通する(図13参照)。シリンダ102の反対側はリテイナカラー138のハブの周辺に取り付けられる。リテイナカラー138はシリンダ102をこれらのコンポーネントと強固に結合するためバルブヘッド100とバルブ板128の各々の4個の耳部を介してはめ込まれる4個のボルト140を受け入れる4個のねじ切り開口部を有する。
リテイナカラー138の反対側はスペーサリング144内の(以下に説明されるような整合機構を有する)凹状溝部を有する1つ又は複数の板バネ142をクランプする。スペーサリング144の反対側は電磁モータ106の固定子146を受止める。固定子146は中間に管状チャンネル152を形成する(外部壁150内の軸上スロット169を有する)円形ベースおよび同心内部円筒壁148および同心外部円筒壁150を有するスロット付管状部材である。ワイヤコイル154はチャンネル152内のボビン156内に配置される。ボビン156は固定子146のベース内の開口部を介して伸び、ボビン156とコイル154を保持するためリテイナ153により係合される3個のポストを有する。ダイオード(図示せず)が交流入力信号を整流するためコイル154に電気的に結合できるので、電機子(又はシャトル)158を一方向のみ、好ましくは、固定子146に向けて駆動する。コイル154を電源に接続するための導電タブ160も含まれる。
電機子158は貫通する一連の軸方向穿孔を有し、コイル154が通電されると固定子146の(図面で右)側から滑動的に出入りする。電機子158は結合ロッド164の底部端部を受ける軸方向穿孔162内に短いハブを有する。結合ロッド164は板バネ142によりピストン軸108に沿って懸垂され、固定子146内の中央穿孔を貫通する。結合ロッド164はピストン104にねじ切りされた長いボルト166により電機子158とピストン104に固定され、ヘッド下にマスディスク168を搭載する。
固定子146はスペーサリング144と他方のスペーサリング172間にクランプされる。スペーサリング172は第2リテイナカラー174に対して1つ又は複数の追加の板バネ142をクランプする。第1リテイナカラー138内の耳部を介して伸びる4個のタイロッド173はモータ106のコンポーネントを一体化するため第2リテイナカラー174の耳部内の開口部にねじ切りされる。リテイナカラー138と174はモータマウント部110を接続するため且つ、上述のように、弾性マウント部112を介してベース板82にドライブアセンブリ全体をマウントするためボルト109を受けるねじ切り開口部を有する。
図16および図17に示されるように、シリンダ102の反対側に、リテイナカラー174(およびスペーサリング144)は側部が溝部176から非対称にテーパーしている3個の整合ポケット178と共に内部周辺部の周辺に円形溝部176を有する。1つ以上の板バネ142は溝部176にはめ込まれ、非対称にテーパーされた整合タブ180はポケット178にはめ込まれる。ポケット178とタブ180の非対称構成のため、板バネ142は(ピストン軸108に対して)1つの角度および軸方向のみにリテイナカラー174(およびスペーサリング144)内に正しくはめ込まれる。整合タブ180は約120度離間されるので、バネは3個の管状方向の一つに搭載可能である。もし単一の管状方向が要求されるなら、整合タブ180は非対称に離間される。これにより結合ロッド164の両端で同一方向に複数の板バネ142のアセンブリを容易にし且つ確実にする。特に、板バネ142のウエブパターン(および鋭角スロット)が整合され、(打ち抜きプロセスから生じる)ピストン軸108に垂直な平面からの板バネ142の任意の屈曲又は湾曲は各板バネ142で同一方向にある。
これはモータ106が設計されたバネ変化率を有することを保証するために重要である。具体的には、進展中、ポンプは自然共鳴周波数又は近傍の周波数で動作するように調整される。特に、ポンプは加えられた負荷で、および計算されたバネ質量系(即ち、バネ142のバネ変化率と可動コンポーネント、即ち、ピストン104、電機子158、連結ロッド164、およびマスディスク168の質量の組合せ)を使用して動作する。モータ106に対する入力信号の周波数は種々のパラメータが測定されると共に変化する。例えば、電力消費は入力周波数がバネ質量系の共振周波数から外れると共に大きくなるので、自然周波数は典型的な入力信号の周波数、例えば、60ヘルツで又はその近傍になる。共振周波数でのポンプの動作は効率を改善し、振動それによるノイズを減少させる。バネ質量系は異なる圧力で効率的に動作させるために調整される。例えば、質量又はバネ変化率を増加させることにより、バネ質量系は共振周波数で又はその近傍で動作するように形成され、その間、ポンプは増加した圧力を提供する。マスディスク168はピストン、電機子、および/又は結合ロッドの質量の増減に対するコスト効率のよい代替物として使用されることを留意すべきである。
よく理解されるように、シリンダ102内で往復運動させるためエネルギーがワイヤコイル154に供給される場合、ピストン104は電機子158の動きにより駆動される。ピストン104は圧力が成長するときシリンダー102に対して封じるスプリットピストンリング170を保持する周辺溝を持つ拡大ヘッドを有する。ストローク長はほぼ8ミリメートル(各方向で4ミリメートル)であり、上部死点にある場合シリンダーの上部からほぼ1ミリメートルに位置決めされる。
ポンプ20の単一シリンダ構成を仮定すると、往復ピストン104、電機子158、および連結ロッド164はハウジングの内部のドライブアセンブリを振動させる。板バネ142はこれらの可動コンポーネントからの多くのエネルギーを吸収する。板バネ142の数量、サイズ、厚みはピストン104の質量および入力周波数に従って主に決定されるバネ変化率を達成するために選択される。板バネ142が選択されるので、(2つのスタック間の組合せにおいて)板バネは、典型的には、50ヘルツ又は60ヘルツである、入力周波数にほぼ等しいピストン104とバネ142(例えばバネ質量系)の共振周波数になる。例えば、好ましい一実施例において、第2リテイナカラー174内の2つのバネのスタックとピストン104の近傍のスペーサリング144内の2つのバネのスタックがある。もしストローク長が増加すれば、例えば、もしポンプがより多くの空気流量を要求する用途で使用されると、バネ142はより薄いゲージから成る。どちらの場合も、バネ数は同一のバネ変化率を達成するため各スタックで3つに増加させてもよい。
図5−図7、図9−図11、および図13を参照して、ポンプを流れる空気流がポンプの好ましいコンプレッサ実施例のためにここで詳細に説明されるであろう。ドライブアセンブリが動作中、周囲の空気は上部カバー28の周辺の周りの吸気通路36を介してポンプ吸入部に吸い込まれる。図5−図7に示されるように、吸気はリブ66に沿って上方に流れる吸気通路36を介して吸入され、フィルタトレイ46の周辺壁62内の切欠部64を介して外部キャビティ50内に道を明ける。吸気はフィルタ48を介して且つフィルタトレイ46内の立上り部60周辺で外部キャビティ50の端部からフィルタトレイ46内の開口部58と内部キャビティ42に入る仕切り部44に移動する。小さい開口部を介して内部キャビティ42に入るにつれて、吸気圧力は低下する。内部キャビティ42は吸気を膨張させる外部キャビティ50より事実上大きい。内部キャビティ42内の吸気の膨張は吸気バルブの動作から生じる吸気の脈動を消すことに貢献する。内部キャビティ42に入った後、吸気は約90度−180度方向を変え、吸気がベント管72に下りハウジングシュラウド26の内部に移動するオリフィス52に対する内部キャビティ42の端部に移動する。図5に示されるように、ベント管72はコイル154を対流冷却するようにモータ106の固定子146のスロット169に吸気を向けるように配置される。モータ106を介して且つその周囲を通過した後、吸気はベース板82の開口部80を介して吸気チャンバー86の広域部に入る。空気は、図10に示されるように、狭域部を介し且つベース板82内の吸気開口部90と吸気管92を介して上方にバルブヘッド100の吸気側120に伝達される。ピストン104の往復により空気をシリンダ102に引き込み、圧縮する。圧縮された空気はバルブヘッド100の排気側を介して且つベース板82内の排気管94を介して下方に流れ、排気開口部96を介して排気チャンバー88の広域部に流れる。図9および図11に示されるように、圧縮空気は排気チャンバー88の狭域部を介し且つ付属物34が適切なホース又は配管(図示せず)に取り付けられる流出開口部を介して流出する。
ポンプは単一のシリンダのみを有するので、加圧空気は入力周波数、例えば60ヘルツ、の割合で脈動する。本発明者は出力空気の脈動がポンプの動作に悪影響を与えることを究明した。特に、出力ラインはライン自身の自然周波数を有する共振チャンバーとして作用する。もし出力空気の脈動が異なる周波数にあると、空気は出力ラインを経由する増加抵抗を実質的に受ける。これはポンプに過剰な背圧を発生するので、バネ質量系は異なる(非共振)周波数で動作するように形成され、ポンプの効率を減少させる。これはポンプがさらに効率を減少させる入力周波数の変動に対してより敏感にする。空気がポンプを離れる前に空気の脈動の大きさを減少させることにより、この問題は回避できる。
そのため、図3、図9、および図13に示されるように、ポンプを離れる加圧出力空気の脈動は排気チャンバー88内のダイアフラム190により抑制される。特に、ダイアフラム190は好ましくはベース24に(ボルト198を介して)ボルト留めされた支持リング194により排気チャンバー88の広域部内のハウジングベース24により規定されるカップ192の上部に搭載されたゴムディスクである。カップ192はダイアフラム190の下方に閉じ込まれた空気ポケット196を形成する。加圧空気は排気チャンバー88を介して流れるので、脈動がダイアフラム190に対して作用し、ダイアフラムをカップ192内に屈曲させる。空気ポケット196はわずかに圧縮するが、ダイアフラム190の内方向移動に抵抗する。ダイアフラム190のこの反力は排気チャンバー空気の振幅および脈動に対抗し、それらを相殺又は減少させる傾向にある。ダイアフラム90と閉じ込め空気ポケット196はアクチュエータと同様に作用し、結果として、ポンプが平滑で比較的脈動しない空気を出力ラインを介して出力するのを可能にする。結果として、出力ラインの長さ又は直径の変化で生じる又はモータに対する入力周波数の変化で生じるポンプの効率の悪さは回避される。一つの利点の例として、本発明者はこのような方法のダイアフラムの使用により単一質量バネ系が50ヘルツおよび60ヘルツ用途で使用できることを究明した。
本発明の具体実施例が詳細に上述された。しかしながら、本発明は記載された実施例に限定されるべきでない。本発明の全範囲を確定するため、特許請求の範囲を参照すべきである。
図1は本発明によるリニアポンプの斜視図である。 図2はハウジングシュラウドが除去された図1のポンプの斜視図である。 図3はポンプの分解アセンブリ図である。 図4はポンプのドライブコンポーネントの分解アセンブリ図である。 図5は図6のライン5−5に沿って示された断面図である。 図6は流入フィルタと上部カバーが除去されたポンプを示す上面図である。 図7は、定位置に設けられた流入フィルタと上部カバーを有するが、図6のライン7−7に沿って示された部分断面図である。 図8はハウジングシュラウドが除去されドライブコンポーネントが仮想線で示されているポンプの上面図である。 図9は吸気チャンバーおよび排気チャンバーを示すポンプベースの上面図である。 第10図は図9のライン10−10に沿って示される部分断面図である。 図11は図9のライン11−11に沿って示される部分断面図である。 図12は図1のライン12−12に沿って示される断面図である。 図13は図12の円弧13−13に沿って示される拡大部分断面図である。 図14は定位置に設けられたハウジングシュラウドを有する図2のライン14−14に沿って示される断面図である。 図15は定位置に設けられた外部ハウジングを有する図2のライン15−15に沿って示される部分断面図である。 図16は図12のライン16−16から見た分離状態にあるリテイナリングの図である。 図17は図12のライン17−17から見た分離状態にある板バネの図である。
符号の説明
20 ポンプ
22 ハウジング
24 ベース
26 シュラウド
28 上部カバー
30 ガスケット
34 付属物
35 開口部
40 吸気
42 内部キャビティ
44 シール仕切り部
46 フィルタトレイ
48 フィルタ
50 外部キャビティ
54 周辺壁
56 オリフィス
58 開口部
59 整合機構
64 切欠部
69 ボルト
70 ねじ切り開口部
72 ベント管
82 ベース板
86 吸気チャンバー
92 吸気管
94 排気管
100 バルブヘッド
102 シリンダ
104 ピストン
106 電磁モータ
112 弾性マウント部
128 バルブプレート
138 リテイナカラー
144 スペーサリング
154 ワイヤコイル
158 電機子

Claims (8)

  1. ピストン軸に沿って配置されたシリンダおよびピストンと、前記ピストン軸に沿って前記シリンダ内で前記ピストンを往復運動させるため前記ピストンに接続された電機子を駆動するワイヤコイルを含む固定子を有する電磁石を具備し;
    前記シリンダがバルブヘッドの排気ポートを介して排気チャンバーと連通し、前記排気チャンバーが前記排気チャンバーを流出する空気流の脈動を減衰させるため前記排気チャンバー内の圧力変動に応答して可動する減衰器を含むことを特徴とするリニアポンプ。
  2. 前記減衰器がダイアフラムであることを特徴とする請求項1記載のポンプ。
  3. 前記ダイアフラムは前記排気チャンバー内の圧力変化に応答して前記ダイアフラムを前記キャビティの内部に向かって動かすキャビティ上に設けられることを特徴とする請求項2記載のポンプ。
  4. 前記キャビティが円形凹部であることを特徴とする請求項3記載のポンプ。
  5. ダイアフラム支持体を更に含むことを特徴とする請求項2記載のポンプ。
  6. 前記ダイアフラム支持体が中央開口部を有することを特徴とする請求項5記載のポンプ。
  7. 前記ダイアフラムがゴムディスクであることを特徴とする請求項1記載のポンプ。
  8. 単一のシリンダピストン構成があることを特徴とする請求項1記載のポンプ。
JP2005226184A 2004-08-13 2005-08-04 排気脈動減衰機構を有するリニアポンプ Pending JP2006052731A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/918,246 US20060034709A1 (en) 2004-08-13 2004-08-13 Linear pump with exhaust pulsation attenuation

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006052731A true JP2006052731A (ja) 2006-02-23

Family

ID=35721695

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005226184A Pending JP2006052731A (ja) 2004-08-13 2005-08-04 排気脈動減衰機構を有するリニアポンプ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20060034709A1 (ja)
JP (1) JP2006052731A (ja)
CN (1) CN1734092A (ja)
DE (1) DE102005035726A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101530568B1 (ko) * 2013-12-10 2015-06-22 영신정공 주식회사 소음 감소를 위한 전동 진공 펌프

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10174875B2 (en) 2007-09-28 2019-01-08 Aci Services, Inc. Branching device for a pulsation attenuation network
US20100126607A9 (en) * 2007-09-28 2010-05-27 Shade W Norm Branching Device for a Pulsation Attenuation Network
US8182243B2 (en) * 2008-08-15 2012-05-22 Diversitech Corporation Condensate pump
CN102102663A (zh) * 2009-12-22 2011-06-22 沈阳申元气体压缩机厂 脉动衰减器
CN104033374B (zh) * 2014-06-12 2015-09-16 浙江大学 集成在柱塞泵壳体内的多自由度可调节压力脉动衰减器
CN112371839B (zh) * 2020-10-21 2024-03-22 中北大学 一种自适应稳压节流阀片的加工装置及其加工方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR0162393B1 (ko) * 1995-08-21 1999-03-20 구자홍 리니어 압축기의 소음 저감장치
TW384358B (en) * 1997-09-25 2000-03-11 Mitsubishi Electric Corp High pressure fuel supply pump body for an in-cylinder fuel injection engine
KR100524725B1 (ko) * 2003-08-11 2005-10-31 엘지전자 주식회사 왕복동식 압축기의 소음 저감 장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101530568B1 (ko) * 2013-12-10 2015-06-22 영신정공 주식회사 소음 감소를 위한 전동 진공 펌프

Also Published As

Publication number Publication date
CN1734092A (zh) 2006-02-15
US20060034709A1 (en) 2006-02-16
DE102005035726A1 (de) 2006-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006052731A (ja) 排気脈動減衰機構を有するリニアポンプ
US7322801B2 (en) Compact linear air pump and valve package
US8721303B2 (en) Piezoelectric micro-blower
JP5043864B2 (ja) リニア圧縮機用の冷媒吐出構造
US20170321671A1 (en) Linear compressor
WO2003085264A9 (fr) Pompe de type a diaphragme electromagnetique vibratoire
US8047813B2 (en) Noise-suppression pump apparatus and method
WO2019124131A1 (ja) ポンプ
JP3616988B2 (ja) 電磁ダイアフラム式ポンプ
US20060034707A1 (en) Linear pump with vibration isolation
WO2000046505A1 (en) Diaphragm pump
WO2006020971A1 (en) Pump cooling system
WO2008082116A2 (en) Reciprocating compressor
JPH08270556A (ja) 電磁振動型のダイヤフラム式エアポンプの消音タンク
US20060034711A1 (en) Linear pump with sound attenuator
CN112082033A (zh) 管路减振装置及空调器
US20060034710A1 (en) Linear pump suspension system
KR100748541B1 (ko) 왕복동식 압축기
KR20040021466A (ko) 왕복동식 압축기
JPH1047254A (ja) 電磁ポンプ
JP2004332651A (ja) オイルレスリニア圧縮機
CN220769654U (zh) 直线压缩机及制冷设备
CN211116530U (zh) 小型隔膜气泵
JPS632637Y2 (ja)
US11644030B2 (en) Linear compressor