JPH1047254A - 電磁ポンプ - Google Patents

電磁ポンプ

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JPH1047254A
JPH1047254A JP21602096A JP21602096A JPH1047254A JP H1047254 A JPH1047254 A JP H1047254A JP 21602096 A JP21602096 A JP 21602096A JP 21602096 A JP21602096 A JP 21602096A JP H1047254 A JPH1047254 A JP H1047254A
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JP
Japan
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electromagnet
fluid
diaphragm
air
magnetic
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JP21602096A
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English (en)
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Hiroshi Yamada
洋 山田
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GUTSUPII KK
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GUTSUPII KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水槽用エアポンプ等に好適な電磁ポンプにお
いて、静粛性と低振動性を備えているとともに、小型化
が容易で、しかも動作効率の高い流体ポンプを実現す
る。 【解決手段】 ケーシング11の内部には、エア加圧ケ
ースを構成する、円筒状部14と固定端部15,15と
が収容されており、円筒状部14の内部には電磁石18
が収容されている。円筒状部14と固定端部15との間
にはダイヤフラム16が挟持されており、ダイヤフラム
16の略中央部にはマグネット17が電磁石18の磁極
18a、18bに対向配置されるように取り付けられて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電磁ポンプに係り、
特に、鑑賞魚用水槽に用いるエアポンプとして好適な電
磁ポンプの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の水槽用エアポンプは、水槽内に空
気を送ることによって水中に酸素を溶解させたり、エジ
ェクタによって水流を発生させ、水槽内の水を浄化する
ためのろ過器に水を供給したりする場合に用いられてい
る。
【0003】水槽用エアポンプに要求される特性として
は、水槽内又は水槽周辺にコンパクトに収容できるよう
に小型であること、音や振動が少ないこと、消費電力が
少なく、エアの供給圧力及び供給量が大きいことなどで
ある。
【0004】エアポンプの構造は、電磁石を内蔵し、こ
の電磁石の磁極に対向配置されたマグネット等の磁性体
を、ケーシングに他端が固定されたアームの先端部に取
り付け、このアームの途中をポンプのエア加圧室に取り
付けられたゴム製のダイヤフラムに接続してなるものが
一般的である。エア加圧室にはエア流入口とエア流出口
とが設けられ、双方に1方向弁が取り付けられている。
【0005】電磁石に交流電力を供給すると、その磁極
に発生する交代磁界によってマグネットが往復動を行
い、これに伴ってアームが振動する。アームに接続され
たダイヤフラムは出没動作を行い、エア加圧室の容積を
増減させるため、この容積変化によって1方向弁を備え
たエア流入口から空気がエア加圧室内に吸入され、ま
た、1方向弁を備えたエア流出口から空気が吐出され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のエアポンプにおいては、電磁石の交代磁界によって
アームが往復動するために、比較的大きな音や振動が発
生し、特に、アームの固定端からケーシングに振動が伝
達されることによって、大きな振動が感じられる場合が
多い。
【0007】また、駆動源である電磁石と、ダイヤフラ
ムを有するエア加圧室とを備えているために、エアポン
プ自体はかなり大きなものとなってしまい、特に小型水
槽の場合には収納場所に困ることがある。さらに、電磁
石によってアームを駆動する方式はかなりの消費電力を
生じさせるために、稼動効率を上げることが困難である
という問題点がある。
【0008】そこで本発明は上記問題点を解決するもの
であり、その課題は、水槽用エアポンプ等に好適なも
の、すなわち、静粛性と低振動性を備えているととも
に、小型化が容易で、しかも動作効率の高い流体ポンプ
を実現することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明が講じた手段は、流体流入口及び流体流出口を
備えた流体加圧室と、該流体加圧室の内部に収容された
電磁石と、該電磁石に設けられた磁極に対向する磁性体
に接続されたダイヤフラムとを有し、前記電磁石の発生
する変動磁界により前記磁性体を備えた前記ダイヤフラ
ムを動作させて前記流体加圧室の内部の流体に圧力を加
えることにより前記流体流入口から吸入した流体を前記
流体流出口から吐出するように構成したことを特徴とす
る電磁ポンプである。
【0010】この手段によれば、流体加圧室の内部に電
磁石を収容するとともに、ダイヤフラムにアーム等を介
することなく駆動できるため、流体加圧室の外部に電磁
石を配置していた従来に比べて大幅に小型化を図ること
ができるとともに、ポンプ構成が簡略化できるため、製
造コストを低減できる。
【0011】ここで、前記磁極は前記電磁石の両端部に
それぞれ形成されており、前記ダイヤフラム及び前記磁
性体は、これら2つの前記磁極に対してそれぞれ対向す
るように一対設けられ、一対の前記磁性体は、それぞれ
対向する前記磁極に対して同時に接近及び離反動作をす
るように構成されていることが好ましい。
【0012】この手段によれば、電磁石の両端に形成さ
れた一対の磁極に対向する一対の磁性体及びダイヤフラ
ムを設け、一対の磁性体が前記磁極に対して同時に接近
及び離反するように構成されているので、一対の磁性体
及びダイヤフラムの動作方向が常に相互に逆方向となる
から、相互に動作音や振動を打ち消しあうようになり、
稼動時における音や振動を低減することができる。
【0013】また、前記ダイヤフラムは、前記流体加圧
室の内部における前記電磁石の収容部分と非収容部分と
を隔てるように形成されていることが好ましい。
【0014】この手段によれば、ダイヤフラムが流体加
圧室の内部を隔てるように形成されているため、出没動
作するダイヤフラムが流体加圧室の内部に収容されてい
ることとなり、さらなる騒音や振動の低減を図ることが
できる。
【0015】この場合にはさらに、前記収容部分と前記
非収容部分の双方にそれぞれ前記流体流入口及び前記流
体流出口を設けることが望ましい。
【0016】この手段によれば、電磁石の収容部分と非
収容部分の双方に流体流入口及び流体流出口を設けるこ
とによって、収容部分と非収容部分の双方を別々の流体
加圧室として構成できるので、流体の取り出し口又は吸
入口を2系統設けることができるとともに、一つのダイ
ヤフラムを2系統の駆動源として兼用できるので、電磁
石の駆動力を効率的に流体の移動力に変換することがで
きる。
【0017】さらに、前記磁極は前記電磁石の両端部に
それぞれ形成されており、前記ダイヤフラム及び前記磁
性体は、これら2つの前記磁極に対してそれぞれ対向す
るように一対設けられ、一対の前記磁性体は、それぞれ
対向する前記磁極に対して同時に接近及び離反動作をす
るように構成され、一対の前記ダイヤフラムは、前記流
体加圧室の内部における前記電磁石の収容部分と該収容
部分の両側部分とを隔てるように形成され、前記収容部
分と前記両側部分とにそれぞれ前記流体流入口及び前記
流体流出口を設けることが好ましい。
【0018】この手段によれば、ポンプ構造の小型化及
び騒音や振動の低減を図ることができるとともに、複数
系統の流体移動系を設けることができ、しかも、効率的
な稼動を期することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
に係る電磁ポンプの実施形態について説明する。図1は
本実施例の構造を示す縦断面図である。本実施例は、合
成ゴム等で形成された底板10に対して箱型に形成され
たケーシング11が取り付けられ、このケーシング11
の内部にポンプ構造が収容されている。
【0020】ケーシング11の上部外面には金属製の放
熱板12がねじ止めされており、その裏側のケーシング
11の上部内面には、合成ゴム等で形成されたパッキン
グ13を介して略円筒形状のエア加圧ケース14,15
がねじ止めされている。このエア加圧ケースは、中央に
配置された円筒状部14と、この円筒状部14の両開口
に装着されるように形成された2つの固定端部15,1
5とから構成される。
【0021】円筒状部14の内部には円筒状の電磁石1
8が収容され、この電磁石18は、円筒状部14の内部
において、円筒状部14を固定するためのねじに共に固
定された取付金具を介して固定されている。電磁石18
の両端部には、互いに逆極を呈する磁極18a及び18
bが形成されている。円筒状部14とこれに装着された
固定端部15との間には可撓性を有する合成ゴム等の合
成樹脂製の薄膜からなるダイヤフラム16が周縁部を挟
持された状態で取り付けられている。ダイヤフラム16
の中央部外面にはマグネット17が固着されており、こ
のマグネット17はダイヤフラム16を介して電磁石1
8の磁極18aに対向配置されている。
【0022】2つのマグネット17,17は、電磁石1
8の磁極18a,18bに対して相互に逆極を向けるよ
うにダイヤフラム16に取り付けられており、たとえば
磁極18aに対向するマグネットはN極を磁極18aに
向け、磁極18bに対向するマグネットはS極を磁極1
8bに向けるように配置される。このことによって、電
磁石18の通電方向に依らず、一方のマグネットが磁極
に吸引されている時点では他方のマグネットも磁極に吸
引されており、2つの対向配置されたダイヤフラムは常
に逆方向に移動するように動作する。すなわち、一対の
ダイヤフラムは面対称に出没動作する。
【0023】底板10の中央部にはエアフィルタ19が
装着され、この装着部の内側に吸気口10aが形成され
ている。エア加圧ケースの円筒状部14には、底板10
と対向する部分にエア流入口14aが形成されており、
このエア流入口14aの内側には1方向弁を構成するリ
ード弁が取り付けられている。エア加圧ケースの固定端
部15の端面部にもエア流入口15aが形成され、上記
と同様のリード弁が取り付けられている。
【0024】円筒状部14の上部にはエア流出口14b
が形成され、その内側に上記と同様のリード弁が設けら
れている。このエア流出口14bはパッキング13、ケ
ーシング11及び放熱板12に形成された開口部を介し
て接続管20に連通し、外部に開口している。同様に、
固定端部15の上部にはリード弁を備えたエア流出口1
5bが形成され、上記と同様の接続管21を介して外部
に開口している。
【0025】この実施形態においては、図示しない給電
線を介して電磁石18に交流を供給すると、電磁石の磁
極18aは交代磁界を発生させる。この交代磁界は供給
される交流電圧に応じた交代磁界である。この磁界によ
って磁極18aに対向する磁性体17は磁極18aに対
して接離する方向に磁力を受けるため、ダイヤフラム1
6は左右方向、すなわち、電磁石18に対して出没方向
に往復動作を行う。
【0026】ここで、電磁石の磁極の発生する磁界は、
上記のような交代磁界でなくとも、例えば、磁界のオン
/オフを周期的に繰り返すようなものであってもよく、
この場合には、ダイヤフラム16に固着させたものは所
定の方向に磁極を向けたマグネットでなくてもよく、単
なる磁性体でも良い。
【0027】上記のダイヤフラム16の往復動作はエア
加圧ケースの内部圧力を変えるため、この圧力変動に伴
ってエア流入口14a,15aから空気が交互に吸入さ
れ、エア流出口14b,15bから空気が交互に排出さ
れる。ここで、ダイヤフラム16が外側へ膨らんでいる
場合には円筒状部14の内部の圧力は低下し、固定端部
15の内部圧力は増大するというように、円筒状部14
の内部と固定端部15の内部とは位相が半周期ずれた状
態で交互に圧力の増減を繰り返すので、エア流出口15
bから吐出される空気のサイクルも位相が半周期ずれた
状態となる。
【0028】本実施形態によれば、エア加圧ケースの内
部に電磁石18を収容しているので、従来よりもポンプ
構造の小型化を図ることができる。また、電磁石18に
よって駆動されるアームが不要であり、変動磁界と磁性
体(マグネット)との間に生ずる駆動力を直接ダイヤフ
ラム16で受けることができるため、駆動効率を向上さ
せることができる。
【0029】ポンプの稼動に伴って発生する音及び振動
を、本実施形態では従来に比べて大幅に低減することが
できる。本実施形態において動作する部分はエア加圧ケ
ースの内部のダイヤフラム16のみであり、しかも、相
互に逆方向に移動する2つのダイヤフラム16がともに
エア加圧ケースの内部に収容されていることから、2つ
のダイヤフラム16から発せられる音や振動はエア加圧
ケースにおいて多くの成分が相互に打ち消された後に、
ケーシング11に伝達されるため、駆動力を伝達するア
ームを備えた従来の電磁ポンプよりも大幅に静粛化さ
れ、かつ、低振動となる。
【0030】また、本実施形態においては、リード弁が
全てエア加圧ケースに取り付けられており、ケーシング
11の内部にエア加圧ケースが吊り下げられた状態とな
っているため、リード弁から発せられる音もエア加圧ケ
ース全体として合成された後にケーシング11に伝えら
れることとなるから、従来よりも弁音を低減することが
できる。
【0031】上記の図1に示した実施形態は、本発明に
おける最も好ましい実施形態の一つを示すものである
が、より構造を簡略化した実施形態も考えられる。図2
に示すものは、円筒形状のケーシング30の両端部に椀
状のダイヤフラム31を取付け、ケーシング30とダイ
ヤフラム31とによって閉鎖されるエア加圧室の内部に
電磁石33を収容したものである。電磁石33の両端部
には磁極33a,33bがそれぞれ形成され、ダイヤフ
ラム31の内面中央部に固着されたマグネット32に対
向配置される。
【0032】ケーシング30の周面には、相互に対向し
た位置においてエア流入口30a及びエア流出口30b
が形成され、それぞれにリード弁が取り付けられてい
る。
【0033】電磁石33を交流駆動すると、その交代磁
界によって両端に取り付けられた2つのダイヤフラム3
1,31が出没動作する。ここで、2つのマグネット3
2,32は、互いに逆極を電磁石の磁極33a,33b
に向けるように配置されているので、相互に逆極となる
磁極32aと32bに対向する2つのダイヤフラム3
1,31は、同時に電磁石33の側に引き寄せられ、同
時に電磁石33から離反させられる。
【0034】この結果、ダイヤフラム31,31が電磁
石33から離反して、外側に膨らんでゆく時点では、外
部からエア流入口30aを介して空気が吸入され、逆に
ダイヤフラム31,31が電磁石33の側に吸引され
て、内側に没していく時点では、ケーシング30の内部
の空気はエア流出口30bから吐出されることとなり、
この繰り返しによってポンプ動作が行われる。
【0035】この実施形態では、ケーシング30とダイ
ヤフラム31とによってエア加圧室が構成され、このエ
ア加圧室の内部に電磁石が配置されるように構成されて
いるので、従来のように電磁石をエア加圧室の外部に設
置するための空間も、マグネットとダイヤフラムとを接
続するアームも不要となり、ポンプを容易に小型化する
ことができる。
【0036】また、この実施形態では、電磁石33の両
端部に相互に逆方向に移動するダイヤフラム31を取付
け、しかも、これらのダイヤフラム31がケーシング3
0を介して接続されているため、従来よりも低騒音、低
振動のポンプとすることができる。
【0037】図3は上記実施形態をさらに簡略化した電
磁ポンプの実施構造を示すものである。この実施形態で
は、有底円筒状のケーシング40の上端開口に椀状のダ
イヤフラム41を取付け、その中央部内面上にマグネッ
ト42を取り付けたものである。ケーシング40の内部
には電磁石43が収容され、支持台44を介してケーシ
ング40に固定されている。ケーシング40の底面部に
はエア流入口40aと、エア流出口40bとが設けられ
ており、それぞれにリード弁が取り付けられている。
【0038】この実施形態では、電磁石43の一方の磁
極43aのみを用いて一つのダイヤフラム41を駆動す
るように構成されているが、エア流入口40aから空気
を取り入れ、エア流出口40bから空気を吐出するよう
に構成された、ケーシング40とダイヤフラム41とか
らなるエア加圧室の内部に電磁石を配置している点は上
記各実施形態と同様である。
【0039】なお、上記各実施形態では、エア流入口と
エア流出口にそれぞれリード弁を取り付けているが、1
方向弁として機能するものであれば、いかなる構造のも
のであっても良い。また、上記実施形態では空気流を発
生させる場合を例として説明したが、エアポンプでなく
とも、空気以外の各種気体、液体を含む種々の流体を動
作流体とするものにも適用できる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、流
体加圧室の内部に電磁石を収容するとともに、ダイヤフ
ラムにアーム等を介することなく駆動できるため、流体
加圧室の外部に電磁石を配置していた従来に比べて大幅
に小型化を図ることができるとともに、ポンプ構成が簡
略化できるため、製造コストを低減できる。
【0041】また、電磁石の両端に形成された一対の磁
極に対向する一対の磁性体及びダイヤフラムを設け、一
対の磁性体が前記磁極に対して同時に接近及び離反する
ように構成することにより、一対の磁性体及びダイヤフ
ラムの動作方向が常に相互に逆方向となるから、相互に
動作音や振動を打ち消しあうようになり、稼動時におけ
る音や振動を低減することができる。
【0042】さらに、ダイヤフラムが流体加圧室の内部
を隔てるように形成されているため、ダイヤフラムが流
体加圧室の内部に収容されていることとなり、さらなる
騒音や振動の低減を図ることができる。
【0043】そして、電磁石の収容部分と非収容部分の
双方に流体流入口及び流体流出口を設けることによっ
て、収容部分と非収容部分の双方を別々の流体加圧室と
して構成できるので、流体の取り出し口又は吸入口を2
系統設けることができるとともに、一つのダイヤフラム
を2系統の駆動源として兼用できるので、電磁石の駆動
力を効率的に流体の移動力に変換することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電磁ポンプの実施形態の構造を示
す縦断面図である。
【図2】上記実施形態を簡略化した異なる実施形態の構
造を示す縦断面図である。
【図3】上記実施形態をさらに簡略化した別の実施形態
の構造を示す縦断面図である。
【符号の説明】
10 底板 11 ケーシング 12 放熱板 14 円筒状部 14a,15a エア流入口 14b,15b エア流出口 15 固定端部 16 ダイヤフラム 17 マグネット 18 電磁石

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体流入口及び流体流出口を備えた流体
    加圧室と、該流体加圧室の内部に収容された電磁石と、
    該電磁石に設けられた磁極に対向する磁性体に接続され
    たダイヤフラムとを有し、前記電磁石の発生する変動磁
    界により前記磁性体を備えた前記ダイヤフラムを動作さ
    せて前記流体加圧室の内部の流体に圧力を加えることに
    より前記流体流入口から吸入した流体を前記流体流出口
    から吐出するように構成したことを特徴とする電磁ポン
    プ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記磁極は前記電磁
    石の両端部にそれぞれ形成されており、前記ダイヤフラ
    ム及び前記磁性体は、これら2つの前記磁極に対してそ
    れぞれ対向するように一対設けられ、一対の前記磁性体
    は、それぞれ対向する前記磁極に対して同時に接近及び
    離反動作をするように構成されていることを特徴とする
    電磁ポンプ。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記ダイヤフラム
    は、前記流体加圧室の内部における前記電磁石の収容部
    分と非収容部分とを隔てるように形成されていることを
    特徴とする電磁ポンプ。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記収容部分と前記
    非収容部分の双方にそれぞれ前記流体流入口及び前記流
    体流出口を設けたことを特徴とする電磁ポンプ。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記磁極は前記電磁
    石の両端部にそれぞれ形成されており、前記ダイヤフラ
    ム及び前記磁性体は、これら2つの前記磁極に対してそ
    れぞれ対向するように一対設けられ、一対の前記磁性体
    は、それぞれ対向する前記磁極に対して同時に接近及び
    離反動作をするように構成され、一対の前記ダイヤフラ
    ムは、前記流体加圧室の内部における前記電磁石の収容
    部分と該収容部分の両側部分とを隔てるように形成さ
    れ、前記収容部分と前記両側部分とにそれぞれ前記流体
    流入口及び前記流体流出口を設けたことを特徴とする電
    磁ポンプ。
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