JP2001090665A - 電磁式ダイヤフラムポンプ - Google Patents

電磁式ダイヤフラムポンプ

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JP2001090665A
JP2001090665A JP27364199A JP27364199A JP2001090665A JP 2001090665 A JP2001090665 A JP 2001090665A JP 27364199 A JP27364199 A JP 27364199A JP 27364199 A JP27364199 A JP 27364199A JP 2001090665 A JP2001090665 A JP 2001090665A
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diaphragm
chamber
valve
electromagnetic
pump
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JP27364199A
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Koichi Kamiyama
幸一 神山
Noboru Kogure
昇 小暮
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Fujikura Composites Inc
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Fujikura Rubber Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置の小型化、コストダウンが図れ、さらに
は給排気効率の良い電磁式ダイヤフラムポンプを提供す
る。 【解決手段】 弾性を有するディスク状のダイヤフラム
と、該ダイヤフラムで仕切られたダイヤフラム室とを有
するポンプ室体と、前記ポンプ室体のダイヤフラムを往
復運動させるための振動構成手段が設けられた電磁式ダ
イヤフラムポンプであって、前記ダイヤフラム室には実
質的に、吸気口および排気口が形成され、前記吸気口お
よび排気口に連結される吸気のための一方弁である吸気
弁、および排気のための一方弁である排気弁が、配管を
介し前記ダイヤフラム室と離隔して設置された一方弁室
に形成されるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁式ダイヤフラ
ムポンプに関し、特に、ダイヤフラムの変形を利用し、
ダイヤフラムを備えるダイヤフラム室内の容積変化と、
ダイヤフラム室に配管を介して離隔され別体として取り
付けられた弁の作用により、圧縮空気を連続的に排出
(吐出)させる電磁式ダイヤフラムポンプに関する。こ
のような電磁ダイヤフラムポンプは、例えば、例えば、
曝気式浄化槽の曝気用、養魚の酸素補給用、泡風呂等の
エアー噴気用、小型コンプレッサー等に用いられる。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば、浄化槽の曝気用や養
魚の酸素補給用のポンプの一つとして、電磁式ダイヤフ
ラムポンプが使用されている。
【0003】このような従来の電磁式ダイヤフラムポン
プの一例を示す概略構成図が図5に示される。なお、基
本的な構成の理解が容易となり、具体的作用がより分か
りやすくなるようにとの配慮から、図5には、構成の要
部のみしか記載されていない(例えば、箱状の電磁石ケ
ース等は記載が省略されている)。
【0004】図5に示されるように、従来の電磁式ダイ
ヤフラムポンプ100は、ダイヤフラム110に、連結
軸122を固定し、この連結軸122に永久磁石13
1,135を固定した振動子120を電磁石150の磁
界中に置き、交流電源160による交流を印加させ磁極
を変化せしめることで磁石との吸引力、反発力を交互に
発生させ、これにより、連結軸122を往復運動(矢印
(イ)‐(イ)方向)させ、ダイヤフラムを振動(図中点線
で表示)させている。このような手法により、ダイヤフ
ラム室170内への空気の吸気および排気が、ダイヤフ
ラム室170に実質的に固着(厳密にはダイヤフラムケ
ースに固着)された吸気弁181および排気弁185を
介して連続的に行なわれるようになっている。
【0005】このような基本構造に類似する構造とし
て、(1)ばねを用いて振動子の吸引は磁力で行い、反
発(リターン)は、リターンばねで行い往復運動させるも
のや、(2)ダイヤフラムは、片側のみに設置するもの
や、(3)ダイヤフラムの代わりにピストンを軸に固定
し往復運動させるものなどが従来より知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来のいずれの構造においても、一方弁である吸気弁1
81および排気弁185は、ダイヤフラム室170のダ
イヤフラムケースに固着されているために以下のような
不都合が生じている。すなわち、
【0007】(1)吸気弁および排気弁の大きさが給排
気量で制限されるため、最終的にダイヤフラムケースの
大きさが弁の大きさに左右され、装置の小型化が困難で
ある。
【0008】(2)弁部品交換時に弁部品(弁体)だけ
でなく、ダイヤフラムケースも合わせて交換しなければ
ならないことが多い。すなわち、何らかの理由でダイヤ
フラムが破損した場合、振動子の振動量の異常や、偏り
などが発生して、ダイヤフラムケースや弁を破損させて
しまう場合が多い。従って、ダイヤフラムの交換時には
ダイヤフラムケースも一緒に交換せざるをえないことが
多いが、弁一体型の場合には弁機構の付いた複雑な形状
の(高価な)ダイヤフラムケースや異常のない弁まで交
換することが必要となってしまうことが多い。
【0009】(3)各ダイヤフラムポンプ室(ダイヤフ
ラム室)ごとに吸気弁および排気弁ガ少なくとも1組必
要であり、使用する弁の数を減らすことができない。換
言すればコストダウンが困難である。
【0010】(4)装置の構成上、ダイヤフラムケース
のどこに弁機構を置くか、位置の制約が必然的に生じ、
給排気効率の良いダイヤフラムケース形状の設計ができ
ない。
【0011】このような実状のもとに本発明は創案され
たものであって、その目的は、装置の小型化、コストダ
ウンが図れ、さらには給排気効率などのポンプ性能の改
善が図れる電磁式ダイヤフラムポンプを提供することに
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、弾性を有するディスク状のダイヤフラ
ムと、該ダイヤフラムで仕切られたダイヤフラム室とを
有するポンプ室体と、前記ポンプ室体のダイヤフラムを
往復運動させるための振動構成手段が設けられた電磁式
ダイヤフラムポンプであって、前記ダイヤフラム室には
実質的に、吸気口および排気口が形成され、前記吸気口
および排気口に連結される吸気のための一方弁である吸
気弁、および排気のための一方弁である排気弁が、配管
を介し前記ダイヤフラム室と離隔して設置された一方弁
室に形成されてなるように構成される。
【0013】本発明の好ましい態様として、前記ダイヤ
フラム室が少なくとも1対形成され、各吸気口に接続さ
れる配管は、一方弁室の吸気弁に接続され、各排気口に
接続される配管は一方弁室の排気弁に接続されてなるよ
うに構成される。
【0014】本発明の好ましい態様として、前記少なく
とも1対形成されたダイヤフラム室は、直列的に対向配
置され、前記振動構成手段を作用させることにより対向
するダイヤフラムが鏡像関係の往復運動をしてなるよう
に構成される。
【0015】本発明の好ましい態様として、前記振動構
成手段は、ダイヤフラムの略中央部に取り付けられた永
久磁石と、該永久磁石と対向配置された電磁石を有して
構成される。
【0016】本発明の好ましい態様として、前記振動構
成手段は、ダイヤフラムの略中央部に取り付けられ、片
側に突出した棒状の永久磁石と、該永久磁石の周りを包
囲するように配置された電磁石を有して構成される。
【0017】本発明の好ましい態様として、前記振動構
成手段は、ダイヤフラムの略中央部に取り付けられた被
磁石吸引コア体と、該被磁石吸引コア体と対向配置され
た電磁石およびリターンばねを有して構成される。
【0018】本発明における前記対向配置されたダイヤ
フラムの鏡像関係の往復運動は、互いのダイヤフラムが
接近したり、離れたりする運動を交互に繰り返す運動と
して構成される。
【0019】また、本発明は、弾性を有するディスク状
のダイヤフラムと、該ダイヤフラムを挟持するようにダ
イヤフラムの両側にそれぞれ形成されるとともに、当該
ダイヤフラムで仕切られた一対のダイヤフラム室と、前
記ダイヤフラムの略中央部、および少なくとも一方のダ
イヤフラム室の隔壁の外方に形成され、ダイヤフラムを
振動させるための振動構成手段と、を有する電磁式ダイ
ヤフラムポンプであって、前記各ダイヤフラム室には、
実質的に、吸気口および排気口がそれぞれ形成され、前
記吸気口および排気口に連結される吸気のための一方弁
である吸気弁、および排気のための一方弁である排気弁
が、配管を介し前記ダイヤフラム室と離隔して設置され
た一方弁室に形成され、前記振動構成手段を作用させる
ことによりダイヤフラムが往復運動をして、その両側に
配置されたダイヤフラム室がそれぞれポンプ室として作
用してなるように構成される。
【0020】本発明の好ましい態様として、前記吸気口
に接続される配管は、一方弁室の吸気弁に接続され、排
気口に接続される配管は一方弁室の排気弁に接続されて
なるように構成される。
【0021】本発明の好ましい態様として、前記振動構
成手段は、ダイヤフラムの略中央部に取り付けられた永
久磁石と、一方のダイヤフラム室の隔壁を介して、前記
永久磁石と対向配置された電磁石を有して構成される。
【0022】本発明の好ましい態様として、前記振動構
成手段は、ダイヤフラムの略中央部に取り付けられ、片
側に突出した棒状の永久磁石と、一方のダイヤフラム室
の隔壁を介して、前記永久磁石の周りを包囲するように
配置された電磁石を有して構成される。
【0023】本発明の好ましい態様として、前記振動構
成手段は、ダイヤフラムの略中央部に取り付けられた被
磁石吸引コア体と、一方のダイヤフラム室の隔壁を介し
て、前記被磁石吸引コア体と対向配置された電磁石およ
びリターンばねを有して構成される。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て詳細に説明する。
【0025】図1には、本発明の電磁式ダイヤフラムポ
ンプ1の好適な第1の実施形態が示される。なお、電磁
式ダイヤフラムポンプ1の基本的な構成の理解が容易と
なり、具体的作用がより分かりやすくなるようにとの配
慮から、図1には、発明の構成の要部のみしか記載され
ていない(例えば、箱状の電磁石ケース等は記載が省略
されている)。
【0026】図1に示されるように、本発明の電磁式ダ
イヤフラムポンプ1は、電磁石91を介して、2つのポ
ンプ室体11,15が直列的に対向配置されている。
【0027】片側のポンプ室体11は、図1に示される
ように、弾性を有するディスク状のダイヤフラム41
と、このダイヤフラム41に被着するように形成された
容器状のダイヤフラム隔壁21によって、ダイヤフラム
41を含むダイヤフラム室31が形成されている。
【0028】ダイヤフラム室31(厳密には、ダイヤフ
ラム隔壁21)には、一対の吸気口81および排気口8
3が内部と連通するように形成されている。吸気口81
は配管71を介して一方弁室6に連結されており、排気
口83は配管73を介して一方弁室8に連結されてい
る。一方弁室6には吸気のための一方弁である吸気弁6
aが設置されており、矢印方向への流通のみが可能なよ
うになっている。すなわち、吸気弁6aは、外部からの
空気をダイヤフラム室31内に吸気できる一方弁であ
る。
【0029】他方、一方弁室8には排気のための一方弁
である排気弁8aが設置されており、矢印方向への流通
のみが可能なようになっている。すなわち、排気弁8a
は、ダイヤフラム室31内の空気を外部に排気(吐出)
することができる一方弁である。なお、2つの一方弁室
6,8は図示のごとく一体的に形成されていてもよい
し、個別に2つに完全に分離されていてもよい。
【0030】さらに本実施の形態において、ダイヤフラ
ム41の中央には、ダイヤフラム41に固着された一対
のセンタープレート61,62を介して、永久磁石51
が固着されている。この永久磁石51は、図示のごとく
図面の右側がN極、図面の左側がS極となっている。
【0031】このようなポンプ室体11と対をなす他方
のポンプ室体15も実質的に前記のポンプ室体11と同
じ構造である。すなわち、図1に示されるようにポンプ
室体15は、弾性を有するディスク状のダイヤフラム4
5と、このダイヤフラム45に被着されるように形成さ
れた容器状のダイヤフラム隔壁25によって、ダイヤフ
ラム45を含むダイヤフラム室35が形成されている。
【0032】ダイヤフラム室35(厳密には、ダイヤフ
ラム隔壁25)には、一対の吸気口85および排気口8
7が内部と連通するように形成されている。吸気口85
は配管75を介して一方弁室6に連結されており、排気
口87は配管77を介して一方弁室8に連結されてい
る。
【0033】また、ダイヤフラム45の中央には、ダイ
ヤフラム45に固着された一対のセンタープレート6
5,66を介して、永久磁石55が固着されている。こ
の永久磁石55は、図示のごとく図面の右側がN極、図
面の左側がS極となっている。
【0034】このように対向配置された2つのポンプ室
体11,15の間には、電磁石91が介在される。電磁
石91は、磁石となりうる棒状の磁心コア91aと、こ
の磁心コア91aに巻かれたコイル91bと、コイル9
1bに通電される交流電源91cとを備えている。そし
て、交流電源により交流が印加されると、棒状の磁心コ
ア91aの両端は、N極−S極へと交互に変動する。
【0035】この実施の形態において、棒状の磁心コア
91aの一方端(図面左側)は、ダイヤフラムに固着さ
れた永久磁石51と対向配置されており、また、棒状の
磁心コア91aの他方端(図面右側)は、ダイヤフラムに
固着された永久磁石55と対向配置されている。なお、
電磁石91は、場合によっては、磁心コア91aを設け
ずに、巻き線コイル91bのみからの構成としてもよ
い。
【0036】図1に示される実施の形態において、ダイ
ヤフラム41,45を振動させる振動構成手段は、ダイ
ヤフラム41の略中央部に取り付けられた永久磁石51
と、ダイヤフラム45の略中央部に取り付けられた永久
磁石55と、これらの永久磁石51,55と対向配置さ
れた電磁石91との組み合わせである。本発明における
第1の実施形態(図1)においては、対向するダイヤフラ
ム41,45が鏡像関係の往復運動できるように永久磁
石および電磁石の磁極設計が行われている。すなわち、
前述したように、永久磁石51,55の磁極を中央に設
置される電磁石91に対し、N,S極を逆になるように
配置し、左室31のダイヤフラム41が外側に動くとき
には(ストローク位置S1)、右室35のダイヤフラム
45も外側に動き(ストローク位置S4)、次に左室3
1のダイヤフラム41が内側に動くときには(ストロー
ク位置S2)、右室35のダイヤフラム45も内側(ス
トローク位置S3)に動くような関係、すなわち鏡像関
係の往復運動(互いのダイヤフラムが接近したり、離れ
たりする運動を交互に繰り返す運動)をするように設計
されている。つまり、図1に示されるポンプ構造におい
て、電磁石91に交流が印加されると、磁力の吸引、反
発を交互に繰り返し、ダイヤフラム41,45は、互い
に外方に広がったり(ストローク位置S1およびS
4)、互いに中央に向けて接近したり(ストローク位置
S2およびS3)する運動を繰り返す。なお、図中、点
線で示される部分は、ダイヤフラム41,45の振動状
態を模式的に描いたものであり、ストローク幅Dで示し
ている。
【0037】ダイヤフラム41,45が、互いに外方に
広がってストローク位置S1およびS4にある時、ダイ
ヤフラム室31,35内の空気は圧縮され陽圧となるた
めに、吸気弁6aは「閉」の状態となり、排気弁8aは
「開」の状態となり、ダイヤフラム室内の空気は、矢印
(α)方向に排気される。これとは反対に、ダイヤフラ
ム41,45が、互いに中央に接近してストローク位置
S2およびS3にある時、ダイヤフラム室31,35内
の空気は膨張され陰圧となるために、吸気弁6aは
「開」の状態となり、排気弁8aは「閉」の状態とな
り、外部空気は、矢印(β)方向に吸気される。
【0038】このように吸気弁6a、および排気弁8a
を、ダイヤフラム室31,35から離隔して設置するこ
とにより、ダイヤフラム室31,35を含むポンプ室1
1,15の装置設計の自由度が増し、装置の小型化、コ
ストダウンが図れる。給排気効率等のポンプの性能も向
上する。
【0039】また、より好ましい態様として、ダイヤフ
ラム41,45が鏡像関係の往復運動するような構成と
することにより、ダイヤフラムにより発生する互いの振
動を打ち消し合うことができ、低振動のポンプの実現が
可能となる。
【0040】図2には、本発明の電磁式ダイヤフラムポ
ンプ2の第2の実施形態が示される。図2に示される実
施の形態が図1に示される実施の形態と異なる主な点
は、振動構成手段の構成にある。すなわち、図2に示さ
れる実施形態では、ダイヤフラム41の略中央部に取り
付けられ、片側に突出した棒状の永久磁石57と、一方
のダイヤフラム室31´のダイヤフラム隔壁21´を介
して、前記永久磁石57の周りを包囲するように配置さ
れた電磁石94を有して構成される。この場合、電磁石
94は巻き線コイルのみの形態とされる。また、ダイヤ
フラム隔壁21´は、棒状の永久磁石57が振動可能な
ように、外方に筒状に出っ張ったいわゆる逃がし部分2
1a´を備えており、この筒状の逃がし部分21a´の
上に巻き線コイルが巻かれ電磁石94が形成される。
【0041】このような図面の左側に位置するポンプ室
体11´の構造に準じて図面の右側に位置するポンプ室
体15´も同様に構成される。すなわち、ポンプ室体1
5´および振動構成手段は、ダイヤフラム45の略中央
部に取り付けられ、片側に突出した棒状の永久磁石58
と、一方のダイヤフラム室35´のダイヤフラム隔壁2
5´を介して、前記永久磁石58の周りを包囲するよう
に配置された電磁石95を有して構成される。この場
合、電磁石95は巻き線コイルのみの形態とされる。ま
た、ダイヤフラム隔壁25´は、棒状の永久磁石58が
振動可能なように、外方に筒状に出っ張ったいわゆる逃
がし部分25a´を備えており、この筒状の逃がし部分
25a´の上に巻き線コイルが巻かれ電磁石95が形成
される。このような第2の実施形態においても、一方弁
室6,8に含まれる吸気弁6a、および排気弁8aは、
前述した第1の実施形態と同様にダイヤフラム室31
´,35´から離隔して設置されている。これによりダ
イヤフラム室31´,35´を含むポンプ室11´,1
5´の装置設計の自由度が増し、装置の小型化、コスト
ダウンが図れる。給排気効率等のポンプの性能も向上す
る。
【0042】さらに、第2の実施形態においても、対向
するダイヤフラムが鏡像関係の往復運動できるように永
久磁石および電磁石の磁極設計が行われていることが望
ましい。
【0043】図2に示される実施の形態では、永久磁石
57と電磁石94および永久磁石58と電磁石95との
距離をかなりの距離まで接近させることができるので、
ダイヤフラム41,45の駆動力をさらに増強すること
ができる。なお、図2示される部材の番号が図1のそれ
と同一のものは、互いに同一部材を示している。
【0044】上記の各実施の形態の説明では、振動構成
手段は、ダイヤフラムの略中央部に取り付けられた永久
磁石を必ず備えていたが、永久磁石の代替として鉄など
の磁力の影響受ける被磁石吸引コア体を用いても良い。
この場合には、永久磁石と対向配置された電磁石に加え
て、さらに吸引を解除してダイヤフラムを押し戻すいわ
ゆる「リターンばね」が必要となる。この場合にも、こ
れらの振動構成手段は、対向するダイヤフラム41,4
5が鏡像関係の往復運動できるように設計・配置するこ
とが望ましい。
【0045】上記の各実施の形態は、ダイヤフラムの片
側だけにダイヤフラム室を形成させた例を挙げて説明し
てきたが、これに限定されることなくダイヤフラムの両
側にそれぞれダイヤフラム室を形成させたものであって
もよい。以下、説明する。
【0046】図3には、本発明の電磁式ダイヤフラムポ
ンプ3の好適な第3の実施形態が示される。なお、図1
および図2と同様に電磁式ダイヤフラムポンプ3の基本
的な構成の理解が容易となり、具体的作用がより分かり
やすくなるようにとの配慮から、図3には発明の構成の
要部のみしか記載されていない。
【0047】図3に示されるように、本発明の電磁式ダ
イヤフラムポンプ3は、電磁石91を介して、2つのポ
ンプ室体12,16が対向配置されている。このポンプ
室体12、16は、両側に2つ設置しなければならない
という必然性はなく、少なくともどちらか一方、設置し
てあれば本発明の構成には十分である。
【0048】片側のポンプ室体12は、図3に示される
ように、弾性を有するディスク状のダイヤフラム41
と、このダイヤフラム41を挟持するようにダイヤフラ
ム41の両側にそれぞれ形成された容器状のダイヤフラ
ム隔壁21,22によって、ダイヤフラム41で仕切ら
れた一対のダイヤフラム室31,32が形成されてい
る。
【0049】各ダイヤフラム室31,32(厳密には、
ダイヤフラム隔壁21,22)には、それぞれ、一対の
吸気口81および排気口83と、一対の吸気口82およ
び排気口84が内部と連通するように形成されている。
吸気口81は配管71を介して一方弁室6に連結されて
おり、排気口83は配管73を介して一方弁室8に連結
されている。吸気口82は配管72を介して一方弁室7
に連結されており、排気口84は配管74を介して一方
弁室9に連結されている。一方弁室6および一方弁室7
には、吸気のための一方弁である吸気弁6aおよび吸気
弁7aがそれぞれ設置されており、矢印方向への流通の
みが可能なようになっている。すなわち、吸気弁6aお
よび吸気弁7aは、外部からの空気をダイヤフラム室3
1およびダイヤフラム室32内にそれぞれ吸気できる一
方弁である。
【0050】また、一方弁室8および一方弁室9には排
気のための一方弁である排気弁8aおよび排気弁9aが
それぞれ設置されており、矢印方向への流通のみが可能
なようになっている。すなわち、排気弁8aおよび排気
弁9aは、ダイヤフラム室31およびダイヤフラム室3
2内の空気を外部に排気(吐出)することができる一方
弁である。なお、4つの一方弁室6,7,8,9は図示
のごとく一体的に形成されていてもよいし、個別に4つ
に完全に分離されていてもよい。なお、2つの一方弁室
6,7を一まとめにして、一つの吸気弁を有する一方弁
室とするとともに、残りの2つの一方弁室8,9をさら
に一まとめにして、一つの排気弁を有する一方弁室とし
てもよい。これによりさらに弁の数を減らすことが可能
になる。
【0051】さらに本実施の形態において、ダイヤフラ
ム41の中央には、ダイヤフラム41に固着された一対
のセンタープレート61,62を介して、永久磁石51
が固着されている。この永久磁石51は、図示のごとく
図面の右側がN極、図面の左側がS極となっている。
【0052】このようなポンプ室体12と対をなしてい
るもう一方のポンプ室体16も実質的に、前記のポンプ
室体12と同じ構造である。すなわち、図3に示される
ようにポンプ室体16は、弾性を有するディスク状のダ
イヤフラム45と、このダイヤフラム45を挟持するよ
うにダイヤフラム45の両側にそれぞれ形成された容器
状のダイヤフラム隔壁25,26によって、ダイヤフラ
ム45で仕切られた一対のダイヤフラム室35,36が
形成されている。
【0053】そして、各ダイヤフラム室35,36(厳
密には、ダイヤフラム隔壁25,26)には、それぞ
れ、一対の吸気口85および排気口87と、一対の吸気
口86および排気口88が内部と連通するように形成さ
れている。吸気口85は配管75を介して一方弁室6に
連結されており、排気口87は配管77を介して一方弁
室8に連結されている。吸気口86は配管76を介して
一方弁室7に連結されており、排気口88は配管78を
介して一方弁室9に連結されている。
【0054】また、ダイヤフラム45の中央には、ダイ
ヤフラム45に固着された一対のセンタープレート6
5,66を介して、永久磁石55が固着されている。こ
の永久磁石55は、図示のごとく図面の右側がN極、図
面の左側がS極となっている。
【0055】このように対向配置された2つのポンプ室
体12,16の間には、電磁石91が介在される。電磁
石91は、磁石となりうる棒状の磁心コア91aと、こ
の磁心コア91aに巻かれたコイル91bと、コイル9
1bに通電される交流電源91cとを備えている。そし
て、交流電源により交流が印加されると、棒状の磁心コ
ア91aの両端は、N極−S極へと交互に変動する。
【0056】また、棒状の磁心コア91aの一方端は、
ダイヤフラム隔壁22を介して、永久磁石51と対向配
置されており、また、棒状の磁心コア91aの他方端
は、ダイヤフラム隔壁26を介して、永久磁石55と対
向配置されている。
【0057】なお、電磁石91は、場合によっては、磁
心コア91aを設けずに、巻き線コイル91bのみから
の構成としてもよい。
【0058】図3に示される実施の形態において、ダイ
ヤフラム41,45を振動させる振動構成手段は、ダイ
ヤフラム41の略中央部に取り付けられた永久磁石51
と、ダイヤフラム室32の隔壁22を介して、永久磁石
51と対向配置された電磁石91との組み合わせ、並び
に、ダイヤフラム45の略中央部に取り付けられた永久
磁石55と、ダイヤフラム室36の隔壁26を介して、
永久磁石55と対向配置された電磁石91との組み合わ
せということになる。仮に、ポンプ室体を1つしか設け
ない場合には(例えば、ポンプ室体12のみ)、振動構
成手段は、ダイヤフラム41の略中央部に取り付けられ
た永久磁石51と、ダイヤフラム室32の隔壁22を介
して、永久磁石51と対向配置された電磁石91との組
み合わせのみということになる。
【0059】図3に示される構造のもとに、電磁石91
に交流が印加されると、磁力の吸引、反発を交互に繰り
返し、ダイヤフラム41,45は、互いに外方に広がっ
たり(ストローク位置S1およびS4)、互いに中央に
向けて接近したり(ストローク位置S2およびS3)す
る運動を繰り返す。なお、図中、点線で示される部分
は、ダイヤフラム41,45の振動状態を模式的に描い
たものであり、ストローク幅Dで示している。
【0060】ダイヤフラム41,45が、互いに外方に
広がってストローク位置S1およびS4にある時、ダイ
ヤフラム室31,35内の空気は圧縮され陽圧となるた
めに、吸気弁6aは「閉」の状態となり、排気弁8aは
「開」の状態となり、ダイヤフラム室内の空気は矢印
(α)方向に排気される。この逆に、ダイヤフラム室3
2,36内の空気は膨張され陰圧となるために、吸気弁
7aは「開」の状態となり、排気弁9aは「閉」の状態
となり、外部空気が矢印(β)方向に吸気されダイヤフ
ラム室に流入する。
【0061】この動きとは反対に、ダイヤフラム41,
45が、互いに中央に接近してストローク位置S2およ
びS3にある時、ダイヤフラム室31,35内の空気は
膨張され陰圧となるために、吸気弁6aは「開」の状態
となり、排気弁8aは「閉」の状態となり、外部空気は
矢印(β)方向に吸気されダイヤフラム室に流入する。
この逆に、ダイヤフラム室32,36内の空気は圧縮さ
れ陽圧となるために、吸気弁7aは「閉」の状態とな
り、排気弁9aは「開」の状態となり、ダイヤフラム室
内の空気は矢印(α)方向に排気される。
【0062】このように吸気弁6a,7aおよび排気弁
8a,9aを、ダイヤフラム室31,32,35,36
から離隔して設置することにより、ダイヤフラム室3
1,32,および35、36を含むポンプ室12,16
の装置設計の自由度が増し、装置の小型化、コストダウ
ンが図れる。給排気効率等のポンプの性能も向上する。
【0063】なお本発明の場合、ダイヤフラム41,4
5のストロークは、ストローク位置S1およびS3と、
ストローク位置S2およびS4との組み合わせの動きで
あってもよい。
【0064】なお、図3に示される第3の実施形態にお
いては、ダイヤフラムの両側をそれぞれポンプ室として
使用するために、従来の片側ポンプ室構造(例えば図
5)に比べて、同一のストロークで2倍近い吐出量(排
気量)を得ることができる。換言すれば、従来の1/2
のストロークで従来の片側ポンプ室と同等の吐出量(排
気量)を得ることができ、そのため、消費電力の低減
と、ポンプの耐久性が格段と向上するという効果も得ら
れる。
【0065】図4には、本発明の電磁式ダイヤフラムポ
ンプ4の第4の実施形態が示される。図4に示される実
施の形態が図3に示される実施の形態と異なる主な点
は、振動構成手段の構成にある。すなわち、図4に示さ
れる実施形態では、ダイヤフラム41の略中央部に取り
付けられ、片側に突出した棒状の永久磁石57と、一方
のダイヤフラム室31´のダイヤフラム隔壁21´を介
して、前記永久磁石57の周りを包囲するように配置さ
れた電磁石94を有して構成される。この場合、電磁石
94は巻き線コイルのみの形態とされる。また、ダイヤ
フラム隔壁21´は、棒状の永久磁石57が振動可能な
ように、外方に筒状に出っ張ったいわゆる逃がし部分2
1a´を備えており、この筒状の逃がし部分21a´の
上に巻き線コイルが巻かれ電磁石94が形成される。
【0066】図4に示される実施の形態では、永久磁石
57と電磁石94との距離をかなりの距離まで接近させ
ることができるので、ダイヤフラム41の駆動力をさら
に増強することができる。なお、図4示される部材の番
号が図3のそれと同一のものは、互いに同一部材を示し
ている。また、図面では示されていないが、振動構成手
段を備えたポンプ室体12´をラインLに対して鏡像関
係となるようにもう一つ形成して、図3と同様に、2つ
のポンプ室体を備えた電磁式ダイヤフラムポンプとして
もよいことはもちろんである。なお、図4において、配
管を介し前記ダイヤフラム室と離隔して設置された一方
弁室の配置は図3の場合と同様であるので、これらの図
面への記載は省略してある。
【0067】
【発明の効果】本発明は、弾性を有するディスク状のダ
イヤフラムと、該ダイヤフラムで仕切られたダイヤフラ
ム室とを有するポンプ室体と、前記ポンプ室体のダイヤ
フラムを往復運動させるための振動構成手段が設けられ
た電磁式ダイヤフラムポンプであって、前記ダイヤフラ
ム室には実質的に、吸気口および排気口が形成され、前
記吸気口および排気口に連結される吸気のための一方弁
である吸気弁、および排気のための一方弁である排気弁
が、配管を介し前記ダイヤフラム室と離隔して設置され
た一方弁室に形成されるように構成されているので、装
置の小型化、弁体の共通化に伴うコストダウンが図れ、
さらには給排気効率等のポンプ性能が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電磁式ダイヤフラムポンプの好適な第
1の実施形態を示す概略構成図である。
【図2】本発明の電磁式ダイヤフラムポンプの好適な第
2の実施形態を示す概略構成図である。
【図3】本発明の電磁式ダイヤフラムポンプの好適な第
3の実施形態を示す概略構成図である。
【図4】本発明の電磁式ダイヤフラムポンプの好適な第
4の実施形態を示す概略構成図である。
【図5】従来の電磁式ダイヤフラムポンプの概略構成図
である。
【符号の説明】
1,2,3,4…電磁式ダイヤフラムポンプ 6,7,8,9…一方弁室 6a,7a…吸気弁 8a,9a…排気弁 41,45…ダイヤフラム 31,31´,35…ダイヤフラム室 21,21´,22,25,26…ダイヤフラム隔壁 51,55,57,58…永久磁石 71,72,73,74,75,76,77,78…配
管 91,94,95…電磁石

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性を有するディスク状のダイヤフラム
    と、該ダイヤフラムで仕切られたダイヤフラム室とを有
    するポンプ室体と、 前記ポンプ室体のダイヤフラムを往復運動させるための
    振動構成手段が設けられた電磁式ダイヤフラムポンプで
    あって、 前記ダイヤフラム室には実質的に、吸気口および排気口
    が形成され、 前記吸気口および排気口に連結される吸気のための一方
    弁である吸気弁、および排気のための一方弁である排気
    弁が、配管を介し前記ダイヤフラム室と離隔して設置さ
    れた一方弁室に形成されてなることを特徴とする電磁式
    ダイヤフラムポンプ。
  2. 【請求項2】 前記ダイヤフラム室が少なくとも1対形
    成され、各吸気口に接続される配管は、一方弁室の吸気
    弁に接続され、各排気口に接続される配管は一方弁室の
    排気弁に接続されてなる請求項1に記載の電磁式ダイヤ
    フラムポンプ。
  3. 【請求項3】 前記少なくとも1対形成されたダイヤフ
    ラム室は、直列的に対向配置され、前記振動構成手段を
    作用させることにより対向するダイヤフラムが鏡像関係
    の往復運動をしてなるように構成される請求項2に記載
    の電磁式ダイヤフラムポンプ。
  4. 【請求項4】 前記振動構成手段は、ダイヤフラムの略
    中央部に取り付けられた永久磁石と、該永久磁石と対向
    配置された電磁石を有して構成される請求項1ないし請
    求項3のいずれかに記載の電磁式ダイヤフラムポンプ。
  5. 【請求項5】 前記振動構成手段は、ダイヤフラムの略
    中央部に取り付けられ、片側に突出した棒状の永久磁石
    と、該永久磁石の周りを包囲するように配置された電磁
    石を有して構成される請求項1ないし請求項3のいずれ
    かに記載の電磁式ダイヤフラムポンプ。
  6. 【請求項6】 前記振動構成手段は、ダイヤフラムの略
    中央部に取り付けられた被磁石吸引コア体と、該被磁石
    吸引コア体と対向配置された電磁石およびリターンばね
    を有して構成される請求項1ないし請求項3のいずれか
    に記載の電磁式ダイヤフラムポンプ。
  7. 【請求項7】 前記対向配置されたダイヤフラムの鏡像
    関係の往復運動は、互いのダイヤフラムが接近したり、
    離れたりする運動を交互に繰り返す運動である請求項3
    に記載の電磁式ダイヤフラムポンプ。
  8. 【請求項8】 弾性を有するディスク状のダイヤフラム
    と、 該ダイヤフラムを挟持するようにダイヤフラムの両側に
    それぞれ形成されるとともに、当該ダイヤフラムで仕切
    られた一対のダイヤフラム室と、 前記ダイヤフラムの略中央部、および少なくとも一方の
    ダイヤフラム室の隔壁の外方に形成され、ダイヤフラム
    を振動させるための振動構成手段と、を有する電磁式ダ
    イヤフラムポンプであって、 前記各ダイヤフラム室には、実質的に、吸気口および排
    気口がそれぞれ形成され、 前記吸気口および排気口に連結される吸気のための一方
    弁である吸気弁、および排気のための一方弁である排気
    弁が、配管を介し前記ダイヤフラム室と離隔して設置さ
    れた一方弁室に形成され、前記振動構成手段を作用させ
    ることによりダイヤフラムが往復運動をして、その両側
    に配置されたダイヤフラム室がそれぞれポンプ室として
    作用してなることを特徴とする電磁式ダイヤフラムポン
    プ。
  9. 【請求項9】 前記吸気口に接続される配管は、一方弁
    室の吸気弁に接続され、排気口に接続される配管は一方
    弁室の排気弁に接続されてなる請求項8に記載の電磁式
    ダイヤフラムポンプ。
  10. 【請求項10】 前記振動構成手段は、ダイヤフラムの
    略中央部に取り付けられた永久磁石と、一方のダイヤフ
    ラム室の隔壁を介して、前記永久磁石と対向配置された
    電磁石を有して構成される請求項8または請求項9に記
    載の電磁式ダイヤフラムポンプ。
  11. 【請求項11】 前記振動構成手段は、ダイヤフラムの
    略中央部に取り付けられ、片側に突出した棒状の永久磁
    石と、一方のダイヤフラム室の隔壁を介して、前記永久
    磁石の周りを包囲するように配置された電磁石を有して
    構成される請求項8または請求項9に記載の電磁式ダイ
    ヤフラムポンプ。
  12. 【請求項12】 前記振動構成手段は、ダイヤフラムの
    略中央部に取り付けられた被磁石吸引コア体と、一方の
    ダイヤフラム室の隔壁を介して、前記被磁石吸引コア体
    と対向配置された電磁石およびリターンばねを有して構
    成される請求項8または請求項9に記載の電磁式ダイヤ
    フラムポンプ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102878065A (zh) * 2012-10-26 2013-01-16 上海边锋泵业制造有限公司 具有内置电磁阀的气动隔膜泵
EP2625434A4 (en) * 2010-10-08 2017-06-21 Aavid Thermalloy, LLC Force-equalization stationary-coil actuator for fluid movers
CN109404264A (zh) * 2018-11-29 2019-03-01 东莞市力壹机械设备有限公司 气缸式隔膜泵

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