JP2000341431A - 優先機能付き通信データ管理装置 - Google Patents

優先機能付き通信データ管理装置

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JP2000341431A
JP2000341431A JP11145673A JP14567399A JP2000341431A JP 2000341431 A JP2000341431 A JP 2000341431A JP 11145673 A JP11145673 A JP 11145673A JP 14567399 A JP14567399 A JP 14567399A JP 2000341431 A JP2000341431 A JP 2000341431A
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Yuuji Sameda
裕治 鮫田
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信者や受信者の操作により、通信データの
優先的な出力を可能とする。 【解決手段】 受信した通信データの受信宛先者名を、
受信宛先者名認識部102で認識し、この認識した受信
宛先者名が受信宛先者名照合部106における照合の結
果、受信宛先者名登録部104に登録されているときに
は、その受信宛先者宛でメッセージ出力部110にメッ
セージを送信する。次いで、その送信されたメッセージ
が開封されたことを受信宛先者操作制御部114で確認
できたときには、優先・非優先判断部116で前記通信
データを優先出力と判断し、その判断結果を優先・非優
先指定部118で通信データに付加する。通信データ出
力部124は、その付加された判断結果に従って通信デ
ータを優先的に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、通信手段により
着信した通信データの管理に関し、特に、受信者の状
況、または、送信者、受信者双方の希望に応じて通信デ
ータに優先出力または非優先出力を指定して、情報の出
力の順番を管理する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリデータ、文字メッセ
ージ、音声データなどの通信データの送受信を管理する
通信データ管理装置では、着信した時刻の早いものから
順に処理を行っていた。例えば、ファクシミリ装置の文
書出力の場合は、着信した時刻の早いものから順に出力
を開始していた。また、移動体携帯端末によるメール受
信の場合は、受信したメールの表示は着信した時刻の早
遅を基準としていた。
【0003】また、他の従来の受信ファクシミリの出力
手段として、特開平5−160979号公報に開示され
ているようなものもある。この公報に開示の技術によれ
ば、ファクシミリ装置に関し、最優先で着信させる相手
ファクシミリ装置の識別情報を記憶し、交信中に、着信
信号から解析した識別情報と記憶した識別情報を比較し
て一致したとき、交信処理を強制的に終了、あるいは交
信処理終了後、他の着信信号に先行して最優先の相手先
からの着信信号を出力させることができる。この場合、
識別情報の記憶(登録)は、着信宛先者が行っている。
【0004】また、他の従来の着信情報通知装置の一例
として、特開平6−334747号公報に開示されてい
るようなものもある。この公報に開示の技術によれば、
ファクシミリの文書出力の場合、通知宛先者が指定した
ある一定時間の間隔で着信情報をまとめて通知宛先へ通
知し、送信者が緊急を意味する指示番号を入力したとき
にのみその着信情報を直ちに通知することができる。こ
の場合、指示番号の入力は送信者が行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た従来の着信データ管理装置によると、次のような不都
合を生じることがある。まず、送信者または受信者のう
ち一方が通信データの優先を指定できる場合である。例
えば、送信者のみが優先を指定でき、受信者が、ある送
信者の通信データAよりも別の送信者の通信データBを
優先にしたいと考えたときに、通信データAに優先の指
定がされているとすれば、受信者はやむなくそれに従う
こととなる。
【0006】また、一つの受信用通信端末機を複数の者
が使用しているときに、送信者は、受信用通信端末機の
付近にいない不在受信者宛の通信データは後回しにし
て、通信データを直ぐに確認できる場所にいる在席受信
者に対し優先の指定で送信したいと考えたときでは、他
の通信手段を使用して受信用通信端末機の付近にいる受
信者を確認する必要が生じ、手間がかかる。
【0007】一方、受信者のみが優先を指定できるとき
には、優先出力を希望する送信者の意思が反映されなく
なる。具体的には、受信者による優先の指定の登録がさ
れていない送信者がいるときに、その送信者が取り急ぎ
送信したい通信データがあっても、他の通信データが受
信されているときは直ぐには受信者の手元に送ることが
できない。この場合、送信者は、他の通信手段を使用し
て受信者に優先を指定するよう事前に連絡する必要が生
じ、手間がかかる。
【0008】次に、予め設定した識別条件に従う場合で
ある。例えば、送信者名を識別条件として優先の指定を
したときに、同じ送信者の通信データであっても、送信
者の意思、受信宛先者の不在、通信データの内容の重要
性等により、優先の指定を必要としないものも存在する
ことがある。そして、優先の指定を必要としない通信デ
ータを優先の指定にして出力させると、他の通信データ
の出力を遅延させ、優先の指定をした通信データが大量
であれば、その影響は大きくなる。
【0009】このように、通信データに優先を指定する
ときは、送信者や受信者が通信端末機を使用する状況、
通信データの内容の重要度や緊急度、さらに予め優先出
力の対象とする送信者名を設定するとともに通信データ
の送受信を行うごとに判断する必要がある。
【0010】本発明は、上記の問題を解決すべくなされ
たものであり、通信データの出力の順位について、送信
者と受信宛先者の双方の意思による優先出力・非優先出
力の選択を可能とする優先機能付き通信データ管理装置
の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的の達成を図るた
め、本発明の請求項1記載の優先機能付き通信データ管
理装置は、通信データが着信したときに、この着信した
データ中の宛先者データにもとづいて受信宛先者を認識
する受信宛先者自動認識手段と、この受信宛先者自動認
識手段により認識した受信宛先者が、登録されている受
信宛先者に存在するかどうかを確認する受信宛先者確認
手段と、この受信宛先者確認手段により確認した受信宛
先者の宛先に、受信確認メッセージを送付して通信デー
タが着信していることを通知する受信確認メッセージ送
付手段と、この受信確認メッセージ送付手段により送付
した受信確認メッセージを、受信宛先者が開封したこと
を確認するメッセージ開封確認手段と、このメッセージ
開封確認手段により受信確認メッセージの開封を確認で
きた受信宛先者宛の通信データは優先的に出力すること
を決定し、確認できなかった受信宛先者宛の通信データ
は着信時の早遅に従い出力することを決定する優先・非
優先判断手段と、この優先・非優先判断手段により決定
された出力の順に従って通信データを出力する通信デー
タ出力手段を備えた構成としてある。
【0012】このような構成とすれば、受信宛先者は、
通信データを着信させる通信端末機とは別の、受信確認
メッセージを着信させる携帯可能な通信端末機の宛先を
登録することができる。これにより、通信データを着信
させる通信端末機の付近にいなくても携帯可能な通信端
末機を所持することにより通信データが着信したことを
知ることができる。
【0013】さらに、通信端末機を複数の者が使用して
いるときに、受信確認メッセージを開封することによ
り、着信した通信データを直ぐに確認できる場所にいる
在席者を受信宛先者として特定できるため、不在者宛の
通信データは後回しにして、在席者宛の通信データから
優先的に出力することができる。
【0014】また、請求項2によれば、通信データが着
信したときに、この着信したデータ中の宛先者データに
もとづいて受信宛先者を認識する受信宛先者自動認識手
段と、この受信宛先者自動認識手段により認識した受信
宛先者が、登録されている受信宛先者に存在するかどう
かを確認する受信宛先者確認手段と、この受信宛先者確
認手段により確認した受信宛先者の宛先に、受信確認メ
ッセージを送付して通信データが着信していることを通
知する受信確認メッセージ送付手段と、この受信確認メ
ッセージ送付手段により送付した受信確認メッセージ
を、受信宛先者が開封したことを確認するメッセージ開
封確認手段と、受信確認メッセージを開封した受信宛先
者により通信データを優先的に出力するかどうかの選定
をされる受信宛先者優先選定手段と、この受信宛先者優
先選定手段により選定された結果を受信する選定結果受
信手段と、受信宛先者優先選定手段において、当該受信
宛先者が優先を選定しているときは当該通信データを優
先的に出力することを決定し、非優先を選定していると
きは着信時の早遅に従い出力することを決定する優先・
非優先判断手段と、この優先・非優先判断手段により決
定された出力の順に従って出力する通信データ出力手段
を備えた構成としてある。
【0015】このような構成とすれば、受信確認メッセ
ージの開封を条件に優先を指定する場合に、受信宛先者
の意思によって優先を取りやめたり、優先を指定した通
信データの複数着信時にどの通信データを優先的に出力
するかを決定することができる。
【0016】また、請求項3によれば、送信者により通
信データを優先的に出力するかどうかが選択され、その
送信者による選択の結果を受信する送信者選択結果受信
手段と、この送信者選択結果受信手段により選択の結果
を受信したとき、または選択の結果を付加した通信デー
タを受信したときに、これら受信したデータ中の宛先者
データにもとづいて受信宛先者を認識する受信宛先者自
動認識手段と、この受信宛先者自動認識手段により認識
した受信宛先者が、登録されている受信宛先者に存在す
るかどうかを確認する受信宛先者確認手段と、この受信
宛先者確認手段により確認した受信宛先者の宛先に、送
信者選択結果受信手段により受信した選択結果を送信す
る送信者選択結果送信手段と、選択結果が優先を選択し
ているときは、当該通信データを優先的に出力すること
を決定し、非優先を選択しているときは、着信時の早遅
に従って出力することを決定する優先・非優先判断手段
と、この優先・非優先判断手段により決定された出力の
順に従って通信データを出力する通信データ出力手段を
備えた構成としてある。
【0017】このような構成とすれば、受信宛先者は送
信者が優先を選択したかどうかを確認できる。また、通
信データを特定する信号を選択結果に付加すれば、通信
データの送信と時間的に前後して選択結果の送信を行う
ことができる。
【0018】また、請求項4によれば、送信者選択結果
送信手段により送信された送信者の選択の結果を出力し
た後、この選択結果の出力を確認した受信宛先者により
通信データを優先的に出力するかどうかが選択され、そ
の受信宛先者による選択の結果を受信する受信宛先者選
択結果受信手段と、受信宛先者の選択の結果が優先を選
択しているときは、当該通信データを優先的に出力する
ことを決定し、非優先を選択しているときは、着信時の
早遅に従って出力することを決定する優先・非優先判断
手段と、この優先・非優先判断手段により決定された出
力の順に従って通信データを出力する通信データ出力手
段を備えた構成としてある。
【0019】このような構成とすれば、受信宛先者は送
信者の意思を尊重しながら自身の状況を考慮して優先の
選択を行うことができる。そして、毎回の通信データの
送受信の具体的な状況に合わせて優先・非優先を指定す
ることができる。これにより通信データを効率よく出力
することができる。
【0020】また、請求項5によれば、通信端末機がフ
ァクシミリにより構成される場合において、通信データ
に対する請求項1から請求項4のいずれかに記載の優先
・非優先判断手段による決定が、優先出力とするものか
非優先出力とするものかにより、それらを別に管理する
ために、優先出力用トレー及び非優先出力用トレーの2
つのファクシミリ出力トレーを備えた構成としてある。
【0021】このように、優先データ用トレー及び非優
先データ用トレーの2つのトレーを備えることとすれ
ば、通信データの出力、管理を効率的に行うことができ
る。
【0022】また、請求項6によれば、通信端末機が携
帯電話端末機により構成される場合において、携帯電話
端末機の電源のスイッチが切れている間に、通信データ
が、その通信端末機を管理するホストコンピュータに複
数着信してそのメモリに記憶されたとき、電源のスイッ
チが入り、通信データを表示させる操作が行われると、
請求項1から請求項4のいずれかに記載の優先・非優先
判断手段により優先の設定がされた通信データが他の通
信データに先行して表示される構成としてある。
【0023】このような構成とすれば、携帯電話端末の
電子メール等の表示において、優先を選択したメール
は、優先的にまたは上位に表示することができる。これ
により、知りたい情報を他の情報よりも早く入手するこ
とができる。
【0024】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。 [第1実施形態]本発明の第1実施形態の構成について
図1を参照して説明する。図1は第1実施形態の構成を
示すブロック図である。
【0025】本実施形態の優先機能付き通信データ管理
装置は、通信データの送受信を行うときに、受信確認メ
ッセージの送付により受信宛先者に通信データが着信し
た旨を通知し、その受信宛先者がメッセージを開封した
ことを優先出力の条件とし、通信データの出力の順番を
制御する管理装置である。
【0026】このことから、図1に示すように、まず、
通信データの着信と、受信確認メッセージを送付するた
めの経路として、通信データ受信部100と、受信宛先
者名認識部102と、受信宛先者登録部104と、受信
宛先者照合部106と、メッセージ制御部108と、メ
ッセージ出力部110とを備えている。
【0027】このうち受信宛先者認識部102は、通信
データ受信部100において受信した通信データ中の宛
先者データにもとづいて受信宛先者名を認識する。ここ
で、宛先者データとは、着信データにあっては受信信号
の宛先部分、またファクシミリデータにあっては宛先を
記載した送付票の宛先部分など、これら通信データ中に
記録された受信宛先者名をいう。
【0028】また、受信宛先者名登録部104は、受信
確認メッセージの送信先となる受信宛先者名を登録して
いる。ここで受信確認メッセージとは、通信データが着
信している旨を受信宛先者に通知するためのメッセージ
をいう。
【0029】そして、受信宛先者名照合部106におい
て、受信宛先者名認識部102により認識された受信宛
先者名が受信宛先者名登録部104に登録された受信宛
先者名にあるかどうかを照合する。メッセージ制御部1
08は、照合できた受信宛先者に対し、受信確認メッセ
ージを送付し、メッセージ出力部110に出力させる。
【0030】ここで、受信宛先者名登録部104に登録
される受信宛先者名は、通信データを受信する通信端末
機の所持者名と同一である必要はなく、受信確認メッセ
ージの受信を専用に使用する通信端末機の所持者名を登
録することもできる。このことから、通信データを着信
させる通信端末機の付近にいなくても、携帯可能な通信
端末機を所持し、その通信端末機に受信確認メッセージ
を着信させることにより通信データが着信したことを知
ることができる。
【0031】また、受信確認メッセージは、文章により
構成することも、文章以外により構成することもでき
る。文章による場合は、通信データが着信した旨の他、
通信データの一部、表題もしくは要旨、メッセージの開
封を要求する旨、または、送信者からの簡単なメッセー
ジなどを内容とすることができる。また文章以外による
場合は、音声、発信音、表示灯などを使用することがで
きる。このことから、メッセージ出力部110における
表示方法としては、LCD(液晶ディスプレー)、CR
T(ブラウン管)等による文章の表示の他、スピーカに
よる音声や発信音の発生、メッセージ着信表示灯の点
滅、メッセージ選択押しボタンの点灯等によることがで
きる。
【0032】次に、本実施形態の優先機能付き通信デー
タ管理装置は、受信宛先者の受信確認メッセージの開封
及び通信データの優先・非優先の判断を行う経路とし
て、受信宛先者操作部112と、受信宛先者操作制御部
114と、優先・非優先判断部116とを備えている。
【0033】このうち受信宛先者操作部112は、受信
宛先者により受信確認メッセージの開封の操作がなされ
る。ここで、受信確認メッセージの開封とは、メッセー
ジ出力部110に出力された受信確認メッセージが選択
され、またはその内容が表示されたことをいう。また、
受信確認メッセージの開封の操作は、受信確認メッセー
ジが出力された通信端末機に備えられた押しボタンスイ
ッチまたはタッチパネル表示機などにより行う。
【0034】また、受信宛先者操作制御部114は、受
信確認メッセージの開封がされたかどうかを確認する。
【0035】そして、優先・非優先判断部116は、通
信データが優先的に出力する必要があるものかを判断す
る。その判断方法としては、受信宛先者操作制御部11
4が行った受信確認メッセージの開封の確認にもとづい
て判断し、そのメッセージが開封されていれば通信デー
タを優先出力とし、開封されていなければ非優先出力と
する。
【0036】この構成により、1台の通信端末機を複数
の者が使用しているときに、受信確認メッセージを開封
することを条件とすれば、着信した通信データを直ぐに
確認できる場所にいる在席者を受信宛先者として特定で
きるため、不在者宛の通信データは後回しにして、在席
者宛の通信データから優先的に出力することができる。
【0037】さらに、本実施形態の優先機能付き通信デ
ータ管理装置は、通信データが転送される経路として、
通信データ受信部100と、受信宛先者認識部102
と、優先・非優先指定部118と、通信データ記憶部1
20と、通信データ出力制御部122と、通信データ出
力部124とを備えている。
【0038】まず、通信データは、通信データ受信部1
00で受信され、受信宛先者認識部102で受信宛先者
が認識されてから優先・非優先指定部118に転送され
る。この優先・非優先指定部118では、優先・非優先
判断部116において判断された結果にもとづいて通信
データに優先出力・非優先出力を指定した後、通信デー
タ記憶部120に転送する。
【0039】ここで優先・非優先を指定する方法として
は、優先信号・非優先信号を通信データに付加する方法
の他、通信データ記憶部120に優先出力用メモリと非
優先出力用メモリを用意し、通信データをそれぞれ指定
されたメモリに格納する方法等がある。
【0040】そして、通信データ記憶部120は、通信
データ出力制御部122から出力の命令があるまで通信
データを格納する。通信データ出力制御部122は、通
信データに付加された優先信号・非優先信号にもとづい
て出力順位を決定して、その順位に従い、通信データを
通信データ記憶部120から通信データ出力部124に
転送する。
【0041】その後、通信データは、通信データ出力部
124において出力される。この通信データ出力部12
4は、通信端末機に備えられた出力部という。例えば、
ファクシミリの場合は記録紙に原画像を記録する部分
を、またPHS等の携帯端末機の場合は電子メールの文
を表示するLCD(液晶ディスプレー)等をいう。この
ように優先信号を付加することにより、出力の順番を制
御して効率的に通信データを出力することができる。
【0042】なお、本発明の優先機能付き通信データ管
理装置は、通信回線のデータ処理装置の内部あるいは外
接装置に備える他、通信データの制御装置を備えた各通
信端末機の内部又は外部接続装置として備えても良い。
【0043】次に本実施形態の動作について、図2を参
照して説明する。図2は第1実施形態の動作の流れを示
すフローチャートである。通信データ受信部100に通
信データが着信すると(ステップ100)、受信宛先者
名認識部102において、その通信データの受信信号等
から受信宛先者名を認識する(ステップ102)。も
し、認識できない場合は、非優先出力の通信データとし
て処理する。
【0044】認識できた場合は、受信宛先者照合部10
6において、その受信宛先者名が受信宛先者名登録部1
04に登録されているかどうかを確認する(ステップ1
04)。登録されていない場合は、非優先出力の通信デ
ータとして処理する。登録されている場合は、メッセー
ジ制御部108の制御によりメッセージ出力部110
に、その登録が確認できた受信宛先者宛に通信データが
到着した旨の受信確認メッセージを送付する(ステップ
106)。
【0045】送付後、受信宛先者は、メッセージ出力部
110に出力された受信確認メッセージの開封の操作を
受信宛先者操作部112において行う。そして、受信宛
先者操作制御部114において、受信宛先者が受信確認
メッセージを開封したかどうかを確認し(ステップ10
8)、優先・非優先判断部116において、受信確認メ
ッセージを開封していなければ、通信データは非優先出
力で処理するものと判断し、開封していれば、優先出力
で処理するものと判断する。この判断により、優先出力
と判断された通信データは、優先・非優先指定部118
において優先信号を付加されて、通信データ記憶部12
0に一時格納される。
【0046】その後、通信データ出力制御部122にお
いて、優先出力と判断された通信データを通信データ出
力部124より出力する際、非優先出力の通信データが
出力中かどうか確認する(ステップ112)。非優先出
力の通信データが出力中ならば、出力を中断し、または
出力終了後、他の通信データに先行して、優先出力の通
信データの出力を開始する(ステップ114)。非優先
通信データが出力中でなければ、そのまま優先出力の通
信データの出力を開始する(ステップ116)。
【0047】また、ステップ102、ステップ104ま
たはステップ108において非優先出力とされた通信デ
ータは、優先・非優先指定部118において、通信デー
タに非優先信号を付加されて、通信データ記憶部120
に一時格納される(ステップ118)。
【0048】そして、通信データ出力制御部122にお
いて、その通信データを通信データ出力部124より出
力する際、現在出力されている通信データがあるかどう
かを確認し(ステップ120)、出力中であれば、その
通信データの出力が完了してから非優先出力の通信デー
タの出力を開始する(ステップ122)。通信データが
出力中でなければ、そのまま非優先出力の通信データの
出力を開始する(ステップ124)。
【0049】このように、受信確認メッセージを開封す
ることを条件とすれば、1台の通信端末機を複数の者が
使用しているときに、着信した通信データを直ぐに確認
できる場所にいる在席者を受信宛先者として特定できる
ため、不在者宛の通信データは後回しにして、在席者宛
の通信データから優先的に出力することができ、効率的
に通信データを出力することができる。
【0050】[第2実施形態]次に、本発明の第2実施
形態の構成について図1を参照して説明する。図1のメ
ッセージ送付経路及び通信データ経路については、第1
実施形態と重複しているため説明を省略する。
【0051】同図に示すように、本実施形態の優先機能
付き通信データ管理装置は、通信データの送受信におい
て、通信データが着信した旨を受信確認メッセージの送
付により受信宛先者に通知し、メッセージが開封された
後に選定された優先出力・非優先出力にもとづいて、通
信データの出力の順番を判断する管理装置である。この
うち、優先・非優先を選定され、通信データを優先的に
出力するかどうかを判断する経路として、受信宛先者操
作部112と、受信宛先者操作制御部114と、優先・
非優先判断部116とを備えている。
【0052】まず、受信宛先者操作部112は、受信宛
先者が受信確認メッセージの開封の操作と、通信データ
を優先的に出力するかどうかの選定の操作を行う。受信
宛先者操作制御部114は、受信宛先者操作部112か
ら操作結果を入力する。
【0053】こうして入力した操作結果は優先・非優先
判断部116において、通信データの出力についての優
先・非優先を判断する材料とする。つまり、その操作結
果が優先を選定しているものであれば優先出力とし、非
優先を選定しているものであれば非優先出力とする。
【0054】このような構成により、メッセージの開封
が確認されたことによって、通信データを優先的に出力
する判断がなされるとしても、受信宛先者が、その判断
を変更して、非優先の出力にすることを可能とする。
【0055】次に、本実施形態の動作について、図3を
参照して説明する。図3は第2実施形態の動作の流れを
示すフローチャートである。なお、図2と重複する部分
については番号を同一にして説明を省略する。
【0056】まず、着信した通信データから認識した受
信宛先者名に受信確認メッセージを送付し(ステップ1
00〜106)、そのメッセージを受信宛先者が開封し
たかどうかを確認する(ステップ108)。もし開封し
ていれば、受信宛先者操作部112において、当該受信
宛先者により通信データを優先的に出力するかどうかの
選定がされるまで待つ(ステップ126)。
【0057】この選定が行われると、優先・非優先判断
部116において、この選定の結果にもとづき通信デー
タの優先出力・非優先出力を判断する。つまり、選定の
結果が非優先であれば、非優先出力の通信データとして
処理し(ステップ118)、優先であれば、優先出力の
通信データとして処理する(ステップ110)。
【0058】このような動作とすれば、受信確認メッセ
ージの開封を条件に優先を指定する場合に、受信宛先者
の意思によって優先を取りやめたり、優先を指定した通
信データの複数着信時にどの通信データを優先的に出力
するかを決定することができる。
【0059】[第3実施形態]次に、本発明の第3実施
形態の構成について図4を参照して説明する。図4は第
3実施形態の構成を示すブロック図である。なお、図1
と重複する部分については番号を同一にして説明を省略
する。
【0060】同図に示すように、本実施形態の優先機能
付き通信データ管理装置は、送信者により通信データに
ついて優先的に出力するかどうかが選択され、その結果
を受信して受信宛先者に送信し、通信データを優先的に
出力するかどうかを判断し、その判断に従って通信デー
タを出力する管理装置である。
【0061】このことから、送信者により通信データに
ついて優先的に出力するかどうかが選択され、その結果
を受信して受信宛先者に送信する経路として、送信者選
択結果入力部126と、送信者選択結果受信部128
と、受信宛先者名認識部102と、受信宛先者登録部1
04と、受信宛先者照合部106と、送信者選択結果出
力制御部130と、送信者選択結果出力部132とを備
えている。
【0062】このうち、送信者選択結果入力部126に
おいて、送信者により送信者選択結果が入力される。こ
こで、送信者選択結果とは、送信者が通信データを優先
的に出力するかどうかを選択した結果をいう。
【0063】また、送信者選択結果入力部126を備え
た通信端末機は、通信データの送信を行う通信端末機と
同一のものであることを要しない。つまり、その送信者
選択結果がどの通信データに関するものかが明確にでき
れば、通信データの送信とその送信者選択結果の送信と
を別のルートで送信させることができる。このことか
ら、たとえば、通信データは予めある通信端末機で準備
しておき、一方、送信者選択結果は別の通信端末機によ
り送信するとともに通信データの送信を遠隔操作するこ
とも可能である。
【0064】その入力された送信者選択結果は、送信者
選択結果受信部128において受信される。そして、受
信宛先者名認識部102は、送信者選択結果受信部12
8において受信した送信者選択結果中の宛先者データに
もとづいて受信宛先者名を認識する。ここで、宛先者デ
ータとは、送信者選択結果の信号の宛先部分から認識し
た宛先者名をデータとしたものという。
【0065】また、受信宛先者名登録部104は受信宛
先者名を登録するメモリをいい、受信宛先者照合部10
6は、その登録された受信宛先者名に送信者選択結果か
ら認識した受信宛先者名が存在するかどうかを照合す
る。そして、送信者選択結果出力制御部130により、
送信者選択結果出力部132における送信者選択結果の
出力を制御する。
【0066】次に、本実施形態の優先機能付き通信デー
タ管理装置は、通信データを優先的に出力するかどうか
を判断する経路として、優先・非優先判断部116を備
えている。この優先・非優先判断部116は、送信者選
択結果にもとづいて通信データを優先的に出力するかど
うかを判断する。
【0067】さらに、通信データが転送される経路とし
て、送信者から送信される通信データを受信する通信デ
ータ受信部100と、優先・非優先判断部116におい
て判断された優先・非優先をその通信データに指定する
優先・非優先指定部118と、その通信データを記憶す
る通信データ記憶部120と、その通信データの出力を
制御する通信データ出力制御部122と、その通信デー
タを送信する通信データ出力部124とを備えている。
【0068】これらの構成により、通信データを送信す
るルートと、通信データの優先・非優先の選択結果を送
信するルートを別にすることができる。また、受信宛先
者は送信者が優先を選択したかどうかを確認した上で、
通信データを出力させることができる。
【0069】次に本実施形態の動作について、図5を参
照して説明する。図5は第3実施形態の動作の流れを示
すフローチャートである。通信データが通信データ受信
部100で着信すると(ステップ200)、その着信と
同時に(または予め、または直後に)送信者選択結果入
力部126において送信者により入力された送信者選択
結果が送信者選択結果受信部128に着信する(ステッ
プ202)。その通信データから受信宛先者を認識し、
その受信宛先者宛にその送信者選択結果を送信者選択結
果出力部132に出力する(ステップ204)。
【0070】一方、優先・非優先判断部116におい
て、送信者選択結果にもとづいて通信データを優先的に
出力するかどうかを判断し(ステップ206)、優先・
非優先指定部118において、優先出力と判断された通
信データには優先信号を付加して出力を指示し(ステッ
プ208)、非優先と判断された通信データには非優先
信号を付加して出力を指示する(ステップ210)。
【0071】そして、優先信号を付加された通信データ
の出力については、通信データ出力制御部122におい
て、非優先の通信データが出力中かどうかを確認し(ス
テップ212)、出力中であれば非優先の通信データの
出力を中断し、または出力終了後、他の通信データに先
行して優先信号を付加した通信データを出力する(ステ
ップ214)。出力中でなければ優先信号を付加した通
信データを出力する(ステップ216)。
【0072】また、非優先信号を付加された通信データ
の出力については、通信データ出力制御部122におい
て、優先の通信データが出力中かどうかを確認し(ステ
ップ218)、出力中であれば優先の通信データの出力
が完了するまで待機し(ステップ220)、出力中でな
ければ非優先信号を付加した通信データを出力する(ス
テップ222)。
【0073】このような動作を可能とすることにより、
通信データを送信するルートと、通信データの優先・非
優先の選択結果を送信するルートを別にすることができ
る。また、受信宛先者は送信者が優先を選択したかどう
かを確認した上で、通信データを出力させることができ
る。
【0074】[第4実施形態]次に、本発明の第4実施
形態の構成について図6を参照して説明する。図6は第
4実施形態の構成を示すブロック図である。なお、図4
と重複する送信者選択結果受信及び出力経路と、通信デ
ータ経路については番号を同一にして説明を省略する。
【0075】同図に示すように、本実施形態の優先機能
付き通信データ管理装置は、送信者により通信データに
ついて優先的に出力するかどうかが選択され、その結果
を受信して受信宛先者に送信し、その受信宛先者により
通信データについて優先的に出力するかどうかが選択さ
れ、これら送信者と受信宛先者による選択にもとづいて
通信データを優先的に出力するかどうかが判断され、そ
の判断に従って通信データを出力する管理装置である。
【0076】このうち、優先・非優先を選定され、通信
データを優先的に出力するかどうかを判断する経路とし
て、受信宛先者データ入力部134と、受信宛先者選択
結果受信部136と、優先・非優先判断部116とを備
えている。
【0077】まず、受信宛先者データ入力部134は、
受信宛先者の選択により通信データを優先的に出力する
かどうかが選択される。このとき、受信宛先者に、送信
者選択結果を確認するかどうか、送信者選択結果に従う
かどうかについての選択を行わせても良い。
【0078】そして、受信宛先者選択結果受信部136
において、受信宛先者データ入力部134において入力
された受信宛先者選択結果を受信する。その後、優先・
非優先判断部116においては、通信データの出力につ
いて、送信者選択結果及び受信宛先者選択結果にもとづ
いて優先的に出力するかどうかを判断する。
【0079】具体的には、送信者選択結果と受信宛先者
選択結果とが同一の場合は、その選択結果に従う。同一
でない場合は、受信宛先者選択結果により決定する。例
えば、受信宛先者が、優先・非優先を選択していればそ
の選択結果に従い、選択していなければ送信者選択結果
に従う。
【0080】次に、本実施形態の動作について、図7を
参照して説明する。図7は第4実施形態の動作の流れを
示すフローチャートである。なお、図5と重複する部分
については番号を同一にして説明を省略する。
【0081】まず、通信データと送信者選択結果が着信
し、その送信者選択結果を受信宛先者宛に出力する(ス
テップ200〜204)。ここで受信宛先者は送信者選
択結果出力部132において、その送信者選択結果を確
認後、受信宛先者データ入力部134において、通信デ
ータを優先的に出力するかどうかを選択する(ステップ
224)。その選択結果を受信宛先者選択結果受信部1
36で受信し、優先・非優先判断部116において、も
し、その選択結果が優先を選択しているものであれば通
信データは優先出力で処理するものと判断し、非優先を
選択しているものであれば非優先出力で処理するものと
判断する(ステップ226)。
【0082】この判断にもとづいて、優先・非優先指定
部118において、その優先出力を判断された通信デー
タには優先信号を付加して出力を指示し(ステップ20
8)、その非優先出力を判断された通信データには非優
先信号を付加して出力を指示する(ステップ210)。
そして、これら通信データを出力するときは、他に出力
中の通信データがあるかどうかを確認して優先または非
優先の出力を行う(ステップ212〜ステップ22
2)。
【0083】このことにより、送信者と受信宛先者の双
方の意思により通信データの優先出力・非優先出力を決
定することができる。
【0084】[第5実施形態]次に第5実施形態につい
て図8を参照して説明する。図8は、第5実施形態の構
成を示すブロック図である。同図に示すように、通信端
末機がファクシミリにより構成される場合において通信
データ出力部124には、通信データを記録可能な画像
情報に変換する通信データ変換部200と、画像情報を
記録紙に記録する記録部202と、給紙トレーから出力
トレーに記録紙を記録部を経由して搬送する記録紙搬送
制御部204と、記録前の記録紙を蓄積する給紙トレー
206と、記録後の記録紙を蓄積する出力トレー208
とを備えている。
【0085】また、出力トレー208は、優先信号を付
加した通信データを記録した記録紙を蓄積する優先出力
用トレー208−1と、非優先信号を付加した通信デー
タを記録した記録紙を蓄積する非優先出力用トレー20
8−2とを備えている。ここで記録とは、原画像の再生
を記録紙に行うことをいう。
【0086】次に、本実施形態の動作の流れを図8を参
照して説明する。通信データ受信部100において受信
した通信データは、優先・非優先指定部118において
優先信号または非優先信号を付加され、通信データ出力
制御部122の制御により出力の順を制御されて通信デ
ータ制御部124に送信される。その通信データ出力部
124では、通信データ変換部200で通信データを受
信し、通信データを所定の用紙に記録することが可能な
画像情報に変換する。
【0087】この変換された画像情報は、記録部202
おいて、記録紙搬送制御部204の制御により給紙トレ
ー206から給紙された所定の用紙に記録される。この
画像情報が記録された用紙は、係る通信データに優先信
号が付加されていたならば優先データ用トレー208−
1に出力され、非優先信号が付加されていたならば非優
先データ用トレー208−2に出力される。
【0088】このように、優先データ用トレー及び非優
先データ用トレーの2つのトレーを備えることとすれ
ば、通信データの出力、管理を効率的に行うことができ
る。
【0089】[第6実施形態]次に、第6実施形態につ
いて図9を参照して説明する。図9は、第6実施形態の
動作の流れを示すフローチャートである。同図を参照し
て本実施形態の動作の流れを説明する。まず、通信デー
タが当該携帯電話端末を管理するホストコンピュータ等
に着信すると(ステップ300)、その通信データは、
優先・非優先指定部118において、その通信データに
優先信号または非優先信号が付加され(ステップ30
2)、出力される。その出力に際し、その通信データを
受信すべき携帯電話端末の電源のスイッチが切れている
かどうかを確認する(ステップ304)。もしスイッチ
が切れていなければ通信データの出力の設定がされてい
ることを確認して、出力する(ステップ306)。もし
スイッチが切れていれば電源のスイッチが入るまで待機
する。
【0090】そして、携帯電話端末の電源のスイッチが
入ったら(ステップ308)、通信データを表示する設
定になっているかを確認する(ステップ310)。もし
設定になっていなければその通信データを蓄積して表示
の操作が行われるまで待機する(ステップ312)。も
し設定になっていればその通信データに優先信号が付加
されているかを確認する(ステップ314)。もし付加
されていれば他の通信データに先行して当該通信データ
を表示する(ステップ316)。もし付加されていなけ
れば、着信順に従って当該通信データを表示する(ステ
ップ318)。
【0091】このような動作とすれば、携帯電話端末に
おける電子メール等の表示について、優先を選択したメ
ール等は、優先的にまたは上位に表示することができ
る。これにより、知りたい情報を他の情報よりも早く入
手することができ、通信データを効率的に出力すること
ができる。
【0092】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、通信端末機の使用状況、通信データの内容の重
要度、緊急度等を考慮して、登録によりあるいは着信毎
に、送信者及び受信宛先者が希望する通信データの出力
の順位を指定することができる。これにより、効率的に
通信データを出力することを可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態及び第2実施形態による
優先機能付き通信データ管理装置の全体構成を示すブロ
ック図である。
【図2】本発明の第1実施形態により、通信データを受
信したときの処理を説明するためのフローチャート図で
ある。
【図3】本発明の第2実施形態により、通信データを受
信したときの処理を説明するためのフローチャート図で
ある。
【図4】本発明の第3実施形態による優先機能付き通信
データ管理装置の全体構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第3実施形態により、通信データを受
信したときの処理を説明するためのフローチャート図で
ある。
【図6】本発明の第4実施形態による優先機能付き通信
データ管理装置の全体構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の第4実施形態により、通信データを受
信したときの処理を説明するためのフローチャート図で
ある。
【図8】本発明の第5実施形態による優先機能付き通信
データ管理装置の全体構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の第6実施形態により、通信データを受
信したときの処理を説明するためのフローチャート図で
ある。
【符号の説明】
100 通信データ受信部 102 受信宛先者名認識部 104 受信宛先者名登録部 106 受信宛先者名照合部 108 メッセージ制御部 110 メッセージ出力部 112 受信宛先者操作部 114 受信宛先者操作制御部 116 優先・非優先判断部 118 優先・非優先指定部 120 通信データ記憶部 122 通信データ出力制御部 124 通信データ出力部 126 送信者選択結果入力部 128 送信者選択結果受信部 130 送信者選択結果出力制御部 132 送信者選択結果出力部 134 受信宛先者データ入力部 136 受信宛先者選択結果受信部 200 通信データ変換部 202 記録部 204 記録紙搬送制御部 206 給紙トレー 208 出力トレー 208−1 優先出力用トレー 208−2 非優先出力用トレー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信データが着信したときに、この着信
    したデータ中の宛先者データにもとづいて受信宛先者を
    認識する受信宛先者自動認識手段と、 この受信宛先者自動認識手段により認識した受信宛先者
    が、登録されている受信宛先者に存在するかどうかを確
    認する受信宛先者確認手段と、 この受信宛先者確認手段により確認した受信宛先者の宛
    先に、受信確認メッセージを送付して通信データが着信
    していることを通知する受信確認メッセージ送付手段
    と、 この受信確認メッセージ送付手段により送付した受信確
    認メッセージを、受信宛先者が開封したことを確認する
    メッセージ開封確認手段と、 このメッセージ開封確認手段により受信確認メッセージ
    の開封を確認できた受信宛先者宛の通信データは優先的
    に出力することを決定し、確認できなかった受信宛先者
    宛の通信データは着信時の早遅に従い出力することを決
    定する優先・非優先判断手段と、 この優先・非優先判断手段により決定された出力の順に
    従って通信データを出力する通信データ出力手段を備え
    ていることを特徴とする優先機能付き通信データ管理装
    置。
  2. 【請求項2】 通信データが着信したときに、この着信
    したデータ中の宛先者データにもとづいて受信宛先者を
    認識する受信宛先者自動認識手段と、 この受信宛先者自動認識手段により認識した受信宛先者
    が、登録されている受信宛先者に存在するかどうかを確
    認する受信宛先者確認手段と、 この受信宛先者確認手段により確認した受信宛先者の宛
    先に、受信確認メッセージを送付して通信データが着信
    していることを通知する受信確認メッセージ送付手段
    と、 この受信確認メッセージ送付手段により送付した受信確
    認メッセージを、受信宛先者が開封したことを確認する
    メッセージ開封確認手段と、 前記受信確認メッセージを開封した受信宛先者が、通信
    データを優先的に出力するかどうかを選定する受信宛先
    者優先選定手段と、 この受信宛先者優先選定手段により選定された結果を受
    信する選定結果受信手段と、 前記受信宛先者優先選定手段において、当該受信宛先者
    が優先を選定しているときは当該通信データを優先的に
    出力することを決定し、非優先を選定しているときは着
    信時の早遅に従い出力することを決定する優先・非優先
    判断手段と、 この優先・非優先判断手段により決定された出力の順に
    従って出力する通信データ出力手段を備えていることを
    特徴とする優先機能付き通信データ管理装置。
  3. 【請求項3】 送信者により通信データを優先的に出力
    するかどうかが選択され、その送信者による選択の結果
    を受信する送信者選択結果受信手段と、 この送信者選択結果受信手段により選択の結果を受信し
    たとき、または選択の結果を付加した通信データを受信
    したときに、これら受信したデータ中の宛先者データに
    もとづいて受信宛先者を認識する受信宛先者自動認識手
    段と、 この受信宛先者自動認識手段により認識した受信宛先者
    が、登録されている受信宛先者に存在するかどうかを確
    認する受信宛先者確認手段と、 この受信宛先者確認手段により確認した受信宛先者の宛
    先に、前記送信者選択結果受信手段により受信した選択
    結果を送信する送信者選択結果送信手段と、 前記選択結果が優先を選択しているときは、当該通信デ
    ータを優先的に出力することを決定し、非優先を選択し
    ているときは、着信時の早遅に従って出力することを決
    定する優先・非優先判断手段と、 この優先・非優先判断手段により決定された出力の順に
    従って通信データを出力する通信データ出力手段を備え
    ていることを特徴とする優先機能付き通信データ管理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記送信者選択結果送信手段により送信
    された送信者の選択の結果を出力した後、この選択結果
    の出力を確認した受信宛先者により通信データを優先的
    に出力するかどうかが選択され、その受信宛先者による
    選択の結果を受信する受信宛先者選択結果受信手段と、 前記受信宛先者の選択の結果が優先を選択しているとき
    は、当該通信データを優先的に出力することを決定し、
    非優先を選択しているときは、着信時の早遅に従って出
    力することを決定する優先・非優先判断手段と、 この優先・非優先判断手段により決定された出力の順に
    従って通信データを出力する通信データ出力手段を備え
    ていることを特徴とする請求項3記載の優先機能付き通
    信データ管理装置。
  5. 【請求項5】 通信端末機がファクシミリにより構成さ
    れる場合において、通信データに対する請求項1から請
    求項4のいずれかに記載の優先・非優先判断手段による
    決定が、優先出力とするものか非優先出力とするものか
    により、それらを別に管理するために、優先出力用トレ
    ー及び非優先出力用トレーの2つのファクシミリ出力ト
    レーを備えていることを特徴とする優先機能付き通信デ
    ータ管理装置。
  6. 【請求項6】 通信端末機が携帯電話端末機により構成
    される場合において、 携帯電話端末機の電源のスイッチが切れている間に、通
    信データが、その通信端末機を管理するホストコンピュ
    ータに複数着信してそのメモリに記憶されたとき、 電源のスイッチが入り、通信データを表示させる操作が
    行われると、請求項1から請求項4のいずれかに記載の
    優先・非優先判断手段により優先の設定がされた通信デ
    ータが他の通信データに先行して表示されることを特徴
    とする優先機能付き通信データ管理装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2146482A1 (en) 2008-07-11 2010-01-20 NEC Corporation Notification apparatus, notification system, method of operating notification apparatus, and program for notification apparatus

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US8451982B2 (en) 2008-07-11 2013-05-28 Nec Corporation Notification apparatus, notification system, method of operating notification apparatus, and program for notification apparatus

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