JP2000341024A - ヘリカルアンテナ、その製造装置及び製造方法 - Google Patents

ヘリカルアンテナ、その製造装置及び製造方法

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JP2000341024A JP2000137099A JP2000137099A JP2000341024A JP 2000341024 A JP2000341024 A JP 2000341024A JP 2000137099 A JP2000137099 A JP 2000137099A JP 2000137099 A JP2000137099 A JP 2000137099A JP 2000341024 A JP2000341024 A JP 2000341024A
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core
helical
roller
paste
antenna
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冀 徳 丘
Toshaku Cho
東 錫 張
Kyosho Kin
亨 鍾 金
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K Cera Inc
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CERA Inc K
K Cera Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】精密度が高くアンテナ特性に優れ、通信機器へ
の内蔵化及び小型化が容易でありながらもアンテナの特
性低下が発生しないように内蔵形に形成されるヘリカル
アンテナ、その製造装置及び製造方法を提供する。 【解決手段】本発明は、コントローラーが用いられるコ
アとローラーとの直径によって予め設定された回転速度
によってコア駆動部とローラー駆動部とを制御し、コア
とローラーとをそれぞれ回転させながらアンテナの作動
周波数帯域によって設定された移動速度によってコア駆
動部を制御してコアを水平方向に移動させる。コアとロ
ーラーとは接触しながら互いに反対方向に回転し、ロー
ラーが回転するに伴ってペーストボックスに収容されて
いるペーストがローラーの表面に沿って移動してコアの
表面に印刷され、この時、コアが回転しながら水平方向
に移動することによってヘリカルラインが形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘリカルアンテナ
(helical antenna)、その製造装置及び製造方法に係
わり、さらに詳しくは、移動通信端末機に用いられるヘ
リカルアンテナと、このヘリカルアンテナを自動に製造
することができる製造装置及び製造方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、ヘリカルアンテナは、現在の移
動通信用端末機に広く用いられているアンテナの一つの
形態であり、絶縁物質であるコアに銅線をヘリカル形態
に巻いて大きさを小さくしたアンテナである。このよう
なヘリカルアンテナの自体の性能は携帯端末機全体の性
能に大きなの影響を及ぼす。
【0003】以下、添付された図面を参照して従来のヘ
リカルアンテナについて説明する。
【0004】図1(a)及び図1(b)は、従来の移動
通信端末機に用いられているヘリカルアンテナ及び製造
方法を概略的に示した図面である。
【0005】図1(a)に図示されているように、従来
ヘリカルアンテナは、絶縁物質であるプラスチックコア
(core)1に銅線2がヘリカル形態に巻かれて形成され
ている。プラスチックコア1の下段部に外部回路と電気
的に連結される導電性の給電部3が形成されており、銅
線2が巻かれているコア1の外部はプラスチック樹脂4
によって密封されている。
【0006】このような従来のヘリカルアンテナは次の
ような方法で製造される。
【0007】図1(a)に図示されているように、まず
円筒形のプラスチックコア1にヘリカル形態に溝を形成
した後、溝にλ/4長さの銅線2を巻いてヘリカルライ
ンを形成する。次にコア1の下段部に給電ができる金属
形態の固定棒である給電部3を貼り付けた後、コア1の
外部をプラスチック樹脂4を利用して射出成形(inject
ion molding)の方法でモールディングして、最終的に
ヘリカルアンテナを形成する。
【0008】このように形成されるヘリカルアンテナの
特性はヘリカルライン、即ち銅線の全長さ、銅線間のピ
ッチ(pitch)の間隔、コアの直径などによって左右さ
れる。従って、ヘリカルアンテナが要求される周波数帯
域で作動できるようにするためには、まずこのような因
子に関する設計をした上で、それに基づいてコアに溝を
形成して銅線を巻かなければならない。
【0009】しかしながら、プラスチックコアに銅線を
巻いてヘリカルアンテナを製造する場合には、プラスチ
ック材質の高周波特性が低いためにアンテナ特性が劣る
という問題点があり、また、溝が形成された形態のプラ
スチックコア製造のための射出成形時に不良率が増加
し、自動化作業が難しいという問題点がある。
【0010】これにより、コアを使用しないでヘリカル
アンテナを製造する場合もあり、図1(b)は、このよ
うなヘリカルアンテナを概略的に示している。
【0011】図1(b)に図示されているように、ヘリ
カルアンテナはプラスチックコアなしにスプリング形態
のコイル5だけで形成され、コイル5の下段部に給電部
3が形成されており、その外部はプラスチック樹脂4で
密封されている。
【0012】このようなヘリカルアンテナを製造する場
合には、作業者がスプリング形態のコイル5を所定の長
さに切断した後、切断されたコイル5の下段部に給電部
3を貼り付け、コイル5の外部をプラスチック樹脂4で
モールディングしてヘリカルアンテナを完成する。
【0013】一方、最近、CDMA(Code Division Mu
ltiple Access)、PCS(Personal Communication Se
rvice)、GSM(Global System for Mobile communic
ation)、DECT(Digital European Cordless Telep
hone)などのように、使用周波数帯域が互いに異なる各
種類の無線通信サービスが供給されて各国の加入者がこ
れらを使用しているが、各サービス間で互換されないと
いう短所があるため、このような短所を補完するため
に、一つの携帯端末機でいろいろな周波数帯域で使用す
ることのできる多重バンド幅を有するアンテナすなわ
ち、多重帯域アンテナが必要となってきた。
【0014】図2(a)及び図2(b)に、従来移動通
信端末機に用いられているヘリカルアンテナの概略図が
図示されている。
【0015】図2(a)に図示されているように、従来
のヘリカルアンテナは、前の図1のように絶縁物質であ
るプラスチックコア(core)1に共振周波数が異なるよ
うに設計された2個のヘリカルアンテナを形成する構造
からなる。
【0016】これ以外にも、図2(b)に図示されてい
るように、コアを使用せずにスプリング形態のコイル5
だけでヘリカルアンテナを製造することもでき、この
時、上段部のコイル5aの巻線数、ピッチと下段部のコ
イル5bの巻線数、及びピッチが互いに異なるようにし
て、互いに異なる共振周波数帯域で作動するヘリカルア
ンテナを形成する。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかし、最近、移動通
信端末機に用いられる周波数が高まるに従って、さらに
高い精密度のヘリカルアンテナが要求されているが、従
来のようにヘリカルアンテナを製造する場合には、作業
者がアンテナの作動周波数帯域によって手動でコイルを
所定の長さに切断しなければならないため、不良率が増
加し精密度が劣るという問題点がある。
【0018】また、コイル自体の弾性によって変形が発
生するため表面モールディングを行うことができないの
で、コイルを保護するために樹脂系統のカバーだけを覆
う。従って、金属製の給電部とコイルとの接着力が劣っ
て作動が円滑にならない場合が発生する。また、モール
ディング時に高い圧力で噴射される樹脂成分がコイルと
ぶつかり、コイルの変形が発生してアンテナの共振周波
数が変更する。これによって不良率が増加して収率性が
劣るという問題点がある。なお、コイルの張力などの差
によって共振周波数が変化しやすいので、作業者が全て
のアンテナに対してその度チューニング(tuning)を行
わなければならないという不便さがある。
【0019】また、従来ヘリカルアンテナを製造する場
合には、工程の自動化が難しくて生産性が劣るため、原
価が上昇して価格競争力が落ちるようになるという問題
点がある。
【0020】これ以外にも、このような従来のヘリカル
アンテナは通信機器の上部に設置され外部に突出する外
装形アンテナであるため、外部の物理的圧力によって破
損するなどの恐れがあるので取扱いが容易でないという
問題点があり、このような問題点を克服するために、最
近では通信機器内部に設置できるヘリカルアンテナに対
する研究が行われており、その代表的なヘリカルアンテ
ナとしてはマイクロストリップ(micro strip)形態の
パッチ(patch)アンテナがある。
【0021】しかし、従来内蔵形アンテナにおいては、
放射体の大きさがλ/2の大きさを有しなければならな
いためにアンテナ全体の大きさがだいぶ大きくなるとい
う問題点があった。また、マイクロストリップアンテナ
の使用帯域幅を広げるためには、放射体の幅と基板の厚
さとが増加しなければならないためにアンテナ全体の体
積及び重量が増加するようになり、これによって、小型
化が要求される移動通信端末機のヘリカルアンテナとし
ては適合しないという問題点がある。
【0022】従来、内蔵形アンテナでは、放射体が形成
されている基板の上部側にだけ放射が起こり、グラウン
ドパターンが形成されている基板の下部側には放射が起
こらないためアンテナの方向性が存在するようになり、
方向によってアンテナの感度が変わるという問題点があ
る。
【0023】一方、このような問題点を有するヘリカル
アンテナの代りに、図1(a)及び図1(b)に示され
たヘリカルアンテナを移動通信端末機の内部に設置して
使用する場合にも、小型化が難しいという問題点があ
る。
【0024】すなわち、プラスチックコアに銅線を巻い
たりスプリング自体のみを利用してアンテナを形成する
ため、外部の衝撃で銅線やスプリング自体に物理的な変
形が発生する恐れがあり、これを防止するためにモール
ディングをしたりカバーでアンテナを密封する場合には
全体の体積が大きくなり、また、移動通信端末機のPC
B回路との接続のために別途の金属装着物(metal fixt
ure)が必要となるため、全体の体積が大きくなり小型
化がむずかしい。そして、SMD(surface mounted de
vice)形態としての装着が難しいため、通信機器の内部
に設置することは殆ど不可能である。
【0025】このようなアンテナ以外にもPIFA(pl
anar inverted F antenna)があるが、これもまた体積
が大きいために無線ランカード(LAN card)などのよう
な小型機器には使用することができず、アンテナの方向
性が存在するという問題点もまた存在する。また、アン
テナをチップ形態に製造して移動通信端末機などに内蔵
し使用する場合もあるが、このようなチップアンテナは
アンテナ自体の特性が劣っており、無線電話機用アンテ
ナにのみ用いられるなど、その適用範囲が限定されてい
る。
【0026】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、以下の通りである。即
ち、第1の目的は、ヘリカルアンテナを自動的に製造で
きるヘリカルアンテナの製造装置及び製造方法を提供す
ることにある。また、第2の目的は、精密度が高くアン
テナ特性に優れたヘリカルアンテナを提供することにあ
る。さらに、第3の目的は、通信機器への内蔵化及び小
型化が容易でありながらもアンテナの特性低下が発生し
ないように内蔵形に形成されるヘリカルアンテナを提供
することにある。
【0027】
【課題を解決するための手段】このような技術的課題を
達成するために、本発明によるヘリカルアンテナの製造
装置は、コントローラーの制御によって自動的にコアの
表面に導電性ペースト(paste)を印刷して導電性のヘ
リカルラインを形成する。
【0028】前記第1の目的を達成するために、本発明
の一つの特徴によるヘリカルアンテナの製造装置は、絶
縁物質であるコアと、導電性と粘性を有するペーストを
前記コアの表面に印刷してヘリカルラインを形成する第
1ローラーと、第1ローラーを回転させるローラー駆動
部と、コアを回転させながら水平方向に移動させるコア
駆動部と、アンテナの作動周波数帯域によってローラー
駆動部及びコア駆動部を制御するコントローラーとを含
む。
【0029】コントローラーは用いられるコアと第1ロ
ーラーの直径とによって設定される回転速度により、コ
ア駆動部とローラー駆動部を制御してコアと第1ローラ
ーとをそれぞれ回転させ、アンテナの作動周波数帯域に
より設定されるコアの移動速度によってコア駆動部を制
御してコアを水平方向に移動させる。コアと第1ローラ
ーとは互いに接触しながら互いに反対方向に回転し、第
1ローラーが回転するにしたがってペーストが第1ロー
ラーの表面に沿って移動してコアの表面に印刷され始
め、この時コアが回転しながら水平方向に移動すること
によってヘリカルラインが形成される。
【0030】コアが水平方向に移動する移動速度によっ
てコアの表面に形成されるヘリカルラインのピッチが変
化し、このヘリカルラインのピッチによってアンテナの
作動周波数帯域が変化する。ヘリカルラインの長さはコ
ア及び第1ローラーの回転時間によって変化する。
【0031】また、本発明の他の特徴によるヘリカルア
ンテナの製造装置は、ペーストが収容されているペース
トボックスと、ペーストボックスにペーストを注入する
ペースト注入部からなるペースト供給部をさらに含み、
これ以外に、ペーストボックス内のペーストと接触しな
がら回転して前記第1ローラーにペーストを供給する一
つ以上の第2ローラーをさらに含むこともできる。
【0032】本発明では、用いられるローラーの個数及
びペーストの粘度などによってコアの表面に印刷される
ペーストの量が調節され、第1ローラーの外周面の形状
及び厚さによってコアの表面に印刷されるヘリカルライ
ンの線間幅が変化する。
【0033】前記第1の目的を達成するために、本発明
の他の特徴によるヘリカルアンテナの製造方法は、絶縁
物質であるコアの表面に導電性のヘリカルラインを印刷
する段階と、コアの一側端を導電性のペーストにディッ
ピングして端子部を形成する段階と、コアの端子部に外
部回路と電気的に連結される給電部を連結する段階と、
コアの外部を絶縁物質のカバーで密封する段階とを含
む。
【0034】前記第1の目的を達成するために、本発明
の一つの特徴によるヘリカルアンテナの製造装置は、絶
縁物質であるコアと、導電成と粘性を有するペーストを
コアの表面に印刷して第1周波数帯域の第1ヘリカルラ
インと第2周波数帯域の第2ヘリカルラインとを含むヘ
リカル部を形成するローラーと、ローラーを回転させる
ローラー駆動部と、コアを回転させながら水平方向に移
動させるコア駆動部と、アンテナの作動周波数帯域によ
ってローラー駆動部及びコア駆動部を制御するコントロ
ーラーとを含む。
【0035】コントローラーは、用いられるコア及びロ
ーラーの直径によって設定された回転速度によってコア
駆動部及びローラー駆動部を制御してコアとローラーと
をそれぞれ回転させ、アンテナが作動する第1周波数帯
域により設定された第1移動速度と第2周波数帯域によ
り設定された第2移動速度とによってコア駆動部を順次
に制御してコアを水平方向に移動させる。
【0036】この時、コントローラーは、第1設定時間
に第1移動速度によって前記コア駆動部を制御した後、
第2設定時間に第2移動速度によって前記コア駆動部を
制御し、前記第1及び第2設定時間はアンテナの作動周
波数帯域によって変化される。
【0037】コアとローラーとは互いに接触しながら反
対方向に回転し、ローラーが回転するにしたがって、ペ
ーストがローラーの表面に沿って移動してコアの表面に
印刷され始め、この時コアが回転しながら水平方向に移
動することによってヘリカルラインが形成され、コアの
移動速度が段階別に変化することにより、互いに異なる
ピッチを有する第1及び第2ヘリカルラインを含むヘリ
カル部がコアの表面に形成される。ヘリカルラインのピ
ッチによってアンテナの作動周波数帯域が変化すること
により、互いに異なる周波数帯域に全て作動可能なヘリ
カルアンテナが製造される。
【0038】前記第1の目的を達成するために、本発明
の他の特徴によるヘリカルアンテナの製造方法は、絶縁
物質であるコアの表面に第1周波数帯域の第1ヘリカル
ラインと第2周波数帯域の第2ヘリカルラインとを含む
ヘリカル部を印刷する工程と、コアの一側端を導電性の
ペーストにディッピングして端子部を形成する工程と、
コアの端子部に外部回路と電気的に連結される給電部を
連結する工程と、コアの外部を絶縁物質のカバーで密封
する工程とを含む。
【0039】本発明の前記第2の目的を達成するため
に、本発明の特徴によるヘリカルアンテナは、絶縁物質
で表面に導電性を有するヘリカルラインが印刷されてい
るコアと、コアの下段部に形成されており外部回路と電
気的に連結される給電部とを含む。
【0040】このヘリカルアンテナの外部を絶縁物質で
あるカバーが覆いかぶせており、ヘリカルラインは導電
成と粘性を有するペーストからなる。
【0041】本発明の前記第2の目的を達成するため
に、他の特徴によるヘリカルアンテナは、絶縁物質で表
面に導電性を有し、第1周波数帯域の第1ヘリカルライ
ンと第2周波数帯域の第2ヘリカルラインとを含むヘリ
カル部が印刷されているコアと、コアの下段部に形成さ
れており外部回路と電気的に連結される給電部とを含
む。
【0042】本発明の前記第3の目的を達成するための
本発明の特徴によるヘリカルアンテナは、通信機器の内
部の回路基板上に設置されるアンテナにおいて、絶縁物
質であるコアと、前記コアの表面全体にヘリカル形態に
形成されている導電性ラインと、前記導電性ラインに連
結されて前記コアの下段部に形成されており、前記回路
基板と電気的に連結される給電部とを含み、前記導電性
ライン及び給電部は導電性ペーストからなる。
【0043】前記コアは内部にキャビティが形成されて
いる中空部材からなることができ、この場合に前記通信
機器の回路基板に前記コアの内径の大きさに対応する大
きさからなる凹凸を有する設置部が形成され、前記コア
は前記設置部の凹凸に嵌合された後前記回路基板に装着
される。
【0044】本発明の前記第3の目的を達成するため
に、本発明の他の特徴によるヘリカルアンテナの製造方
法は、通信機器の内部の回路基板上に設置されるアンテ
ナを製造する方法において、絶縁物質であるコアの表面
にヘリカル形態に導電性ラインを印刷する段階と、前記
コアの一側端を導電性のペーストにディッピングして給
電部を形成する段階と、前記コアを前記通信機器の内部
の回路基板に装着する段階とを含む。
【0045】前記コアの内部にキャビティが形成されて
いる場合、前記通信機器の回路基板に前記コアの内径の
大きさに対応する大きさからなる凹凸を有する設置部を
形成する段階をさらに含み、前記装着段階において、前
記コアを前記設置部の凹凸に嵌合した後に前記回路基板
に装着する。
【0046】前記コアの給電部を前記回路基板に半田付
けで装着することができ、前記コアの給電部を導電性接
着剤を利用して前記回路基板に装着することができる。
【0047】
【発明の実施の形態】以下、本発明が属する技術分野に
て通常の知識を有する者が本発明を容易に実施すること
ができる実施の形態を、添付された図面を参照して詳細
に説明する。
【0048】図3には本発明の第1実施形態によるヘリ
カルアンテナの製造装置の概略的構造が図示されてお
り、図4には本発明の第1実施形態によるヘリカルアン
テナの製造装置の全体の構造が図示されている。
【0049】図3に図示されているように、本発明の第
1実施形態によるヘリカルアンテナの製造装置は、コア
10と、コア10を回転させるコア駆動部20と、導電
性のペーストを供給するペースト供給部30と、ペース
トをコア10の表面に印刷するローラー(roller)40
と、ローラー40を回転させるローラー駆動部50と、
コア駆動部20及びローラー駆動部50を制御するコン
トローラー60からなる。
【0050】コア10は円筒形にプラスチック又はセラ
ミックなどの絶縁物質からなる。
【0051】コア駆動部20はコントローラー60の制
御によってコア10を回転させながら水平方向(矢印方
向)に移動させる機能を行う。
【0052】ペースト供給部30はペーストが収容され
たペーストボックス31と、ペーストボックス31にペ
ーストを注入するペースト注入部32からなり、ペース
トは導電成と粘性を有する材料からなる。本発明の実施
の形態において、常温用ペーストを使用する場合には主
にプラスチックからなるコアを使用し、電気導電性が非
常に優れた高温用ペーストを使用する場合にはセラミッ
クのコアを使用する。
【0053】ローラー40はペーストボックス31内に
収容されているペーストとコア10との間に位置し、ロ
ーラー40の下部面はペーストに接触し上部面はコア1
0と接触している。従って、ローラー40が回転する
と、ペースト供給部30のペーストボックス31に収容
されているペーストがローラー40の表面に沿って移送
され、回転するコア10の表面に印刷される。
【0054】また、ローラー40の回転によりペースト
がローラー40に接着しながらコア10に印刷されるた
め、ペーストの粘度及びローラー40の個数によってコ
ア10表面に印刷されるペーストの量が変化する。即
ち、ペーストの粘度が高いほど多量のペーストがコア1
0に印刷され、使用するローラーの個数が多いほど少な
い量のペーストがコア10に印刷される。従って、使用
するローラーの個数及びペーストの粘度を適切に調節し
て印刷されるペーストの量を調節することができる。
【0055】本発明の第1実施形態においては、コア1
0に印刷されるペーストの量を適切に調節するために、
図3に図示されているように2個のローラー41、42
を使用した。図3に図示されているように、第1ローラ
ー41がペーストボックス31内のペーストと接触する
ように位置され、第2ローラー42が第1ローラー41
と接触しながらコア10と接触するように第1ローラー
41の上部に位置される。しかし、2個のローラーに限
定せず、2個以上のローラーを使用することも可能であ
る。
【0056】ローラー駆動部50はコントローラー60
の制御によってローラー40を回転させる機能を行い、
本発明の実施の形態では、第1ローラー41を回転させ
る第1ローラー駆動部51と、第2ローラー42を回転
させる第2ローラー駆動部52とからなる。
【0057】本発明の第1実施形態によるコア駆動部2
0、第1及び第2ローラー駆動部51、52はモーター
からなる。
【0058】コントローラー60は、コア駆動部20及
びローラー駆動部50の作動を制御してコア10に印刷
されるペーストの印刷パターンを制御する。ペーストの
印刷パターンは、コア10とローラー40とが回転しな
がらコア10が水平方向に移動することによってヘリカ
ルライン11に形成され、コア10及びローラー40の
回転時間及びコア10の移動速度により、コア10の表
面に形成されるヘリカルライン11の長さ及びピッチが
それぞれ変化する。
【0059】コントローラー60は、用いられるコア1
0及びローラー40の直径によってコア及びローラー4
0の回転速度を設定し、要求されるアンテナの作動周波
数帯域によってコア10の移動速度及びコア10とロー
ラー40の回転時間を制御し、コア10の表面上にペー
ストが該当の長さ及びピッチを有するヘリカルライン1
1に印刷されるようにする。
【0060】これ以外に、本発明の第1実施形態による
ヘリカルアンテナの製造装置は、図4に図示されている
ように、処理されていないコア10を印刷位置、即ちロ
ーラー40と接触する位置に供給するコア供給部70
と、ペーストが印刷されているコア10を所定温度で乾
燥させる乾燥路80と、印刷されたコア10を乾燥路8
0に運ぶ運搬体90とをさらに含んで構成される。
【0061】このような構造からなる本発明の第1実施
形態によるヘリカルアンテナの製造装置の作動について
説明する。
【0062】まず、添付した図4に図示されているよう
に、コア供給部70からプラスチックまたはセラミック
からなるコア10が排出され、グリップ(grip)などが
排出されたコア10を掴んで印刷位置に移送させる。こ
の時、ペースト供給部30の注入部32から導電性と粘
性を有する導電性ペーストがペーストボックス31に供
給される。
【0063】印刷位置にコア10が位置しペーストボッ
クス31にペーストが供給されると、コントローラー6
0は内部の図示しないメモリからコア10及び第1及び
第2ローラー41、42を駆動させるための制御値を判
読する。本発明の実施形態においては、用いられるコア
10とローラー40の直径によってコア10とローラー
40との回転速度を制御し、アンテナの作動周波数帯域
により、コア10の移動速度及びコア10とローラー4
0の回転時間を制御するための多数の制御値があらかじ
め設定されてコントローラー60に記憶されている。
【0064】コントローラー60は、用いられるコア1
0とローラー40との直径によって設定された回転速度
によってコア駆動部20及びローラー駆動部50をそれ
ぞれ駆動させ、アンテナの作動周波数帯域により設定さ
れたコアの移動速度によってコア駆動部20を駆動させ
る。
【0065】第1及び第2ローラー駆動部51、52と
コア駆動部20とがコントローラー60によって回転す
ることにより第1及び第2ローラー41、42とコア1
0とがそれぞれ回転し、コア10は、コア駆動部20に
よって回転しながら設定された移動速度で矢印方向に移
動し始める。この時、第1ローラー41と第2ローラー
42とは互いに反対方向に回転し、コア10は第2ロー
ラー42と反対方向に回転する。
【0066】図5(a)及び図5(b)に、このような
コアとローラーの接触状態及び回転状態が図示されてい
る。例えば、添付した図5(b)に図示されているよう
に、第1ローラー41が反時計方向に回転する場合には
第2ローラー42が時計方向に回転し、この時、コア1
0は第2ローラー42とは反対方向である反時計方向に
回転する。第1及び第2ローラー41、42とコア10
との回転速度は同一であるか、またはそれぞれ異なるこ
ともあり得る。
【0067】第1ローラー41が回転することにより、
ペーストボックスに収容されているペーストが第1ロー
ラー41の表面に接着されつつ第1ローラー41の表面
に沿って移動するようになる。図5(b)に図示されて
いるようにペーストが第1ローラー41の表面に沿って
A−A'地点まで上がってくると、ペーストは第1ロー
ラー41と接触しながら反対方向に回転している第2ロ
ーラー42に接着され第2ローラー42の表面に沿って
移動する。この場合、第1ローラー41の表面に接着さ
れているペーストの量は第2ローラー42によって一定
量減少するようになる。したがって、第1ローラー41
の表面に過量のペーストが接着されても、第2ローラー
42によってペーストの量が適切に調節される。
【0068】ペーストが第2ローラー42の表面に沿っ
て、図5(b)に図示されているようにBーB'地点ま
で移動すると、ペーストは第2ローラー42と接触され
つつ回転するコア10の表面に印刷され始める。この
時、コア10が回転しながら、添付した図3に図示され
ているように水平方向に移動することによって、コア1
0の表面にペースト印刷によるヘリカルライン11が形
成される。
【0069】コア10の回転速度と第2ローラー42の
回転速度とが一致する場合には均一な幅を有するヘリカ
ルライン11が形成され、コア10の移動速度が一定で
あれば均一なピッチを有するヘリカルライン11が形成
される。このような状態でコア10の移動速度が増加す
ると形成されるヘリカルライン11のピッチが増え、コ
ア10の移動速度が減少すると形成されるヘリカルライ
ン11のピッチが少なくなる。
【0070】コントローラー60はアンテナの作動周波
数帯域によって設定された回転時間の間、コア駆動部2
0及びローラー駆動部50を駆動させてコア10及びロ
ーラー40を回転させ、設定された回転時間が経過する
とコア10及びローラー40の回転を中止させる。従っ
て、アンテナの作動周波数帯域に該当する長さを有する
ヘリカルラインがコア10の表面に形成される。
【0071】本発明では、コントローラー60によって
ローラー40の回転速度、コア10の回転及び移動速度
を制御することにより、ヘリカルアンテナの製造時最も
重要な因子であるヘリカルラインのピッチの精密性を図
ることができるので、高い周波数帯域のアンテナを製造
する場合にも不良率を顕著に減少させることができる。
【0072】一方、高温用ペーストを使用してコア10
の表面にヘリカルラインを形成した場合には、添付した
図4に図示されているように、運搬体90が印刷処理さ
れたコア10を乾燥路80に運ぶ。乾燥路80に運ばれ
たコア10は約600℃〜800℃の熱処理によって乾
燥され、このような乾燥工程により、コア10の表面に
印刷された高温用ペースト、即ちヘリカルラインが電気
導電性を現すようになる。この場合には、コア10の素
材として高温に強いセラミックを使用して高温でもコア
の変形が起きないようにする。
【0073】これとは別に、常温用ペーストを使用して
コア10の表面にヘリカルラインを形成する場合には、
常温でペーストが乾燥されるため別途の乾燥工程を行う
必要がなく、このような場合には、コア10の素材とし
て主にプラスチックなどを使用する。
【0074】次に、図6に図示された順序によってヘリ
カルアンテナを完成する。
【0075】図6は本発明の第1実施形態によるヘリカ
ルアンテナの製造工程を示す。
【0076】前に記述したように、コア10の表面にペ
ーストを印刷してヘリカルライン11を形成した後(図
6(a)参照)、給電のためにコア10の下段部を金属
ペーストにディッピング(dipping)して端子部13を
形成し(図6(b)参照)、移動電話機などのシステム
との接続のために、金属装着物(fixgure)をコア10
の端子部13に半田付けして給電部15を形成する(図
6(c)参照)。次に、絶縁物質であるプラスチック樹
脂をコア10の外部に表面モールディングしカバー17
を形成して、最終的にヘリカルアンテナを完成する(図
6(d)参照)。
【0077】このような工程によってコア10の表面に
導電性のヘリカルライン11が印刷されており、コア1
0の下段部に外部回路と電気的に接続される給電部15
が形成されている、精密度が優れたヘリカルアンテナが
製造される。
【0078】次に、本発明の第2実施形態によるヘリカ
ルアンテナの製造装置及び製造方法について説明する。
【0079】図7に、本発明の第2実施形態によるヘリ
カルアンテナの製造装置の概略的な構造が図示されてお
り、添付した図7に図示されているように、第2実施形
態によるヘリカルアンテナの製造装置は前記第1実施形
態と同一に行われる。
【0080】しかしながら、第1実施形態とは違い、コ
ントローラー60はコア駆動部20及びローラー駆動部
50の作動を制御して、コア10に印刷されるペースト
の印刷パターンを制御し、ペーストの印刷パターンは、
コア10とローラー40とが回転しながらコア10が水
平方向に移動することによって第1ヘリカルライン11
及び第2ヘリカルライン12に形成され、コントローラ
ー60はコア10の移動速度を段階別に変化させコア1
0の表面に形成される第1及び第2ヘリカルライン1
1、12のピッチを変化させる。
【0081】コントローラー60は、用いられるコア1
0及びローラー40の直径によって設定された回転速度
によりコア10及びローラー40の回転を制御し、アン
テナの作動周波数帯域によって設定された移動速度によ
りコア10の水平方向への移動を制御して、ペーストが
該当長さ及びピッチを有するヘリカルラインに印刷され
るようにし、用いられる周波数帯域数によってコア10
の移動速度を段階別に変化させ、コア10の表面上にペ
ーストが互いにピッチが違う第1及び第2ヘリカルライ
ン11、12に印刷されるようにする。
【0082】このような構造からなる本発明の第2実施
形態によるヘリカルアンテナの製造装置の作動について
説明する。
【0083】図8(a)に本発明の第2実施形態による
コアとローラーとの接触状態が図示されており、図8
(b)に本発明の第2実施形態によるコアとローラーと
の回転状態が図示されている。
【0084】印刷位置にコア10が位置しペーストボッ
クス31にペーストが供給されると、コントローラー6
0は、内部の図示しないメモリからコア10及び、第1
及び第2ローラー41、42を駆動させるための制御値
を判読する。
【0085】本発明の実施形態においては、用いられる
コア10及びローラー40の直径によってコア10及び
ローラー40の回転速度を制御し、アンテナの作動周波
数帯域及び帯域数によって、コア10の水平方向への移
動速度を段階別に制御するための多数の制御値が予め設
定されコントローラー60に記憶されている。例えば、
アンテナの作動可能な周波数帯域が2個である場合には
移動速度が2段階に変化され、作動周波数帯域によって
該当段階の移動速度が変化するように制御値が設定され
る。各段階別移動時間はアンテナの作動周波数帯域によ
ってそれぞれ異なるように設定することができる。
【0086】コントローラー60は、設定された回転速
度によってコア駆動部20、第1及び第2ローラー駆動
部51、52を駆動させ、アンテナの作動周波数帯域及
び帯域数によって段階別に異なるように設定された移動
速度によりコア駆動部20を駆動させる。例えば、2個
の互いに異なる周波数帯域で全て作動する二重帯域ヘリ
カルアンテナを製造しようとする場合、コントローラー
60は、第1設定時間に第1周波数帯域に該当する第1
移動速度によってコア駆動部20を駆動させ、第1設定
時間が経過すると第2設定時間に第2周波数帯域に該当
する第2移動速度によってコア駆動部20を順次的に駆
動させて、コア10が段階別に互いに異なる第1及び第
2移動速度で移動できるようにする。
【0087】第1及び第2ローラー駆動部51、52と
コア駆動部20とがコントローラー60によって回転す
ることにより第1ローラー41、第2ローラー42及び
コア10が回転し、コア駆動部20によってコア10が
回転しながら水平方向に移動し始める。この時、第1ロ
ーラー41と第2ローラー42とは互いに反対方向に回
転し、コア10は第2ローラー42と反対方向に回転す
る。
【0088】例えば、添付した図8(b)に図示されて
いるように、第1ローラー41が反時計方向に回転する
場合には第2ローラー42が時計方向に回転し、この
時、コア10は第2ローラー42とは反対方向である反
時計方向に回転する。第1及び第2ローラー41、42
とコア10との回転速度は同一、またはそれぞれ異なる
こともあり得る。
【0089】第1ローラー41が回転することによっ
て、ペーストボックス31に収容されているペーストが
第1ローラー41の表面に接着されつつ第1ローラー4
1の表面に沿って移動するようになる。図8(b)に図
示されているように、ペーストが第1ローラー41の表
面に沿ってAーA'地点まで上がってくると、ペースト
は、第1ローラー41と接触しながら反対方向に回転し
ている第2ローラー42に接着されて第2ローラー42
の表面に沿って移動するようになる。この場合、第1ロ
ーラー41の表面に接着されていたペーストの量は第2
ローラー42によって一定量減少するようになる。した
がって、第1ローラー41の表面に過量のペーストが接
着されるとしても第2ローラー42によってペーストの
量が適切に調節される。
【0090】ペーストが第2ローラー42の表面に沿っ
て、図8(b)に図示されているようにBーB'地点ま
で移動すると、ペーストは、第2ローラー42と接触し
ながら回転するコア10の表面に印刷され始める。この
時、コア10が回転しながら添付した図7に図示されて
いるように水平方向に移動することにより、コア10の
表面にペースト印刷によるヘリカルラインが形成され
る。
【0091】この時、コア10は、コントローラー60
の制御によって第1設定時間に第1移動速度に移動する
が、第1設定時間が経過すると第2設定時間に第2移動
速度に移動する。したがって、ピッチが互いに異なる第
1及び第2ヘリカルライン11、12がコア10の表面
上に順次に形成される。ここで、第1設定時間と第2設
定時間とが同じ場合にはコア10の表面に形成される第
1及び第2ヘリカルライン11、12の長さが同一であ
り、第1設定時間と第2設定時間とが異なる場合には第
1及び第2ヘリカルライン11、12の長さが異なる。
【0092】そして、コア10の回転速度と第2ローラ
ー42の回転速度とが一致する場合には均一な幅を有す
るヘリカルラインが形成され、コア10の移動速度が一
定であれば均一なピッチを有するヘリカルライン11が
形成される。この時、コア10の移動速度が増加すると
形成されるヘリカルラインのピッチが増え、コア10の
移動速度が減少されると形成されるヘリカルラインのピ
ッチが少なくなる。図9に、互いに違うピッチ及び長さ
を有する2個のヘリカルラインが形成されているコアが
図示されている。
【0093】したがって、コア10の第1移動速度と第
2移動速度とをそれぞれ異なるようにして、図9に図示
されているようにピッチが異なる2個のヘリカルライン
を形成することができ、第1設定時間と第2設定時間と
をそれぞれ異なるようにして互いに長さが違う2個のヘ
リカルラインを形成することもできる。
【0094】アンテナの作動周波数帯域が2個以上であ
る場合には、コア10の移動速度を2段階以上にそれぞ
れ異なるように設定してコア10が互いに異なる移動速
度に移動するようにし、ピッチが互いに異なる2個以上
のヘリカルラインを形成することもできる。したがっ
て、本発明は2個の周波数帯域に限定せず、2個以上の
多数周波数帯域で作動可能なヘリカルアンテナを製造す
ることができる。
【0095】本発明では、コントローラー60によって
ローラー40の回転速度、コア10の回転及び移動速度
を制御することによって、ヘリカルアンテナ製造時最も
重要な因子であるヘリカルラインのピッチの精密性を図
ることができるので、高い周波数帯域のアンテナを製造
する場合にも不良率を顕著に減少させることができる。
【0096】一方、高温用ペーストを使用してコア10
の表面にヘリカルラインを形成した場合には、第1実施
形態のように乾燥路80でコア10を約600℃〜80
0℃の熱処理により乾燥させてヘリカルラインが電気導
電性を現すようにする。
【0097】これとは別に、常温用ペーストを使用して
コア10にヘリカルラインを形成した場合には、常温で
ペーストが乾燥されるため別途の乾燥工程を行う必要が
なく、こういう場合にはコア10の素材として主にプラ
スチックなどを使用する。
【0098】次に、図10に示された順序によってヘリ
カルアンテナを完成する。
【0099】図10は本発明によるヘリカルアンテナの
製造工程を示す。
【0100】前に記述したように、コア10の表面にペ
ーストを印刷して第1及び第2ヘリカルライン11、1
2を形成した後(図10(a)参照)、給電のためにコ
ア10の下段部を金属ペーストにディッピング(dippin
g)して端子部13を形成し(図10(b)参照)、移
動電話機などのシステムとの接続のために金属装着物
(fixgure)をコア10の端子部13に半田付けて給電
部15を形成する(図10(c)参照)。次に、絶縁物
質であるプラスチック樹脂をコア10の外部に表面モー
ルディングしカバー17を形成して、最終的にヘリカル
アンテナを完成する(図10(d)参照)。
【0101】このような製造工程によって、コア10の
表面に導電性の多数のヘリカルライン11、12が印刷
されており、コア10の下段部に外部回路と電気的に接
続される給電部15が形成されている、精密度が優れた
ヘリカルアンテナが製造される。図11にはこのように
製造された本発明の第2実施形態によるヘリカルアンテ
ナの周波数特性を示す。
【0102】次に、本発明の第3実施形態によるヘリカ
ルアンテナの製造方法について説明する。
【0103】図12に本発明の第3の実施形態によるヘ
リカルアンテナの斜視図が図示されている。
【0104】図12に図示されているように、本実施形
態によるヘリカルアンテナは、内蔵形で、絶縁物質であ
り内部にキャビティ(cavity)が形成されているコア1
0と、コア10の表面に印刷されており導電性を有する
ヘリカルライン11と、コア10の下段部にヘリカルラ
イン11と連結されて形成されており外部回路と電気的
に連結される給電部12とを含む。ここで、ヘリカルラ
イン11及び給電部12は導電性ペーストからなり、コ
ア10は円筒形にプラスチックまたはセラミックなどの
絶縁物質からなる。このような構造からなるヘリカルア
ンテナを製造するための製造装置は前記の第1実施形態
と同一に行われる。
【0105】以下、本発明の第3実施形態によるヘリカ
ルアンテナを製造する方法について説明する。
【0106】まず、コア10の表面にヘリカルライン1
1を形成する。コア10の表面にヘリカルライン11を
形成する方法は前記の第1実施形態または第2実施形態
と同一であるので、ここでは詳細な説明を省略する。
【0107】コア10の表面にペーストを印刷してヘリ
カルライン11を形成した後、給電のためにコア10の
下段部を金属ペーストにディッピング(dipping)し給
電部12を形成してヘリカルアンテナを完成する。
【0108】次に、表面にヘリカルライン11が形成さ
れており下段部にペーストからなる給電部12が形成さ
れたコア10を、通信機器の内部のPCB回路基板にソ
ルダリング(soldering)して装着させる。
【0109】図13(a)に本発明の第3実施形態によ
るヘリカルアンテナが装着される回路基板の構造が図示
されており、図13(b)に本発明の第3実施形態によ
るヘリカルアンテナが通信機器の回路基板に装着された
状態が図示されている。
【0110】図13(a)に図示されているように、P
CB基板70の一側上部を切断及び加工してヘリカルア
ンテナを装着するための設置部71を形成する。一方、
本発明の第3実施形態によるヘリカルアンテナのコア1
0はその内部にキャビティが形成されているので、設置
部71の一部を凹凸模様に形成し、この凹凸の大きさは
コア10の内径の大きさと一致するように形成してコア
10がPCB基板70に物理的に嵌合できるようにす
る。
【0111】そして、本発明の第3実施形態によるヘリ
カルアンテナがPCB基板70にさらに密着して固定さ
れるように、設置部71の下部に、ヘリカルアンテナが
半田付けや接着体などによって付着されることができる
ようにランド(land)72を形成する。
【0112】このように、PCB基板70にヘリカルア
ンテナを装着するための設置部71を形成した後、ヘリ
カルライン11と給電部12とが形成されているコア1
0を設置部71の凹凸に嵌合したうえ、半田付けや接着
剤などを利用して固定させる。従って、コア10の給電
部12がPCB基板70の設置部71に設置されたラン
ド72に接合され、本発明の実施形態によるヘリカルア
ンテナが通信機器のPCB基板70上に装着される。
【0113】この時、コア10の材質が熱に強いセラミ
ックである場合には、鉛を利用したリフローソルダリン
グ(reflow soldering)技法を利用してコア10をPC
B基板70と連結させ、コア10の材質が熱に非常に弱
いプラスチックである場合には、ソルダリング技法の代
りに導電性接着剤などを利用してコア10をPCB基板
70に連結させる。
【0114】そして、アンテナが位置されるPCB基板
70の設置部71にはグラウンドパターンを除去してア
ンテナの放射が円滑に行われるようにする。
【0115】前に記述したようにヘリカルアンテナを小
型に製造することができ、また通信機器に内蔵する時別
途の部品なしに、アンテナをはんだづけなどによって直
ちにPCB基板に装着することによって製造工程が単純
になる。
【0116】一方、前に記述したように製造された本発
明の実施形態によるアンテナは通信機器の内部に容易に
内蔵させることができるので、図13(b)に図示され
たようにPCB基板の特定位置に限定されず、PCB基
板のいかなる位置にも自由に装着することができる。
【0117】図14及び図15に、本発明によるアンテ
ナが通信機器の内部PCB基板に設置される多数の例が
図示されている。
【0118】図14及び図15に図示されているよう
に、PCB基板にアンテナを装着するための設置部の位
置によって、通信機器の内部の上下または左右のいかな
る位置にでもアンテナを設置することができる。
【0119】アンテナを設置する位置の制限がないの
で、本発明の実施形態によるアンテナを通信機器用アン
テナに使用する場合には、アンテナを使用者の頭部から
遠く離れた端末機の下部面に位置させることが可能であ
り、これによって電磁波の人体に対する影響を減らすこ
とができる。
【0120】このように製造されたアンテナは、移動通
信用端末機以外にもPCMCIAカードなどのような小
型無線通信機器にも容易に内蔵させ使用することができ
る。
【0121】次に、本発明の第4実施形態によるヘリカ
ルアンテナの製造方法について説明する。
【0122】図16(a)には本発明の第4実施形態に
よるヘリカルアンテナが装着される回路基板の構造が図
示されており、図16(b)には本発明の第4実施形態
によるヘリカルアンテナが通信機器の回路基板に装着さ
れた状態を示した断面図が図示されている。
【0123】図16(a)及び図16(b)に図示され
ているように、本発明の第4実施形態によるヘリカルア
ンテナは第3実施形態と同一に行われ、ただコア10が
設置されるPCB基板70の構造のみが第3実施形態と
異なる。
【0124】図16(b)に図示されているように、P
CB基板70の一部にヘリカルラインが印刷されている
コア10を設置するためにPCB基板70の上/下面の
グラウンドを一部除去して設置部71を形成し、この
時、グラウンドを全部除去せずに設置部73の中央部に
コア10が設置されるように一定の模様のランド74を
形成する。ここで、ランド74はコア10の内径の大き
さに対応する大きさに形成されることができる。
【0125】次に、ヘリカルラインが印刷されているコ
ア10をランド74の上に置いた後、半田付けや導電性
接着剤などを利用してランド74に固定させる。従っ
て、コア10の給電部12がPCB基板70のランド7
2に接着されコア10とPCB基板70とに連結され
て、内蔵形アンテナとして作動するようになる。
【0126】この時、コア10の材質が熱に強いセラミ
ックである場合には鉛を利用し、リフローソルダリング
技法でコア10をPCB基板70に連結させ、コア10
の材質が熱に非常に弱いプラスチックである場合には導
電性接着剤を利用してコア10をPCB基板70に連結
させる。
【0127】このように、コア10がPCB基板70に
連結された状態が図16(b)に図示されており、図1
6(b)に図示されたように、第3実施形態によるヘリ
カルアンテナはPCB基板70に対して水平方法に設置
される反面、第4実施形態によるヘリカルアンテナはP
CB基板70に対して垂直方法に設置されることがわか
る。
【0128】図17に本発明の第4実施形態によるヘリ
カルアンテナが回路基板に装着される多数の例が図示さ
れており、図17のようにヘリカルアンテナはPCB基
板の上下左右のいかなる位置にでも設置されることがで
きる。
【0129】一方、第3及び第4実施形態とは別に、前
記コアを回路基板に直接半田付けや接着剤を利用して装
着せず、回路基板に金属装着物(Fixture)を優先的に
装着させた後、この金属装着物と前記コアとを接続させ
ることによりアンテナを回路基板に電気的に連結するこ
ともできる。
【0130】図18に、このような本発明の第5実施形
態によるヘリカルアンテナが通信機器の回路基板に装着
された状態を示した断面図が図示されている。
【0131】図18(a)に図示されているように、先
の第3及び第4実施形態と同一にPCB基板70の一部
にランド(Land)のある設置部を形成した後、このラン
ドに金属装着物76を半田付けを利用して装着させる
(図18(b)参照)。
【0132】そして、この金属装着物76に前記コア1
0を半田付けしたり伝導性接着剤を利用して電気的に連
結したり、または金属装着物76の上段にコア内径に対
応する凹凸を形成してコア10を嵌合する方式(図18
(c)参照)で連結する。
【0133】図18(d)に本発明が第5実施形態によ
りコアを回路基板に装着させた後の側面図を示してい
る。この図18(d)に示すように、金属装着物を利用
してアンテナを装着しても回路基板の上部側に突出しな
いのでアンテナの内蔵が可能となる。
【0134】このようにして、前記第3乃至第5実施形
態のようにヘリカルアンテナを移動通信端末機内に内蔵
させることができ、このような内蔵型ヘリカルアンテナ
を二個使用して、アンテナ信号処理の時に用いられる回
路部品を減少させることができる。
【0135】図19にこのような本発明の第6実施形態
により二個のヘリカルアンテナを製品(例えば、移動通
信端末機)に設置した例が図示されている。また、図2
0(a)には従来の移動通信端末機の信号処理部の回路
図が図示されており、図20(b)には本発明の第6実
施形態により二個のヘリカルアンテナを使用した移動通
信端末機の信号処理部の回路図が図示されている。
【0136】添付した図20(a)に図示されているよ
うに、一般的にアンテナを通して受信された電子波信号
はデュプレクサ(Duplexer)を経てRx及びTx回路に
別れて入るようになる。このとき、Rx帯域及びTx帯
域に入る信号の混線を防止するためにデュプレクサを使
用するようになる。このようなデュプレクサは体積が大
きく部品の単価が高いという短所があるが、既存の回路
構造図においてはなくてはならない必須の部品である。
【0137】しかしながら、図19及び図20(b)に
図示されているように本発明の第6実施形態によってア
ンテナを二個使用する場合、すなわちRx用アンテナa
1とTx用アンテナa2二個をそれぞれ使用した場合に
は、該当アンテナ端から直接Rx回路とTx回路とに分
離して入るため、デュプレクサを使わなくて済むので回
路が簡単になる。
【0138】また、デュプレクサを使わなくなることに
より費用が節減され経済的になる。
【0139】一方、既存の外蔵型のアンテナを二個使用
した場合には二個のアンテナが外部に突出して外観が悪
くなり、外部の衝撃に弱くなるという問題点があった
が、前に記述された第6実施形態のように内蔵型アンテ
ナを使用した場合には、図19に図示されているように
アンテナが製品の外部に突出しないため、Rx及びTx
用アンテナを二個使用しても外観及び衝撃の問題がなく
なり、製品の小型化が可能となる。
【0140】本発明の第6実施形態により設置されるア
ンテナの位置は図19に図示されたものに限定されず、
端末機のいかなるところにも自由に位置させることがで
きる。
【0141】前に記述した多数の実施形態では2個のロ
ーラーを使用してコアの表面にヘリカルラインを形成し
たが、一つまたは2個以上のローラーを使用してヘリカ
ルラインを形成することもできる。
【0142】図21は本発明の実施形態によるローラー
の使用例を示す。図21に図示されているように、3個
のローラー41〜43を使用する場合、第2ローラー4
2は第1ローラー41とは反対方向に、第3ローラー4
3は第2ローラー41と反対方向にそれぞれ回転し、こ
の場合コア10は、接触している第3ローラー43と反
対方向に回転する。1個だけのローラーを使用する場合
にもコア10は接触されている第1ローラー41と反対
方向に回転する。この時、用いられるローラーの個数が
多いほどコアに最終的に印刷されるペーストの量が減少
し、また均一な量のペーストがコアに印刷される。
【0143】本発明ではまた、コアと接触するローラー
の形状及び厚さを変形させて、コアの表面に形成される
ヘリカルラインの幅を調節することができる。
【0144】図22は本発明の実施形態によるローラー
の多様な形状を示す。添付した図22に図示されている
ように、ローラーの厚さを変化させたりローラーの外周
面が所定角度に傾くようにして(図22(a),(b)
参照)、コア10に形成されるヘリカルラインの幅を変
化させることができる。これ以外に、ローラーの外側の
直径よりローラーの中央部の直径を大きくして、ローラ
ーの外側と中央部とが所定角度を有するようにして(図
22(c)〜(f)参照)、コア10に印刷されるヘリ
カルラインの幅を変化させることができる。
【0145】コアと接触するローラーの外周面の厚さが
薄い場合や外周面の角度、またはローラーの外側と中央
部との角度が小さい場合にはコアの表面に形成されるヘ
リカルラインの幅が狭くなり、ローラーの外周面の厚さ
が厚い場合にはコアの表面に形成されるヘリカルライン
の幅が広くなる。ローラーの外周面の角度やローラーの
外側と中央部とが有する角度などを適切に選択する場
合、さらに精密な幅を有するヘリカルラインを形成する
ことができる。
【0146】また、ペーストとローラーとの間隔、ロー
ラーとローラーとの間隔、ローラーとコアとの間隔を調
節してコアの表面に形成されるヘリカルラインの線間幅
を変化させることもできる。この場合には各間隔の変化
によってコアの表面に印刷されるペーストの量が調節さ
れることにより、ヘリカルラインの線間幅が変化する。
【0147】前に記述した多数の実施形態では、ローラ
ー及びコアを回転させながらコアを水平方向に移動させ
てコアの表面にヘリカルラインを形成したが、これに限
定されるのではなく、コア及びローラーを回転させなが
らローラーを水平方向に移動させてコアの表面にヘリカ
ルラインを形成することも可能である。
【0148】また、前に記述した実施形態とは反し、ロ
ーラーを使用しないでコアにヘリカルラインを形成する
ことができる。図23に、ローラーを使用しない本発明
の第7実施形態によるヘリカルアンテナの製造装置の概
略的構造が図示されている。
【0149】添付した図23に図示されているように、
本発明の第7実施形態によるヘリカルアンテナの製造装
置は、コア10と、コア10を回転させるコア駆動部2
0と、導電性のペーストをコア10の表面に印刷するデ
ィスペンサー(dispenser)33と、コア10の回転及
び水平方向への移動を制御するコントローラー60から
なる。
【0150】導電性と粘性を有するペーストがディスペ
ンサー33に内蔵されており、ディスペンサー33は内
部の圧力変化によって所定量のペーストを外部に排出
し、ペーストが排出される排出口がコア10の表面に接
触するようにコア10の上側に位置されている。この実
施形態ではディスペンサー33の内部の圧力を調節し
て、排出されるペーストの量を調節できる装置を使用す
ることもでき、このような装置は当業者に周知の技術で
あるので図23から省略した。
【0151】コア10にヘリカルラインを形成しようと
する場合、前に記述した実施形態のように、コントロー
ラー60がコア駆動部20を制御してコア10を回転さ
せながら水平方向(矢印方向)に移動させ、この時ディ
スペンサー33が所定量のペーストをコア10の表面に
排出することにより、コア10の表面にペーストが印刷
されつつヘリカルライン11が形成される。
【0152】前に記述した第1乃至第4実施形態のよう
に、アンテナの作動周波数帯域によってコア10の移動
速度及び移動時間を調節して、コア10の表面に形成さ
れるヘリカルライン11のピッチ及び長さを変化させる
ことができる。
【0153】即ち、コア10がアンテナの作動周波数帯
域及び帯域数により互いに異なる移動速度に段階別に移
動することによって、互いにピッチが異なる多数のヘリ
カルライン11、12が形成され、この場合、コア10
の段階別移動時間をそれぞれ異なるように設定して互い
に長さが違う多数のヘリカルラインを形成することもで
きる。
【0154】また、このような多数の実施形態によって
ヘリカルラインが形成されたコアの内部をフィップ(wh
ip)アンテナが貫通できるように、コアの内部にキャビ
ティを形成することができる。図24はコア内部にキャ
ビティが形成されたヘリカルアンテナを示す。図24に
図示されたようにヘリカルアンテナを形成すると、本発
明の実施形態によるヘリカルアンテナを、スタビ(stub
by)形態のアンテナだけでなくリトラクタブル(retrac
table)形態のアンテナに使用することができる。
【0155】なお、本発明においてアンテナ自体の特性
を向上させるためにコアに形成されたヘリカルラインを
電解メッキの方法を利用してメッキすることができ、こ
の時のメッキする物質としてはAg、Au、Ni、Sn
などが使用可能である。
【0156】以上、本発明が適用されるに好適な実施の
形態を参照して説明したが、本発明は前記開示された実
施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱し
ない範囲で多様な変形及び等価物なども含む。
【0157】
【発明の効果】以上で説明したように、本発明によれば
コントローラーの制御によってコアに導電性のヘリカル
ラインが自動的に印刷されてヘリカルアンテナが製造さ
れるため、大量生産が可能であり不良率を顕著に減少さ
せることができるヘリカルアンテナの製造装置及び製造
方法を提供することができる。
【0158】また、コアとヘリカルラインとが化学的結
合によって強力に接合するため、カバーのモールディン
グ時ヘリカルラインの変形が防止されて収率性が向上
し、これによって製造原価を減少させることができる。
【0159】また、セラミックを使用するのでアンテナ
特性が向上することができ、コントローラーによって精
密にヘリカルラインのピッチ及び幅を制御することがで
きるため、アンテナの大きさを小型化することが可能で
ある。
【0160】また、コントローラーの制御によってコア
に互いにピッチの違う多数のヘリカルラインが自動的に
印刷されてヘリカルアンテナが製造されるため、大量生
産が可能であり不良率を顕著に減少させることができる
多重帯域ヘリカルアンテナの製造装置及び製造方法を提
供することができる。
【0161】また、本発明の実施形態によって製造され
たアンテナを通信機器の内部に容易に設置することによ
り、外部の衝撃からアンテナが破損されることを防止す
ることができ、また通信機器の外部に突出される部分が
ないため通信機器の取扱いがさらに容易になる。
【0162】また、本発明の実施形態によるアンテナは
通信機器のPCB基板への装着のための別途の部品が要
求されないので、部品使用による費用を節減することが
でき、さらに小型化が容易である。
【0163】また、アンテナが通信機器の内部に設置さ
れても全方向への放射が発生することにより、アンテナ
の性能低下を防止することができる。
【0164】これ以外にも、コアの表面にヘリカルライ
ンが形成されることにより、物理的衝撃からヘリカルラ
インを保護するための別途の部品が要求されないため、
全体の体積が減少して小型化がさらに容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は従来移動通信端末機に用いられている
ヘリカルアンテナとその製造方法を概略的に示した図で
あり、(b)は従来移動通信端末機に用いられているヘ
リカルアンテナとその製造方法を概略的に示した図であ
る。
【図2】(a)は従来移動通信端末機に用いられている
他のヘリカルアンテナとその製造方法を概略的に示した
図であり、(b)は従来移動通信端末機に用いられてい
る他のヘリカルアンテナとその製造方法を概略的に示し
た図である。
【図3】本発明の実施形態によるヘリカルアンテナの製
造装置の概略的構造図である。
【図4】本発明の実施形態によるヘリカルアンテナの製
造装置の全体構造図である。
【図5】(a)は本発明の実施形態によるコアとローラ
ーとの間の接触状態を示した図であり、(b)は本発明
の実施形態によるコアとローラーとの回転状態を示した
図である。
【図6】本発明の第2実施形態によるヘリカルアンテナ
の製造工程図である。
【図7】本発明の第2実施形態によるヘリカルアンテナ
の製造装置の概略的構造図である。
【図8】(a)は本発明の第2実施形態によるコアとロ
ーラーとの間の接触状態を示した図であり、(b)は本
発明の第2実施形態によるコアとローラーとの回転状態
を示した図である。
【図9】本発明の第2実施形態によるコアに印刷された
ヘリカルラインの形状を示した図である。
【図10】本発明の第2実施形態によるヘリカルアンテ
ナの製造工程図である。
【図11】本発明の第2実施形態によるヘリカルアンテ
ナの周波数特性を示したグラフである。
【図12】本発明の第3実施形態によるヘリカルアンテ
ナの構造を示した断面図である。
【図13】(a)は本発明の第3実施形態によるヘリカ
ルアンテナが装着される回路基板の構造を示した図であ
り、(b)は本発明の第3実施形態によるヘリカルアン
テナが通信機器の回路基板に装着された状態を示した図
である。
【図14】本発明の第3実施形態によるヘリカルアンテ
ナが回路基板に装着される多数の例を示す図である。
【図15】本発明の第3実施形態によるヘリカルアンテ
ナが回路基板に装着される多数の例を示す図である。
【図16】(a)は本発明の第3実施形態によるヘリカ
ルアンテナが装着される回路基板の構造を示す図であ
り、(b)は本発明の第4実施形態によるヘリカルアン
テナが通信機器の回路基板に装着された状態を示した断
面図である。
【図17】本発明の第4実施形態によるヘリカルアンテ
ナが回路基板に装着される多数の例を示した図である。
【図18】本発明の第5実施形態によるヘリカルアンテ
ナが通信機器の回路基板に装着された状態を示した断面
図である。
【図19】本発明の第6実施形態により二個のヘリカル
アンテナを設置した例示図である。
【図20】(a)は従来の移動通信端末機の信号処理部
の回路図であり、(b)は本発明の第6実施形態により
二個のヘリカルアンテナを使用した移動通信端末機の信
号処理部の回路図である。
【図21】本発明の実施形態でローラーの個数による使
用例を示した例示図である。
【図22】本発明の実施形態で用いられることのできる
ローラーの多様な形状を示した例示図である。
【図23】本発明の第7実施形態によるヘリカルアンテ
ナの製造装置の概略的構造図である。
【図24】本発明の他の実施形態によるヘリカルアンテ
ナの斜視図である。
【符号の説明】
1 コア 2 銅線 3 給電部 4 プラスチック樹脂 5 コイル 5a 上端部のコイル 5b 下端部のコイル 10 コア 11 第1ヘリカルライン 12 第2ヘリカルライン 13 端子部 15 供給部 17 カバー 20 コア駆動部 30 ペースト供給部 31 ペーストボックス 32 ペースト注入部 33 ディスペンサー 40 ローラー 41 第1ローラー 42 第2ローラー 43 第3ローラー 50 ローラー駆動部 51 第1ローラー駆動部 52 第2ローラー駆動部 60 コントローラー 70 PCB基板 71 設置部 72 ランド 75 設置部 76 金属装着物 80 乾燥路 90 運搬体

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁物質であるコアと、 導電性と粘性を有するペーストを前記コアの表面に印刷
    してヘリカルラインを形成する第1ローラーと、 前記第1ローラーを回転させるローラー駆動部と、 前記コアを回転させながら水平方向に移動させるコア駆
    動部と、 前記ローラー駆動部及びコア駆動部を制御し、前記コア
    の回転速度及びアンテナの作動周波数帯域によって設定
    されるコアの水平移動速度と前記ローラーの回転速度と
    を制御するコントローラーと、を含むヘリカルアンテナ
    の製造装置。
  2. 【請求項2】 前記ペーストが収容されているペースト
    ボックスと、 前記ペーストボックスにペーストを注入するペースト注
    入部からなるペースト供給部と、をさらに含むことを特
    徴とする請求項1に記載のヘリカルアンテナの製造装
    置。
  3. 【請求項3】 前記ペーストボックス内のペーストと接
    触しながら回転して前記第1ローラーにペーストを供給
    する一つ以上の第2ローラーをさらに含むことを特徴と
    する請求項2に記載のヘリカルアンテナの製造装置。
  4. 【請求項4】 前記第1ローラーの外周面が所定角度に
    傾くことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか
    に記載のヘリカルアンテナの製造装置。
  5. 【請求項5】 前記第1ローラーの外側の直径より前記
    第1ローラーの中央部の直径が大きいことを特徴とする
    請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のヘリカルアン
    テナの製造装置。
  6. 【請求項6】 前記コアを前記第1ローラーと接触する
    位置に供給するコア供給部と、 前記ヘリカルラインが形成されたコアを乾燥させる乾燥
    路と、をさらに含むことを特徴とする請求項1乃至請求
    項3のいずれかに記載のヘリカルアンテナの製造装置。
  7. 【請求項7】 絶縁物質であるコアと、 導電性と粘性を有するペーストが内蔵されており、前記
    ペーストを前記コアの表面に印刷してヘリカルラインを
    形成するディスペンサーと、 前記コアを回転させながら水平方向に移動させるコア駆
    動部と、 前記コア駆動部を制御して、前記コアの回転速度及びア
    ンテナの作動周波数帯域によって設定されるコアの水平
    移動速度を制御するコントローラーと、を含むヘリカル
    アンテナの製造装置。
  8. 【請求項8】 絶縁物質であり、表面に導電性を有する
    ヘリカルラインが印刷されているコアと、 前記コアの下段部に形成されており、外部回路と電気的
    に連結される給電部と、を含むヘリカルアンテナ。
  9. 【請求項9】 前記コアの外部を覆いかぶせる絶縁物質
    のカバーをさらに含むことを特徴とする請求項8に記載
    のヘリカルアンテナ。
  10. 【請求項10】 絶縁物質であるコアの表面に導電性の
    ヘリカルラインを印刷する段階と、 前記コアの一側端を導電性のペーストにディッピングし
    て端子部を形成する段階と、 前記コアの端子部に外部回路と電気的に連結される給電
    部を連結する段階と、 前記コアの外部を絶縁物質のカバーで密封する段階と、
    を含むヘリカルアンテナの製造方法。
  11. 【請求項11】 前記ヘリカルラインが形成されたコア
    を乾燥させる工程をさらに含むことを特徴とする請求項
    10に記載のヘリカルアンテナの製造方法。
  12. 【請求項12】 前記コアに印刷されるヘリカルライン
    を電解メッキによってメッキする段階をさらに含むこと
    を特徴とする請求項10に記載のヘリカルアンテナの製
    造方法。
  13. 【請求項13】 絶縁物質であるコアと、 導電性と粘性を有するペーストを前記コアの表面に印刷
    して、第1周波数帯域の第1ヘリカルラインと第2周波
    数帯域の第2ヘリカルラインとを含むヘリカル部を形成
    するローラーと、 前記ローラーを回転させるローラー駆動部と、 前記コアを回転させながら水平方向に移動させるコア駆
    動部と、 前記ローラー駆動部及びコア駆動部を制御して前記コア
    の回転速度及び前記ローラーの回転速度を制御し、アン
    テナが作動する前記第1周波数帯域によって設定された
    第1移動速度と、前記第2周波数帯域によって設定され
    た第2移動速度とによって前記コア駆動部を順次的に制
    御するコントローラーと、を含むヘリカルアンテナの製
    造装置。
  14. 【請求項14】 前記コントローラーは、第1設定時間
    に第1移動速度によって前記コア駆動部を制御した後、
    第2設定時間に第2移動速度によって前記コア駆動部を
    制御し、前記第1及び第2設定時間はアンテナの作動周
    波数帯域によって変化することを特徴とする請求項13
    に記載のヘリカルアンテナの製造装置。
  15. 【請求項15】 絶縁物質であるコアと、 導電性と粘性を有するペーストが内蔵されており、前記
    ペーストを前記コアの表面に印刷して、第1周波数帯域
    の第1ヘリカルラインと第2周波数帯域の第2ヘリカル
    ラインとを含むヘリカル部を形成するディスペンサー
    と、 前記コアを回転させながら水平方向に移動させるコア駆
    動部と、 前記コア駆動部を制御して前記コアの回転速度を制御
    し、アンテナが作動される前記第1周波数帯域によって
    設定された第1移動速度と前記第2周波数帯域によって
    設定された第2移動速度とによって前記コア駆動部を順
    次に制御するコントローラーと、を含むヘリカルアンテ
    ナの製造装置。
  16. 【請求項16】 絶縁物質であり、表面に導電性を有
    し、第1周波数帯域の第1ヘリカルラインと第2周波数
    帯域の第2ヘリカルラインとを含むヘリカル部が印刷さ
    れているコアと、 前記コアの下段部に形成されており、外部回路と電気的
    に連結される給電部と、を含むヘリカルアンテナ。
  17. 【請求項17】 前記コアの外部を覆いかぶせる絶縁物
    質のカバーをさらに含むことを特徴とする請求項16に
    記載のヘリカルアンテナ。
  18. 【請求項18】 絶縁物質であるコアの表面に、第1周
    波数帯域の第1ヘリカルラインと第2周波数帯域の第2
    ヘリカルラインとを含むヘリカル部を印刷する工程と、 前記コアの一側端を導電性のペーストにディッピングし
    て端子部を形成する工程と、 前記コアの端子部に外部回路と電気的に連結される給電
    部を連結する工程と、 前記コアの外部を絶縁物質のカバーで密封する工程と、
    を含むヘリカルアンテナの製造方法。
  19. 【請求項19】 通信機器内部の回路基板上に設置され
    るアンテナにおいて、 絶縁物質であるコアと、 前記コアの表面全体にヘリカル形態に形成されている導
    電性ラインと、 前記導電性ラインに連結されて前記コアの下段部に形成
    されており、前記回路基板と電気的に連結される給電部
    と、を含み、 前記導電性ライン及び給電部は導電性ペーストからなる
    ヘリカルアンテナ。
  20. 【請求項20】 前記コアはその内部にキャビティが形
    成されている中空部材からなり、前記通信機器の回路基
    板に、前記コアの内径の大きさに対応する大きさの凹凸
    を有する設置部が形成されており、前記コアは前記設置
    部の凹凸に嵌合された後に前記回路基板に装着されるこ
    とを特徴とする請求項19に記載のヘリカルアンテナ。
  21. 【請求項21】 前記通信機器の回路基板に、前記コア
    の内径の大きさに対応する大きさのランドを有する設置
    部が形成されており、前記コアが前記設置部のランドに
    垂直に装着されることを特徴とする請求項19に記載の
    ヘリカルアンテナ。
  22. 【請求項22】 前記通信機器内部の回路基板上に前記
    ヘリカルアンテナ二個が装着されることを特徴とする請
    求項19に記載のヘリカルアンテナ。
  23. 【請求項23】 通信機器の内部の回路基板上に設置さ
    れるアンテナを製造する方法において、 絶縁物質であるコアの表面にヘリカル形態に導電性ライ
    ンを印刷する段階と、 前記コアの一側端を導電性のペーストにディッピングし
    て給電部を形成する段階と、 前記コアを前記通信機器の内部の回路基板に装着する段
    階と、を含むヘリカルアンテナの製造方法。
  24. 【請求項24】 前記コアの内部にキャビティが形成さ
    れている場合、前記通信機器の回路基板に前記コアの内
    径の大きさに対応する大きさの凹凸を有する設置部を形
    成する段階をさらに含み、 前記装着段階において、前記コアを前記設置部の凹凸に
    嵌めた後に前記回路基板に装着することを特徴とする請
    求項23に記載のヘリカルアンテナの製造方法。
  25. 【請求項25】 前記コアの給電部を前記回路基板に半
    田付けで装着することを特徴とする請求項23又は請求
    項24のいずれかに記載のヘリカルアンテナの製造方
    法。
  26. 【請求項26】 前記コアの給電部を導電性接着剤を利
    用して前記回路基板に装着することを特徴とする請求項
    23又は請求項24に記載のヘリカルアンテナの製造方
    法。
  27. 【請求項27】 前記コアを前記通信機器の内部回路基
    板に装着する段階は、前記回路基板に金属装着物を半田
    付け及び導電性接着剤の少なくともいずれかにより装着
    させた後、前記金属装着物に前記コアを接続させて電気
    的に連結することを特徴とする請求項23に記載のヘリ
    カルアンテナの製造方法。
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