JP2000340593A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP2000340593A
JP2000340593A JP11149615A JP14961599A JP2000340593A JP 2000340593 A JP2000340593 A JP 2000340593A JP 11149615 A JP11149615 A JP 11149615A JP 14961599 A JP14961599 A JP 14961599A JP 2000340593 A JP2000340593 A JP 2000340593A
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film
opening
bump
semiconductor device
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Toshiharu Yanagida
敏治 柳田
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】パッド電極の形成位置に対してバンプの形成位
置を再配置するように、導電膜(BLM膜)をパターン
形成する方法において、ウェーハ処理枚数を重ねても、
安定な処理により導電膜(BLM膜)とバンプとの接合
界面における電気抵抗の上昇や接合強度の低下などを抑
制し、接続信頼性を向上させることができる半導体装置
の製造方法を提供する。 【解決手段】半導体ウェーハ10上に、パッド電極11
に接続し、バンプの形成位置まで接続するパターンの導
電膜14を形成し、その上層にバンプ形成位置に開口部
を有する保護膜15を形成す。次に、半導体ウェーハ1
0を加熱処理して保護膜15に含有される水分を放出さ
せる割合を制御しながら、あるいは放出させた後に、エ
ッチングなどで開口部に残された残渣15aや酸化物を
除去し、導電膜14表面を清浄化し、その上層にバンプ
を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置の製造方
法に関し、特に、小型化および高密度化されたパッケー
ジ形態を有する半導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルビデオカメラ、デジタル携帯電
話、あるいはノートパソコンなど、携帯用電子機器の小
型化、薄型化、軽量化に対する要求は強くなる一方であ
り、これに応えるために近年のVLSIなどの半導体装
置においては3年で7割の縮小化を実現してきた一方
で、実装基板上の部品実装密度をいかに向上させるかが
重要な課題として研究および開発がなされてきた。
【0003】従来、半導体装置のパッケージ形態として
は、DIP(Dual Inline Package)あるいはPGA(P
in Grid Array)などのプリント基板に設けたスルーホ
ールにリード線を挿入して実装するリード挿入型(TH
D:Through Hall Mount Device )や、QFP(Quad F
lat (L-Leaded) Package)あるいはTCP(Tape Carri
er Package)などのリード線を基板の表面にハンダ付け
して実装する表面実装型(SMD:Surface Mount Devi
ce)が用いられてきた。さらなる小型化を進めるため
に、パッケージサイズを半導体チップの大きさに限りな
く近づけて、さらなる小型化、高密度化を実現するチッ
プサイズパッケージ(CSP:Chip Size Package 、F
BGA(Fine-Pitch BGA)とも呼ばれる)と呼ばれるパ
ッケージ形態により、半導体チップのパッド開口面側を
実装基板に向けて実装する方法(フリップチップ実装)
が注目を集めており、現在までに活発に研究がなされ、
多くの提案が示されている。
【0004】上記のCSP形態のバンプ(突起電極)付
半導体チップを実装基板に実装した半導体装置につい
て、図面を参照して説明する。図8は上記の半導体装置
の断面図である。半導体チップ10’のアルミニウムな
どからなるパッド電極11形成面は、例えば窒化シリコ
ン層からなる第1表面保護膜12とポリイミド膜からな
る第2表面保護膜13が被覆しており、パッド電極11
部分が開口しており、この開口部においてクロム、銅、
金の積層膜などからなる導電膜14がパッド電極11に
接続して形成されている。この導電膜は、BLM(Ball
Limitting Metal)膜と呼ばれることがある。さらに導
電膜(BLM膜)14に接続して例えば高融点はんだボ
ールからなるバンプ16bが形成されている。以上のよ
うにバンプ付半導体チップ1が構成されている。
【0005】一方、実装基板2は、例えばガラスエポキ
シ系材料よりなる基板20の上面において、実装する半
導体チップ1のバンプ16bの形成位置に対応する位置
に形成された銅などからなるランド(電極)21と、ラ
ンド21に接続して、基板20の表面上あるいは裏面
上、もしくは両面上に形成されている図示しないプリン
ト配線部を有している。ランド21部分を除く基板20
表面はソルダーレジスト23により被覆されている。
【0006】上記のバンプ付半導体チップ1は、バンプ
16bとランド21を対応させて実装基板2上にマウン
トされており、共晶はんだ層19によりバンプ16bと
ランド21とが機械的、電気的に接続されている。さら
に、CSP形態の半導体チップ1と実装基板2の間隙部
には、エポキシ樹脂などからなる封止樹脂3により封止
されている。
【0007】上記の半導体装置において、バンプを所定
の位置に形成する方法としては、例えば電解メッキを用
いる方法が知られているが、この場合にはバンプの下地
となる材料層の表面状態や電気抵抗のわずかなばらつき
により成膜されるはんだバンプの膜厚が影響を受け、半
導体チップ内に均一で高さの揃ったはんだボールバンプ
を形成することが非常に難しいという問題点を有してい
る。
【0008】真空蒸着によるはんだ層の成膜とフォトレ
ジスト膜のリフトオフとを用いて、はんだボールバンプ
を高さを揃えて形成する方法が開発されている。この方
法について、図面を参照して以下に説明する。まず、図
9(a)に示すように、例えばスパッタリング法やエッ
チングなどにより半導体チップの回路パターンが形成さ
れた半導体ウェーハ10上にアルミニウム−銅合金など
からなるパッド電極11をパターン形成し、その上層に
例えば窒化シリコン層あるいはポリイミド膜などからな
る表面保護膜13を全面に被覆して形成する。表面保護
膜13のパッド電極11部分を開口した後、例えばスパ
ッタリング法によりクロム、銅、金の積層体である導電
膜(BLM膜)14をパッド電極11に接続するように
パターン形成する。
【0009】次に、図9(b)に示すように、フォトリ
ソグラフィー工程により、導電膜(BLM膜)14形成
領域にパターン開口部Pを有するレジスト膜R2をパタ
ーン形成する。次に、図9(c)に示すように、例えば
真空蒸着法により全面にはんだ層を成膜することで、レ
ジスト膜R2のパターン開口部P内にはんだ層16を形
成する。このとき、レジスト膜R2の上層にもはんだ層
16aが形成される。
【0010】次に、図10(d)に示すように、リフト
オフによりレジスト膜R2を除去することで、レジスト
膜R2の上層に形成されたはんだ層16aを同時に除去
する。これにより、レジスト膜R2のパターン開口部P
内に形成されたはんだ層16のみを残すことができる。
次に、図10(e)に示すように、熱処理を行ってはん
だ層16を溶融させ、表面張力により球形となった状態
で冷却、固化することではんだボールのバンプ16bを
形成する。
【0011】ところで、上記の従来のバンプを形成する
方法においては、半導体チップの外周領域に配置された
パッド電極上にのみ、バンプを形成することが主流であ
った。しかしながら、半導体装置の微細化が進むに伴っ
て、隣接するパッド電極間の距離(パッド電極の形成ピ
ッチ)はますます狭められてきている。半導体チップと
プリント実装基板との接合強度の信頼性を確保する点か
ら、バンプの大きさ(バンプ径)を小さくすることは難
しい。このため、隣接バンプとの接触を避けるためには
パッド電極の形成位置以外の場所にバンプを形成するこ
とが必要となってきており、その場合にはパッド電極か
ら新たにバンプを形成することができる位置までの間に
なんらかの再配線を行わなければならない。
【0012】上記のバンプ再配置のための配線を、図8
に示す半導体装置の導電膜(BLM膜)14によって行
うことができれば、導電膜(BLM膜)14を形成する
ためのレジスト膜のパターンの変更と、導電膜(BLM
膜)14の上層にポリイミド膜などからなる表面保護層
を新たに設けることだけで対応することでき、大幅な工
程数の増加を伴うことなく、従来のプロセスをほぼその
まま利用できるため、製造コストや製造効率の観点から
非常に都合が良い。
【0013】図11は、上記の導電膜(BLM膜)14
によってバンプ再配置を行った半導体装置の断面図であ
る。半導体チップの回路パターンが形成された半導体ウ
ェーハ10のアルミニウムなどからなるパッド電極11
形成面を、例えば窒化シリコン層からなる第1表面保護
膜12とポリイミド膜からなる第2表面保護膜13が被
覆しており、パッド電極11部分が開口している。この
開口部においてクロム、銅、金の積層膜などからなる導
電膜(BLM膜)14がパッド電極11に接続して形成
されている。さらに導電膜(BLM膜)14上に例えば
ポリイミド膜からなる上側表面保護膜15が形成されて
おり、バンプ形成領域が開口している。上記のバンプ形
成領域において、導電膜(BLM膜)14に接続して例
えば高融点はんだボールからなるバンプ16bが形成さ
れている。ここで、隣接するバンプとの接触を避けるた
め、パッド電極11の形成位置に対してバンプ16bの
形成位置を再配置するように、導電膜(BLM膜)14
がパターン形成されている。
【0014】上記の半導体装置の製造方法について図面
を参照して説明する。まず、図12(a)に示すよう
に、例えばスパッタリング法やエッチングなどにより半
導体チップの回路パターンが形成された半導体ウェーハ
10上のアルミニウム−銅合金などからなるパッド電極
11をパターン形成し、その上層に例えば窒化シリコン
層からなる第1表面保護膜12を形成し、第1表面保護
膜12のパッド電極11部分を開口する。
【0015】次に、図12(b)に示すように、例えば
ポリイミド膜などからなる第2表面保護膜13を全面に
被覆して形成し、第2表面保護膜13のパッド電極11
部分を開口する。
【0016】次に、図12(c)に示すように、パッド
電極11と後工程で形成するバンプ16bを接続する導
電膜の形成領域を開口するレジスト膜R1を、フォトリ
ソグラフィー工程によりパターン形成し、例えばスパッ
タリング法により全面にクロム、銅、金の積層膜を堆積
させることで、レジスト膜R1のパターン開口部内にパ
ッド電極11と接続するように導電膜(BLM膜)14
を形成する。このとき、レジスト膜R1の上層にも導電
膜14aが形成される。ここで、導電膜(BLM膜)1
4は、隣接するバンプ同士が接触しないように、パッド
電極11の形成位置に対してバンプの形成位置を再配置
して接続するパターンで形成する。
【0017】次に、図13(d)に示すように、リフト
オフによりレジスト膜R1を除去することで、レジスト
膜R1の上層に形成された導電膜14aを同時に除去す
る。これにより、レジスト膜R1のパターン開口部内に
形成された導電膜(BLM膜)14のみを残すことがで
きる。
【0018】次に、図13(e)に示すように、導電膜
(BLM膜)14の上層に例えばポリイミド膜などから
なる上側表面保護膜15を全面に被覆して形成し、上側
表面保護膜15のバンプ形成領域を開口する。
【0019】次に、図14(f)に示すように、フォト
リソグラフィー工程により、上記のバンプ形成領域にパ
ターン開口部を有するレジスト膜R2をパターン形成す
る。次に、例えば真空蒸着法により全面にはんだ層を成
膜することで、レジスト膜R2のパターン開口部内には
んだ層16を形成する。このとき、レジスト膜R2の上
層にもはんだ層16aが形成される。
【0020】次に、図14(g)に示すように、リフト
オフによりレジスト膜R2を除去することで、レジスト
膜R2の上層に形成されたはんだ層16aを同時に除去
する。これにより、レジスト膜R2のパターン開口部内
に形成されたはんだ層16のみを残すことができる。
【0021】次に、熱処理を行ってはんだ層16を溶融
させ、表面張力により球形となった状態で冷却、固化す
ることで高融点はんだボールからなるバンプ16bを形
成し、図11に示す半導体装置に至る。以降の工程とし
ては、例えばバンプの間隙部を封止しながら半導体ウェ
ーハのバンプ形成面上に樹脂被膜を形成し、バンプに接
続させて共晶はんだ層を印刷法などにより形成し、ダイ
シング工程によりCSP形態のバンプ付半導体チップに
分割する。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
半導体装置の製造方法においては、導電膜(BLM膜)
14とバンプ16bの間で良好に電気的コンタクトが取
れないという問題が発生することがあった。上記の問題
は、バンプ16bの再配置のために電極パッド11から
引き出した導電膜(BLM膜)14の上層に上側表面保
護膜15を形成し、上側表面保護膜15のバンプ形成領
域をパターン開口するときに、作業環境や処理条件のわ
ずかな変動で解像不良を起こし、図15(a)に示すよ
うに、バンプ形成領域のパターン開口部内に、パターン
加工において薄いポリイミド膜が残されたり、現像液の
洗浄残りなどが発生し、導電膜(BLM膜)14の表面
が清浄に保たれなくなったことに起因する。薄いポリイ
ミド膜や現像液の洗浄残りなどの絶縁性の不純物を、ス
カム15aと総称する。図面上は、便宜上実際に残され
るスカムよりも厚膜に描いている。
【0023】また、上記のスカム15aが発生すると、
極端な場合には導電膜(BLM膜)14とバンプ16b
の間の密着力が低下してしまい、バンプを形成した半導
体チップを実装基板にフリップチップ実装して組み立て
た後の製品デバイスのバンプ接合部の強度が確保でき
ず、製品セットの信頼性や耐久性にもその悪影響が及ん
でしまうこととなる。
【0024】上記の問題を避けるために、図15(a)
に示すように、ポリイミド膜の上側表面保護膜15のパ
ターン加工後に、Arなどの不活性ガスをプロセスガス
に用いたスパッタリングエッチングにより、パターン開
口部内のスカム15aを除去する(以下、ディスカムと
もいう)方法が開発されている。
【0025】しかしながら、上記のスパッタリングエッ
チングによりスカムを除去する工程は、通常高真空プラ
ズマを用いて行うが、図15(b)に示すように、この
プラズマ処理中に被処理半導体ウェーハの最表面に形成
された上側表面保護膜15などから水Wがディスカム処
理室のプロセスチャンバー内に放出されて、特にウェー
ハ処理枚数を重ねて大量に処理するときにプラズマ放電
状態をばらつかせてしまい、場合によっては放電がスム
ーズに立ち上がらなくなり、さらにはポリイミド膜など
からなるスカムに対するエッチオフ量などの処理特性に
ばらつきが発生し、処理特性のウェーハ面内均一性が悪
化してしまうことがある。これは、半導体ウェーハ上へ
のポリイミド膜の成膜にあたっては、ポリイミド膜の塗
布、現像あるいはエッチング処理を行った後に、加熱ベ
ーク処理により焼き固めて、ポリイミド膜中の溶剤など
の揮発成分や水分を蒸発させているものの、製造工程を
流れるうちに最表面のポリイミド膜である上側表面保護
膜などが水分を再吸収していることに起因する。
【0026】本発明は上記の問題を鑑みなされたもので
あり、本発明は、パッド電極の形成位置に対してバンプ
の形成位置を再配置するように、導電膜(BLM膜)を
パターン形成する方法において、ウェーハ処理枚数を重
ねても、安定な処理により導電膜(BLM膜)とバンプ
との接合界面における電気抵抗の上昇や接合強度の低下
などを抑制し、接続信頼性を向上させることができる半
導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の半導体装置の製造方法は、半導体チップの
回路パターンに接続するパッド電極が形成された半導体
ウェーハ上に前記パッド電極に接続するようにバンプを
形成する半導体装置の製造方法であって、前記半導体ウ
ェーハ上に、前記パッド電極に接続し、前記バンプの形
成位置まで接続するパターンの導電膜を形成する工程
と、前記導電膜を被覆する保護膜を形成する工程と、前
記バンプ形成位置において前記保護膜に開口部を形成す
る工程と、少なくとも前記保護膜に含有される水分を放
出させる割合を制御しながら前記開口部における前記導
電膜表面を清浄化する工程と、前記開口部において前記
導電膜の上層にバンプを形成する工程とを有する。
【0028】上記の本発明の半導体装置の製造方法は、
好適には、前記開口部における前記導電膜表面を清浄化
する工程においては、前記半導体ウェーハを加熱処理し
ながら行う。さらに好適には、前記開口部における前記
導電膜表面を清浄化する工程においては、静電吸着電極
を備えたウェーハステージに前記半導体ウェーハを戴置
して行う。また、さらに好適には、前記半導体ウェーハ
を80〜140℃の範囲に加熱処理しながら行う。ま
た、さらに好適には、前記開口部における前記導電膜表
面を清浄化する工程においては、前記半導体ウェーハに
電圧を印加しながら行い、さらに好適には、前記半導体
ウェーハに100〜500Vの電圧を印加しながら行
う。
【0029】上記の本発明の半導体装置の製造方法は、
好適には、前記開口部における前記導電膜表面を清浄化
する工程においては、不活性ガスのプラズマによりスパ
ッタリングエッチングを行う。
【0030】上記の本発明の半導体装置の製造方法は、
好適には、前記開口部における前記導電膜表面を清浄化
する工程においては、前記開口部に残された残渣を除去
する。また、好適には、前記開口部における前記導電膜
表面を清浄化する工程においては、前記開口部における
前記導電膜表面の酸化物を除去する。
【0031】上記の本発明の半導体装置の製造方法は、
半導体ウェーハ上に、パッド電極に接続し、バンプの形
成位置まで接続するパターンの導電膜を形成し、導電膜
を被覆する保護膜を形成し、バンプ形成位置において保
護膜に開口部を形成する。次に、半導体ウェーハを静電
吸着電極を備えたウェーハステージなどに戴置して、8
0〜140℃の範囲に加熱処理し、さらには半導体ウェ
ーハに100〜500Vの電圧を印加することで、少な
くとも保護膜に含有される水分を放出させる割合を制御
しながら、不活性ガスのプラズマによりスパッタリング
エッチングなどを行って、開口部に残されたポリイミド
膜や現像の洗浄残りなどの残渣あるいは導電膜表面の酸
化物を除去し、開口部における導電膜表面を清浄化す
る。次に、開口部において導電膜の上層にバンプを形成
する。
【0032】上記の本発明の半導体装置の製造方法によ
れば、開口部のスカムに対して、ウェーハの加熱とイオ
ン照射を効果的に利用しながらスパッタリングエッチン
グを行うことで、ベーキング処理後に再吸収されたポリ
イミド膜などの表面保護膜などに含有される水分を、一
定の割合で放出させるように制御し、ディスカム処理に
必要な加工を徐々に進行させることができ、ディスカム
処理を連続して大量に行った場合でも、製造ラインで高
い歩留りを実現することができる。従って、パッド電極
の形成位置に対してバンプの形成位置を再配置するよう
に、導電膜(BLM膜)をパターン形成する方法におい
て、導電膜(BLM膜)の上層に形成される保護膜のバ
ンプ形成領域となる開口部のスカムの除去をウェーハ処
理枚数を重ねても安定な処理により行うことができ、導
電膜(BLM膜)とバンプとの接合界面における電気抵
抗の上昇や接合強度の低下などを抑制し、接続信頼性を
向上させることができる。これにより、フリップチップ
実装して組み立てられる製品デバイスの信頼性および耐
久性を向上させることができる。
【0033】また、上記の目的を達成するため、本発明
の半導体装置の製造方法は、半導体チップの回路パター
ンに接続するパッド電極が形成された半導体ウェーハ上
に前記パッド電極に接続するようにバンプを形成する半
導体装置の製造方法であって、前記半導体ウェーハ上
に、前記パッド電極に接続し、前記バンプの形成位置ま
で接続するパターンの導電膜を形成する工程と、前記導
電膜を被覆する保護膜を形成する工程と、前記バンプ形
成位置において前記保護膜に開口部を形成する工程と、
少なくとも前記保護膜に含有される水分を放出させる工
程と、前記開口部における前記導電膜表面を清浄化する
工程と、前記開口部において前記導電膜の上層にバンプ
を形成する工程とを有する。
【0034】上記の本発明の半導体装置の製造方法は、
好適には、前記水分を放出させる工程においては、前記
半導体ウェーハの加熱処理を行う。さらに好適には、前
記水分を放出させる工程においては、静電吸着電極を備
えたウェーハステージに前記半導体ウェーハを戴置して
行う。また、さらに好適には、前記水分を放出させる工
程においては、前記半導体ウェーハを80〜140℃の
範囲に加熱処理しながら行う。また、さらに好適には、
前記水分を放出させる工程においては、減圧雰囲気下で
前記半導体ウェーハの加熱処理を行う。
【0035】上記の本発明の半導体装置の製造方法は、
好適には、前記開口部における前記導電膜表面を清浄化
する工程においては、不活性ガスのプラズマによりスパ
ッタリングエッチングを行う。
【0036】上記の本発明の半導体装置の製造方法は、
好適には、前記開口部における前記導電膜表面を清浄化
する工程においては、前記開口部に残された残渣を除去
する。また、好適には、前記開口部における前記導電膜
表面を清浄化する工程においては、前記開口部における
前記導電膜表面の酸化物を除去する。
【0037】上記の本発明の半導体装置の製造方法は、
半導体ウェーハ上に、パッド電極に接続し、バンプの形
成位置まで接続するパターンの導電膜を形成し、導電膜
を被覆する保護膜を形成し、バンプ形成位置において保
護膜に開口部を形成する。次に、半導体ウェーハを静電
吸着電極を備えたウェーハステージなどに戴置して、真
空キュア加熱処理など、減圧雰囲気下で80〜140℃
の範囲に加熱処理して、予め水分を放出させてから、不
活性ガスのプラズマによりスパッタリングエッチングな
どを行って、開口部に残されたポリイミド膜や現像の洗
浄残りなどの残渣あるいは導電膜表面の酸化物を除去
し、開口部における導電膜表面を清浄化する。次に、開
口部において導電膜の上層にバンプを形成する。
【0038】上記の本発明の半導体装置の製造方法によ
れば、開口部のスカムを除去するスパッタリングエッチ
ング処理時に、被処理ウェーハから水分が放出されるの
を抑制し、プラズマ処理プロセスの安定性を向上させ、
量産時のディスカム処理のプロセスコンディションを安
定させて、ディスカム処理を連続して大量に行った場合
でも、製造ラインで高い歩留りを実現することができ
る。従って、パッド電極の形成位置に対してバンプの形
成位置を再配置するように、導電膜(BLM膜)をパタ
ーン形成する方法において、導電膜(BLM膜)の上層
に形成される保護膜のバンプ形成領域となる開口部のス
カムの除去をウェーハ処理枚数を重ねても安定な処理に
より行うことができ、導電膜(BLM膜)とバンプとの
接合界面における電気抵抗の上昇や接合強度の低下など
を抑制し、接続信頼性を向上させることができる。これ
により、フリップチップ実装して組み立てられる製品デ
バイスの信頼性および耐久性を向上させることができ
る。
【0039】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の半導体装置の製
造方法の実施の形態について、図面を参照して説明す
る。
【0040】第1実施形態 図1は本実施形態に係る半導体装置の製造方法により製
造した半導体装置の断面図である。半導体チップの回路
パターンが形成された半導体ウェーハ10のアルミニウ
ムなどからなるパッド電極11形成面を、例えば窒化シ
リコン層からなる第1表面保護膜12とポリイミド膜か
らなる第2表面保護膜13が被覆しており、パッド電極
11部分が開口している。この開口部においてクロム、
銅、金の積層膜などからなる導電膜14がパッド電極1
1に接続して形成されている。この導電膜14は、BL
M(Ball Limitting Metal)膜と呼ばれることがある。
さらに導電膜(BLM膜)14上に例えばポリイミド膜
からなる上側表面保護膜15が形成されており、バンプ
形成領域が開口している。上記のバンプ形成領域におい
て、導電膜(BLM膜)14に接続して例えば高融点は
んだボールからなるバンプ16bが形成されている。こ
こで、隣接するバンプとの接触を避けるため、パッド電
極11の形成位置に対してバンプ16bの形成位置を再
配置するように、導電膜(BLM膜)14がパターン形
成されている。
【0041】上記の半導体装置の製造方法について図面
を参照して説明する。まず、図2(a)に示すように、
例えばスパッタリング法やエッチングなどにより半導体
チップの回路パターンが形成された半導体ウェーハ10
上のアルミニウム−銅合金などからなるパッド電極11
をパターン形成し、その上層に例えば窒化シリコン層か
らなる第1表面保護膜12を形成し、第1表面保護膜1
2のパッド電極11部分を開口する。
【0042】次に、図2(b)に示すように、例えばポ
リイミド膜などからなる第2表面保護膜13を全面に被
覆して形成し、第2表面保護膜13のパッド電極11部
分を開口する。
【0043】次に、図2(c)に示すように、パッド電
極11と後工程で形成するバンプ16bを接続する導電
膜の形成領域を開口するレジスト膜R1を、フォトリソ
グラフィー工程によりパターン形成し、例えばスパッタ
リング法により全面にクロム、銅、金の積層膜を堆積さ
せることで、レジスト膜R1のパターン開口部内にパッ
ド電極11と接続するように導電膜(BLM膜)14を
形成する。このとき、レジスト膜R1の上層にも導電膜
14aが形成される。ここで、導電膜(BLM膜)14
は、隣接するバンプ同士が接触しないように、パッド電
極11の形成位置に対してバンプ16bの形成位置を再
配置して接続するパターンで形成する。
【0044】次に、図3(d)に示すように、リフトオ
フによりレジスト膜R1を除去することで、レジスト膜
R1の上層に形成された導電膜14aを同時に除去す
る。これにより、レジスト膜R1のパターン開口部内に
形成された導電膜(BLM膜)14のみを残すことがで
きる。
【0045】次に、図3(e)に示すように、導電膜
(BLM膜)14の上層に例えばポリイミド膜(例えば
東レ社製感光性ポリイミドUR−3100)などからな
る上側表面保護膜15を全面に被覆して形成し、上側表
面保護膜15のバンプ形成領域を開口する。このとき、
バンプ形成領域のパターン開口部内に、パターン加工に
おいて残された薄いポリイミド膜現像液の洗浄残りなど
からなる絶縁性の不純物であるスカム15aが発生す
る。図面上は、便宜上実際に残されるスカムよりも厚膜
に描いている。
【0046】次に、図3(f)に示すように、例えば半
導体ウェーハを静電吸着電極を備えたウェーハステージ
などに戴置して、80〜140℃の範囲に加熱処理し、
さらには半導体ウェーハに100〜500Vの電圧を印
加することで、少なくとも上側表面保護膜15に含有さ
れる水分を放出させる割合を制御しながら、Ar+ など
の不活性ガスのプラズマ放電で生成されたイオンEを用
いたスパッタリングエッチングなどを行うことで、開口
部に残されたスカム(残渣)15aや導電膜(BLM
膜)表面の酸化物が効果的に除去され、開口部における
導電膜(BLM膜)14の表面を清浄化することができ
る。
【0047】上記のディスカム工程においては、例えば
図5に示すようなトライオード型RFプラズマ処理装置
を用いて行うことができる。プラズマ処理室30内に、
陽極板31と、陰極板となるウェーハステージ32が対
向して配置され、ウェーハステージ32上に被処理ウェ
ーハ33が戴置される。陽極板31にはプラズマ生成電
源34が接続し、ウェーハステージ32には結合コンデ
ンサ35と基板バイアス電源36が接続しており、プラ
ズマ処理室30内には、陽極板31と、ウェーハステー
ジ32の間に接地電位の格子電極37が設けられてい
る。プラズマ処理室30内にプラズマ原料ガスを導入
し、各電極に所定の電圧を印加することでプラズマ処理
室30内にプラズマ38が生成する。また、上記のウェ
ーハステージ32はヒータ39が内蔵され、被処理ウェ
ーハ33に加熱処理を施すことが可能となっている。
【0048】上記のウェーハステージ32としては、例
えば図6に示す静電吸着電極40を内蔵する構成とする
ことが好ましい。図6において、ウェーハステージ32
の中には、静電吸着電極40が埋め込まれており、この
静電吸着電極40に所定の直流電圧が印加されると、ウ
ェハステージ32の上にのせられた被処理ウェーハ33
は、静電吸着電極40との間に生じる静電力により、ウ
ェーハステージ32に吸着、固定される。静電吸着電極
40およびヒータ39を内蔵するウェーハステージによ
り、ディスカム処理中の被処理ウェーハ温度が精密に制
御され、ウェーハ面内およびウェーハ間での温度のばら
つきを抑えた均一性が高く、再現性の高いウェーハ処理
を可能にする。また、ウェーハステージ32内には熱伝
導媒体用配管41が設けられてヘリウムなどの熱伝導媒
体42が流され、さらに冷媒用配管43が設けられて例
えば商品名フロリナートなどの冷媒44が循環する構成
とすることができる。
【0049】上記の図5に示すトライオード型RFプラ
ズマ処理装置を用いて、被処理ウェーハに対してディス
カム処理を行うには、例えば(エッチングガス種類およ
び流量:Ar=25sccm、圧力:0.7Pa、ウェ
ーハステージ温度:100℃、プラズマソース電圧:6
00W(2MHz)、基板バイアス電圧:350V(1
3.56MHz)、処理時間:120秒)とすることが
でき、この条件下では被処理ウェーハ表面の最高到達温
度は概ね120℃となる。
【0050】次に、図4(g)に示すように、フォトリ
ソグラフィー工程により、上記のバンプ形成領域にパタ
ーン開口部を有するレジスト膜R2をパターン形成す
る。次に、例えば真空蒸着法により全面にPb:Sn=
97:3の高融点はんだ層を成膜することで、レジスト
膜R2のパターン開口部内にはんだ層16を形成する。
このとき、レジスト膜R2の上層にもはんだ層16aが
形成される。上記のディスカム処理時に同時に加熱処理
を行っているので、上記のはんだ層の成膜工程において
は上側表面保護膜などからのガスの放出がほとんどな
く、良質な純度の高いはんだ層を形成することができ
る。
【0051】次に、図4(h)に示すように、リフトオ
フによりレジスト膜R2を除去することで、レジスト膜
R2の上層に形成されたはんだ層16aを同時に除去す
る。これにより、レジスト膜R2のパターン開口部内に
形成されたはんだ層16のみを残すことができる。
【0052】次に、熱処理を行ってはんだ層16を溶融
させ、表面張力により球形となった状態で冷却、固化す
ることで高融点はんだボールからなるバンプ16bを形
成し、図1に示す半導体装置に至る。以降の工程として
は、例えばバンプの間隙部を封止しながら半導体ウェー
ハのバンプ形成面上に樹脂被膜を形成し、バンプに接続
させて共晶はんだ層を印刷法などにより形成し、ダイシ
ング工程によりCSP形態のバンプ付半導体チップに分
割する。
【0053】上記の本実施形態の半導体装置の製造方法
によれば、開口部のスカムに対して、ウェーハの加熱と
イオン照射を効果的に利用しながらスパッタリングエッ
チングを行うことで、ベーキング処理後に再吸収された
ポリイミド膜などの表面保護膜などに含有される水分
や、さらには導電膜(BLM膜)の表面に吸着した水分
などを一定の割合で放出させるように制御し、キュア効
果を兼ね備えたプロセスによりディスカム処理に必要な
加工を徐々に進行させることができ、ディスカム処理を
連続して大量に行った場合でも、製造ラインで高い歩留
りを実現することができる。従って、パッド電極の形成
位置に対してバンプの形成位置を再配置するように、導
電膜(BLM膜)をパターン形成する方法において、導
電膜(BLM膜)の上層に形成される保護膜のバンプ形
成領域となる開口部のスカムの除去をウェーハ処理枚数
を重ねても安定な処理により行うことができ、導電膜
(BLM膜)とバンプとの接合界面における電気抵抗の
上昇や接合強度の低下などを抑制し、接続信頼性を向上
させることができる。これにより、フリップチップ実装
して組み立てられる製品デバイスの信頼性および耐久性
を向上させることができる。
【0054】第2実施形態 本実施形態に係る半導体装置は、実質的に第1実施形態
と同様であり、その製造方法も第1実施形態と同様であ
るが、図3(f)に示すディスカム工程の直前に被処理
半導体ウェーハ10に真空アニール処理などの加熱処理
を施すことが異なり、その後のディスカム工程において
は、従来と同様に被処理半導体ウェーハ10には加熱処
理は行わなくても、第1実施形態と同様な条件の加熱処
理を行ってもよい。
【0055】ディスカム工程の直前に被処理半導体ウェ
ーハ10に加熱処理を施すときには、例えば半導体ウェ
ーハを静電吸着電極を備えたウェーハステージなどに戴
置して、真空キュア加熱処理など、減圧雰囲気下で80
〜140℃の範囲に加熱処理する。この加熱処理によ
り、予め水分を放出させた後に、Ar+ などの不活性ガ
スのプラズマ放電で生成されたイオンEを用いたスパッ
タリングエッチングなどを行うことで、開口部に残され
たスカム(残渣)15aや導電膜(BLM膜)表面の酸
化物が効果的に除去され、開口部における導電膜(BL
M膜)14の表面を清浄化することができる。
【0056】上記の真空アニール処理などの加熱処理お
よびディスカム処理においては、例えば図7に示すよう
なICP(Inductively Coupled Plasma)高密度プラズ
マ処理装置を用いて加熱処理およびディスカム処理を連
続的に行うことができる。プラズマ処理室30内に上下
方向に可動するウェーハステージ32が配置され、ウェ
ーハステージ32上に被処理ウェーハ33が戴置され
る。プラズマ処理室30の外周に誘導結合コイル45が
設けられ、ICP電源46が接続しており、ウェーハス
テージ32には結合コンデンサ35と基板バイアス電源
36が接続している。プラズマ処理室30内にプラズマ
原料ガスを導入し、各電極に所定の電圧を印加すること
でプラズマ処理室30内にプラズマ38が生成する。ま
た、上記のウェーハステージ32はヒータ39が内蔵さ
れ、被処理ウェーハ33に加熱処理を施すことが可能と
なっている。
【0057】上記のウェーハステージ32としては、図
5に示すトライオード型RFプラズマ処理装置と同様
に、図6に示す静電吸着電極40を内蔵する構成とする
ことが好ましい。静電吸着電極40およびヒータ39を
内蔵するウェーハステージにより、ディスカム処理中の
被処理ウェーハ温度が精密に制御され、ウェーハ面内お
よびウェーハ間での温度のばらつきを抑えた均一性が高
く、再現性の高いウェーハ処理を可能にする。また、ウ
ェーハステージ32内には熱伝導媒体用配管41が設け
られてヘリウムなどの熱伝導媒体42が流され、さらに
冷媒用配管43が設けられて例えば商品名フロリナート
などの冷媒44が循環する構成とすることができる。
【0058】上記の図7に示すICP高密度プラズマ処
理装置を用いて、被処理ウェーハに対して真空アニール
処理を行う条件は、例えば(雰囲気ガス種類および流
量:Ar=100sccm、圧力:10Pa、ウェーハ
ステージ温度:100℃、処理時間:120秒)とし、
連続して行うディスカム処理の条件は、例えば(エッチ
ングガス種類および流量:Ar=30sccm、圧力:
0.2Pa、ウェーハステージ温度:100℃、ICP
プラズマソース電力:1kW(450Hz)、基板バイ
アス電圧:150V(13.56MHz)、処理時間:
45秒)とすることができ、この条件下では被処理ウェ
ーハ表面の最高到達温度は概ね120℃となる。
【0059】上記のように高密度プラズマ発生源を用い
ることで、低圧力雰囲気化での処理が可能となり、多量
に生成したイオン種が散乱なく垂直に被処理ウェーハに
入射するようになり、Ar+ イオン照射によるディスカ
ム処理が被処理ウェーハ全面で均一に、かつ高速で効率
良く実現できる。このため、下層のポリイミド膜パター
ンやデバイスへのプロセスダメージを考慮して、基板バ
イアスを低く設定した条件であっても処理速度を損なう
ことなくスカム除去のための処理時間の短縮化を図るこ
とができる。
【0060】上記のディスカム工程以降の工程は、第1
実施形態と同様であり、バンプ形成領域にPb:Sn=
97:3の高融点はんだ層16を形成し、熱処理により
高融点はんだボールからなるバンプ16bを形成する。
上記のディスカム処理の直前に真空アニール処理を行っ
ているので、上記のはんだ層の成膜工程においては上側
表面保護膜などからのガスの放出がほとんどなく、良質
な純度の高いはんだ層を形成することができる。
【0061】以降の工程としては、例えばバンプの間隙
部を封止しながら半導体ウェーハのバンプ形成面上に樹
脂被膜を形成し、バンプに接続させて共晶はんだ層を印
刷法などにより形成し、ダイシング工程によりCSP形
態のバンプ付半導体チップに分割する。
【0062】上記の本実施形態の半導体装置の製造方法
によれば、開口部のスカムを除去するスパッタリングエ
ッチング処理の前に予め行う真空アニール処理のキュア
効果により、ベーキング処理後に再吸収されたポリイミ
ド膜などの表面保護膜などに含有される水分や、さらに
は導電膜(BLM膜)の表面に吸着した水分などを事前
に除去した後にディスカム処理を進行させることがで
き、ディスカム処理を連続して大量に行った場合でも、
製造ラインで高い歩留りを実現することができる。従っ
て、パッド電極の形成位置に対してバンプの形成位置を
再配置するように、導電膜(BLM膜)をパターン形成
する方法において、導電膜(BLM膜)の上層に形成さ
れる保護膜のバンプ形成領域となる開口部のスカムの除
去をウェーハ処理枚数を重ねても安定な処理により行う
ことができ、導電膜(BLM膜)とバンプとの接合界面
における電気抵抗の上昇や接合強度の低下などを抑制
し、接続信頼性を向上させることができる。これによ
り、フリップチップ実装して組み立てられる製品デバイ
スの信頼性および耐久性を向上させることができる。
【0063】上記の2実施形態においては、いずれも基
板バイアス電圧の独立制御が可能なプラズマ処理装置を
用いているため、ポリイミド膜に過剰な熱変質を与える
ことなく、パターン開口部にスカム除去およびその下層
の導電膜(BLM膜)の表面の酸化物除去を効果的に実
現できている。なおかつ、大口径のウェーハに対しても
均一で迅速な処理が可能なプロセスとなっている。
【0064】本発明により製造する半導体装置として
は、MOSトランジスタ系半導体装置、バイポーラ系半
導体装置、BiCMOS系半導体装置、ロジックとメモ
リを搭載した半導体装置など、半導体装置であれば何に
でも適用可能である。
【0065】本発明の半導体装置の製造方法は上記の実
施の形態に限定されない。例えば、プラズマ処理装置と
して、トライオードRFプラズマ処理装置、ICP高密
度プラズマ処理装置の他、平行平板型RFプラズマ処理
装置や、TCP(Transfer Coupled Plasma )型、EC
R(Electron Cyclotron Resonance)型、あるいはヘリ
コン波プラズマなど、ICP高密度プラズマ以外の高密
度プラズマ処理装置を用いることができる。また、各プ
ロセスの条件、ウェーハの構造などは上記の実施の形態
で説明した内容に限らない。また、ウェーハ上へのバン
プの形成方法としては、真空蒸着によるはんだ層の成膜
とリフトオフによるパターニングによる方法により説明
したが、スクリーン印刷法、電解メッキ法、はんだボー
ル転写法など、種々の方法を用いることができる。その
他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能
である。
【0066】
【発明の効果】上記のように、本発明の半導体装置の製
造方法によれば、パッド電極の形成位置に対してバンプ
の形成位置を再配置するように、導電膜(BLM膜)を
パターン形成する方法において、ウェーハ処理枚数を重
ねても、安定な処理により導電膜(BLM膜)とバンプ
との接合界面における電気抵抗の上昇や接合強度の低下
などを抑制し、接続信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は第1実施形態に係る半導体装置の断面図
である。
【図2】図2は第1実施形態に係る半導体装置の製造方
法の製造工程を示す断面図であり、(a)は第1表面保
護膜の形成工程まで、(b)は第2表面保護膜の形成工
程まで、(c)は導電膜(BLM膜)の形成工程までを
示す。
【図3】図3は図2の続きの工程を示し、(d)はリフ
トオフによるレジスト膜上の導電膜の除去工程まで、
(e)は上側表面保護膜の形成工程まで、(f)はバン
プ形成領域での導電膜(BLM膜)の表面の清浄化工程
までを示す。
【図4】図4は図3の続きの工程を示し、(g)ははん
だ層の堆積工程まで、(h)はリフトオフによるレジス
ト膜上のはんだ層の除去工程までを示す。
【図5】図5は第1実施形態に係るトライオードRFプ
ラズマ処理装置の模式図である。
【図6】図6は第1実施形態および第2実施形態に係る
プラズマ処理装置の静電吸着電極を内蔵するウェーハス
テージの模式図である。
【図7】図7は第2実施形態に係るICP高密度プラズ
マ処理装置の模式図である。
【図8】図8は第1従来例に係る半導体装置の断面図で
ある。
【図9】図9は第1従来例に係る半導体装置の製造方法
の製造工程を示す断面図であり、(a)は導電膜(BL
M膜)の形成工程まで、(b)はレジスト膜の形成工程
まで、(c)ははんだ層の堆積工程までを示す。
【図10】図10は図9の続きの工程を示し、(d)は
リフトオフによるレジスト膜上のはんだ層の除去工程ま
で、(e)はリフローによりはんだボールバンプの形成
工程までを示す。
【図11】図11は第2従来例に係る半導体装置の断面
図である。
【図12】図12は第2従来例に係る半導体装置の製造
方法の製造工程を示す断面図であり、(a)は第1表面
保護膜の形成工程まで、(b)は第2表面保護膜の形成
工程まで、(c)は導電膜(BLM膜)の形成工程まで
を示す。
【図13】図13は図12の続きの工程を示し、(d)
はリフトオフによるレジスト膜上の導電膜の除去工程ま
で、(e)は上側表面保護膜の形成工程までを示す。
【図14】図14は図13の続きの工程を示し、(f)
ははんだ層の堆積工程まで、(g)はリフトオフによる
レジスト膜上のはんだ層の除去工程までを示す。
【図15】図15(a)および(b)は第2従来例の問
題点を説明するための断面図である。
【符号の説明】
1…CSP形態の半導体チップ、2…実装基板、3…封
止樹脂、10…半導体ウェーハ、10’…半導体チッ
プ、11…パッド電極、12,13…表面保護膜、14
…導電膜(BLM膜)、15…上側表面保護膜、15a
…スカム、16,16a…はんだ層、16b…バンプ、
19…共晶はんだ層、20…基板、21…ランド、23
…ソルダーレジスト、30…プラズマ処理室、31…陽
極板、32…ウェーハステージ、33…被処理ウェー
ハ、34…プラズマ生成電源、35…結合コンデンサ、
36…基板バイアス電源、37…格子電極、38…プラ
ズマ、39…ヒータ、40…静電吸着電極、41…熱伝
導媒体用配管、42…熱伝導媒体、43…冷媒用配管、
44…冷媒、45…誘導結合コイル、46…ICP電
源、R1,R2…レジスト膜、E…エッチングガス、W
…水。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/92 604S 23/12 L Fターム(参考) 5F004 AA09 AA14 AA16 BA05 BA09 BB17 BB20 BB22 BB26 BD01 BD03 BD05 DA23 DA26 DB03 EB01 EB02 5F033 HH07 HH11 HH13 JJ01 JJ07 JJ11 JJ13 KK09 MM08 MM17 PP15 PP19 PP26 QQ08 QQ09 QQ14 QQ37 QQ73 QQ74 QQ75 QQ85 QQ92 QQ94 QQ96 RR06 RR21 RR22 TT04 VV07 WW03 WW08 XX09 XX13 XX31

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体チップの回路パターンに接続するパ
    ッド電極が形成された半導体ウェーハ上に前記パッド電
    極に接続するようにバンプを形成する半導体装置の製造
    方法であって、 前記半導体ウェーハ上に、前記パッド電極に接続し、前
    記バンプの形成位置まで接続するパターンの導電膜を形
    成する工程と、 前記導電膜を被覆する保護膜を形成する工程と、 前記バンプ形成位置において前記保護膜に開口部を形成
    する工程と、 少なくとも前記保護膜に含有される水分を放出させる割
    合を制御しながら前記開口部における前記導電膜表面を
    清浄化する工程と、 前記開口部において前記導電膜の上層にバンプを形成す
    る工程とを有する半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】前記開口部における前記導電膜表面を清浄
    化する工程においては、前記半導体ウェーハを加熱処理
    しながら行う請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】前記開口部における前記導電膜表面を清浄
    化する工程においては、静電吸着電極を備えたウェーハ
    ステージに前記半導体ウェーハを戴置して行う請求項2
    記載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】前記開口部における前記導電膜表面を清浄
    化する工程においては、前記半導体ウェーハを80〜1
    40℃の範囲に加熱処理しながら行う請求項2記載の半
    導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】前記開口部における前記導電膜表面を清浄
    化する工程においては、前記半導体ウェーハに電圧を印
    加しながら行う請求項2記載の半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】前記開口部における前記導電膜表面を清浄
    化する工程においては、前記半導体ウェーハに100〜
    500Vの電圧を印加しながら行う請求項5記載の半導
    体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】前記開口部における前記導電膜表面を清浄
    化する工程においては、不活性ガスのプラズマによりス
    パッタリングエッチングを行う請求項1記載の半導体装
    置の製造方法。
  8. 【請求項8】前記開口部における前記導電膜表面を清浄
    化する工程においては、前記開口部に残された残渣を除
    去する請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】前記開口部における前記導電膜表面を清浄
    化する工程においては、前記開口部における前記導電膜
    表面の酸化物を除去する請求項1記載の半導体装置の製
    造方法。
  10. 【請求項10】半導体チップの回路パターンに接続する
    パッド電極が形成された半導体ウェーハ上に前記パッド
    電極に接続するようにバンプを形成する半導体装置の製
    造方法であって、 前記半導体ウェーハ上に、前記パッド電極に接続し、前
    記バンプの形成位置まで接続するパターンの導電膜を形
    成する工程と、 前記導電膜を被覆する保護膜を形成する工程と、 前記バンプ形成位置において前記保護膜に開口部を形成
    する工程と、 少なくとも前記保護膜に含有される水分を放出させる工
    程と、 前記開口部における前記導電膜表面を清浄化する工程
    と、 前記開口部において前記導電膜の上層にバンプを形成す
    る工程とを有する半導体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】前記水分を放出させる工程においては、
    前記半導体ウェーハの加熱処理を行う請求項10記載の
    半導体装置の製造方法。
  12. 【請求項12】前記水分を放出させる工程においては、
    静電吸着電極を備えたウェーハステージに前記半導体ウ
    ェーハを戴置して行う請求項11記載の半導体装置の製
    造方法。
  13. 【請求項13】前記水分を放出させる工程においては、
    前記半導体ウェーハを80〜140℃の範囲に加熱処理
    しながら行う請求項11記載の半導体装置の製造方法。
  14. 【請求項14】前記水分を放出させる工程においては、
    減圧雰囲気下で前記半導体ウェーハの加熱処理を行う請
    求項11記載の半導体装置の製造方法。
  15. 【請求項15】前記開口部における前記導電膜表面を清
    浄化する工程においては、不活性ガスのプラズマにより
    スパッタリングエッチングを行う請求項10記載の半導
    体装置の製造方法。
  16. 【請求項16】前記開口部における前記導電膜表面を清
    浄化する工程においては、前記開口部に残された残渣を
    除去する請求項10記載の半導体装置の製造方法。
  17. 【請求項17】前記開口部における前記導電膜表面を清
    浄化する工程においては、前記開口部における前記導電
    膜表面の酸化物を除去する請求項10記載の半導体装置
    の製造方法。
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