JP2000340569A - 半導体装置の配線構造及びその形成方法 - Google Patents
半導体装置の配線構造及びその形成方法Info
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Abstract
下で層間絶縁膜にクラックが発生することを抑制するこ
とができる半導体装置の配線構造を提供する。 【解決手段】配線層12上には、第1の有機SOG層1
3、プラズマCVD法で形成されるシリコン酸化膜或い
はシリコン窒化膜からなる補強絶縁層14、及び第2の
有機SOG層16がこの順で積層される。第1の有機S
OG層13及び補強絶縁層14にヴィアホール15が形
成され、第2の有機SOG層16にヴィアホール15に
対応して溝17が形成される。ヴィアホール15及び溝
17内に夫々導電性ヴィアプラグ19及び電極パッド2
0が埋め込み形成される。第2の有機SOG層16上に
パッシベーション層21が配設され、層21にパッド2
0が露出する開孔22が形成される。開孔22に露出す
るパッド20上にワイヤ23が接続される。
Description
造及びその形成方法に関し、特に電極パッドにワイヤや
バンプ等の接続部材のボンディングを行う際に、電極パ
ッド下の層間絶縁膜にクラックが発生することを抑制す
るための技術に関する。
層間絶縁膜としてより低誘電率の絶縁膜が使用される。
かかる観点から、CVD(Chemical Vapor Depositio
n)法によるSiO2 膜、例えばTEOS(tetraethyl
orthosilicate)を用いて形成したシリコン酸化膜(以
下TEOS膜或いは層という)に代え、これよりも誘電
率が低い、SOG(Spin-On-Glass)技術を用いて形成
した有機材料を含むシリコン酸化膜(以下SOG膜或い
は層という)が、層間絶縁膜として使用される。
比較すると機械的強度が低く、SOG膜の硬度は、TE
OS膜の約1/10である。また、TEOS膜が圧縮応
力を持つように成膜される。これに対して、SOG膜は
Si基板よりも大きな線膨張係数を持ち、このため、何
の応力制御を行っていない現状の成膜方法では、成膜後
のSOG膜は引っ張り応力を有する。これ等のことが原
因となり、有機SOG膜は、圧力が掛かると容易にクラ
ックを発生してしまう。
が、電極パッドにワイヤ、バンプ、異方性導電性シート
等の接続部材のボンディングを行う工程である。即ち、
ボンディングの際に電極パッドに掛かる圧力により、パ
ッド直下のSOG膜にクラックが発生する。この点に関
し、図10(a)〜(f)は従来の半導体装置の配線構
造の形成方法を工程順に示す断面図である。
1上に配線層2を形成した後、有機SOG層3を形成す
る。次に、図10(b)に示すように、SOG層3に、
配線層2に接続するヴィアホール4を形成する。次に、
全面にAlを堆積して、SOG層3上及びヴィアホール
4内にAl膜5を形成する。
5を加工してパッドを形成するためのリソグラフィを行
い、RIE(Reactive Ion Etching)によってAl電極
パッド6を形成する。次に、図10(d)に示すよう
に、全面に、有機SOG膜、プラズマCVDシリコン酸
化膜、プラズマCVDシリコン窒化膜等からなるパッシ
ベーション層7を形成する。
ベーション層7に開孔8を形成してAlパッド6を露出
させる。次に、図10(f)に示すように、アセンブリ
のためのダイシング及びマウントを行った後、Alパッ
ド6にワイヤボンディングを行う。この際、Alパッド
6にワイヤ9を密着させ圧力を掛けることで、パッド6
とワイヤ9とを接続する。
に、パッド6の下方のSOG層3にクラックが生じると
いう問題がある。
絶縁膜を低誘電率化する一方、ワイヤ等の接続部材をボ
ンディングする際、電極パッド下で層間絶縁膜にクラッ
クが発生することを抑制することができる半導体装置の
配線構造及びその形成方法を提供することにある。
る半導体装置の配線構造は、基板上に配設された配線層
と、前記配線層を被覆すると共に前記配線層に対応して
形成されたヴィアホールを有する層間絶縁膜と、前記ヴ
ィアホール内に配設された導電性のヴィアプラグと、前
記層間絶縁膜上に配設され且つ前記ヴィアプラグを介し
て前記配線層に電気的に接続された電極パッドと、を具
備し、前記層間絶縁膜は、3以下の比誘電率と、50G
Pa未満のヤング率とを有する第1絶縁層と、50GP
a以上のヤング率を有する第2絶縁層とを含み、前記第
2絶縁層は前記第1絶縁層と前記電極パッドとの間に介
在することを特徴とする。
構造において、前記第2絶縁層は100nm以上の厚さ
を有することを特徴とする。
点に係る構造において、前記第1絶縁層は10GPa以
下のヤング率を有することを特徴とする。
れかの視点に係る構造において、前記第1絶縁層は2.
0g/cm3 未満の密度を有することを特徴とする。
構造において、前記第1絶縁層は、有機材料を含むシリ
コン酸化物から実質的になることを特徴とする。
構造において、前記第2絶縁層は、シリコン酸化物及び
シリコン窒化物からなる群から選択された材料から実質
的になることを特徴とする。
れかの視点に係る構造において、前記第1絶縁層は前記
配線層を被覆するように配設されることを特徴とする。
れかの視点に係る構造において、前記第1絶縁層は前記
配線層の周囲を包囲するように前記配線層と実質的に同
じレベルに配設され、前記第2絶縁層は前記配線層及び
前記第1絶縁層を被覆するように配設されることを特徴
とする。
れかの視点に係る構造において、前記第2絶縁層は前記
電極パッドの底面若しくは底面及び側面に沿った部分の
みに配設されることを特徴とする。
配線構造は、基板上の異なるレベルに配設された複数の
配線層と、前記異なるレベルの前記配線層を夫々被覆す
ると共に前記配線層に対応して形成されたヴィアホール
を有する複数の第1絶縁層と、前記第1絶縁層は3以下
の比誘電率と、10GPa以下のヤング率と、2.0g
/cm3 未満の密度とを有することと、前記ヴィアホー
ル内に配設された導電性のヴィアプラグと、前記第1絶
縁層の内で一番上に位置する最上第1絶縁層の上に配設
され且つ前記ヴィアプラグの1つを介して前記配線層の
1つに電気的に接続された電極パッドと、前記最上第1
絶縁層と前記電極パッドとの間に介在する第2絶縁層
と、前記第2絶縁層は50GPa以上のヤング率を有す
ることと、を具備する。
配線構造は、基板上の異なるレベルに配設された複数の
配線層と、前記異なるレベルの前記配線層の夫々と実質
的に同じレベルに配設され且つ前記配線層の周囲を包囲
する複数の第1絶縁層と、前記第1絶縁層は3以下の比
誘電率と、10GPa以下のヤング率と、2.0g/c
m3 未満の密度とを有することと、前記異なるレベルの
前記配線層及び前記第1絶縁層を夫々被覆すると共に前
記配線層に対応して形成されたヴィアホールを有する複
数の第2絶縁層と、前記第2絶縁層は50GPa以上の
ヤング率を有することと、前記ヴィアホール内に配設さ
れた導電性のヴィアプラグと、前記第2絶縁層の内で一
番上に位置する最上第2絶縁層の上に配設され且つ前記
ヴィアプラグの1つを介して前記配線層の1つに電気的
に接続された電極パッドと、を具備する。
配線構造の形成方法は、基板上に配設された配線層を層
間絶縁膜で被覆する工程と、前記層間絶縁膜は、3未満
の比誘電率と、50GPa未満のヤング率とを有する第
1絶縁層と、50GPa以上のヤング率を有する第2絶
縁層とを積層して形成することと、前記配線層に対応し
て前記層間絶縁膜にヴィアホールを形成する工程と、前
記ヴィアホール内に導電性のヴィアプラグを形成すると
共に、前記ヴィアプラグを介して前記配線層に電気的に
接続されるように、前記層間絶縁膜の前記第2絶縁層上
に電極パッドを形成する工程と、前記電極パッドに圧力
を加えながら、前記電極パッドに接続部材を電気的に接
続する工程と、を具備する。
係る方法において、前記配線層を層間絶縁膜で被覆する
工程は、前記配線層上に前記第1絶縁層を形成する工程
と、前記第1絶縁層の表面に溝を形成する工程と、前記
溝を含む範囲で前記第1絶縁層上に前記第2絶縁層を形
成する工程と、を具備し、前記電極パッドを形成する工
程は、前記溝を含む範囲で前記第2絶縁層上に前記電極
パッドの材料層を形成する工程と、前記電極パッドの材
料層の表面側からCMPにより研磨することにより、前
記溝の外に位置する前記第2絶縁層及び前記電極パッド
の材料層の部分を除去する工程と、を具備することを特
徴とする。
3の視点に係る方法において、前記第2絶縁層は100
nm以上の厚さを有することを特徴とする。
のいずれかの視点に係る方法において、前記第1絶縁層
は10GPa以下のヤング率を有することを特徴とす
る。
て図面を参照して説明する。なお、以下の説明におい
て、略同一の機能及び構成を有する構成要素について
は、同一符号を付し、重複説明は必要な場合にのみ行
う。
形態に係る半導体装置の配線構造を示す断面図である。
12が配設される。絶縁層11及び配線層12上に、ス
ピン塗布法で形成される第1の有機SOG層13(例え
ば、SiO(CH3 )x 、比誘電率=2.5、ヤング率
10GPa未満、密度2.0g/cm3 未満)が配設さ
れる。第1SOG層13上にプラズマCVD法で形成さ
れるシリコン酸化膜(比誘電率=4.0)或いはシリコ
ン窒化膜(比誘電率=7.0)からなる補強絶縁層14
(ヤング率50GPa以上、密度2.0g/cm3 以
上)が配設される。第1SOG層13及び補強絶縁層1
4に、配線層12に接続するヴィアホール15が形成さ
れる。プラズマCVDSiO2 層14上に第2の有機S
OG層16が配設され、層16のヴィアホール15を含
む領域に溝17が形成される。
てライナー層18が配設される。ヴィアホール15及び
溝17内に導電性ヴィアプラグ19及び電極パッド20
が埋め込み形成される。第2SOG層16上にパッシベ
ーション層21が配設され、層21にパッド20が露出
する開孔22が形成される。開孔22に露出するパッド
20上にワイヤ23が接続される。
の形成方法を工程順に示す断面図である。
板10上で絶縁層11上に配線層12を形成した後、第
1の有機SOG層13で被覆する。次に、第1SOG層
13上に、プラズマCVD法を用いてシリコン酸化膜或
いはシリコン窒化膜を堆積して補強絶縁層14を形成す
る。次に、補強絶縁層14上に第2の有機SOG層16
を形成する。
G層16に、下方に配線が形成された領域を少なくとも
含む溝17を形成する。次に、溝17に露出する補強絶
縁層14及び第1SOG層13に配線層12に接続する
ヴィアホール15を形成する。次に、全面にTi、Ti
N、Nb、Ta或いはTaAlの何れかを堆積して、ラ
イナー層18を形成する。
スパッタリング法を用いてAl層25を堆積して、ヴィ
アホール15及び溝17内にAl層25を埋め込む。次
に、図2(d)に示すように、CMP(Chemical-Mecha
nical Polishing)法を用いて溝17外で第2SOG層
16上のライナー層18及びAl層25を除去する。こ
れにより、ヴィアホール15内にヴィアプラグ19を配
設すると共に、溝17内に電極パッド20を配設する。
機SOG膜、プラズマCVDSiO 2 膜或いはプラズマ
CVDシリコン窒化膜等からなるパッシベーション層2
1を形成する。次に、図2(f)に示すように、パッシ
ベーション層21に開孔22を形成して、パッド20の
少なくとも一部を露出させる。
マウントを行った後、図2(g)に示すように、Alパ
ッド20にワイヤ23を密着させて圧力を掛ける。これ
により、パッド20とワイヤ23とを接続する、所謂ワ
イヤボンディングを行う。
際、電極パッド20の下方の補強絶縁層14及び第1S
OG層13にクラックが発生することはなかった。第1
SOG層13にクラックが生じない理由を図3を用いて
説明する。
D法で形成したことを意味する)SiO2 膜(TEOS
膜)との硬度の測定結果を示す図である。図3に示すよ
うに、有機材料を含むシリコン酸化膜であるSOG膜の
硬度は、P−SiO2 膜(TEOS膜)に比べて小さ
く、かなり低い荷重で膜にクラックが発生する。そのた
め、従来の構造では、ワイヤボンディングの際に、パッ
ドに掛かる圧力により、パッド下でSOG層にクラック
が発生する。
コン酸化膜(P−SiO2 )及びプラズマCVDシリコ
ン窒化膜(P−SiN)のヤング率を示す。
の膜厚と、その下方の有機SOG層におけるワイヤボン
ディング中のクラックの発生との関係を示す。
のヤング率及び密度と、その下方の有機SOG層におけ
るワイヤボンディング中のクラックの発生との関係を示
す。
ン酸化膜、プラズCVDマシリコン窒化膜のヤング率
(及び硬度)は、有機SOG膜に比べて4〜30倍以上
も大きい。電極パッド20と第1SOG層13との間
に、硬度の高いプラズマCVDシリコン酸化膜或いはプ
ラズマCVDシリコン窒化膜が形成されるので、ワイヤ
ボンディングの際に第1SOG層13にクラックが生じ
ることがない。
GPa以上のヤング率を示す、或いは密度が2.0g/
cm3 以上の絶縁膜を用いれば、有機SOG層にクラッ
クが生じないことが分かる。なお、表3では、有機SO
G膜にクラックが生じないヤング率の値の下限は57G
Paであるが、50GPa程度の補強絶縁層を設けても
有機SOG層にクラックが生じない。また、補強絶縁層
の膜厚は有機SOG層よりも小さいほうがよいが、表2
に示すように、100nm以上であることが好ましいこ
とが分かる。
パッドとの間に、プラズマCVD法で形成されたシリコ
ン酸化膜或いはシリコン窒化膜からなる補強絶縁層が配
設される。このため、ワイヤボンディングの際にパッド
の下の有機SOG層にクラックが生じることはない。
発明の第2実施形態に係る半導体装置の配線構造の形成
方法を工程順に示す断面図である。有機SOG層上に補
強絶縁層を一面に形成すると、有機SOG層の誘電率が
低いという効果を減少させてしまう。そこで、本実施形
態では、パッドの底部のみに補強絶縁層を形成する方法
について説明する。
板10上で絶縁層11上に配線層12を形成した後、有
機SOG層33で被覆する。次に、図4(b)に示すよ
うに、SOG層33に、下方に配線層12が形成された
領域を少なくとも含む溝17を形成する。次に、プラズ
マCVD法を用いてSiO2 膜或いはシリコン窒化膜を
堆積して、補強絶縁層34を形成する。なお、この補強
絶縁層34の膜厚は、100nm以上であることが好ま
しい。次に、図4(c)に示すように、溝17の底部
に、配線層12に接続するヴィアホール15を形成す
る。
i、TiN、Nb、Ta或いはTaAlの何れかを堆積
して、ライナー層18を形成する。次に、リフロースパ
ッタリングによってAl層25をヴィアホール15内及
び溝17内に堆積する。
によって、溝17外でSOG層上のAl層25、ライナ
ー層18及び補強絶縁層34を除去する。これにより、
ヴィアホール15内にヴィアプラグ19を配設すると共
に、溝17内に電極パッド20を配設する。
機SOG膜、プラズマCVDSiO 2 膜或いはプラズマ
CVDシリコン窒化膜等からなるパッシベーション層2
1を形成する。次に、図4(g)に示すように、パッシ
ベーション層21に開孔22を形成して、パッド20の
少なくとも一部を露出させる。
マウントを行った後、図4(h)に示すように、Alパ
ッド20にワイヤ23を密着させて圧力を掛ける。これ
により、パッド20とワイヤ23とを接続する、所謂ワ
イヤボンディングを行う。
際、電極パッド20の下方のSOG層33にクラックが
発生することはなかった。これは、有機SOG層33と
電極パッド20との間に、プラズマCVD法で形成され
たシリコン酸化膜或いはシリコン窒化膜からなる補強絶
縁層34が配設されたことによる。
発明の第3実施形態に係る半導体装置の配線構造の形成
方法を工程順に示す断面図である。本実施形態では、配
線材料としてCuを用いた場合について説明する。配線
材料としてCuを使用した場合には、Alボンディング
ワイヤとの密着性が悪くなるという問題が発生する。
(g)を用いて説明した工程と、配線がCu配線である
ことを除いて同様な工程を用いて、図5(a)に示す構
造を形成する(従って、その詳細な説明は省略する)。
このため、図5(a)において、ヴィアホール15内に
Cuヴィアプラグ41が配設され、溝17内にCuパッ
ド42が配設される。また、本実施形態において、パッ
シベーション層21はシリコン窒化膜からなる。
iN膜或いはTaN膜を堆積して、バリア層43を形成
する。次に、開孔22を埋め込むようにAl膜44をス
パッタリング法を用いて堆積する。次に、図5(c)に
示すように、開孔22外でパッシベーション層21上の
Al膜44及びバリア層43を除去して、開孔22内に
Alパッド44を形成する。
マウントを行った後、図5(d)に示すように、Alパ
ッド44にワイヤ23を密着させて圧力を掛ける。これ
により、パッド44とワイヤ23とを接続する、所謂ワ
イヤボンディングを行う。
際、電極パッド42、44の下方のSOG層33にクラ
ックが発生することはなかった。これは、有機SOG層
33とCuパッド42との間に、プラズマCVD法で形
成されたシリコン酸化膜或いはシリコン窒化膜からなる
補強絶縁層34が配設されたことによる。
発明の第4実施形態に係る半導体装置の配線構造の形成
方法を工程順に示す断面図である。
(g)を用いて説明した工程と同様な工程を用いて、図
6(a)に示す構造を形成する(従って、その詳細な説
明は省略する)。
i/Pd、或いはTi/TiW/Auの積層構造からな
るバリア層51を形成する。次に、図5(c)に示すよ
うに、レジストの塗布を行った後、リソグラフィ技術を
用いて、開孔22が露出するレジストパターン52を形
成する。
0上のレジストパターン52の開口部に電解メッキ法を
用いてAuまたは半田を埋め込んでバンプ53を形成す
る。次に、図6(e)に示すように、レジストパターン
52を除去した後、バンプ53をマスクとして、露出す
るバリア層51を除去する。
(f)に示すように、バンプ53にリードテープ54を
貼り付け、圧力を加えながら、約500℃まで昇温し
て、ボンディングを行う。
極パッド20の下方のSOG層33にクラックが発生す
ることはなかった。これは、有機SOG層33と電極パ
ッド20との間に、プラズマCVD法で形成されたシリ
コン酸化膜或いはシリコン窒化膜からなる補強絶縁層3
4が配設されたことによる。
発明の第5実施形態に係る半導体装置の配線構造の形成
方法を工程順に示す断面図である。
IS(Metal-Insulator-Semiconductor)型のトランジ
スタ61が形成される。トランジスタ61は、基板60
内に形成された一対のソース/ドレイン層62、63
と、チャネル領域上に絶縁膜を介して配設されたゲート
電極64とを有する。
の全面をBPSG(B-doped Phospho-Silicate Glass)
膜からなる絶縁層71で被覆する。次に、絶縁層71上
にWからなる配線層72を形成すると共にヴィアプラグ
73を介してトランジスタ61に接続する。
1及び配線層72をスピン塗布法で形成される有機SO
G層(例えば、SiO(CH3 )x 、比誘電率=2.
5、ヤング率10GPa未満、密度2.0g/cm3 未
満)からなる絶縁層74で被覆する。次に、絶縁層74
上にCu/TaNからなる配線層75を形成すると共に
ヴィアプラグ76を介して配線層72に接続する。
4及び配線層75を有機SOG層からなる絶縁層77で
被覆する。次に、絶縁層77上にCu/TaNからなる
配線層78を形成すると共にヴィアプラグ79を介して
配線層75に接続する。
7及び配線層78をプラズマCVD法で形成されるシリ
コン酸化膜からなる補強絶縁層80(ヤング率50GP
a以上、密度2.0g/cm3 以上)で被覆する。次
に、絶縁層80上にCu/TaNからなるパッド兼配線
層81を形成すると共にヴィアプラグ82を介して配線
層78に接続する。
0及びパッド兼配線層81をプラズマCVD法で形成さ
れるシリコン窒化膜からなるパッシベーション層83で
被覆する。次に、パッシベーション層83に開孔を形成
すると共に、同開孔内にAl/BM(Barrier Metal)
電極パッド84を形成する。
1、84の直下にプラズマCVD法で形成されたシリコ
ン酸化膜からなる補強絶縁層80が配設されている。こ
のため、ボンディング工程における機械的衝撃にも耐え
うるようになる。また、中間部の絶縁層としては低誘電
率のSOG絶縁層74、77が使用されているため、デ
バイスの高速化も実現することができる。
配線兼パッド81の上にAl(Ti/TiN等のBMを
含む)の蓋状のパッド84が形成される。これはCuが
最表面に出ているとボンディング強度が弱い、酸化され
てしまう、腐食が生じる等の問題があるためである。こ
のように電極パッドは何層かの金属層を積層して構成さ
れる場合が多いが、このような場合、これ等を一体の電
極と考えこの電極の直下に機械的強度に優れた補強絶縁
層を配設すればよい。
発明の第6実施形態に係る半導体装置の配線構造の形成
方法を工程順に示す断面図である。
示す構造と同じ図8(a)に示す構造を形成する。
1及び配線層72を有機SOG層からなる300nmの
厚さの絶縁層74で被覆する。次に、絶縁層74をプラ
ズマCVD法で形成されるシリコン酸化膜或いはシリコ
ン窒化膜からなる50nmの厚さの絶縁層86aで被覆
する。絶縁層86aは配線層を形成するためのエッチン
グストッパとして利用される。
6aをスピン塗布法で形成される有機SOG層からなる
絶縁層88aで被覆する。次に、絶縁層74、86a、
88aのパターニング及び溝の形成を行った後、Cu/
TaNを溝内に埋め込むことにより、配線層75及びヴ
ィアプラグ76を形成する(デュアルダマシン法)。次
に、絶縁層88a及び配線層75をプラズマCVD法で
形成されるシリコン酸化膜或いはシリコン窒化膜からな
る50nmの厚さの絶縁層86bで被覆する。絶縁層8
6bはCuが層間絶縁膜中へ拡散していくことを防止す
るために利用される。
6bを、有機SOG層からなる絶縁層88bと、プラズ
マCVD法で形成されるシリコン酸化膜或いはシリコン
窒化膜からなる50nmの厚さの絶縁層86cと、有機
SOG層からなる絶縁層88cとで順次被覆する。次
に、絶縁層86b、88b、86c、88cのパターニ
ング及び溝の形成を行った後、Cu/TaNを溝内に埋
め込むことにより、配線層78及びヴィアプラグ79を
形成する。次に、絶縁層88c及び配線層78をプラズ
マCVD法で形成されるシリコン酸化膜或いはシリコン
窒化膜からなる50nmの厚さの絶縁層86dで被覆す
る。
6dをプラズマCVD法で形成されるシリコン酸化膜か
らなる1μmの厚さの補強絶縁層80で被覆する。次
に、絶縁層80上にCu/TaNからなるパッド兼配線
層81を形成すると共にヴィアプラグ82を介して配線
層78に接続する(デュアルダマシン法)。
0及びパッド兼配線層81をプラズマCVD法で形成さ
れるシリコン窒化膜からなるパッシベーション層83で
被覆する。次に、パッシベーション層83に開孔を形成
すると共に、同開孔内にAl/BM電極パッド84を形
成する。
1、84の直下にプラズマCVD法で形成されたシリコ
ン酸化膜からなる補強絶縁層80が配設されている。こ
のため、ボンディング工程における機械的衝撃にも耐え
うるようになる。また、中間部の絶縁層としては低誘電
率のSOG絶縁層74、88a、88b、88cが使用
されているため、デバイスの高速化も実現することがで
きる。
エッチング時のストッパ層としてプラズマCVD法で形
成されるシリコン酸化膜或いはシリコン窒化膜(望まし
くはシリコン窒化膜)を用いている。しかし、LSIの
動作の高速化の観点からこれ等を省略することもでき
る。
たプラズマCVD法で形成されるシリコン酸化膜或いは
シリコン窒化膜(望ましくはシリコン窒化膜)について
も省略することもできる。これは、例えば、塗布型絶縁
膜自体がCu拡散抑制効果のある膜である場合や、Cu
配線の上面もバリヤメタルで囲む構造の配線である場合
である。また、配線材料がCuではなくAlやW等の材
料の場合、層間膜中への配線材料の拡散は無視できるた
め、拡散抑制層は不要となる。
ンプはデュアルダマシン法で形成したが、ヴィアプラグ
と配線とを別々に埋め込むシングルダマシン法で形成し
てもよい。この場合、最上層配線と同じレベルの絶縁膜
はその絶縁膜とは別に堆積されることになる。即ち、最
上層配線と同じレベルの絶縁膜とその下の絶縁膜とは同
一材料からなっても、異なる材料からなってもよい。
形態に係る半導体装置の配線構造を示す断面図である。
数の配線層94a、94b、94cが配設される。ま
た、基板90及び複数の配線層94a、94b、94c
の間には、層間絶縁層(補強絶縁層)92a、92b、
92cが配設される。更に、配線層94a、94b、9
4cの夫々と実質的に同じレベルに配設され且つ配線層
94a、94bの周囲を包囲するように複数の埋め込み
絶縁層96a、96bが配設される。各レベルの配線層
94a、94b、94cは導電性ヴィアプラグ95を介
して電気的に接続される。
ラズマCVD法で形成されるシリコン酸化膜或いはシリ
コン窒化膜からなる補強絶縁層(ヤング率50GPa以
上、密度2.0g/cm3 以上)である。埋め込み絶縁
層96a、96bは、スピン塗布法で形成される有機S
OG層(例えば、SiO(CH3 )x 、比誘電率=2.
5、ヤング率10GPa未満、密度2.0g/cm3 未
満)からなる。
cはSiN等からなるパッシベーション層97により被
覆される。パッシベーション層97に、最上部の配線層
94cで一部であってパッドとして機能する部分98a
を露出する開孔が形成され、同開孔内に電極パッド98
bが配設される。
8a、98bの直下にプラズマCVD法で形成されたシ
リコン酸化膜或いはシリコン窒化膜からなる補強絶縁層
92cが配設されている。このため、ボンディング工程
における機械的衝撃にも耐えうるようになる。また、中
間部の絶縁層としては低誘電率のSOG絶縁層96a、
96bが使用されているため、デバイスの高速化も実現
することができる。
絶縁層の形成される位置は、パッドとその直下の配線層
の間であればどこでも良い。しかし、パッド直下に形成
すると最も効果が高い。また、配線とパッドとの間に、
補強絶縁層を複数層挿入しても良い。
としては、スパッタリング法で埋め込む以外に、ヴィア
ホールの開孔後、選択W−CVD法、ブランケットW−
CVD法等によってWヴィアプラグを形成する方法、或
いはAlピラーを用いてヴィアプラグを形成する方法が
ある。また、配線材料としてCuの他、AlやWを使用
することができる。
GPa未満、典型的には10GPa以下、密度が2.0
g/cm3 以下の層間絶縁層として、SOG膜が例示さ
れるが、その成膜方法は限定的なものではない。また、
ヤング率、密度等が先の条件を満たす範囲でSOG膜以
外の低誘電率膜(比誘電率kが3.0以下の膜)を用い
ることが可能である。
が50GPa以上、密度が2.0g/cm3 以上の補強
絶縁層として、プラズマCVD法で形成されたシリコン
酸化膜或いはシリコン窒化膜が例示されるが、ヤング率
または密度が先の条件を満たす範囲で他の絶縁膜(Si
C膜、SiOF膜、PSG膜等)を用いることが可能で
ある。
装置の配線構造及びその形成方法によれば、層間絶縁膜
を低誘電率化する一方、ワイヤ等の接続部材をボンディ
ングする際、電極パッド下で層間絶縁膜にクラックが発
生することを抑制することができる。
構造を示す断面図。
断面図。
との硬度の測定結果を示す図。
構造の形成方法を工程順に示す断面図。
構造の形成方法を工程順に示す断面図。
構造の形成方法を工程順に示す断面図。
構造の形成方法を工程順に示す断面図。
構造の形成方法を工程順に示す断面図。
構造を示す断面図。
程順に示す断面図。
線層 13、16、33、74、77、88a、88b、88
c、96a、96b…有機SOG層 14、34、80、92a、92b、92c…補強絶縁
層 15…ヴィアホール 17…溝 18…ライナー層 19、41、73、76、79、82、95…ヴィアプ
ラグ 20、42、44、81、84、98a、98b…パッ
ド 21…パッシベーション層 22…開孔 23…ワイヤ 34…緩衝層 43、51…バリア層 52…レジストパターン 53…バンプ 54…リードテープ 61…MISトランジスタ
Claims (15)
- 【請求項1】基板上に配設された配線層と、 前記配線層を被覆すると共に前記配線層に対応して形成
されたヴィアホールを有する層間絶縁膜と、 前記ヴィアホール内に配設された導電性のヴィアプラグ
と、 前記層間絶縁膜上に配設され且つ前記ヴィアプラグを介
して前記配線層に電気的に接続された電極パッドと、を
具備し、前記層間絶縁膜は、3以下の比誘電率と、50
GPa未満のヤング率とを有する第1絶縁層と、50G
Pa以上のヤング率を有する第2絶縁層とを含み、前記
第2絶縁層は前記第1絶縁層と前記電極パッドとの間に
介在することを特徴とする半導体装置の配線構造。 - 【請求項2】前記第2絶縁層は100nm以上の厚さを
有することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の
配線構造。 - 【請求項3】前記第1絶縁層は10GPa以下のヤング
率を有することを特徴とする請求項1または2に記載の
半導体装置の配線構造。 - 【請求項4】前記第1絶縁層は2.0g/cm3 未満の
密度を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれ
かに記載の半導体装置の配線構造。 - 【請求項5】前記第1絶縁層は、有機材料を含むシリコ
ン酸化物から実質的になることを特徴とする請求項4に
記載の半導体装置の配線構造。 - 【請求項6】前記第2絶縁層は、シリコン酸化物及びシ
リコン窒化物からなる群から選択された材料から実質的
になることを特徴とする請求項5に記載の半導体装置の
配線構造。 - 【請求項7】前記第1絶縁層は前記配線層を被覆するよ
うに配設されることを特徴とする請求項1乃至6のいず
れかに記載の半導体装置の配線構造。 - 【請求項8】前記第1絶縁層は前記配線層の周囲を包囲
するように前記配線層と実質的に同じレベルに配設さ
れ、前記第2絶縁層は前記配線層及び前記第1絶縁層を
被覆するように配設されることを特徴とする請求項1乃
至6のいずれかに記載の半導体装置の配線構造。 - 【請求項9】前記第2絶縁層は前記電極パッドの底面若
しくは底面及び側面に沿った部分のみに配設されること
を特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の半導体
装置の配線構造。 - 【請求項10】基板上の異なるレベルに配設された複数
の配線層と、 前記異なるレベルの前記配線層を夫々被覆すると共に前
記配線層に対応して形成されたヴィアホールを有する複
数の第1絶縁層と、前記第1絶縁層は3以下の比誘電率
と、10GPa以下のヤング率と、2.0g/cm3 未
満の密度とを有することと、 前記ヴィアホール内に配設された導電性のヴィアプラグ
と、 前記第1絶縁層の内で一番上に位置する最上第1絶縁層
の上に配設され且つ前記ヴィアプラグの1つを介して前
記配線層の1つに電気的に接続された電極パッドと、 前記最上第1絶縁層と前記電極パッドとの間に介在する
第2絶縁層と、前記第2絶縁層は50GPa以上のヤン
グ率を有することと、を具備することを特徴とする半導
体装置の配線構造。 - 【請求項11】基板上の異なるレベルに配設された複数
の配線層と、 前記異なるレベルの前記配線層の夫々と実質的に同じレ
ベルに配設され且つ前記配線層の周囲を包囲する複数の
第1絶縁層と、前記第1絶縁層は3以下の比誘電率と、
10GPa以下のヤング率と、2.0g/cm3 未満の
密度とを有することと、 前記異なるレベルの前記配線層及び前記第1絶縁層を夫
々被覆すると共に前記配線層に対応して形成されたヴィ
アホールを有する複数の第2絶縁層と、前記第2絶縁層
は50GPa以上のヤング率を有することと、 前記ヴィアホール内に配設された導電性のヴィアプラグ
と、 前記第2絶縁層の内で一番上に位置する最上第2絶縁層
の上に配設され且つ前記ヴィアプラグの1つを介して前
記配線層の1つに電気的に接続された電極パッドと、を
具備することを特徴とする半導体装置の配線構造。 - 【請求項12】基板上に配設された配線層を層間絶縁膜
で被覆する工程と、前記層間絶縁膜は、3未満の比誘電
率と、50GPa未満のヤング率とを有する第1絶縁層
と、50GPa以上のヤング率を有する第2絶縁層とを
積層して形成することと、 前記配線層に対応して前記層間絶縁膜にヴィアホールを
形成する工程と、 前記ヴィアホール内に導電性のヴィアプラグを形成する
と共に、前記ヴィアプラグを介して前記配線層に電気的
に接続されるように、前記層間絶縁膜の前記第2絶縁層
上に電極パッドを形成する工程と、 前記電極パッドに圧力を加えながら、前記電極パッドに
接続部材を電気的に接続する工程と、を具備することを
特徴とする半導体装置の配線構造の形成方法。 - 【請求項13】前記配線層を層間絶縁膜で被覆する工程
は、 前記配線層上に前記第1絶縁層を形成する工程と、 前記第1絶縁層の表面に溝を形成する工程と、 前記溝を含む範囲で前記第1絶縁層上に前記第2絶縁層
を形成する工程と、を具備し、 前記電極パッドを形成する工程は、 前記溝を含む範囲で前記第2絶縁層上に前記電極パッド
の材料層を形成する工程と、 前記電極パッドの材料層の表面側からCMPにより研磨
することにより、前記溝の外に位置する前記第2絶縁層
及び前記電極パッドの材料層の部分を除去する工程と、
を具備することを特徴とする請求項12に記載の半導体
装置の配線構造の形成方法。 - 【請求項14】前記第2絶縁層は100nm以上の厚さ
を有することを特徴とする請求項12または13に記載
の半導体装置の配線構造の形成方法。 - 【請求項15】前記第1絶縁層は10GPa以下のヤン
グ率を有することを特徴とする請求項12乃至14のい
ずれかに記載の半導体装置の配線構造の形成方法。
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