JP2000340055A - 接点スイッチ状態検出装置 - Google Patents

接点スイッチ状態検出装置

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JP2000340055A
JP2000340055A JP11149294A JP14929499A JP2000340055A JP 2000340055 A JP2000340055 A JP 2000340055A JP 11149294 A JP11149294 A JP 11149294A JP 14929499 A JP14929499 A JP 14929499A JP 2000340055 A JP2000340055 A JP 2000340055A
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Kenichi Nagahashi
謙一 長橋
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接点スイッチが破損した場合など、接点スイ
ッチが閉じっぱなしになることがあっても大きな電力消
費を伴うことなく、接点スイッチのオン・オフ状態を検
出できるようにした接点スイッチ状態検出装置を提供す
る。 【解決手段】 オン状態連続検出手段13が、応答信号
のレベルが予め定めた第1の一定時間以上連続じて検知
信号のレベルに対応するレベルになっていることを検出
する。検知信号発生手段11は、オン状態連続検出手段
13による検出に応じて、予め定めた第2の一定時間毎
にこの第2の時間よりも短い予め定めた第3の一定時間
の間接点スイッチのオン状態において接点を通じて電流
を流すレベルとなる検知信号に切り替えて出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は接点スイッチ状態検
出装置に係り、特に、例えば操作つまみの押圧操作など
のスイッチ操作によって接点が閉じてオンし、押圧操作
を止めることで接点が開いてオフする接点スイッチのオ
ン・オフ状態を検出する接点スイッチ状態検出装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の回路として、図5に示す
ような構成のものがあった。同図において、1は検出の
開始と終了を指示する検出開始/終了信号を入力し、検
出開始信号を入力しているときにはHレベルの検知信号
の発生を開始し、検出終了信号を入力しているときには
検知信号の発生を終了する検知信号発生回路、2は検知
信号発生回路1の発生している検知信号により接点スイ
ッチSWのオン・オフ状態を監視し、接点スイッチSW
が閉じたか、開いたかを判定してその結果を出力するオ
ン・オフ判定回路であり、接点スイッチSWの一端が検
知信号発生回路1の出力に、他端がオン・オフ判定回路
2の入力にそれぞれ接続されている。
【0003】上述した回路構成において、検知信号発生
回路1の入力する検出開始/終了信号は、装置が電池電
源によって動作するものであるときには例えば電源スイ
ッチのオン・オフに応じてそれぞれ発生されるもので、
図6のタイミングチャートに示すように、検出開始時に
Hレベルとなり検出終了時にLレベルとなる。この検出
開始/終了信号の入力に応じて検知信号発生回路1が発
生する検知信号は、図6に示すように、検出開始/終了
信号のレベルに対応してHレベル、Lレベルに変化す
る。
【0004】オン・オフ判定回路2は、検知信号発生回
路1がHレベルの検知信号を出力しているとき、接点ス
イッチSWのオン・オフ状態に応じて変化する応答信号
を入力する。オン・オフ判定回路2の入力する応答信号
は、接点スイッチSWがオン状態のとき図中矢印で示す
ような電流が接点スイッチSWを通じて流れることによ
ってHレベルになり、オフ状態のとき接点スイッチSW
を通じて電流が流れないことによってLレベルとなる。
【0005】なお、オン・オフ判定回路2は、応答信号
により接点スイッチSWがオン状態であると判定すると
そのオン出力にHレベルの信号を、接点スイッチがオフ
状態である判定するとそのオフ出力にHレベルの信号を
それぞれ出力し、このオン出力及びオフ出力の信号によ
って接点スイッチのオン・オフ状態を検出することがで
きる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の回路では、検出開始/終了信号がHレベルに固定され
ている状態で、接点スイッチSWが破損などによって閉
じっぱなし(=オン状態連続)になってしまうと、この
閉じている接点スイッチSWを通じて電流が絶えず流れ
て、消費電力が大きくなってしまうようになり、回路が
電池電源によって動作するものにおいては、予定した時
間よりも短い期間に電池を交換しなければならなくなる
などの問題を起こすようになる。
【0007】よって本発明は、上述した問題点に鑑み、
接点スイッチが破損した場合など、接点スイッチが閉じ
っぱなしになることがあっても大きな電力消費を伴うこ
となく、接点スイッチのオン・オフ状態を検出できるよ
うにした接点スイッチ状態検出装置を提供することを課
題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた請求項1記載の発明は、操作によって接点が
閉じてオンし、操作を止めることで接点が開いてオフす
る接点スイッチのオン状態において接点を通じて電流を
流すレベルの検出信号を発生する検知信号発生手段と、
前記接点スイッチの接点を通じて電流が流れているとき
前記検知信号のレベルに対応するレベルとなり、流れて
いないとき前記検知信号のレベルに対応しないレベルと
なることによって前記接点スイッチの状態を示す応答信
号を入力し、該応答信号のレベルに基づいて前記接点ス
イッチのオン・オフ状態を判定し、オン検出信号及びオ
フ検出信号を出力するオン・オフ判定手段とを備える接
点スイッチ状態検出装置において、前記応答信号を監視
し、前記応答信号のレベルが予め定めた第1の一定時間
以上連続して前記検知信号のレベルに対応するレベルと
なっていることを検出するオン状態連続検出手段を備
え、前記検知信号発生手段は、前記オン状態連続検出手
段による検出に応じて、予め定めた第2の一定時間毎に
該第2の一定時間よりも短い予め定めた第3の一定時間
の間前記接点スイッチのオン状態において接点を通じて
電流を流すレベルとなる検知信号を発生することを特徴
とする接点スイッチ状態検出装置に存する。
【0009】請求項1記載の発明によれば、検知信号発
生手段が、操作によって接点が閉じてオンし、操作を止
めることで接点が開いてオフする接点スイッチのオン状
態において接点を通じて電流を流すレベルの検知信号を
出力する。オン・オフ判定手段が、接点スイッチの接点
を通じて電流が流れているとき検知信号のレベルに対応
するレベルとなり、流れていないとき検知信号のレベル
に対応しないレベルとなることによって接点スイッチの
状態を示す応答信号を入力し、この応答信号のレベルに
基づいて接点スイッチのオン・オフ状態を判定し、オン
検出信号及びオフ検出信号を出力する。
【0010】オン状態連続検出手段が、応答信号のレベ
ルが予め定めた第1の一定時間以上連続して検知信号の
レベルに対応するレベルになっていることを検出する。
検知信号発生手段は、オン状態連続検出手段による検出
に応じて、予め定めた第2の一定時間毎にこの第2の時
間よりも短い予め定めた第3の一定時間の間接点スイッ
チのオン状態において接点を通じて電流を流すレベルと
なる検知信号に切り替えて出力する。
【0011】よって、接点スイッチが第1の一定時間以
上閉じた状態になって応答信号のレベルが第1の一定時
間以上連続して検知信号のレベルに対応するレベルとな
っているときには、検知信号が切り替えられて予め定め
た第2の一定時間毎にこの第2の時間よりも短い予め定
めた第3の一定時間の間接点スイッチのオン状態におい
て接点を通じて電流を流すレベルとなるようになるの
で、接点スイッチの接点が閉じたままになっても、第2
の一定時間毎に第3の一定時間だけ、接点を通じて電流
が流れるにすぎない。
【0012】請求項2記載の発明は、前記オン・オフ判
定手段は、前記接点スイッチのオン状態において接点を
通じて電流を流す検知信号のレベルに対応するレベルの
前記応答信号を前記第2の一定時間以上入力しないと
き、前記オフ検出信号を出力することを特徴とする請求
項1記載の接点スイッチ状態検出装置に存する。
【0013】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の作用に加えて、オン・オフ判定手段は接点ス
イッチのオン状態において接点を通じて電流を流す検知
信号のレベルに対応しないレベルの応答信号を第2の一
定時間以上入力しないときオフ検出信号を出力するよう
になっているので、接点スイッチの接点が閉じたままに
なって、検知信号発生手段の出力する検知信号が、第2
の一定時間毎に第3の一定時間接点スイッチのオン状態
において接点を通じて電流を流すレベルとなるものに切
り替えられていても、その後接点スイッチが開いたとき
これを正常に判定して検出することができる。
【0014】請求項3記載の発明は、前記検知信号発生
手段は、前記オン・オフ判定手段が出力する前記オフ検
出信号に応じて、前記接点スイッチのオン状態において
接点を通じて電流を常時流すレベルの検知信号を発生す
ることを特徴とする請求項2記載の接点スイッチ状態検
出装置に存する。
【0015】請求項3記載の発明によれば、請求項2記
載の発明の作用に加えて、オン・オフ判定手段が出力す
るオフ検出信号に応じて、検知信号発生手段が接点スイ
ッチのオン状態において接点を通じて電流を常時流すレ
ベルの検知信号に検知信号を復帰させて出力するように
なっているので、一度閉じたままになった接点スイッチ
が開いてオフ状態になった後接点スイッチが閉じられて
オフ状態になったときには、閉じた時点で接点スイッチ
の接点に電流が直ちに流れるようになる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明による接点スイッチ
状態検出装置の一実施の形態を示す回路図であり、同図
において、11は図5について上述した従来の装置の検
知信号発生回路1と同様に、検出の開始と終了とを指示
する検出開始/終了信号を入力し、検出開始信号を入力
しているときにはHレベルの検知信号の発生を開始し、
検出終了信号を入力しているときには検知信号の発生を
終了する検知信号発生回路である。しかも、検知信号発
生回路11には接点スイッチSWの一端が接続されてお
り、後述するオン状態連続検出信号及びオフ信号も入力
されている。
【0017】12は接点スイッチSWのオン・オフ状態
を監視し、接点スイッチSWが閉じたか、開いたかを判
定してその結果をオン検出信号及びオフ検出信号として
出力するオン・オフ判定回路であり、オフ検出信号を検
出信号発生回路11に対して印加する。オン・オフ判定
回路12には接点スイッチSWの他端が接続されてい
る。
【0018】13は接点スイッチSWのオン・オフ状態
を監視し、接点スイッチSWが例えば3秒の第1の一定
時間の間閉じていることを検出し、この検出に応じてオ
ン状態連続検出信号を出力するオン状態連続検出回路で
あり、オン状態連続検出信号を検知信号発生回路11に
対して印加する。オン状態連続検出回路13にも接点ス
イッチSWの他端が接続されている。
【0019】上述した回路構成において、検知信号発生
回路11の入力する検出開始/終了信号は、図5につい
て上述した検知信号発生回路1と同様に、装置が電池電
源によって動作するものであるときには例えば電源スイ
ッチのオン・オフに応じてそれぞれ発生されるもので、
検出開始時にHレベルとなり、検出終了時にLレベルと
なる。検知信号発生回路11の発生する検知信号は、検
知開始/終了信号のみが入力されているときと、上記オ
ン状態連続検出信号の入力された後とで切り換えられ、
オフ検出信号の入力によって元の状態に復帰されるよう
になっている。
【0020】図2に示すように、検知信号発生回路11
の出力は、検知開始/終了信号のみが入力される前者の
場合には、検出開始/終了信号のレベル状態に同期して
Hレベル、Lレベルとなり、オン状態連続検出信号の入
力された後の後者の場合には例えば500ミリ秒(mse
c)の第2の一定時間毎に例えば5msecの第3の一定時
間Hレベルのパルスとなり、後者の状態にあるときオフ
検出信号が入力されると、検知開始/終了信号のみが入
力される前者の状態に戻る。
【0021】オン・オフ判定回路12は、検知信号発生
回路11がHレベルの検知信号を発生しているとき、接
点スイッチSWのオン・オフ状態に応じて変化する応答
信号を入力する。オン・オフ判定回路12の入力する応
答信号は、接点スイッチSWがオン状態のとき図中矢印
で示すような電流が接点スイッチSWを通じて流れるこ
とによってHレベルになり、オフ状態のとき接点スイッ
チSWを通じて電流が流れないことによってLレベルと
なる。
【0022】なお、オン・オフ判定回路12は、応答信
号がLからHレベルに立ち上がることにより接点スイッ
チSWのオンを判定するとそのオン出力にHレベルのオ
ン検出信号を、応答信号が例えば500msecの一定期間
より大きな時間T(>500msec)の間Lレベルになっ
ていることにより接点スイッチのオフを判定するとその
オフ出力にHレベルのオフ検出信号をそれぞれ出力し、
このオン出力のオン検出信号及びオフ出力のオフ検出信
号によって接点スイッチのオン・オフ状態を検出できる
ようにする。
【0023】上述した構成の接点スイッチ状態検出装置
の動作を、各部の状態を示す図2のタイミングチャート
を参照して以下説明する。今、検知信号発生回路11に
Hレベルの検知開始信号が入力されると、検知信号発生
回路11の出力にHレベルの検知信号が出力されるよう
になる。検知信号がHレベルになっても、接点スイッチ
SWが開いているときには矢印で示す電流は流れること
なく、オン・オフ判定回路12の入力の応答信号はLレ
ベルとなり、オン・オフ判定回路12からはHレベルの
オフ検出信号が出力される。
【0024】このような状態において、接点スイッチS
Wが押圧操作によって閉じられオン状態となると、接点
スイッチSWを通じて矢印のような電流が流れ、これに
応じてオン・オフ判定回路12及びオン状態連続検出回
路13の入力の応答信号がLからHレベルに立ち上が
る。オン・オフ判定回路12はこの応答信号のLからH
レベルへの立ち上がりに応じて接点スイッチがオフから
オン状態になったことを判定し、そのオン出力にHレベ
ルのオン検出信号を出力すると共に、オフ検出信号の出
力を停止する。一方、オン状態連続検出回路13はその
入力の応答信号を監視し、そのLからHレベルへの立ち
上がった後Hレベルとなっている時間を計時する。
【0025】接点スイッチSWは上記押圧操作の解かれ
るオフ操作が行われると、開いてオフ状態になるが、何
らかの理由によってオフ操作によって開かれず閉じた状
態に保持されると、閉じている接点スイッチSWを通じ
て電流が流れ続けるので、応答信号はHレベルになった
ままとなる。この応答信号を監視しているオン状態連続
検出回路13は、応答信号がLからHレベルに立ち上が
ってから3秒経過してもLレベルに立ち下がらないと
き、その出力にHレベルのパルスからなるオン状態連続
検出信号を出力し、これを検知信号発生回路11に対し
て入力する。このオン状態連続検出信号を入力した検知
信号発生回路11は、オン状態連続検出信号の立ち上が
りに応じてHレベルにあった検知信号をLレベルに立ち
下げ、その後500msec毎に5msecの間Hレベルとなる
検知信号を発生するようになる。
【0026】従って、接点スイッチSWが閉じたままに
なっているとき、この検知信号がHレベルになる毎に矢
印で示す電流が流れ、検知信号のHレベルに対応した期
間Hレベルとなる応答信号がオン・オフ判定回路12に
入力される。このように、接点スイッチSWが何らかの
理由によって閉じたままになっても、検知信号は500
msec毎に5msecの間Hレベルとなるにすぎないので、接
点スイッチSWを通じて電流が流れる時間は、検知信号
が常時Hレベルとなっている場合の1/100となり、
消費電流が極めて小さなものとなる。
【0027】閉じたままになっていた接点スイッチSW
が何らかの理由で任意時点で開くと、検知信号発生回路
11が5msecの検知信号を出力しても、接点スイッチS
Wを通じて電流が流れなくなり応答信号はHレベルにな
ることがない。オン・オフ判定回路12は、応答信号が
HからLレベルに立ち下がった後、500msecの一定期
間より大きな時間T(>500msec)を越えてもHから
Lレベルに立ち下がる入力がないとき、接点スイッチS
Wが開いてオフしたと判定し、そのオフ出力にHレベル
のオフ検出信号を出力すると共に、オン検出信号の出力
を停止し、接点スイッチSWが開いてオフ状態になった
ことを知らせることができる。
【0028】なお、このオフ検出信号を入力する検知信
号発生回路11は、以後Hレベルの検知信号を出力し続
け、元の状態に復旧するが、接点スイッチSWがオンし
て閉じるまで、開いたオフ状態にあるので、接点スイッ
チSWを通じて電流が流れることはない。
【0029】図1にブロックで示した検知信号発生回路
11、オン・オフ判定回路12及び出力制御回路13
は、具体的には、図3に示すような構成のものが適用で
き、以下、この具体的な回路例に基づいて本発明による
接点スイッチ状態検出装置を図4のタイムチャートを参
照して以下説明する。検知信号発生回路11は、セット
入力端にオン状態連続検出信号が、リセット入力端にオ
フ検出信号がそれぞれ入力されているフリップフロップ
(F/F)11aと、一方の入力端にF/F11aの出
力が、他方の入力端に検知開始/終了信号が入力されて
いるEx.ORゲート11bと、F/F11aの出力がH
レベルの間、500msecの一定期間毎に5msecの一定時
間Hレベルのパルス信号を出力する無安定マルチバイブ
レータ(無安定MB)11cと、一方の入力端にEx.O
Rゲート11bの出力が、他方の入力端に無安定MB1
1cの出力がそれぞれ入力されているORゲート11d
とを有する。
【0030】上記した構成の検知信号発生回路11にお
いて、F/F11aの出力がHレベルのとき(=オン状
態連続検出信号が入力されてから、その後オフ検出信号
が入力されるまでの間)、Ex.ORゲート11bにより
検知開始/終了信号の出力を阻止し(図4(c))、か
つ無安定MB11cによりパルス信号を出力させること
により(図4(d))、ORゲート11dの出力である
検知信号は、検知開始/終了信号のみが入力されている
ときは連続的に出力され、オン状態連続検出信号が出力
された後は500msecの一定時間毎に5msecの一定時間
出力される。
【0031】また、オン・オフ判定回路12は、検知信
号発生回路11がHレベルの検知信号を発生していると
き、接点スイッチSWのオン・オフ状態に応じて変換す
る応答信号(図4(g))の立ち下がりでトリガされる
リトリガブルマルチバイブレータ(RMB)12aと、
一端にRMB12aの出力が、他端にF/F11aの出
力がそれぞれ入力されるANDゲート12bと、一端に
ANDゲート12bの出力が、他端に応答信号がそれぞ
れ入力されるORゲート12cと、一端にORゲート1
2cの出力を反転した出力が、他端に検知開始/終了信
号がそれぞれ入力されているANDゲート12dとを有
する。
【0032】上述したRMB12bは、応答信号の立ち
下がりから時間T(>500msec)の間Hレベルを保持
するように構成され、Hレベルを保持している間に、応
答信号により重ねてトリガされるとパルスの出力が延長
されるリトリガ機能を有している。従って、RMB12
bの出力は、オン状態連続検出信号の出力に伴って立ち
下がる応答信号によりHレベルにトリガされると、接点
スイッチSWが閉じたままであり、検知信号の出力に応
じて500msec毎に5msecHレベルの応答信号が出力さ
れる間は、リトリガ機能が働きHレベルを保持し続け
る。ところが、何らかの理由により接点スイッチSWが
開かれると、検知信号が出力されても応答信号が出力さ
れない。このため、RMB12aには、500msecの一
定期間より大きい時間Tを越えても応答信号の入力がな
くなるため、その出力はHからLレベルに立ち下がる
(図4(h))。
【0033】接点スイッチSWが上記押圧操作の解かれ
るオフ操作により正常に開いた状態に保持されたとき
は、ANDゲート12bにより応答信号の立ち下がりに
より一定時間THレベルを保持するRMB12aの出力
を阻止するので、ORゲート12cの出力であるオン検
出信号は応答信号の出力に応じてHレベルとなると共
に、ANDゲート12dの出力であるオフ検出信号がL
レベルとなる。
【0034】また、上述したように何らかの理由により
接点スイッチSWをオフ操作しても閉じた状態が保持さ
れたときは、オン状態連続検出信号が出力されF/F1
1aの出力がHレベルとなり(図4(b))、ANDゲ
ート12bのゲートが開かれRMB12aの出力がOR
ゲート12cに入力される。従って、ORゲート12c
が応答信号とRMB12aの出力の論理和をとることに
よって、ORゲート12cの出力であるオン検出信号
は、オン状態連続検出信号が出力される前の応答信号の
立ち上がりからオン状態連続信号が出力された後、応答
信号が時間Tを越えても入力されなくなるまでの間出力
される(図4(i))。また、ANDゲート12dが検
知開始/終了信号とオン検出信号の反転した出力との論
理積を取ることによって、オフ検出信号は検知開始/終
了信号が出力され、かつオン検出信号が出力されていな
いときに出力される(図4(j))。
【0035】さらに、オン状態連続検出回路13は、応
答信号が供給される抵抗Rと、該抵抗Rを介してHレベ
ルの応答信号により充電されるコンデンサCと、コンデ
ンサCの両端電圧が入力されるシュミット・トリガ13
aとを有している。上述した抵抗R及びコンデンサCは
時定数回路を構成しており、その時定数は応答信号によ
り3秒以上充電されるとコンデンサCの両端電圧がシュ
ミット・トリガ13aのスレシホールドを越えるような
値に設定されている。従って、シュミット・トリガ13
aの出力であるオン状態連続検出信号は、Hレベルの応
答信号が3秒以上連続して出力されると、Hレベルのパ
ルス信号を出力する(図4(f))。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、接点スイッチが第1の一定時間以上閉じた状
態になったとき、検知信号が切り替えられて、予め定め
た第2の一定時間毎にこの第2の時間よりも短い予め定
めた第3の一定時間の間接点スイッチのオン状態におい
て接点を通じて電流を流すレベルとなるようになり、接
点スイッチの接点が閉じたままになっても、第2の一定
時間毎に第3の一定時間だけ、接点を通じて電流が流れ
るにすぎないので、接点スイッチが閉じっぱなしになる
ことがあっても、大きな電流消費を伴うことなく、接点
スイッチのオン・オフ状態を検出できる接点スイッチ状
態検出装置が得られる。
【0037】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加えて、接点スイッチの接点が閉じた
ままになって、検知信号出力手段の出力する検知信号
が、第2の一定時間毎に第3の一定時間接点スイッチの
オン状態において接点を通じて電流を流すレベルとなる
ものに切り替えられていても、検知信号のレベルに対応
しないレベルの応答信号を第2の一定時間以上入力しな
いときオフ検出信号を出力するようになっているので、
閉じたままになった接点スイッチの接点がその後開いた
とき接点のオフ状態を正常に判定して検出することがで
き、接点スイッチのオフ状態を検出する機能が損なわれ
ることがない。
【0038】請求項3記載の発明によれば、請求項2記
載の発明の効果に加えて、接点スイッチのオフ状態が検
出されたとき、接点スイッチのオン状態において接点を
通じて電流を常時流すレベルの検知信号に検知信号を復
帰させるので、一度閉じたままになった接点スイッチが
開いてオフ状態になった後接点スイッチが閉じられてオ
フ状態になったときには、閉じた時点で接点スイッチの
接点に電流が直ちに流れるようになり、接点スイッチの
オン状態を検出する機能が損なわれることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による接点スイッチ状態検出装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】図1中の各部の状態を示すタイミングチャート
である。
【図3】図1の装置の具体的回路構成を示す回路図であ
る。
【図4】図3中の各部の状態を示すタイミングチャート
である。
【図5】従来の接点スイッチ状態検出装置の構成を示す
ブロック図である。
【図6】図5中の各部の状態を示すタイミングチャート
である。
【符号の説明】
SW 接点スイッチ 11 検知信号発生手段(検知信号発生回路) 12 オン・オフ判定手段(オン・オフ判定回
路) 13 オン状態連続検出手段(オン状態連続検
出回路)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作によって接点が閉じてオンし、操作
    を止めることで接点が開いてオフする接点スイッチ(S
    W)のオン状態において接点を通じて電流を流すレベル
    の検出信号を発生する検知信号発生手段(11)と、前
    記接点スイッチの接点を通じて電流が流れているとき前
    記検知信号のレベルに対応するレベルとなり、流れてい
    ないとき前記検知信号のレベルに対応しないレベルとな
    ることによって前記接点スイッチの状態を示す応答信号
    を入力し、該応答信号のレベルに基づいて前記接点スイ
    ッチのオン・オフ状態を判定し、オン検出信号及びオフ
    検出信号を出力するオン・オフ判定手段(12)とを備
    える接点スイッチ状態検出装置において、 前記応答信号を監視し、前記応答信号のレベルが予め定
    めた第1の一定時間以上連続して前記検知信号のレベル
    に対応するレベルとなっていることを検出するオン状態
    連続検出手段(13)を備え、 前記検知信号発生手段は、前記オン状態連続検出手段に
    よる検出に応じて、予め定めた第2の一定時間毎に該第
    2の一定時間よりも短い予め定めた第3の一定時間の間
    前記接点スイッチのオン状態において接点を通じて電流
    を流すレベルとなる検知信号を発生することを特徴とす
    る接点スイッチ状態検出装置。
  2. 【請求項2】 前記オン・オフ判定手段は、前記接点ス
    イッチのオン状態において接点を通じて電流を流す検知
    信号のレベルに対応するレベルの前記応答信号を前記第
    2の一定時間以上入力しないとき、前記オフ検出信号を
    出力することを特徴とする請求項1記載の接点スイッチ
    状態検出装置。
  3. 【請求項3】 前記検知信号発生手段は、前記オン・オ
    フ判定手段が出力する前記オフ検出信号に応じて、前記
    接点スイッチのオン状態において接点を通じて電流を常
    時流すレベルの検知信号を発生することを特徴とする請
    求項2記載の接点スイッチ状態検出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016207365A (ja) * 2015-04-20 2016-12-08 矢崎エナジーシステム株式会社 オンオフ検出装置
CN112053862A (zh) * 2020-08-10 2020-12-08 中广核核电运营有限公司 一种开关接点性能检测系统

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CN112053862B (zh) * 2020-08-10 2023-04-18 中广核核电运营有限公司 一种开关接点性能检测系统

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