JP2000337328A - インパクト工具 - Google Patents
インパクト工具Info
- Publication number
- JP2000337328A JP2000337328A JP11149802A JP14980299A JP2000337328A JP 2000337328 A JP2000337328 A JP 2000337328A JP 11149802 A JP11149802 A JP 11149802A JP 14980299 A JP14980299 A JP 14980299A JP 2000337328 A JP2000337328 A JP 2000337328A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw
- section
- housing
- tapping
- hammer case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Portable Power Tools In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、ボルトや木ねじの締付けに使用さ
れるインパクト工具に関するものであり、ハウジングと
ハンマケースとを締結するタッピンねじの破損を防ぐこ
とである。 【解決手段】 ハウジング2とハンマケース3とを締結
するためのタッピンネジ1のネジ頭部に六角穴を設け且
つネジ頭部とネジ部との間にネジ部の谷径より大きい径
を有する円筒部を設ける。
れるインパクト工具に関するものであり、ハウジングと
ハンマケースとを締結するタッピンねじの破損を防ぐこ
とである。 【解決手段】 ハウジング2とハンマケース3とを締結
するためのタッピンネジ1のネジ頭部に六角穴を設け且
つネジ頭部とネジ部との間にネジ部の谷径より大きい径
を有する円筒部を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボルトや木ねじの
締付に使用されるインパクト工具に関するものである。
締付に使用されるインパクト工具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来におけるインパクト工具を図5乃至
図8を用いて説明する。図5及び図6に示すインパクト
工具は、モータ等の動力部を収納するハウジング2と、
減速機構部や打撃機構部を収納するハンマケース3と、
このハンマケース3とハウジング2とを締結するタッピ
ンネジ等を有している。図7に示すようにタッピンネジ
には、十字穴付きタッピンネジ6が用いられており、こ
の十字穴付きタッピンネジ6は図8に示す十字ビット8
により締付けられている。
図8を用いて説明する。図5及び図6に示すインパクト
工具は、モータ等の動力部を収納するハウジング2と、
減速機構部や打撃機構部を収納するハンマケース3と、
このハンマケース3とハウジング2とを締結するタッピ
ンネジ等を有している。図7に示すようにタッピンネジ
には、十字穴付きタッピンネジ6が用いられており、こ
の十字穴付きタッピンネジ6は図8に示す十字ビット8
により締付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ハウジングとハンマケ
ースを締結するための十字穴付きタッピンネジには、ボ
ルトや木ネジの締付け作業時に生じる打撃部からの振動
が断続的に繰り返しかかるため、ネジ頭部の首下からネ
ジ部間で疲労破壊してしまうという問題があった。
ースを締結するための十字穴付きタッピンネジには、ボ
ルトや木ネジの締付け作業時に生じる打撃部からの振動
が断続的に繰り返しかかるため、ネジ頭部の首下からネ
ジ部間で疲労破壊してしまうという問題があった。
【0004】本発明の目的は、上記問題を解消し、締結
具であるタッピンネジの破損防止を図ることである。
具であるタッピンネジの破損防止を図ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、動力部を収
納するハウジングと、ハウジングに当接し且つ打撃機構
部を収納するハンマケースと、ハンマケースとハウジン
グとを締結するためのタッピンネジと備えたインパクト
工具において、タッピンネジのネジ頭部に六角穴を設け
且つネジ頭部とネジ部との間にネジ部の谷径より大きい
径を有する円筒部を設けることにより達成される。
納するハウジングと、ハウジングに当接し且つ打撃機構
部を収納するハンマケースと、ハンマケースとハウジン
グとを締結するためのタッピンネジと備えたインパクト
工具において、タッピンネジのネジ頭部に六角穴を設け
且つネジ頭部とネジ部との間にネジ部の谷径より大きい
径を有する円筒部を設けることにより達成される。
【0006】
【発明の実施の形態】本実施例におけるインパクト工具
を図1乃至図4を用いて説明する。図1及び図2に示すイ
ンパクト工具は、モータ等の動力部を収納する樹脂製の
ハウジング2と、減速機構部や打撃機構部を収納するア
ルミ製のハンマケース3と、このハンマケース3とハウ
ジング2とを締結するタッピンネジ等を有している。図
3に示すようにタッピンネジには、六角穴付きタッピン
ネジ1が用いられており、この六角穴付きタッピンネジ
1は図4に示す六角ビット5により締付けられている。
ハウジング2とハンマケース3を締結する上記ネジ1
は、高強度な材質、例えばクロムモリブデン鋼に全体調
質を施したものであり且つネジ頭部首下にはネジ部の谷
径より大きい径を有する円筒部を有しており、これによ
り断面積増加及びネジ転造部にある切欠をなくすことが
できることから、上記ネジ1強度を向上させ破損を防ぐ
ことができる。また、ネジ頭部を従来の十字穴から六角
穴4にすることで、十字穴7から十字ビット8が浮き出
し外れてしまうカムアウトや十字ビット8の刃先が折損
し使用不能となってしまう不具合を抑制することができ
ることから、強いては組立性を向上をも図ることができ
る。
を図1乃至図4を用いて説明する。図1及び図2に示すイ
ンパクト工具は、モータ等の動力部を収納する樹脂製の
ハウジング2と、減速機構部や打撃機構部を収納するア
ルミ製のハンマケース3と、このハンマケース3とハウ
ジング2とを締結するタッピンネジ等を有している。図
3に示すようにタッピンネジには、六角穴付きタッピン
ネジ1が用いられており、この六角穴付きタッピンネジ
1は図4に示す六角ビット5により締付けられている。
ハウジング2とハンマケース3を締結する上記ネジ1
は、高強度な材質、例えばクロムモリブデン鋼に全体調
質を施したものであり且つネジ頭部首下にはネジ部の谷
径より大きい径を有する円筒部を有しており、これによ
り断面積増加及びネジ転造部にある切欠をなくすことが
できることから、上記ネジ1強度を向上させ破損を防ぐ
ことができる。また、ネジ頭部を従来の十字穴から六角
穴4にすることで、十字穴7から十字ビット8が浮き出
し外れてしまうカムアウトや十字ビット8の刃先が折損
し使用不能となってしまう不具合を抑制することができ
ることから、強いては組立性を向上をも図ることができ
る。
【0007】
【発明の効果】本発明によれば、ハウジングとハンマケ
ースとを締結するためのタッピンネジのネジ頭部に六角
穴を設け且つネジ頭部とネジ部との間にネジ部の谷径よ
り大きい径を有する円筒部を設けることで、ネジ強度を
向上させ破損を防ぐことができる。
ースとを締結するためのタッピンネジのネジ頭部に六角
穴を設け且つネジ頭部とネジ部との間にネジ部の谷径よ
り大きい径を有する円筒部を設けることで、ネジ強度を
向上させ破損を防ぐことができる。
【図1】 本発明になるインパクト工具を示す一部省略
側面図である。
側面図である。
【図2】 図1の正面図である。
【図3】 本発明になるインパクト工具に使用する六角
穴付きタッピンねじを示す正面図及び側面図である。
穴付きタッピンねじを示す正面図及び側面図である。
【図4】 本発明になる六角穴付きタッピンねじを締付
ける先端工具を示す正面図及び側面図である。
ける先端工具を示す正面図及び側面図である。
【図5】 従来のインパクト工具を示す一部省略側面図
である。
である。
【図6】 図5の正面図である。
【図7】 従来のインパクト工具に使用していた六角穴
付きタッピンねじを示す正面図及び側面図である。
付きタッピンねじを示す正面図及び側面図である。
【図8】 従来の六角穴付きタッピンねじを締付ける先
端工具を示す正面図及び側面図である。
端工具を示す正面図及び側面図である。
1は六角穴付きタッピンねじ、2はハウジング、3はハ
ンマケースである。
ンマケースである。
Claims (1)
- 【請求項1】 動力部を収納するハウジングと、該ハウ
ジングに当接し且つ打撃機構部を収納するハンマケース
と、該ハンマケースと前記ハウジングとを締結するため
のタッピンネジと備えたインパクト工具において、前記
タッピンネジのネジ頭部に六角穴を設け且つ該ネジ頭部
とネジ部との間に該ネジ部の谷径より大きい径を有する
円筒部を設けることを特徴としたインパクト工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11149802A JP2000337328A (ja) | 1999-05-28 | 1999-05-28 | インパクト工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11149802A JP2000337328A (ja) | 1999-05-28 | 1999-05-28 | インパクト工具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000337328A true JP2000337328A (ja) | 2000-12-05 |
Family
ID=15483045
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11149802A Pending JP2000337328A (ja) | 1999-05-28 | 1999-05-28 | インパクト工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000337328A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103747923A (zh) * | 2011-08-23 | 2014-04-23 | 罗伯特·博世有限公司 | 手工工具机 |
US10486296B2 (en) | 2013-06-12 | 2019-11-26 | Makita Corporation | Power rotary tool and impact power tool |
-
1999
- 1999-05-28 JP JP11149802A patent/JP2000337328A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103747923A (zh) * | 2011-08-23 | 2014-04-23 | 罗伯特·博世有限公司 | 手工工具机 |
US10486296B2 (en) | 2013-06-12 | 2019-11-26 | Makita Corporation | Power rotary tool and impact power tool |
US11260515B2 (en) | 2013-06-12 | 2022-03-01 | Makita Corporation | Oil unit for impact power tool |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050906 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060110 |