JP2001050237A - ナット外し防止構造及びナット外し防止具並びにナット外し防止方法 - Google Patents

ナット外し防止構造及びナット外し防止具並びにナット外し防止方法

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JP2001050237A
JP2001050237A JP11224175A JP22417599A JP2001050237A JP 2001050237 A JP2001050237 A JP 2001050237A JP 11224175 A JP11224175 A JP 11224175A JP 22417599 A JP22417599 A JP 22417599A JP 2001050237 A JP2001050237 A JP 2001050237A
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正男 河野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】第三者によって人為的にボルトからナットが外
されるおそれのないナット外し防止構造及びナット外し
防止具並びにナット外し防止方法を提供する。 【解決手段】ナット外し防止具1は、外周部に工具係合
部20を有するナット状のナット止め部材2と、共回り
防止手段と、円筒状の被覆部材3と、係止ピン4とを備
えている。共回り防止手段は、ボルト5におけるナット
6を螺合するナット螺合用雄ネジ部52と、ボルト5に
おけるナット止め部材2を螺合するナット止め部材螺合
用雄ネジ部53とのネジ径及びネジピッチを異なるもの
から構成する。使用に際しては、ボルト5にナット6を
締め付けた後、ナット止め部材2を螺合させて締め付け
る。その後、被覆部材3に設けたピン挿通孔33に、係
止ピン4の軸42を通すようにして被覆部材3でナット
6及びナット止め部材2の外周全体を覆った後、係止ピ
ン4の頭部41をハンマー等で叩いて変形させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、ボルトにナット
を螺合させてボルトとナットとによって被固定部材を固
定したそのナットを、第三者にボルトから外されないよ
うにするナット外し防止構造及びナット外し防止具並び
にナット外し防止方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、鉄塔や橋梁等においては、ボル
トとナットとにより、鉄塔や橋梁を構成する構成部材同
士を固定するようにして組み立てられる場合が多い。
又、鉄道においても、レールを枕木に固定する場合に、
ボルトとナットとにより行われているのが一般的であ
る。しかしながら、鉄塔や橋梁の構成部材同士を固定等
したナットが、第三者によってボルトから人為的に外さ
れてしまう場合があり、ナットがボルトから勝手に外さ
れてしまうと、大事故につながり、非常に危険である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本願発明は、以上の実
情に鑑み提案されたもので、第三者によって人為的にボ
ルトからナットが外されるおそれのないナット外し防止
構造及びナット外し防止具並びにナット外し防止方法の
提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願第1の発明は、ボル
ト5に螺合されたナット6における回転工具との係合部
61に被覆部材3が配位され、この被覆部材3の少なく
とも外周部がナット6に対して回動可能であり、被覆部
材3の外周部を回してもその回転がナット6に伝達不能
とされたことを特徴とするナット外し防止構造を提供す
ることにより上記課題を解決する。
【0005】本願第2の発明は、ナット止め部材2と、
被覆部材3と、係止手段4とを備える。ナット止め部材
2は、外周に回転工具との工具係合部20を有するナッ
ト状のものから構成され、このナット止め部材2が、ナ
ット6を先端側から螺合したボルト5に螺合されること
により、ナット止め部材2がボルト5におけるナット6
の先端側に配位される。被覆部材3は、一端側に開口部
31を有する収納部30を備える。又、この収納部30
は、ボルト5に螺合したナット止め部材2を開口部31
から回動可能に収納することにより、少なくともナット
止め部材2の工具係合部20が覆い隠される。係止手段
4は、被覆部材3をボルト5又はナット止め部材2に係
止するものであることを特徴とするナット外し防止具を
提供することにより上記課題を解決する。
【0006】本願第3の発明は、本願第2の発明に係る
ナット外し防止具に、ナット6のボルト5に対する緩み
方向への回動に際してナット止め部材2をナット6と共
に回らないようにする共回り防止手段が備えられる。こ
の共回り防止手段は、ナット止め部材2のボルト5に対
する移動と、ナット6のボルト5に対する移動との比又
は方向を異なるようにしたものであることを特徴とする
ナット外し防止具を提供することにより上記課題を解決
する。
【0007】本願第4の発明は、請求項2又は3のナッ
ト外し防止具を、ナット6に螺合させたボルト5に装着
するに際し、ナット止め部材2をボルト5に螺合させて
装着し、その装着した後のナット止め部材2の工具係合
部20を被覆部材3で覆うとともに、ナット止め部材2
と被覆部材3との一方又は両方に設けた孔23、33に
係止ピン4の軸42を挿通して突出させ、その突出させ
た軸42を打ちつけて変形させることにより、ボルト5
に螺合したナット止め部材2に被覆部材3を係止してボ
ルト5に螺合させたナット6が外されないようにしたこ
とを特徴とするナット外し防止方法を提供することによ
り上記課題を解決する。
【0008】本願第5の発明は、本願第4の発明に係る
ナット止め部材2を、ボルト5に螺合させたナット6に
当接させるようにしてボルト5に螺合させるようにした
ことを特徴とするナット外し防止方法を提供することに
より上記課題を解決する。
【0009】以上のように構成された本願第1の発明に
おいては、ボルト5に螺合されたナット6における回転
工具との係合部61に、外周部がナット6に対して回動
可能な被覆部材3を配位させるため、第三者がナット6
の外周に形成された係合部61にスパナ等の回転工具を
係合させることができず、ナット6を回動操作できない
ものにできる。又、被覆部材3に回転工具を係合されて
回動操作されたとしても、被覆部材3の外周部はナット
6に対して回動するだけのため、ナット6に回動力を伝
達できず、ナット6を回動操作することができない。従
って、第三者によって勝手にボルト5からナット6を外
されるようなことを防止できる。
【0010】本願第2においては、被覆部材3の収納部
30に、ボルト5に螺合させたナット止め部材2を回動
可能に収納することにより、ナット止め部材2の外周を
被覆部材3で覆い隠すものとする。こうすることによ
り、第三者がナット止め部材2の外周に回転工具を係合
させることができず、ナット止め部材2を回動操作でき
ないものにできる。又、被覆部材3に工具を係合されて
回動操作されたとしても、被覆部材3はナット止め部材
2に対して回動するだけのため、ナット止め部材2に回
動力を伝達できず、ナット止め部材2を回動操作するこ
とができない。従って、第三者によって勝手にボルト5
からナット6を外されるようなことを防止できる。
【0011】本願第3の発明においては、ナット6のボ
ルト5に対する緩み方向への回動に際してナット止め部
材2がナット6と共に回らないようにする共回り防止手
段を備えたものとする。こうすることにより、ナット6
に回転工具を係合させられて緩め操作されても、ナット
止め部材2がナット6と共に回ることがないため、ナッ
ト止め部材2でナット6を確実に止めることができ、ナ
ット6と共にナット止め部材2がボルト5から外される
ようなことを防止できる。これにより、第三者によって
勝手にボルト5からナット6を外されるようなことを確
実に防止できる。
【0012】本願第4の発明においては、ボルト5に螺
合させて装着したナット止め部材2を被覆部材3で覆う
とともに、ナット止め部材2と被覆部材3との一方又は
両方に設けた孔23、33に係止ピン4の軸42を挿通
させて軸42の先端を突出させて軸42の先端を変形さ
せることにより、ボルト5に螺合したナット止め部材2
に被覆部材3を係止するようにする。こうすることによ
り、従来品のボルト5にナット止め部材2や被覆部材3
をそのまま使用可能なものにできる。又、例えばナット
6をボルト5に固定して第三者に緩められないようにし
た場合には、ナット6の増し締め調整やナット6をボル
ト5から外して被固定部材の交換等を行うことができな
いが、本実施形態では、ナット止め部材2と被覆部材3
とを係止した係止ピン4をカットして取り除く等して係
止を解除することでナット止め部材2の工具係合部20
を覆っている被覆部材3を外すことができ、ナット止め
部材2をボルト5に対して緩め操作でき、ナット6をボ
ルト5に対して回動操作して増し締めし、或いはボルト
5から外すことができる。一方、ナット6を増し締め等
した後は、再度、ナット止め部材2を螺合させ被覆部材
3を被せて係止ピン4で係止しておくことにより、ナッ
ト6を第三者に外されることのないものにできる。
【0013】本願第5の発明においては、ナット止め部
材2を、ボルト5に螺合されるに際して、ナット6と当
接させるようにすることにより、ナット止め部材2とボ
ルト5とで、いわゆるダブルナットを構成でき、ナット
止め部材2によってボルト5に締め付けたナット6の緩
みを防止できる。従って、ナット止め部材2を、ナット
6の外し防止用として機能させることができると同時
に、ナット6の緩み止め用としても機能させることがで
きる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図を基に本願発明の一実施
形態を具体的に説明する。図1は、本願発明のナット外
し防止具の一実施形態の分解斜視図、図2は、ナット外
し防止具をボルトに装着する際の一部を断面にした側面
図、図3は、ナット外し防止具をボルトに装着した状態
の一部を断面にした側面図である。
【0015】本実施形態のナット外し防止具1は、ナッ
ト止め部材2と、共回り防止手段と、被覆部材3と、係
止ピン4とを備えている。ナット止め部材2は、ボルト
5に螺合したナット6をボルト5の先端側から止めるた
めのもので、ナット状のものからなる。ナット止め部材
2の外周部には、工具係合部20が備えられている。こ
の工具係合部20は、外周形状が六角形状に形成される
ことにより、スパナ等の回転工具を回動不能に係合し得
るようになされている。
【0016】ナット止め部材2の内周側には、雌ネジ部
21が備えられている。この雌ネジ部21は、後述する
ボルト5の先端側に形成されたナット止め部材螺合用雄
ネジ部53に螺合し得るように形成されている。
【0017】被覆部材3は、円筒状のものから構成さ
れ、内部にナット止め部材2を回動自在に収納し得る収
納部30が形成されている。又、この収納部30の右端
側には、開口部31を備え、この開口部31からナット
止め部材2を入れられるようになされている。また、収
納部30の右端側には、唾部32が備えられている。こ
の唾部32は、被覆部材3の周壁から径内側に延設され
ており、その中心部に円形状に穿設されたピン挿通孔3
3が備えられている。
【0018】係止ピン4は、被覆部材3をボルト4又は
ナット止め部材2に係止するための係止手段としてのも
ので、被覆部材3のピン挿通孔33に挿通可能に形成さ
れた断面円形状の軸42と、被覆部材3のピン挿通孔3
3より径大に形成された頭部41とを備えている。又、
軸42の先端には、切り込み43が備えられている。こ
の切り込み43は、軸42の先端を変形させ易くするた
めのもので、軸42の先端面から軸方向に漸次幅狭にな
るように形成されることにより、軸42の先端部が先端
に行くに従って漸次肉厚の薄くなった二股状を呈する二
つの係止片42a、42aに区画形成されている。そし
て、これらの係止片42a、42aは、本実施形態で
は、ボルト5の先端側に設けられたピン係止用溝54に
係止される。これらの係止片42a、42aを係止する
ボルト5のピン係止用溝54は、図2、図3に示すよう
にボルト5の先端面から所定深さで形成されているとと
もに、深くなるに従って漸次幅広になるように形成され
ている。
【0019】共回り防止手段は、ボルト5に螺合したナ
ット6がボルト5に対して緩み方向に回動した際に、ナ
ット止め部材3をナット6と共に回らないようにするた
めのもので、本実施形態では、ナット止め部材3のボル
ト5に対する移動と、ナット6のボルト5に対する移動
との比を異なるものとすることにより構成している。詳
しくは、ボルト5は、図2に示すように、軸部51の図
示の左端側の先端部には、ナット螺合用雄ネジ部52
と、ナット螺合用雄ネジ部52の先端側に設けられたナ
ット止め部材螺合用雄ネジ部53との二つの雄ネジ部を
備えている。ナット止め部材螺合用雄ネジ部53は、ネ
ジ径がナット螺合用雄ネジ部52のネジ径よりも小さ
く、且つナット止め部材螺合用雄ネジ部53のネジピッ
チP2がナット螺合用雄ネジ部52のネジピッチP1よ
りも小さいものに形成されている。そして、ナット6
は、ナット螺合用雄ネジ部52に螺合され、ナット止め
部材2は、ナット止め部材螺合用雄ネジ部53に螺合さ
れることにより、ボルト5に対するナット6の一回転あ
たりの移動量とボルト5に対するナット止め部材2の一
回転あたりの移動量とが異なるものにしてナット6とナ
ット止め部材2とが共に回らないようにしている。尚、
この実施形態では、ナット螺合用雄ネジ部52とナット
止め部材螺合用雄ネジ部53とのネジ径を異なるものに
しているが、ネジピッチP1、P2だけを異なるものに
しておけば、ネジ径を同じにしても良い。
【0020】次に、本願発明のナット外し防止具1を用
いたナット外し防止方法について説明する。まず、図2
に示すようにボルト5とナット6とにより固定する鉄塔
や橋梁等の被固定部材Hに、ボルト5をセットしてボル
ト5のナット螺合用雄ネジ部52にナット6を螺合させ
てスパナ等の回転工具で締め付ける。その後、リング状
のワッシャー7をボルト5のナット螺合用雄ネジ部52
に通してナット6の先端面に当接させ、ボルト5のナッ
ト止め部材螺合用雄ネジ部53にナット止め部材2を螺
合させ、ナット止め部材2の端面をワッシャー7に当接
させて回転工具で締め付ける。これにより、ナット止め
部材2とナット6とで、いわゆるダブルナットとして機
能させることができ、これにより、振動等を受けた場合
でもナット6が緩むようなことを防止できる。
【0021】次に、被覆部材3を、ボルト5の軸部51
の先端側から被せる。これにより、被覆部材3の収納部
30にナット止め部材2を収納でき、ナット止め部材2
の工具係合部20の全体を覆うことができる。その後、
係止ピン4の軸42を、被覆部材3のピン挿通孔33か
らボルト5のピン係止用溝54に入れる。ピン係止用溝
54に入った係止ピン4は、各係止片42a、42aの
先端がピン係止用溝54の底面に当たって止まり、係止
ピン4の頭部41と被覆部材3の唾部32との間に僅か
な隙間ができた状態に配位される。そして、その状態か
ら係止ピン4の頭部41をハンマー等で叩く。これによ
り、係止片42a、42aの各先端がピン係止用溝54
の底面に打ちつけられて変形し、図3に示すように係止
ピン4の頭部41と被覆部材3の唾部32とが当接する
とともに、ピン係止用溝54の内壁面に沿って係止片4
2a、42aの先端同士の間隔が広がり、これにより、
係止用溝54に係止されて抜け止めされる。又、この抜
け止めにより、被覆部材3が、係止ピン4を介してナッ
ト止め部材2の工具係合部20を覆った状態でボルト5
に係止される。また、被覆部材3は、断面円形状のピン
挿通孔33に、係止ピン4の軸42を通しているだけの
ため、係止ピン4の軸42に対して回動し、その結果、
被覆部材3は、ボルト5に螺合したナット止め部材2に
対して回動する。又、係止ピン4を変形させる際、係止
ピン4を介して被覆部材3とボルト5とが回動不能にな
った場合でも、被覆部材3を回転工具で回転操作すれば
小さい回転トルクで回転させることができる。
【0022】以上のようにすることにより、第三者がナ
ット6をボルト5から外す場合は、ナット止め部材2を
ボルト5を外さなければならないが、ナット止め部材2
の工具係合部20が被覆部材3で覆われているため、回
転工具をナット止め部材2の工具係合部20に係合でき
ず、ナット止め部材2をボルト5に対して回動操作され
て緩められるようなことを防止できる。又、被覆部材3
の外周にスパナ等の回転工具を係合させようとしても、
被覆部材30の外周形状を円形状に形成しているため、
係合し難く、しかも、仮に被覆部材3の外周に回転工具
が係合されて被覆部材3が回動操作されたとしても、被
覆部材3がボルト5及びナット止め部材2に対して回動
するだけで、ナット止め部材2に回動力がかかるような
ことがなく、ナット止め部材2が回動されることを防止
できる。更に、ナット6とナット止め部材2とを、例え
ばボルト5のナット螺合用雄ネジ部52に螺合した場合
のように、同一のネジに螺合した場合には、ナット6に
回転工具を係合してボルト5に対してナット6の外周に
設けた回転工具用の係合部61に回転工具を係合させて
緩め方向(図示のX方向)に回動操作すると、ナット6
と共にナット止め部材2がボルト5に対して共回りして
ナット止め部材2がボルト5から外されるおそれがある
が、本実施形態では、ナット止め部材2を螺合している
ボルト5のナット止め部材螺合用雄ネジ部53のネジピ
ッチP2を、ナット6を螺合しているボルト5のナット
螺合用雄ネジ部52のネジピッチP1と異なるものにし
ているため、ナット6と共にナット止め部材2がボルト
5に対して共回りするようなことを防止できる。
【0023】一方、例えば年月経過後、装着したナット
6を増し締め調整する場合や被固定部材の交換等のため
にナット6をボルト5から外す必要が生じた場合等に
は、係止ピン4の頭部41を削り落とす等して取り除
く。これにより、被覆部材3を外すことができ、ナット
止め部材2をボルト5に対して回動操作可能状態にでき
る。従って、例えばナット6をボルト5に固定して第三
者に緩められないようにした場合には、ナット6の増し
締め調整やナット6をボルト5から外して被固定部材の
交換等を行うことができないが、本願発明では、係止ピ
ン4の頭部41を取り除くことで、ナット止め部材2を
ボルト5に対して緩め操作でき、ナット6をボルト5に
対して回動操作して増し締めし、或いはボルト5から外
すことができる。尚、ナット6を増し締め等した後は、
ピン係止用溝54に残った係止ピン4の先端部を取り除
き、再度、上述したようにナット止め部材2を締め込ん
で被覆部材3を被せて係止ピン4で係止しておくことに
より、ナット6を第三者に外されることのないものにで
きる。
【0024】尚、本実施形態では、ナット止め部材2と
ナット6との間に、ワッシャー7を配してナット止め部
材2とナット6とを間接的に当接させているが、ワッシ
ャー7を設けずにナット止め部材2とナット6とを直接
当接させるようにしても良い。
【0025】又、本実施形態では、被覆部材3をボルト
5に係止しているが、被覆部材3をナット止め部材2に
係止するようにしても良い。その場合は、例えば図4に
示すようにナット止め部材2の先端部に、径内方向に張
り出したピン係止用部22を形成するとともに、そのピ
ン係止用部22の略中央に、先端側に漸次径小になるテ
ーパー状の貫通孔23を形成したものとし、係止ピン4
の軸42を、被覆部材3のピン挿通孔33から貫通孔2
3に入れ、係止ピン4の頭部41をハンマー等で叩く。
これにより、係止片42a、42aの各先端がボルト5
の軸部51の先端面で打ちつけられて変形し、図5に示
すようにテーパー状の貫通孔23の内壁面に沿って係止
片42a、42aの先端同士の間隔が広がり、係止ピン
4を貫通孔23に抜け止めできる。その際、被覆部材3
は、断面円形状のピン挿通孔33に係止ピン4の軸42
を通しているだけのため、係止ピン4の軸42に対して
回動し、その結果、被覆部材3は、ナット止め部材2に
対して回動する。又、係止ピン4を変形させる際、係止
ピン4を介して被覆部材3とボルト5とが手の回動操作
で回動できない状態になった場合でも、被覆部材3を回
転工具で回転操作すれば、ボルト5に螺合させたナット
止め部材2をボルト5に対して回動させる回動力よりも
小さい回動力で被覆部材3をナット止め部材2に対して
回動させることができる。このようにして、被覆部材3
をナット止め部材2に係止するようにすれば、ボルト5
にピン係止用溝54を形成しておかなくても良く、従来
から使用されているボルトをそのまま使用できる。尚、
この場合において、貫通孔23を、テーパー状に形成し
なくても、先端から後端にかけて同径の孔から構成して
も良い。
【0026】又、本実施形態では、ナット止め部材2
を、ナット6に当接させることによって互いに締め付け
合うダブルナットの一方を構成するようにし、ナット止
め部材2を、ナット6の外し防止用として機能させると
ともに、ナット6の緩み止め防止用としても機能させる
ようにしているが、この形態のものに限らず、ナット6
の外し防止用としてのみ機能させるようにしても良く、
その場合は、図6に示すようにボルト5にダブルナット
をなす二つのナット6、6を螺合して二つのナット6、
6で被固定部材Hを締め付けた後、ナット止め部材2を
ナット6から間隔を隔てて配位させるようにしても良
い。ただし、その場合は、ナット止め部材2に加えて二
つのナット6、6を必要とし、コスト高になってしまう
ため、ナット止め部材2とナット6とでダブルナットを
構成するのが好ましい。更には、ボルトとナットで被固
定部材Hを固定するに際しては、二つのナット6、6を
用いてダブルナット方式で固定するのが一般的である
が、一つのナット6で固定する場合もあり、その場合
は、ナット止め部材2をナット6から間隔を隔てて配位
させるようにすれば良い。
【0027】更に、共回り防止手段は、ナット止め部材
3のボルト5に対する移動と、ナット6のボルト5に対
する移動との比を異なるものから構成する形態のものに
限らず、ナット止め部材2の雌ネジ部21及びボルト5
のナット止め部材螺合用雄ネジ部53を、ボルト5のナ
ット螺合用雄ネジ部52及びナット6の雌ねじと反対向
きのネジ、例えばボルト5のナット螺合用雄ネジ部52
及びナット6の雌ねじ右ネジから構成する場合は、ナッ
ト止め部材2の雌ネジ部21及びボルト5のナット止め
部材螺合用雄ネジ部53を左ネジから構成するようにし
ても良い。尚、この場合は、ナット止め部材螺合用雄ネ
ジ部53のネジ径をナット螺合用雄ネジ部52のネジ径
より径小なものに形成しておく。又、共回り防止手段と
して、例えば図4、図5に示すようにナット止め部材2
の後面又はナットの前面に、周方向に沿って凸部8を形
成するようにしても良い(図では、ナット止め部材2の
後面に設けた場合を図示している。)。
【0028】また、本実施形態では、ナット外し防止具
1を、ナット止め部材2と、共回り防止手段と、被覆部
材3と、係止手段4とを備えたものとしているが、被覆
部材3と、係止手段4とから構成することもでき、その
場合は、図9に示すように被覆部材3で、ボルト5に螺
合させたナット6、6の全体を覆うようにする。これに
より、ナット6、6に回転工具を係合できないものにで
き、ナット6、6を回動操作できないものにできる。
【0029】又、被覆部材3の収納部30にナット止め
部材2を収納して、ナット止め部材2の工具係合部20
又はナット6、6の係合部61、61を覆う場合、回転
工具をナット止め部材2の工具係合部20又はナット
6、6の係合部61、61に係合できない程度に覆えば
良く、適宜変更できる。また、被覆部材3でナット止め
部材2の工具係合部20を覆う場合に、図7、図8に示
すようにナット止め部材2の工具係合部20と共にナッ
ト6の係合部61の一部又は全体を覆うようにしても良
く、適宜変更できる。
【0030】また、係止ピン4は、別体のものから構成
する形態のものに限らず、ナット止め部材2又は被覆部
材3に形成しても良い。例えば図7に示すようにナット
止め部材2の先端部に、径内方向に延設した延設部24
を形成するとともに、その延設部24に、先端側に突出
する断面円形状の軸42のみからなる係止ピン4を一体
的に形成したものとする。そして、係止ピン4を、被覆
部材3の収納部30にナット止め部材2を収納するに際
して被覆部材3のピン挿通孔33に挿通させる。その
後、ピン挿通孔33から出た係止ピン4の先端を、ハン
マー等で叩いて変形させる。これにより、図8に示すよ
うに係止ピン4の先端部が拡径し、ナット止め部材2に
被覆部材3を係止できる。一方、装着したナット6を増
し締め調整する場合や被固定部材の交換等のためにナッ
ト6をボルト5から外す必要が生じた場合等には、係止
ピン4を削り取る等して取り除くことにより、被覆部材
3をナット止め部材2から外すことができる。尚、この
場合においても、被覆部材3は、断面円形状のピン挿通
孔33に係止ピン4の断面円形状の軸42を通している
だけのため、係止ピン4の軸42に対して回動し、その
結果、被覆部材3は、ナット止め部材2に対して回動す
る。又、係止ピン4を変形させる際、係止ピン4を介し
て被覆部材3とボルト5とが手の回動操作で回動できな
い状態になった場合でも、被覆部材3を回転工具で回転
操作すれば、ボルト5に螺合させたナット止め部材2を
ボルト5に対して回動させる回動力よりも小さい回動力
で被覆部材3をナット止め部材2に対して回動させるこ
とができる。又、被覆部材3のピン挿通孔33を、先端
側に漸次径大になるように形成しておけば、係止ピン4
がピン挿通孔33の断面形状に沿って変形して係止ピン
4をピン挿通孔33から抜け止めし難くできる点で好ま
しい。ただし、被覆部材3のピン挿通孔33を先端側に
漸次径大になるように形成しておく形態のものに限ら
ず、係止ピン4を挿通し得るものであれば良い。
【0031】又、係止手段は、係止ピン4から構成する
形態のものに限らず、他の手段により被覆部材3をボル
ト5又はナット止め部材2に係止するようにしても良
い。又、被覆部材3をナット止め部材2に係止する場合
は、ボルト5に螺合させて装着した後のナット止め部材
2がボルト5に対して回動する回動力よりも小さい回動
力で被覆部材3がナット止め部材2に対して回動し得る
ように係止しておけば良く、ナット止め部材2に係止し
た被覆部材3を手又は回転工具で回動操作することによ
り被覆部材3がナット止め部材2に対して回動できる状
態であれば良く、適宜変更し得る。
【0032】更に、被覆部材3の少なくとも外周部が、
ナット6やナット止め部材2に対して回動可能であれば
良く、例えば図10に示すように、被覆部材3を、ピン
挿通孔33を有する被覆本体36と、筒状の回転部材3
7とを備えたものとし、回転部材37を、被覆本体36
の外周を覆うようにして被覆本体36に回転自在に取付
けたものであっても良い。従って、この場合の被覆本体
36は、ナット6やナット止め部材2に対して回動自在
でも回動不能でも良く、例えば被覆本体36の外周形状
を6角形状に形成してその内側に形成される収納部30
の形状を6角形状してナット6やナット止め部材2に対
して回動不能にしても良く、適宜変更し得る。
【0033】
【発明の効果】以上、本願第1発明のナット外し防止構
造は、第三者がナット6の外周に回転工具を係合させる
ことができず、ナット6を回動操作できないものにでき
る。又、被覆部材3に工具を係合されて回動操作された
としても、被覆部材3はナット6に対して回動するだけ
のため、ナット6に回動力を伝達できず、ナット6を回
動操作することができない。従って、第三者によって勝
手にボルト5からナット6を外されるようなことを防止
できる。
【0034】本願第2発明のナット外し防止具は、第三
者がナット止め部材2の外周に回転工具を係合させるこ
とができず、ナット止め部材2を回動操作できないもの
にできる。又、被覆部材3に工具を係合されて回動操作
されたとしても、被覆部材3はナット止め部材2に対し
て回動するだけのため、ナット止め部材2に回動力を伝
達できず、ナット止め部材2を回動操作することができ
ない。従って、第三者によって勝手にボルト5からナッ
ト6を外されるようなことを防止できる。
【0035】本願第3の発明のナット外し防止具は、共
回り防止手段によって、ナット6に回転工具を係合させ
られて緩め操作されても、ナット止め部材2がナット6
と共に回ることがないため、ナット止め部材2でナット
6を確実に止めることができ、ナット6と共にナット止
め部材2がボルト5から外されるようなことを防止でき
る。これにより、第三者によって勝手にボルト5からナ
ット6を外されるようなことを確実に防止できる。
【0036】本願第4の発明のナット外し防止方法は、
従来品のボルト5にナット止め部材2や被覆部材3をそ
のまま使用可能なものにできる。又、ナット止め部材2
と被覆部材3とを係止した係止ピン4をカットして取り
除く等して係止を解除することでナット止め部材2の工
具係合部20を覆っている被覆部材3を外すことがで
き、ナット止め部材2をボルト5に対して緩め操作で
き、ナット6をボルト5に対して回動操作して増し締め
し、或いはボルト5から外すことができる。一方、ナッ
ト6を増し締め等した後は、再度、ナット止め部材2を
螺合させ被覆部材3を被せて係止ピン4で係止しておく
ことにより、ナット6を第三者に外されることのないも
のにできる。
【0037】本願第5の発明のナット外し防止方法は、
本願第4の発明の効果に加え、ナット止め部材2を、ボ
ルト5に螺合されるに際して、ナット6と当接させるよ
うにすることにより、ナット止め部材2とボルト5と
で、いわゆるダブルナットを構成でき、ナット止め部材
2によってボルト5に締め付けたナット6の緩みを防止
できる。従って、ナット止め部材2を、ナット6の外し
防止用として機能させることができると同時に、ナット
6の緩み止め用としても機能させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明のナット外し防止具の一実施形態の分
解斜視図である。
【図2】ナット外し防止具をボルトに装着する際の一部
を断面にした側面図である。
【図3】ナット外し防止具を、ボルトに装着した状態の
一部を断面にした側面図である。
【図4】他の実施形態のナット外し防止具をボルトに装
着する際の一部を断面にした側面図である。
【図5】他の実施形態のナット外し防止具をボルトに装
着した状態の一部を断面にした側面図である。
【図6】ナット外し防止具のナット止め部材を、ナット
に当接させないでボルトに装着した状態の一部を断面に
した側面図である。
【図7】係止ピンの他の実施形態の示す一部を断面にし
た側面図である。
【図8】他の実施形態の係止ピンでナット外し防止具と
被覆部材とを係止した状態の一部を断面にした側面図で
ある。
【図9】更に他の実施形態のナット外し防止具をボルト
に装着した状態の一部を断面にした側面図である。
【図10】被覆部材の他の実施形態の断面図である。
【符号の説明】
1 ナット外し防止具 2 ナット止め部材 3 被覆部材 4 係止ピン 5 ボルト 6 ナット 20 工具係合部 30 収納部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボルト(5) に螺合されたナット(6) にお
    ける回転工具との係合部(61)に被覆部材(3) が配位さ
    れ、この被覆部材(3) の少なくとも外周部がナット(6)
    に対して回動可能であり、被覆部材(3) の外周部を回し
    てもその回転がナット(6) に伝達不能とされたことを特
    徴とするナット外し防止構造。
  2. 【請求項2】 ナット止め部材(2) と、被覆部材(3)
    と、係止手段(4) とを備え、 ナット止め部材(2) が、外周に回転工具との工具係合部
    (20)を有するナット状のものから構成され、このナット
    止め部材(2) が、ナット(6) を先端側から螺合したボル
    ト(5) に螺合されることにより、ナット止め部材(2) が
    ボルト(5) におけるナット(6) の先端側に配位され、 被覆部材(3) が、一端側に開口部(31)を有する収納部(3
    0)を備え、この収納部(30)が、ボルト(5) に螺合したナ
    ット止め部材(2) を開口部(31)から回動可能に収納する
    ことにより、少なくともナット止め部材(2) の工具係合
    部(20)が覆い隠され、 係止手段(4) が、被覆部材(3) をボルト(5) 又はナット
    止め部材(2) に係止するものであることを特徴とするナ
    ット外し防止具。
  3. 【請求項3】 上記ナット外し防止具に、ナット(6) の
    ボルト(5) に対する緩み方向への回動に際してナット止
    め部材(2) をナット(6) と共に回らないようにする共回
    り防止手段が備えられ、この共回り防止手段が、ナット
    止め部材(2) のボルト(5) に対する移動と、ナット(6)
    のボルト(5) に対する移動との比又は方向を異なるよう
    にしたものであることを特徴とする請求項2記載のナッ
    ト外し防止具。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3のナット外し防止具(1)
    を、ナット(6) に螺合させたボルト(5) に装着するに際
    し、ナット止め部材(2) をボルト(5) に螺合させて装着
    し、その装着した後のナット止め部材(2) の工具係合部
    (20)を被覆部材(3) で覆うとともに、ナット止め部材
    (2) と被覆部材(3) との一方又は両方に設けた孔(23)(3
    3)に係止ピン(4) の軸(42)を挿通して突出させ、その突
    出させた軸(42)を打ちつけて変形させることにより、ボ
    ルト(5) に螺合したナット止め部材(2) に被覆部材(3)
    を回動可能に係止してボルト(5) に螺合させたナット
    (6) が外されないようにしたことを特徴とするナット外
    し防止方法。
  5. 【請求項5】 ナット止め部材(2) を、ボルト(5) に螺
    合させたナット(6) に当接させるようにしてボルト(5)
    に螺合させるようにしたことを特徴とする請求項4記載
    のナット外し防止方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003090322A (ja) * 2001-09-19 2003-03-28 Mamoru Ueno 防犯ネジ及びネジ頭の埋込材及びネジ用防犯座並びに防犯ネジセット
CN104074856A (zh) * 2014-07-02 2014-10-01 张栋 架空输电线路铁塔防盗地脚螺栓
CN106438658A (zh) * 2016-11-12 2017-02-22 国网山东省电力公司聊城供电公司 一种输电线路防盗地脚螺栓
WO2019230909A1 (ja) * 2018-06-01 2019-12-05 株式会社アマダホールディングス 中間板装置

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