JPH08232932A - ボルトの緩めトルク低減構造および緩め方法 - Google Patents

ボルトの緩めトルク低減構造および緩め方法

Info

Publication number
JPH08232932A
JPH08232932A JP4197395A JP4197395A JPH08232932A JP H08232932 A JPH08232932 A JP H08232932A JP 4197395 A JP4197395 A JP 4197395A JP 4197395 A JP4197395 A JP 4197395A JP H08232932 A JPH08232932 A JP H08232932A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bolt
auxiliary
auxiliary bolt
loosening
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4197395A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3569562B2 (ja
Inventor
Toshiya Wakahoi
俊哉 若穂囲
Koji Imai
浩二 今井
Haruyuki Watanabe
春幸 渡辺
Manabu Naoi
学 直井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NAGOYA RASHI SEISAKUSHO KK
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
NAGOYA RASHI SEISAKUSHO KK
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NAGOYA RASHI SEISAKUSHO KK, Honda Motor Co Ltd filed Critical NAGOYA RASHI SEISAKUSHO KK
Priority to JP04197395A priority Critical patent/JP3569562B2/ja
Publication of JPH08232932A publication Critical patent/JPH08232932A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3569562B2 publication Critical patent/JP3569562B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connection Of Plates (AREA)
  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】取付け体との間に被締結物を挟持して取付け体
に螺合されるボルトの緩めトルクを低減する。 【構成】ボルトB1 には、少なくとも軸方向に沿う一部
を被締結物4に対応させた挿通孔部8と、外端を開口さ
せて挿通孔部8よりも大径に形成されるとともに挿通孔
部8の一端との間に係止段部9を形成する収容孔部10
と、挿通孔部8の他端に連なるねじ孔部11とが同軸に
設けられ、収容孔部10内に回転自在に収容される頭部
16を有して挿通孔部8に挿通される第1補助ボルト1
5が前記頭部16を係止段部9に係合させるまでねじ孔
部11に螺合された状態で、ボルトB1 が被締結物4を
貫通して取付け体5に螺合され、収容孔部10の内面に
は、第1補助ボルト15の前記頭部16に当接する第2
補助ボルトを螺合させる雌ねじ12が前記ねじ孔部11
とは逆ねじにして設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、取付け体との間に被締
結物を挟持して取付け体に螺合されるボルトの緩めトル
クを低減するためのボルトの緩めトルク低減構造および
ボルトの緩め方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ボルトを用いて被締結物を取付け体に強
固に締結した状態で、分解、修理等のためにボルトを取
外す必要を生じることがあるが、そのボルトのねじ部等
が錆付いたり、焼付いたりしてボルトが簡単には緩まな
いことがある。
【0003】この場合、従来ではボルトに強大な緩めト
ルクを加えて緩めるか、それでも緩まない場合にはボル
トの頭部をカッタ等で削り取ったり、バーナーで焼き切
ったりするようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ようにすると、ボルトの緩め作業が非常に面倒であるば
かりでなく、その作業によって被締結物が損傷してしま
うことがあり、締結状態解除後に被締結物を補修する必
要が生じたり、場合によっては被締結物の再使用が不可
能となることがあり、全体として作業能率が低くてコス
トが嵩み、また資源の浪費にもなっていた。
【0005】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、ボルトの緩め作業を小さな緩めトルクで容易
かつ迅速に行い得るようにして上記問題を解決したボル
トの緩めトルク低減構造および緩め方法を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、取付け体との間に被締結物
を挟持して取付け体に螺合されるボルトの緩めトルクを
低減するためのボルトの緩めトルク低減構造において、
ボルトには、少なくとも軸方向に沿う一部を被締結物に
対応させた挿通孔部と、外端をボルトの軸方向一端面に
開口させて挿通孔部よりも大径に形成されるとともに挿
通孔部の一端との間に係止段部を形成する収容孔部と、
挿通孔部の他端に連なるねじ孔部とが同軸に設けられ、
収容孔部内に回転自在に収容される頭部を有して挿通孔
部に挿通される第1補助ボルトが前記頭部を係止段部に
係合させるまでねじ孔部に螺合された状態で、ボルトが
被締結物を貫通して取付け体に螺合され、収容孔部の少
なくとも外端寄りの内面には、第1補助ボルトの前記頭
部に当接する第2補助ボルトを螺合させる雌ねじが前記
ねじ孔部とは逆ねじにして設けられることを特徴とす
る。
【0007】また請求項2記載の発明は、請求項1記載
のボルトを緩めるにあたって、第1補助ボルトをその頭
部が係止段部から離反するまで緩めた後、収容孔部の雌
ねじに螺合させた第2補助ボルトを第1補助ボルトで受
けるようにして締付けた状態でボルトを緩めることを特
徴とする。
【0008】
【作用】上記請求項1記載の発明の構成によれば、第1
補助ボルトを締付けた状態で被締結物を貫通したボルト
が取付け体に螺合されると、ボルトおよび第1補助ボル
トにはその軸方向に沿う引張力がともに作用する。而し
て頭部が係止段部から離反するように第1補助ボルトが
緩められると、第1補助ボルトが分担していた引張力の
分もボルトが分担するようになり、少なくとも被締結物
に対応する部分でボルトが軸方向に伸びる。また第1補
助ボルトで受けるようにして第2補助ボルトが締付けら
れると、ボルトがさらに軸方向に伸びることになり、緩
めトルクがさらに低減される。しかもねじ孔部と収容孔
部の雌ねじとが相互に逆ねじであることにより、第2補
助ボルトの締付け時に第1補助ボルトが締付け方向に回
転することはない。
【0009】また上記請求項2記載の発明によれば、第
1補助ボルトの緩め作業、ならびに第2補助ボルトの締
付け作業を順次行って、ボルトの緩めトルクを低減した
状態でボルトを緩めることにより、ボルトを小さな緩め
トルクで容易かつ迅速に緩めることが可能となる。
【0010】
【実施例】以下、図面により本発明の実施例について説
明する。
【0011】図1ないし図4は本発明の第1実施例を示
すものであり、図1はボルトによる被締結物の締結状態
を示す断面図、図2はボルトの製造過程を順次示す図、
図3は第1補助ボルトを緩めた状態での図1に対応する
断面図、図4はボルトを緩める状態での図1に対応する
断面図である。
【0012】先ず図1において、ボルトB1 は、スパナ
等の回転操作工具を係合可能として横断面略正六角形に
形成される係合部1が軸部2の一端に一体に連設され、
該軸部2の少なくとも他端側外周に雄ねじ3が設けられ
て成る。このボルトB1 により被締結物4が取付け体5
に締着されるものであり、取付け体5にはねじ孔6が設
けられ、被締結物4には、ボルトB1 の軸部2を挿通さ
せる貫通孔7が設けられる。而して貫通孔7に挿通され
た軸部2の雄ねじ3をねじ孔6に螺合して締付けること
により、被締結物4はボルトB1 の係合部1および取付
け体5間に挟持され、これにより被締結物4が取付け体
5に締着されることになる。
【0013】ボルトB1 には、横断面円形の挿通孔部8
と、外端をボルトB1 の軸方向一端面(この実施例では
係合部1の端面)に開口させて挿通孔部8よりも大径に
形成されるとともに挿通孔部8の一端との間に係止段部
9を形成する横断面円形の収容孔部10と、挿通孔部8
の他端に同軸に連なってボルトB1 の他端に開口するね
じ孔部11とが同軸に設けられる。しかも挿通孔部8が
設けられる範囲Aは、該挿通孔部8の少なくとも軸方向
に沿う一部が被締結物4に対応するように設定される。
また収容孔部10の少なくとも外端寄りの内面、この実
施例では収容孔部10の軸方向ほぼ全長にわたる内面に
は、ねじ孔部11とは逆ねじである雌ねじ12が刻設さ
れる。
【0014】図2において、ボルトB1 の製造にあたっ
ては、先ず図2(a)で示すようにボルトB1 にほぼ対
応した形状のボルト素材13を鍛造により形成する。次
いで図2(b)で示すように、ボルトB1 における収容
孔部10、係止段部9、挿通孔部8およびねじ孔部11
に対応する孔14をボルト素材13への穿孔加工により
形成した後に熱処理を施し、その後、図2(c)で示す
ように、ボルト素材13の転造加工により雄ねじ3を形
成する。さらに図2(d)で示すように、孔14にタッ
プ立てを行ってねじ孔部11、ならびに収容孔部10の
内面への雌ねじ12の形成を行った後、表面処理を施す
ことによりボルトB1 を得ることができる。
【0015】再び図1において、ボルトB1 には第1補
助ボルト15が同軸に螺合されるものであり、この第1
補助ボルト15は、収容孔部10内に回転自在に収容さ
れるとともに係止段部9に係合可能な頭部16が、ねじ
孔部11に螺合される雄ねじ17を一端側外周に有する
軸部18の他端に一体に設けられて成るものである。而
して、頭部16の軸方向長さは収容孔部10の軸方向長
さよりも短く設定されるものであり、該頭部16の端面
には、第1補助ボルト15を回転操作するための工具を
係合すべく、たとえば横断面正六角形状に形成される係
合凹部19が設けられる。
【0016】ボルトB1 を締付けて被締結物4を取付け
体5に締着する前に、挿通孔部8に挿通された第1補助
ボルト15は、その頭部15を係止段部9に係止させる
までねじ孔部11に予め螺合されており、その状態で被
締結物4を貫通するボルトB 1 が取付け体5に螺合して
締付けられる。それにより、ボルトB1 および第1補助
ボルト15には、その軸方向に沿う引張力がともに作用
することになる。
【0017】ボルトB1 を緩めるにあたっては、図3で
示すように、第1補助ボルト15をその頭部16が係止
段部9から離反するまで緩める。これにより、第1補助
ボルト15が分担していた引張力の分もボルトB1 が負
担するようになり、ボルトB 1 に作用する引張力が大き
くなってボルトB1 を軸方向により伸ばすことになる。
しかもボルトB1 の挿通孔部8が設けられる範囲Aは、
その少なくとも一部が被締結物4に対応するように設定
されるので、ボルトB1 の少なくとも被締結物4に対応
する部分が軸方向に伸びることにより、ボルトB1 から
被締結物4に作用する締結力を低下させることができ
る。
【0018】次いで図4で示すように、ボルトB1 の収
容孔部10における雌ねじ12に第2補助ボルト20を
螺合させ、その第2補助ボルト20を締付ける。そうす
ると第2補助ボルト20が第1補助ボルト15の頭部1
6で受けられ、第2補助ボルト20の締付け力によりボ
ルトB1 がさらに軸方向に伸びることになり、ボルトB
1 から被締結物4に作用する締結力をさらに低下させる
ことができる。
【0019】したがって、ボルトB1 が雄ねじ1の錆付
きや焼付き等に起因して通常の緩めトルクでは簡単に緩
まない場合にも、比較的小さな緩めトルクで容易かつ迅
速にボルトB1 を緩めることが可能となる。すなわち第
1補助ボルト15の緩め作業に続いて、第2補助ボルト
20の締付け作業を行うことにより、ボルトB1 を軸方
向に伸ばしてボルトB1 から被締結物4に作用する締結
力を低下させ、それにより、ボルトB1 の係合部1およ
び被締結物4間に作用する摩擦力、ならびにボルトB1
の軸部2と取付け体5のねじ孔6との螺合部に作用する
摩擦力が低下することになり、比較的小さな緩めトルク
でもボルトB1 を容易に緩めることができる。したがっ
てボルトB1 の緩め作業を、その作業中に被締結物4を
損傷することなく、簡単迅速に行なうことが可能とな
る。
【0020】また第1補助ボルト15の頭部に当接した
第2補助ボルト20を締付ける際に、第2補助ボルト2
0が螺合している収容孔部10の雌ねじ12は、第1補
助ボルト15が螺合しているねじ孔部11とは逆ねじで
あるので、第2補助ボルト20の締付けによって第1補
助ボルト15が締付け方向に回転することはない。
【0021】しかも第1補助ボルト15を、ボルトB1
に比べて強度の高い材料により形成しておくと、被締結
物4の締結に伴う軸力の負担を第1補助ボルト15に持
たせることができるので、第1補助ボルト15を緩める
ことによりボルトB1 に大きな軸力を作用させてボルト
1 の伸び量を大きくし、ボルトB1 の緩めトルクをよ
り低減することが可能である。
【0022】図5は本発明の第2実施例を示すものであ
り、第1補助ボルト15が締付けられている状態のボル
トB1 の収容孔部10の開口端を、雌ねじ12に螺合す
る第2補助ボルト20で閉じておくようにしてもよく、
そうすれば、収容孔部10内に塵埃が侵入するのを防止
することができる。
【0023】この場合、ボルトB1 を緩める際には、第
2補助ボルト20を緩めてボルトB 1 から取外した後に
第1補助ボルト15を緩め、その後、第2補助ボルト2
0を再度締付けるようにすればよい。
【0024】本発明の第3実施例として、図6で示すよ
うに、ボルトB2 に、挿通孔部8と、挿通孔部8の一端
との間に係止段部9を形成する横断面円形の収容孔部1
0と、挿通孔部8の他端に連なる有底のねじ孔部11´
とが同軸に設けられるようにしてもよい。
【0025】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行うことが可能である。
【0026】たとえばボルトB1 ,B2 の係合部1側に
ねじ孔部11,11´が設けられるようにしてもよい。
【0027】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、ボルトには、少なくとも軸方向に沿う一部を被締
結物に対応させた挿通孔部と、外端をボルトの軸方向一
端面に開口させて挿通孔部よりも大径に形成されるとと
もに挿通孔部の一端との間に係止段部を形成する収容孔
部と、挿通孔部の他端に連なるねじ孔部とが同軸に設け
られ、収容孔部内に回転自在に収容される頭部を有して
挿通孔部に挿通される第1補助ボルトが前記頭部を係止
段部に係合させるまでねじ孔部に螺合された状態で、ボ
ルトが被締結物を貫通して取付け体に螺合され、収容孔
部の少なくとも外端寄りの内面には、第1補助ボルトの
前記頭部に当接する第2補助ボルトを螺合させる雌ねじ
が前記ねじ孔部とは逆ねじにして設けられるので、頭部
が係止段部から離反するように第1補助ボルトを緩める
ことにより少なくとも被締結物に対応する部分でボルト
を軸方向に伸ばし、さらに第1補助ボルトで受けるよう
にして第2補助ボルトを締付けることによりボルトをさ
らに軸方向に伸ばして緩めトルクを低減することがで
き、しかも第2補助ボルトの締付け時に第1補助ボルト
が締付け方向に回転することも防止することができる。
【0028】また請求項2記載の発明によれば、請求項
1記載のボルトを緩めるにあたって、第1補助ボルトを
その頭部が係止段部から離反するまで緩めた後、収容孔
部の雌ねじに螺合させた第2補助ボルトを第1補助ボル
トで受けるようにして締付けた状態でボルトを緩めるの
で、第1補助ボルトの緩め作業、ならびに第2補助ボル
トの締付け作業を順次行うことによってボルトの緩めト
ルクを低減した状態で、ボルトを緩めることによりボル
トを小さな緩めトルクで容易かつ迅速に緩めることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のボルトによる被締結物の締結状態
を示す断面図である。
【図2】ボルトの製造過程を順次示す図である。
【図3】第1補助ボルトを緩めた状態での図1に対応す
る断面図である。
【図4】ボルトを緩める状態での図1に対応する断面図
である。
【図5】第2実施例の図1に対応する断面図である。
【図6】第3実施例の図1に対応する断面図である。
【符号の説明】
4・・・被締結物 5・・・取付け体 8・・・挿通孔部 9・・・係止段部 10・・・収容孔部 11,11´・・・ねじ孔部 12・・・雌ねじ 15・・・第1補助ボルト 16・・・頭部 20・・・第2補助ボルト B1 ,B2 ・・・ボルト
フロントページの続き (72)発明者 渡辺 春幸 岐阜県岐阜市中屋東238 (72)発明者 直井 学 岐阜県各務原市蘇原新栄町3−7

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付け体(5)との間に被締結物(4)
    を挟持して取付け体(5)に螺合されるボルト(B1
    2 )の緩めトルクを低減するためのボルトの緩めトル
    ク低減構造において、ボルト(B1 ,B2 )には、少な
    くとも軸方向に沿う一部を被締結物(4)に対応させた
    挿通孔部(8)と、外端をボルト(B 1 ,B2 )の軸方
    向一端面に開口させて挿通孔部(8)よりも大径に形成
    されるとともに挿通孔部(8)の一端との間に係止段部
    (9)を形成する収容孔部(10)と、挿通孔部(8)
    の他端に連なるねじ孔部(11,11´)とが同軸に設
    けられ、収容孔部(10)内に回転自在に収容される頭
    部(16)を有して挿通孔部(8)に挿通される第1補
    助ボルト(15)が前記頭部(16)を係止段部(9)
    に係合させるまでねじ孔部(11,11´)に螺合され
    た状態で、ボルト(B1 ,B2 )が被締結物(4)を貫
    通して取付け体(5)に螺合され、収容孔部(10)の
    少なくとも外端寄りの内面には、第1補助ボルト(1
    5)の前記頭部(16)に当接する第2補助ボルト(2
    0)を螺合させる雌ねじ(12)が前記ねじ孔部(1
    1,11´)とは逆ねじにして設けられることを特徴と
    するボルトの緩めトルク低減構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のボルト(B1 ,B2 )を
    緩めるにあたって、第1補助ボルト(15)をその頭部
    (16)が係止段部(9)から離反するまで緩めた後、
    収容孔部(10)の雌ねじ(12)に螺合させた第2補
    助ボルト(20)を第1補助ボルト(15)で受けるよ
    うにして締付けた状態でボルト(B1,B2 )を緩める
    ことを特徴とするボルトの緩め方法。
JP04197395A 1995-03-01 1995-03-01 ボルトの緩めトルク低減構造および緩め方法 Expired - Fee Related JP3569562B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04197395A JP3569562B2 (ja) 1995-03-01 1995-03-01 ボルトの緩めトルク低減構造および緩め方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04197395A JP3569562B2 (ja) 1995-03-01 1995-03-01 ボルトの緩めトルク低減構造および緩め方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08232932A true JPH08232932A (ja) 1996-09-10
JP3569562B2 JP3569562B2 (ja) 2004-09-22

Family

ID=12623147

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04197395A Expired - Fee Related JP3569562B2 (ja) 1995-03-01 1995-03-01 ボルトの緩めトルク低減構造および緩め方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3569562B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102072235A (zh) * 2011-01-19 2011-05-25 奇瑞汽车股份有限公司 一种正时链条定轨固定螺栓
CN106763075A (zh) * 2017-03-01 2017-05-31 天津义之和科技发展有限公司 螺钉
CN110219875A (zh) * 2019-05-10 2019-09-10 尹苑苑 一种内六角螺丝紧固件
WO2020185297A1 (en) 2019-03-12 2020-09-17 Size Earl Allen Multi-piece anti-vibration locking fastener
US11236778B2 (en) 2019-03-12 2022-02-01 Earl Allen Size, JR. Multi-piece anti-vibration locking fastener having coaxially arranged inner and outer opposite threaded bolts in combination with successive and opposite threaded profiles within a thickened base layer
US11499583B2 (en) 2019-03-12 2022-11-15 Earl Allen Size, JR. Fastener assembly
JP2023527249A (ja) * 2020-06-09 2023-06-27 サルヴッチ,エマヌエーレ 緩み止めねじ締結具
DE102022119087A1 (de) 2022-07-29 2024-02-01 Kamax Holding Gmbh & Co. Kg Verbindungsmittel, Batterieanordnung, Brennstoffzelle und Verfahren zum Herstellen eines Verbindungsmittels

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102072235A (zh) * 2011-01-19 2011-05-25 奇瑞汽车股份有限公司 一种正时链条定轨固定螺栓
CN106763075A (zh) * 2017-03-01 2017-05-31 天津义之和科技发展有限公司 螺钉
WO2020185297A1 (en) 2019-03-12 2020-09-17 Size Earl Allen Multi-piece anti-vibration locking fastener
US11168729B2 (en) 2019-03-12 2021-11-09 Earl Allen Size, JR. Multi-piece anti-vibration locking fastener
GB2596716A (en) * 2019-03-12 2022-01-05 Allen Size Earl Multi-piece anti-vibration locking fastener
US11236778B2 (en) 2019-03-12 2022-02-01 Earl Allen Size, JR. Multi-piece anti-vibration locking fastener having coaxially arranged inner and outer opposite threaded bolts in combination with successive and opposite threaded profiles within a thickened base layer
US11499583B2 (en) 2019-03-12 2022-11-15 Earl Allen Size, JR. Fastener assembly
GB2596716B (en) * 2019-03-12 2023-03-01 Allen Size Earl Multi-piece anti-vibration locking fastener
CN110219875A (zh) * 2019-05-10 2019-09-10 尹苑苑 一种内六角螺丝紧固件
CN110219875B (zh) * 2019-05-10 2020-12-11 日照亿铭科技服务有限公司 一种内六角螺丝紧固件
JP2023527249A (ja) * 2020-06-09 2023-06-27 サルヴッチ,エマヌエーレ 緩み止めねじ締結具
DE102022119087A1 (de) 2022-07-29 2024-02-01 Kamax Holding Gmbh & Co. Kg Verbindungsmittel, Batterieanordnung, Brennstoffzelle und Verfahren zum Herstellen eines Verbindungsmittels

Also Published As

Publication number Publication date
JP3569562B2 (ja) 2004-09-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4741651A (en) Hole saw
US4915560A (en) Anti-cross threading fastener
CN1695012A (zh) 裂开式止动螺丝紧固件总成及方法
US6393939B1 (en) Bicycle crank arm parts/assembly and assembly tools
US4478458A (en) Locking and anti-loosening construction for vehicle rim
US20100247266A1 (en) Self-locking nut
US5544991A (en) Locking frustrum nut
KR20070083517A (ko) 다엽성 잠금 볼트
US2421181A (en) Stud bolt
JPH08232932A (ja) ボルトの緩めトルク低減構造および緩め方法
JPH07229509A (ja) 耐振性ネジ
US6827538B2 (en) Torque prevailing stud
JP3569563B2 (ja) ボルトの緩めトルク低減構造および緩め方法
JP3018706U (ja) 弛み止めナット
JP2001065533A (ja) 緩み防止ボルト
JP2001003915A (ja) 弛み止めナット
JP3252039B2 (ja) ボルトの緩めトルク低減構造
JP2000240632A (ja) ロックナット
JP3125160U (ja) ロックナット
JP2003301829A (ja) ボルト・ナットの緩み止め構造
JPH06249222A (ja) 緩み止め付き固着具およびその固着具用工具
JP3007067U (ja) 緩み止めボルト
JP3252038B2 (ja) ボルトの緩めトルク低減構造
JPS6121607Y2 (ja)
JP2001050237A (ja) ナット外し防止構造及びナット外し防止具並びにナット外し防止方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20040119

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040128

A521 Written amendment

Effective date: 20040322

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20040609

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040621

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080625

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090625

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees