JPH07205046A - 多用途ハンマー - Google Patents
多用途ハンマーInfo
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- JPH07205046A JPH07205046A JP270694A JP270694A JPH07205046A JP H07205046 A JPH07205046 A JP H07205046A JP 270694 A JP270694 A JP 270694A JP 270694 A JP270694 A JP 270694A JP H07205046 A JPH07205046 A JP H07205046A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handle
- striking
- bolt
- handle mounting
- mounting portion
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 一本のハンマーを多種の用途に使用可能とす
ること。 【構成】 ハンマーヘッド1を、柄取付部3と、その両
端面に設けられる打撃部4とによって形成し、柄2の先
端にボルト部6を形成し、かつ柄取付部3の側面に柄2
の先端のボルト部6を螺合する柄取付用のボルト孔9を
形成して柄2を柄取付部3に対して着脱可能とし、柄取
付部3の両端面に設けられる打撃部4を、柄取付部3に
対して別体に形成し、打撃部4の柄取付部3側の端面
に、ボルト部17を突設し、かつ柄取付部3の端面に打
撃部4のボルト部17が螺合する打撃部取付用のボルト
孔13を形成して打撃部4を柄取付部3に対して着脱可
能としたこと。
ること。 【構成】 ハンマーヘッド1を、柄取付部3と、その両
端面に設けられる打撃部4とによって形成し、柄2の先
端にボルト部6を形成し、かつ柄取付部3の側面に柄2
の先端のボルト部6を螺合する柄取付用のボルト孔9を
形成して柄2を柄取付部3に対して着脱可能とし、柄取
付部3の両端面に設けられる打撃部4を、柄取付部3に
対して別体に形成し、打撃部4の柄取付部3側の端面
に、ボルト部17を突設し、かつ柄取付部3の端面に打
撃部4のボルト部17が螺合する打撃部取付用のボルト
孔13を形成して打撃部4を柄取付部3に対して着脱可
能としたこと。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、種々の用途に応じて
分離使用することができる多用途ハンマーに関するもの
である。
分離使用することができる多用途ハンマーに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術とその課題】従来、ハンマーを使用して機
械加工時の芯出し作業を行ったり、組立時の微調整を行
う場合、必要とする打撃の大きさ等によって重さの異な
る種々のハンマーを用意しておかなければならない。
械加工時の芯出し作業を行ったり、組立時の微調整を行
う場合、必要とする打撃の大きさ等によって重さの異な
る種々のハンマーを用意しておかなければならない。
【0003】しかしながら、用途によって使用頻度の少
ないハンマーもあるのに、それらをすべて取揃えておく
ということは費用の無駄にもなるし、保管場所の無駄に
もなる。
ないハンマーもあるのに、それらをすべて取揃えておく
ということは費用の無駄にもなるし、保管場所の無駄に
もなる。
【0004】そこで、この発明は、一本のハンマーを分
割して、種々の用途に使用することができる多用途ハン
マーを提供しようとするものである。
割して、種々の用途に使用することができる多用途ハン
マーを提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するために、ハンマーヘッドを、柄取付部と、そ
の両端面に設けられる打撃部とによって形成し、柄の先
端にボルト部を形成し、かつ柄取付部の側面に柄の先端
のボルト部を螺合する柄取付用のボルト孔を形成して柄
を柄取付部に対して着脱可能とし、柄取付部の両端面に
設けられる打撃部を、柄取付部に対して別体に形成し、
打撃部の柄取付部側の端面に、ボルト部を突設し、かつ
柄取付部の端面に打撃部のボルト部が螺合する打撃部取
付用のボルト孔を形成して打撃部を柄取付部に対して着
脱可能としたものである。
を解決するために、ハンマーヘッドを、柄取付部と、そ
の両端面に設けられる打撃部とによって形成し、柄の先
端にボルト部を形成し、かつ柄取付部の側面に柄の先端
のボルト部を螺合する柄取付用のボルト孔を形成して柄
を柄取付部に対して着脱可能とし、柄取付部の両端面に
設けられる打撃部を、柄取付部に対して別体に形成し、
打撃部の柄取付部側の端面に、ボルト部を突設し、かつ
柄取付部の端面に打撃部のボルト部が螺合する打撃部取
付用のボルト孔を形成して打撃部を柄取付部に対して着
脱可能としたものである。
【0006】そして、柄取付部に、柄のボルト部のボル
ト孔に達するビス孔をボルト孔に対して直交する方向に
形成し、このビス孔にビスを螺合するようにしてもよ
い。
ト孔に達するビス孔をボルト孔に対して直交する方向に
形成し、このビス孔にビスを螺合するようにしてもよ
い。
【0007】また、柄取付部の打撃部取付用のボルト孔
と柄取付用のボルト孔を柄取付部の中心に向って互いに
直交し、かつ連通するように形成し、打撃部取付用ボル
ト孔に螺合される打撃部のボルト部を、柄取付部の中心
に達する長さに形成し、両打撃部のボルト部の対向する
端面にそれぞれ、半割り形状のビス孔を形成し、このビ
ス孔にビスを螺合してもよい。
と柄取付用のボルト孔を柄取付部の中心に向って互いに
直交し、かつ連通するように形成し、打撃部取付用ボル
ト孔に螺合される打撃部のボルト部を、柄取付部の中心
に達する長さに形成し、両打撃部のボルト部の対向する
端面にそれぞれ、半割り形状のビス孔を形成し、このビ
ス孔にビスを螺合してもよい。
【0008】また、打撃部のボルト部が螺合するボルト
孔を端面に形成した打撃部用のグリップと、柄取付部の
打撃部取付用ボルト孔に螺合するボルト部を端面に形成
した柄取付部用グリップを組合わせてもよい。
孔を端面に形成した打撃部用のグリップと、柄取付部の
打撃部取付用ボルト孔に螺合するボルト部を端面に形成
した柄取付部用グリップを組合わせてもよい。
【0009】さらに、柄取付部の打撃部取付用ボルト孔
の周りに、バランサー収容部を複数形成し、このバラン
サー収容部内に鉛製のバランサーを摺動自在に収容して
もよい。
の周りに、バランサー収容部を複数形成し、このバラン
サー収容部内に鉛製のバランサーを摺動自在に収容して
もよい。
【0010】さらにまた、柄取付部の外面に柄取付部カ
バーを被せ、打撃部の外面に硬質ゴム又は合成樹脂製の
打撃部カバーを被せ、柄取付部カバーと打撃部カバーと
を互いに螺子結合し、上記柄取付部カバーに、柄取付部
の柄取付用のボルト孔に一致する柄挿通孔を形成するよ
うにしてもよい。
バーを被せ、打撃部の外面に硬質ゴム又は合成樹脂製の
打撃部カバーを被せ、柄取付部カバーと打撃部カバーと
を互いに螺子結合し、上記柄取付部カバーに、柄取付部
の柄取付用のボルト孔に一致する柄挿通孔を形成するよ
うにしてもよい。
【0011】
【作用】上記のように構成されるハンマーは、ハンマー
ヘッドと柄とが、柄の先端に形成したボルト部と、ハン
マーヘッドの柄取付部のボルト孔によって互に着脱可能
である。
ヘッドと柄とが、柄の先端に形成したボルト部と、ハン
マーヘッドの柄取付部のボルト孔によって互に着脱可能
である。
【0012】したがって、柄を取付けた状態で通常のハ
ンマーとして使用することができる。
ンマーとして使用することができる。
【0013】また、製品内部など狭い部分の寸法調整を
行う場合等、柄が邪魔になるような個所では、柄を取外
すことができるので、ハンマーヘッドを直接持つことに
よって手持ちのハンマーとして使用することができる。
行う場合等、柄が邪魔になるような個所では、柄を取外
すことができるので、ハンマーヘッドを直接持つことに
よって手持ちのハンマーとして使用することができる。
【0014】また、加工時、組立時の寸法調整を行う場
合等、上記ハンマーヘッド全体では重量が重すぎる場合
には、打撃部もハンマーハッドを柄取付部に対して着脱
可能であるため、一方の打撃部を外すと、それだけ軽い
ハンマーとなる。この場合、打撃部を外した柄取付部の
打撃部取付用ボルト孔に、柄取付部用グリップを取付け
ると、握りやすくなる。
合等、上記ハンマーヘッド全体では重量が重すぎる場合
には、打撃部もハンマーハッドを柄取付部に対して着脱
可能であるため、一方の打撃部を外すと、それだけ軽い
ハンマーとなる。この場合、打撃部を外した柄取付部の
打撃部取付用ボルト孔に、柄取付部用グリップを取付け
ると、握りやすくなる。
【0015】また、外した打撃部だけを直接持てば、組
立時の寸法の微調整等、さらに、軽い手持ちハンマーと
して使用することもできる。この場合、打撃部に打撃部
用グリップを取付けると、握りやすくなる。
立時の寸法の微調整等、さらに、軽い手持ちハンマーと
して使用することもできる。この場合、打撃部に打撃部
用グリップを取付けると、握りやすくなる。
【0016】また、ハンマーヘッドに、柄取付カバーと
打撃部カバーを被せると、ハンマーヘッドの表面積が大
きくなり、打撃部カバーを硬質ゴム又は合成樹脂によっ
て形成した場合、木造建築、杭打ちにおける木づちと同
様に使用することもできる。
打撃部カバーを被せると、ハンマーヘッドの表面積が大
きくなり、打撃部カバーを硬質ゴム又は合成樹脂によっ
て形成した場合、木造建築、杭打ちにおける木づちと同
様に使用することもできる。
【0017】次に、柄取付部に、柄のボルト部のボルト
孔に達するビス孔をボルト孔に対して直交する方向に形
成し、このビス孔にビスを螺合すると、このビスによっ
て柄の回転を阻止できるので、柄取付部のボルト孔と柄
のボルト部とが緩まず、安全である。
孔に達するビス孔をボルト孔に対して直交する方向に形
成し、このビス孔にビスを螺合すると、このビスによっ
て柄の回転を阻止できるので、柄取付部のボルト孔と柄
のボルト部とが緩まず、安全である。
【0018】また、柄取付部の打撃部取付用のボルト孔
と柄取付用のボルト孔を柄取付部の中心に向って互いに
直交し、かつ連通するように形成し、打撃部取付用ボル
ト孔に螺合される打撃部のボルト部を、柄取付部の中心
に達する長さに形成し、両打撃部のボルト部の対向する
端面にそれぞれ、半割り形状のビス孔を形成し、このビ
ス孔にビスを螺合した場合、両側の打撃部はビスが螺合
した状態では互にその回転が阻止されるので、打撃部が
緩まず、安全である。
と柄取付用のボルト孔を柄取付部の中心に向って互いに
直交し、かつ連通するように形成し、打撃部取付用ボル
ト孔に螺合される打撃部のボルト部を、柄取付部の中心
に達する長さに形成し、両打撃部のボルト部の対向する
端面にそれぞれ、半割り形状のビス孔を形成し、このビ
ス孔にビスを螺合した場合、両側の打撃部はビスが螺合
した状態では互にその回転が阻止されるので、打撃部が
緩まず、安全である。
【0019】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。
て説明する。
【0020】図1に示すこの発明に係るハンマーは、ハ
ンマーヘッド1と柄2とが直脱可能に構成されている。
ンマーヘッド1と柄2とが直脱可能に構成されている。
【0021】また、ハンマーヘッド1も、図2に示すよ
うに、柄取付部3と、その両端面に設けられる打撃部4
とからなり、打撃部4は柄取付部3に対して別体で着脱
可能に構成されている。
うに、柄取付部3と、その両端面に設けられる打撃部4
とからなり、打撃部4は柄取付部3に対して別体で着脱
可能に構成されている。
【0022】上記柄2は、ステンレス、鉄等の金属パイ
プ5の先端に、ボルト部6を熔接とかしめによって強固
に固定し、後端の外面にゴム又は皮のグリップ7を被せ
た構造になっている。符号8は、ボルト部6を形成した
軸の抜け止め用のかしめ部を示している。
プ5の先端に、ボルト部6を熔接とかしめによって強固
に固定し、後端の外面にゴム又は皮のグリップ7を被せ
た構造になっている。符号8は、ボルト部6を形成した
軸の抜け止め用のかしめ部を示している。
【0023】上記柄取付部3は、円柱形で、両端面の角
部全周が面取りされており、例えば、ステンレス(SU
S304)によって形成されている。
部全周が面取りされており、例えば、ステンレス(SU
S304)によって形成されている。
【0024】上記柄取付部3の側面には、円柱形の中心
軸に向って、柄2の先端のボルト部6が螺合する柄取付
用のボルト孔9が形成されている。このボルト孔9の外
面寄りの部分には、柄2の端面が当たる段部10が形成
されている。
軸に向って、柄2の先端のボルト部6が螺合する柄取付
用のボルト孔9が形成されている。このボルト孔9の外
面寄りの部分には、柄2の端面が当たる段部10が形成
されている。
【0025】上記柄取付部3の面取り部分には、上記ボ
ルト孔9に達するビス孔11が、ボルト孔9に対して直
交する方向に形成されている。このビス孔11には、端
面に、六角レンチの係合孔を有するビス12が螺合され
ている。このビス12を締付けることにより、ビス12
が柄2の先端に当たって、柄2の回り止めを行うことが
できる。
ルト孔9に達するビス孔11が、ボルト孔9に対して直
交する方向に形成されている。このビス孔11には、端
面に、六角レンチの係合孔を有するビス12が螺合され
ている。このビス12を締付けることにより、ビス12
が柄2の先端に当たって、柄2の回り止めを行うことが
できる。
【0026】上記柄取付部3の両端面には、円柱形の中
心に沿って打撃部取付用のボルト孔13が形成され、こ
のボルト孔13と上記柄取付用のボルト孔9とは直交し
て互いに連通している。
心に沿って打撃部取付用のボルト孔13が形成され、こ
のボルト孔13と上記柄取付用のボルト孔9とは直交し
て互いに連通している。
【0027】上記柄取付部3には、打撃部取付用のボル
ト孔13の周りに、このボルト孔13と平行に、バラン
サー収容部14が貫通孔により三つ形成されている。こ
のバランサー収容部14内には、鉛製の円柱形のバラン
サー15が摺動自在に収容されている。バランサー収容
部14の両端には、ゴム製のキャップ16を嵌める段部
が形成されている。この鉛製のバランサー15は、約5
0gの重さがあり、これにより打撃の際に、打撃力が高
められ、かつ反動が和らげられるようになっている。
ト孔13の周りに、このボルト孔13と平行に、バラン
サー収容部14が貫通孔により三つ形成されている。こ
のバランサー収容部14内には、鉛製の円柱形のバラン
サー15が摺動自在に収容されている。バランサー収容
部14の両端には、ゴム製のキャップ16を嵌める段部
が形成されている。この鉛製のバランサー15は、約5
0gの重さがあり、これにより打撃の際に、打撃力が高
められ、かつ反動が和らげられるようになっている。
【0028】柄取付部3の両端面に設けられる打撃部4
は、底面が柄取付部3の径よりも少し小さい円錐台形に
形成され、底面に柄取付部3の打撃部取付用のボルト孔
13に螺合されるボルト部17が突設されている。
は、底面が柄取付部3の径よりも少し小さい円錐台形に
形成され、底面に柄取付部3の打撃部取付用のボルト孔
13に螺合されるボルト部17が突設されている。
【0029】上記両打撃部4のボルト部17は、柄取付
部3の中心に達する長さに形成され、両打撃部4のボル
ト部17の端面が柄取付部3の中心で突き合うようにな
っている。この両打撃部4のボルト部17の対向する端
面には、それぞれビス18を螺合する半割り形状のビス
孔19が形成されている。このビス孔19は、両打撃部
4のボルト部17を、柄取付部3のボルト孔13に螺合
して取付けた状態において、柄取付用のボルト孔9の方
向を向くように形成されており、柄取付用のボルト孔9
からビス18を上記ビス孔19に螺合することができる
ようになっている。上記ビス18の端面には、六角レン
チの係合孔が形成されている。上記ビス18を、両打撃
部4のボルト部17の端面に形成したビス孔19に螺合
させると、ビス19によって両打撃部4の回転が阻止さ
れるので、両打撃部4が使用中に緩んで柄取付部3から
外れるということを防止できる。
部3の中心に達する長さに形成され、両打撃部4のボル
ト部17の端面が柄取付部3の中心で突き合うようにな
っている。この両打撃部4のボルト部17の対向する端
面には、それぞれビス18を螺合する半割り形状のビス
孔19が形成されている。このビス孔19は、両打撃部
4のボルト部17を、柄取付部3のボルト孔13に螺合
して取付けた状態において、柄取付用のボルト孔9の方
向を向くように形成されており、柄取付用のボルト孔9
からビス18を上記ビス孔19に螺合することができる
ようになっている。上記ビス18の端面には、六角レン
チの係合孔が形成されている。上記ビス18を、両打撃
部4のボルト部17の端面に形成したビス孔19に螺合
させると、ビス19によって両打撃部4の回転が阻止さ
れるので、両打撃部4が使用中に緩んで柄取付部3から
外れるということを防止できる。
【0030】上記打撃部4を形成する素材としては、白
色合金がある。白色合金は、鉄とほぼ同じ重量を有し、
しかも柔らかいので、白色合金によって打撃部4を形成
すると、打撃の際に、製品に傷が付き難い。この打撃部
4を形成する素材としては、用途に応じて、鉛、鉄、ス
テンレス等を用いることもできる。
色合金がある。白色合金は、鉄とほぼ同じ重量を有し、
しかも柔らかいので、白色合金によって打撃部4を形成
すると、打撃の際に、製品に傷が付き難い。この打撃部
4を形成する素材としては、用途に応じて、鉛、鉄、ス
テンレス等を用いることもできる。
【0031】上記のように、この発明に係るハンマー
は、ハンマーヘッド1と柄2とが直脱可能に構成されて
おり、柄2をハンマーヘッド1に取付けると、通常のハ
ンマーとして使用することができる。
は、ハンマーヘッド1と柄2とが直脱可能に構成されて
おり、柄2をハンマーヘッド1に取付けると、通常のハ
ンマーとして使用することができる。
【0032】そして、製品内部など狭い部分の寸法調整
を行う場合等、柄2が邪魔になるような場合には、ビス
12を緩め、柄2を回転させて取外すことにより、図3
に示すように、ハンマーヘッド1全体を手持ちのハンマ
ーとして使用することができる。
を行う場合等、柄2が邪魔になるような場合には、ビス
12を緩め、柄2を回転させて取外すことにより、図3
に示すように、ハンマーヘッド1全体を手持ちのハンマ
ーとして使用することができる。
【0033】さらに、加工時、組立時の寸法調整を行う
場合等、軽い手持ちのハンマーが必要な場合には、柄取
付部3の柄取付用のボルト孔9に六角レンチを挿し入れ
て、両打撃部4のボルト部17の端面のビス孔19に螺
合したビス18を外し、それから打撃部4の一方を回転
させて外すと、一つの打撃部4と柄取付部3を合わせた
重さの手持ちのハンマーとして使用することができる。
この場合、打撃部4を外した柄取付部3の打撃部取付用
ボルト孔13に図4及び図5に示すように、柄取付用グ
リップ20を取り付けると握りやすくなる。柄取付部用
グリップ20は、柄取付部3の径よりも少し大きい径の
外端面が丸い合成樹脂製の円柱形からなり、内端面に柄
取付部3の打撃部取付用のボルト孔13に螺合されるボ
ルト部21が突設されている。また、柄取付部用グリッ
プ20の周面の一部には、転がり防止用の平坦部22が
形成されている。
場合等、軽い手持ちのハンマーが必要な場合には、柄取
付部3の柄取付用のボルト孔9に六角レンチを挿し入れ
て、両打撃部4のボルト部17の端面のビス孔19に螺
合したビス18を外し、それから打撃部4の一方を回転
させて外すと、一つの打撃部4と柄取付部3を合わせた
重さの手持ちのハンマーとして使用することができる。
この場合、打撃部4を外した柄取付部3の打撃部取付用
ボルト孔13に図4及び図5に示すように、柄取付用グ
リップ20を取り付けると握りやすくなる。柄取付部用
グリップ20は、柄取付部3の径よりも少し大きい径の
外端面が丸い合成樹脂製の円柱形からなり、内端面に柄
取付部3の打撃部取付用のボルト孔13に螺合されるボ
ルト部21が突設されている。また、柄取付部用グリッ
プ20の周面の一部には、転がり防止用の平坦部22が
形成されている。
【0034】また、組立時の寸法の微調整等、さらに軽
い手持ちのハンマーを必要とする場合には、柄取付部3
から外した打撃部4だけを直接持つようにすればよい。
この場合も、図6及び図7に示すように、打撃部4に打
撃部用グリップ23を取付けると、握りやすくなる。こ
の打撃部用グリップ23は、打撃部4の径よりも少し大
きい径の合成樹脂製の円柱体からなり、端面に打撃部4
のボルト部17が螺合するボルト孔24が形成されてい
る。また、この打撃部用グリップ23の周面の一部に
も、転がり防止用の平坦部25が形成されている。
い手持ちのハンマーを必要とする場合には、柄取付部3
から外した打撃部4だけを直接持つようにすればよい。
この場合も、図6及び図7に示すように、打撃部4に打
撃部用グリップ23を取付けると、握りやすくなる。こ
の打撃部用グリップ23は、打撃部4の径よりも少し大
きい径の合成樹脂製の円柱体からなり、端面に打撃部4
のボルト部17が螺合するボルト孔24が形成されてい
る。また、この打撃部用グリップ23の周面の一部に
も、転がり防止用の平坦部25が形成されている。
【0035】次に、上記のように構成されているハンマ
ーは、図8及び図9に示すように、ハンマーヘッド1に
柄取付部カバー26と、打撃部カバー27とを被せるこ
とによって、ハンマーヘッド1の大きさを大きくして、
木造建築、杭打ち等において、木づちと同様に使用する
こともできる。
ーは、図8及び図9に示すように、ハンマーヘッド1に
柄取付部カバー26と、打撃部カバー27とを被せるこ
とによって、ハンマーヘッド1の大きさを大きくして、
木造建築、杭打ち等において、木づちと同様に使用する
こともできる。
【0036】上記柄取付部カバー26は、円筒形に形成
され、柄取付部3の外面に被せられている。この柄取付
部カバー26は、例えば、ステンレス(SUS304)
によって形成されている。この柄取付部カバー26に
は、柄取付部3の柄取付用のボルト孔9に重なる部分
に、柄2が挿通可能な柄挿通孔28が形成されている。
され、柄取付部3の外面に被せられている。この柄取付
部カバー26は、例えば、ステンレス(SUS304)
によって形成されている。この柄取付部カバー26に
は、柄取付部3の柄取付用のボルト孔9に重なる部分
に、柄2が挿通可能な柄挿通孔28が形成されている。
【0037】上記柄取付部カバー26と打撃部カバー2
7とは、柄取付部カバー26の両端の内周面に形成した
雌ねじ部29と、打撃部カバー27の開口部の外周面に
形成した雄ねじ部30とによって互いに着脱可能に螺子
結合されている。
7とは、柄取付部カバー26の両端の内周面に形成した
雌ねじ部29と、打撃部カバー27の開口部の外周面に
形成した雄ねじ部30とによって互いに着脱可能に螺子
結合されている。
【0038】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、一本
のハンマーを分割して、種々の手持ちハンマーとして使
用できるので、非常に便利である。
のハンマーを分割して、種々の手持ちハンマーとして使
用できるので、非常に便利である。
【0039】また、ハンマーヘッドの打撃部が着脱自在
に構成されているため、打撃部が消耗すると、打撃部の
みを取り替えることができるという効果もある。
に構成されているため、打撃部が消耗すると、打撃部の
みを取り替えることができるという効果もある。
【図1】この発明に係るハンマーを一部を切欠いた状態
で示した正面図
で示した正面図
【図2】同上の分解斜視図
【図3】ハンマーヘッドの斜視図
【図4】打撃部の一方を取外して柄取付部用グリップを
取付けた状態の一部切欠き正面図
取付けた状態の一部切欠き正面図
【図5】図4の斜視図
【図6】打撃部に打撃部用グリップを取付けた状態の一
部切欠き正面図
部切欠き正面図
【図7】図6の斜視図
【図8】ハンマーヘッドに柄取付部カバーと打撃部カバ
ーを被せたハンマーの一部切欠き正面図
ーを被せたハンマーの一部切欠き正面図
【図9】図8の斜視図
1 ハンマーヘッド 2 柄 3 柄取付部 4 打撃部 5 金属パイプ 6 ボルト部 7 グリップ 8 かしめ部 9 ボルト孔 10 段部 11 ビス孔 12 ビス 13 ボルト孔 14 バランサー収容部 15 バランサー 16 キャップ 17 ボルト部 18 ビス 19 ビス孔 20 柄取付部用グリップ 21 ボルト部 22 平坦部 23 打撃部用グリップ 24 ボルト孔 25 平坦部 26 柄取付部カバー 27 打撃部カバー 28 柄挿通孔 29 雌ねじ部 30 雄ねじ部
Claims (7)
- 【請求項1】 ハンマーヘッドを、柄取付部と、その両
端面に設けられる打撃部とによって形成し、柄の先端に
ボルト部を形成し、かつ柄取付部の側面に柄の先端のボ
ルト部を螺合する柄取付用のボルト孔を形成して柄を柄
取付部に対して着脱可能とし、柄取付部の両端面に設け
られる打撃部を、柄取付部に対して別体に形成し、打撃
部の柄取付部側の端面に、ボルト部を突設し、かつ柄取
付部の端面に打撃部のボルト部が螺合する打撃部取付用
のボルト孔を形成して打撃部を柄取付部に対して着脱可
能としたことを特徴とする多用途ハンマー。 - 【請求項2】 柄取付部に、柄のボルト部のボルト孔に
達するビス孔をボルト孔に対して直交する方向に形成
し、このビス孔にビスを螺合する請求項1記載の多用途
ハンマー。 - 【請求項3】 柄取付部の打撃部取付用のボルト孔と柄
取付用のボルト孔を柄取付部の中心に向って互いに直交
し、かつ連通するように形成し、打撃部取付用ボルト孔
に螺合される打撃部のボルト部を、柄取付部の中心に達
する長さに形成し、両打撃部のボルト部の対向する端面
にそれぞれ、半割り形状のビス孔を形成し、このビス孔
にビスを螺合したことを特徴とする請求項1又は2記載
の多用途ハンマー。 - 【請求項4】 打撃部のボルト部が螺合するボルト孔を
端面に形成した打撃部用のグリップと、柄取付部の打撃
部取付用ボルト孔に螺合するボルト部を端面に形成した
柄取付部用グリップを組合わせた請求項1乃至3のいず
れかの項に記載の多用途ハンマー。 - 【請求項5】 柄取付部の打撃部取付用ボルト孔の周り
に、バランサー収容部を複数形成し、このバランサー収
容部内に鉛製のバランサーを摺動自在に収容した請求項
1乃至4のいずれかの項に記載の多用途ハンマー。 - 【請求項6】 柄取付部の外面に柄取付部カバーを被
せ、打撃部の外面に硬質ゴム又は合成樹脂製の打撃部カ
バーを被せ、柄取付部カバーと打撃部カバーとを互いに
螺子結合し、上記柄取付部カバーに、柄取付部の柄取付
用のボルト孔に一致する柄挿通孔を形成したことを特徴
とする請求項1乃至5のいずれかの項に記載の多用途ハ
ンマー。 - 【請求項7】 打撃部が白色合金によって形成されてい
る請求項1乃至5のいずれかの項に記載の多用途ハンマ
ー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP270694A JPH07205046A (ja) | 1994-01-14 | 1994-01-14 | 多用途ハンマー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP270694A JPH07205046A (ja) | 1994-01-14 | 1994-01-14 | 多用途ハンマー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07205046A true JPH07205046A (ja) | 1995-08-08 |
Family
ID=11536745
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP270694A Pending JPH07205046A (ja) | 1994-01-14 | 1994-01-14 | 多用途ハンマー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07205046A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100975718B1 (ko) * | 2009-11-27 | 2010-08-12 | 윤성현 | 분리식 헤드를 구비한 망치 |
CZ306083B6 (cs) * | 2015-06-03 | 2016-07-27 | Univerzita Tomáše Bati ve Zlíně | Poklepový nástroj s výměnnou funkční částí |
KR20190108917A (ko) * | 2018-03-16 | 2019-09-25 | 한아툴스 (주) | 망치의 중량물 분배판 |
-
1994
- 1994-01-14 JP JP270694A patent/JPH07205046A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100975718B1 (ko) * | 2009-11-27 | 2010-08-12 | 윤성현 | 분리식 헤드를 구비한 망치 |
CZ306083B6 (cs) * | 2015-06-03 | 2016-07-27 | Univerzita Tomáše Bati ve Zlíně | Poklepový nástroj s výměnnou funkční částí |
KR20190108917A (ko) * | 2018-03-16 | 2019-09-25 | 한아툴스 (주) | 망치의 중량물 분배판 |
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