JP2000337231A - Ghp式空調用エンジン - Google Patents

Ghp式空調用エンジン

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JP2000337231A
JP2000337231A JP11142762A JP14276299A JP2000337231A JP 2000337231 A JP2000337231 A JP 2000337231A JP 11142762 A JP11142762 A JP 11142762A JP 14276299 A JP14276299 A JP 14276299A JP 2000337231 A JP2000337231 A JP 2000337231A
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ghp
motor
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Hidekazu Uchiyama
英和 内山
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Mitsuba Corp
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E20/00Combustion technologies with mitigation potential
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Control Of Eletrric Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 始動時の音を抑えるとともに耐久性を向上さ
せ、さらに最もエンジン効率がよいポイントで運転して
エネルギーの変換効率を向上させることができるGHP
式空調用エンジンを提供する。 【解決手段】 GHP式空調用エンジンを用いた空調機
システムであって、エンジンフライホイール一体型の発
電・電動機1、ロータ位置センサ2、ブラシレスモータ
駆動回路3、直流電源4、インバータ回路5、出力電源
6を商用電源7に重畳する電力重畳回路8、切替スイッ
チ9、エンジン10、空調機本体11などから構成さ
れ、発電・電動機1がエンジン10の始動後は発電機と
して用いられ、この発電機のインバータ回路5からの出
力はエンジン10によって駆動される空調機本体11の
コンプレッサ13の負荷変動に応じて、エンジン10の
負荷が常に一定になるように出力制御するように構成さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関(エンジ
ン)に関し、特にエンジンを動力源とするGHP(ガス
ヒートポンプ)式空調装置のシステムに適用して有効な
技術に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、GHP式空調装置の動力源とな
るGHP式空調用エンジンでは、エンジン始動方法とし
て自動車用のスタータモータと同形式のものが用いられ
ている。また、運転方法として、エンジンによってコン
プレッサを回し、冷暖房を行う方式の空調装置では、温
度制御のためにコンプレッサをON−OFF制御した
り、冷媒の一部をバイパスして能力調整を行うのが一般
的に用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記のよう
なGHP式空調用エンジンは、エンジン始動方法として
自動車用のスタータモータと同形式のものが用いられる
ため、始動時の音、たとえばギヤ飛び込み音、クランキ
ング音が大きい。さらに、自動車エンジンと比較して起
動回数が格段に多いため、ブラシやギヤの磨耗が多く、
耐久性が悪いという問題点がある。
【0004】また、運転方法においては、コンプレッサ
の回転数、すなわちエンジン回転数は一定の使い方であ
るため、エンジンはコンプレッサ負荷の変動に応じてス
ロットル調整をしている。しかし、エンジンを一番効率
よく使うためには一定回転数で一定負荷、すなわち一定
出力にする方が良く、またエンジンのセッティングがし
易い。ここに、エンジン式の空調装置のシステムの効率
を最大限に上げられないという問題点がある。
【0005】そこで、本発明の目的は、前記のようなエ
ンジン始動方法における始動時の音および耐久性、運転
方法におけるシステム効率の面に着目し、始動時の音を
抑えるとともに耐久性を向上させ、さらに最もエンジン
効率がよいポイントで運転してエネルギーの変換効率を
向上させることができるGHP式空調用エンジンを提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のGHP式空調用
エンジンは、エンジンのクランクシャフトに同軸に直結
されたフライホイール(はずみ車)、このフライホイー
ルに界磁手段(マグネット)を配して構成した回転子、
この回転子に対向して磁気回路を構成する固定子、およ
びこの固定子に巻線されたコイルを含む発電・電動機
と、回転子の回転位置を検出する検出手段と、この検出
手段からの信号をもとにコイルに回転磁界を発生するよ
うに通電する通電手段とを有し、フライホイールをエン
ジンの始動用電動機の回転子として用いることを特徴と
するものである。
【0007】この構成において、発電・電動機をエンジ
ンの始動後は発電機として用い、発電機の出力をインバ
ータ手段を用いて商用電源と同じ電圧・周波数に変換
し、電力重畳手段により商用電源と位相を合わせた後に
商用電力線に重畳することができるようにしたものであ
る。
【0008】さらに、インバータ手段の出力は、エンジ
ンによって駆動されるコンプレッサの負荷変動に応じて
エンジンの負荷が常に一定になるように出力制御した
り、エンジンの回転数が一定になるように発電機の発電
量を制御することができるようにしたものである。
【0009】また、商用電源の電圧を電圧検出手段を用
いて検出し、所定の電圧以下になった場合に、切り替え
手段により発電機の出力と商用電源との接続を切り離
し、独立した電源(非常用電源)とすることができるよ
うにしたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明す
るための全図において、同一の部材には同一の符号を付
し、その繰り返しの説明は省略する。
【0011】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1であるGHP式空調用エンジンを用いた空調機シス
テムを示す機能構成図である。
【0012】まず、図1により本実施の形態1のGHP
式空調用エンジンを用いた空調機システムの一例の機能
構成を説明する。
【0013】本実施の形態1のGHP式空調用エンジン
を用いた空調機システムは、たとえばエンジンフライホ
イール一体型の発電・電動機1と、発電・電動機1の回
転子の回転位置を検出する検出手段であるロータ位置セ
ンサ2と、ロータ位置センサ2からの信号をもとに発電
・電動機1のコイルに回転磁界を発生するように通電す
る通電手段であるブラシレスモータ駆動回路3と、ブラ
スレスモータ駆動回路3などに電圧を供給する直流電源
4と、発電・電動機1の発電出力を交流出力に変換する
インバータ手段であるインバータ回路5と、交流電圧の
出力電源6を商用電源7に重畳する電力重畳手段である
電力重畳回路8と、始動時と運転時とを切り替える切替
スイッチ9と、発電・電動機1に結合されるエンジン1
0、空調機本体11などから構成されている。
【0014】発電・電動機1は、図示しない、たとえば
エンジン10のクランクシャフトに同軸に直結されたフ
ライホイールを回転子と兼用するブラシレスモータとさ
れ、このフライホイールに界磁手段であるマグネットを
配して構成された回転子と、この回転子に対向して磁気
回路を構成する固定子と、この固定子に巻線されたモー
タと発電機とで兼用する3相Y結線によるコイル12な
どから構成されている。この発電・電動機1のブラシレ
スモータは、たとえばアウタロータ形とされ、固定子の
周囲に回転子が回転自在に配設されている。この発電・
電動機1の回転子は、コンプレッサ13などからなる空
調機本体11に接続されるエンジン10のクランクシャ
フトに直結されている。
【0015】ブラシレスモータ駆動回路3は、発電・電
動機1のコイル12の各相に接続され、図示しない、た
とえば複数のFETからなるFETブリッジ回路などを
有し、このFETブリッジ回路により各相のコイル12
が順に通電されてブラシレスモータが転流制御される。
このブラシレスモータ駆動回路3にはロータ位置センサ
2が接続され、この検出信号はコイル12の通電を転流
制御するために用いられる。このブラシレスモータ駆動
回路3は、切替スイッチ9の始動時側への切り替えによ
り、始動時には直流電源4に接続されて電圧が供給され
る。
【0016】インバータ回路5は、ブラシレスモータ駆
動回路3、切替スイッチ9を介して発電・電動機1のコ
イル12の各相に接続され、発電・電動機1のコイル1
2からの出力を用いて交流正弦波出力が作られ、たとえ
ば商用電源7と同じAC100V、50/60Hzの電
圧・周波数に変換され、出力電源6として出力される。
このインバータ回路5は、切替スイッチ9の運転時側へ
の切り替えにより、運転時にはブラシレスモータ駆動回
路3を介して発電・電動機1のコイル12に接続され
る。
【0017】電力重畳回路8は、インバータ回路5から
の交流電圧の出力電源6と商用電源7との間に接続さ
れ、たとえばAC100V、50/60Hzの出力電源
6が位相が合わせられた後にAC100V、50/60
Hzの商用電源7の電力線に重畳される。この電力重畳
回路8は、余剰電力を売り買いする電力売買装置と兼用
される。
【0018】以上のように構成される空調機システムに
おいては、発電・電動機1がエンジン10の始動後は発
電機として用いられ、この発電機のインバータ回路5か
らの出力はエンジン10によって駆動される空調機本体
11のコンプレッサ13の負荷変動に応じて、エンジン
10の負荷が常に一定になるように出力制御するように
構成されている。
【0019】次に、本実施の形態1の作用について、ス
タータモータとして動作させる始動時、発電機として動
作させる運転時のそれぞれの動作を説明する。
【0020】まず、エンジン10が始動される際、スタ
ータモータとして動作させる始動時は、切替スイッチ9
を始動時側に切り替える。この始動時は、発電・電動機
1におけるコイル12にブラシレスモータ駆動回路3か
ら駆動信号に相当する位相の電圧が印加される。このコ
イル12への通電によって形成される回転磁界と回転子
のマグネットによる磁界の相互作用により回転子は回転
される。この回転する回転子の位置は、ロータ位置セン
サ2によって検出することによって時々刻々と計測され
る。そして、この計測情報がブラシレスモータ駆動回路
3に送信され、ブラシレスモータ駆動回路3は回転子を
継続かつ安定して回転させる。
【0021】さらに、エンジン10が始動されると、ロ
ータ位置センサ2による検出信号に基づいて、ブラシレ
スモータ駆動回路3が駆動信号の発信を自動的に停止し
てモータから発電機に切り替わる。そして、発電・電動
機1を発電機として動作させる運転時は、切替スイッチ
9を運転時側に切り替える。この運転時は、クランクシ
ャフトに連結された回転子が固定子の周囲を回転する状
態になる。このため、回転子のマグネットの磁束が回転
磁界を形成してコイル12を切る状態になり、このコイ
ル12において起電力が発生する。
【0022】このコイル12において発生した起電力
は、これに接続されたインバータ回路5により商用電源
7と同じAC100V、50/60Hzの電圧・周波数
に変換して出力電源6として取り出し、さらにこの出力
電源6を電力重畳回路8により位相を合わせた後に商用
電源7の電力線に重畳させる。
【0023】この際に、インバータ回路5からの出力
は、エンジン10によって駆動される空調機本体11の
コンプレッサ13の負荷変動に応じて、エンジン10の
負荷が常に一定になるように制御する。すなわち、発電
出力は、エンジン10にとっては負荷となるので、空調
機本体11のコンプレッサ13の負荷と合わせてその合
計が常に一定となるように制御する。
【0024】このように、本実施の形態1の空調機シス
テムによれば、エンジン10のフライホイールを回転子
と兼用させたブラシレスモータを発電・電動機1として
用い、エンジン10の始動時はブラシレスモータでダイ
レクトに行い、始動後の運転時は発電機として用い、こ
の発電機の出力電源6をインバータ回路5により商用電
源7と同一の周波数・電圧に変換し、それを商用電源7
に位相を合わせて電力重畳回路8により重畳させ、その
ときインバータ回路5からの出力はコンプレッサ13の
負荷変動に応じてエンジン10の負荷が常に一定になる
ように制御することにより、エンジン10を一定回転・
一定負荷で使用できるので、最もエンジン効率がよいポ
イントで使え、エネルギーの変換効率が高くなる。
【0025】さらに、運転時に、空調機システムでの必
要動力以上のエンジン余剰動力は、電力として回収でき
る商用電源7に返せるので電気代の節約になり、ランニ
ングコストが通常のものより安くなる。
【0026】また、始動時においては、スタータモータ
としてもダイレクトドライブ方式、かつブラシレス方式
なので、従来の問題点である始動時の音、耐久性の問題
が解決でき、始動時の音を抑えるとともに耐久性が向上
できる。
【0027】また、本実施の形態1のような空調機シス
テムによれば、発電・電動機1のインバータ回路5から
の出力は、エンジン10の回転数が一定になるように発
電機の発電量を制御することも可能であり、この場合に
も前記のような運転時の効果、始動時の効果を得ること
ができる。
【0028】(実施の形態2)図2は本発明の実施の形
態2であるGHP式空調用エンジンを用いた空調機シス
テムを示す機能構成図である。
【0029】本実施の形態2のGHP式空調用エンジン
を用いた空調機システムは、前記実施の形態1と比較し
て、モータと発電機とで兼用するコイルに代えて、モー
タコイルと発電機コイルとを別々に設けて発電・電動機
の固定子に巻線するようにした点が異なり、それに伴っ
て切替スイッチが不要となる他は前記実施の形態1と同
様の構成となる。
【0030】すなわち、本実施の形態2の空調機システ
ムは、図2に一例を示すように、エンジンフライホイー
ル一体型の発電・電動機1と、発電・電動機1の回転子
の回転位置を検出するロータ位置センサ2と、ロータ位
置センサ2からの信号をもとに発電・電動機1のコイル
に回転磁界を発生するように通電するブラシレスモータ
駆動回路3と、ブラスレスモータ駆動回路3などに電圧
を供給する直流電源4と、発電・電動機1の発電出力を
交流出力に変換するインバータ回路5と、交流電圧の出
力電源6を商用電源7に重畳する電力重畳回路8と、発
電・電動機1に結合されるエンジン10、空調機本体1
1などから構成されている。
【0031】発電・電動機1は、前記実施の形態1と同
様に、エンジン10のクランクシャフトに同軸に直結さ
れたフライホイールを回転子と兼用するブラシレスモー
タとされ、特に固定子に巻線されたコイルとして、スタ
ータモータとして動作させる始動時のためのモータコイ
ル12aと、発電機として動作させる運転時のための発
電機コイル12bとを専用に持っている。
【0032】これにより、スタータモータとして動作さ
せる始動時は、発電・電動機1におけるモータコイル1
2aにブラシレスモータ駆動回路3から駆動信号に相当
する位相の電圧が印加されて回転子が回転され、そして
ロータ位置センサ2による回転子の位置計測情報によ
り、ブラシレスモータ駆動回路3は回転子を継続かつ安
定して回転させる。
【0033】また、エンジン10の始動後、発電機とし
て動作させる運転時は、回転子のマグネットの磁束が回
転磁界を形成して発電機コイル12bを切る状態にな
り、この発電機コイル12bにおいて発生した起電力を
インバータ回路5により商用電源7と同じ電圧・周波数
に変換し、さらにこの出力電源6を電力重畳回路8によ
り位相を合わせた後に商用電源7の電力線に重畳させ
る。
【0034】この際に、インバータ回路5からの出力
は、エンジン10によって駆動される空調機本体11の
コンプレッサ13の負荷変動に応じて、エンジン10の
負荷が常に一定になるように制御する。あるいは、イン
バータ回路5からの出力は、エンジン10の回転数が一
定になるように発電機の発電量を制御する。
【0035】このように、本実施の形態2の空調機シス
テムによれば、モータコイル12aと発電機コイル12
bとを専用に持つ違いはあるものの、前記実施の形態1
と同様に、インバータ回路5からの出力はコンプレッサ
13の負荷変動に応じてエンジン10の負荷が常に一定
になるように制御したり、あるいはエンジン10の回転
数が一定になるように発電機の発電量を制御することに
より、エンジン10を一定回転・一定負荷で使用できる
ので、最もエンジン効率がよいポイントで使え、エネル
ギーの変換効率が高くなる。さらに、必要動力以上のエ
ンジン余剰動力は電力として回収できる商用電源7に返
せるので電気代の節約になり、ランニングコストが通常
のものより安くなる。また、スタータモータとしてもダ
イレクトドライブ方式、かつブラシレス方式なので、従
来の問題点が解決でき、始動時の音を抑えるとともに耐
久性が向上できる。
【0036】本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能で
あることはいうまでもない。たとえば、前記した商用電
源の電圧検出手段と、所定の電圧以下になった場合に発
電出力と商用電源との接続を切り離し、独立した非常用
電源とする切り替え手段とを有することにより、応用と
して停電時に非常用発電機としての機能を持たせること
もできる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の始動発電
機によれば、以下のような効果を得ることができる。
【0038】(1).GHP式空調用エンジンにおいて、発
電・電動機をエンジンの始動後は発電機として用い、こ
の発電機のインバータ出力は、エンジンによって駆動さ
れるコンプレッサの負荷変動に応じてエンジンの負荷が
常に一定になるように出力制御したり、あるいはエンジ
ンの回転数が一定になるように発電機の発電量を制御す
ることで、エンジンを一定回転・一定負荷で使用するこ
とができるので、最もエンジン効率がよいポイントで使
え、エネルギーの変換効率を向上させることが可能とな
る。
【0039】(2).発電機の出力をインバータ手段を用い
て商用電源と同じ電圧・周波数に変換し、電力重畳手段
により商用電源と位相を合わせた後に商用電力線に重畳
することで、空調装置での必要動力以上のエンジン余剰
動力は電力として回収できる商用電源に返すことができ
るので、電気代の節約になり、ランニングコストを通常
のものより安価にすることが可能となる。
【0040】(3).発電・電動機をエンジンの始動時はス
タータモータとして用い、ダイレクトドライブ方式、か
つブラシレス方式のモータとして動作させることができ
るので、従来の問題点を解決して、始動時の音を抑える
とともに耐久性を向上させることが可能となる。
【0041】(4).商用電源の電圧を電圧検出手段を用い
て検出し、所定の電圧以下になった場合に、切り替え手
段により発電機の出力と商用電源との接続を切り離し、
独立した非常用電源とすることで、停電時に非常用発電
機として機能させることができるので、停電時に非常用
電源として使用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1であるGHP式空調用エ
ンジンを用いた空調機システムを示す機能構成図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態2であるGHP式空調用エ
ンジンを用いた空調機システムを示す機能構成図であ
る。
【符号の説明】
1 発電・電動機 2 ロータ位置センサ 3 ブラシレスモータ駆動回路 4 直流電源 5 インバータ回路 6 出力電源 7 商用電源 8 電力重畳回路 9 切替スイッチ 10 エンジン 11 空調機本体 12 コイル 12a モータコイル 12b 発電機コイル 13 コンプレッサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02N 11/00 F02N 11/00 Z 11/04 11/04 A F24F 5/00 F24F 5/00 X H02P 9/04 H02P 9/04 J Fターム(参考) 3G093 AA12 AA16 BA17 BA19 BA32 CA01 CA05 DA01 DB00 DB01 EA02 EA03 EB09 EC02 FA12 FB00 5H590 AA06 AA10 AA30 CA07 CA26 CC02 CC05 CC18 CC24 CC34 CC40 CD03 CE01 EA10 EA20 EB11 FA08 FC12 FC14 HA11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 GHP式空調装置の動力源となるエンジ
    ンであって、 前記エンジンのクランクシャフトに同軸に直結されたフ
    ライホイール、前記フライホイールに界磁手段を配して
    構成した回転子、前記回転子に対向して磁気回路を構成
    する固定子、および前記固定子に巻線されたコイルを含
    む発電・電動機と、 前記回転子の回転位置を検出する検出手段と、 前記検出手段からの信号をもとに前記コイルに回転磁界
    を発生するように通電する通電手段と、を有し、 前記フライホイールを前記エンジンの始動用電動機の回
    転子として用いる、ことを特徴とするGHP式空調用エ
    ンジン。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のGHP式空調用エンジン
    であって、前記発電・電動機を前記エンジンの始動後は
    発電機として用い、前記発電機の出力を商用電源と同じ
    電圧・周波数に変換するインバータ手段と、前記商用電
    源と位相を合わせた後に商用電力線に重畳する電力重畳
    手段とを有する、ことを特徴とするGHP式空調用エン
    ジン。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のGHP式空調用エンジン
    であって、前記インバータ手段の出力は、前記エンジン
    によって駆動されるコンプレッサの負荷変動に応じて前
    記エンジンの負荷が常に一定になるように出力制御す
    る、ことを特徴とするGHP式空調用エンジン。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のGHP式空調用エンジン
    であって、前記インバータ手段の出力は、前記エンジン
    の回転数が一定になるように前記発電機の発電量を制御
    する、ことを特徴とするGHP式空調用エンジン。
  5. 【請求項5】 請求項2記載のGHP式空調用エンジン
    であって、前記商用電源の電圧検出手段と、所定の電圧
    以下になった場合に前記発電機の出力と前記商用電源と
    の接続を切り離し、独立した電源とする切り替え手段と
    を有する、ことを特徴とするGHP式空調用エンジン。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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