JP2000336632A - コンクリート搬送装置とその工法 - Google Patents

コンクリート搬送装置とその工法

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JP2000336632A
JP2000336632A JP11148372A JP14837299A JP2000336632A JP 2000336632 A JP2000336632 A JP 2000336632A JP 11148372 A JP11148372 A JP 11148372A JP 14837299 A JP14837299 A JP 14837299A JP 2000336632 A JP2000336632 A JP 2000336632A
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JP11148372A
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Hiroshi Shimada
洋 嶋田
Yoichi Fukumoto
洋一 福元
Shigeru Okano
茂 岡野
Toshikatsu Mizuno
敏勝 水野
Takashi Mitsui
敬 三井
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Shimizu Construction Co Ltd
IHI Corp
IHI Transport Machinery Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
IHI Corp
Ishikawajima Transport Machinery Co Ltd
Shimizu Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 骨材分離を防ぎながらダム堤体上に打設する
コンクリートを河床部から堤体上に搬送することができ
るコンクリート搬送装置とその工法を提供する。 【解決手段】 コンクリート打設によって形成されたダ
ム堤体1の側面に沿って垂直に設置されかつ上方に延長
可能なマスト2と、マストに沿って上昇可能なクライミ
ングステージ3と、ステージからダム堤体側に張り出し
た張出アーム4と、コンクリートを上方から収容し下方
から排出できるバケット12と、バケットをマストに沿
って垂直に昇降させかつ張出アームに沿って水平に横行
させる昇降・横行装置14とを備え、マスト下部でバケ
ット12内にコンクリートを収容し、バケットをマスト
に沿って張出アームまで垂直に上昇させ、次いで張出ア
ームに沿ってそのままバケットを水平に横行させ、任意
の位置でバケットを下降させ、その下方からコンクリー
トをダム堤体上に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリートの打
設によって順次高さが変化するダム堤体上にコンクリー
トを供給するコンクリート搬送装置とその工法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来からダム建設には、面状に広くコン
クリートを打設していくRCD(Roller Compacted Dam
Concrete) 工法や拡張レヤー打設工法等が採用されてい
る。これらの工法は、構築すべき堤体をその底部から一
層ずつコンクリートを面上に打設することで次第に立ち
上げていくようにしたものである。
【0003】そのような工法による場合、打設するコン
クリートや各種機材を堤体上に搬送するために、堤体よ
り高い位置にバッチャープラントを設置すると共に、堤
体の上方にケーブルクレーンを架設したり、バッチャー
プラントと堤体を連絡するインクライン設備を設置し
て、バッチャープラントから堤体上にコンクリートや機
材を下ろすようにしていた。
【0004】しかし、バッチャープラントやケーブルク
レーン、インクライン設備等を設置するには、堤体付近
の斜面を大きく切り開いて用地を確保しなければなら
ず、自然環境保護の観点から好ましくなかった。
【0005】この問題点を解決するために、本発明の発
明者等は、ダム堤体上に打設するコンクリートを河床部
から堤体上に搬送するコンクリート搬送装置を創案し出
願した(特願平8−296602号、特願平8−296
908号)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】特願平8−29660
2号のコンクリート搬送装置は、図4に示すように、ダ
ム堤体1の側面に沿って設置されたマスト2、クライミ
ングステージ3、張出アーム4、昇降バケット5、及び
台車ホッパー6を備え、昇降バケットで運ばれたコンク
リートを台車ホッパーに移し、台車ホッパーの走行によ
りダム堤体上のダンプトラック等に供給するものであ
る。
【0007】また、特願平8−296908号のコンク
リート搬送装置は、図5に示すように、マスト2、クラ
イミングステージ3、昇降バケット5、ホッパー7、及
びベルトフィーダ8を備え、昇降バケットで運ばれたコ
ンクリートをホッパーを介してベルトフィーダに移し、
その端部からダンプトラックに供給するものである。
【0008】しかし上述した従来のコンクリート搬送装
置では、ステージ内部で巻き上げた昇降バケット5か
ら、ベルトフィーダ8又は台車ホッパー6などにコンク
リートを移載する必要があり、この際コンクリートの骨
材分離が生じる問題点があった。また、ダンプトラック
へコンクリートを移す際に、コンクリートの落下距離が
長くなりやすく、骨材分離が更に加速され、かつ騒音が
大きい問題点があった。
【0009】更に、特願平8−296602号の装置で
は重量が大きい台車ホッパー6が張出アーム4の先端部
まで移動するためステージが大型になり、上部ダムステ
ーからのマストオーバーハング量が大きくなり、マスト
及びマスト継ぎ材を強固なものにしなければならない問
題点があった。更に、特願平8−296908号の装置
では、ダンプトラックでコンクリートを受ける場所が限
定される問題点があった。
【0010】本発明は、上述した種々の問題点を解決す
るために創案されたものである。すなわち、本発明の主
目的は、骨材分離を防ぎながらダム堤体上に打設するコ
ンクリートを河床部から堤体上に搬送することができる
コンクリート搬送装置とその工法を提供することにあ
る。また、本発明の別の目的は、堤体上でコンクリート
を受ける場所が限定されず、コンクリートの落下距離も
短くでき、ステージを小型にしマストオーバーハング量
を小さくできるコンクリート搬送装置とその工法を提供
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、コンク
リート打設によって形成されたダム堤体(1)の側面に
沿って垂直に設置されかつ上方に延長可能なマスト
(2)と、該マストに沿って上昇可能なクライミングス
テージ(3)と、該ステージからダム堤体側に張り出し
た張出アーム(4)と、コンクリートを上方から収容し
下方から排出できるバケット(12)と、該バケットを
マストに沿って垂直に昇降させかつ張出アームに沿って
水平に横行させる昇降・横行装置(14)とを備えたこ
とを特徴とするコンクリート搬送装置が提供される。
【0012】また、本発明によれば、コンクリート打設
によって形成されたダム堤体(1)の側面に沿って垂直
に設置されかつ上方に延長可能なマスト(2)と、該マ
ストに沿って上昇可能なクライミングステージ(3)
と、該ステージからダム堤体側に張り出した張出アーム
(4)とを備え、マスト下部でバケット(12)内にコ
ンクリートを収容し、バケットをマストに沿って張出ア
ームまで垂直に上昇させ、次いで張出アームに沿ってそ
のままバケットを水平に横行させ、任意の位置でバケッ
トを下降させ、その下方からコンクリートをダム堤体上
に供給する、ことを特徴とするコンクリート搬送工法が
提供される。
【0013】上記本発明の装置及び方法によれば、コン
クリートを上方から収容し下方から排出できるバケット
(12)と、バケットをマストに沿って垂直に昇降させ
かつ張出アームに沿って水平に横行させる昇降・横行装
置(14)とを備えることにより、マスト下部でバケッ
ト(12)内にコンクリートを収容し、バケットをマス
トに沿って張出アームまで垂直に上昇させ、次いで張出
アームに沿ってそのままバケットを水平に横行させ、任
意の位置でバケットを下降させ、その下方からコンクリ
ートをダム堤体上に供給する。
【0014】従って、バケット(12)内にコンクリー
トを収容したままでダム堤体上のダンプトラック等に供
給することができ、骨材分離を防ぎながらダム堤体上に
打設するコンクリートを河床部から堤体上に搬送するこ
とができる。また、バケットを張出アームに沿って水平
に横行させ、任意の位置でバケットを下降させ、その下
方からコンクリートをダム堤体上に供給するので、堤体
上でコンクリートを受ける場所が限定されず、コンクリ
ートの落下距離も短くできる。
【0015】本発明の好ましい実施形態によれば、前記
昇降・横行装置(14)は、張出アーム(4)に沿って
水平移動可能な移動台車(15)と、該移動台車を横行
用ワイヤで横行させる横行装置(16)と、昇降装置
(18)とからなり、該昇降装置は、移動台車に取り付
けられた台車プーリ(15a)と、バケットに取り付け
られたバケットプーリ(12a)と、張出アームのマス
ト近傍に取り付けられたアームプーリ(4a)と、一端
(19a)が張出アームの先端に固定されかつ中間部が
台車プーリでバケットプーリを吊り下げるように掛け渡
され、アームプーリを介して他端部が下方に延びる昇降
ワイヤ(19)と、ダム堤体の下部に設置され昇降用ワ
イヤの他端部を巻上げ/巻戻しする昇降用ウインチ(2
0)とを備える。
【0016】この構成により、移動台車及びこれから吊
り下げられるバケットを小型軽量にでき、移動台車を横
行させるための張出アーム及びステージを小型にし、か
つマストオーバーハング量を小さくできる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下本発明の好ましい実施形態に
ついて図面を参照して説明する。図1は、本発明による
コンクリート搬送装置の全体斜視図である。この図に示
すように、本発明のコンクリート搬送装置10は、コン
クリート打設によって形成されたダム堤体1の側面に設
置される。この装置は、ダム堤体1の側面に沿って垂直
に設置されたマスト2、マスト2に沿って上昇可能なク
ライミングステージ3、及びステージ3からダム堤体側
に張り出した張出アーム4を備えている。
【0018】マスト2は、この例では4本からなり、連
結部材2a(ダムステー)によってダム堤体1に支持さ
れている。なお、この例では、マストの下部がダム堤体
の下部の河床部に設置され、その上部は既に形成された
ダム堤体1の上方まで延びている。
【0019】更に、図1に示すように、ダム下流の河床
部には、コンクリートを製造するバッチャープラント
(図示せず)が設置され、このプラントからレール21
上を走行可能なトランスファーカー22によりコンクリ
ートをコンクリート搬送装置10の下部まで搬送し、後
述するバケット12内にコンクリートを供給するように
なっている。
【0020】図2は、図1の使用状態を示す側面図であ
り、(A)はマスト2の連結部材2aがない自立時、
(B)はダム完成時を示している。この図に示すよう
に、マスト2はそれぞれ複数の分割体が長さ方向(上下
方向)に連結されており、マスト2の頂部に設けられた
クライミングクレーン23により、各マストの上方に順
次継ぎ足すことができるようになっている。また、クラ
イミングステージ3及びクライミングクレーン23は、
それぞれ周知のクライミング装置(図示せず)を備え、
いわゆる尺取り虫的な動作によりマスト2に沿って昇降
するようになっている。張出アーム4は、クライミング
ステージ3からダム堤体側に張り出してステージに固定
され、ステージと共にマスト2に沿って昇降する。な
お、この例では、マスト2が4本あり、これに対応して
張出アーム4が平行に2本設けられているが、マストが
1本の場合には、張出アームを1本のみとしてもよい。
【0021】図3は、図2のA部の拡大図である。本発
明のコンクリート搬送装置10は更に、コンクリートを
上方から収容し下方から排出できるバケット12と、バ
ケット12をマスト2に沿って垂直に昇降させかつ張出
アームに沿って水平に横行させる昇降・横行装置14と
を備えている。昇降・横行装置14は、移動台車15、
横行装置16、及び昇降装置18からなる。
【0022】移動台車15は、張出アーム4に設置され
たレール15bによってガイドされ、張出アーム4に沿
って水平移動可能になっている。また、横行装置16
は、複数の横行用プーリ16a、横行用プーリ16aを
介して両端部が張出アーム4に沿って水平に延び、かつ
両端部がそれぞれ移動台車15の前後に固定された横行
用ワイヤ16b、及びこのワイヤを張出アーム4に沿っ
て移動させる横行用ウンイチ16cとからなる。横行用
プーリ16a、横行用ワイヤ16b、及び横行用ウンイ
チ16cは、クライミングステージ3又は張出アーム4
に取り付けられている。この構成により、横行用ウンイ
チ16cを作動させてワイヤ16bを張出アーム4に沿
って移動させることにより移動台車15を横行用ワイヤ
で横行させることができる。
【0023】昇降装置18は、移動台車15に取り付け
られた台車プーリ15a、バケット12に取り付けられ
たバケットプーリ12a、張出アーム4のマスト近傍に
取り付けられたアームプーリ4a、及び昇降ワイヤ19
と昇降用ウインチ20からなる。昇降ワイヤ19の一端
19aは張出アーム4の先端(この図で左端)に固定さ
れ、ワイヤ19の中間部が台車プーリ15aでバケット
プーリ12aを吊り下げるように掛け渡されている。更
に、昇降ワイヤ19は、アームプーリ4aを介してその
他端部が下方に延び、図1に示すようにダム堤体の下部
に設置された昇降用ウインチ20で巻き上げるようにな
っている。この構成により、移動台車15が張出アーム
4に沿ってどの位置にいるときでも、昇降用ワイヤ19
の他端部を昇降用ウインチ20で巻上げ/巻戻しするこ
とにより、その位置でバケット12を昇降させることが
できる。
【0024】上述した本発明の装置を用いて、本発明の
方法によれば、マスト下部でバケット12内にコンクリ
ートを収容し、バケット12をマスト2に沿って張出ア
ーム4まで垂直に上昇させ、次いで張出アーム4に沿っ
てそのままバケット12を水平に横行させ、任意の位置
でバケット12を下降させ、その下方からコンクリート
をダム堤体上に供給する。
【0025】言い換えれば、本発明の方法では、装置下
部でバケット12にコンクリートを受け、バケット12
を巻き上げてから、乗せ替えなしで横行し、バケット用
ジブ先端で待つダンプトラック等へコンクリートを運
ぶ。また、打設が進みダムが高くなれば上部クレーンで
マストを継ぎ足し、マスト、架台以外の装置全てをクラ
イミングさせ、ダム堤体の構築を続ける。雑荷、ダンプ
トラックの運搬や本装置の解体は、マスト頂部のジブク
レーンで行う。従ってバケット内のコンクリートを積み
替える作業がなくなり、骨材分離を最小限にできる。ま
た、ステージも小型にできる。
【0026】なお本発明は上述した実施形態に限定され
るものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の
変更が可能である。
【0027】
【発明の効果】上述したように、本発明のコンクリート
搬送装置とその工法は、以下の効果を有する。 1.ステージとクレーンが、クライミング装置を持ち、
ダムの打設高さに伴い、クライミングするので、堤体が
高い場合でも連続して使用でき、工期を短縮することが
できる。 2.架台下部でバケットに受けたコンクリートは、ホッ
パーやベルトフィーダに移すことがないため、コンクリ
ートの骨材分離による強度低下を最小限にできる。ま
た、ダンプトラックへ移す際も、巻き下げることができ
るため、骨材分離や騒音が少ない。 3.横行トロリーを好きなところで止められるため、ダ
ム堤体が傾斜していてコンクリート排出位置が変わる場
合でも対応できる。従ってトリパーが不要である。 4.コンクリートの排出が上下方向のため、ダンプトラ
ックを移動させたり、首振り装置を設けることなく、荷
を排出できる。 5.従来技術に比べて、ステージが小型となり、ダムス
テーからのマストオーバーハング量を最小限にできる。
そのためマストに生じる応力が小さくなる。 6.ダム堤体と本装置の取り合いは、ダムステーのみの
ため、ダムの傾斜の変化による装置改造の必要が生じな
い。 7.ステー取り付けの際に必要なマストの直立性をバラ
ンスウエイトにより確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるコンクリート搬送装置の全体斜視
図である。
【図2】図1の使用状態を示す側面図である。
【図3】図2のA部の拡大図である。
【図4】先行出願にかかるコンクリート搬送装置の部分
構成図である。
【図5】先行出願にかかる別のコンクリート搬送装置の
部分構成図である。
【符号の説明】
1 ダム堤体 2 マスト 2a 連結部材(ダムステー) 3 クライミングステージ 4 張出アーム 4a アームプーリ 5 昇降バケット 6 台車ホッパー 7 ホッパー 8 ベルトフィーダ 10 コンクリート搬送装置 12 バケット 12a バケットプーリ 14 昇降・横行装置 15 移動台車 15a 台車プーリ 16 横行装置 16a 横行用プーリ 16b 横行用ワイヤ 16c 横行用ウンイチ 18 昇降装置 19 昇降ワイヤ 20 昇降用ウインチ 21 レール 22 トランスファーカー 23 クライミングクレーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 嶋田 洋 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 福元 洋一 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 岡野 茂 東京都中央区明石町6番4号 石川島運搬 機械株式会社内 (72)発明者 水野 敏勝 東京都中央区明石町6番4号 石川島運搬 機械株式会社内 (72)発明者 三井 敬 東京都中央区明石町6番4号 石川島運搬 機械株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート打設によって形成されたダ
    ム堤体(1)の側面に沿って垂直に設置されかつ上方に
    延長可能なマスト(2)と、該マストに沿って上昇可能
    なクライミングステージ(3)と、該ステージからダム
    堤体側に張り出した張出アーム(4)と、コンクリート
    を上方から収容し下方から排出できるバケット(12)
    と、該バケットをマストに沿って垂直に昇降させかつ張
    出アームに沿って水平に横行させる昇降・横行装置(1
    4)とを備えたことを特徴とするコンクリート搬送装
    置。
  2. 【請求項2】 前記昇降・横行装置(14)は、張出ア
    ーム(4)に沿って水平移動可能な移動台車(15)
    と、該移動台車を横行用ワイヤで横行させる横行装置
    (16)と、昇降装置(18)とからなり、該昇降装置
    は、移動台車に取り付けられた台車プーリ(15a)
    と、バケットに取り付けられたバケットプーリ(12
    a)と、張出アームのマスト近傍に取り付けられたアー
    ムプーリ(4a)と、一端(19a)が張出アームの先
    端に固定されかつ中間部が台車プーリでバケットプーリ
    を吊り下げるように掛け渡され、アームプーリを介して
    他端部が下方に延びる昇降ワイヤ(19)と、ダム堤体
    の下部に設置され昇降用ワイヤの他端部を巻上げ/巻戻
    しする昇降用ウインチ(20)とを備えたことを特徴と
    する請求項1に記載のコンクリート搬送装置。
  3. 【請求項3】 コンクリート打設によって形成されたダ
    ム堤体(1)の側面に沿って垂直に設置されかつ上方に
    延長可能なマスト(2)と、該マストに沿って上昇可能
    なクライミングステージ(3)と、該ステージからダム
    堤体側に張り出した張出アーム(4)とを備え、マスト
    下部でバケット(12)内にコンクリートを収容し、バ
    ケットをマストに沿って張出アームまで垂直に上昇さ
    せ、次いで張出アームに沿ってそのままバケットを水平
    に横行させ、任意の位置でバケットを下降させ、その下
    方からコンクリートをダム堤体上に供給する、ことを特
    徴とするコンクリート搬送工法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009030375A (ja) * 2007-07-27 2009-02-12 Okumura Corp ダム提体の造成現場へのモルタルとコンクリートの搬送方法
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JP2016204848A (ja) * 2015-04-16 2016-12-08 大成建設株式会社 立坑の構築方法および地下式貯槽の構築方法

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