JP2000335882A - 運搬車両 - Google Patents

運搬車両

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JP2000335882A
JP2000335882A JP11142763A JP14276399A JP2000335882A JP 2000335882 A JP2000335882 A JP 2000335882A JP 11142763 A JP11142763 A JP 11142763A JP 14276399 A JP14276399 A JP 14276399A JP 2000335882 A JP2000335882 A JP 2000335882A
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cabin
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JP11142763A
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Hideo Tsurumaru
英雄 鶴丸
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Yanmar Co Ltd
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Yanmar Diesel Engine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の林業用クローラ式運搬車両1において
は、クレーン操作部にオペレータが着座したまま機体を
前後進又は旋回操作することはできず、作業場の広い範
囲にわたって積まれている木材を荷台に積む作業等では
不便であった。 【解決手段】 機体1を前後進及び旋回操作するための
運転操作手段7・7を内部に有するキャビン5と、被積
載物を積載する荷台4と、該荷台4に該被積載物を積み
下ろしするクレーン9を具備し、作業座席12とクレー
ン操作手段13とからなるクレーン操作部10を設けた
構成の林業用クローラ式運搬車両1において、上記作業
座席12に着座したオペレータが機体1の前後進又は旋
回操作を行うための副運転操作手段14・14を、該ク
レーン操作部10に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行装置上の前又
は後の一方にキャビンを有し、他方に荷台と作業機を有
し、更に、該作業機操作用の座席を具備するクローラ式
運搬車両の構成に関し、特に、作業機をクレーンとした
林業用のキャリヤーの構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、キャビンを有し、更にクレー
ンを具備する構成の林業用クローラ式運搬車両は公知と
なっている。この林業用クローラ式運搬車両は林内での
作業に用いられるものであって、主に木材の運搬に使用
され、クレーンにより木材を荷台に積み下ろしする構成
としている。また、このクローラ式運搬車両に配置した
キャビン内には、機体操作用の走行レバー又はステアリ
ングハンドルやペダル等の運転操作手段を設けており、
該運転操作手段をオペレータが操作することにより機体
を前後進又は旋回できるようにしている。
【0003】そして、クレーン操作用の作業座席を別途
配設し、該作業座席の周囲にクレーン操作用の操作レバ
ー等を配置した場合、オペレータは該作業座席に座っ
て、上記レバーを操作して木材の積み下ろし作業を行う
ようにしている。該クレーン操作用の作業座席は、クレ
ーン作業時に周囲の視認性を良好とするために、キャビ
ンの上方、または、クレーンの支柱上のブームと反対側
に配設されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、上記クレーン
の作業範囲は有限であるため、広い作業場で広範囲にわ
たって伐採後に積まれた木材を荷台に積み込む作業や積
み卸し等では、少しずつ機体を移動させながらクレーン
によって積み下ろし作業をする必要がある。
【0005】しかし、従来の林業用クローラ式運搬車両
は、クレーン作業中に機体を移動させたい場合は、その
都度クレーン操作用の作業座席から降りて、キャビン内
に入って走行レバーを操作して機体を移動させ、その後
再びクレーン操作用の作業座席へ戻ってクレーン操作を
再開するという手順が必要となり、オペレータに煩雑な
操作を強制することとなる不具合があった。
【0006】また、従来の林業用クローラ式運搬車両
は、クレーン操作用の作業座席や操作レバーは、運搬車
両上部(キャビンの後上方、クレーンの前上方)に突出
して設けられる構成となっている。従って、運搬車両を
トラックに積載して移動する場合には、トラックの積載
高さ制限に適合する構成とする必要がある。一方、クレ
ーン操作用の作業座席を設けた状態で高さ制限に適合す
るようにすると、作業座席下方のキャビンの天井の高さ
を低くしなければならない等、設計上の自由度が阻害さ
れる。
【0007】このような問題を解決するために、従来の
技術として、クレーン操作用の作業座席を装脱可能に構
成し、トラックでの搬送時には該作業座席を取り外して
高さ制限をクリアするという技術が知られている。しか
し、この技術では、クレーン操作用の重い作業座席を取
り外して降ろしたり、搬送終了後は引き上げて取り付け
るという作業が必要となり、オペレータの負担が過大と
なっていた。また、取り外した作業座席の置き場所を確
保する必要があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するた
めの手段を説明する。請求項1においては、機体を前後
進及び旋回操作するための運転操作手段を内部に有する
キャビンと、被積載物を積載する荷台と、該荷台に該被
積載物を積み下ろしするクレーンを具備し、作業座席と
クレーン操作手段とからなるクレーン操作部を設けた運
搬車両において、前記機体の前後進又は旋回操作を行う
ための副運転操作手段を、前記クレーン操作部に設けた
ものである。
【0009】請求項2においては、機体を前後進及び旋
回操作するための運転操作手段を内部に有するキャビン
と、被積載物を積載する荷台と、該荷台に該被積載物を
積み下ろしするクレーンとを具備し、作業座席とクレー
ン操作手段とからなるクレーン操作部を上記キャビンの
後上方に設けた運搬車両において、上記クレーン操作部
を、機体左右いずれか一側に傾倒可能に構成し、傾倒時
におけるクレーン操作部の上端をキャビン上端と略同じ
高さとしたものである。
【0010】請求項3においては、機体を前後進及び旋
回操作するための運転操作手段を内部に有するキャビン
と、被積載物を積載する荷台と、該荷台に該被積載物を
積み下ろしするクレーンとを具備し、作業座席とクレー
ン操作手段とからなるクレーン操作部を該キャビンの後
上方に設けた運搬車両において、上記キャビンの後上部
を側面視斜めに欠切した形状として、該欠切部分に上記
クレーン操作部を配置したものである。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、発明の実施の形態を説明す
る。図1は本発明の一実施例に係る林業用クローラ式運
搬車両の全体的な構成を示した側面図、図2は運搬車両
の駆動構成を示した模式図である。また、図3はクレー
ン操作部の傾倒の様子を示した正面拡大図である。図4
は林業用クローラ式運搬車両の変形例を示した全体側面
図である。
【0012】図1において、運搬車両の全体構成につい
て説明する。即ち、この運搬車両1は、クローラ式走行
装置2、機体フレーム3及びダンプ式荷台4等により構
成されている。該クローラ式走行装置2の上には機体フ
レーム3を搭載しており、該機体フレーム3の後部には
ダンプ式荷台4が配設される。該ダンプ式荷台4は機体
フレームに後端を枢支され、図示しないダンプシリンダ
により昇降回動可能としており、ダンプ式荷台4を昇降
回動させ、該ダンプ式荷台4に搭載した土砂等をリバー
ス式運搬車両1の後方に排出する構成としている。
【0013】また、機体の前上部にはキャビン5が配置
されており、該キャビン5の内部に座席6が配設されて
いる。キャビン5の側方には図示しないエンジンが配設
されており、該エンジンの駆動力により油圧ポンプを駆
動して油圧モータにより前記クローラ式走行装置2を駆
動する構成としている。
【0014】座席6の前方には、運転操作手段たる左右
一対の走行レバー7・7が配設されており、該座席6及
び走行レバー7は該座席6の下部に配設されたセンター
ボックスに接続される。該走行レバー7は図示しない油
圧制御バルブに接続されており、該油圧制御バルブを作
動させることにより、機体を操向操作する構成としてい
る。即ち、左右の走行レバー7・7が同時に前方又は後
方へ傾動されると機体は前進又は後進を行い、その傾動
量に応じて増速できるようにしている。一方、左右の走
行レバー7・7の傾動角度が異なる場合は、左右のクロ
ーラ式走行装置2に配置した二つの油圧モータの回転数
に差が生じて、機体が旋回されるようにしている。ただ
し、運転操作手段を走行レバー7・7に限定するもので
はなく、例えば変速ペダルとステアリングホイールとの
組み合わせとしても良い。
【0015】尚、キャビン5の略中央に配置された座席
6や走行レバー7やセンターボックスは回転可能とし
て、前方又は後方に向きを転換可能とする、いわゆるリ
バース式の運搬車両であっても差し支えない。
【0016】そして、機体フレーム3の略中央(キャビ
ン5の後部)には、木材の積み降ろし作業をするための
クレーン9が配設される。このクレーン9は後方の荷台
4に木材を積み下ろしできるよう後方に向けて取り付け
られ、このクレーンを操作するためのクレーン操作部1
0が該クレーン9の上部に設けられる。該クレーン9は
キャビン5後部に支柱40を機体フレーム3上に油圧モ
ータ等で左右回動可能に立設し、該支柱40上端にブー
ム41の一端を枢支し、該ブーム41と支柱40の間に
ブームシリンダー42を介装してブーム41を昇降回動
可能としている。該ブーム41の先端にはアーム43の
一端が枢支され、該アーム43とブーム41の間にはア
ームシリンダー44が介装されてアーム43を上下に回
動可能としている。そして、該アーム43の先端にグラ
ップル45が装着されている。
【0017】このクレーン操作部10は、クレーン9の
支柱40の後上部位置に前後水平方向に支点軸を突出
し、該支点軸に回転軸15を回転可能に外嵌し、該回転
軸15から上方に向けて支持アーム11を突設し、該支
持アーム11の上端にはオペレータが着座するための作
業座席12を設けるとともに、支持アーム11のクレー
ン9を操作するための操作レバー13を配設する構成と
している。そして、該作業座席12の一側側部には、機
体1を前後進や旋回操作するための副運転操作手段たる
副走行レバー14・14が左右一対で並設されている。
ただし、前記回転軸15は、クレーン9の基部に設ける
代わりにキャビン5の後部上に設けてもよく、別途機体
フレーム3上に支柱を立設して、該支柱に回転軸15を
枢着する構成としても差し支えない。
【0018】また、副走行レバー14・14を配設する
位置については、クレーンの操作レバー13の側部に並
設する構成としてもよいし、作業座席12の両側に副走
行レバー14・14を一つずつ配置する構成としてもよ
い。また、副運転操作手段をレバー14・14に限定す
るものではなく、例えばオペレータの足元にペダルを配
置して、該ペダルにより機体1を駆動するようにしても
よい。
【0019】以上の如く、クレーン操作部10は、クレ
ーン9の基部に設けた回転軸15上に設けられているの
で、図3に示すように機体左右一側(本実施例では進行
方向右側)方向に垂直に傾倒することができ、その上端
がキャビン5の上端の高さと略同じとなり、好ましく
は、傾倒時のクレーン操作部10の上端はキャビン5の
上端よりも低くし、これによりトラックに載置した搬送
時にも高さ制限をクリアーすることができる。尚、クレ
ーン操作部10の起立状態及び傾倒状態においては、図
略のロックピン等のロック装置を適宜位置に配置して、
該状態のまま固定(ロック)できるようにしており、オ
ペレータが作業座席12に着座して作業する際も安定し
て支持できるようにし、運搬時にガタつくこともないよ
うにしている。
【0020】また、作業座席12を配置する別実施例と
して、図4に示すように、上記キャビン5’は後上部が
側面視斜めに欠切された形状として、該欠切部分に上記
作業座席12を配置した構成としてもよい。即ち、キャ
ビン5’内はオペレーターが走行操作するには十分な空
間を確保しながら、後上部の空間を減少して、その外部
の空間を大きくし、側面視三角形状に開けられた空間内
に作業座席12を配置し、あるいは、支柱40を回動し
たときに、座席12がキャビン5’と干渉しないよう
に、平面視において後機体内側を三角形或いは扇形の切
り欠きされた空間を設ける構成とすることも可能であ
る。この構成により、クレーン操作部10が常に車両上
部に突出しない構成とすることができ、オペレータが作
業座席12を傾倒したり、着脱する手間も不要であり、
常時高さ制限をクリアーすることができる。
【0021】次に、機体1の駆動構成について説明す
る。即ち、図2において、エンジン20の動力は、二つ
のハイドロスタティックトランスミッション(以下「H
ST」)21・31を介して、左右のクローラ式走行装
置2・2に伝達される構成とし、また、油圧ポンプ37
から制御アクチュエーター及び前記クレーン9の油圧シ
リンダーやダンプ用シリンダーに圧油を送油する構成と
している。即ち、両HST21・31の油圧ポンプ22
・32にエンジンの出力軸20aの回転が入力され、ポ
ンプ作用を行わせる。それぞれの油圧ポンプ22・32
のポンプ作用により吐出された作動油は油圧モータ23
・33へ圧送され、モータ軸24・34を駆動する。モ
ータ軸24・34の回転は機体左右のクローラ式走行装
置2・2にそれぞれ伝達され、両走行装置2・2の駆動
輪を駆動する。
【0022】二つのHST21・31の油圧ポンプ22
・32はともに可変容積型としており、容積を変更する
可動斜板25・35は、左右一対で設けられたシリンダ
26・36に連動して傾動され、該シリンダ26・36
は左右一対の走行レバー7・7に連動する油圧バルブ1
6を介して駆動される。上記可動斜板25・35は、該
走行レバー7・7が中立位置にあるときは中立となるよ
うに調整されている。従って、オペレータが走行レバー
7・7を中立位置から傾動操作すると、油圧バルブ16
が切り換えられて、シリンダ26・36が摺動され、可
動斜板25・35が中立位置から傾斜され、油圧ポンプ
25・35がポンプ作用を行い、油圧モータのモータ軸
24・34が駆動されて、機体1が駆動されるのであ
る。
【0023】また、油圧バルブ16とシリンダ26・3
6を連通油路配管途中に分岐配管19が連通され、該分
岐配管19はクレーン操作部に配設された副走行レバー
14・14によって切り換えられる油圧バルブ17と連
通され、該副走行レバー14・14が傾動操作されるこ
とによっても、シリンダ26・36が駆動されて、上記
とまったく同様に油圧モータ23・33が駆動されて走
行する構成となっている。但し、油圧バルブ16・17
を油圧モータ23・33の近傍に配置して、該油圧バル
ブ16・17をパイロット式として、パイロット油圧切
換バルブ(リモコン弁)を走行レバー7・7と副走行レ
バー14・14にそれぞれ設ける構成とすることもでき
る。
【0024】尚、副走行レバー14・14による操作
は、クレーンでの木材の積み下ろし作業に付随して、補
助的に行われるものである。従って、そのような積み下
ろし作業の際には機体1を高速で走行させる必要がな
く、高速走行を行うと高い位置の作業座席12に座るオ
ペレータがかえって不安を感じることにもなる。そこ
で、副走行レバー14・14をオペレータが最大量傾倒
しても、機体の速度は低く抑えられるように構成してい
る。
【0025】例えば、キャビン内の走行レバー7・7に
よる操作の場合は、機体の最高速は10km/hである
のに対し、副走行レバー14・14による操作の場合
は、機体の最高速は時速2〜3km/hに制限するよう
にしている。このように副運転操作手段により機体が駆
動される場合の最高速度は、上記運転操作手段により機
体が駆動される場合の最高速度より小さいので、クレー
ンでの木材の積み下ろし作業の際に、機体の位置をきめ
細かく調節しながらクレーン操作を行うことができる。
また、オペレータは車両上方のクレーン操作部の作業座
席に着座していることから、高速走行ではオペレータが
不安を感じるおそれがあるが、走行速度を低く抑えるこ
とで、この不安感を防止できる。
【0026】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
以下に示すような効果を奏する。即ち、請求項1に示す
如く、機体を前後進及び旋回操作するための運転操作手
段を内部に有するキャビンと、被積載物を積載する荷台
と、該荷台に該被積載物を積み下ろしするクレーンを具
備し、作業座席とクレーン操作手段とからなるクレーン
操作部を設けた運搬車両において、前記機体の前後進又
は旋回操作を行うための副運転操作手段を、前記クレー
ン操作部に設けたので、オペレータはキャビンにいちい
ち戻る必要なくクレーン操作部から直接機体を前後進又
は旋回操作をすることができ、従って広い作業場に積ま
れた木材を積む等の場合でも、効率良くクレーンによる
積載作業を行うことができるのである。
【0027】請求項2に示す如く、機体を前後進及び旋
回操作するための運転操作手段を内部に有するキャビン
と、被積載物を積載する荷台と、該荷台に該被積載物を
積み下ろしするクレーンとを具備し、作業座席とクレー
ン操作手段とからなるクレーン操作部を上記キャビンの
後上方に設けた運搬車両において、上記クレーン操作部
を、機体左右いずれか一側に傾倒可能に構成し、傾倒時
におけるクレーン操作部の上端をキャビン上端と略同じ
高さとしたので、運搬時にはクレーン操作部を傾倒する
ことで、本機をトラックの荷台に載置して移動するとき
の高さ制限の規制をクリアーでき、また、オペレータが
クレーン操作部を取り外す手間を省くこともでき、その
傾倒操作は簡単にできる。また、キャビン側方の空間を
有効に利用できる。
【0028】請求項3の如く、機体を前後進及び旋回操
作するための運転操作手段を内部に有するキャビンと、
被積載物を積載する荷台と、該荷台に該被積載物を積み
下ろしするクレーンとを具備し、作業座席とクレーン操
作手段とからなるクレーン操作部を該キャビンの後上方
に設けた運搬車両において、上記キャビンの後上部を側
面視斜めに欠切した形状として、該欠切部分に上記クレ
ーン操作部を配置したので、作業座席がキャビン上方に
突出する構成とならず、本機をトラックの荷台に載置し
て移動するときの高さ制限の規制をクリアーでき、ま
た、オペレータがクレーン操作部を取り外したり、傾倒
する手間を省くこともできる。また、作業座席が低くな
るので、クレーン等の操作時の不安感を和らげることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る林業用クローラ式運搬
車両の全体的な構成を示した側面図。
【図2】運搬車両の駆動構成を示した模式図。
【図3】クレーン操作部の傾倒の様子を示した正面拡大
図。
【図4】林業用クローラ式運搬車両の変形例を示した全
体側面図。
【符号の説明】
1・1' 林業用クローラ式運搬車両 2・2 クローラ式走行装置 4 荷台 5 キャビン 7 運転操作手段(走行レバー) 9 クレーン 10 クレーン操作部 12 作業座席 13 クレーン操作手段(クレーン操作レバー) 14 副運転操作手段(副走行レバー)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体を前後進及び旋回操作するための運
    転操作手段を内部に有するキャビンと、被積載物を積載
    する荷台と、該荷台に該被積載物を積み下ろしするクレ
    ーンを具備し、作業座席とクレーン操作手段とからなる
    クレーン操作部を設けた運搬車両において、前記機体の
    前後進又は旋回操作を行うための副運転操作手段を、前
    記クレーン操作部に設けたことを特徴とする運搬車両。
  2. 【請求項2】 機体を前後進及び旋回操作するための運
    転操作手段を内部に有するキャビンと、被積載物を積載
    する荷台と、該荷台に該被積載物を積み下ろしするクレ
    ーンとを具備し、作業座席とクレーン操作手段とからな
    るクレーン操作部を上記キャビンの後上方に設けた運搬
    車両において、上記クレーン操作部を、機体左右いずれ
    か一側に傾倒可能に構成し、傾倒時におけるクレーン操
    作部の上端をキャビン上端と略同じ高さとしたことを特
    徴とする運搬車両。
  3. 【請求項3】 機体を前後進及び旋回操作するための運
    転操作手段を内部に有するキャビンと、被積載物を積載
    する荷台と、該荷台に該被積載物を積み下ろしするクレ
    ーンとを具備し、作業座席とクレーン操作手段とからな
    るクレーン操作部を該キャビンの後上方に設けた運搬車
    両において、上記キャビンの後上部を側面視斜めに欠切
    した形状として、該欠切部分に上記クレーン操作部を配
    置したことを特徴とする運搬車両。
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