JP2000335450A - 車輌用データ記録装置 - Google Patents

車輌用データ記録装置

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JP2000335450A
JP2000335450A JP11150077A JP15007799A JP2000335450A JP 2000335450 A JP2000335450 A JP 2000335450A JP 11150077 A JP11150077 A JP 11150077A JP 15007799 A JP15007799 A JP 15007799A JP 2000335450 A JP2000335450 A JP 2000335450A
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宏忠 大竹
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    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P1/00Details of instruments
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車輌が異常状態になる直前の走行データを確
実に保存する。 【解決手段】 車輌の走行データの記録が必要であると
きには(S40)、不揮発性メモリに走行データを上書
きにより記録する(S80、90)が、車輌が衝突の如
き異常状態になると記録を禁止しそれまでに記録されて
いる走行データを維持する(S100)。車輌が異常状
態になったか否かの判別は、前後加速度Gxの絶対値が
基準値Gx1以上である状態又は横加速度Gyの絶対値が
基準値Gy1以上である状態になった時点より所定の時間
Tc以内に車輌が停止状態になったか否かの判別(S5
0)車輌が停止状態にあり且つ車輌の前後加速度Gxの
絶対値が基準値Gx2以上であるか否かの判別(S6
0)、車輌が停止状態にあり且つ車輌の横加速度Gyの
絶対値が基準値Gy2以上であるか否かの判別(S70)
により行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車輌用データ記録
装置に係り、更に詳細には車輌の走行データを記録する
データ記録装置に係る。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車輌のデータ記録装置の一つ
として、例えば本願出願人の出願にかかる特開平7−2
49137号公報に記載されている如く、車輌の走行デ
ータを記憶手段に順次上書き保存することにより記録
し、車輌の加速度の大きさが基準値以上であるときには
車輌が異常状態になったと判定して記憶手段に対する上
書き保存を中止するよう構成されたデータ記録装置が従
来より知られている。
【0003】かかるデータ記録装置によれば、車輌の走
行データを記憶手段に順次上書き保存することにより記
録されるので、記憶容量の大きい記憶手段は不要であ
り、また車輌の加速度の大きさが基準値以上になったと
きには記憶手段に対する上書き保存が中止されるので、
車輌の加速度の大きさが基準値以上になる直前の走行デ
ータを確実に保存することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし上述の如き従来
のデータ記録装置に於いては、車輌の加速度の大きさが
基準値以上であるときに車輌が異常状態になったと判定
されるようになっているため、車輌が異常状態になって
もその異常状態を判定することができない場合がある。
即ち車輌の通常走行時にも車輌の加速度が比較的高い値
になる場合があるので、車輌の加速度の大きさのみに基
づき車輌の異常状態が判定される場合には、異常状態判
定の基準値を比較的高い値に設定せざるを得ず、そのた
め車輌の衝突の如き異常状態が生じてもその異常状態が
判定されず、従って車輌が異常状態になる直前の走行デ
ータを保存することができない場合がある。
【0005】本発明は、車輌の加速度の大きさが基準値
以上であるときに記憶手段に対する走行データの上書き
保存が中止されるよう構成された従来のデータ記録装置
に於ける上述の如き問題に鑑みてなされたものであり、
本発明の主要な課題は、車輌が異常状態になったときに
はそのことを確実に判定することにより、車輌が異常状
態になる直前の走行データを確実に保存することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の主要な課題は、本
発明によれば、請求項1の構成、即ち車輌の走行データ
を記録する記録手段と、車輌の異常状態を判定する異常
状態判定手段と、前記異常状態判定手段の判定結果に基
づき前記記録手段を制御する制御手段とを有する車輌用
データ記録装置に於いて、前記異常状態判定手段は車輌
の加速度の大きさが基準値以上であるか否かを判定する
加速度判定手段と、車速が基準値以下であるか否かを判
定する車速判定手段とを有し、前記加速度判定手段及び
前記車速判定手段の判定結果に基づき車輌の異常状態を
判定することを特徴とする車輌用データ記録装置によっ
て達成される。
【0007】一般に、車輌が衝突すると、衝突と同時に
車輌の減速度が急激に上昇して加速度の大きさが非常に
大きい値になると共に車速が非常に小さい値に急激に低
下するのに対し、車輌の通常走行時に加速度の大きさが
比較的大きくなる場合の車速は一般に比較的高い。また
車輌の衝突等により車輌の加速度を検出するセンサの取
り付け状態が異常になったり車輌自体が異常に傾斜した
状態になると、センサは車輌の通常の走行時や停車時に
は示さない非常に高い値を定常的に示すようになる。従
って車輌の加速度に加えて車速を考慮することにより、
車輌の衝突の如き異常状態を確実に判定することができ
る。
【0008】上記請求項1の構成によれば、加速度判定
手段及び車速判定手段の判定結果に基づき車輌の異常状
態が判定されるので、車輌の通常の走行時や停車時に加
速度の大きさが比較的大きくなる場合を区別して車輌の
異常状態を確実に判定することが可能になり、これによ
り車輌が異常状態になる直前の走行データを確実に保存
することが可能になる。
【0009】また本発明によれば、上述の主要な課題を
効果的に達成すべく、上記請求項1の構成に於いて、前
記異常状態判定手段は前記加速度判定手段により車輌の
加速度の大きさが基準値以上であると判定された時点よ
り所定の時間以内に前記車速判定手段により車速が基準
値以下であると判定されたときに車輌の異常状態と判定
するよう構成される(請求項2の構成)。
【0010】請求項2の構成によれば、加速度判定手段
により車輌の加速度の大きさが基準値以上であると判定
された時点より所定の時間以内に車速判定手段により車
速が基準値以下であると判定されたときに車輌の異常状
態と判定されるので、車輌の加速度判定の基準値を高く
する必要がなく、これにより車輌の異常状態が確実に判
定される。
【0011】また本発明によれば、上述の主要な課題を
効果的に達成すべく、上記請求項1の構成に於いて、前
記異常状態判定手段は前記車速判定手段により車速が基
準値以下であると判定され且つ前記加速度判定手段によ
り車輌の加速度の大きさが基準値以上であると判定され
たときに車輌の異常状態と判定するよう構成される(請
求項3の構成)。
【0012】請求項3の構成によれば、車速判定手段に
より車速が基準値以下であると判定され且つ加速度判定
手段により車輌の加速度の大きさが基準値以上であると
判定されたときに車輌の異常状態と判定されるので、車
輌の加速度判定の基準値を高くする必要がなく、これに
より車輌の異常状態が確実に判定される。
【0013】また本発明によれば、上述の主要な課題を
効果的に達成すべく、上記請求項1乃至3の何れかの構
成に於いて、前記車速判定手段は車速が実質的に0であ
るときに車速が基準値以下であると判定するよう構成さ
れる(請求項4の構成)。
【0014】請求項4の構成によれば、車速が実質的に
0であるときに車速が基準値以下であると判定されるの
で、車輌の通常走行時に加速度の大きさが比較的大きく
なる状況に於いて車輌の異常状態と判定されることが確
実に防止される。
【0015】また本発明によれば、上述の主要な課題を
効果的に達成すべく、上記請求項1乃至4の何れかの構
成に於いて、前記記録手段は車輌の走行データを記憶す
る記憶手段を含み、該記憶手段に走行データを上書きに
て書き込むことにより記録し、前記制御手段は前記異常
状態判定手段により車輌の異常状態が判定されたときに
は前記記録手段による記録を禁止するよう構成される
(請求項5の構成)。
【0016】請求項5の構成によれば、異常状態判定手
段により車輌の異常状態が判定されたときには記録手段
による記録が禁止され、これにより車輌が異常状態にな
った時点以降のデータが記憶手段に上書きされること、
換言すれば車輌が異常状態になる直前の走行データが消
去されることが確実に防止される。
【0017】
【課題解決手段の好ましい態様】本発明の一つの好まし
い態様によれば、上記請求項1の構成に於いて、記録手
段は車輌の走行データを記録すべきか否かを判定する記
録判定手段と、走行データを記憶する記憶手段と、記録
判定手段により走行データを記録すべき旨の判定が行わ
れたときには記憶手段に走行データを書き込む手段とを
有するよう構成される(好ましい態様1)。
【0018】本発明の他の一つの好ましい態様によれ
ば、上記好ましい態様1の構成に於いて、記録判定手段
は所定の時間毎に車輌の走行データを記録すべきか否か
を判定するよう構成される(好ましい態様2)。
【0019】本発明の他の一つの好ましい態様によれ
ば、上記請求項1の構成に於いて、車輌は走行時の車輌
の運動安定化のための運動制御を行う運動制御装置を有
し、記録判定手段は運動制御装置により運動制御が行わ
れているときに走行データを記録すべき旨の判定を行う
よう構成される(好ましい態様3)。
【0020】本発明の他の一つの好ましい態様によれ
ば、上記請求項1の構成に於いて、記録判定手段は車輌
の横加速度を検出する手段を含み、車輌の横加速度の大
きさが基準値以上であるときに走行データを記録すべき
旨の判定を行うよう構成される(好ましい態様4)。
【0021】本発明の他の一つの好ましい態様によれ
ば、上記請求項2の構成に於いて、加速度判定手段は車
輌の前後加速度の大きさが対応する基準値以上であるか
否かを判定すると共に車輌の横加速度の大きさが対応す
る基準値以上であるか否かを判定し、加速度判定手段に
より車輌の前後加速度の大きさが対応する基準値以上で
あると判定された時点又は車輌の横加速度の大きさが対
応する基準値以上であると判定された時点より所定の時
間以内に車速判定手段により車速が基準値以下であると
判定されたときに車輌の異常状態と判定するよう構成さ
れる(好ましい態様5)。
【0022】本発明の他の一つの好ましい態様によれ
ば、上記請求項3の構成に於いて、加速度判定手段は車
輌の前後加速度の大きさが対応する基準値以上であるか
否かを判定すると共に車輌の横加速度の大きさが対応す
る基準値以上であるか否かを判定し、車速判定手段によ
り車速が基準値以下であると判定され且つ加速度判定手
段により車輌の前後加速度の大きさが対応する基準値以
上であると判定されたとき又は車速判定手段により車速
が基準値以下であると判定され且つ加速度判定手段によ
り車輌の横加速度の大きさが対応する基準値以上である
と判定されたときに車輌の異常状態と判定するよう構成
される(好ましい態様6)。
【0023】本発明の他の一つの好ましい態様によれ
ば、上記請求項5の構成に於いて、記憶手段は複数の記
憶エリアを有し、最も古い走行データを記憶している記
憶エリアに走行データを上書きにて書き込むよう構成さ
れる(好ましい態様7)。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に添付の図を参照しつつ、本
発明を好ましい実施形態について詳細に説明する。
【0025】図1は運動制御装置が搭載された車輌に適
用された本発明による車輌用走行データ記録装置の一つ
の好ましい実施形態を示す概略構成図、図2は図1に示
された走行データ記録装置を示すブロック図である。
【0026】図1に於て、10FL及び10FRはそれぞれ
車輌12の左右の前輪を示し、10RL及び10RRはそれ
ぞれ車輌の左右の後輪を示している。各車輪の制動力は
制動装置14の油圧回路16によりホイールシリンダ1
8FR、18FL、18RR、18RLの制動圧が制御されるこ
とによって制御されるようになっている。図には示され
ていないが、油圧回路16はオイルリザーバ、オイルポ
ンプ、種々の弁装置等を含み、各ホイールシリンダの制
動圧は通常時には運転者によるブレーキペダル20の踏
み込み操作により駆動されるマスタシリンダ22内の圧
力に応じて運動制御用制御装置24により制御される。
【0027】車輪10FR〜10RLに近接した位置にはそ
れぞれ各車輪の車輪速度Vi(i=fr、fl、rr、rl)を
検出する車輪速度センサ28FR、28FL、28RR、28
RLが設けられている。また車輌12にはそれぞれ車体の
前後加速度Gxを検出する前後加速度センサ30、横加
速度Gyを検出する横加速度センサ32、操舵角θを検
出する操舵角センサ34が設けられている。各センサに
より検出された値を示す信号は運動制御用制御装置24
に入力され、また運動制御用制御装置24を経て走行デ
ータ記録用制御装置40に入力される。
【0028】運動制御用制御装置24は車輪速度センサ
28FR〜28RLにより検出された車輪速度Viに基づき
各車輪の制動スリップ率Rsを演算し、制動スリップ率
Rsが基準値Rso(正の定数)以上になると当該車輪の
制動スリップ率Rsが所定の範囲内になるよう制動力を
増減するアンチスキッド制御を開始し、予め設定された
終了条件が成立するとアンチスキッド制御を終了する。
【0029】かくして運動制御用制御装置24は車輪の
制動スリップが過剰になり車輌の走行時の運動が不安定
になる虞れがあるときには、制動装置14と共働して車
輪の制動スリップを適正化させることにより車輌の走行
時の安定性を向上させる運動制御装置を構成している
が、後述の如く走行データ記録用制御装置40より車輌
の運動制御を禁止する旨の信号が入力されると、運動制
御(アンチスキッド制御)を行わない。
【0030】尚運動制御用制御装置24により実行され
る運動制御としてのアンチスキッド制御は本発明の要旨
をなすものではなく、当技術分野に於いて公知の任意の
要領にて実行されてよい。また運動制御用制御装置24
はアンチスキッド制御に加えて制動力の制御によるトラ
クション制御や挙動安定化制御の如き他の運動制御をも
行うようになっていてもよい。
【0031】図2に示されている如く、走行データ記録
用制御装置40は例えばCPU42とROM44とRA
M46と入出力ポート装置48とを有しこれらが双方向
性のコモンバス50により互いに接続された一般的な構
成のマイクロコンピュータ52を含み、また外部記憶装
置として不揮発性のメモリであるEEPROM54を含
んでいる。
【0032】走行データ記録用制御装置40は、後述の
如く横加速度Gy又は運動制御用制御装置24よりの情
報に基づき各センサにより検出された状態量、即ち車輌
の走行データを記録すべきか否かを定期的に判定し、走
行データを記録すべき旨の判定が行われたときにはEE
PROM54に走行データを記録する。
【0033】更に走行データ記録用制御装置40は、車
輪速度Vi、後加速度Gx、横加速度Gyに基づき後述の
如く車輌が異常状態になったか否かを判定し、車輌が異
常状態になっていない旨の判定が行われたときには走行
データの記録を許可するが、車輌が異常状態になった旨
の判定が行われたときにはそれ以降の走行データが上書
きにより記録されることを禁止する。
【0034】図示の実施形態に於いては、EEPROM
44は図3に示されている如く三つの記憶エリアM1〜
M3を有し、各記憶エリアはそれぞれ記録タイミングに
関する識別情報としてのID番号を記憶するセクション
S1と、車輪速度Vfr、Vfl、Vrr、Vrl、前後加速度
Gx、横加速度Gy、操舵角θ、右前輪、左前輪、右後
輪、左後輪の制動スリップ率Rsfr、Rsfl、Rsrr、Rs
rlの各走行データを記憶するセクションS2と、車輌が
異常状態になったか否かの判定結果を記憶するセクショ
ンS3とを有している。
【0035】ID番号は例えば0〜9の数字よりなり、
データの記録順に0より順番に9まで使用され、9の次
には0に戻って繰り返し使用される。またデータの記録
は記憶エリアM1、M2、M3、M1、M2…の順に上書き
により繰り返し行われる。従って記憶エリアM1〜M3の
セクションS1に記録されたID番号により何れのデー
タが最新のデータであり何れのデータが最も古いデータ
であるかを判定することができる。
【0036】尚図には詳細に示されていないが、運動制
御用制御装置24もCPUとROMとRAMと入出力ポ
ート装置とを有し、これらが双方向性のコモンバスによ
り互いに接続された一般的な構成のマイクロコンピュー
タを含んでいる。
【0037】次に図4に示されたフローチャートを参照
して図示の実施形態に於ける車輌の走行データの記録制
御について説明する。尚図4に示されたフローチャート
による制御は図には示されていないイグニッションスイ
ッチの閉成により開始され、所定の時間毎に繰返し実行
される。
【0038】まずステップ10に於いては車輪速度セン
サ28FR〜28RLにより検出された車輪速度Viを示す
信号等が運動制御用制御装置24を経て読み込まれると
共に、運動制御用制御装置24より運動制御としてのア
ンチスキッド制御が行われているか否かを示す信号が読
み込まれる。尚各センサの検出値を示す信号はそれぞれ
対応するセンサより直接読み込まれてもよい。
【0039】ステップ20に於いては何れかの記憶エリ
アのセクションS3に車輌が異常状態になったことを示
す情報が記憶されているか否かの判別が行われ、肯定判
別が行われたときにはステップ30に於いて運動制御用
制御装置24に運動制御を禁止すべき旨の信号が出力さ
れた後走行データの記録制御が終了し、否定判別が行わ
れたときにはステップ40へ進む。
【0040】ステップ40に於いては車輌の走行データ
の記録が必要であるか否かの判別が行われ、否定判別が
行われたときにはステップ10へ戻り、肯定判別が行わ
れたときにはステップ50へ進む。
【0041】尚走行データの記録が必要であるか否かの
判別は、例えば車輌の横加速度Gyの絶対値が基準値Gy
o(正の定数)以上であるか否かの判別及び運動制御用
制御装置24による運動制御(アンチスキッド制御又は
他の運動制御)が行われているか否かの判別により行わ
れ、横加速度Gyの絶対値が基準値Gyo以上である旨の
判別又は運動制御用制御装置24による運動制御が行わ
れている旨の判別が行われたときに走行データの記録が
必要であると判定されてよい。
【0042】ステップ50に於いては各車輪の車輪速度
Viの和ΣViが演算されると共に、前後加速度Gxの絶
対値が基準値Gx1(正の定数)以上である状態又は横加
速度Gyの絶対値が基準値Gy1(正の定数)以上である
状態になった時点より所定の時間Tc(正の定数)以内
に車輪速度の和ΣViが0になったか否かの判別、即ち
車輌の前後加速度又は横加速度の大きさが非常に高い値
になった後に車輌が停止したか否かの判別が行われ、肯
定判別が行われたときにはステップ100へ進み、否定
判別が行われたときにはステップ60へ進む。
【0043】尚ステップ50に於ける判別の基準値Gx1
及びGy1はそれぞれ車輌の通常の走行時(通常の加減速
や坂道などでの走行を含む)に於いては生じない比較的
大きい値に設定される。
【0044】ステップ60に於いては各車輪の車輪速度
Viの和ΣViが0であり且つ車輌の前後加速度Gxの絶
対値が基準値Gx2(正の定数)以上であるか否かの判
別、即ち車輌が停止状態にあり且つ検出される車輌の前
後加速度の大きさが非常に高い値であるか否かの判別が
行われ、肯定判別が行われたときにはステップ100へ
進み、否定判別が行われたときにはステップ70へ進
む。
【0045】ステップ70に於いては各車輪の車輪速度
Viの和ΣViが0であり且つ車輌の横加速度Gyの絶対
値が基準値Gy2(正の定数)以上であるか否かの判別、
即ち車輌が停止状態にあり且つ検出される車輌の横加速
度の大きさが非常に高い値であるか否かの判別が行わ
れ、肯定判別が行われたときにはステップ100へ進
み、否定判別が行われたときにはステップ80へ進む。
【0046】尚ステップ60及び70に於ける判別の基
準値Gx2及びGy2はそれぞれ車輌の通常の停車状態(坂
道などでの停車を含む)に於いては生じない比較的大き
い値に設定される。
【0047】ステップ80に於いてはEEPROM44
の記憶エリアM1〜M3のうち最も古いデータが書き込ま
れている記憶エリアが今回のデータを記録するための記
録エリアとして選択され、ステップ90に於いては現サ
イクルに於いて読み込まれた車輌の走行データがステッ
プ80に於いて選択された記録エリアに上書きにより書
き込まれ、しかる後ステップ10へ戻る。
【0048】ステップ100に於いては車輌が衝突の如
き異常状態にある旨の判定が行われ、記憶エリアM1〜
M3のうち前回走行データが記録されたエリアが記録エ
リアとして選択されると共に、車輌が衝突の如き異常状
態にある旨の情報が選択された記録エリアのセクション
S3に書き込まれ、しかる後ステップ10へ戻る。
【0049】かくして図示の実施形態によれば、ステッ
プ20に於いて車輌が事故後の状態の如き異常状態にな
っているか否かの判別が行われ、車輌が異常状態になっ
ているときにはステップ20に於いて肯定判別が行わ
れ、ステップ30に於いて運動制御用制御装置24によ
る運動制御が禁止されるので、異常な状態のセンサによ
り検出された異常な状態量に基づき不適切な運動制御が
行われることを確実に防止することができる。
【0050】また車輌が正常な状態にあるときには、ス
テップ20に於いて否定判別が行われ、ステップ40に
於いて車輌の走行データの記録が必要であるか否かの判
別が行われる。車輌が通常の走行状態にあるときにはス
テップ40に於いて否定判別が行われることにより、走
行データの記録は行われないが、車輌の横加速度の大き
さが非常に高い値であるような状況に於いてはステップ
40に於いて肯定判別が行われ、ステップ50〜70に
於いて車輌が異常な状態になっている旨の判別が行われ
ない限りステップ80及び90に於いて走行データが記
録される。
【0051】これに対し車輌が異常な状態になっている
ときには、ステップ50〜70の何れかに於いて肯定判
別が行われ、ステップ100に於いて異常状態の判定が
行われると共にその情報が記録され、これによりEEP
ROM44に対する上書きによる走行データの記録が禁
止される。
【0052】従って車輌が衝突等により異常状態になる
と、それ以降の走行データの記録は行われずそれまでに
EEPROM44に記憶されている走行データの記録が
維持されるので、車輌が異常状態になる直前の走行デー
タを確実に保存することができる。
【0053】特に図示の実施形態によれば、車輌が異常
な状態になっているか否かの判別はステップ50〜70
により行われ、ステップ50に於いては前後加速度Gx
の絶対値が基準値Gx1以上である状態又は横加速度Gy
の絶対値が基準値Gy1以上である状態になった時点より
所定の時間Tc以内に車輌が停止状態になったか否かの
判別が行われるので、車輌の衝突等により加速度の大き
さが非常に大きくなった後車輌が停止したような異常な
状態を確実に判定することができる。
【0054】またステップ60及び70に於いては、そ
れぞれ車輌が停止状態にあり且つ車輌の前後加速度Gx
の絶対値が基準値Gx2以上であるか否かの判別及び車輌
が停止状態にあり且つ車輌の横加速度Gyの絶対値が基
準値Gy2以上であるか否かの判別が行われるので、車輌
の衝突等により前後加速度センサ30や横加速度センサ
32の取り付け状態が異常になったり車輌自体が異常に
傾斜したような異常状態を確実に判定することができ
る。
【0055】以上に於いては本発明を特定の実施形態に
ついて詳細に説明したが、本発明は上述の実施形態に限
定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の
実施形態が可能であることは当業者にとって明らかであ
ろう。
【0056】例えば上述の実施形態に於いては、ステッ
プ50に於いて前後加速度Gxの絶対値が基準値Gx1以
上である状態又は横加速度Gyの絶対値が基準値Gy1以
上である状態になった時点より所定の時間Tc以内に車
輌が停止状態になったか否かの判別が行われるようにな
っているが、車輌の加速度Gxyが前後加速度Gxの2乗
と横加速度Gyの2乗との和の平方根((Gx2+Gy2
1/2)として演算され、車輌の加速度Gxyの絶対値が基
準値Gxy1(正の定数)以上である状態になった時点よ
り所定の時間Tc以内に車輌が停止状態になったか否か
の判別が行われてもよい。
【0057】同様に上述の実施形態に於いては、ステッ
プ60及び70に於いてそれぞれ車輌が停止状態にあり
且つ車輌の前後加速度Gxの絶対値が基準値Gx2以上で
あるか否かの判別及び車輌が停止状態にあり且つ車輌の
横加速度Gyの絶対値が基準値Gy2以上であるか否かの
判別が行われるようになっているが、車輌が停止状態に
あり且つ車輌の加速度Gxyの絶対値が基準値Gxy2(正
の定数)以上であるか否かの判別が行われてもよい。
【0058】また上述の実施形態に於いては、各車輪の
車輪速度Viの和ΣViが0であるか否かにより車速が0
であり車輌が停止状態にあるか否かが判別されるように
なっているが、車輌が停止状態にあるか否かの判別は車
輪速度の和ΣViが基準値Vo(0に近い正の定数)以下
であるか否かにより行われてもよく、また各車輪の車輪
速度Viのうちの最大値が基準値Vwo(0に近い正の定
数)以下であるか否かにより行われてもよい。
【0059】更に上述の実施形態に於いては、EEPR
OM54は三つの記憶エリアM1〜M3を有し、ID番号
は0〜9の数字よりなっているが、これらの数は任意の
数であってよく、またEEPROM54に記録される車
輌の走行データも任意のデータであってよい。
【0060】
【発明の効果】以上の説明より明らかである如く、本発
明の請求項1の構成によれば、車輌の通常の走行時や停
車時に加速度の大きさが比較的大きくなる場合を区別し
て車輌の異常状態を確実に判定することができ、これに
より車輌が異常状態になる直前の走行データを確実に保
存することができる。
【0061】また請求項2及び3の構成によれば、車輌
の加速度判定の基準値を高く設定する必要がないので、
車輌の異常状態を確実に判定することができ、請求項4
の構成によれば、車輌の通常走行時に加速度の大きさが
比較的大きくなる状況に於いて車輌の異常状態と判定さ
れることを確実に防止することができる。
【0062】また請求項5の構成によれば、車輌が異常
状態になった時点以降のデータが記憶手段に上書きされ
ることを確実に防止し、これにより車輌が異常状態にな
る直前の走行データが消去されることを確実に防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】運動制御装置が搭載された車輌に適用された本
発明による車輌用走行データ記録装置の一つの好ましい
実施形態を示す概略構成図である。
【図2】図1に示された走行データ記録装置を示すブロ
ック図である。
【図3】走行データ記録装置のEEPROMの記憶エリ
アを示す説明図である。
【図4】図示の実施形態に於ける走行データの記録制御
ルーチンを示すフローチャートである。
【符号の説明】
10FR〜10RL…車輪 14…制動装置 16…油圧回路 24…運動制御用制御装置 28FR〜28RL…車輪速度センサ 30…前後加速度センサ 32…横加速度センサ 34…操舵角センサ 40…走行データ記録用制御装置 52…マイクロコンピュータ 54…EEPROM
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08B 21/00 G08B 21/00 U Fターム(参考) 2F070 AA01 AA20 CC04 CC11 DD01 FF12 FF20 GG01 3E038 AA07 BA09 BA12 BB05 CA05 CA07 CC03 GA01 HA05 5C086 AA54 BA22 CA21 CB40 DA40 EA45

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車輌の走行データを記録する記録手段と、
    車輌の異常状態を判定する異常状態判定手段と、前記異
    常状態判定手段の判定結果に基づき前記記録手段を制御
    する制御手段とを有する車輌用データ記録装置に於い
    て、前記異常状態判定手段は車輌の加速度の大きさが基
    準値以上であるか否かを判定する加速度判定手段と、車
    速が基準値以下であるか否かを判定する車速判定手段と
    を有し、前記加速度判定手段及び前記車速判定手段の判
    定結果に基づき車輌の異常状態を判定することを特徴と
    する車輌用データ記録装置。
  2. 【請求項2】前記異常状態判定手段は前記加速度判定手
    段により車輌の加速度の大きさが基準値以上であると判
    定された時点より所定の時間以内に前記車速判定手段に
    より車速が基準値以下であると判定されたときに車輌の
    異常状態と判定することを特徴とする請求項1に記載の
    車輌用データ記録装置。
  3. 【請求項3】前記異常状態判定手段は前記車速判定手段
    により車速が基準値以下であると判定され且つ前記加速
    度判定手段により車輌の加速度の大きさが基準値以上で
    あると判定されたときに車輌の異常状態と判定すること
    を特徴とする請求項1に記載の車輌用データ記録装置。
  4. 【請求項4】前記車速判定手段は車速が実質的に0であ
    るときに車速が基準値以下であると判定することを特徴
    とする請求項1乃至3の何れかに記載の車輌用データ記
    録装置。
  5. 【請求項5】前記記録手段は車輌の走行データを記憶す
    る記憶手段を含み、該記憶手段に走行データを上書きに
    て書き込むことにより記録し、前記制御手段は前記異常
    状態判定手段により車輌の異常状態が判定されたときに
    は前記記録手段による記録を禁止することを特徴とする
    請求項1乃至4の何れかに記載の車輌用データ記録装
    置。
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