JP2000335231A - 車両用空調ユニット - Google Patents
車両用空調ユニットInfo
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- JP2000335231A JP2000335231A JP11143603A JP14360399A JP2000335231A JP 2000335231 A JP2000335231 A JP 2000335231A JP 11143603 A JP11143603 A JP 11143603A JP 14360399 A JP14360399 A JP 14360399A JP 2000335231 A JP2000335231 A JP 2000335231A
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- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 車両への取り付けが容易であり且つ車室内か
らの外観を損ねることが少ない天井据付型の車両用空調
ユニットを提供する。 【解決手段】 本発明にかかる車両用空調ユニット1
は、エバポレータ15と送風機16とを収納した空調ユ
ニットのケース17を、ルーフパネル9に固定したブラ
ケット5に締結して取り付ける天井据付型の車両用空調
ユニットであって、ブラケット5は、その略中央に設け
た位置決めの基準となる基準係合部29を備え、ケース
17は、ケースの長手方向の略中央に、ブラケットの基
準係合部29が係合する基準係止部39を備え、且つこ
の基準係止部39は基準係合部29がケースの長手方向
に移動するのを規制している。
らの外観を損ねることが少ない天井据付型の車両用空調
ユニットを提供する。 【解決手段】 本発明にかかる車両用空調ユニット1
は、エバポレータ15と送風機16とを収納した空調ユ
ニットのケース17を、ルーフパネル9に固定したブラ
ケット5に締結して取り付ける天井据付型の車両用空調
ユニットであって、ブラケット5は、その略中央に設け
た位置決めの基準となる基準係合部29を備え、ケース
17は、ケースの長手方向の略中央に、ブラケットの基
準係合部29が係合する基準係止部39を備え、且つこ
の基準係止部39は基準係合部29がケースの長手方向
に移動するのを規制している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の天井に据え
付け、天井から室内に空調空気を送風する車両用の空調
ユニットに関する。
付け、天井から室内に空調空気を送風する車両用の空調
ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両に搭載する空調装置におい
て、いわゆるワンボックスカー等の天井に据え付け、主
に車室内の後部座席に向けて空調空気(冷風)を送風す
る天井据え付け型の車両用空調ユニットが公知である
(例えば、特開平9−290625号公報)。
て、いわゆるワンボックスカー等の天井に据え付け、主
に車室内の後部座席に向けて空調空気(冷風)を送風す
る天井据え付け型の車両用空調ユニットが公知である
(例えば、特開平9−290625号公報)。
【0003】従来の空調ユニットにおいては、図9に示
すように、エバポレータ101及び送風機103等を収
納した空調ケース105を、車両のルーフパネル106
に据え付けるが、空調ケース105の据え付けは、長手
方向の両側をルーフパネル106に固定したブラケット
107にボルトで固定している。ルーフパネル106の
内側に設けた化粧用の内張りパネル(成形天井)109
は、ルーフエレメント(ルーフボウ)111に取り付け
られている。尚、ルーフエレメント111は、一般にル
ーフパネル106に接着固定されており、空調ケース1
05のように重量のあるものは取り付けできない。
すように、エバポレータ101及び送風機103等を収
納した空調ケース105を、車両のルーフパネル106
に据え付けるが、空調ケース105の据え付けは、長手
方向の両側をルーフパネル106に固定したブラケット
107にボルトで固定している。ルーフパネル106の
内側に設けた化粧用の内張りパネル(成形天井)109
は、ルーフエレメント(ルーフボウ)111に取り付け
られている。尚、ルーフエレメント111は、一般にル
ーフパネル106に接着固定されており、空調ケース1
05のように重量のあるものは取り付けできない。
【0004】また、空調ケース105は車両の幅方向を
長手方向としており、ブラケット107に空調ケース1
05を固定する場合には、図10に示すように、空調ケ
ース105の長手方向における四方の端部に設けた穴部
113、115、117、119にボルトを挿通して、
ブラケット107に溶接固定した溶接ナット121によ
り固定している。
長手方向としており、ブラケット107に空調ケース1
05を固定する場合には、図10に示すように、空調ケ
ース105の長手方向における四方の端部に設けた穴部
113、115、117、119にボルトを挿通して、
ブラケット107に溶接固定した溶接ナット121によ
り固定している。
【0005】更に、他の従来技術では、ブラケット10
7と空調ケース105とを一体にしたものを車体に固定
する構造のものがある。
7と空調ケース105とを一体にしたものを車体に固定
する構造のものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図9に示す第
1の従来技術では、空調ケース105の据え付け部にお
いて、空調ケース105と内張りパネル109との間に
空間Sが形成されるため、車室内からの外観を損ねると
いう問題がある。これに対して、ルーフエレメント11
1と内張りパネル109との間に弾性を有するウレタン
樹脂等の充填材を配置し、空間Sを詰めることが考えら
れるが、車体により空間Sの寸法にばらつきがあるた
め、種々の寸法の充填材を用意しなければならず、充填
により対処するのは困難であるとともに、仮に寸法の大
きな弾性変形可能な充填材を用い、空間Sが小さい場合
に充填材を押し潰して適用した場合には、充填材に弾性
復帰力が作用するため空調ケースの取り付け作業が困難
になるという不都合がある。
1の従来技術では、空調ケース105の据え付け部にお
いて、空調ケース105と内張りパネル109との間に
空間Sが形成されるため、車室内からの外観を損ねると
いう問題がある。これに対して、ルーフエレメント11
1と内張りパネル109との間に弾性を有するウレタン
樹脂等の充填材を配置し、空間Sを詰めることが考えら
れるが、車体により空間Sの寸法にばらつきがあるた
め、種々の寸法の充填材を用意しなければならず、充填
により対処するのは困難であるとともに、仮に寸法の大
きな弾性変形可能な充填材を用い、空間Sが小さい場合
に充填材を押し潰して適用した場合には、充填材に弾性
復帰力が作用するため空調ケースの取り付け作業が困難
になるという不都合がある。
【0007】また、図10に示す第2の従来技術では、
空調ケース105の長手における一端側を基準穴11
3、117としているため、ブラケット107に対する
空調ケース105の他端側の寸法にばらつきが大きくな
るという不都合がある。このような空調ケースの寸法の
ばらつきは、幅方向における車体寸法のばらつきと重な
りあって、空調ケースと車体側壁部との間に大きな空間
を形成してしまい、車室内からの外観を損ねるという不
都合がある。
空調ケース105の長手における一端側を基準穴11
3、117としているため、ブラケット107に対する
空調ケース105の他端側の寸法にばらつきが大きくな
るという不都合がある。このような空調ケースの寸法の
ばらつきは、幅方向における車体寸法のばらつきと重な
りあって、空調ケースと車体側壁部との間に大きな空間
を形成してしまい、車室内からの外観を損ねるという不
都合がある。
【0008】更に、空調ケース105と、ブラケット1
07との取り付け後においても、車室内の温度変化によ
り樹脂製の空調ケース105が伸縮し、長手方向の一端
にこの伸縮した寸法が集中して車体側壁部との間に隙間
が生じやすいという不都合がある。
07との取り付け後においても、車室内の温度変化によ
り樹脂製の空調ケース105が伸縮し、長手方向の一端
にこの伸縮した寸法が集中して車体側壁部との間に隙間
が生じやすいという不都合がある。
【0009】空調ケース105とブラケット107とを
一体にした第3の従来技術では、空調ケース105を車
両に取り付けるときの重量が大きくなり、車両に取り付
け難いという問題がある。
一体にした第3の従来技術では、空調ケース105を車
両に取り付けるときの重量が大きくなり、車両に取り付
け難いという問題がある。
【0010】そこで、本発明の目的は、車両への取り付
けが容易であり且つ車室内からの外観を損ねることが少
ない天井据付型の車両用空調ユニットを提供することに
ある。
けが容易であり且つ車室内からの外観を損ねることが少
ない天井据付型の車両用空調ユニットを提供することに
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、エバポレータと送風機と
を収納した空調ユニットのケースを、ルーフパネルに固
定したブラケットに締結して取り付ける天井据付型の車
両用空調ユニットにおいて、 前記ブラケットは、その
略中央に設けた位置決めの基準となる基準係合部を備
え、前記ケースは、ケースの長手方向の略中央に、ブラ
ケットの基準係合部が係合する基準係止部を備え、この
基準係止部は基準係合部がケースの長手方向に移動する
のを規制することを特徴とするものである。
に、請求項1に記載の発明は、エバポレータと送風機と
を収納した空調ユニットのケースを、ルーフパネルに固
定したブラケットに締結して取り付ける天井据付型の車
両用空調ユニットにおいて、 前記ブラケットは、その
略中央に設けた位置決めの基準となる基準係合部を備
え、前記ケースは、ケースの長手方向の略中央に、ブラ
ケットの基準係合部が係合する基準係止部を備え、この
基準係止部は基準係合部がケースの長手方向に移動する
のを規制することを特徴とするものである。
【0012】この請求項1に記載の発明では、空調ユニ
ットを車両に取り付けるときには、ケースの基準係止部
をブラケットの基準係合部に係合させて、ブラケットに
対してケースを位置決めし、ブラケットとケースとの締
結部を一致させて固定する。基準係合部は、ケースの長
手方向における略中央部にあるから、ケースの周囲にあ
るケースとブラケットとの各締結部は、基準係合部がケ
ースの端にある場合と比較して、それぞれの締結部は基
準係合部からの距離が短くて済む。従って、寸法誤差や
ケースの伸縮等による締結部における位置ずれが少な
く、ケースとブラケットとの締結が容易にできるので取
り付け易い。
ットを車両に取り付けるときには、ケースの基準係止部
をブラケットの基準係合部に係合させて、ブラケットに
対してケースを位置決めし、ブラケットとケースとの締
結部を一致させて固定する。基準係合部は、ケースの長
手方向における略中央部にあるから、ケースの周囲にあ
るケースとブラケットとの各締結部は、基準係合部がケ
ースの端にある場合と比較して、それぞれの締結部は基
準係合部からの距離が短くて済む。従って、寸法誤差や
ケースの伸縮等による締結部における位置ずれが少な
く、ケースとブラケットとの締結が容易にできるので取
り付け易い。
【0013】また、ブラケットとケースとは別体であ
り、車両にブラケットを固定した状態で、ケースをブラ
ケットに固定できるので、取り付け時においてケースに
ブラケットの重量がかからないため、更に、取り付けが
容易である。
り、車両にブラケットを固定した状態で、ケースをブラ
ケットに固定できるので、取り付け時においてケースに
ブラケットの重量がかからないため、更に、取り付けが
容易である。
【0014】一方、車両用空調ユニットを据え付け後、
車室内の温度変化等により、ケースに伸縮が生じた場合
にも、基準係合部がケースの長手方向における略中央に
あるから、長手方向両端における伸縮長さを小さくでき
る。従って、ケースの伸縮により生じるケース周囲にお
ける隙間を小さくでき、車室内からの外観を損ねること
が少ない。
車室内の温度変化等により、ケースに伸縮が生じた場合
にも、基準係合部がケースの長手方向における略中央に
あるから、長手方向両端における伸縮長さを小さくでき
る。従って、ケースの伸縮により生じるケース周囲にお
ける隙間を小さくでき、車室内からの外観を損ねること
が少ない。
【0015】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記ブラケットは、車両の幅方向にお
ける両側部の位置決めをする左右の係合部を備え、前記
ケースの長手方向の両端部には、ブラケットの左右の係
合部が係合し、左右の係合部がケースの長手方向へ移動
することを許容する左右の係止部を備えることを特徴と
するものである。
の発明において、前記ブラケットは、車両の幅方向にお
ける両側部の位置決めをする左右の係合部を備え、前記
ケースの長手方向の両端部には、ブラケットの左右の係
合部が係合し、左右の係合部がケースの長手方向へ移動
することを許容する左右の係止部を備えることを特徴と
するものである。
【0016】この請求項2に記載の発明では、請求項1
に記載の作用効果を奏するとともに、ケースの長手方向
における両端部は、ケースが長手方向に移動するのを許
容して、ブラケットに係合する構成であるから、ケース
の伸縮や寸法のばらつきがあっても容易に位置決めでき
る。しかも、ケースの略中央と、左右の端部との3点で
位置決めしているので、位置決めが確実にでき、ブラケ
ットとケースとの締結部が整合しやすいので、取り付け
が容易である。
に記載の作用効果を奏するとともに、ケースの長手方向
における両端部は、ケースが長手方向に移動するのを許
容して、ブラケットに係合する構成であるから、ケース
の伸縮や寸法のばらつきがあっても容易に位置決めでき
る。しかも、ケースの略中央と、左右の端部との3点で
位置決めしているので、位置決めが確実にでき、ブラケ
ットとケースとの締結部が整合しやすいので、取り付け
が容易である。
【0017】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明において、前記各係合部はボルトであ
り、前記各係止部は長孔部であることを特徴とするもの
である。
2に記載の発明において、前記各係合部はボルトであ
り、前記各係止部は長孔部であることを特徴とするもの
である。
【0018】この請求項3に記載の発明では、請求項1
または2に記載の作用効果を奏するとともに、位置決め
する係合部と係止部とが締結部を兼ねているので、位置
決めした状態でそのまま締結でき、更に取り付け作業が
容易であるとともに、別途締結部を設ける必要がないの
で、構成が簡易である。
または2に記載の作用効果を奏するとともに、位置決め
する係合部と係止部とが締結部を兼ねているので、位置
決めした状態でそのまま締結でき、更に取り付け作業が
容易であるとともに、別途締結部を設ける必要がないの
で、構成が簡易である。
【0019】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の発明において、ケースとブラケットとの締結部は、ボ
ルトまたはナットとの締め付け面に凹凸が形成されてい
ることを特徴とするものである。
の発明において、ケースとブラケットとの締結部は、ボ
ルトまたはナットとの締め付け面に凹凸が形成されてい
ることを特徴とするものである。
【0020】この請求項4に記載の発明では、請求項3
に記載の作用効果を奏するとともに、締結面に凹凸があ
り、締結部同士が全面で接触せず締結部における接触面
積を小さくできる。従って、車両への取り付け後にケー
スに伸縮が生じた場合に、締結部の摩擦抵抗が小さいの
で締結部におけるケースの伸縮を許容でき、ケースの伸
縮による破損を防止できる。
に記載の作用効果を奏するとともに、締結面に凹凸があ
り、締結部同士が全面で接触せず締結部における接触面
積を小さくできる。従って、車両への取り付け後にケー
スに伸縮が生じた場合に、締結部の摩擦抵抗が小さいの
で締結部におけるケースの伸縮を許容でき、ケースの伸
縮による破損を防止できる。
【0021】請求項5に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明において、前記係合部は孔部であり、係
止部はそれぞれの長孔部の孔に係合する突部であること
を特徴とするものである。
2に記載の発明において、前記係合部は孔部であり、係
止部はそれぞれの長孔部の孔に係合する突部であること
を特徴とするものである。
【0022】この請求項5に記載の発明では、請求項1
または2に記載の作用効果を奏するとともに、ケースに
は係止部である突起を一体成形により設けることがで
き、製造が容易である。
または2に記載の作用効果を奏するとともに、ケースに
は係止部である突起を一体成形により設けることがで
き、製造が容易である。
【0023】請求項6に記載の発明は、車両のルーフパ
ネルの内側に内張りパネルを設けており、エバポレータ
と送風機とを収納した空調ユニットのケースを、ルーフ
パネルのブラケットに取り付けた天井据付型の車両用空
調ユニットにおいて、前記ケースは、内張りパネルを把
持する把持部を備えることを特徴とするものである。
ネルの内側に内張りパネルを設けており、エバポレータ
と送風機とを収納した空調ユニットのケースを、ルーフ
パネルのブラケットに取り付けた天井据付型の車両用空
調ユニットにおいて、前記ケースは、内張りパネルを把
持する把持部を備えることを特徴とするものである。
【0024】請求項6に記載の発明では、車両にはルー
フパネルを内側から覆う化粧用の内張りパネルが設けら
れており、空調ユニットを車両に取り付けるときには、
空調ユニットのケースに設けた把持部に内張りパネルを
直接取り付ける。従って、ケースの周囲におけるケース
と内張りパネルとの間に隙間が生じるのを防止でき、車
両の室内側からの外観を損ねることが少ない。
フパネルを内側から覆う化粧用の内張りパネルが設けら
れており、空調ユニットを車両に取り付けるときには、
空調ユニットのケースに設けた把持部に内張りパネルを
直接取り付ける。従って、ケースの周囲におけるケース
と内張りパネルとの間に隙間が生じるのを防止でき、車
両の室内側からの外観を損ねることが少ない。
【0025】また、把持部は、ケースに設けるから、ケ
ースの周囲部において内張りパネルとルーフパネルとの
固定を別途必要とせず、構成が簡易であるとともに、内
張りパネルの取り付けが容易である。
ースの周囲部において内張りパネルとルーフパネルとの
固定を別途必要とせず、構成が簡易であるとともに、内
張りパネルの取り付けが容易である。
【0026】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
の発明において、前記把持部は、ケースの上部に車両の
幅方向に沿って一体に設けた舌片を備え、舌片とケース
部分との間に内張りパネルを挟持することを特徴とする
ものである。
の発明において、前記把持部は、ケースの上部に車両の
幅方向に沿って一体に設けた舌片を備え、舌片とケース
部分との間に内張りパネルを挟持することを特徴とする
ものである。
【0027】この請求項7に記載の発明では、請求項6
に記載の作用効果を奏するとともに、ケースの上部にケ
ースと一体に舌片を設けるだけであるから、構成が簡易
であるとともに把持部の製造が容易である。
に記載の作用効果を奏するとともに、ケースの上部にケ
ースと一体に舌片を設けるだけであるから、構成が簡易
であるとともに把持部の製造が容易である。
【0028】
【発明の実施の形態】以下に、添付図面の図1乃至図7
を参照して、本発明の第1実施の形態を詳細に説明す
る。
を参照して、本発明の第1実施の形態を詳細に説明す
る。
【0029】本発明の実施の形態にかかる車両用空調ユ
ニット1は、ユニット本体3とブラケット5とを備えて
おり、車両の天井に据え付けられるものである。即ち、
図6及び図7に示すように、車両7には、運転席8の後
部側天井にユニット本体3を据え付けており、ユニット
本体3はルーフパネル9に設けた化粧用の内張りパネル
(成形天井)11a、11bに埋め込まれている。
ニット1は、ユニット本体3とブラケット5とを備えて
おり、車両の天井に据え付けられるものである。即ち、
図6及び図7に示すように、車両7には、運転席8の後
部側天井にユニット本体3を据え付けており、ユニット
本体3はルーフパネル9に設けた化粧用の内張りパネル
(成形天井)11a、11bに埋め込まれている。
【0030】ブラケット5は、内張りパネル11a、1
1bとルーフパネル9との間で、車両の幅方向において
ルーフパネルの側部9a、9bに固定されており、ブラ
ケット5が大きな荷重を受けても支えられる構成になっ
ている。
1bとルーフパネル9との間で、車両の幅方向において
ルーフパネルの側部9a、9bに固定されており、ブラ
ケット5が大きな荷重を受けても支えられる構成になっ
ている。
【0031】ユニット本体3は、車両の幅方向を長手方
向として、車両の幅方向に設けられており、運転席8側
の前側から室内空気を取り入れて後部座席側である後側
に空調した空気を送風する。
向として、車両の幅方向に設けられており、運転席8側
の前側から室内空気を取り入れて後部座席側である後側
に空調した空気を送風する。
【0032】また、ルーフパネル9には、ブラケット5
と同方向にルーフエレメント13が設けられているが、
このルーフエレメント13は、ルーフパネルに接着材に
より接着されており、重い荷重は受けられないので、軽
量な内張りパネル11a、11bが取り付けられてい
る。
と同方向にルーフエレメント13が設けられているが、
このルーフエレメント13は、ルーフパネルに接着材に
より接着されており、重い荷重は受けられないので、軽
量な内張りパネル11a、11bが取り付けられてい
る。
【0033】図1に示すように、ユニット本体3は、エ
バポレータ15と、遠心ファン16と、これらを収納す
るケース17とから主に構成されている。ケース17に
は、前側に空気吸い込み口19が設けられ、後ろ側にグ
リル21が設けられており、グリル21を調整して吹出
風の風向を変えるようになっている。
バポレータ15と、遠心ファン16と、これらを収納す
るケース17とから主に構成されている。ケース17に
は、前側に空気吸い込み口19が設けられ、後ろ側にグ
リル21が設けられており、グリル21を調整して吹出
風の風向を変えるようになっている。
【0034】ケース17は、上側ハーフケース17aと
下側ハーフケース17bとに分割されており、上側ハー
フケース17aは略板状であり、下側ハーフケース17
bは室内側に突設する湾曲した形状に形成されている。
この下側ハーフケース17bに上述したエバポレータ1
5及び遠心ファン16が収納されている。また、本実施
の形態では、下側ハーフケース17bにエバポレータ1
5及び遠心ファン16のモータ(図示せず)が固定され
ている。
下側ハーフケース17bとに分割されており、上側ハー
フケース17aは略板状であり、下側ハーフケース17
bは室内側に突設する湾曲した形状に形成されている。
この下側ハーフケース17bに上述したエバポレータ1
5及び遠心ファン16が収納されている。また、本実施
の形態では、下側ハーフケース17bにエバポレータ1
5及び遠心ファン16のモータ(図示せず)が固定され
ている。
【0035】上側ハーフケース17aを略板状にして、
下側ハーフケース17bを湾曲した形状にすることによ
って、これらのハーフケースの嵌合継ぎ目が内張りパネ
ル11a、11bの近傍に位置し、継ぎ目が車室内から
見え難いので外観がよい。
下側ハーフケース17bを湾曲した形状にすることによ
って、これらのハーフケースの嵌合継ぎ目が内張りパネ
ル11a、11bの近傍に位置し、継ぎ目が車室内から
見え難いので外観がよい。
【0036】ここで、図2及び図3を参照して、ブラケ
ット5とケース17とについて説明する。ブラケット5
は、車両の幅方向に沿って延出する軸部23と軸部23
の両側に設けたアーム部25、25とを備えており、軸
部23とアーム部25、25とにより略コ字形状に形成
されている。軸部23の両端部には、車体にねじ固定す
るボルト31、33が溶接固定されている。ブラケット
5には、軸部23の長手方向における略中央に基準ボル
ト(基準係合部)29が溶接固定されている。また、ア
ーム部25の先端部にも位置決めボルト(左右の係合
部)35、37が溶接固定されている。
ット5とケース17とについて説明する。ブラケット5
は、車両の幅方向に沿って延出する軸部23と軸部23
の両側に設けたアーム部25、25とを備えており、軸
部23とアーム部25、25とにより略コ字形状に形成
されている。軸部23の両端部には、車体にねじ固定す
るボルト31、33が溶接固定されている。ブラケット
5には、軸部23の長手方向における略中央に基準ボル
ト(基準係合部)29が溶接固定されている。また、ア
ーム部25の先端部にも位置決めボルト(左右の係合
部)35、37が溶接固定されている。
【0037】ケース17には、幅方向における略中央部
に基準孔部(基準係止部)39が形成されており、この
基準孔部39には基準ボルト29が挿通される。基準孔
部39は、ケースの短手方向(車両の前後方向)に長い
長孔であり、且つ長孔の幅Wは基準ボルト29の外径と
略等しい寸法であり、基準ボルト29の短手方向の移動
は許容するが、長手方向(車両の幅方向)の移動を規制
している。ケース17の長手方向の両側には、上述した
ボルト31、33を挿通する溝部41、43が形成され
ており、溝部の開口側から位置決めボルト35、37を
挿通できるようになっている。従って、位置決めボルト
35、37の挿通が容易にでき取り付け易い。この溝部
41、43はケース17の長手方向に長い長孔状に形成
されており、長手方向において、ブラケット5に対する
ケース17の相対的な伸縮や寸法ばらつきが生じても許
容できるようになっている。
に基準孔部(基準係止部)39が形成されており、この
基準孔部39には基準ボルト29が挿通される。基準孔
部39は、ケースの短手方向(車両の前後方向)に長い
長孔であり、且つ長孔の幅Wは基準ボルト29の外径と
略等しい寸法であり、基準ボルト29の短手方向の移動
は許容するが、長手方向(車両の幅方向)の移動を規制
している。ケース17の長手方向の両側には、上述した
ボルト31、33を挿通する溝部41、43が形成され
ており、溝部の開口側から位置決めボルト35、37を
挿通できるようになっている。従って、位置決めボルト
35、37の挿通が容易にでき取り付け易い。この溝部
41、43はケース17の長手方向に長い長孔状に形成
されており、長手方向において、ブラケット5に対する
ケース17の相対的な伸縮や寸法ばらつきが生じても許
容できるようになっている。
【0038】溝部41、43には、図4及び図5に示す
ように、位置決めボルト35、37に螺合するナット4
9側の面に凹凸面51が形成されており、この凹凸面5
1とナット49との間にはワッシャ53が介在されてい
る。このようにボルトを締結する面を凹凸面51とする
ことにより、締結部におけるケース17とブラケット5
との摩擦抵抗を小さくでき、ケース17の伸縮が生じた
場合に、締結部におけるケースの移動を許容するので、
ケースの破損や損傷を防止できる。尚、締結部の凹凸面
51は、後述する位置決め孔部(あるいは溝部)45、
47に設けてもよい。
ように、位置決めボルト35、37に螺合するナット4
9側の面に凹凸面51が形成されており、この凹凸面5
1とナット49との間にはワッシャ53が介在されてい
る。このようにボルトを締結する面を凹凸面51とする
ことにより、締結部におけるケース17とブラケット5
との摩擦抵抗を小さくでき、ケース17の伸縮が生じた
場合に、締結部におけるケースの移動を許容するので、
ケースの破損や損傷を防止できる。尚、締結部の凹凸面
51は、後述する位置決め孔部(あるいは溝部)45、
47に設けてもよい。
【0039】基準孔部39よりも車両の前側においてケ
ース17の長手方向の両側には、左右の位置決め孔部4
5、47が形成されている。一方の位置決め孔部45は
ブラケット5の位置決めボルト35が挿通されるもので
あり、ケース17の長手方向に長い長孔であり、ブラケ
ット5に対するケース17の相対的な伸縮が生じても許
容できるようになっている。この長孔の幅Wは位置決め
ボルト37の外径と略同じ寸法であり、車両の前後方向
におけるボルトの位置を規制している。
ース17の長手方向の両側には、左右の位置決め孔部4
5、47が形成されている。一方の位置決め孔部45は
ブラケット5の位置決めボルト35が挿通されるもので
あり、ケース17の長手方向に長い長孔であり、ブラケ
ット5に対するケース17の相対的な伸縮が生じても許
容できるようになっている。この長孔の幅Wは位置決め
ボルト37の外径と略同じ寸法であり、車両の前後方向
におけるボルトの位置を規制している。
【0040】他方の位置決め孔部(溝部)47は、ブラ
ケット5の位置決めボルト35が挿通されるものであ
り、ケース17の長手方向に長い溝であり、ブラケット
5に対するケース17の相対的な伸縮が生じても許容で
きるようになっている。この長孔の幅Wも、上述した一
方の孔部45と同様に、位置決めボルト37の外径と略
同じ寸法であり、車両の前後方向におけるボルトの位置
を規制している。尚、他方の位置決め孔部47を側部が
開口した溝状とすることによって、位置決めボルト35
を横から容易に挿通できる。
ケット5の位置決めボルト35が挿通されるものであ
り、ケース17の長手方向に長い溝であり、ブラケット
5に対するケース17の相対的な伸縮が生じても許容で
きるようになっている。この長孔の幅Wも、上述した一
方の孔部45と同様に、位置決めボルト37の外径と略
同じ寸法であり、車両の前後方向におけるボルトの位置
を規制している。尚、他方の位置決め孔部47を側部が
開口した溝状とすることによって、位置決めボルト35
を横から容易に挿通できる。
【0041】一方、ケース17の上部には、前部側に内
張りパネル11aを把持するための把持部53が設けら
れており、この把持部53は、上側ハーフケース17a
の上面に突設された弾性変形可能な舌片55を備えてい
る。舌片55は、ケース部分との間に溝50(図1参
照)を形成するように前側に向けて、一列状に複数個設
けられている。これらの各舌片55は、上側ハーフケー
ス17aの成形時に同時に一体成形される。尚、このよ
うな舌片55は上側ハーフケース17の製造時に型抜き
が容易にでき製造し易い。
張りパネル11aを把持するための把持部53が設けら
れており、この把持部53は、上側ハーフケース17a
の上面に突設された弾性変形可能な舌片55を備えてい
る。舌片55は、ケース部分との間に溝50(図1参
照)を形成するように前側に向けて、一列状に複数個設
けられている。これらの各舌片55は、上側ハーフケー
ス17aの成形時に同時に一体成形される。尚、このよ
うな舌片55は上側ハーフケース17の製造時に型抜き
が容易にでき製造し易い。
【0042】次に、本実施の形態の作用を説明する。空
調ユニット1を車両に取り付ける時には、車両の製造工
程において、ブラケット5をルーフパネル9に固定し、
ブラケット5にユニット本体3を取り付ける。
調ユニット1を車両に取り付ける時には、車両の製造工
程において、ブラケット5をルーフパネル9に固定し、
ブラケット5にユニット本体3を取り付ける。
【0043】ユニット本体3の取り付けは、ブラケット
5に溶接固定された基準ボルト29に基準孔部39を挿
通し、基準位置の位置決めをし、次に、ブラケット5の
左右に設けた位置決めボルト35、37に位置決め孔部
45、47を挿通して、合計3点で位置決めをおこな
う。この場合、基準孔部39は、ケース17の長手方向
の略中央において基準ボルト29を挿通するので、ケー
ス17の伸縮や寸法誤差のばらつきが生じても、ブラケ
ット5とケース17とにおける各ボルト締結部における
ボルトと孔の位置の寸法差を小さくでき、締結が容易に
できる。また、3点で位置決めをしているので、位置決
め精度が高く、位置決め後のブラケット5とケース17
との締結が容易にできる。
5に溶接固定された基準ボルト29に基準孔部39を挿
通し、基準位置の位置決めをし、次に、ブラケット5の
左右に設けた位置決めボルト35、37に位置決め孔部
45、47を挿通して、合計3点で位置決めをおこな
う。この場合、基準孔部39は、ケース17の長手方向
の略中央において基準ボルト29を挿通するので、ケー
ス17の伸縮や寸法誤差のばらつきが生じても、ブラケ
ット5とケース17とにおける各ボルト締結部における
ボルトと孔の位置の寸法差を小さくでき、締結が容易に
できる。また、3点で位置決めをしているので、位置決
め精度が高く、位置決め後のブラケット5とケース17
との締結が容易にできる。
【0044】基準孔部39は、基準ボルト29の前後
(ケースの短手方向)の移動が許容されており、位置決
め孔部45、47は、左右(ケースの長手方向)の移動
が許容されているので、位置決め孔部45、47への位
置決めボルト35、37を挿入しやすい。
(ケースの短手方向)の移動が許容されており、位置決
め孔部45、47は、左右(ケースの長手方向)の移動
が許容されているので、位置決め孔部45、47への位
置決めボルト35、37を挿入しやすい。
【0045】位置決め後、基準ボルト29及び位置決め
ボルト35、37をナットで固定し、更に、ボルト31
及び33を溝部41、43にナット49で締めつけて固
定する。
ボルト35、37をナットで固定し、更に、ボルト31
及び33を溝部41、43にナット49で締めつけて固
定する。
【0046】一方、後部側の内張りパネル11bは、ル
ーフエレメント13に予め固定しており、前部側の内張
りパネル11aは、ユニット本体1を固定後、把持部5
3の舌片53の下に差し込んで取りつける。このよう
に、前部側の内張りパネル11aは、把持部53に差し
込むだけで容易に取り付けできるとともに、差し込み後
は内張りパネル11aが舌片55の弾性により保持され
る。
ーフエレメント13に予め固定しており、前部側の内張
りパネル11aは、ユニット本体1を固定後、把持部5
3の舌片53の下に差し込んで取りつける。このよう
に、前部側の内張りパネル11aは、把持部53に差し
込むだけで容易に取り付けできるとともに、差し込み後
は内張りパネル11aが舌片55の弾性により保持され
る。
【0047】内張りパネル11bは、ユニット本体1の
ケースに直接取り付ける構成であるから、内張りパネル
11bとユニット本体1との間に隙間が形成されること
を防止でき、車室内からの外観がよい。
ケースに直接取り付ける構成であるから、内張りパネル
11bとユニット本体1との間に隙間が形成されること
を防止でき、車室内からの外観がよい。
【0048】空調ユニット1の取り付け後においては、
夏冬等の季節や日射等の影響により車室内の温度差が大
きいために、樹脂製のケース17が温度変化により伸縮
することがある。このようなケース17の伸縮が生じた
場合には、ケース17の長手方向略中央に基準孔部39
があり、この略中央の基準孔部39から両側に伸縮する
ことになるので、基準孔部39から長手方向の左右両端
側の位置決め孔部45、47までの長さが、基準孔部3
9を長手方向の端に設けた場合に比較して約半分の伸縮
量にすることができる。従って、ケース17の伸縮が生
じた場合でも、ユニット本体3の周囲における隙間を小
さくでき、外観がよい。
夏冬等の季節や日射等の影響により車室内の温度差が大
きいために、樹脂製のケース17が温度変化により伸縮
することがある。このようなケース17の伸縮が生じた
場合には、ケース17の長手方向略中央に基準孔部39
があり、この略中央の基準孔部39から両側に伸縮する
ことになるので、基準孔部39から長手方向の左右両端
側の位置決め孔部45、47までの長さが、基準孔部3
9を長手方向の端に設けた場合に比較して約半分の伸縮
量にすることができる。従って、ケース17の伸縮が生
じた場合でも、ユニット本体3の周囲における隙間を小
さくでき、外観がよい。
【0049】更に、基準孔部39から位置決め孔部4
5、47及び固定用の溝部41、43までの伸縮量が小
さいから、これらの締結部における伸縮による破損を防
止できる。また、これらの孔部41、43、45、47
は長溝により孔部に係合するボルトが長手方向に移動す
るのを許容しているので、伸縮による破損が生じ難い。
特に、かかるケース17の伸縮時には、図4及び図5に
示すように、ボルトとナットとの締結部には、凹凸面5
1により摩擦を小さくしているから、ケース17の伸縮
を許容でき、締結部に無理な力がかかり難くいのでケー
ス17の破損を防止できる。
5、47及び固定用の溝部41、43までの伸縮量が小
さいから、これらの締結部における伸縮による破損を防
止できる。また、これらの孔部41、43、45、47
は長溝により孔部に係合するボルトが長手方向に移動す
るのを許容しているので、伸縮による破損が生じ難い。
特に、かかるケース17の伸縮時には、図4及び図5に
示すように、ボルトとナットとの締結部には、凹凸面5
1により摩擦を小さくしているから、ケース17の伸縮
を許容でき、締結部に無理な力がかかり難くいのでケー
ス17の破損を防止できる。
【0050】次に、図8を参照して、第2実施の形態を
説明するが、以下に説明する実施の形態において、上述
した実施の形態と同一の部分には同一の符号を付するこ
とによってその部分の詳細な説明を省略し、上述した第
1実施の形態と異なる点を主に説明する。
説明するが、以下に説明する実施の形態において、上述
した実施の形態と同一の部分には同一の符号を付するこ
とによってその部分の詳細な説明を省略し、上述した第
1実施の形態と異なる点を主に説明する。
【0051】この第2実施の形態では、位置決め部材と
締結部とを別個に設けている。即ち、ブラケット5は、
その略中央に設けた位置決めの基準となる基準係合孔
(基準係合部)57を設け、ケース17には、その長手
方向の略中央に基準係合孔57に係合する基準突起59
を突設している。同様にブラケット5の左右側に位置決
め孔部61、63を設けて、ケース17には、これらの
位置決め孔部61、63に係合する位置決め突起65、
67を形成している。
締結部とを別個に設けている。即ち、ブラケット5は、
その略中央に設けた位置決めの基準となる基準係合孔
(基準係合部)57を設け、ケース17には、その長手
方向の略中央に基準係合孔57に係合する基準突起59
を突設している。同様にブラケット5の左右側に位置決
め孔部61、63を設けて、ケース17には、これらの
位置決め孔部61、63に係合する位置決め突起65、
67を形成している。
【0052】また、ブラケット5には、ボルトに螺合す
るナット68が溶接固定されており、ボルトをケースの
溝部69、71及び長孔部73,75に挿通して固定す
るようになっている。
るナット68が溶接固定されており、ボルトをケースの
溝部69、71及び長孔部73,75に挿通して固定す
るようになっている。
【0053】この第2実施の形態においても上述した第
1実施の形態と同様な作用効果を奏することができる。
1実施の形態と同様な作用効果を奏することができる。
【0054】発明は上述した実施例に限定されず、本発
明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
【0055】例えば、把持部53は、ケース17の前部
側に設けて前部側の内張りパネル11aのみを把持する
ことに限らず、ケースの後部側にも設けて後部側の内張
りパネル11bをも把持する構成であってもよい。
側に設けて前部側の内張りパネル11aのみを把持する
ことに限らず、ケースの後部側にも設けて後部側の内張
りパネル11bをも把持する構成であってもよい。
【0056】また、把持部53は、ケース17と一体に
設けることに限らず、別体に設けてもよい。
設けることに限らず、別体に設けてもよい。
【0057】更に、位置決め孔部45は溝でもよく、ま
た各溝部41、43及び溝状に形成した位置決め孔部4
7は孔であってもよい。
た各溝部41、43及び溝状に形成した位置決め孔部4
7は孔であってもよい。
【0058】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、基準係
合部は、ケースの長手方向における略中央部にあるか
ら、基準係合部からケースとブラケットとの各締結部ま
での距離が短くて済み、寸法誤差やケースの伸縮等によ
る締結部における位置ずれが少なく、ケースとブラケッ
トとの締結が容易にできるので取り付け易い。更に、ケ
ースの伸縮により生じるケース周囲における隙間を小さ
くでき、車室内からの外観を損ねることが少ない。
合部は、ケースの長手方向における略中央部にあるか
ら、基準係合部からケースとブラケットとの各締結部ま
での距離が短くて済み、寸法誤差やケースの伸縮等によ
る締結部における位置ずれが少なく、ケースとブラケッ
トとの締結が容易にできるので取り付け易い。更に、ケ
ースの伸縮により生じるケース周囲における隙間を小さ
くでき、車室内からの外観を損ねることが少ない。
【0059】また、ブラケットとケースとは別体であ
り、車両にブラケットを固定した状態で、ケースをブラ
ケットに固定できるので、取り付け時においてケースに
ブラケットの重量がかからないため、更に、取り付けが
容易である。
り、車両にブラケットを固定した状態で、ケースをブラ
ケットに固定できるので、取り付け時においてケースに
ブラケットの重量がかからないため、更に、取り付けが
容易である。
【0060】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の効果を奏するとともに、ケースの略中央と、左
右の端部との3点で位置決めしているので、位置決めが
確実にでき、ブラケットとケースとの締結部が整合しや
すいので、取り付けが容易である。また、位置決め係止
部は、ケースが長手方向に移動するのを許容するので、
ケースの伸縮や寸法のばらつきがあっても容易に位置決
めできる。
に記載の効果を奏するとともに、ケースの略中央と、左
右の端部との3点で位置決めしているので、位置決めが
確実にでき、ブラケットとケースとの締結部が整合しや
すいので、取り付けが容易である。また、位置決め係止
部は、ケースが長手方向に移動するのを許容するので、
ケースの伸縮や寸法のばらつきがあっても容易に位置決
めできる。
【0061】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
または2に記載の効果を奏するとともに、位置決め用の
係合部と係止部とが締結部を兼ねているので、位置決め
した状態でそのまま締結でき、更に取り付け作業が容易
であるとともに、別途締結部を設ける必要がないので、
構成が簡易である。
または2に記載の効果を奏するとともに、位置決め用の
係合部と係止部とが締結部を兼ねているので、位置決め
した状態でそのまま締結でき、更に取り付け作業が容易
であるとともに、別途締結部を設ける必要がないので、
構成が簡易である。
【0062】請求項4に記載の発明によれば、請求項3
に記載の効果を奏するとともに、締結面に凹凸があり、
締結部における接触面積を小さくして摩擦抵抗を小さく
しているので、ケースに伸縮が生じた場合に、ケースの
伸縮を許容でき、ケースの伸縮により破損を防止でき
る。
に記載の効果を奏するとともに、締結面に凹凸があり、
締結部における接触面積を小さくして摩擦抵抗を小さく
しているので、ケースに伸縮が生じた場合に、ケースの
伸縮を許容でき、ケースの伸縮により破損を防止でき
る。
【0063】請求項5に記載の発明によれば、請求項1
または2に記載の効果を奏するとともに、ケースには係
止部である突起を一体成形により設けることができ、製
造が容易である。
または2に記載の効果を奏するとともに、ケースには係
止部である突起を一体成形により設けることができ、製
造が容易である。
【0064】請求項6に記載の発明によれば、空調ユニ
ットのケースに設けた把持部に内張りパネルを直接取り
付ける構成であるから、ケースの周囲におけるケースと
内張りパネルとの間に隙間が生じるのを防止でき、車両
の室内側からの外観を損ねることが少ない。
ットのケースに設けた把持部に内張りパネルを直接取り
付ける構成であるから、ケースの周囲におけるケースと
内張りパネルとの間に隙間が生じるのを防止でき、車両
の室内側からの外観を損ねることが少ない。
【0065】また、把持部は、ケースに設けるから、ケ
ースの周囲部において内張りパネルとルーフパネルとの
固定を別途必要とせず、構成が簡易であるとともに、内
張りパネルの取り付けが容易である。
ースの周囲部において内張りパネルとルーフパネルとの
固定を別途必要とせず、構成が簡易であるとともに、内
張りパネルの取り付けが容易である。
【0066】請求項7に記載の発明によれば、請求項6
に記載の効果を奏するとともに、ケースの上部にケース
と一体に舌片を設けるだけであるから、構成が簡易であ
るとともに把持部の製造が容易である。
に記載の効果を奏するとともに、ケースの上部にケース
と一体に舌片を設けるだけであるから、構成が簡易であ
るとともに把持部の製造が容易である。
【図1】本発明の第1実施の形態にかかる車両用空調ユ
ニットの据え付け状態を示す断面図である。
ニットの据え付け状態を示す断面図である。
【図2】図1に示す車両用空調ユニットの平面図であ
る。
る。
【図3】図2に示す車両用空調ユニットのブラケットと
ケースとを示す平面図である。
ケースとを示す平面図である。
【図4】ケースとブラケットとの締結部の断面図であ
る。
る。
【図5】図4に示すケースの溝部の平面図である。
【図6】空調ユニットを搭載した車両の概略図である。
【図7】図6に示す車両の横断面図である。
【図8】第2実施の形態にかかるブラケットとケースと
の平面図である。
の平面図である。
【図9】従来の車両用空調ユニットの据え付け状態を示
す断面図である。
す断面図である。
【図10】従来のブラケットとケースとを示す平面図で
ある。
ある。
1 車両用空調ユニット 5 ブラケット 9 ルーフパネル 11a、11b 内張りパネル 15 エバポレータ 16 遠心ファン 17 ケース 29 基準ボルト(基準係合部) 35、37 位置決めボルト(左右の係合部) 39 基準孔部(基準係止部) 45、47 位置決め孔部(左右の係止部) 53 把持部 55 舌片
Claims (7)
- 【請求項1】 エバポレータと送風機とを収納した空調
ユニットのケースを、ルーフパネルに固定したブラケッ
トに締結して取り付ける天井据付型の車両用空調ユニッ
トにおいて、 前記ブラケットは、その略中央に設けた位置決めの基準
となる基準係合部を備え、前記ケースは、ケースの長手
方向の略中央に、ブラケットの基準係合部が係合する基
準係止部を備え、この基準係止部は基準係合部がケース
の長手方向に移動するのを規制することを特徴とする車
両用空調ユニット。 - 【請求項2】 前記ブラケットは、車両の幅方向におけ
る両側部の位置決めをする左右の係合部を備え、前記ケ
ースの長手方向の両端部には、ブラケットの左右の係合
部が係合し、左右の係合部がケースの長手方向へ移動す
ることを許容する左右の係止部を備えることを特徴とす
る請求項1に記載の車両用空調ユニット。 - 【請求項3】 前記各係合部はボルトであり、前記各係
止部は長孔部であることを特徴とする請求項1または2
に記載の車両用空調ユニット。 - 【請求項4】 ケースとブラケットとの締結部は、ボル
トまたはナットとの締め付け面に凹凸が形成されている
ことを特徴とする請求項3に記載の天井据付型の車両用
空調ユニット。 - 【請求項5】 前記係合部は孔部であり、係止部はそれ
ぞれの長孔部の孔に係合する突部であることを特徴とす
る請求項1または2に記載の天井据付型の車両用空調ユ
ニット。 - 【請求項6】 車両のルーフパネルの内側に内張りパネ
ルを設けており、エバポレータと送風機とを収納した空
調ユニットのケースを、ルーフパネルのブラケットに取
り付けた天井据付型の車両用空調ユニットにおいて、 前記ケースは、内張りパネルを把持する把持部を備える
ことを特徴とする車両用空調ユニット。 - 【請求項7】 前記把持部は、ケースの上部に車両の幅
方向に沿って一体に設けた舌片を備え、舌片とケース部
分との間に内張りパネルを挟持することを特徴とする請
求項6に記載の車両用空調ユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11143603A JP2000335231A (ja) | 1999-05-24 | 1999-05-24 | 車両用空調ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11143603A JP2000335231A (ja) | 1999-05-24 | 1999-05-24 | 車両用空調ユニット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000335231A true JP2000335231A (ja) | 2000-12-05 |
Family
ID=15342576
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11143603A Withdrawn JP2000335231A (ja) | 1999-05-24 | 1999-05-24 | 車両用空調ユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000335231A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN106671731A (zh) * | 2016-12-28 | 2017-05-17 | 浙江南车电车有限公司 | 一种车用空调固定机构及车身 |
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| JP2018177191A (ja) * | 2017-04-04 | 2018-11-15 | 株式会社デンソー | 車両用空調装置 |
| JP2021014225A (ja) * | 2019-07-16 | 2021-02-12 | 豊田合成株式会社 | 空調用レジスタのリテーナ、及び空調用レジスタ |
-
1999
- 1999-05-24 JP JP11143603A patent/JP2000335231A/ja not_active Withdrawn
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