JPH06106956A - 自動車用空調ダクトの結合部構造 - Google Patents

自動車用空調ダクトの結合部構造

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JPH06106956A
JPH06106956A JP28516192A JP28516192A JPH06106956A JP H06106956 A JPH06106956 A JP H06106956A JP 28516192 A JP28516192 A JP 28516192A JP 28516192 A JP28516192 A JP 28516192A JP H06106956 A JPH06106956 A JP H06106956A
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JP
Japan
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duct
center vent
defroster
vent duct
defroster duct
Prior art date
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Pending
Application number
JP28516192A
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English (en)
Inventor
Katsuya Takeo
勝哉 竹尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 デフロスタダクトとセンタベントダクトとの
結合において、部品点数を少なくすると共に組付工程を
簡素化して作業性を向上させる。 【構成】 インストルメントパネル9の内側にヒータア
ッセンブリ4の空気吹出口12に接続するデフロスタダク
ト2およびセンタベントダクト3を設け、このデフロス
タダクト2とセンタベントダクト3の対向面のいずれか
一方に爪部10を突設させる。そして、デフロスタダクト
2またはセンタベントダクト3のいずれか一方に爪部10
が嵌合する嵌合孔11を設ける。このようにしたので、デ
フロスタダクト2とセンタベントダクト3とをヒータア
ッセンブリ4に組付ける際、この嵌合孔11に爪部10を差
込めばデフロスタダクト2とセンタベントダクト3とが
強く固定される。これによりデフロスタダクトとセンタ
ベントダクトのヒータアッセンブリ4への組付けが容易
になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヒータアッセンブリに
接続されるデフロスタダクトとセンタベントダクトとの
結合部を改良した自動車用空調ダクトの結合部構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車のインストルメントパネル内側に
は、図9に示すように、空調用のダクト1、すなわち、
フロントウインド等の霜取りをするためのデフロスタダ
クト2、車室内に冷暖房用の空気を送るセンタベントダ
クト3およびこれら両ダクト2,3が接続するヒータア
ッセンブリ4が配設されている。上記デフロスタダクト
2およびセンタベントダクト3はそれぞれインストルメ
ントパネルに部組みされた後、車両へと組付けられてい
る。
【0003】その際、ヒータアッセンブリ4とデフロス
タダクト2との嵌合、およびヒータアッセンブリ4とセ
ンタベントダクト3との嵌合が難しいため作業に支障を
きたしていた。これはデフロスタダクト2およびセンタ
ベントダクト3とをブロー成形によって形成すると寸法
がでにくくなって、デフロスタダクト2とセンタベント
ダクト3とがヒータアッセンブリ4の空気吹出口からず
れてしまうからである。
【0004】そこで、これを回避するために、図10に示
すように、デフロスタダクト2とセンタベントダクト3
とをねじ5で共締めして固定してからヒータアッセンブ
リ4の空気吹出口に嵌合させたり、または、図11に示す
ように、デフロスタダクト2のセンタベントダクト3側
の外壁に凹部を有する板状の迎部6を突出させて設け、
この迎部6の凹部にセンタベントダクト3に設けた凸部
7を嵌込んで固定してからヒータアッセンブリ4に嵌合
させていた。
【0005】なお、自動車用空調ダクトの結合構造とし
て、特開平1-164619号公報に開示されているものがあ
る。この公報に開示されているものは、インストルメン
トパネル内のデフロスタノズルとベンチレーションベン
トダクトとをボルトによって固定したものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来の技
術においては、デフロスタダクトとセンタベントダクト
とをねじで固定していたので、ねじの分だけ部品点数が
多くなり、組付工程も多くなる問題があった。さらに、
設計段階で前記ねじの締付方向を決定しているが、スペ
ース的に制約が大きい問題がある。
【0007】また、デフロスタダクトに突出させて設け
た凹部を有する板状の迎部にセンタベントダクトに設け
た凸部を嵌込んでいるものは、デフロスタダクトとセン
タベントダクトとをヒータアッセンブリに組付ける際、
凹部と凸部の嵌合が外れる虞があり、作業性が悪かっ
た。さらに、デフロスタダクトがブロー成形の場合は、
デフロスタダクトの外壁に突設させている板状の迎部が
成形できない問題があった。
【0008】なお、特開平1-164619号公報に開示されて
いる自動車用空調ダクトの結合構造はデフロスタダクト
とセンタベントダクトとをボルトによって固定している
ので部品点数が多い等の問題があり本発明の課題を解決
しているものではない。
【0009】本発明は、上記従来の課題を解決するため
になされたもので、インストルメントパネル内側のデフ
ロスタダクトおよびセンタベントダクトとを爪部と嵌合
孔の係合によって固く結合できるようにし、部品点数を
少なくして、組付工程を簡素化し、さらに、容易に外れ
ないようにして、作業性を向上させた自動車用空調ダク
トの結合部構造を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するための手段として、インストルメントパネルの内
側にヒータアッセンブリの空気吹出口に接続するデフロ
スタダクトおよびセンタベントダクトを設け、該デフロ
スタダクトと前記センタベントダクトの対向面のいずれ
か一方に爪部を突設し、前記デフロスタダクトまたはセ
ンタベントダクトのいずれか一方に前記爪部が嵌合する
嵌合孔を設けたことを特徴とするものである。
【0011】
【作用】本発明は、以上説明したように、インストルメ
ントパネルの内側に設けたデフロスタダクトとセンタベ
ントダクトの対向面のいずれか一方に爪部を突出させて
設けると共にデフロスタダクトまたはセンタベントダク
トのいずれか一方に前記爪部が嵌合する嵌合孔を設けた
ので、デフロスタダクトとセンタベントダクトとをヒー
タアッセンブリに組付ける際、この嵌合孔に前記爪部を
差込めば爪部が孔部に嵌合して固定することが可能とな
り、デフロスタダクトとセンタベントダクトとをヒータ
アッセンブリに嵌合させることが可能となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1につき、従来
の部材と同一の部材には同一の符号を付して説明する。
図において、符号8で示すものはインストルメントパネ
ル9(後述の図8参照)の内側に設けた、本発明に係る
空調用ダクトである。この空調用ダクト8はフロントウ
インド等の霜取りをするためのデフロスタダクト2と、
車室内に冷暖房用の空気を送るセンタベントダクト3
と、これら両ダクト2,3が接続するヒータアッセンブ
リ4とから概略構成されているものである。
【0013】そして、センタベントダクト3のデフロス
タダクト2との対向面には左右二つの爪部10が突設され
ている(図4ないし図6をも参照)。また、デフロスタ
ダクト2のセンタベントダクト3との対向面には爪部10
が嵌合する二つの嵌合孔11が形成されている(図2およ
び図3をも参照)。これらデフロスタダクト2およびセ
ンタベントダクト3はインストルメントパネル9にそれ
ぞれ部組みされた後、車両へと組付けられる。
【0014】その際のデフロスタダクト2とヒータアッ
センブリ4の空気吹出口12(図1参照)との嵌合、およ
びセンタベントダクト3とヒータアッセンブリ4の空気
吹出口12との嵌合を容易に、かつ確実にするために、セ
ンタベントダクト3の爪部10をデフロスタダクト2の嵌
合孔11に嵌合させて固定した後(図7参照)、これら二
つのダクト2,3をヒータアッセンブリ4に嵌合させる
(図8参照)。
【0015】この場合、図8に示すように、デフロスタ
ダクト2の空気吹出口13(図1参照)の付近とインスト
ルメントパネル9とを固定し、また、センタベントダク
ト3の空気吹出口14(図1参照)の付近とインストルメ
ントパネル9とを固定し、さらに、デフロスタダクト2
とセンタベントダクト3とをヒータアッセンブリ4の空
気吹出口12の付近で爪部10による固定をしたので、各固
定した部分を結ぶ線はV字形となり、デフロスタダクト
2とセンタベントダクト3のインストルメントパネル9
の下部へのたれ下がりを防止することができる効果があ
る。
【0016】次に、本実施例の作用を説明する。インス
トルメントパネル9の内部に設けたセンタベントダクト
3のデフロスタダクト2側に、爪部10を突出させて設け
ると共にデフロスタダクト2のセンタベントダクト3側
に爪部10が嵌合する嵌合孔11を設けたので、デフロスタ
ダクト2とセンタベントダクト3とをヒータアッセンブ
リ4に嵌合させる際、この嵌合孔11に爪部10を差込めば
爪部10が嵌合孔11に係合して固定される。そこで、これ
らデフロスタダクト2とセンタベントダクト3とをヒー
タアッセンブリ4に組付ければ容易に嵌合、組立てする
ことが可能となる。
【0017】なお、本実施例はセンタベントダクト3に
爪部10を設け、デフロスタダクト2に嵌合孔11を設けた
が、これを逆にしてセンタベントダクト3に嵌合孔11を
設け、デフロスタダクト2に爪部10を設けてもよい。
【0018】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、インス
トルメントパネルの内側に設けたデフロスタダクトとセ
ンタベントダクトの対向面のいずれか一方に、爪部を突
出させて設けると共にデフロスタダクトまたはセンタベ
ントダクトのいずれか一方に前記爪部が嵌合する嵌合孔
を設けたので、デフロスタダクトとセンタベントダクト
とをヒータアッセンブリに組付ける際、この嵌合孔に前
記爪部を差込めば爪部が孔部に掛合する。
【0019】これによって、デフロスタダクトとセンタ
ベントダクトとを容易に、しかも強く固定でき、組付時
に外れることがないので、作業性を向上させることがで
きる。また、ねじを用いないので、ねじ等の部品や組付
工程を増やすこともなく、また、ねじの締付けの際、そ
の締付方向を考えることもなく、デフロスタダクトとセ
ンタベントダクトとを連結することができる。デフロス
タがブロー成形で寸法がでなくても容易にダクト同士を
連結することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1に示すデフロスタダクトの正面図である。
【図3】図2のA−A線に沿う断面図である。
【図4】図1に示すセンタベントダクトの上面図であ
る。
【図5】図4のものの右側面図ある。
【図6】図4のB−B線に沿う断面図である。
【図7】図1のC−C線に沿ったもので、嵌合孔に爪部
を嵌合させたときの断面図である。
【図8】ヒータアッセンブリにデフロスタダクトおよび
センタベントダクトを嵌合させたところの模式的であ
る。
【図9】従来の空調ダクトの斜視図である。
【図10】従来のデフロスタダクトとセンタベントダク
トとの結合部の断面図である。
【図11】従来のデフロスタダクトとセンタベントダク
トとの結合部の断面図である。
【符号の説明】
2 デフロスタダクト 3 センタベントダクト 4 ヒータアッセンブリ 9 インストルメントパネル 10 爪部 11 嵌合孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インストルメントパネルの内側にヒータ
    アッセンブリの空気吹出口に接続するデフロスタダクト
    およびセンタベントダクトを設け、該デフロスタダクト
    と前記センタベントダクトの対向面のいずれか一方に爪
    部を突設し、前記デフロスタダクトまたはセンタベント
    ダクトのいずれか一方に前記爪部が嵌合する嵌合孔を設
    けたことを特徴とする自動車用空調ダクトの結合部構
    造。
JP28516192A 1992-09-30 1992-09-30 自動車用空調ダクトの結合部構造 Pending JPH06106956A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040107