JP2000335030A - プリンタ装置 - Google Patents

プリンタ装置

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JP2000335030A
JP2000335030A JP11149164A JP14916499A JP2000335030A JP 2000335030 A JP2000335030 A JP 2000335030A JP 11149164 A JP11149164 A JP 11149164A JP 14916499 A JP14916499 A JP 14916499A JP 2000335030 A JP2000335030 A JP 2000335030A
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JP
Japan
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error
obstacle
paper
cutter
sheet
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JP11149164A
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English (en)
Inventor
Shigeharu Yamanashi
茂晴 山梨
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 用紙切断後カッタ部近傍に残る用紙や用紙の
切り屑等に起因するプリンタエラーを未然に防止するこ
とができるプリンタ装置を得る。 【解決手段】 用紙搬送路のカッタ部より排出口側にあ
る障害物を検出する障害物検知手段(S26〜27)を設
け、障害物検知手段(S26〜27)により用紙搬送路中
に障害物を検出した場合にはエラー報知手段(ステップ
S26〜28)によりエラー内容を報知するようにし
た。これによって、操作者に対して用紙搬送路のカッタ
部より排出口側の障害物を確認させることを可能にした
ので、取り忘れたレシート用紙等の切断後の用紙に起因
するプリンタエラーを未然に防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、長尺状の用紙を用
いて印字を行うプリンタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、POS(Point Of Sales)端末やE
CR(Electronic Cash Register)に内蔵されて、長尺状
の用紙に商品売上取引内容等の所定事項を印字部により
印字して、この用紙を所定の位置で切断して排出口から
外部へ排出することによりレシートとして発行するよう
にしたプリンタ装置がある。このようなプリンタ装置に
は、用紙が収納保持される用紙収納部から、印字部およ
びカッタ部を経由して排出口へ至る用紙搬送路が形成さ
れている。レシートを発行する際には、用紙搬送路中の
用紙の有無、紙詰まり、カバーオープン、カッタエラー
等のエラーを所定のエラー検出機構により検出し、検出
内容を表示部に表示することにより、操作者に対してレ
シート発行処理を実行する際に発生したエラーおよびエ
ラー内容を報知することが可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、用紙搬送路
上でカッタ部より用紙搬送方向下流側には、レシートを
発行する際に用紙を切断することにより、小さな端切れ
や切粉等の切り屑が発生する。上述したプリンタ装置で
は、こうした切り屑や切断後に取り忘れたレシート用紙
等の、新たにレシートを発行する際に障害となる障害物
を用紙搬送路上のカッタ部より排出口側では検出するこ
とができないという問題がある。このため、例えば発行
後に取り忘れたレシート等の障害物が用紙搬送路上のカ
ッタ部より排出口側にあった場合でも、印字要求が出さ
れるとレシート発行処理を実行し、新たに発行されるレ
シートが障害物に引っ掛かって紙詰まりを生じる場合が
あるという不都合が発生する。また、用紙搬送路上でカ
ッタ部より排出口側に堆積した切り屑によってカッタ部
が作動できずに、レシート切断時になってカッタエラー
を生じ、接客中であっても作業を中断せざるを得ないと
いう状況が発生する場合があるという不都合もある。さ
らに、このようなエラーにより処理が中断した場合に
は、レシート発行処理実行時にエラーが検出された場合
にもエラー発生箇所が不明確であるため、用紙搬送路中
をすべてチェックしなければならないという問題もあ
る。
【0004】本発明は、用紙切断後カッタ部近傍に残る
用紙や用紙の切り屑等に起因するプリンタエラーを未然
に防止することができるプリンタ装置を得ることを目的
とする。
【0005】本発明は、用紙切断後カッタ部近傍に残る
用紙や用紙の切り屑等に起因するプリンタエラー発生の
際に、そのエラー箇所を操作者に対して確認させること
ができるプリンタ装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のプ
リンタ装置は、長尺状の用紙が搬送される用紙搬送路
と、前記用紙搬送路中に設けられた印字部より用紙搬送
方向下流側に配設されたカッタ部と、前記カッタ部で切
断された前記用紙が排出される排出口と、前記用紙搬送
路の前記カッタ部より前記排出口側に設けられて、前記
用紙搬送路の前記カッタ部より前記排出口側の障害物を
検出する障害物検知手段と、前記障害物検知手段により
前記用紙搬送路の前記カッタ部より前記排出口側に障害
物が検出された場合にエラーメッセージを報知するエラ
ー報知手段と、を備える。
【0007】したがって、障害物検知手段により用紙搬
送路のカッタ部より排出口側に障害物が検出された場合
には、エラー報知手段によってエラーメッセージを報知
することで、操作者に対して用紙搬送路のカッタ部より
排出口側の障害物を確認させることが可能になる。
【0008】ここで、障害物とは、例えば用紙を切断す
る際に発生した切粉や小さな端切れあるいは切断後回収
し忘れたレシート等であり、切断後の用紙が排出される
位置に干渉して用紙の搬送に影響を及ぼす位置にあるも
のを意味する。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載のプ
リンタ装置において、前記障害物検知手段は、所定の時
間間隔毎に作動して前記用紙搬送路の前記カッタ部より
前記排出口側の障害物を検出する。
【0010】したがって、障害物検知手段を所定の時間
間隔毎に作動させることにより用紙搬送路のカッタ部よ
り排出口側の障害物を常に監視することが可能になる。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載のプリンタ装置において、前記エラー報知手段は、
表示部にエラーメッセージを表示することによりエラー
メッセージを報知する。
【0012】したがって、表示部にエラーメッセージを
表示することにより用紙搬送路のカッタ部より排出口側
の障害物を報知することで、操作者に対してエラー内容
を目視により確認させることが可能になる。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項1または2
記載のプリンタ装置において、前記エラー報知手段は、
音声によりエラーメッセージを報知する。
【0014】したがって、音声によってエラーメッセー
ジを報知することで、操作者が装置を見て作業をしてい
ない場合にもエラー内容を確認させることが可能にな
る。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図1ない
し図4に基づいて説明する。本実施の形態では、POS
(Point Of Sales)端末に内蔵された感熱型のプリンタ装
置として、商品売上取引等におけるレシートを発行する
サーマルプリンタへの適用例として説明する。
【0016】図1は、サーマルプリンタが内蔵されたP
OS端末を示す斜視図である。POS端末1には、各種
のキーが集合するキーボード2、図示しない鍵によって
操作モードを切り替え操作するコントロールキー3、サ
ーマルプリンタ(図2参照)によって印字されるレシート
を発行する排出口としてのレシート発行口4およびジャ
ーナル窓5が設けられている。オペレーターの立ち位置
を図1中の手前左側とすると、オペレータから見てPO
S端末1の右上上方には、表示部としてのディスプレイ
6が配設されている。このディスプレイ6の近傍には、
客側へ取引内容を表示する客側ディスプレイ7が配設さ
れている。
【0017】図2は、サーマルプリンタの概略を示す縦
断側面図である。本実施の形態のサーマルプリンタは、
上側ケース8と下側ケース9とを備える。上側ケース8
は下側ケース9に対して支軸10を中心に開閉自在とさ
れている。下側ケース9には、ローラ構造のプラテン1
1と円弧状の用紙収納部12とが設けられ、用紙収納部
12には感熱紙によるレシート用紙がロール体形状で収
納保持される。本実施の形態では、用紙は上側ケース8
を解放させた状態で用紙収納部12にセットされ、プラ
テン11上を通るように引き出される。このとき、セッ
ト方向は、外周面(感熱面)側が上面となる向きとされて
いる。一方、上側ケース8には、プラテン11に対向接
触して用紙に所定事項を印字する印字部としてのサーマ
ルヘッド13が設けられている。これにより、上側ケー
ス8が閉じられた場合に、用紙収納部12からサーマル
ヘッド13および後述するカッタ機構18を経てレシー
ト発行口4につながる用紙搬送路Rが形成され、この用
紙搬送路Rを介してサーマルヘッド13をプラテン11
に所定の加圧力で当接させることができるように構成さ
れている。
【0018】用紙搬送路Rは、下側ケース9において用
紙収納部12に連続させて排紙方向に略水平に一体に形
成された下側のガイド板14や上側のガイド板15等に
より形成されている。また、上側ケース8にあっては、
上側のガイド板15の支軸10側が用紙収納部12の円
弧形状に連続的な円弧状カバー部16として形成されて
いる。これにより、上側ケース8を閉じた状態では、用
紙収納部12と円弧状カバー部16とにより断面的に見
て円筒形状空間を形成するように構成されている。ま
た、上側のガイド板15にあっては、用紙搬送路Rの屈
曲部に位置させて用紙通過時の負荷を軽減させるガイド
ローラ17が設けられている。
【0019】用紙搬送路Rのサーマルヘッド13よりレ
シート発行口4側には、カッタ部としてのカッタ機構1
8が設けられている。このカッタ機構18は、ともに平
板長板状の固定刃19と可動刃20とを組み合わせてな
り、固定刃19に対して可動刃20が摺動することによ
り用紙搬送路Rを搬送される用紙を切断する構造のもの
である。固定刃19は、上側ケース8側に設けられ、可
動刃20は、下側ケース9に設けられ、非可動時には両
刃が離間した分離型構造とされている。このようなカッ
タ機構18中の可動刃20は、カッタモータ(図3参照)
32を駆動源として駆動される。
【0020】また、用紙搬送路Rのカッタ機構18より
レシート発行口4側には、用紙搬送路R中でカッタ機構
18よりレシート発行口4側の障害物の有無を検出する
切断用紙検出センサ21が設けられている。この切断用
紙検出センサ21は、光を発光する発光体22と、発光
体22で発光した光を受光する受光体23とで構成さ
れ、上側ケース8を閉じた状態で発光体22と受光体2
3とが用紙搬送路Rを挟んで対峙するように配設されて
いる。発光体22と受光体23との間には、光軸(図示
せず)が形成され、切断後に取り忘れたレシート等の障
害物が光軸を横切ることによる受光体23で受光する受
光量の減少を切断用紙検出センサ21の出力変化とし、
切断用紙検出センサ21はこの出力変化により用紙搬送
路R中のカッタ機構18よりレシート発行口4側の障害
物の有無を検出する。
【0021】図3は、プリンタの電気的接続を示すブロ
ック図である。サーマルプリンタには、各部を集中的に
制御するCPU24が設けられている。CPU24に
は、バスライン25を介して制御プログラム等の固定的
データを格納するROM26と、可変的なデータを書換
自在に格納するRAM27と、後述するエラー検出処理
を所定の時間間隔毎に行うために時間を計測するタイマ
28とが接続されている。CPU24のI/Oポートに
は、サーマルヘッド13と切断用紙検出センサ21とが
接続されている。サーマルヘッド13は、CPU24か
らの出力により駆動制御される。切断用紙検出センサ2
1は、A/D変換器29を介して検出した検出信号がデ
ジタル値としてCPU24のI/Oポートに取り込まれ
るように接続されている。また、CPU24には表示制
御回路30を介してディスプレイ6が接続されており、
後述するエラー検出処理(図4(b))で検出したエラーに
対する所定のエラーメッセージをCPU24に駆動制御
される表示制御回路30からの出力によってディスプレ
イ6に表示する。さらに、CPU24には、プラテン1
1を駆動して用紙を搬送するためのレシートモータ31
と、カッタ機構18の可動刃20を駆動してレシート用
紙を切断するためのカッタモータ32とがそれぞれドラ
イバ33、34を介して接続されている。
【0022】次に、ROM26に格納された制御プログ
ラムがCPU24に実行させるレシート発行処理につい
て説明する。本実施の形態のサーマルプリンタでは、レ
シート発行処理開始から完了までに発生したエラーを検
出する印字エラー検出とレシート発行処理開始の要求を
待機しているアイドル状態でのエラーを検出するアイド
ルエラー検出との2種類の方法でプリンタエラーの検出
を実現する。
【0023】図4は、サーマルプリンタが実行するレシ
ート発行処理のうち印字モジュールにおいて実行される
印字処理を概略的に示すフローチャートである。印字モ
ジュールでは、まず、レシート発行処理実行の要求があ
ったと判断するまで待機する(ステップS1)。
【0024】ステップS1で、レシート発行処理実行の
要求があったと判断した場合には(ステップS1のY)、
第一エラーチェックモジュールへエラーチェックを要求
し(ステップS2)、第一エラーチェックモジュールから
の応答があったと判断するまで待機する(ステップS
3)。
【0025】ここで、ステップS2で要求した第一エラ
ーチェックモジュールにおいて実行されるエラー検出処
理について説明する。図5は、サーマルプリンタが実行
するレシート発行処理のうち第一エラーチェックモジュ
ールにおいて実行されるエラー検出処理を概略的に示す
フローチャートである。エラー検出処理を行う第一エラ
ーチェックモジュールでは、まず、印字モジュールから
のエラーチェック要求があったと判断するまで待機する
(ステップS11)。
【0026】ステップS11で、印字モジュールからの
エラーチェック要求があったと判断した場合には(ステ
ップS11のY)、所定のエラー検出処理を実行し(ステ
ップS12)、用紙切れ・用紙詰まり・カバーオープン
・カッタエラーのいずれかに該当するエラーであるか否
かを判断する(ステップS13)。
【0027】なお、エラー検出処理については公知の技
術であるため、本実施の形態では詳細な説明を省略す
る。
【0028】ステップS13で、用紙切れ・用紙詰まり
・カバーオープン・カッタエラーのいずれかに該当する
エラーではないと判断した場合には(ステップS13の
N)、印字モジュールに対して、印字処理の実行が可能
である旨を応答する(ステップS14)。
【0029】一方、ステップS13で、用紙切れ・用紙
詰まり・カバーオープン・カッタエラーのいずれかに該
当するエラーであると判断した場合には(ステップS1
3のY)、印字モジュールに対して印字処理を中止する
旨を応答し(ステップS15)、予めROM26に格納さ
れた該当するエラーに対応するエラーメッセージを表示
制御回路30を介してディスプレイ6に表示する(ステ
ップS16)。これにより、用紙切れ・用紙詰まり・カ
バーオープン・カッタエラーのいずれかに該当するエラ
ーである場合には、レシート発行処理が実行されること
がなく、新たにレシートを発行してしまうことによって
エラーが拡大することを未然に防止することができる。
【0030】次に、印字モジュールにおいて、レシート
発行処理の実行要求を待機している間に(ステップS
1)、タイマ28により所定の時間間隔が計測された場
合に実行されるエラー検出処理について説明する。図6
は、サーマルプリンタが実行するレシート発行処理のう
ち第二エラーチェックモジュールにおいて実行されるエ
ラー検出処理を概略的に示すフローチャートである。エ
ラー検出処理を行う第二エラーチェックモジュールで
は、まず、印字モジュールでレシート発行処理の実行要
求を所定の時間間隔待機したと判断するまで待機する
(ステップS21)。
【0031】ステップS21で、印字モジュールでレシ
ート発行処理の実行要求を所定の時間間隔待機したと判
断した場合には(ステップS21のY)、所定のエラー検
出処理を実行し(ステップS22)、用紙切れ・用紙詰ま
り・カバーオープン・カッタエラーのいずれかに該当す
るエラーであるか否かを判断する(ステップS23)。
【0032】なお、エラー検出処理については公知の技
術であるため、本実施の形態では詳細な説明を省略す
る。
【0033】ステップS23で、用紙切れ・用紙詰まり
・カバーオープン・カッタエラーのいずれかに該当する
エラーであると判断した場合には(ステップS23の
Y)、予めROM26に格納された該当するエラーに対
応するエラーメッセージを表示制御回路30を介してデ
ィスプレイ6に表示する(ステップS24)。これによ
り、用紙切れ・用紙詰まり・カバーオープン・カッタエ
ラーのいずれかに該当するエラーである場合には、レシ
ート発行処理が実行されることがなく、新たにレシート
を発行してしまうことによってエラーが拡大することを
未然に防止することができる。
【0034】一方、ステップS23で、用紙切れ・用紙
詰まり・カバーオープン・カッタエラーのいずれかに該
当するエラーではないと判断した場合には(ステップS
23のN)、印字モジュールにおいてステップS1でレ
シート発行処理の実行要求があったか否かを判断する
(ステップS25)。
【0035】ステップS25で、印字モジュールにおい
てステップS1でレシート発行処理実行の要求があった
と判断した場合には(ステップS25のY)、印字モジュ
ールに戻り印字処理を実行する。
【0036】一方、印字モジュールにおいてステップS
1でレシート発行処理実行の要求がないと判断した場合
には(ステップS25のN)、切断用紙検出センサ21の
出力変化を読み出し(ステップS26)、切断用紙検出セ
ンサ21の出力変化が所定時間連続したか否かを判断す
ることにより用紙搬送路Rのカッタ機構18よりレシー
ト発行口4側に障害物があるか否かを判断する(ステッ
プS27)。ここで、切断用紙検出センサ21の出力変
化とは、切断後の用紙等の切り屑が用紙搬送路Rのカッ
タ機構18よりレシート発行口4側にあることで、光軸
が遮られて発光体22で発光した光量より受光体33で
受光する光量の方が少なくなることによって生じる出力
変化を意味する。ここに、ステップS26〜27おい
て、障害物検知手段としての機能が実行される。
【0037】ステップS27で、切断用紙検出センサ2
1の出力変化が所定時間連続したと判断することにより
用紙搬送路Rのカッタ機構18よりレシート発行口4側
に障害物があったと判断した場合には(ステップS27
のY)、表示制御回路30を介してディスプレイ6に用
紙搬送路でカッタ機構18よりレシート発行口4側に障
害物がある旨を表示する(ステップS28)。ここに、ス
テップS26〜28において、エラー報知手段としての
機能が実行される。これにより、用紙搬送路R中のカッ
タ機構18よりレシート発行口4側にある障害物を取り
除くまでは、次回以降のレシート発行処理の実行が要求
された場合にもレシート発行処理が実行されることがな
く、新たにレシートを発行してしまうことによってエラ
ーが拡大することを未然に防止することができる。ま
た、ディスプレイ6に表示する内容は、例えば「レシー
ト発行口を確認してください」等の用紙搬送路でカッタ
機構18よりレシート発行口4側にある障害物を確認さ
せることができるもの、さらには、除去することを勧告
することができる内容のものであればよい。
【0038】そして、印字モジュールでは、ステップS
3で、エラーチェックモジュールからの応答があったと
判断した場合には(ステップS3のY)、応答の結果、印
字処理実行可能であるか否かを判断する(ステップS
4)。ステップS4で、印字処理実行可能の応答である
と判断した場合には(ステップS4のY)、印字処理を実
行する(ステップS5)。ステップS5で実行する印字処
理では、CPU24によりプラテン11を駆動すること
で用紙収納部12に収納保持されたロール状の用紙を搬
送しながら、サーマルヘッド13により外周面側に所定
の印字処理を行う。そして、カッタ機構18の可動刃2
0をカッタモータ32により駆動して印字処理が終了し
た用紙を所定の位置で切断し、レシート発行口4からレ
シートとして排出する。
【0039】一方、ステップS4で、印字処理実行不可
能の応答であると判断した場合には(ステップS4の
N)、以降の印字処理の実行を中止してディスプレイ6
にエラーメッセージを表示する(ステップS6)。
【0040】なお、印字処理については、公知の技術で
あるため、本実施の形態では詳細な説明を省略する。
【0041】なお、本実施の形態では、ディスプレイ6
にエラーメッセージを表示することにより、用紙搬送路
Rのカッタ機構18よりレシート発行口4側に障害物が
ある旨を報知したが、これに限るものではなく、例えば
ディスプレイ6に表示した内容と同様の「レシート発行
口を確認してください」等のエラーメッセージを音声に
よって報知するようにしてもよい。これによって、エラ
ーの発生とエラー発生箇所とを操作者に対して明確に報
知することができ、操作者がディスプレイ6以外の位置
を見て作業を行っている場合にもエラー内容を確認させ
ることが可能になる。
【0042】また、本実施の形態では、用紙搬送路Rの
カッタ機構18よりレシート発行口4側の障害物を光セ
ンサである切断用紙検出センサ21によって検出するよ
うにしたが、これに限るものではなく、例えば用紙搬送
路Rに干渉するようにマイクロセンサを配設し、障害物
がこのマイクロセンサに所定時間以上接触することによ
り障害物として検出するようにしてもよい。
【0043】さらに、本実施の形態では、レシート発行
処理実行要求がなくレシート発行処理の実行要求を待機
している場合に、切断用紙検出センサ21の読み出しを
おこなって用紙搬送路Rのカッタ機構18よりレシート
発行口側の障害物の有無を検出するようにしたが、これ
に限るものではなく、エラーチェック要求時に用紙切れ
・用紙詰まり・カバーオープン・カッタエラーのいずれ
かに該当するエラー検出の実行に合わせて切断用紙検出
センサ21の出力変化を読み出して用紙搬送路Rのカッ
タ機構18よりレシート発行口4側の障害物を検出する
ようにしても良い。
【0044】
【発明の効果】請求項1記載の発明のプリンタ装置によ
れば、障害物検知手段により用紙搬送路のカッタ部より
排出口側に障害物があると判断した場合には、エラー報
知手段によってエラーメッセージを報知することで、操
作者に対して用紙搬送路のカッタ部より排出口側の障害
物を確認させることを可能にしたので、取り忘れたレシ
ート用紙等の切断後の用紙に起因するプリンタエラーを
未然に防止することができる。
【0045】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載のプリンタ装置において、障害物検知手段を所定の時
間間隔毎に作動させることにより用紙搬送路のカッタ部
より排出口側の障害物を常に監視することが可能になる
ようにしたので、請求項1記載の発明の効果に加えて、
より確実に切断後の用紙に起因するプリンタエラーを未
然に防止ことができる。
【0046】請求項3記載の発明によれば、請求項1ま
たは2記載のプリンタ装置において、表示部にエラーメ
ッセージを表示することにより用紙搬送路のカッタ部よ
り排出口側の障害物を報知することで、操作者に対して
エラー内容を目視により確認させることが可能になるよ
うにしたので、請求項1または2記載の発明の効果に加
えて、より確実に切断後の用紙に起因するプリンタエラ
ーを未然に防止することができる。
【0047】請求項4記載の発明によれば、請求項1ま
たは2記載のプリンタ装置において、音声によってエラ
ーメッセージを報知することで、操作者が装置を見てい
ない場合にもエラー内容を確認させることが可能になる
ようにしたので、請求項1または2記載の発明の効果に
加えて、より確実に切断後の用紙に起因するプリンタエ
ラーを未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】サーマルプリンタを内蔵するPOS端末を示す
斜視図である。
【図2】サーマルプリンタを示す縦断側面図である。
【図3】サーマルプリンタの電気的接続を示すブロック
図である。
【図4】印字モジュールを示すフローチャートである。
【図5】第一エラーチェックモジュールを示すフローチ
ャートである。
【図6】第二エラーチェックモジュールを示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
4 排出口 6 表示部 13 印字部 18 カッタ部 S26〜27 障害物検知手段 S26〜28 エラー報知手段 R 用紙搬送路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺状の用紙が搬送される用紙搬送路
    と、 前記用紙搬送路中に設けられた印字部より用紙搬送方向
    下流側に配設されたカッタ部と、 前記カッタ部で切断された前記用紙が排出される排出口
    と、 前記用紙搬送路の前記カッタ部より前記排出口側に設け
    られて、前記用紙搬送路の前記カッタ部より前記排出口
    側の障害物を検出する障害物検知手段と、 前記障害物検知手段により前記用紙搬送路の前記カッタ
    部より前記排出口側に障害物が検出された場合にエラー
    メッセージを報知するエラー報知手段と、を備えるプリ
    ンタ装置。
  2. 【請求項2】 前記障害物検知手段は、所定の時間間隔
    毎に作動して前記用紙搬送路の前記カッタ部より前記排
    出口側の障害物を検出する請求項1記載のプリンタ装
    置。
  3. 【請求項3】 前記エラー報知手段は、表示部にエラー
    メッセージを表示することによりエラーメッセージを報
    知する請求項1または2記載のプリンタ装置。
  4. 【請求項4】 前記エラー報知手段は、音声によりエラ
    ーメッセージを報知する請求項1または2記載のプリン
    タ装置。
JP11149164A 1999-05-28 1999-05-28 プリンタ装置 Pending JP2000335030A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7797078B2 (en) 2006-07-21 2010-09-14 Seiko Epson Corporation Sticky note supply device and sticky note printer

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