JP2023058110A - 印刷装置、及び、印刷装置の制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】起動する度に記録紙媒体が無駄になる。【解決手段】印刷装置は、記録紙を搬送方向へ搬送する搬送ローラーと、記録紙に印刷をするヘッドと、ヘッドに対して搬送方向の下流に配置され、記録紙を切断可能なカッターと、カッターに対して搬送方向の下流に配置され、記録紙を検出可能な第1センサーと、印刷データを受信可能な通信部と、制御部と、を備え、制御部は、少なくとも起動時に、第1センサーにより記録紙の検出を行い、記録紙を検出した場合には、搬送ローラーにより記録紙を搬送して、カッターにより記録紙を切断し、記録紙を検出しない場合には、搬送ローラーによる記録紙の搬送、及び、カッターによる記録紙の切断を行わず、通信部により印刷データを受信すると、ヘッドにより記録紙に印刷をする。【選択図】図2
Description
本発明は印刷装置、及び、印刷装置の制御方法に関する。
従来、特許文献1に示すように、起動すると、媒体である記録紙を搬送し、1枚目の搭乗券を人手又はカッターにより切り離して破棄する装置が知られている。
上述の装置は、起動する度に記録紙が無駄になってしまう。
印刷装置は、記録紙を搬送方向へ搬送する搬送ローラーと、前記記録紙に印刷をするヘッドと、前記ヘッドに対して前記搬送方向の下流に配置され、前記記録紙を切断可能なカッターと、前記カッターに対して前記搬送方向の下流に配置され、前記記録紙を検出可能な第1センサーと、印刷データを受信可能な通信部と、制御部と、を備え、前記制御部は、少なくとも起動時に、前記第1センサーにより前記記録紙の検出を行い、前記記録紙を検出した場合には、前記搬送ローラーにより前記記録紙を搬送して、前記カッターにより前記記録紙を切断し、前記記録紙を検出しない場合には、前記搬送ローラーによる前記記録紙の搬送、及び、前記カッターによる前記記録紙の切断を行わず、前記通信部により前記印刷データを受信すると、前記ヘッドにより前記記録紙に印刷をする。
記録紙を搬送方向へ搬送する搬送ローラーと、前記記録紙に印刷をするヘッドと、前記ヘッドに対して前記搬送方向の下流に配置され、前記記録紙を切断可能なカッターと、前記カッターに対して前記搬送方向の下流に配置され、前記記録紙を検出可能な第1センサーと、印刷データを受信可能な通信部と、を備える印刷装置の制御方法であって、少なくとも印刷装置の起動時に、前記第1センサーにより前記記録紙の検出を行い、前記記録紙を検出した場合には、前記搬送ローラーにより前記記録紙を搬送して、前記カッターにより前記記録紙を切断し、前記記録紙を検出しない場合には、前記搬送ローラーによる前記記録紙の搬送、及び、前記カッターによる前記記録紙の切断を行わず、前記通信部により前記印刷データを受信すると、前記ヘッドにより前記記録紙に印刷をする。
1.第1実施形態
1-1.印刷装置の構成
以下、実施形態に係る印刷装置1について、図1~図4を参照して説明する。なお、図2における方向を、三次元座標系を用いて説明する。説明の便宜上、Z軸の正方向を上方向又は単に上と称し負方向を下方向又は単に下と称し、X軸の正方向を右方向又は単に右と称し負方向を左方向又は単に左と称し、Y軸の正方向を後方向又は単に後と称し負方向を前方向又は単に前と称して説明する。
1-1.印刷装置の構成
以下、実施形態に係る印刷装置1について、図1~図4を参照して説明する。なお、図2における方向を、三次元座標系を用いて説明する。説明の便宜上、Z軸の正方向を上方向又は単に上と称し負方向を下方向又は単に下と称し、X軸の正方向を右方向又は単に右と称し負方向を左方向又は単に左と称し、Y軸の正方向を後方向又は単に後と称し負方向を前方向又は単に前と称して説明する。
実施形態に係る印刷装置1は、例えば、POS(Point Of Sale)システムに使用される。POSシステムは、ショッピングセンター、百貨店、コンビニエンスストア、車内販売等の小売業や、レストランや、喫茶店、居酒屋等の飲食業等の業務に使用されるシステムである。POSシステムは、商品やサービスに応じて、領収書、クーポン、チケット、ラベルなどを印刷する機能等を有する。以下では、領収書、クーポン、チケット、ラベルなどを、印刷物と称する。
ユーザーは、POSシステムを操作し、コンピューターから印刷装置1へ印刷データを送信し、印刷装置1により、印刷物を印刷して顧客に渡したり、商品に貼付する。印刷物は、定形のサイズとして印刷される。
ユーザーは、POSシステムを操作し、コンピューターから印刷装置1へ印刷データを送信し、印刷装置1により、印刷物を印刷して顧客に渡したり、商品に貼付する。印刷物は、定形のサイズとして印刷される。
図1に示すように、第1実施形態に係る印刷装置1は、制御部10、記憶部11、ヘッド12、搬送ローラー13、カッター14、第1センサー15、第2センサー16、第3センサー17、カバーセンサー18、通信部19を含んで構成されている。
制御部10は、印刷装置1の各部を統括的に制御するCPU(Central Processing Unit)、入出力を管理するUART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)、論理回路であるFPGA(Field Programmable Gate Array)やPLD(Programmable Logic Device)などを含んで構成されている。CPUはプロセッサーともいう。
不図示の電源スイッチがオンとなり印刷装置1に電力が供給されると、制御部10が起動する。より具体的には、制御部10のCPUが起動する。以下では、制御部10が起動することを、印刷装置1が起動するともいう。
不図示の電源スイッチがオンとなり印刷装置1に電力が供給されると、制御部10が起動する。より具体的には、制御部10のCPUが起動する。以下では、制御部10が起動することを、印刷装置1が起動するともいう。
記憶部11は、書き換え可能な不揮発性メモリーであるフラッシュROM(Read Only Memory)やHDD(Hard Disk Drive)、揮発性メモリーであるRAM(Random Access Memory)などを含んで構成されている。
制御部10のCPUは、記憶部11の不揮発性メモリーに記憶されたファームウェアなどのプログラム及び設定情報を読み出し、記憶部11のRAMを作業領域として用いて実行する。
制御部10のCPUは、記憶部11の不揮発性メモリーに記憶されたファームウェアなどのプログラム及び設定情報を読み出し、記憶部11のRAMを作業領域として用いて実行する。
通信部19は、無線又は有線によりコンピューターや携帯端末などの外部装置と通信可能な回路を含んで構成される。通信部19は、外部装置から印刷データやコマンドを受信する。また、通信部19は、エラーが発生した場合のエラー情報を外部装置へ送信する。制御部10は、通信部19により受信した印刷データをヘッド12により印刷する。
図2に示すように、記録紙2は、例えば長尺状の感熱紙である。第1面である表面2aには感熱材料が塗布されている。第2面である裏面2bには、印刷などにより、黒色の矩形のマークである、いわゆるブラックマーク(Black Mark)が複数付されている。以下では、ブラックマークをマークBMと称する。なお、マークBMは、後述のように、例えば光センサーにより検出される場合、光センサーの検出光が吸収可能な色であればよく、黒色以外の色でもよい。
また、記録紙2は、表面2aに定形の複数のラベルが台紙に貼付されている、いわゆるダイカットラベルと称されるものでもよい。この場合、裏面2bの台紙にマークBMが付される。
また、記録紙2は、台紙の無い長尺状の連続したラベルであって、いわゆるライナーレスラベルと称されるものでもよい。この場合、糊が塗布されている裏面2bにマークBMが付される。ライナーレスラベルの場合、搬送ローラー13の表面は、糊が付着しないようにシリコーン樹脂加工などの非粘着加工が施される。
また、記録紙2は、台紙の無い長尺状の連続したラベルであって、いわゆるライナーレスラベルと称されるものでもよい。この場合、糊が塗布されている裏面2bにマークBMが付される。ライナーレスラベルの場合、搬送ローラー13の表面は、糊が付着しないようにシリコーン樹脂加工などの非粘着加工が施される。
図2に示すように、記録紙2が巻かれているロール紙Rは、ケース20内の下方向に配置されたホルダー23に収納可能である。ケース20には、下方向であって前方向である位置にヒンジ22が設けられている。カバー21は、ヒンジ22を中心に回転可能に搭載されている。
カバー21は、ホルダー23を開閉可能である。ユーザーは、カバー21を前に向かって開けるとホルダー23にアクセス可能となり、ロール紙Rをホルダー23に収納することができる。
ケース20内の前方向には、カバー21の開閉を検出可能なカバーセンサー18が配置されている。カバーセンサー18は、例えば、メカスイッチ、又は、透過型若しくは反射型の光センサーである。
カバー21は、ホルダー23を開閉可能である。ユーザーは、カバー21を前に向かって開けるとホルダー23にアクセス可能となり、ロール紙Rをホルダー23に収納することができる。
ケース20内の前方向には、カバー21の開閉を検出可能なカバーセンサー18が配置されている。カバーセンサー18は、例えば、メカスイッチ、又は、透過型若しくは反射型の光センサーである。
なお、カバー21には、搬送ローラー13、第2センサー16、カッター14を構成する後述の第2刃14bなどの構成部品が搭載されている。一方、ケース20には、ホルダー23、第1センサー15、ヘッド12、カッター14を構成する後述の第1刃14aなどの構成部品が搭載されている。
ユーザーによるカバー21の開動作に伴い、カバー21に搭載されている構成部品が、ケース20に搭載されている構成部品から離反する。
この結果、カバー21に搭載されている構成部品と、ケース20に搭載されている構成部品との間が大きく開口する。この開口により、ユーザーは、ホルダー23にアクセス可能となる。
ユーザーによるカバー21の開動作に伴い、カバー21に搭載されている構成部品が、ケース20に搭載されている構成部品から離反する。
この結果、カバー21に搭載されている構成部品と、ケース20に搭載されている構成部品との間が大きく開口する。この開口により、ユーザーは、ホルダー23にアクセス可能となる。
ユーザーは、カバー21を開けてロール紙Rをホルダー23に収納し、ロール紙Rから記録紙2を引き出して、カバー21を閉じれば、印刷装置1に記録紙2をセットできる。
図2に示すように、ユーザーがカバー21を閉じると、カバー21に搭載された搬送ローラー13は、ケース20に搭載されたヘッド12に対して、記録紙2を挟んで対向する位置となる。この結果、搬送ローラー13は記録紙2を搬送可能となり、ヘッド12は記録紙2に印刷可能となる。また、カバー21に搭載されたカッター14の第2刃14bは、ケース20に搭載された第1刃14aに対して、記録紙2を間にして対向する位置となり、記録紙2を切断可能となる。
また、ユーザーがカバー21を閉じると、カバー21とケース20との境界に、矩形の形状をした開口である排出口24が形成される。
図2に示すように、ユーザーがカバー21を閉じると、カバー21に搭載された搬送ローラー13は、ケース20に搭載されたヘッド12に対して、記録紙2を挟んで対向する位置となる。この結果、搬送ローラー13は記録紙2を搬送可能となり、ヘッド12は記録紙2に印刷可能となる。また、カバー21に搭載されたカッター14の第2刃14bは、ケース20に搭載された第1刃14aに対して、記録紙2を間にして対向する位置となり、記録紙2を切断可能となる。
また、ユーザーがカバー21を閉じると、カバー21とケース20との境界に、矩形の形状をした開口である排出口24が形成される。
ヘッド12は、左右へ複数の発熱体が並んでいるライン型のサーマルヘッドである。ヘッド12の複数の発熱体は、印刷データに基づき選択されて発熱し、感熱紙である記録紙2に画像を印刷する。
搬送ローラー13は、不図示の搬送用モーターにより、矢印で示す時計回りに回転する。搬送ローラー13は、ヘッド12からカッター14へ向かう矢印で示す搬送方向へ、記録紙2を搬送する。
記録紙2を介してヘッド12に対向する位置にある搬送ローラー13は、プラテンローラーともいう。
搬送ローラー13は、不図示の搬送用モーターにより、矢印で示す時計回りに回転する。搬送ローラー13は、ヘッド12からカッター14へ向かう矢印で示す搬送方向へ、記録紙2を搬送する。
記録紙2を介してヘッド12に対向する位置にある搬送ローラー13は、プラテンローラーともいう。
なお、印刷装置1は、ヘッド12を搬送ローラー13へ向かって押圧する押圧機構を備えていてもよい。
記録紙2は、ヘッド12と搬送ローラー13との間において、押圧機構により所定の圧力で押圧された状態となる。この状態で、搬送ローラー13が回転することにより、記録紙2との間に所定の摩擦力が発生して、記録紙2が搬送される。
記録紙2は、ヘッド12と搬送ローラー13との間において、押圧機構により所定の圧力で押圧された状態となる。この状態で、搬送ローラー13が回転することにより、記録紙2との間に所定の摩擦力が発生して、記録紙2が搬送される。
カッター14は、ヘッド12及び搬送ローラー13に対して、搬送方向の下流に配置されている。カッター14は、第1刃14a及び第2刃14bを備えている。記録紙2は、搬送ローラー13により、第1刃14a及び第2刃14bの間を通過するように搬送される。
第1刃14aは、不図示の切断用モーターにより、第2刃14bに向かって移動し、第1刃14a及び第2刃14bの間にある記録紙2を切断することができる。
第1刃14aは、不図示の切断用モーターにより、第2刃14bに向かって移動し、第1刃14a及び第2刃14bの間にある記録紙2を切断することができる。
図2に示すように、第1センサー15は、カッター14に対して搬送方向の下流に配置されている。第1センサー15は、カッター14及び排出口24との間において、記録紙2の有無の検出を行う。記録紙2がある場合、第1センサー15は検出有りとなる。
第1センサー15は、例えば、透過型、又は、反射型の光センサーである。図2では、第1センサー15はケース20に搭載されているが、カバー21に搭載されるようにしてもよい。
なお、第1センサー15は、印刷され切断された記録紙2をユーザーが取り出したかを検出する機能もあるため、Takenセンサーともいう。
第1センサー15は、例えば、透過型、又は、反射型の光センサーである。図2では、第1センサー15はケース20に搭載されているが、カバー21に搭載されるようにしてもよい。
なお、第1センサー15は、印刷され切断された記録紙2をユーザーが取り出したかを検出する機能もあるため、Takenセンサーともいう。
ところで、カバー21を開くと、記録紙2を挟んでいるヘッド12及び搬送ローラー13が離反する。記録紙2は、ヘッド12及び搬送ローラー13により挟まれなくなるので、位置が変化してしまう。ユーザーがカバー21を開くのは、別のロール紙Rへ交換しようとする場合などがある。
このように、カバー21が開くと、記録紙2の位置が変化する。その後、カバー21を閉じると、記録紙2は、位置が変化した状態で、ヘッド12及び搬送ローラー13に挟まれることとなる。
このように、カバー21が開くと、記録紙2の位置が変化する。その後、カバー21を閉じると、記録紙2は、位置が変化した状態で、ヘッド12及び搬送ローラー13に挟まれることとなる。
このとき、カッター14及び排出口24との間に記録紙2があり、第1センサー15は記録紙2を検出することとなる。
ユーザーは、記録紙2をセットするとき、記録紙2を指で摘まんで、ロール紙Rから引き出した状態で、カバー21を閉める。このため、記録紙2は、排出口24からはみ出した状態となっているからである。
ユーザーは、記録紙2をセットするとき、記録紙2を指で摘まんで、ロール紙Rから引き出した状態で、カバー21を閉める。このため、記録紙2は、排出口24からはみ出した状態となっているからである。
一方、記録紙2が、後述の頭出し位置にある場合、カッター14及び排出口24との間に記録紙2は無いので、第1センサー15は記録紙2を検出しないこととなる。
また、記録紙2は、印刷データに基づきヘッド12により印刷され、カッター14により切断され、排出口24から排出される。このときも、カッター14及び排出口24との間に記録紙2は無いので、第1センサー15は記録紙2を検出しない。これらの場合、記録紙2の位置は変化しないことになる。
また、記録紙2は、印刷データに基づきヘッド12により印刷され、カッター14により切断され、排出口24から排出される。このときも、カッター14及び排出口24との間に記録紙2は無いので、第1センサー15は記録紙2を検出しない。これらの場合、記録紙2の位置は変化しないことになる。
制御部10は、起動時に、第1センサー15により記録紙2を検出した場合には、電源スイッチがオフの間に、カバー21の開閉がされ、記録紙2の位置が変化したと判断することができる。
また、制御部10は、起動後に、カバーセンサー18によりカバー21の開閉を検出した場合には、記録紙2の位置が変化したと判断することができる。なお、制御部10は、カバーセンサー18によりカバー21の開閉を検出した後に、第1センサー15により記録紙2を検出した場合に、記録紙2の位置が変化したと判断するようにしてもよい。
また、制御部10は、起動後に、カバーセンサー18によりカバー21の開閉を検出した場合には、記録紙2の位置が変化したと判断することができる。なお、制御部10は、カバーセンサー18によりカバー21の開閉を検出した後に、第1センサー15により記録紙2を検出した場合に、記録紙2の位置が変化したと判断するようにしてもよい。
第2センサー16は、ホルダー23とヘッド12及び搬送ローラー13との間において、記録紙2の裏面2bのマークBMの検出を行う。マークBMがある場合、第2センサー16は検出有りとなる。
第2センサー16は、例えば、マークBMに吸収される赤外線などの検出光を受発光可能な反射型の光センサーであり、カバー21に搭載される。
なお、第2センサー16は、記録紙2に付されたマークBMを検出するため、マークセンサーともいう。
第2センサー16は、例えば、マークBMに吸収される赤外線などの検出光を受発光可能な反射型の光センサーであり、カバー21に搭載される。
なお、第2センサー16は、記録紙2に付されたマークBMを検出するため、マークセンサーともいう。
制御部10は、第2センサー16により記録紙2に付されたマークBMを検出し、記録紙2の位置を判断することができる。制御部10は、第2センサー16により記録紙2のマークBMの検出を行いながら、搬送ローラー13により記録紙2を搬送し、記録紙2を目標の位置へ搬送することができる。
第3センサー17は、ホルダー23とヘッド12及び搬送ローラー13との間において、記録紙2の有無の検出を行う。記録紙2がある場合、第3センサー17は検出有りとなる。
第3センサー17は、例えば、メカスイッチ、又は、透過型若しくは反射型の光センサーである。図2では、第3センサー17はケース20に搭載されているが、カバー21に搭載されるようにしてもよい。
なお、第3センサー17は、記録紙2の有無を検出するため、ペーパーセンサーともいう。
第3センサー17は、例えば、メカスイッチ、又は、透過型若しくは反射型の光センサーである。図2では、第3センサー17はケース20に搭載されているが、カバー21に搭載されるようにしてもよい。
なお、第3センサー17は、記録紙2の有無を検出するため、ペーパーセンサーともいう。
制御部10は、第3センサー17により記録紙2を検出した場合には、ホルダー23にロール紙Rが収納され、記録紙2がヘッド12及び搬送ローラー13に挟まれていると判断することができる。すなわち、制御部10は、記録紙2に対し、ヘッド12による印刷、搬送ローラー13による搬送、カッター14による切断が可能であると、判断することができる。
一方、制御部10は、第3センサー17により記録紙2を検出しない場合には、印刷装置1内に記録紙2が無いエラーであると判断することができる。
一方、制御部10は、第3センサー17により記録紙2を検出しない場合には、印刷装置1内に記録紙2が無いエラーであると判断することができる。
ここで、図2を参照しながら、記録紙2の搬送方向に沿って、印刷装置1の各構成部の位置関係について説明する。
第3センサー17は、ホルダー23に対して搬送方向の下流であって、ヘッド12及び搬送ローラー13に対して上流である位置Eに配置され、記録紙2の有無の検出を行う。
第2センサー16は、ホルダー23に対して搬送方向の下流であって、ヘッド12及び搬送ローラー13に対して上流である位置Dに配置され、記録紙2の裏面2bのマークBMの検出を行う。
なお、図2では、第2センサー16は、第3センサー17に対して搬送方向の下流に位置しているが、第3センサー17の上流に配置されていてもよい。
第2センサー16は、ホルダー23に対して搬送方向の下流であって、ヘッド12及び搬送ローラー13に対して上流である位置Dに配置され、記録紙2の裏面2bのマークBMの検出を行う。
なお、図2では、第2センサー16は、第3センサー17に対して搬送方向の下流に位置しているが、第3センサー17の上流に配置されていてもよい。
ヘッド12及び搬送ローラー13は、第2センサー16及び第3センサー17に対して搬送方向の下流であって、カッター14に対して上流である位置Cに配置され、記録紙2に対して、印刷及び搬送をする。なお、上述のように、カバー21が閉じると、ヘッド12及び搬送ローラー13は対向する位置となる。
カッター14は、ヘッド12に対して搬送方向の下流であって、第1センサー15に対して上流である位置Bに配置され、第1刃14aを第2刃14bへ移動して、記録紙2を切断する。なお、上述のように、カバー21が閉じると、第1刃14a及び第2刃14bは対向する位置となる。
第1センサー15は、カッター14に対して搬送方向の下流であって、排出口24に対して上流である位置Aに配置され、記録紙2の有無の検出を行う。なお、第1センサー15は、ケース20やカバー21の表面など、排出口24の外側に搭載されるようにしてもよい。
図3に、記録紙2が後述の頭出し位置にあるときの、記録紙2及び各構成部の位置関係を示す。記録紙2は、カッター14により切断された状態となっている。なお図中の矢印は搬送方向を示す。
図3に示すように、各構成部は、搬送方向の下流から上流に向かって、記録紙2の有無を検出する第3センサー17の位置E、記録紙2の裏面2bのマークBMの検出をする第2センサー16の位置D、記録紙2の表面2aに印刷するヘッド12の位置C、記録紙2を切断するカッター14の位置B、記録紙の有無の検出を行う第1センサー15の位置Aとなるように配置されている。
図3に示すように、各構成部は、搬送方向の下流から上流に向かって、記録紙2の有無を検出する第3センサー17の位置E、記録紙2の裏面2bのマークBMの検出をする第2センサー16の位置D、記録紙2の表面2aに印刷するヘッド12の位置C、記録紙2を切断するカッター14の位置B、記録紙の有無の検出を行う第1センサー15の位置Aとなるように配置されている。
図3に示す印刷領域Pは、記録紙2の表面2aにおいて、ヘッド12が印刷物を、定形のサイズとして印刷する領域である。印刷領域Pは、搬送方向の下流から上流に向かって、印刷領域P1、印刷領域P2が位置するものとする。
また、以下では、印刷領域Pにおける搬送方向の下流の端を、印刷領域Pの先端と称する。
また、以下では、印刷領域Pにおける搬送方向の下流の端を、印刷領域Pの先端と称する。
ヘッド12は、印刷領域P1の先端からマージンMを設けた位置Cにあり、印刷領域P1に印刷を開始できる位置にある。
ヘッド12が印刷領域P1に対して印刷を開始する位置など、制御部10が記録紙2に対し目標とする位置は、いわゆる頭出し位置と称される。また、制御部10が、搬送ローラー13により記録紙2を頭出し位置へ搬送する動作は、いわゆる頭出し動作と称される。
ヘッド12が印刷領域P1に対して印刷を開始する位置など、制御部10が記録紙2に対し目標とする位置は、いわゆる頭出し位置と称される。また、制御部10が、搬送ローラー13により記録紙2を頭出し位置へ搬送する動作は、いわゆる頭出し動作と称される。
第1センサー15の位置Aに記録紙2は無いので、第1センサー15は記録紙2を検出しない。
なお、印刷領域P1にマージンMを設けないようにしてもよい。この場合、印刷領域P1の先端が、ヘッド12が印刷を開始する位置である。
第1センサー15は記録紙2を検出しないので、制御部10は、記録紙2の位置が変化していないと判断することができる。そして、制御部10は、後述の図4の場合とは異なり、搬送ローラー13により記録紙2を搬送しない。また、制御部10は、カッター14により記録紙2を切断しない。
なお、印刷領域P1にマージンMを設けないようにしてもよい。この場合、印刷領域P1の先端が、ヘッド12が印刷を開始する位置である。
第1センサー15は記録紙2を検出しないので、制御部10は、記録紙2の位置が変化していないと判断することができる。そして、制御部10は、後述の図4の場合とは異なり、搬送ローラー13により記録紙2を搬送しない。また、制御部10は、カッター14により記録紙2を切断しない。
なお、第3センサー17は位置Eで記録紙2を検出できるので、制御部10は、印刷装置1内に記録紙2がないことによるエラーにせず、記録紙2に対する処理を実行する。
第3センサー17の役割について、詳しく説明する。マークBMが第2センサー16の位置にあった場合、第2センサー16の検出光はマークBMに吸収されて反射しない。この状態は、第2センサー16の位置に記録紙2がなく、検出光が反射しない場合と同様である。
そのため、第2センサー16だけでは、印刷装置1内に記録紙2があるのか、わからないことがある。従って、第3センサー17により記録紙2を検出し、制御部10は、印刷装置1内に記録紙2があるのか判断することができる。
第3センサー17の役割について、詳しく説明する。マークBMが第2センサー16の位置にあった場合、第2センサー16の検出光はマークBMに吸収されて反射しない。この状態は、第2センサー16の位置に記録紙2がなく、検出光が反射しない場合と同様である。
そのため、第2センサー16だけでは、印刷装置1内に記録紙2があるのか、わからないことがある。従って、第3センサー17により記録紙2を検出し、制御部10は、印刷装置1内に記録紙2があるのか判断することができる。
記録紙2の裏面2bには、各印刷領域Pの間にマークBMがそれぞれ付されている。図3において、マークBMは、搬送方向の下流から上流に向かって、マークBM1、マークBM2が位置している。以下では、マークBMの搬送方向の下流の端を、マークBMの先端と称する。
図3に示す例では、第2センサー16は、記録紙2のマークBM2の搬送方向の長さの半分の位置にある。第2センサー16は、位置DでマークBM2を検出している。
図3に示す例では、第2センサー16は、記録紙2のマークBM2の搬送方向の長さの半分の位置にある。第2センサー16は、位置DでマークBM2を検出している。
ヘッド12は、印刷領域P1、印刷領域P2の順に、それぞれ1枚の印刷物として印刷していく。また、カッター14は、印刷領域P1及び印刷領域P2の間を切断する。印刷領域P1及び印刷領域P2の間は、マークBM2が位置している。
通信部19により印刷データを受信すると、制御部10は、ヘッド12により記録紙2の印刷領域P1に印刷データを印刷し、カッター14によりマークBM2の位置で記録紙2を切断し、印刷領域P1に印刷された印刷物として発行する。
通信部19により印刷データを受信すると、制御部10は、ヘッド12により記録紙2の印刷領域P1に印刷データを印刷し、カッター14によりマークBM2の位置で記録紙2を切断し、印刷領域P1に印刷された印刷物として発行する。
図4に、ユーザーがロール紙Rをホルダー23に収納するためなどでカバーを開閉した後における、位置が変化した記録紙2、及び、各構成部の位置関係を示す。図中の矢印は搬送方向を示す。
印刷領域Pは、搬送方向の下流から上流に向かって、印刷領域P0、印刷領域P1、印刷領域P2が位置するものとする。また、マークBMは、搬送方向の下流から上流に向かって、マークBM0、マークBM1が位置するものとする。
印刷領域Pは、搬送方向の下流から上流に向かって、印刷領域P0、印刷領域P1、印刷領域P2が位置するものとする。また、マークBMは、搬送方向の下流から上流に向かって、マークBM0、マークBM1が位置するものとする。
図4に示すように、搬送方向の下流の印刷領域P0の先端は、既にヘッド12の位置Cを越えた位置となっている。従って、ヘッド12は、印刷領域P0に対して、目的とする定形のサイズの印刷はできない。
上述のように、制御部10は、起動時に第1センサー15により記録紙2を検出した場合、又は、カバーセンサー18によりカバー21の開閉を検出した場合、記録紙2の位置が変化したと判断することができる。
制御部10は、記録紙2の位置が変化したため、印刷領域P0に対して目的とする定形のサイズの印刷ができないと判断することができる。
なお、図3の場合と同様に、第3センサー17は位置Eで記録紙2を検出しているので、制御部10はエラーにしないで、記録紙2に対する処理を実行する。
制御部10は、記録紙2の位置が変化したため、印刷領域P0に対して目的とする定形のサイズの印刷ができないと判断することができる。
なお、図3の場合と同様に、第3センサー17は位置Eで記録紙2を検出しているので、制御部10はエラーにしないで、記録紙2に対する処理を実行する。
制御部10は、ヘッド12が印刷領域P0の次の印刷領域P1の先端から印刷するように、搬送ローラー13により記録紙2を搬送する。このとき、制御部10は、第2センサー16により記録紙2のマークBMの検出を行いながら、搬送ローラー13により記録紙2を搬送する。
既にマークBM0は、第2センサー16の位置Dを越えた位置となっている。従って、第2センサー16は、次のマークBM1を検出しにいくことになる。
既にマークBM0は、第2センサー16の位置Dを越えた位置となっている。従って、第2センサー16は、次のマークBM1を検出しにいくことになる。
なお、既にヘッド12の位置Cを越えた位置となっている印刷領域P0に印刷するため、制御部10が、搬送ローラー13により搬送方向とは逆方向ヘ記録紙2を搬送することも可能ではある。
しかし、制御部10は、記録紙2の位置が変化したときの記録紙2の先端の位置がわからない。そのため、制御部10は、記録紙2を逆方向ヘ戻し過ぎて、記録紙2がヘッド12及び搬送ローラー13に挟まれている状態から、外れてしまうおそれがある。記録紙2がヘッド12及び搬送ローラー13から外れてしまうと、搬送ローラー13は記録紙2を搬送できなくなってしまう。
従って、記録紙2が図4に示す位置にある場合、制御部10は、搬送ローラー13により記録紙2を搬送方向へ搬送する。
しかし、制御部10は、記録紙2の位置が変化したときの記録紙2の先端の位置がわからない。そのため、制御部10は、記録紙2を逆方向ヘ戻し過ぎて、記録紙2がヘッド12及び搬送ローラー13に挟まれている状態から、外れてしまうおそれがある。記録紙2がヘッド12及び搬送ローラー13から外れてしまうと、搬送ローラー13は記録紙2を搬送できなくなってしまう。
従って、記録紙2が図4に示す位置にある場合、制御部10は、搬送ローラー13により記録紙2を搬送方向へ搬送する。
搬送ローラー13により記録紙2が搬送されていくと、第2センサー16はマークBM1の先端を検出する。第2センサー16がマークBM1の先端を検出すると、制御部10は、搬送ローラー13により、さらにマークBM1の搬送方向の長さの半分の搬送量、記録紙2を搬送する。その後、制御部10は、搬送ローラー13を停止する。
この結果、記録紙2は、図3に示す位置となる。制御部10は、カッター14により、位置Bで記録紙2を切断する。切断された記録紙2は、排出口24から排出される。このため、第1センサー15の位置Aには記録紙2は無く、第1センサー15は記録紙2を検出しない。
ヘッド12は、印刷領域P1の先端からマージンMを設けた位置Cとなり、印刷領域P1に印刷を開始できる位置となっている。
ヘッド12は、印刷領域P1の先端からマージンMを設けた位置Cとなり、印刷領域P1に印刷を開始できる位置となっている。
ここで、制御部10が、搬送ローラー13により記録紙2を搬送し、図4から図3に示す位置にする制御について、具体的に説明する。
記憶部11には、搬送方向に沿って、第3センサー17の位置E、第2センサー16の位置D、ヘッド12の位置C、カッター14の位置B、第1センサー15の位置Aのそれぞれの位置関係の情報である、構成部の位置情報が記憶されている。また、記憶部11には、マークBM、印刷領域P、マージンMの位置関係の情報である、記録紙2の位置情報が記憶されている。
記憶部11には、搬送方向に沿って、第3センサー17の位置E、第2センサー16の位置D、ヘッド12の位置C、カッター14の位置B、第1センサー15の位置Aのそれぞれの位置関係の情報である、構成部の位置情報が記憶されている。また、記憶部11には、マークBM、印刷領域P、マージンMの位置関係の情報である、記録紙2の位置情報が記憶されている。
制御部10は、搬送ローラー13により記録紙2を搬送し、第2センサー16によりマークBMの先端を検出する。制御部10は、記憶部11から構成部の位置情報、及び、記録紙2の位置情報を読み出し、検出した記録紙2のマークBMの先端の位置を基準に、それぞれの位置を判断、又は、算出することができる。
制御部10は、検出した記録紙2のマークBMの先端の位置を基準として、搬送ローラー13により記録紙2を搬送し、構成部に対し、記録紙2を目標の位置へ搬送することができる。
制御部10は、検出した記録紙2のマークBMの先端の位置を基準として、搬送ローラー13により記録紙2を搬送し、構成部に対し、記録紙2を目標の位置へ搬送することができる。
例えば、制御部10は、図4の状態から、搬送ローラー13により記録紙2を搬送する。制御部10は、第2センサー16により記録紙2のマークBM1の先端の位置を検出すると、その位置を基準として、印刷領域P1の先端からマージンMを設けた位置がヘッド12の位置Cへ到達するように、記録紙2を搬送する。ヘッド12は、記録紙2における印刷領域P1の先端からマージンMを設けた位置から、印刷を開始することができる。
また、図4の状態から、制御部10は、検出した記録紙2のマークBM1の先端の位置を基準として、搬送ローラー13により記録紙2を搬送し、図3に示すように、マークBM1の位置をカッター14の位置Bへ到達させることができる。カッター14は、図3に示すように、記録紙2における印刷領域P0及び印刷領域P1の間であるマークBM1の位置で、切断することができる。
また、図4の状態から、制御部10は、検出した記録紙2のマークBM1の先端の位置を基準として、搬送ローラー13により記録紙2を搬送し、図3に示すように、マークBM1の位置をカッター14の位置Bへ到達させることができる。カッター14は、図3に示すように、記録紙2における印刷領域P0及び印刷領域P1の間であるマークBM1の位置で、切断することができる。
記録紙2の搬送方向における、印刷領域Pの長さ、及び、マークBMの間隔は、任意にすることができる。図3に示す例では、印刷領域P1の先端からマージンMを設けた位置がヘッド12の位置Cにあるとき、マークBM1の位置がカッター14の位置Bにあり、マークBM2の位置が第2センサー16の位置Dにある。
しかし、マークBM1、マークBM2が、図3に示す位置でなくてもよく、印刷領域P1が図3に示す範囲でなくてもよい。制御部10は、検出した記録紙2のマークBMの先端の位置を基準として、ヘッド12により印刷する印刷領域Pの位置、及び、カッター14により切断する記録紙2の位置を判断することができるので、記録紙2に対して目標とする位置で、印刷や切断をすることができる。
しかし、マークBM1、マークBM2が、図3に示す位置でなくてもよく、印刷領域P1が図3に示す範囲でなくてもよい。制御部10は、検出した記録紙2のマークBMの先端の位置を基準として、ヘッド12により印刷する印刷領域Pの位置、及び、カッター14により切断する記録紙2の位置を判断することができるので、記録紙2に対して目標とする位置で、印刷や切断をすることができる。
図4を用いて説明した上述のように、制御部10は、起動時に第1センサー15により記録紙2を検出した場合、又は、カバーセンサー18によりカバー21の開閉を検出した場合、図4に示すように、記録紙2の位置が変化したと判断することができる。
このとき、制御部10は、記録紙2に対して頭出し動作を行い、搬送ローラー13により、図3に示す頭出し位置へ記録紙2を搬送する。
このとき、制御部10は、記録紙2に対して頭出し動作を行い、搬送ローラー13により、図3に示す頭出し位置へ記録紙2を搬送する。
その後、制御部10は、通信部19が印刷データを受信するまで待機する。この状態をいわゆる待機状態と称する。
通信部19が印刷データを受信すると、制御部10は、ヘッド12により、記録紙2の頭出し位置から印刷データの印刷を開始する。この結果、印刷装置1は、記録紙2の印刷領域P1に、定形のサイズの印刷物を印刷することができる。
通信部19が印刷データを受信すると、制御部10は、ヘッド12により、記録紙2の頭出し位置から印刷データの印刷を開始する。この結果、印刷装置1は、記録紙2の印刷領域P1に、定形のサイズの印刷物を印刷することができる。
一方、図3を用いて説明した上述のように、制御部10は、第1センサー15により記録紙2を検出しない場合には、記録紙2の位置が変化していないと判断することができる。制御部10は、上述の図4の場合とは異なり、搬送ローラー13により記録紙2を搬送しない。この場合、制御部10は、記録紙2を無駄にすることがない。
1-2.印刷装置の制御方法
電源スイッチがオンとなり印刷装置1に電力が供給されると、印刷装置1が起動し、印刷装置1の制御部10が制御を開始する。
図5に示すように、制御部10は、カバーセンサー18が検出有りかを判断する(S100)。
制御部10は、カバーセンサー18が検出有りであり(S100:YES)、カバー21が閉じていると判断すると、第3センサー17が検出有りかを判断する(S101)。
電源スイッチがオンとなり印刷装置1に電力が供給されると、印刷装置1が起動し、印刷装置1の制御部10が制御を開始する。
図5に示すように、制御部10は、カバーセンサー18が検出有りかを判断する(S100)。
制御部10は、カバーセンサー18が検出有りであり(S100:YES)、カバー21が閉じていると判断すると、第3センサー17が検出有りかを判断する(S101)。
一方、制御部10は、カバーセンサー18の検出がなく(S100:NO)、カバー21が開いていると判断すると、エラーとする(S109)。
このとき、制御部10は、通信部19により、カバー21が開いている旨のエラー情報を外部装置へ送信する。制御部10は、不図示の表示装置やスピーカーなどの報知装置により、カバー21が開いている旨のエラー情報を報知してもよい。そして、制御部10は処理を終了する。
このとき、制御部10は、通信部19により、カバー21が開いている旨のエラー情報を外部装置へ送信する。制御部10は、不図示の表示装置やスピーカーなどの報知装置により、カバー21が開いている旨のエラー情報を報知してもよい。そして、制御部10は処理を終了する。
制御部10は、第3センサー17が検出有りであり(S101:YES)、印刷装置1内の第3センサー17の位置Eに記録紙2があると判断すると、第1センサー15が検出有りかを判断する(S102)。
なお、制御部10は、第3センサー17の検出がなく(S101:NO)、印刷装置1内の第3センサー17の位置Eに記録紙2がないと判断すると、エラーとする(S109)。
このとき、制御部10は、通信部19により、印刷装置1に記録紙2がない旨のエラー情報を外部装置へ送信する。制御部10は、報知装置により、このエラー情報を報知してもよい。そして、制御部10は処理を終了する。
このとき、制御部10は、通信部19により、印刷装置1に記録紙2がない旨のエラー情報を外部装置へ送信する。制御部10は、報知装置により、このエラー情報を報知してもよい。そして、制御部10は処理を終了する。
制御部10は、第1センサー15が検出無しであり(S102:NO)、第1センサー15の位置Aに記録紙2がないと判断すると、通信部19により印刷データの受信を待つ待機状態にする(S107)。そして、制御部10は処理を終了する。
制御部10は、第1センサー15の位置Aに記録紙2がないと判断すると、記録紙2の位置が変化せず、図3に示す位置にあると判断することができる。すなわち、制御部10はヘッド12が印刷領域P1の先端からマージンMを設けた位置Cとなり、印刷領域P1に印刷を開始できる位置となっていると判断することができる。つまり、制御部10は、記録紙2が頭出し位置にあると判断できる。
制御部10は、搬送ローラー13による記録紙2の搬送、及び、カッター14による記録紙2の切断を行わない。なお、制御部10は、待機状態のとき、通信部19により印刷データを受信すると、記録紙2に印刷する。
制御部10は、第1センサー15の位置Aに記録紙2がないと判断すると、記録紙2の位置が変化せず、図3に示す位置にあると判断することができる。すなわち、制御部10はヘッド12が印刷領域P1の先端からマージンMを設けた位置Cとなり、印刷領域P1に印刷を開始できる位置となっていると判断することができる。つまり、制御部10は、記録紙2が頭出し位置にあると判断できる。
制御部10は、搬送ローラー13による記録紙2の搬送、及び、カッター14による記録紙2の切断を行わない。なお、制御部10は、待機状態のとき、通信部19により印刷データを受信すると、記録紙2に印刷する。
一方、制御部10は、第1センサー15が検出有りであり(S102:YES)、第1センサー15の位置Aに記録紙2があると判断すると、搬送ローラー13により記録紙2を搬送方向へ搬送する(S103)。
制御部10は、第1センサー15の位置Aに記録紙2があると判断すると、図4に示すように、記録紙2の位置が変化したと判断することができる。つまり、制御部10は、記録紙2が頭出し位置ではないと判断できる。
従って、制御部10は、記録紙2に対して頭出し動作を行い、搬送ローラー13により、図3に示す頭出し位置へ記録紙2を搬送する。
制御部10は、第1センサー15の位置Aに記録紙2があると判断すると、図4に示すように、記録紙2の位置が変化したと判断することができる。つまり、制御部10は、記録紙2が頭出し位置ではないと判断できる。
従って、制御部10は、記録紙2に対して頭出し動作を行い、搬送ローラー13により、図3に示す頭出し位置へ記録紙2を搬送する。
頭出し動作を実行するため、制御部10は、第2センサー16が検出有りかを判断しながら(S104)、搬送ローラー13により記録紙2を搬送する(S103)。
制御部10は、第2センサー16が検出有りであり(S104:YES)、記録紙2のマークBMの先端が第2センサー16の位置Dに到達したと判断すると、搬送ローラー13により記録紙2を第2搬送量、搬送する(S105)。
第2搬送量は、記録紙2のマークBMの先端が第2センサー16の位置Dに到達してから、記録紙2を頭出し位置まで搬送する量である。例えば、第2搬送量は、上述の図4の場合では、マークBM1の搬送方向の長さの半分の搬送量である。その後、制御部10は、搬送ローラー13を停止する。
制御部10は、第2センサー16が検出有りであり(S104:YES)、記録紙2のマークBMの先端が第2センサー16の位置Dに到達したと判断すると、搬送ローラー13により記録紙2を第2搬送量、搬送する(S105)。
第2搬送量は、記録紙2のマークBMの先端が第2センサー16の位置Dに到達してから、記録紙2を頭出し位置まで搬送する量である。例えば、第2搬送量は、上述の図4の場合では、マークBM1の搬送方向の長さの半分の搬送量である。その後、制御部10は、搬送ローラー13を停止する。
この結果、記録紙2は、頭出し位置である、図3に示す位置となる。制御部10は、カッター14により、位置Bで記録紙2を切断する(S106)。切断された記録紙2は、排出口24から排出される。このとき、第1センサー15の位置Aには記録紙2は無く、第1センサー15は記録紙2を検出しない。
ヘッド12は、印刷領域P1の先端からマージンMを設けた位置Cとなり、印刷領域P1に印刷を開始できる位置となる。制御部10は、待機状態にし(S107)、処理を終了する。なお、制御部10は、待機状態のとき、通信部19により印刷データを受信すると、記録紙2に印刷する。
ヘッド12は、印刷領域P1の先端からマージンMを設けた位置Cとなり、印刷領域P1に印刷を開始できる位置となる。制御部10は、待機状態にし(S107)、処理を終了する。なお、制御部10は、待機状態のとき、通信部19により印刷データを受信すると、記録紙2に印刷する。
制御部10は、搬送ローラー13により記録紙2を搬送しているときであって(S103)、第2センサー16が検出無しの場合(S104:NO)、記録紙2を第1搬送量以上搬送したかを判断する(S108)。
制御部10は、第1搬送量以上搬送していないと判断した場合(S108:NO)、搬送ローラー13による記録紙2の搬送を継続する(S103)。
すなわち、制御部10は、搬送ローラー13により記録紙2を搬送しながら、第1搬送量未満の搬送量の範囲で、第2センサー16によりマークBM1を検出すると(S104:YES)、上述のように、搬送ローラー13により記録紙2を第2搬送量、搬送し(S105)、記録紙2を頭出し位置にする。
制御部10は、第1搬送量以上搬送していないと判断した場合(S108:NO)、搬送ローラー13による記録紙2の搬送を継続する(S103)。
すなわち、制御部10は、搬送ローラー13により記録紙2を搬送しながら、第1搬送量未満の搬送量の範囲で、第2センサー16によりマークBM1を検出すると(S104:YES)、上述のように、搬送ローラー13により記録紙2を第2搬送量、搬送し(S105)、記録紙2を頭出し位置にする。
一方、制御部10は、第1搬送量以上搬送したと判断した場合には(S108:YES)、エラーとする(S109)。第1搬送量は、例えば、搬送方向におけるマークBM0からマークBM1までの長さを超える量である。
マークBM0からマークBM1までの長さは第1搬送量より短いので、本来であれば、搬送ローラー13により記録紙2を第1搬送量搬送するまでに、第2センサー16はマークBM1を検出できるはずである。
マークBM0からマークBM1までの長さは第1搬送量より短いので、本来であれば、搬送ローラー13により記録紙2を第1搬送量搬送するまでに、第2センサー16はマークBM1を検出できるはずである。
制御部10は、記録紙2を第1搬送量以上搬送したにも拘わらず、第2センサー16がマークBM1を検出できない場合、記録紙2に関する異常が発生したと判断することができる。例えば、マークBM1などのマークBMが付されていない記録紙2がセットされた、又は、記録紙2が搬送ローラー13などで詰まって搬送できなくなってしまう、いわゆる紙ジャムが発生したなどが原因となる。
従って、制御部10は、記録紙2に関する異常が発生したとし、エラーとする(S109)。制御部10は、搬送ローラー13を停止する。そして、制御部10は、通信部19により、印刷装置1に間違った記録紙2をセットした旨、又は、紙ジャムが発生した旨などのエラー情報を外部装置へ送信する。制御部10は、報知装置により、それらのエラー情報を報知してもよい。その後、制御部10は処理を終了する。
従って、制御部10は、記録紙2に関する異常が発生したとし、エラーとする(S109)。制御部10は、搬送ローラー13を停止する。そして、制御部10は、通信部19により、印刷装置1に間違った記録紙2をセットした旨、又は、紙ジャムが発生した旨などのエラー情報を外部装置へ送信する。制御部10は、報知装置により、それらのエラー情報を報知してもよい。その後、制御部10は処理を終了する。
なお、制御部10は、記憶部11に設定情報が記憶されている場合に、図5に示す制御を実行するようにしてもよい。
具体的には、制御部10は、記憶部11を参照し、記憶部11に設定情報が記憶されている場合には、最初の制御である、カバーセンサー18が検出有りかを判断する制御(S100)から開始する。制御部10は、記憶部11に設定情報が記憶されている場合、カバーセンサー18によりカバー21が閉じたことを検出すると、第1センサー15により記録紙2の検出を行うことができる。制御部10は、記憶部11に設定情報が記憶されている場合、これらを含めた頭出し動作を実行することができる。
一方、制御部10は、記憶部11に設定情報が記憶されていない場合には、カバーセンサー18が検出有りかを判断(S100)からの一連の制御を実行しない。
具体的には、制御部10は、記憶部11を参照し、記憶部11に設定情報が記憶されている場合には、最初の制御である、カバーセンサー18が検出有りかを判断する制御(S100)から開始する。制御部10は、記憶部11に設定情報が記憶されている場合、カバーセンサー18によりカバー21が閉じたことを検出すると、第1センサー15により記録紙2の検出を行うことができる。制御部10は、記憶部11に設定情報が記憶されている場合、これらを含めた頭出し動作を実行することができる。
一方、制御部10は、記憶部11に設定情報が記憶されていない場合には、カバーセンサー18が検出有りかを判断(S100)からの一連の制御を実行しない。
制御部10は、通信部19から受信したコマンドに基づき、記憶部11に設定情報を記憶することができる。又は、印刷装置1に備えられた不図示のタッチパネルなどの入力装置により、記憶部11に設定情報を記憶するようにしてもよい。
このように、ユーザーは記憶部11に設定情報を記憶するか否か選択することができ、制御部10は設定情報に基づき頭出し動作を実行するか否かを選択することができる。
このように、ユーザーは記憶部11に設定情報を記憶するか否か選択することができ、制御部10は設定情報に基づき頭出し動作を実行するか否かを選択することができる。
また、制御部10は、起動後であっても図3に示す制御を行うようにしてもよい。例えば、制御部10は、エラーとして(S109)、処理を終了した後、最初に戻って、カバーセンサー18が検出有りかを判断する制御(S100)から続けるようにしてもよい。エラー情報を知ったユーザーが、エラーの原因を解消していることもあるからである。
例えば、印刷装置1が起動時に、ユーザーが、カバー21が開いているエラー情報を知って、カバー21を閉めることがある。
制御部10は、一旦、起動時にエラー(S109)とした場合であっても、その後、カバーセンサー18が検出有りかを判断しにいき(S100)、カバー21が閉じていると判断すると、次の第3センサー17が検出有りかを判断する制御(S101)から、続行することができる。
そして、制御部10は、エラーが解消したと判断すると、通信部19により、印刷装置1がエラーを解消して正常な状態になった旨の正常情報を外部装置へ送信したり、報知装置により正常情報を報知してもよい。
制御部10は、一旦、起動時にエラー(S109)とした場合であっても、その後、カバーセンサー18が検出有りかを判断しにいき(S100)、カバー21が閉じていると判断すると、次の第3センサー17が検出有りかを判断する制御(S101)から、続行することができる。
そして、制御部10は、エラーが解消したと判断すると、通信部19により、印刷装置1がエラーを解消して正常な状態になった旨の正常情報を外部装置へ送信したり、報知装置により正常情報を報知してもよい。
上述の実施形態による印刷装置1によれば、カッター14に対して搬送方向の下流に、第1センサー15を配置している。
第1センサー15は記録紙2を検出しない場合、制御部10は、記録紙2の位置が変化していないと判断し、搬送ローラー13により記録紙2を搬送しない。つまり、制御部10は頭出し動作をしない。この結果、印刷装置1は、起動する度に記録紙2を無駄にすることを抑制できる。
第1センサー15は記録紙2を検出しない場合、制御部10は、記録紙2の位置が変化していないと判断し、搬送ローラー13により記録紙2を搬送しない。つまり、制御部10は頭出し動作をしない。この結果、印刷装置1は、起動する度に記録紙2を無駄にすることを抑制できる。
以上、これら実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない限り、変更、置換、削除等されてもよい。
ヘッド12は、サーマルヘッドの例で説明したが、印刷方式は問わない。例えば、ヘッド12はインクジェットヘッドでもよい。この場合、インクジェットヘッドは搬送ローラー13に接触して記録紙2を挟むことができないので、搬送ローラー13に対向して記録紙2を挟む従動ローラーを、ケース20に搭載すればよい。
第2センサー16は反射型の光センサーの例で説明したが、透過型の光センサーであってもよい。透過型の光センサーの場合、発光部及び受光部を、それぞれカバー21とケース20とに分けて搭載すればよい。透過型の光センサーは、ダイカットラベルに対して検出光がラベル間の台紙の部分を透過することにより検出でき、マークBMの代わりに用いることができる。
また、ダイカットラベルの場合、カッター14の代わりに、台紙からラベルを剥離する剥離機構を排出口24に備えても良い。
また、ダイカットラベルの場合、カッター14の代わりに、台紙からラベルを剥離する剥離機構を排出口24に備えても良い。
1…印刷装置、2…記録紙、10…制御部、11…記憶部、12…ヘッド、13…搬送ローラー、14…カッター、15…第1センサー、16…第2センサー、17…第3センサー、18…カバーセンサー、19…通信部、20…ケース、21…カバー、BM…マーク、P…印刷領域、R…ロール紙。
Claims (6)
- 記録紙を搬送方向へ搬送する搬送ローラーと、
前記記録紙に印刷をするヘッドと、
前記ヘッドに対して前記搬送方向の下流に配置され、前記記録紙を切断可能なカッターと、
前記カッターに対して前記搬送方向の下流に配置され、前記記録紙を検出可能な第1センサーと、
印刷データを受信可能な通信部と、
制御部と、を備え、
前記制御部は、
少なくとも起動時に、前記第1センサーにより前記記録紙の検出を行い、
前記記録紙を検出した場合には、前記搬送ローラーにより前記記録紙を搬送して、前記カッターにより前記記録紙を切断し、
前記記録紙を検出しない場合には、前記搬送ローラーによる前記記録紙の搬送、及び、前記カッターによる前記記録紙の切断を行わず、
前記通信部により前記印刷データを受信すると、前記ヘッドにより前記記録紙に印刷をする、印刷装置。 - 前記記録紙が巻かれているロール紙を収納可能なホルダーと、
前記ホルダーを開閉可能なカバーと、
前記カバーの開閉を検出可能なカバーセンサーと、を備え、
前記制御部は、
前記カバーセンサーにより、前記カバーが閉じたことを検出したとき、前記第1センサーにより前記記録紙の検出を行う、請求項1に記載の印刷装置。 - 設定情報を記憶可能な記憶部と、を備え、
前記制御部は、
前記記憶部に前記設定情報が記憶されている場合、前記カバーセンサーにより前記カバーが閉じたことを検出すると、前記第1センサーにより前記記録紙の検出を行う、請求項2に記載の印刷装置。 - 前記記録紙には複数のマークが付されており、前記マークを検出可能な第2センサーと、を備え、
前記制御部は、
前記第1センサーにより前記記録紙を検出した場合、前記搬送ローラーにより前記記録紙を搬送しながら、前記第2センサーにより前記マークの検出を行い、
第1搬送量未満の範囲で前記第2センサーにより前記マークを検出すると、前記搬送ローラーにより前記記録紙を第2搬送量搬送する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の印刷装置。 - 前記搬送方向における前記ヘッドの上流に配置され、前記記録紙を検出可能な第3センサーと、を備え、
前記制御部は、
前記第3センサーにより前記記録紙が検出されない場合はエラーとする、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の印刷装置。 - 記録紙を搬送方向へ搬送する搬送ローラーと、前記記録紙に印刷をするヘッドと、前記ヘッドに対して前記搬送方向の下流に配置され、前記記録紙を切断可能なカッターと、前記カッターに対して前記搬送方向の下流に配置され、前記記録紙を検出可能な第1センサーと、印刷データを受信可能な通信部と、を備える印刷装置の制御方法であって、
少なくとも印刷装置の起動時に、前記第1センサーにより前記記録紙の検出を行い、
前記記録紙を検出した場合には、前記搬送ローラーにより前記記録紙を搬送して、前記カッターにより前記記録紙を切断し、
前記記録紙を検出しない場合には、前記搬送ローラーによる前記記録紙の搬送、及び、前記カッターによる前記記録紙の切断を行わず、
前記通信部により前記印刷データを受信すると、前記ヘッドにより前記記録紙に印刷をする、印刷装置の制御方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021167891A JP2023058110A (ja) | 2021-10-13 | 2021-10-13 | 印刷装置、及び、印刷装置の制御方法 |
CN202211233384.2A CN115958893A (zh) | 2021-10-13 | 2022-10-10 | 印刷装置及印刷装置的控制方法 |
US18/045,511 US12134264B2 (en) | 2021-10-13 | 2022-10-11 | Printer and method of controlling the same |
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Family Applications (1)
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2022
- 2022-10-10 CN CN202211233384.2A patent/CN115958893A/zh active Pending
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