JP2000332924A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2000332924A
JP2000332924A JP11139103A JP13910399A JP2000332924A JP 2000332924 A JP2000332924 A JP 2000332924A JP 11139103 A JP11139103 A JP 11139103A JP 13910399 A JP13910399 A JP 13910399A JP 2000332924 A JP2000332924 A JP 2000332924A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
bus
image data
general
image forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11139103A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Takiyama
康弘 瀧山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP11139103A priority Critical patent/JP2000332924A/ja
Publication of JP2000332924A publication Critical patent/JP2000332924A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Image Input (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Storing Facsimile Image Data (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 汎用バスを用いて画像データを転送する画像
形成装置において、データがオーバランすることなく、
スキャナからプリンタへの画像データ転送が可能な画像
形成装置を提供すること。 【解決手段】 スキャナ及びプリンタを用いた画像形成
処理を行うよう指示を受けた場合に、汎用バスに接続さ
れたデバイスA−Dのうち、画像形成装置に関係するス
キャナコントローラAと、画像データを一時蓄積する画
像メモリが接続されたバスへのブリッジ回路Bに対する
バス使用優先度を高くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は汎用バスを用いた画
像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、バスの高速化が進み、汎用バスで
構成された画像形成装置が提案されている。これは、ス
キャナからのデータを汎用バスを介して画像メモリに書
き込み、さらにこの画像メモリから再度汎用バスを介し
てプリンタへと画像データを転送し、画像を形成すると
いう構成を有するものである。また、画像データの容量
は一般に大きく、それを格納する画像メモリも大きな容
量が必要となる。そのため、画像メモリを用いずに、ス
キャナから汎用バスを介して直接プリンタへと画像デー
タを転送することで、安価な構成を可能とした画像形成
装置も提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】汎用バスにスキャナと
プリンタ以外のデバイスが接続されていた場合、バスの
使用状況によってはスキャナからの画像データの転送が
遅れ、結果的にプリンタに正規のタイミングで画像デー
タが渡されないので、オーバーランが生じる可能性があ
った。
【0004】また、汎用バスに接続されたスキャナか
ら、同様に接続されたプリンタに直接画像データを転送
して画像形成動作を行う場合、スキャナを起動してか
ら、常に決まったタイミングでプリンタに画像データが
転送される訳ではない。したがって、プリンタの起動タ
イミングがずれると、画像データの受け渡しに支障が出
て、オーバーランが生じる可能性があった。
【0005】本発明の目的は、汎用バスを用いて画像デ
ータを転送する画像形成装置において、データがオーバ
ランすることなく、スキャナからプリンタへの画像デー
タ転送が可能な画像形成装置を提供することにある。
【0006】また本発明の別の目的は、画像メモリを用
いずに汎用バスを用いて画像データを転送する画像形成
装置において、データがオーバランすることなく、スキ
ャナからプリンタへの画像データ転送が可能な画像形成
装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の要旨
は、共通の汎用バスに接続された画像入力装置及び画像
出力装置を有する画像形成装置であって、汎用バスに接
続された装置からのバス使用要求に応じて、バス使用要
求をしている装置の1つに汎用バスの占有を許可するバ
ス調停手段と、画像入力装置から画像データを入力し、
その画像データを画像出力装置から出力するように指示
を与える指示手段とを有し、バス調停手段が所定の優先
順位付けを行った優先順位パターンを複数有し、指示が
与えられた場合に、指示が発生する前よりも画像入力装
置及び画像出力装置の優先順位が高い優先順位パターン
を用いることを特徴とする画像形成装置に存する。
【0008】また、本発明の別の要旨は、共通の汎用バ
スに接続された画像入力装置及び画像出力装置を有し、
画像入力装置で入力した画像データを汎用バスを用いて
直接画像出力装置に転送して出力する画像形成装置であ
って、画像出力装置が、転送された画像データを一時的
に記憶するメモリ手段と、メモリ手段に記憶された画像
データを読み出して記録媒体上に形成して出力するプリ
ンタ部と、メモリ手段に記憶された画像データが所定量
に達した時点でプリンタ部に対して動作開始を指示する
制御手段とを有することを特徴とする画像形成装置に存
する。
【0009】また、本発明の別の要旨は、装置が実行可
能なプログラムを格納した記憶媒体であって、プログラ
ムを実行した装置を、共通の汎用バスに接続された画像
入力装置及び画像出力装置を有する画像形成装置であっ
て、汎用バスに接続された装置からのバス使用要求に応
じて、バス使用要求をしている装置の1つに汎用バスの
占有を許可するバス調停手段と、画像入力装置から画像
データを入力し、その画像データを画像出力装置から出
力するように指示を与える指示手段とを有し、バス調停
手段が所定の優先順位付けを行った優先順位パターンを
複数有し、指示が与えられた場合に、指示が発生する前
よりも画像入力装置及び画像出力装置の優先順位が高い
優先順位パターンを用いる画像形成装置として機能させ
ることを特徴とする記憶媒体に存する。
【0010】また、本発明の別の要旨は、装置が実行可
能なプログラムを格納した記憶媒体であって、プログラ
ムを実行した装置を、共通の汎用バスに接続された画像
入力装置及び画像出力装置を有し、画像入力装置で入力
した画像データを汎用バスを用いて直接画像出力装置に
転送して出力する画像形成装置であって、画像出力装置
が、転送された画像データを一時的に記憶するメモリ手
段と、メモリ手段に記憶された画像データを読み出して
記録媒体上に形成して出力するプリンタ部と、メモリ手
段に記憶された画像データが所定量に達した時点でプリ
ンタ部に対して動作開始を指示する制御手段とを有する
画像形成装置として機能させることを特徴とする記憶媒
体に存する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の実施形態にかかる
画像形成装置の構成を示すブロック図である。画像形成
装置は、ブリッジ1005で接続されたローカルバス1
003と汎用バス1006を有している。ローカルバス
1003には、CPU1001、RAM1002、RO
M1013、操作部I/F1014及び汎用バス100
3とのI/Fを司るブリッジ1005が接続されてい
る。
【0012】また、汎用バス1006には、アービタ1
004、スキャナコントローラ1007、プリンタコン
トローラ1008、第1のバスマスタ1011、第2の
バスマスタ1012が接続され、スキャナコントローラ
1007にはスキャナ1009が、プリンタコントロー
ラ1008にはプリンタ1010がそれぞれ接続されて
いる。
【0013】CPU1001は装置全体を制御する。R
AM1002はCPU1001が動作するためのシステ
ムワークメモリであり、画像データを一時記憶するため
の画像メモリとしても使用される。ROM1013はブ
ートROMであり、装置のブートプログラムが格納され
ている。操作部I/F1014は操作部1015とのイ
ンターフェース部で、操作部1015に表示するデータ
を出力する。また、操作部1015からの入力情報を、
CPU1001に伝える役割をする。
【0014】ブリッジ1005はローカルバス1003
と汎用バス1003を接続し、データ構造を変換するバ
スブリッジである。アービタ1004は汎用バス100
6に接続されるデバイスからのバス使用要求に応えて、
そのうちの1つにバスの使用許可を出す。この時のアー
ビトレーションアルゴリズムはアービタ内部に設けられ
た設定レジスタによって切り替え可能となっている。
【0015】図8は、本発明による画像形成装置の外観
例を示す図である。操作部1015によって与えられる
使用者の指示に応じて、スキャナ1009より読み取っ
た画像データを、プリンタ1010より出力することに
よって、画像形成動作を行う。
【0016】<スキャナコントローラ>スキャナコント
ローラ1007の詳細について、図2を用いて説明す
る。スキャナコントローラ1007はバスI/F200
1、FIFOメモリ2002、DMAコントローラ20
03、スキャナ画像処理部2004、ビデオ同期コント
ローラ2005、スキャナ制御部2006から構成され
る。
【0017】バスI/F2001はスキャナコントロー
ラ1007と汎用バス1006の間のI/Fで、CPU
からのレジスタ設定や、画像データの転送についての汎
用バス1006との切り口の部分である。
【0018】FIFOメモリ2002は画像データを一
時的に記憶しておくバッファの役割を持ち、内部に転送
データのカウンターを有している。DMAコントローラ
2003は汎用バス1006に対して、画像データのD
MA(Direct Memory Access)転送を制御するブロックで
ある。スキャナ画像処理部2004はスキャナ1009
から入力された画像データに対して、log変換、2値
化等の処理を施す。
【0019】ビデオ同期コントローラ2005はスキャ
ナ1009からのビデオクロック、主走査、副走査方向
の同期信号を受け取り、スキャナコントローラ内部での
画像信号の同期を司る。また、これらの同期信号に同期
して、画像データがスキャナ1009からスキャナコン
トローラ1007に転送される。スキャナ制御部200
6は、スキャナ1009に対する動作制御を行う。
【0020】DMAコントローラ2003は、スキャナ
1009からの受信画像データをFIFOメモリ200
2を介して、汎用バス1006上にDMA転送する。F
IFOを緩衝バッファとして用いることで、32ビット
単位の転送が可能となる。また、転送モードは、シング
ル、4ビート、8ビートの転送が可能である。転送モー
ドは、CPU1001がスキャナコントローラ1007
内の不図示の設定レジスタにブリッジ1005を介して
設定することによって行われる。
【0021】転送データは後述するプリンタコントロー
ラ1008内部のFIFO、または、RAM1002の
容量をオーバーしない範囲でブリッジ1005を介して
RAM1002に転送される。また、スキャナコントロ
ーラ1007には不図示の画像転送用設定レジスタが設
けられ、画像の階調、画像の主走査方向の画素数、副走
査方向のライン数等を設定可能である。
【0022】<プリンタコントローラ>プリンタコント
ローラ1008の詳細について、図3を用いて説明す
る。プリンタコントローラ1008はバスI/F300
1,FIFOメモリ3002,プリンタ画像処理部30
04,ビデオ同期コントローラ3005及びプリンタ制
御部3006とから構成される。
【0023】バスI/F3001はプリンタコントロー
ラ1008と汎用バス1006の間のI/Fで、CPU
1001からのレジスタ設定や、画像データの転送につ
いてのバスとの切り口の部分である。FIFOメモリ3
002は画像データを一時的に記憶しておくバッファの
役割を持ち、内部に転送データのカウンター及び記憶し
ているデータ量に応じてON・OFFするフラグを有し
ている。フラグは例えばFIFOメモリ3002が空の
状態であることを示すエンプティフラグ、データで満た
されていることを示すフルフラグ、及びその間の状態を
示すフラグ(1/3刻み)等でよい。また、このフラグ
は汎用バスを介して他のデバイスから参照可能とする。
【0024】プリンタ画像処理部3004はFIFOメ
モリ3002から入力された画像データに対して、画像
形成用設定レジスタの設定に応じた処理、例えばγ変
換、解像度変換等の処理を施す。プリンタ同期コントロ
ーラ3005はプリンタ1010からの主走査、副走査
方向の同期信号を受け取り、プリンタコントローラ内部
での画像信号の同期を司る。また、これらの同期信号に
同期して、画像データがプリンタコントローラ1008
からプリンタ1010に転送される。プリンタ制御部3
006はプリンタ1010に対しての動作制御を行う。
プリンタコントローラ1008には不図示の画像形成用
設定レジスタが設けられ、出力画像の階調、画像の主走
査方向の画素数、副走査方向のライン数等を設定可能で
ある。
【0025】<バストランザクション>操作部1015
からの指示により、スキャナ1009から読取られた画
像データは、スキャナコントローラ1007を介して、
汎用バス1006に転送される。このとき、スキャナコ
ントローラ1007内のFIFOメモリ2002に画像
データが一時記憶される。DMAコントローラ2003
はバスI/F2001を介して、バス使用要求を発生
し、バスの使用許可が得られると、バス上にトランザク
ションを発生する。
【0026】このときの転送ビート長は、その時点でF
IFOメモリ2002に溜まっている画像データ量によ
って切り替えられ、32bitを単位として、シング
ル、4ビート、8ビートが選択される。RAM1002
を画像メモリとして用いずに、転送先にプリンタコント
ローラ1008内のFIFOメモリ3002を設定した
場合、転送先のFIFOメモリ3002のフラグを調
べ、上述したビート長による転送量がFIFOメモリ3
002の空き容量よりも大きい場合は、可能なビート長
に分割して転送を行う。
【0027】一方、転送元がRAM1002である場合
には、RAM1002から転送された画像データはCP
U1001の指示により順次FIFOメモリ3002へ
転送される。
【0028】FIFOメモリ3002に転送された画像
データは、プリンタ画像処理部3004を介して、プリ
ンタ1010へと転送され、出力用紙に印字される。
【0029】<アービトレーション>次に、画像形成動
作中の汎用バス1006使用権の優先度切り替え処理に
ついて説明する。まず、画像形成動作中の切り替え処理
を説明する前に、図4を用いて画像形成動作を伴わない
汎用バス1006のアービトレーションについて説明す
る。
【0030】図4は、汎用バス1006に接続されたバ
スマスタ(として動作するデバイス)と、これらバスマ
スタ間の使用権遷移を示している。図4の例でのバスマ
スタは、順に、スキャナコントローラ1007,ブリッ
ジ(CPU)1005,第1のバスマスタ1011,第
2のバスマスタ1012である。以下説明の理解を容易
にするため、 スキャナコントローラ1007→A ブリッジ(CPU)1005→B 第1のバスマスタ1011→C 第2のバスマスタ1012→D と表現する。
【0031】通常、アービタ1004に対して同時にバ
ス使用要求(リクエスト)が発生した場合、アービタ1
004はバスマスタに公平にバス使用許可(グラント)
を与える。つまり、あるタイミングでA〜Dのバスマス
タが同時にバス使用要求を出している場合、A→B→C
→Dという順序でバス使用権が与えられる。Dのトラン
ザクション終了時に再び全てのバスマスタがリクエスト
を出している場合、A→B→C→D→A→Bのごとく、
同様の順序でバス使用権を与えていく。
【0032】次に、図5で画像形成動作を伴う場合の汎
用バス1006のアービトレーションについて説明す
る。
【0033】図5のA〜Dは、汎用バス1006に接続
されたバスマスタを示しており、この例でのバスマスタ
は、図4と同様、スキャナコントローラ,ブリッジ(C
PU),バスマスタ1,バスマスタ2である。
【0034】ただし、画像形成動作時には、バスマスタ
A(スキャナコントローラ)及びバスマスタB(ブリッ
ジ)が他のバスマスタよりも高優先に設定してある。こ
のとき、あるタイミングで全てのバスマスタから同時に
リクエストが来た場合には、アービタ1004はA→B
→C→A→B→D→A→Bのごとく、バス使用権を与え
ていく。また、アービタ1004には有限回のループカ
ウンタを有しており、例えば、バスマスタA(スキャナ
コントローラ)のバス使用のループカウント数2と設定
した場合には、A→A→B→C→A→A→B→D→A→
A→Bのごとく、バス使用権を与えることも可能であ
る。
【0035】このような制御は、バス使用権のパターン
をいくつかアービタに記憶しておき、例えば操作部10
15から画像形成処理の指示が入力されたら、CPU1
001がアービタ内部の設定レジスタの内容を書き換え
ることによってバス使用権の優先度を変更するように構
成することにより実現できる。
【0036】このように、汎用バス1006の使用権優
先度を、画像形成動作時と、それ以外とで切り替えるこ
とによって、汎用バス1006に画像形成動作に関係し
ないデバイスが接続されている場合であっても安定して
画像データを転送できるため、データのオーバランを防
止することができる。
【0037】(プリンタ起動処理)次に、画像メモリを
用いない場合の画像形成動作中のプリンタの起動処理に
ついて説明する。前述のように、画像メモリを用いない
場合にはスキャナで読み込んだ画像データの転送開始タ
イミングとプリンタの起動タイミングを調整しないと、
オーバランが発生する可能性がある。そのため、本発明
では以下のような制御によってプリンタを起動する。
【0038】装置使用者が操作部1015上の開始キー
を押すことによって、画像形成動作開始が指示される。
この指示は操作部I/F1014を介してCPU100
1に認識され、CPU1001はスキャナコントローラ
1007に対して原稿の読み取り動作の開始を命じる。
この時、CPU1001は続いてプリンタコントローラ
1008に対してもプリント動作の開始を命じる。しか
し、この時点ではプリンタ制御部3006はプリンタ1
010の動作を開始させない。
【0039】CPU1001の命令に対応して、スキャ
ナコントローラ1007内のスキャナ制御部2006は
スキャナ1009へ読み取り動作の開始信号を送信す
る。スキャナ1009からの画像同期信号を受けて、ビ
デオ同期コントローラ2005はスキャナ1009から
の画像データを同期制御し、画像データはスキャナ画像
処理部2004を介して、FIFOメモリ2002に転
送される。
【0040】DMAコントローラ2003はFIFOメ
モリ2002に溜まっている画像データをバスI/F2
001を介して所定の転送ビート長で汎用バス1006
に転送する。画像メモリを用いないためこのときの画像
の転送先はプリンタコントローラ1008内のFIFO
メモリ3002である。
【0041】FIFOメモリ3002には前述のように
画像データがFIFO中にどれくらい溜まっているかの
フラグを有している。プリンタ制御部3006はCPU
からのプリント動作開始命令を受けたのち、このフラグ
を監視して、プリンタが動作を開始してもデータのオー
バランが起こらず、かつFIFOメモリ3002が溢れ
ない状態でプリンタ1010にプリント動作開始命令を
発行する。開始動作命令発行のタイミングは、プリンタ
1010の処理速度やFIFOメモリ3002の容量等
によって決定する。
【0042】プリンタ1010はプリンタ制御部300
6からの動作開始命令を受けて、同期コントローラ30
05に画像同期信号を送出し、この同期信号に合わせ
て、FIFOメモリ3002から読み出された画像デー
タはプリンタ画像処理部3004を介して、プリンタ1
010に転送される。プリンタ1010では転送された
画像データを出力用紙に印字する。
【0043】このように、プリンタコントローラ内部の
FIFOメモリに十分な画像データが転送されてからプ
リンタを起動するように起動タイミングを制御すること
により、いったん画像データを画像メモリに蓄積してタ
イミングを調整しなくてもデータのが防止でき、かつ画
像メモリが不要となる。
【0044】
【他の実施形態】なお、本発明における汎用バスとして
は、少なくとも画像入力装置と画像形成装置が接続可能
であり、ローカルバスとのデータ交換が可能なバスであ
れば任意のバスを用いることができる。このようなバス
としては例えばPCIバスをあげることができる。
【0045】上述の実施形態においては複写機のような
自動ドキュメントフィーダを有する画像読み取り装置を
用いた例を説明したが、フィルムスキャナなど任意の画
像入力装置を用いることができる。
【0046】また、実施形態においては図6に示すよう
にスキャナ、プリンタが一体化された画像形成装置につ
いてのみ説明したが、本発明は、複数の機器(例えばホ
ストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリ
ンタなど)から構成されるシステムに適用してもよい。
【0047】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読み出し実行することによっても、達成さ
れることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読
み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の
機能を実現することになり、そのプログラムコードを記
憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、
コンピュータが読み出したプログラムコードを実行する
ことにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけ
でなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピ
ュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)
などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理に
よって前述した実施形態の機能が実現される場合も含ま
れることは言うまでもない。
【0048】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置によれば、複数のデバイスが接続される汎用バスを
介した画像形成を行う際、、バスの使用優先度を切り替
えることによって、データのオーバーランを起こすこと
なく、正常な画像データ転送が行える。
【0050】また、本発明の画像形成装置によれば、複
数のデバイスが接続される汎用バスを介した画像形成を
行う際、プリンタの起動タイミングをバスのトランザク
ションに合わせて行うことで、データのオーバーランを
起こすことなく、正常な画像データ転送が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の構成を示す図である。
【図2】本発明の実施形態におけるスキャナコントロー
ラの構成を示す図である。
【図3】本発明の実施形態におけるプリンタコントロー
ラの構成を示す図である。
【図4】本発明の実施形態におけるバスアービタの動作
を説明する図である。
【図5】本発明の実施形態におけるバスアービタの動作
を説明する図である。
【図6】本発明による画像形成装置の外観例を示す図で
ある。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共通の汎用バスに接続された画像入力装
    置及び画像出力装置を有する画像形成装置であって、 前記汎用バスに接続された装置からのバス使用要求に応
    じて、バス使用要求をしている装置の1つに前記汎用バ
    スの占有を許可するバス調停手段と、 前記画像入力装置から画像データを入力し、その画像デ
    ータを前記画像出力装置から出力するように指示を与え
    る指示手段とを有し、 前記バス調停手段が所定の優先順位付けを行った優先順
    位パターンを複数有し、前記指示が与えられた場合に、
    前記指示が発生する前よりも前記画像入力装置の優先順
    位が高い前記優先順位パターンを用いることを特徴とす
    る画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記指示に応じた出力処理の終了を検出
    する検出手段を更に有し、前記検出手段が前記出力処理
    の終了を検出すると、前記バス調停手段が前記優先順位
    パターンを元に戻すことを特徴とする請求項1記載の画
    像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記汎用バスとブリッジ回路を介して接
    続されたローカルバスと、 前記ローカルバスに接続された画像メモリ手段とを更に
    有し、 前記画像データを前記画像メモリ手段に蓄積した後前記
    画像出力装置に転送することを特徴とする請求項1記載
    の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記バス調停手段が前記指示が与えられ
    た場合に前記指示が発生する前よりも前記画像入力装置
    及び前記ブリッジ回路の優先順位が高い前記優先順位パ
    ターンを用いることを特徴とする請求項3記載の画像形
    成装置。
  5. 【請求項5】 共通の汎用バスに接続された画像入力装
    置及び画像出力装置を有し、前記画像入力装置で入力し
    た画像データを前記汎用バスを用いて直接前記画像出力
    装置に転送して出力する画像形成装置であって、 前記画像出力装置が、 転送された前記画像データを一時的に記憶するメモリ手
    段と、 前記メモリ手段に記憶された前記画像データを読み出し
    て記録媒体上に形成して出力するプリンタ部と、 前記メモリ手段に記憶された前記画像データが所定量に
    達した時点で前記プリンタ部に対して動作開始を指示す
    る制御手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 装置が実行可能なプログラムを格納した
    記憶媒体であって、前記プログラムを実行した装置を、
    共通の汎用バスに接続された画像入力装置及び画像出力
    装置を有する画像形成装置であって、 前記汎用バスに接続された装置からのバス使用要求に応
    じて、バス使用要求をしている装置の1つに前記汎用バ
    スの占有を許可するバス調停手段と、 前記画像入力装置から画像データを入力し、その画像デ
    ータを前記画像出力装置から出力するように指示を与え
    る指示手段とを有し、 前記バス調停手段が所定の優先順位付けを行った優先順
    位パターンを複数有し、前記指示が与えられた場合に、
    前記指示が発生する前よりも前記画像入力装置及び前記
    画像出力装置の優先順位が高い前記優先順位パターンを
    用いる画像形成装置として機能させることを特徴とする
    記憶媒体。
  7. 【請求項7】 装置が実行可能なプログラムを格納した
    記憶媒体であって、前記プログラムを実行した装置を、
    共通の汎用バスに接続された画像入力装置及び画像出力
    装置を有し、前記画像入力装置で入力した画像データを
    前記汎用バスを用いて直接前記画像出力装置に転送して
    出力する画像形成装置であって、 前記画像出力装置が、 転送された前記画像データを一時的に記憶するメモリ手
    段と、 前記メモリ手段に記憶された前記画像データを読み出し
    て記録媒体上に形成して出力するプリンタ部と、 前記メモリ手段に記憶された前記画像データが所定量に
    達した時点で前記プリンタ部に対して動作開始を指示す
    る制御手段とを有する画像形成装置として機能させるこ
    とを特徴とする記憶媒体。
JP11139103A 1999-05-19 1999-05-19 画像形成装置 Pending JP2000332924A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11139103A JP2000332924A (ja) 1999-05-19 1999-05-19 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11139103A JP2000332924A (ja) 1999-05-19 1999-05-19 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000332924A true JP2000332924A (ja) 2000-11-30

Family

ID=15237562

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11139103A Pending JP2000332924A (ja) 1999-05-19 1999-05-19 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000332924A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20080141050A1 (en) Image Processor and its Control Method
JPH01277928A (ja) 印刷装置
JP2000216935A (ja) 複合機器の情報処理システム
JP2000211210A (ja) 複合機器の制御装置及び方法
JP2000211216A (ja) 複合機器の情報処理方法及びシステム
JP5718305B2 (ja) 画像形成装置
JP3707509B2 (ja) 多機能並行処理型電子装置
JP4295420B2 (ja) プリンタ制御装置のブランク頁印刷方法
EP0811923B1 (en) Bus access means for data processing apparatus
JP2001186328A (ja) 画像処理装置及びその制御方法、及び画像処理システム
JP2003141501A (ja) 画像処理装置および画像処理装置の表示部制御方法およびプログラムおよび記憶媒体
JP3276844B2 (ja) 多機能周辺装置
JP2000332924A (ja) 画像形成装置
JP6833491B2 (ja) 情報処理装置
JP2004127039A (ja) タスク排他制御方法及びタスク排他制御装置
JPH11203059A (ja) 画像入出力処理装置および画像入出力処理装置のメモリアクセス方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体
JP2002216122A (ja) 画像処理装置
JPH0958064A (ja) 端末装置
JP2010170489A (ja) 処理装置、画像形成装置及び処理方法
JPH09179813A (ja) Dma転送装置
JP2004066651A (ja) 印刷装置
JPH1091461A (ja) 多機能並行処理型電子装置
JP3167062B2 (ja) 画像記録装置
JP2000059545A (ja) ファクシミリ装置
JP2001167046A (ja) 画像処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041014

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041018

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050225