JP2002216122A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2002216122A
JP2002216122A JP2001007232A JP2001007232A JP2002216122A JP 2002216122 A JP2002216122 A JP 2002216122A JP 2001007232 A JP2001007232 A JP 2001007232A JP 2001007232 A JP2001007232 A JP 2001007232A JP 2002216122 A JP2002216122 A JP 2002216122A
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image
image data
memory
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image processing
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JP2001007232A
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Satoshi Tanaka
智 田中
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は画像データの入力装置と出力装置が非
同期で動作している場合にも、適切かつ高速に画像処理
することのできる画像処理装置を提供する。 【解決手段】画像処理装置1は、外部バスマスタになる
ことのできる画像入力部2と画像出力部3が、複数の外
部バスマスタを切り替えて画像データを転送可能なバス
8に接続されて、個別のクロックで、非同期に動作し、
画像入力部2が外部バスマスタとして、画像データをメ
モリ5に入力し、当該画像データに対してCPU4が画
像処理を施した後、画像出力部3が外部バスマスタとし
て画像データをメモリ5から読み出す。このとき、当該
メモリ5からの画像データの読み出し開始のタイミング
を画像入力部2からの割込通知で決定している。したが
って、画像入力部2と画像出力部3が同期していない場
合にも、画像入力部2からの割込通知で、画像出力のタ
イミングを決定することができ、高速にかつ適切に画像
出力を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置に関
し、詳細には、画像データの入力装置と出力装置が非同
期で動作している場合にも、適切かつ高速に画像処理す
ることのできる画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カラーファクシミリ、カラースキャナ、
カラープリンタ、カラー複写機等に利用される画像処理
装置は、一般に、予め決定された大きさのカラー原稿に
おける赤、緑、青の全データを読み取るスキャナ動作の
終了後に、プリントアウトを行なうようになっており、
また、プリントアウトに際しては1枚のカラー原稿に対
してイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色の記
録を個々に行なう必要があり、記録時間が比較的長くな
る。
【0003】したがって、画像処理装置においては、高
速化が課題となっているが、カラー原稿を読み取るスキ
ャナ動作およびプリントアウト動作そのものの高速化は
極めて困難である。
【0004】そこで、従来、カラー原稿を光学的に走査
し且つ同一画素を赤、緑、青の各色に分解して1ライン
分毎に読み取るカラースキャナー部と、該カラースキャ
ナー部からの1ライン分毎のカラーデータを順次記憶し
前記カラー原稿の1頁分のデータを記憶するためのフレ
ームメモリ部と、該フレームメモリ部へのカラーデータ
の書き込みおよび書き込んだデータの読み出しを制御す
るメモリコントロール部と、前記フレームメモリ部より
読み出されたカラーデータに基づいてカラー画像をプリ
ントアウトする速度が前記カラースキャナー部の処理速
度より速いプリンタ部とを備えたカラー画像処理装置に
おいて、前記フレームメモリ部の書き込み及び読み出し
を制御するメモリコントロール部は、前記フレームメモ
リ部のアドレスセレクト用の書き込み用アドレスカウン
タおよび読み出し用アドレスカウンタと、この両カウン
タを制御するアドレス制御部と、このアドレス制御部及
び前記フレームメモリ部の駆動をデータ書き込みタイミ
ングクロックおよびデータ読み出しタイミングクロック
に基づいてタイミング制御するタイミング回路部とを備
え、前記タイミング回路部は、入力されるデータの書き
込みタイミングクロックおよびデータの読み出しタイミ
ングクロックに基づいて前記フレームメモリ部への1ラ
イン分毎のカラーデータの書き込みおよび書き込まれた
カラーデータの読み出しをそれぞれのクロックに同期し
て駆動タイミングを与えると共に、前記カラースキャナ
ー部にて決まる1頁分の読み取り時間(Ts)に対しカ
ラープリンタ部にて決まる1頁分のプリントアウト時間
(Tp)がTs≧Tpの関係において、前記カラースキ
ャナー部による読み取り動作の開始時点から1ライン分
のデータの書き込み時間(Tw)を含むTs−Tp+T
wに相当する時間後に前記フレームメモリ部からの読み
出し動作を開始させることを特徴とするカラー画像処理
装置が提案されている(特許第2501195号公報参
照)。
【0005】すなわち、この従来のカラー画像処理装置
は、スキャナ動作およびプリントアウト動作そのものの
高速化を図るのではなく、フレームメモリ部への書き込
みに並行してこれの読み出しを行なう極めて簡単な構成
によりカラー原稿の読み取りからプリントアウトまでの
時間を短縮して高速化を図っている。
【0006】そして、この従来のカラー画像処理装置
は、出力の方が高速で、入力が遅い場合に限って、読み
取りが終わってから、1ライン転送する時間後に出力が
終わるタイミングで、出力を開始しており、また、出力
装置と入力装置の動作自体は同一のタイミングクロック
に同期している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報記載の画像処理装置にあっては、出力の方が高速で、
入力が遅い場合に限って、読み取りが終わってから、1
ライン転送する時間後に出力が終わるタイミングで、出
力を開始しており、また、出力装置と入力装置の動作自
体は同一のタイミングクロックに同期しているため、出
力の方が低速で入力の方が速い場合には対応することが
できず、また、出力装置と入力装置とがタイミングクロ
ックが異なる場合には、対応することができないという
問題があった。
【0008】そこで、本発明は、出力装置と入力装置が
非同期で動作している場合にも、適切に画像出力のタイ
ミングを作成して、高速に処理を行うことのできる画像
処理装置を提供することを目的としている。
【0009】具体的には、請求項1記載の発明は、画像
データを記憶するとともに外部バスマスタとCPUから
アクセスすることが可能なメモリと、外部バスマスタに
なることのできる画像を入力するための画像入力手段と
外部バスマスタになることのできる画像を出力する画像
出力手段が、複数の外部バスマスタを切り替えて画像デ
ータを転送可能なバスに接続されて、個別のクロック
で、非同期に動作可能であり、メモリとCPUとバスを
管理手段が管理し、入出力画像データあるいはメモリ上
の画像データの画像処理を画像処理手段が行うに際し
て、外部バスマスタにより、画像データをメモリに入力
し、当該画像データに対して画像処理を施した後、外部
バスマスタにより、画像出力手段へ出力するために画像
データをメモリから読み出す際に、当該読み出し開始の
タイミングを画像入力手段からの割込通知で決定するこ
とにより、画像入力手段と画像出力手段が同期していな
い場合にも、画像入力手段からの割込通知で、画像出力
のタイミングを決定し、高速にかつ適切に画像出力を行
うことのできる画像処理装置を提供することを目的とし
ている。
【0010】請求項2記載の発明は、メモリに入力した
画像データを大容量のハードディスクに転送して格納を
開始するタイミングを、外部バスマスタとしての画像入
力手段からの割込通知で決定することにより、画像入力
手段とハードディスクが同期していない場合にも、画像
入力手段からの割込通知で、画像出力のタイミングを決
定し、高速にかつ適切に画像出力を行うことのできる画
像処理装置を提供することを目的としている。
【0011】請求項3記載の発明は、画像入力手段の通
知する割込通知のタイミングを、読み込んだライン数で
任意に設定可能とすることにより、画像入力手段側の割
込通知条件を任意の転送済みライン数で設定し、後工程
の装置の処理速度に応じて、ダイナミックに転送タイミ
ングを変更して、構成が容易でかつ高速に画像出力を行
うことのできる画像処理装置を提供することを目的とし
ている。
【0012】請求項4記載の発明は、外部バスマスタと
しての画像入力手段から、管理手段の内蔵するダイレク
トメモリアクセスコントローラの入力FIFOへ画像デ
ータを転送した後、メモリに転送することにより、メモ
リ側の負荷に依存することなく、画像入力手段から画像
データを取り込み、画像転送のタイミング設計が容易
で、かつ、高速に画像出力を行うことのできる画像処理
装置を提供することを目的としている。
【0013】請求項5記載の発明は、管理手段の転送量
レジスタの保持するメモリからハードディスクに転送す
る画像データの転送ライン数またはバイト数が、比較レ
ジスタの保持する割込を発生させるためのタイミングを
決定する規定の転送ライン数またはバイト数と一致する
と、メモリに入力した画像データのハードディスクへの
転送の開始を示す割込を発生して、CPUに通知するこ
とにより、画像入力手段が割込通知機能を有していない
場合にも、管理手段の内蔵するダイレクトメモリアクセ
スコントローラが通知機能を保有することで、画像処理
装置全体の構成を簡単で容易なものとするとともに、高
速にかつ適切に画像出力を行うことのできる画像処理装
置を提供することを目的としている。
【0014】請求項6記載の発明は、画像入力手段が、
原稿の表面の画像と裏面の画像を同時に読み取る読取手
段を備えていることにより、画像入力手段が両面同時読
み取りを行う場合にも、画像データの転送タイミングを
割込通知で決定することで、画像処理装置全体の構成を
簡単で容易なものとするとともに、高速にかつ適切に画
像出力を行うことのできる画像処理装置を提供すること
を目的としている。
【0015】請求項7記載の発明は、画像入力手段が、
カラーの各プレーンを同時に読み取る読取手段を備えて
いることにより、画像入力手段がカラーの例えば、4プ
レーンあるいは3プレーンを同時に読み取り可能であっ
ても、画像データの転送タイミングを割込通知で決定す
ることで、画像処理装置全体の構成を簡単で容易なもの
とするとともに、高速にかつ適切に画像出力を行うこと
のできる画像処理装置を提供することを目的としてい
る。
【0016】請求項8記載の発明は、画像出力手段が、
1回の処理でカラーの各プレーンを同時に出力可能であ
ることにより、画像出力手段が1パスで4プレーン同時
にカラー出力が可能であっても、画像データの転送タイ
ミングを割込通知で決定することで、画像処理装置全体
の構成を簡単で容易なものとするとともに、高速にかつ
適切に画像出力を行うことのできる画像処理装置を提供
することを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の画
像処理装置は、画像データを記憶するとともに外部バス
マスタとCPUからアクセスすることが可能なメモリ
と、外部バスマスタになることのできる画像を入力する
ための画像入力手段と外部バスマスタになることのでき
る画像を出力する画像出力手段のうち少なくともいずれ
か一方を備え、前記画像入力手段または(及び)画像出
力手段が、複数の外部バスマスタを切り替えて前記画像
データを転送可能なバスに接続されて、前記画像入力手
段と前記画像出力手段が個別のクロックで、非同期に動
作可能であり、前記メモリと前記CPUと前記バスを管
理手段が管理し、入出力画像データあるいは前記メモリ
上の画像データの画像処理を画像処理手段が行う画像処
理装置であって、前記外部バスマスタにより、前記画像
データを前記メモリに入力し、当該画像データに対して
画像処理を施した後、前記外部バスマスタにより、前記
画像出力手段へ出力するために画像データを前記メモリ
から読み出す際に、当該読み出し開始のタイミングを前
記画像入力手段からの割込通知で決定することにより、
上記目的を達成している。
【0018】上記構成によれば、画像データを記憶する
とともに外部バスマスタとCPUからアクセスすること
が可能なメモリと、外部バスマスタになることのできる
画像を入力するための画像入力手段と外部バスマスタに
なることのできる画像を出力する画像出力手段が、複数
の外部バスマスタを切り替えて画像データを転送可能な
バスに接続されて、個別のクロックで、非同期に動作可
能であり、メモリとCPUとバスを管理手段が管理し、
入出力画像データあるいはメモリ上の画像データの画像
処理を画像処理手段が行うに際して、外部バスマスタに
より、画像データをメモリに入力し、当該画像データに
対して画像処理を施した後、外部バスマスタにより、画
像出力手段へ出力するために画像データをメモリから読
み出す際に、当該読み出し開始のタイミングを画像入力
手段からの割込通知で決定するので、画像入力手段と画
像出力手段が同期していない場合にも、画像入力手段か
らの割込通知で、画像出力のタイミングを決定すること
ができ、高速にかつ適切に画像出力を行うことができ
る。
【0019】この場合、例えば、請求項2に記載するよ
うに、前記画像処理装置は、大容量のハードディスクを
さらに備え、前記メモリに入力した前記画像データを当
該ハードディスクに転送して格納を開始するタイミング
を、前記外部バスマスタとしての前記画像入力手段から
の割込通知で決定するものであってもよい。
【0020】上記構成によれば、メモリに入力した画像
データを大容量のハードディスクに転送して格納を開始
するタイミングを、外部バスマスタとしての画像入力手
段からの割込通知で決定するので、画像入力手段とハー
ドディスクが同期していない場合にも、画像入力手段か
らの割込通知で、画像出力のタイミングを決定すること
ができ、高速にかつ適切に画像出力を行うことができ
る。
【0021】また、例えば、請求項3に記載するよう
に、前記画像処理装置は、前記画像入力手段の通知する
割込通知のタイミングを、前記読み込んだライン数で任
意に設定可能なものであってもよい。
【0022】上記構成によれば、画像入力手段の通知す
る割込通知のタイミングを、読み込んだライン数で任意
に設定可能としているので、画像入力手段側の割込通知
条件を任意の転送済みライン数で設定することができ、
後工程の装置の処理速度に応じて、ダイナミックに転送
タイミングを変更して、構成を容易なものとすることが
できるとともに、高速に画像出力を行うことができる。
【0023】さらに、例えば、請求項4に記載するよう
に、前記管理手段は、ダイレクトメモリアクセスコント
ローラと入力FIFOを備え、前記外部バスマスタとし
ての前記画像入力手段から、前記ダイレクトメモリアク
セスコントローラの前記入力FIFOへ前記画像データ
を転送した後、前記メモリに転送するものであってもよ
い。
【0024】上記構成によれば、外部バスマスタとして
の画像入力手段から、管理手段の内蔵するダイレクトメ
モリアクセスコントローラの入力FIFOへ画像データ
を転送した後、メモリに転送するので、メモリ側の負荷
に依存することなく、画像入力手段から画像データを取
り込むことができ、画像転送のタイミング設計を容易な
ものとすることができるとともに、高速に画像出力を行
うことができる。
【0025】また、例えば、請求項5に記載するよう
に、前記画像処理装置は、大容量のハードディスクを備
え、前記管理手段が、ダイレクトメモリアクセスコント
ローラ、入力FIFO、前記メモリから前記ハードディ
スクに転送する前記画像データの転送ライン数またはバ
イト数を保持する転送量レジスタ及び割込を発生させる
タイミングを決定する規定の転送ライン数またはバイト
数を保持する比較レジスタを備え、前記転送量レジスタ
の保持する前記画像データの転送ライン数またはバイト
数が前記比較レジスタの保持する前記規定の転送ライン
数またはバイト数と一致すると、前記メモリに入力した
前記画像データの前記ハードディスクへの転送の開始を
示す前記割込を発生して、前記CPUに通知するもので
あってもよい。
【0026】上記構成によれば、管理手段の転送量レジ
スタの保持するメモリからハードディスクに転送する画
像データの転送ライン数またはバイト数が、比較レジス
タの保持する割込を発生させるためのタイミングを決定
する規定の転送ライン数またはバイト数と一致すると、
メモリに入力した画像データのハードディスクへの転送
の開始を示す割込を発生して、CPUに通知するので、
画像入力手段が割込通知機能を有していない場合にも、
管理手段の内蔵するダイレクトメモリアクセスコントロ
ーラが通知機能を保有することで、画像処理装置全体の
構成を簡単で容易なものとすることができるとともに、
高速にかつ適切に画像出力を行うことができる。
【0027】さらに、例えば、請求項6に記載するよう
に、前記画像入力手段は、原稿の表面の画像と裏面の画
像を同時に読み取る読取手段を備えていてもよい。
【0028】上記構成によれば、画像入力手段が、原稿
の表面の画像と裏面の画像を同時に読み取る読取手段を
備えているので、画像入力手段が両面同時読み取りを行
う場合にも、画像データの転送タイミングを割込通知で
決定することで、画像処理装置全体の構成を簡単で容易
なものとすることができるとともに、高速にかつ適切に
画像出力を行うことができる。
【0029】また、例えば、請求項7に記載するよう
に、前記画像入力手段は、カラーの各プレーンを同時に
読み取る読取手段を備えていてもよい。
【0030】上記構成によれば、画像入力手段が、カラ
ーの各プレーンを同時に読み取る読取手段を備えている
ので、画像入力手段がカラーの例えば、4プレーンある
いは3プレーンを同時に読み取り可能であっても、画像
データの転送タイミングを割込通知で決定することで、
画像処理装置全体の構成を簡単で容易なものとすること
ができるとともに、高速にかつ適切に画像出力を行うこ
とができる。
【0031】さらに、例えば、請求項8に記載するよう
に、前記画像出力手段は、1回の処理でカラーの各プレ
ーンを同時に出力可能であってもよい。
【0032】上記構成によれば、画像出力手段が、1回
の処理でカラーの各プレーンを同時に出力可能であるの
で、画像出力手段が1パスで4プレーン同時にカラー出
力が可能であっても、画像データの転送タイミングを割
込通知で決定することで、画像処理装置全体の構成を簡
単で容易なものとすることができるとともに、高速にか
つ適切に画像出力を行うことができる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0034】図1〜図4は、本発明の画像処理装置の一
実施の形態を示す図であり、図1は、本発明の画像処理
装置の一実施の形態を適用した画像処理装置1の概略構
成図である。
【0035】図1において、画像処理装置1は、画像入
力部2、画像出力部3、CPU(Central Processing U
nit )4、メモリ5、ハードディスク(HDD)6及び
システムコントローラ部7等を備えており、各部は、バ
ス8で接続されている。なお、図示しないが、画像処理
装置1は、通信機能を備えており、有線あるいは無線の
回線を介して、画像データを送受信する。
【0036】画像入力部(画像入力手段)2は、原稿1
0の表面を読み取る表面用イメージセンサ(読取手段)
11、原稿10の裏面を読み取る裏面用イメージセンサ
(読取手段)12等を備えており、表面用イメージセン
サ11と裏面用イメージセンサ12で同時に原稿10を
読み取ることもできるし、表面用イメージセンサ11と
裏面用イメージセンサ12のいずれか一方でのみ原稿1
0を読み取ることができる。表面用イメージセンサ11
及び裏面用イメージセンサ12は、カラーの原稿10の
各プレーンを同時に読み取ることができる。
【0037】画像出力部(画像出力手段)3は、例え
ば、電子写真方式等の印刷方式で画像を記録紙に記録出
力し、1回の処理(1パス)でカラーの各プレーンを同
時に出力することができる。
【0038】上記画像入力部2と画像出力部3は、共に
外部マスタとなることのできる機能を有しており、複数
の外部マスタを切り替えてバス8を介して画像データの
転送を行う。また、画像入力部2と画像出力部3は、個
別のクロックで、非同期で動作しており、その処理速度
が異なってもよい。
【0039】CPU(画像処理手段)4は、画像処理装
置1の全体の制御と印刷動作のための描画処理を行う。
【0040】メモリ5は、画像データの加工を行う際の
ワークメモリとして、また、CPUの動作用のワークメ
モリとして利用される。
【0041】ハードディスク6は、通信機能で受信した
画像データ、画像入力部2から入力された画像データ及
びメモリ5で描画した画像データを一時保管する。そし
て、ハードディスク6には、原稿10が複数ページから
なる場合に、複数のページを順次出力するために、画像
入力部2からの入力画像データが一時格納される。
【0042】システムコントローラ部(管理手段)7
は、CPU4、ハードディスク6、メモリ5及びバス8
の管理を行う。
【0043】この画像処理装置1は、原稿10が両面原
稿の場合、画像入力部2が、表面用イメージセンサ11
と裏面用イメージセンサ12の読み取った原稿10の画
像に必要な画像補正処理等の画像処理を施して、画像デ
ータとしてバス8を通して、画像入力部2がバスマスタ
となってシステムコントローラ部7を介してメモリ5に
書き込む。その後、画像出力部3が、画像入力部2から
入力された画像データが表面と裏面からなる場合には、
画像データの読み込みが完了したことをCPU4から通
知されると、画像出力部3がバスマスタとなって、バス
8を通って、システムコントローラ部7を介して、メモ
リ5からまず裏面の画像データを読み出す。画像出力部
3は、裏面の印刷が終了すると、表面の印刷のために、
記録紙をひっくり返す処理を行い、表面の印刷のために
バスマスタとなってバス8を通って、システムコントロ
ーラ部7を介して、メモリ5から表面の画像データを読
み出す。
【0044】なお、裏面と表面の順番と両面印刷の処理
を高速にするために、先に裏面を複数枚印刷する等の動
作を行ってもよいが、説明を簡単にするために、上記方
法での記録動作を行う場合についてのみ説明している。
【0045】上記システムコントローラ部7は、図2に
示すように、システムコントローラ20、内部バス2
1、FIFO22、DMAC(Direct Memory Access C
ontroller :DMAコントローラ)23及び内部バス2
4等を備えている。システムコントローラ部7の内部バ
ス21は、画像入力部2の接続されているバス8と、バ
ス画像入力時の画像転送の速度差を吸収するためのFI
FO22及びDMAC23に接続されており、内部バス
24は、バス8とシステムコントローラ20を接続して
いる。
【0046】画像処理装置1では、画像入力部2からの
原稿10の表面の画像データは、バス21を通って、F
IFO22へ格納され、DMAC23により、システム
コントローラ20を経由して、メモリ5に転送され、同
時に転送される原稿10の裏面の画像データは、バス8
を通って、バス8とシステムコントローラ20を接続す
る内部バス24を経由してシステムコントローラ20を
経由して、メモリ5へ直接転送される。表面の画像デー
タと裏面の画像データの転送の違いは、表面の画像デー
タの場合には、FIFO22がバス8上ではある単一の
アドレスを持ち、画像入力部2がこの単一のアドレスに
対して画像データを連続で書き込む転送を行っており、
裏面の画像データの場合には、メモリ5がシステムコン
トローラ20により、バス8上ではメモリ空間としてア
クセスが可能なようにマッピングされているため、メモ
リ5のあるアドレスから順番に裏面の画像データを書き
込む転送を行っていることである。
【0047】メモリ5に読み込まれた画像データは、シ
ステムコントローラ部7内のDMAC23によりハード
ディスク6へ転送され、ハードディスク6に一時保管さ
れる。
【0048】このシステムコントローラ部7は、上記F
IFO22及びDMAC23の他に、図3に示すよう
に、ターゲットコントローラ31、FIFO32、メモ
リコントローラ33、メモリアビータ34、主走査長レ
ジスタ35、ライン数カウンタレジスタ36及び2つの
比較レジスタ37、38等を備えており、メモリコント
ローラ33に上記メモリ5が接続されている。
【0049】ターゲットコントローラ31は、内部バス
21、24に接続され、バスマスタからアクセスされる
機能を分担する。ターゲットコントローラ31は、FI
FO22に接続され、バスマスタが転送してきたデータ
を蓄える。DMAC23は、送られてきた画像データを
2次元の画像データとしてメモリ5に格納する際のアド
レス計算に必要となる主走査長レジスタ35と2次元画
像としてのライン数をカウントするライン数カウンタレ
ジスタ(転送量レジスタ)36を保有し、入力される画
像データのライン数が予め比較レジスタ37に設定され
ているライン数になると、CPU4に割込を発生する。
【0050】DMAC23は、FIFO22から受け取
った画像データをメモリコントローラ33との速度差を
吸収するためのFIFO32に転送し、メモリコントロ
ーラ33は、メモリアービタ34からメモリアクセスの
許可を受け取ると、メモリ5にFIFO32の画像デー
タを書き込む。
【0051】メモリアービタ34は、メモリ5をアクセ
スする必要のあるCPU4やハードディスク6、内部バ
ス24からのアクセス要求を調停する。
【0052】CPU4は、ハードディスク6へのデータ
の格納と同時に画像出力部3へ画像データの転送の指示
を出す。
【0053】画像出力部3は、内部バス21と内部バス
24を通って、メモリ5上の画像を読み出す。画像出力
部3の画像転送の指示を出す方法としては、その読み出
しのタイミングが画像入力部2からの割込でCPU4に
通知され、その割込を元にCPU4が画像出力部3に通
知する第一の方法と、その読み出しのタイミングが比較
レジスタ40とライン数カウンタレジスタ36が一致し
たときに発生する割込を元にCPU4が画像出力部3に
通知する第二の方法と、がある。
【0054】この画像出力部3による画像データのメモ
リ5への読込タイミングとハードディスク6への転送開
始タイミングは、図4のように示され、図4では、表面
の画像がメモリ5に書き込まれる動作が、表面の転送期
間T1として、裏面の画像がメモリ5に書き込まれる動
作が、裏面の転送期間T2として、それぞれ示されてい
る。また、図4では、ハードディスク6への表面の画像
データの転送期間がT3で示され、ハードディスク6へ
の裏面の画像データの転送期間がT4で示されている。
【0055】そして、画像処理装置1では、画像入力部
2からの画像データは、表面あるいは裏面のいずれかの
画像データの転送が先に開始され、図4では、表面の画
像データの転送が先に開始される場合を示している。
【0056】いま、画像データのメモリ5への転送速度
よりもハードディスク6への転送速度の方が速いとする
と、ハードディスク6への画像データの転送が開始され
るタイミングを作成する第一の方法は、画像入力部2か
ら表面の画像データの転送終了をCPU4が割込で通知
を受け、この割込を元に、ハードディスク6への画像デ
ータの格納を開始する。次に、表面の画像データのハー
ドディスク6への転送が終了した後、裏面の画像データ
のハードディスク6への転送を開始する。そして、画像
入力部2は、通知のタイミングを画像データの任意のラ
イン数の転送後に設定することができる。
【0057】ハードディスク6への画像データの転送が
開始されるタイミングを作成する第二の方法は、両面の
画像データのハードディスク6への転送時間内でメモリ
5に転送することのできるライン数を全体のライン数か
ら引いて、そのライン数をDMAC23の有する比較レ
ジスタ37に設定し、その設定値とライン数カウンタレ
ジスタ36の値が一致したときのタイミング(図4のT
0のタイミング)で表面の画像データの転送を開始す
る。裏面の画像データのハードディスク6への格納は、
図4に示すように、表面の画像データのハードディスク
6への格納の終了後に連続して行う。そして、表面の画
像データと裏面の画像データのメモリ5からの読み取り
の時間差、すなわち、メモリ5から表面の画像データの
読み取りを開始するタイミングから裏面の画像データの
読み取りを開始するタイミングまでの時間は、1ページ
分の画像データをハードディスク6に格納する時間より
も短い。
【0058】このように、本実施の形態の画像処理装置
1は、画像データを記憶するとともに外部バスマスタと
CPU4からアクセスすることが可能なメモリ5と、外
部バスマスタになることのできる画像を入力するための
画像入力部2と外部バスマスタになることのできる画像
を出力する画像出力部3が、複数の外部バスマスタを切
り替えて画像データを転送可能なバス8に接続されて、
個別のクロックで、非同期に動作可能であり、メモリ5
とCPU4とバス8をシステムコントローラ部7が管理
し、入出力画像データあるいはメモリ5上の画像データ
の画像処理をCPU4が行うに際して、外部バスマスタ
により、画像データをメモリ5に入力し、当該画像デー
タに対して画像処理を施した後、外部バスマスタによ
り、画像出力部3へ出力するために画像データをメモリ
5から読み出す際に、当該読み出し開始のタイミングを
画像入力部2からの割込通知で決定している。
【0059】したがって、画像入力部2と画像出力部3
が同期していない場合にも、画像入力部2からの割込通
知で、画像出力のタイミングを決定することができ、高
速にかつ適切に画像出力を行うことができる。
【0060】また、本実施の形態の画像処理装置1は、
メモリ5に入力した画像データを大容量のハードディス
ク6に転送して格納を開始するタイミングを、外部バス
マスタとしての画像入力部2からの割込通知で決定して
いる。
【0061】したがって、画像入力部2とハードディス
ク6が同期していない場合にも、画像入力部2からの割
込通知で、画像出力のタイミングを決定することがで
き、高速にかつ適切に画像出力を行うことができる。
【0062】さらに、本実施の形態の画像処理装置1
は、画像入力部2の通知する割込通知のタイミングを、
読み込んだライン数で任意に設定可能としている。
【0063】したがって、画像入力部2側の割込通知条
件を任意の転送済みライン数で設定することができ、後
工程の装置の処理速度に応じて、ダイナミックに転送タ
イミングを変更して、構成を容易なものとすることがで
きるとともに、高速に画像出力を行うことができる。
【0064】また、本実施の形態の画像処理装置1は、
外部バスマスタとしての画像入力部2から、システムコ
ントローラ部7の内蔵するDMAC23の入力FIFO
22へ画像データを転送した後、メモリ5に転送してい
る。
【0065】したがって、メモリ5側の負荷に依存する
ことなく、画像入力部2から画像データを取り込むこと
ができ、画像転送のタイミング設計を容易なものとする
ことができるとともに、高速に画像出力を行うことがで
きる。
【0066】さらに、本実施の形態の画像処理装置1
は、システムコントローラ部7の転送量レジスタである
ライン数カウンタレジスタ36の保持するメモリ5から
ハードディスク6に転送する画像データの転送ライン数
またはバイト数が、比較レジスタ37の保持する割込を
発生させるためのタイミングを決定する規定の転送ライ
ン数またはバイト数と一致すると、メモリ5に入力した
画像データのハードディスク6への転送の開始を示す割
込を発生して、CPU4に通知している。
【0067】したがって、画像入力部2が割込通知機能
を有していない場合にも、システムコントローラ部7の
内蔵するDMAC23が通知機能を保有することで、画
像処理装置1全体の構成を簡単で容易なものとすること
ができるとともに、高速にかつ適切に画像出力を行うこ
とができる。
【0068】また、本実施の形態の画像処理装置1は、
画像入力部2が、原稿10の表面の画像と裏面の画像を
同時に読み取る表面用イメージセンサ11と裏面用イメ
ージセンサ12を備えている。
【0069】したがって、画像入力部2が両面同時読み
取りを行う場合にも、画像データの転送タイミングを割
込通知で決定することで、画像処理装置1全体の構成を
簡単で容易なものとすることができるとともに、高速に
かつ適切に画像出力を行うことができる。
【0070】さらに、本実施の形態の画像処理装置1
は、画像入力部2が、カラーの各プレーンを同時に読み
取る表面用イメージセンサ11と裏面用イメージセンサ
12を備えている。
【0071】したがって、画像入力部2がカラーの例え
ば、4プレーンあるいは3プレーンを同時に読み取り可
能であっても、画像データの転送タイミングを割込通知
で決定することで、画像処理装置1全体の構成を簡単で
容易なものとすることができるとともに、高速にかつ適
切に画像出力を行うことができる。
【0072】また、本実施の形態の画像処理装置1は、
画像出力部2が、1回の処理でカラーの各プレーンを同
時に出力可能である。
【0073】したがって、画像出力部3が1パスで4プ
レーン同時にカラー出力が可能であっても、画像データ
の転送タイミングを割込通知で決定することで、画像処
理装置1全体の構成を簡単で容易なものとすることがで
きるとともに、高速にかつ適切に画像出力を行うことが
できる。
【0074】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0075】
【発明の効果】請求項1記載の発明の画像処理装置によ
れば、画像データを記憶するとともに外部バスマスタと
CPUからアクセスすることが可能なメモリと、外部バ
スマスタになることのできる画像を入力するための画像
入力手段と外部バスマスタになることのできる画像を出
力する画像出力手段が、複数の外部バスマスタを切り替
えて画像データを転送可能なバスに接続されて、個別の
クロックで、非同期に動作可能であり、メモリとCPU
とバスを管理手段が管理し、入出力画像データあるいは
メモリ上の画像データの画像処理を画像処理手段が行う
に際して、外部バスマスタにより、画像データをメモリ
に入力し、当該画像データに対して画像処理を施した
後、外部バスマスタにより、画像出力手段へ出力するた
めに画像データをメモリから読み出す際に、当該読み出
し開始のタイミングを画像入力手段からの割込通知で決
定するので、画像入力手段と画像出力手段が同期してい
ない場合にも、画像入力手段からの割込通知で、画像出
力のタイミングを決定することができ、高速にかつ適切
に画像出力を行うことができる。
【0076】請求項2記載の発明の画像処理装置によれ
ば、メモリに入力した画像データを大容量のハードディ
スクに転送して格納を開始するタイミングを、外部バス
マスタとしての画像入力手段からの割込通知で決定する
ので、画像入力手段とハードディスクが同期していない
場合にも、画像入力手段からの割込通知で、画像出力の
タイミングを決定することができ、高速にかつ適切に画
像出力を行うことができる。
【0077】請求項3記載の発明の画像処理装置によれ
ば、画像入力手段の通知する割込通知のタイミングを、
読み込んだライン数で任意に設定可能としているので、
画像入力手段側の割込通知条件を任意の転送済みライン
数で設定することができ、後工程の装置の処理速度に応
じて、ダイナミックに転送タイミングを変更して、構成
を容易なものとすることができるとともに、高速に画像
出力を行うことができる。
【0078】請求項4記載の発明の画像処理装置によれ
ば、外部バスマスタとしての画像入力手段から、管理手
段の内蔵するダイレクトメモリアクセスコントローラの
入力FIFOへ画像データを転送した後、メモリに転送
するので、メモリ側の負荷に依存することなく、画像入
力手段から画像データを取り込むことができ、画像転送
のタイミング設計を容易なものとすることができるとと
もに、高速に画像出力を行うことができる。
【0079】請求項5記載の発明の画像処理装置によれ
ば、管理手段の転送量レジスタの保持するメモリからハ
ードディスクに転送する画像データの転送ライン数また
はバイト数が、比較レジスタの保持する割込を発生させ
るためのタイミングを決定する規定の転送ライン数また
はバイト数と一致すると、メモリに入力した画像データ
のハードディスクへの転送の開始を示す割込を発生し
て、CPUに通知するので、画像入力手段が割込通知機
能を有していない場合にも、管理手段の内蔵するダイレ
クトメモリアクセスコントローラが通知機能を保有する
ことで、画像処理装置全体の構成を簡単で容易なものと
することができるとともに、高速にかつ適切に画像出力
を行うことができる。
【0080】請求項6記載の発明の画像処理装置によれ
ば、画像入力手段が、原稿の表面の画像と裏面の画像を
同時に読み取る読取手段を備えているので、画像入力手
段が両面同時読み取りを行う場合にも、画像データの転
送タイミングを割込通知で決定することで、画像処理装
置全体の構成を簡単で容易なものとすることができると
ともに、高速にかつ適切に画像出力を行うことができ
る。
【0081】請求項7記載の発明の画像処理装置によれ
ば、画像入力手段が、カラーの各プレーンを同時に読み
取る読取手段を備えているので、画像入力手段がカラー
の例えば、4プレーンあるいは3プレーンを同時に読み
取り可能であっても、画像データの転送タイミングを割
込通知で決定することで、画像処理装置全体の構成を簡
単で容易なものとすることができるとともに、高速にか
つ適切に画像出力を行うことができる。
【0082】請求項8記載の発明の画像処理装置によれ
ば、画像出力手段が、1回の処理でカラーの各プレーン
を同時に出力可能であるので、画像出力手段が1パスで
4プレーン同時にカラー出力が可能であっても、画像デ
ータの転送タイミングを割込通知で決定することで、画
像処理装置全体の構成を簡単で容易なものとすることが
できるとともに、高速にかつ適切に画像出力を行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像処理装置の一実施の形態を適用し
た画像処理装置の概略構成図。
【図2】図1のシステムコントローラ部の詳細な回路ブ
ロック図。
【図3】図1のシステムコントローラ部内部のDMAC
周辺のさらに詳細な回路ブロック図。
【図4】図1の画像処理装置による画像にメモリへの書
込タイミングとハードディスクへの転送開始タイミング
を示す図。
【符号の説明】
1 画像処理装置 2 画像入力部 3 画像出力部 4 CPU 5 メモリ 6 ハードディスク 7 システムコントローラ 8 バス 10 原稿 11 表面用イメージセンサ 12 裏面用イメージセンサ 21 内部バス 22 FIFO 23 DMAC 24 内部バス 31 DMAC 32 ターゲットコントローラ 33 FIFO 34 FIFO 35 メモリコントローラ 36 メモリアビータ 37 主走査長レジスタ 38 ライン数カウンタレジスタ 39、40 比較レジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 13/28 310 G06F 13/28 310E 5B047 G06T 1/20 G06T 1/20 A 5B057 5B061 Fターム(参考) 2C087 AA03 AA15 BB10 BC07 BD41 2C187 AD03 2H027 EE08 EE09 EE10 ZA07 ZA08 2H030 AB02 AD12 AD13 AD17 BB02 5B021 AA01 BB02 5B047 AB04 EA03 EA06 EB04 EB17 5B057 CA01 CA12 CA16 CB01 CB12 CB16 CC01 CE20 CH11 CH12 CH14 CH20 5B061 BA02 BA03 DD11 FF06 GG05 GG06

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像データを記憶するとともに外部バスマ
    スタとCPUからアクセスすることが可能なメモリと、
    外部バスマスタになることのできる画像を入力するため
    の画像入力手段と外部バスマスタになることのできる画
    像を出力する画像出力手段のうち少なくともいずれか一
    方を備え、前記画像入力手段または(及び)画像出力手
    段が、複数の外部バスマスタを切り替えて前記画像デー
    タを転送可能なバスに接続されて、前記画像入力手段と
    前記画像出力手段が個別のクロックで、非同期に動作可
    能であり、前記メモリと前記CPUと前記バスを管理手
    段が管理し、入出力画像データあるいは前記メモリ上の
    画像データの画像処理を画像処理手段が行う画像処理装
    置であって、前記外部バスマスタにより、前記画像デー
    タを前記メモリに入力し、当該画像データに対して画像
    処理を施した後、前記外部バスマスタにより、前記画像
    出力手段へ出力するために画像データを前記メモリから
    読み出す際に、当該読み出し開始のタイミングを前記画
    像入力手段からの割込通知で決定することを特徴とする
    画像処理装置。
  2. 【請求項2】前記画像処理装置は、大容量のハードディ
    スクをさらに備え、前記メモリに入力した前記画像デー
    タを当該ハードディスクに転送して格納を開始するタイ
    ミングを、前記外部バスマスタとしての前記画像入力手
    段からの割込通知で決定することを特徴とする請求項1
    記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】前記画像処理装置は、前記画像入力手段の
    通知する割込通知のタイミングを、前記読み込んだライ
    ン数で任意に設定可能であることを特徴とする請求項1
    または請求項2記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】前記管理手段は、ダイレクトメモリアクセ
    スコントローラと入力FIFOを備え、前記外部バスマ
    スタとしての前記画像入力手段から、前記ダイレクトメ
    モリアクセスコントローラの前記入力FIFOへ前記画
    像データを転送した後、前記メモリに転送することを特
    徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】前記画像処理装置は、大容量のハードディ
    スクを備え、前記管理手段が、ダイレクトメモリアクセ
    スコントローラ、入力FIFO、前記メモリから前記ハ
    ードディスクに転送する前記画像データの転送ライン数
    またはバイト数を保持する転送量レジスタ及び割込を発
    生させるタイミングを決定する規定の転送ライン数また
    はバイト数を保持する比較レジスタを備え、前記転送量
    レジスタの保持する前記画像データの転送ライン数また
    はバイト数が前記比較レジスタの保持する前記規定の転
    送ライン数またはバイト数と一致すると、前記メモリに
    入力した前記画像データの前記ハードディスクへの転送
    の開始を示す前記割込を発生して、前記CPUに通知す
    ることを特徴とする請求項4記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】前記画像入力手段は、原稿の表面の画像と
    裏面の画像を同時に読み取る読取手段を備えていること
    を特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】前記画像入力手段は、カラーの各プレーン
    を同時に読み取る読取手段を備えていることを特徴とす
    る請求項1記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】前記画像出力手段は、1回の処理でカラー
    の各プレーンを同時に出力可能であることを特徴とする
    請求項1記載の画像処理装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005242917A (ja) * 2004-02-27 2005-09-08 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2014134853A (ja) * 2013-01-08 2014-07-24 Ricoh Co Ltd 画像情報転送装置、画像処理装置及び画像情報転送制御方法
KR101440106B1 (ko) * 2007-09-14 2014-09-17 삼성전자주식회사 정점 데이터 처리 장치 및 방법

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