JP2000332876A - 受話スピーカの固定保持構造 - Google Patents

受話スピーカの固定保持構造

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JP2000332876A
JP2000332876A JP11140703A JP14070399A JP2000332876A JP 2000332876 A JP2000332876 A JP 2000332876A JP 11140703 A JP11140703 A JP 11140703A JP 14070399 A JP14070399 A JP 14070399A JP 2000332876 A JP2000332876 A JP 2000332876A
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JP
Japan
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holder
speaker
cushion
holding structure
chassis
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JP11140703A
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English (en)
Inventor
Takeshi Kimura
武史 木村
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Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組立が確実かつ容易で、しかもクッションの
位置ずれがないホルダとクッションとを一体化した受話
スピーカの固定保持構造を提供する。 【解決手段】 受話スピーカ10を収納したホルダ20
をクッション部材を挟持してシャーシ40に取付け、パ
ネル50内の所定位置に固定する受話スピーカ10の固
定保持構造において、クッション部材24をホルダ20
aと一体に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は受話スピーカの固定
保持構造に係り、特に携帯電話機等に用いられる受話ス
ピーカをパネル内の所定位置に固定するための固定保持
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は受話スピーカを携帯電話機等のパ
ネル内の所定位置に固定する場合の固定保持構造を示す
図である。図3(a)に示すように受話スピーカ10を
受話スピーカホルダ20にはめ込み、スピーカ10の下
部にクッション30を貼り付ける。スピーカ10はホル
ダ20の内壁面に形成された係合溝23にはめ込まれて
固定される。このようにスピーカ10がはめ込まれて固
定されたホルダ20を、図3(b)に示すようにシャー
シ40の所定部分に設けられたボス41に係合させて固
定する。
【0003】ホルダ20にはシャーシ40に取付けるた
めの取付け部21が形成されており、この取付け部21
に形成された開口22にシャーシ40のボス41を嵌合
させて固定する。その後、ホルダ20の取付けられたシ
ャーシを携帯電話機内のパネル50の内壁面の所定位置
に固定することにより、受話スピーカ10は携帯電話機
内に固定されることになる。ここでスピーカ10の下部
に貼り付けられたクッション30はシャーシ40とスピ
ーカ10とが直接接触することを防止する緩衝材として
機能する。またスピーカホルダ20はゴム等の弾力性の
ある部材で構成され、パネル50の外壁面から圧力が加
わっても弾力性のあるスピーカホルダ20とクッション
30とによりスピーカ10はシャーシ40に接触して破
損することはない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の受話ス
ピーカの固定保持構造ではスピーカ10とシャーシ40
との直接接触を防止するための弾力性のあるクッション
30が、スピーカホルダ20とは別部品として用意され
ていたため、スピーカホルダ20をシャーシ40に取付
ける際にスピーカ10の下部に貼り付ける必要があっ
た。このクッション30はホルダ20に比べて小さい部
品であるためスピーカ10の下部にこれを貼り付ける作
業は困難が伴う。また組み立てに当たってクッションを
貼り忘れることもあった。またこのクッション30をス
ピーカ10の下部、すなわち、スピーカ底面のマグネッ
ト部に貼り付ける作業は人手を介して行われることが多
いため、作業者によってクッション30の貼付位置が異
なる場合もあった。
【0005】このように貼り忘れがあったり貼る位置が
異なった場合にはスピーカ10はシャーシ40と直接接
触を起こして思わぬ障害を起こすこともある。また組み
立てに時間がかかるため携帯電話機の生産性が悪くなり
コストが上昇するという問題もあった。本発明は上記課
題を解決するために成されたもので、組み立てが容易
で、かつ、クッションの貼り忘れがなく、しかもクッシ
ョンの位置ずれが起こらない受話スピーカの固定保持構
造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、受話スピーカを収納したホルダをクッショ
ン部材を挟持してシャーシに取付け、パネル内の所定位
置に固定する受話スピーカの固定保持構造において、前
記クッション部材を前記ホルダと一体に形成したもので
ある。また、前記クッション部材は、一端が前記ホルダ
に結合し、他端が前記ホルダの中心に向って延在する弾
力性を有する架橋部と、前記他端に結合し、前記ホルダ
のほぼ中心部に位置するクッション部とから構成するこ
とができる。前記架橋部は、複数個で構成しても良い。
さらに、前記クッション部材は、前記ホルダの前記シャ
ーシへの取付け面を覆うよう前記ホルダに結合され、前
記取付け面内に複数の開口を有するように構成しても良
い。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
及び図2を参照して詳細に説明する。なお、図3に示す
従来の構造と同一部分には同一符号を付し詳細説明は省
略する。本発明ではホルダ20aとクッション24とを
一体に形成している。すなわち一端がホルダ20aの任
意の部分に結合し、他端がホルダ20aの中心に向って
延在する弾力性を有する架橋部28を設け、この架橋部
28の他端にクッション24をホルダ20aのほぼ中心
部に位置するように結合させる。
【0008】このようにクッション24とホルダ20a
とを一体に形成すれば図1(b)に示すようにスピーカ
10がホルダ20aの係合溝23にはめ込まれて取付け
られた場合クッション24がスピーカ10の下部の中央
部に位置するように構成される。したがってこの状態で
図1(c)に示すようにシャーシ40に取付ければホル
ダ20aとクッション24とは一体となってシャーシ4
0に取付けられるため位置ずれがおきたり、クッション
の貼り忘れがあったり、あるいはクッション24の取付
け位置が異なったりすることはなくなる。
【0009】なおクッション24、架橋部28及びホル
ダ20aの材料を弾力性のあるゴム等の材料で統一すれ
ば型材を用いて容易にクッション付きのホルダを形成す
ることができる。なおスピーカ10をホルダ20a内に
取付けるに際しては、クッション24を上方に持ち上げ
れば架橋部28は弾力性を有しているため上方に持ち上
がり、スピーカ10を容易にホルダ20aの内壁面に設
けられた収納溝23に係合させることができる。またス
ピーカ10はクッション24の対向する裏面側の開口部
からはめ込んで係合溝23に収納するようにしてもよ
い。
【0010】なお図1に示す実施の形態ではホルダ20
aとクッション24とを一体形成するに際して、架橋部
28を1本だけ設けたが、架橋部は1本に限定されるも
のではなく例えば図2(a)に示すようにホルダ20b
の対向する側から2本の架橋部28a,28bを設け
て、中央にクッション24が配置されるように構成して
もよい。場合によっては架橋部28の本数をさらにふや
すことも可能である。なおスピーカ10のはめ込みに当
たっては、ホルダ20bと架橋部28a,28bとの間
の開口部分からスピーカ10を挿入してホルダ20bに
係合させるようにしてもよいし、あるいはクッション2
4の設けられている面と反対側の面からスピーカ10を
挿入して係合させるようにしてもよい。
【0011】図2(b)はさらに他の実施の形態を示し
たもので、この場合、ゴム等の同一部材でホルダ20c
とクッション25とが一体形成される。クッション25
はホルダ20cのシャーシへの取付け面全面を覆うよう
にホルダ20cに結合されており、このクッション25
の周辺部分に複数の開口26を有している。この開口2
6を複数個設けることによりクッション25が弾力性を
持つようになる。なお、この実施の形態の場合にはスピ
ーカ10はクッション25の反対側にある面よりホルダ
20c内にはめ込まれて係合される。
【0012】
【発明の効果】以上、実施の形態に基づいて詳細に説明
したように、本発明ではホルダとクッションとを一体と
なるように形成し、クッションがホルダのほぼ中心にな
るように位置しているため、組立が確実かつ容易で、し
かもクッションの位置ずれがなく、クッションの貼り忘
れもないという効果を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る受話スピーカの固定
保持構造を示す図。
【図2】本発明の他の実施の形態に係る固定保持構造を
示す図。
【図3】従来の固定保持構造を示す図。
【符号の説明】
10:受話スピーカ 20,20a,20b:ホルダ 28,28a,28b:架橋部 24,25:クッション 40:シャーシ 50:パネル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受話スピーカを収納したホルダをクッシ
    ョン部材を挟持してシャーシに取付け、パネル内の所定
    位置に固定する受話スピーカの固定保持構造において、 前記クッション部材を前記ホルダと一体に形成したこと
    を特徴とする受話スピーカの固定保持構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の受話スピーカの固定保
    持構造において、 前記クッション部材は、 一端が前記ホルダに結合し他端が前記ホルダの中心に向
    って延在する弾力性を有する架橋部と、 前記他端に結合し前記ホルダのほぼ中心部に位置するク
    ッション部と、から構成されることを特徴とする受話ス
    ピーカの固定保持構造。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の受話スピーカの固定保
    持構造において、 前記架橋部が複数個で構成されることを特徴とする受話
    スピーカの固定保持構造。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の受話スピーカの固定保
    持構造において、 前記クッション部材は、 前記ホルダの前記シャーシへの取付け面を覆うよう前記
    ホルダに結合され、前記取付け面内に複数の開口を有す
    ることを特徴とするスピーカの固定保持構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006325010A (ja) * 2005-05-19 2006-11-30 Sharp Corp スピーカ保持具及び電気機器
WO2007029506A1 (ja) * 2005-09-09 2007-03-15 Murata Manufacturing Co., Ltd. 超音波センサ

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US7728486B2 (en) 2005-09-09 2010-06-01 Murata Manufacturing Co., Ltd. Ultrasonic sensor

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