JPH07134284A - 液晶表示素子の支持構造 - Google Patents

液晶表示素子の支持構造

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JPH07134284A
JPH07134284A JP28250393A JP28250393A JPH07134284A JP H07134284 A JPH07134284 A JP H07134284A JP 28250393 A JP28250393 A JP 28250393A JP 28250393 A JP28250393 A JP 28250393A JP H07134284 A JPH07134284 A JP H07134284A
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一郎 小原
Teruo Sato
輝夫 佐藤
Matsutaka Ito
松孝 伊東
Hideji Uemura
秀次 植村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】簡単な構造で薄形に適し、生産効率やコストダ
ウンをも可能とした液晶表示素子の支持構造を提供す
る。 【構成】液晶表示素子5が下側筐体1と上側筐体6とに
よって挟み込むように支持された構造であって、液晶表
示素子5の下面を弾性的に支持する形状の支持体7が下
側筐体1に一体的に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示素子が下側筐
体と上側筐体とによって挟み込むように支持された構造
の液晶表示装置において、その液晶表示素子の支持構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、電卓や電子手帳等の携帯情報機器
の表示部として液晶表示装置が広く使用されているが、
携帯用に使用されることから、衝撃を受けやすいため、
液晶表示素子のガラス割れ対策が必要となる。
【0003】図7は、このような液晶表示素子のガラス
割れ対策の従来の構造の一例を示している。
【0004】すなわち、下側筐体31内に電子部品32
を実装した回路基板33を収納し、この回路基板33の
上面側の周囲にクッションゴム34を配置して液晶表示
素子35を載置し、この液晶表示素子35を上側筐体3
6で被覆した構造となっている。
【0005】クッションゴム34としては、液晶表示素
子35の大きさ、厚さ、筐体構造等により異なるが、種
類としては柔らかい発砲性ゴム(スポンジ等)と硬質の
ゴムとがある。また、材質としては、通常高分子系のシ
リコンゴム、ウレタンゴム等を用いる。
【0006】また、取り付け方は、クッションゴム34
に前もって両面テープを取り付けておき、この両面テー
プでもって液晶表示素子35の裏側にクッションゴム3
4を取り付け固定して、筐体内に組み込むものである。
【0007】すなわち、従来のものは、クッションゴム
34の弾性を利用して、液晶表示素子35に加わる応力
を緩衝させることにより、ガラス割れを防止している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ガラス
割れ対策として、上記構造を採用した液晶表示装置で
は、以下に示す種々の問題点があった。
【0009】すなわち、クッションゴム34の厚みは最
低でも3〜5mm程度必要であり、さらに対策が必要な場
合には、6.5mm厚のクッションゴム34を使用する場
合もあることから、クッションゴム34を配置すること
で液晶表示装置全体の厚みが増すことになるため、薄形
構造には適さない。
【0010】液晶表示素子35の下に回路基板33が配
置される場合、クッションゴム34が回路基板33の一
部の面を占領することになり、回路基板33にデッドス
ペースが生じる。この場合、例えば回路基板33の両面
に部品を実装したい場合、その部分のスペースについて
は部品が実装できなくなり、その分実装面積が減少す
る。
【0011】クッションゴム34を使用する場合は、予
めクッションゴム34側に両面テープを貼っておき、そ
れを液晶表示素子35の裏面に張り付け固定する方法を
取るため、クッションゴム34の他に両面テープの材料
コスト、及び貼り付け工程の労務コストがかさなり、コ
スト高になっている。
【0012】本発明は上記課題を解決すべく創案された
ものであり、その目的は、簡単な構造で薄形に適し、生
産効率やコストダウンをも可能とした液晶表示素子の支
持構造を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係わる液晶表示素子の支持構造は、液晶表
示素子が下側筐体と上側筐体とによって挟み込むように
支持された構造のものにおいて、前記液晶表示素子の下
面を弾性的に支持する形状の支持体が前記下側筐体に一
体的に形成されたものである。
【0014】
【作用】下側筐体に一体的に形成された支持体によって
液晶表示素子を弾性的に支持する構造とすることによ
り、従来のクッションゴムを省略することができる。ま
た、支持体は下側筐体に一体的に形成されることから、
例えば射出成形により下側筐体と支持体とを同時に成形
することで、材料コストの低減や製造工程の削減等も可
能となる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0016】図1は、本発明に係わる液晶表示素子の支
持構造を適用した液晶表示装置の一例を示しており、図
2は、支持体7を有する下側筐体1の構造を示してい
る。
【0017】本発明の液晶表示装置は、下側筐体1内に
電子部品2を実装した回路基板3を収納し、この回路基
板3の上面側に液晶表示素子5を配置し、この液晶表示
素子5を上側筐体6で被覆した構造となっている。
【0018】上記構造において、液晶表示素子5を支持
する支持体7は、下側筐体1と一体構造となっている。
すなわち、下側筐体1と支持体7とは、同一金型で射出
成形時に同時に形成されるようになっている。
【0019】この支持体7は、下側筐体1のほぼ中央部
に形成され、その形状は、弾性を持たせるべく横向きの
略U字状に形成された弾性部8を有する支持片9と、こ
の支持片9の上端部に形成された平板状の素子受け片1
0とで構成されている。つまり、支持体7の先端部であ
る素子受け片10は、液晶表示素子5を支えやすいよう
に、かつ応力を分散できるように広げた形状となってお
り、例えば円形状や方形状等に形成されている。
【0020】また、本実施例では、筐体内に回路基板3
を収納していることから、この場合には、回路基板3の
対応する箇所に、支持体7が通過可能な開口部11を形
成する。
【0021】図3は、このような回路基板3の平面図を
示している。本実施例では、図示は省略しているが支持
体7の素子受け片10を円形状としているので、これに
合わせて開口部11も円形状としている。ただし、素子
受け片10が方形状(正方形、長方形等)である場合に
は、開口部11もこれに合わせて方形状(正方形、長方
形等)に形成すればよい。
【0022】また、下側筐体1と一体構造となっている
支持体7の材料としては、射出成形が可能な熱可塑性プ
ラスチックを使用する。一般的には、ABS樹脂(アク
リル−ブタジエン−スチレン共重合樹脂)がよく使われ
るが、さらに弾性率の富んでいる材料を用いることによ
り、応力分散の効果を向上させることも可能である。
【0023】図4は、このような支持体7を有する下側
筐体1を、射出成形によって一体的に形成するための金
型構造を示している。
【0024】この金型は、支持体7を一体的に形成する
関係上、上型21と下型22とに加え、支持片9を形成
するためのスライドコア23,24を設けている。すな
わち、射出成形後、上型21を上方に移動させ、その後
各スライドコア23,24をそれぞれ矢符A,B方向に
移動させることによって、支持体7の部分を離型するこ
とができるようになっている。
【0025】図5は、本発明に係わる液晶表示素子の支
持構造の他の実施例を示しており、液晶表示素子5のガ
ラス割れ対策を更に向上させたものである。
【0026】すなわち、支持体7の素子受け片10と液
晶表示素子5の下面との間に、薄板15を介挿させたも
のである。薄板15は、液晶表示素子5の下面全体を支
持するように設置する。また、支持体7の素子受け片1
0と薄板15とは、例えば両面テープ等で一体的に接着
しておくものとする。これにより、液晶表示素子5の支
えがより安定し、かつ応力の分散効果もより向上するも
のである。
【0027】薄板15の材料としては、0.4mm厚程度
の鉄板やステンレス板等を使用する。また、アルミニウ
ム板を使用して軽量化を図ってもよい。
【0028】また、図6に示すように、薄板15の周囲
を立ち上げて液晶表示素子5の側面も覆うように構成す
ることにより、液晶表示素子5がより確実に保護され、
ガラス割れ対策としての効果も向上するものである。
【0029】なお、上記各実施例では、支持体7の支持
片9に形成する弾性部8の形状を、横向きの略U字状に
形成しているが、この他にも例えば略S字形状に形成す
ることが可能である。
【0030】
【発明の効果】本発明に係わる液晶表示素子の支持構造
は、液晶表示素子の下面を弾性的に支持する形状の支持
体を下側筐体に一体的に形成した構造としたので、液晶
表示素子の支持構造が従来のものに比べて簡単になると
ともに、製造工程での組み込みも簡単なものとなり、生
産効率が向上する。また、従来使用していたクッション
ゴムが廃止できるため、製造工程の削減、材料費の削減
が可能となってコストダウンが図れるとともに、クッシ
ョンゴムを廃止できた分だけ薄形化が可能となる。ま
た、回路基板を収納するものでは、クッションゴムを廃
止した分だけ回路基板の実装面積を増やすことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる液晶表示素子の支持構造を適用
した液晶表示装置の概略断面図である。
【図2】支持体を有する下側筐体の構造の一例を示す斜
視図である。
【図3】回路基板の平面図である。
【図4】下側筐体及び支持体の一体構造を射出成形で実
現するための金型構造を示す断面図である。
【図5】本発明に係わる液晶表示素子の支持構造の他の
実施例を示す概略断面図である。
【図6】液晶表示素子を保護する薄板の応用例を示す図
である。
【図7】従来の液晶表示素子の支持構造を示す概略断面
図である。
【符号の説明】
1 下側筐体 5 液晶表示素子 6 上側筐体 7 支持体 8 弾性部 9 支持片 10 素子受け片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 植村 秀次 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶表示素子が下側筐体と上側筐体とに
    よって挟み込むように支持された構造のものにおいて、
    前記液晶表示素子の下面を弾性的に支持する形状の支持
    体が前記下側筐体に一体的に形成されたことを特徴とす
    る液晶表示素子の支持構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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